JP2002061908A - 換気風量自動制御システム - Google Patents

換気風量自動制御システム

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JP2002061908A
JP2002061908A JP2000250797A JP2000250797A JP2002061908A JP 2002061908 A JP2002061908 A JP 2002061908A JP 2000250797 A JP2000250797 A JP 2000250797A JP 2000250797 A JP2000250797 A JP 2000250797A JP 2002061908 A JP2002061908 A JP 2002061908A
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JP
Japan
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ventilation air
control system
ventilation
control circuit
combustion
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Application number
JP2000250797A
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English (en)
Inventor
Keiko Aoyanagi
恵子 青柳
Kiyoshi Umezawa
潔 梅澤
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 レンジフードをいちいちON、OFFし
たりする煩わしさを解消すると共に常に最適な換気を行
うことができるレンジフードの制御システムを提供す
る。 【解決手段】 ガスコンロ4の使用状況を検出するセン
サ4a、4b、4cを基に、最適の換気風量を制御回路
8で演算してレンジフード1内の換気扇2のモータ3の
回転数を自動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨房に取り付けら
れたレンジフードの換気風量自動制御システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】レンジフードは、厨房において、ガスコ
ンロ、グリル、オーブン等の燃焼器具から発生する燃焼
排気と、調理物から発生する湯気や油煙等を屋外に排出
するものであるが、このレンジフードは、手動でON、
OFFを行ったり、換気風量を手動で強、中、弱に調節
する方式となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のレン
ジフードにおいては、次のような欠点がある。 1.燃焼器具を使用しているにも拘らず、レンジフード
をつけ忘れることがあったり、止め忘れたりすることが
ある。 2.燃焼排気量は、使用中の燃焼器具の数、燃焼量、調
理物から発生する湯気や油煙等の量に応じて最適量を設
定するのが望ましいが、上記のように手動方式であるこ
とから、調理者の判断に委ねられるため、過剰換気や換
気不足の問題が多く発生する。 3.換気過多になると、厨房の空調効果が損なわれ、換
気不足になると厨房内の空気が汚れたり、油煙が厨房内
の家具や内装に付着する。
【0004】本発明は斯かる点に鑑みて提案されるもの
であって、その目的は、燃焼器具の使用状況に合わせ
て、自動的にレンジフード内の換気扇の回転数を制御す
ることにより、常に最適な換気を行ったり、つけ忘れた
り、止め忘れたりすることもないレンジフードの制御シ
ステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、換気風量自動制
御システムにおいて、 燃焼器具の使用状況を検出する
燃焼器具使用状況検出手段と、前記使用状況検出手段で
検出された使用状況を基に、最適の換気風量を演算して
レンジフード内の換気扇の回転数を自動制御する制御回
路と、から成ることを特徴とするものである。
【0006】更に、請求項2に記載の発明においては、
請求項1に記載の発明において、燃焼器具には、ガスコ
ンロ、グリル、ガスオーブンを含み、燃焼器具の使用状
況には器具のON、OFF、ガスの燃焼量を含むことを
特徴とするものである。
【0007】更に、請求項3に記載の発明においては、
請求項1又は2に記載の発明において、制御回路には、
燃焼器具の使用が終了したのち、一定時間換気を継続す
る遅延回路が付加されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】更に、請求項4に記載の発明においては、
請求項1又は2又は3に記載の発明において、制御回路
には、換気風量を自動制御する回路に併せて、手動制御
回路が付加されていることを特徴とするものである。
【0009】更に、請求項5に記載の発明においては、
請求項1又は2又は3又は4に記載の発明において、制
御回路には、調理物から発生する湯気、油煙の量など、
燃焼排気ガス以外の排気要因に基づいて、換気風量を自
動制御する補正回路が付加されていることを特徴とする
ものである。
【0010】
【実施例】本発明は、一般家庭の厨房に取り付けられた
レンジフードばかりでなく、業務用のレンジフードにも
適用が可能である。以下に請求項1〜5に記載した発明
の実施例を図1に基づいて詳述する。符号の1はレンジ
フードであって、このレンジフード1内には換気扇2が
組み込まれていると共にこの換気扇2を駆動するための
モータ3が組み込まれていて、このモータ3は、公知の
手段によりその回転数が可変である。
【0011】4はガスコンロであって、所謂三口コンロ
と称される燃焼量の違うコンロが3ヶ所に配置されてい
て、夫々独自にON、OFFして使用することができる
と共にその燃焼量をアナログ的に調節自在である。5は
グリル、6はガスレンジであって、このグリル5とガス
レンジ6からの排気も、前記レンジフード1により捕集
されて、ダクト7から屋外に排気される。
【0012】8は制御回路であって、この制御回路8
は、図2に示すように、各ガスコンロ4のセンサ4a、
4b、4cでガスコンロ4のON、OFFを検出すると
同時にその時の燃焼量(火力)を検出し、更に、グリル
5、ガスレンジ6の使用状況を夫々センサ(図示せず)
で検出し、レンジフード1の換気扇2(モータ3)を少
なくとも次のように制御する。 1.燃焼器具の何れか一つが使用されると自動的にモー
タ3を駆動して換気を開始する。この使用開始時に、燃
焼器具の燃焼量がデータとして入力され、このデータに
基づいて最適な風量の演算を行い、モータ3の回転数を
制御する。 2.他のガスコンロ4あるいはグリル5等の使用が開始
されると、先のデータに加算するトータル風量を演算
し、モータ3の回転数を制御する。燃焼器具の使用中に
燃焼量(火力)が調理者によって調節されると、自動的
にその燃焼量に最適な風量の演算を行い、モータ3の回
転数を制御する。 3.すべての燃焼器具の使用が終った時は、例えば15
〜30秒間遅れてモータ3を停止し、換気扇2を止め
る。 4.油煙が多量に発生したり、湯気の多い物の調理を行
う場合には、上記1の演算値を補正回路9にて補正し、
換気風量を増す。この補正値は、あらかじめ調理物に合
わせて決定しておき、タッチパネル等で入力したりでき
るようにしておくと便利である。 5.すべての制御が自動で行われた場合、かえって不便
な場合もあるので、制御回路8には手動制御回路10が
設けられいて、この手動制御回路10で任意にレンジフ
ード1の運転を制御することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように、燃焼器具のO
N、OFFに連動してレンジフードの換気扇がON、O
FFを行い、更に器具の使用数、燃焼量を基に換気風量
を決定し、換気扇の回転数を自動制御することにより、
次の効果が得られる。 1.レンジフードのつけ忘れ、止め忘れがなくなる(請
求項1〜4)。 2.最適量の換気が行われるため、空調に悪影響が出た
り、厨房内の空気が汚れたり、油煙で内装や家具が汚れ
たりしない(請求項1〜4)。 3.調理物からの湯気や油煙に応じて換気風量を補正す
る回路を設けたことにより、よりきめの細かい換気風量
の制御ができる(請求項5)。 4.燃焼器具の使用が終った後、遅延してレンジフード
が停止するため、換気不足の問題がない(請求項3)。 5.手動制御回路が設けてあるため、使い勝手が良い
(請求項4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレンジフードの制御システムの説
明図。
【図2】制御回路の説明図。
【符号の説明】
1 レンジフード 2 換気扇 3 モータ 4 ガスコンロ 5 グリル 6 ガスレンジ 7 ダクト 8 制御回路(コントロール部) 9 補正回路 10 手動制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼器具の使用状況を検出する燃焼器具
    使用状況検出手段と、前記使用状況検出手段で検出され
    た使用状況を基に、最適の換気風量を演算してレンジフ
    ード内の換気扇の回転数を自動制御する制御回路と、か
    ら成る換気風量自動制御システム。
  2. 【請求項2】 燃焼器具には、ガスコンロ、グリル、ガ
    スオーブンを含み、燃焼器具の使用状況には器具のO
    N、OFF、ガスの燃焼量を含むことを特徴とする請求
    項1記載の換気風量自動制御システム。
  3. 【請求項3】 制御回路には、燃焼器具の使用が終了し
    たのち、一定時間換気を継続する遅延回路が付加されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の換気風量自
    動制御システム。
  4. 【請求項4】 制御回路には、換気風量を自動制御する
    回路に併せて、手動制御回路が付加されていることを特
    徴とする請求項1又は2又は3記載の換気風量自動制御
    システム。
  5. 【請求項5】 制御回路には、調理物から発生する湯
    気、油煙の量など、燃焼排気ガス以外の排気要因に基づ
    いて、換気風量を自動制御する補正回路が付加されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4記載の
    換気風量自動制御システム。
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