JP2002060576A - フッ素化エラストマーとアクリルエラストマーのブレンド - Google Patents

フッ素化エラストマーとアクリルエラストマーのブレンド

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 ポリマー鎖中に少なくとも5モル%の−
CH−、−CH2−及び/または−CH3型の水素添加C
1基を有する、VDFをベースとするフッ素化エラスト
マーの脱ハロゲン化水素化によって得られた不飽和フッ
素化エラストマー[エラストマーブレンド中の不飽和フ
ッ素化エラストマーの量は1〜99重量%である]と、
少なくとも1つのアクリルモノマーを含有する炭化水素
エラストマーとから本質的になる硬化可能なブレンド
[ブレンドされたエラストマーはヨウ素及び/または臭
素を含有しない]と、パーオキサイドとからなる配合
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は改良された機械的性
質を有する、フッ素化ゴムと炭化水素ゴムとのブレンド
から得られるエラストマーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特に、
フッ素化ゴムはフッ化ビニリデン(VDF)をベースと
するゴムを意味し、炭化水素ゴムは少なくとも1つのア
クリルモノマーをベースモノマーとして有する炭化水素
エラストマーを意味している。
【0003】一連の機械的性質、圧縮永久歪、耐熱性お
よび耐薬品性として意図されたフッ素化エラストマー
(FKM)の機能は、炭化水素ゴムのそれらより著しく
高い。フッ素化エラストマーはそのように高機能である
が、ややコストが高いため、その用途が著しく制限され
ることを伴う。このことはモノマーのコストが高いこと
と、生産で使用されるプロセス技術に起因する。その結
果、エラストマーのユーザーは機能とコストに関して全
く異なる2つのエラストマーファミリーすなわち、フッ
素化エラストマーと炭化水素エラストマー間での選択を
余儀なくされる。
【0004】一方では、現在使用されている炭化水素エ
ラストマーと比べ、優れた機械的性質と耐熱性および耐
薬品性に関して優れた性質を示す、エラストマーを入手
しうることが必要であった。
【0005】米国特許第5,902,860号では、炭
化水素エラストマーとフッ素化VDF−ベースエラスト
マーとのパーオキサイド硬化可能なブレンド(フッ素ゴ
ムが5%から75重量%の範囲であり、ヨウ素および/
または臭素を含まない該ブレンドのエラストマーは、炭
化水素エラストマーと比べて改良された性質を示す)が
記述されている。この発明者は、これらのブレンドで
は、ブレンドが成型さえ出来ないので、フッ素化ゴムを
高い含量にすると操作できないことを見出している。他
方、フッ素ゴムでは過剰品質であるが、より厳しい用途
に耐えられる上記の性質の良い組み合わせを有する、高
フッ素ゴム含量の市販のエラストマーブレンドを入手可
能にすることも必要であった。
【0006】ゴム産業における別の重要課題は、ゴムと
加硫剤とを一緒に混合してなる配合物の保存寿命であ
る。よい保存寿命は配合物の粘弾性(粘度)的性質と機
械的性質が経時によって実質的に変化しないことを意味
する。別の表現をすれば、容易に老化する配合物は、ム
ーニー粘度が経時により急激に増加し、加工条件の経時
変化と機械的性質の悪化を示す。他の要求事項は、配合
物が焦げてはならないことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ここに驚く
べきことにかつ予期せぬことに、フルオロエラストマー
と炭化水素エラストマーとのブレンド[該ブレンドはヨ
ウ素及びまたは臭素を含んでいない]により形成され、
パーオキサイド法で硬化可能な、改良された性質を有す
る新しいエラストマーを得ることが可能であることを見
出した。
【0008】新しいエラストマーは加硫後、炭化水素エ
ラストマーと対比して,且つ先行技術で開示された、フ
ッ素ゴム/アクリルゴムのエラストマーブレンド、殊に
ブレンド中のフッ素ゴム含量が主である場合と対比し
て、次に示す一連の性質: − 改良された機械的性質及び弾性体的性質、 − 良好な耐薬品性及び耐熱性を示す。更に、新エラス
トマー配合物は上記した欠点を持たずに永い保存寿命を
有している。
【0009】本発明の目的は、ポリマー鎖中に少なくと
も5モル%の−CH−、−CH2−及び/または−CH3
型の水素添加C1基を有する、VDFをベースとするフ
ッ素化エラストマーの脱ハロゲン化水素化によって得ら
れた不飽和フッ素化エラストマー[エラストマーブレン
ド中の不飽和フッ素化エラストマーの量は1〜99重量
%、好ましくは30〜97重量%、更に好ましくは50
〜95重量%である]と、少なくとも1つのアクリルモ
ノマーを含有する炭化水素エラストマーとから本質的に
なる硬化可能なブレンド[ブレンドのエラストマーはヨ
ウ素及び/または臭素を含有しない]と、パーオキサイ
ドとからなる配合物である。
【0010】
【発明の実施の形態】不飽和フルオロエラストマーは−
CH=CF−単位を含み、フッ化ビニリデン(VDF)
をベースとするフルオロエラストマーの脱ハロゲン化水
素化によって得られる。
【0011】フルオロエラストマー中の不飽和状態はF
T−IRスペクトルにおいて−CH=CF−単位の吸収
バンドの存在により明らかである。フルオロエラストマ
ーの例としては、VDF/ヘキサフルオロプロペン(H
FP)共重合体、及び所望であればテトラフルオロエチ
レン(TFE)を含んでいても良い。他のモノマーはV
DF−ベースのフルオロエラストマー中に存在すること
が出来、例えばクロロトリフルオロエチレン(CTF
E)、エチレン(E)及び1〜4の炭素原子のアルキル
を有するパーフルオロアルキルビニルエーテル、例えば
パーフルオロメチルビニルエーテル(MVE)及びパー
フルオロプロピルビニルエーテル(PVE)である。
【0012】引用したモノマーを有するいくつかのフル
オロエラストマーとしては例えば、TFE/VDF/M
VE、VDF/HFP/E、E/TFE/HFP/VD
Fなどで、それらは先行技術(本発明で引用された、欧
州特許EP525,685号、欧州特許EP525,6
87号及び欧州特許EP518,073号を参照)にお
いて公知である。
【0013】前述したように、本発明の不飽和フッ素化
エラストマーは少なくとも5モル%、好ましくは少なく
とも15モル%の水素添加C1基(1個の炭素原子を有
する)を含むことで特徴づけられるフルオロエラストマ
ーの脱ハロゲン化水素化により得られる。少なくとも3
0モル%の水素添加C1基を含有する、VDF/HFP
及びVDF/HFP/TFEのようなフッ素化エラスト
マーが一層好ましい。上記の炭化水素基は、例えばNM
R分析で測定される。
【0014】上記のフルオロエラスロマーの脱ハロゲン
化水素化は、簡単に言えば、炭素−炭素不飽和(C=
C)を生じさせる、塩基性試薬によるフッ素ゴム骨格か
らのHX[ここで、Xがフッ素及びまたは塩素である]
の脱離である。
【0015】脱ハロゲン化水素化は、フルオロエラスト
マーと有機塩基を含む有機溶液中で、KOHのような無
機塩基存在下の水性エマルション中(米国特許第5,7
33,981号を参照)で、Ca(OH)2のような塩
基と混合され、また例えば硫酸水素テトラブチルアンモ
ニウム(TBAHS)のような第4級アンモニウムある
いはホスホニウム塩、またはジフェニルーベンジル−
N,N−ジエチルアミノホスホニウムクロライドのよう
な第4級アミノホスホニウム塩のようなオニウム塩の存
在下に、固体フッ素ゴム中で行うことが出来る。
【0016】固体のフッ素ゴムの場合、脱ハロゲン化水
素化を促進するためにポリメチルビニルエーテルの水溶
液のような、他の成分が添加されてもよい。全ての場合
で、脱ハロゲン化水素化の反応速度は、温度とともに著
しく増加する。
【0017】殊に好ましい脱ハロゲン化水素化プロセス
は、固体のフッ素ゴムが、100℃より高い温度、好ま
しくは150℃より高い温度で、塩基、好ましくはCa
(OH)2及びオニウム塩と混合される脱ハロゲン化水
素化である。VDF/HFPフルオロエラストマー中の
−CH=CF−不飽和の吸収バンドは、例えばおよそ1
719cm-1で見られる。本発明の炭化水素エラストマ
ーは、不飽和を有せず、飽和炭化水素エラストマーであ
るのが好ましい。
【0018】本発明者は、飽和フルオロエラストマーと
炭化水素エラストマーを含むブレンドに、脱ハロゲン化
水素化成分を後添加すると配合物が老化及び焦げること
を見出している。
【0019】炭化水素または水素添加エラストマー中の
アクリルモノマーの含量は、モルパーセントで、一般的
に20〜100%、好ましくは40〜100%、より好
ましくは90〜100%である。他のモノマーとして
は、もし存在するとすれば、炭化水素モノマーで、例え
ば、エチレン及びプロピレンのような水素添加アルファ
−オレフィン;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、2−
エチルヘキサン酸ビニルのようなC2〜C8のカルボン酸
のビニルエステル;他の官能基を有するオレフィン(例
えば、アリルグリシジルエーテル)である。
【0020】最もよく知られたアクリルモノマーの中
で、アクリル酸およびメタアクリル酸のC1〜C8のアル
キルエステルを含むアルキルアクリレート[その中でも
メチルアクリレート、エチルアクリレート(EA)及び
ブチルアクリレート(BA)、エチルヘキシルアクリレ
ートが好ましい];アルコキシ基が2〜20の炭素原子
を有するアルコキシ置換アルキルアクリレート[例えば
2−メトキシエチルアクリレート、2−エトキシエチル
アクリレート、2−(n−プロポキシ)プロピルアクリ
レート及び2−(n−ブトキシ)エチルアクリレー
ト];アクリレート及びメタアクリレートで塩素を含む
(例えば、クロロ−エチル−アクリレート)かまたは他
の官能基を含む(例えば、グリシジル−メタアクリレー
ト);を挙げることが出来る。
【0021】上記の炭化水素エラストマーの代表例とし
ては次のポリマーを挙げることができる。即ち、ポリエ
チルアクリレート、ポリブチルアクリレート、ポリエチ
ル−ブチルアクリレート、ポリエチルブチルアクリレー
ト グリシジルメタアクリレート、ポリ−エチレン−メ
タアクリレート、ポリ−エチレン−メチル−メタアクリ
レート、ポリ−エチレン−ブチルアクリレート等などで
ある。
【0022】本発明の架橋で使用されるパーオキサイド
は、脂肪族、環式脂肪族または芳香族であり、例えば、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパー
オキシ)ヘキサン(ルペルコ(LUPERCO)(登録
商標)101 XL)、ジクルミルパーオキサイド、t
ert−ブチルパーベンゾエート、1,1−ジ(ter
t−ブチルパーオキシ)ブチレートである。
【0023】使用されるパーオキサイドの量は0.1〜
10phr(ゴム100重量部に対する重量部)、好ま
しくは0.5〜5phrの範囲である。パーオキサイド
は、所望であれば、不活性材料に担持させてもよく、そ
の重量はパーオキサイドに関して示された値の範囲には
含まれない。
【0024】パーオキサイドを使用する架橋系で、ブレ
ンドの硬化を促進するために、助剤類が任意に使用され
る。最も好ましいものはポリ不飽和助剤で、トリアリル
シアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリメチ
ルイソシアヌレート及びN,N’−m−フェニレン−ジ
マレイミドのようなものである。該助剤の使用量は0.
1〜10phr、好ましくは0.5〜5phrの範囲で
ある。所望であれば、助剤も不活性材料に担持されても
よい。不活性材料は先行技術で公知であり、下記に示さ
れた充填剤が担持体の例として挙げられる。
【0025】炭化水素エラストマーと不飽和フッ素化エ
ラストマーの混合は密閉系ミキサー(バンバリー)また
は開放系ミキサー(2本ロールミル)で行われる。代替
法として、エマルション及び/またはマイクロエマルシ
ョン中での通常の重合技術で得られたそれぞれのラテッ
クスを混合して、上記のエラストマーまたはゴムを共凝
集することが出来る。この場合では、フルオロエラスト
マーの脱ハロゲン化水素化は共凝集の前に達成される。
【0026】本発明の硬化性ブレンドから得ることがで
きる硬化ゴムは、炭化水素ゴムよりも一連の性質、こと
に機械的性質で勝っている。炭化水素エラストマーおよ
び不飽和フッ素化ゴムのブレンドと、架橋のためのパー
オキサイドとからなる配合物は、任意に他の成分をエラ
ストマーのブレンド100phrに対する割合で、含む
ことが出来る。例えば、パーオキサイド架橋のための助
剤;一般的に0〜10phrの量の金属酸化物、例え
ば、PbO、ZnO、MgO;一般的に5〜80phr
の量の充填剤、例えば、カーボンブラック、シリカ、ク
レイまたはタルク、PTFE;適当な加工助剤、例え
ば、非反応性末端基を有するパーフルオロポリエーテ
ル、ステアリン酸、ナトリウム及びカリウムのようなア
ルカリ金属ステアレート、アルキルステアレートのよう
な脂肪酸類、またはそれらのアルキルエステル、または
それらの塩、またはそれらのアミド、またはそれらの混
合物;安定剤としては例えば、置換されたジフェニルア
ミン(例えば、ナウガード(Naugard)(登録商
標)445)のような抗酸化剤である。適切な市販のプ
ロセス助剤としては、水素添加ゴム及び/またはフッ素
化ゴムの加工に関し公知のいずれの物でも使用できる。
好ましいものとしては、グリーク(Gleak)(登録
商標)G8205、カルナウバ(Carnauba)ワ
ックス(登録商標)及びアルミド(Armid)−O
(登録商標)を例示できる。
【0027】配合は密閉系または開放系ミキサーで行な
われる。本発明の配合物は、О−リング、ガスケット、
パイプ、スリーブ及びシートの製造に使用される。更
に、本発明の配合物は、例えばシャフトーシールの製造
のような、自動車分野での品目の製造に、殊に有用であ
る。
【0028】本発明は次の実施例でより明確に説明され
るが、それらは単に本発明の説明のためであって、範囲
を制限するものではない。
【0029】
【実施例】引張特性はASTM D 412C法に従っ
て測定された。圧縮永久歪の値は、O−リングについて
はASTM D 1414法に従って、または積層円盤
(タイプ2)についてはASTM D 395法に従っ
て測定された。ショアA硬度はASTM D 2240
法に従って測定された。配合は、ASTM D 318
2スタンダードに従って、φ=150mm、L=300
mmの寸法からなる2本ロールゴムミルで行われた。エ
ラストマーブレンドの配合物は、振動ディスクレオメー
ター ODR(ASTM D2084)で評価された。
硬化製品の特性は、170℃で20分間圧縮成型した平
板(130mm×130mm×2mm)及び170℃で
15分間圧縮成型したO−リング(内径25.4mm及
び厚味3.55mm)で測定した。後硬化は空気循環型
オーブン中、180℃で8時間行われた。
【0030】実施例1 表1で特徴付けした、フルオロエラストマー(A)、6
phrのCa(OH) 2、0.2phrの50重量%の
ポリメチルビニルエーテル水溶液(p−MVE50%)
及び0.5phrの硫酸水素テトラブチルアンモニウム
(TBAHS)を、φ=150mm、L=300mmの
寸法からなる2本ロールゴムミルに導入し、25〜40
℃で混合した。その後、ゴムは空気―循環型オーブン中
に、250℃で15分間、置かれた。このようにして得
られたゴムはゴム(D)と命名された。ゴム(D)のF
T−IRスペクトルで、1719cm-1の吸収バンドの
存在が明白であった。
【0031】実施例2 324gのゴム(D)と、74gの表1で特記した水素
添加ゴム(C)を2本ロールゴムミルに導入し、25〜
40℃の温度で混合した。そのようにして得られたエラ
ストマーブレンドを表2に記載の成分とともに配合し
た。ODR、後硬化後の機械的性質及び、経時後(ag
ing)の機械的性質の変量パーセントは表2に報告し
た。
【0032】実施例3 381gのゴム(D)と19gの表1の水素添加ゴム
(C)を2本ロールゴムミルに導入し、25〜40℃の
温度で混合した。そのようにして得られたエラストマー
ブレンドを表2に記載の成分とともに配合した。OD
R、後硬化後の機械的性質、圧縮永久歪及び経時後の機
械的性質の変量パーセントは表2に報告した。
【0033】実施例4(比較例) 米国特許第5,902,860号によるブレンド 320gのフルオロエラストマー(A)と80gの水素
添加ゴム(C)を2本ロールゴムミルに導入し、25〜
40℃の温度で混合した。そのようにして得られたエラ
ストマーブレンドを表2に記載の成分とともに配合し
た。ODRは表2に報告した。
【0034】実施例5(比較例) 米国特許第5,902,860号によるブレンド 380gのゴム(A)と20gの水素添加ゴム(C)を
2本ロールゴムミルに導入し、25〜40℃の温度で混
合した。そのようにして得られたエラストマーブレンド
を表2に記載の成分とともに配合した。ODRは表2に
報告した。
【0035】実施例6 フルオロエラストマー(A)、6phrのCa(OH)
2、0.5phrのジフェニル−ベンジル−N,N−ジ
エチル−アミノホスホニウムクロライドを、φ=150
mm、L=300mmの寸法からなる2本ロールゴムミ
ルに導入し、25〜40℃で混合した。その後、ゴムを
空気循環型オーブン中に、150℃で2時間、置いた。
このようにして得られたゴムはゴム(E)と命名され
た。ゴム(E)のFT−IRスペクトルで、1719c
-1の吸収バンドの存在が明白であった。
【0036】実施例7 208gのゴム(E)と192gの表1で特徴付けられ
た水素添加ゴム(B)を2本ロールゴムミルに導入し、
25〜40℃の温度で混合した。そのようにして得られ
たエラストマーブレンドを表2に記載の成分とともに配
合した。ODR、後硬化後の機械的性質及び、経時後の
機械的性質の変量パーセントは表2に報告した。
【0037】実施例8(比較例) 米国特許第5,902,860号によるブレンド 200gのフルオロエラストマー(A)と200gの水
素添加ゴム(B)を2本ロールゴムミルに導入し、25
〜40℃の温度で混合した。そのようにして得られたエ
ラストマーブレンドを表2に記載の成分とともに配合し
た。ODRと後硬化後の機械的性質は表2に報告され
た。
【0038】表2で示されたデータ−に対するコメント 先行技術により作られた、FKMを高濃度で含有するブ
レンドは成型することができない(実施例4及び実施例
5比較例)。本発明によるブレンドは、先行技術のブレ
ンドに比べて改良された機械的性質を示す。
【0039】実施例9 324gのゴム(D)と76g水素添加ゴム(C)を2
本ロールゴムミルに導入し、25〜40℃の温度で混合
した。そのようにして得られたエラストマーブレンドを
表3に記載の成分とともに配合した。上記の表中に、ム
ーニー配合物の1日後と20日後及びODRの1日後、
7日後及び20日後の経時結果を示した。後硬化後の機
械的性質及び圧縮永久歪についても示した。
【0040】実施例10(比較例) 本例では、フルオロエラストマー(A)と水素添加ゴム
(C)を含むブレンドに脱ハロゲン化水素化成分を後添
加しても、本発明のブレンドに対すると同じ結果にはな
らない事を示す。320gのフルオロエラストマー
(A)と80gの水素添加ゴム(C)を2本ロールゴム
ミルに導入し、25〜40℃の温度で混合した。そのよ
うにして得られたエラストマーブレンドを表3に記載の
成分とともに配合した。上記の表中に、ムーニー配合物
の1日と後20日後及びODRの1日後、7日後及び2
0日後の経時結果を示した。後硬化後の機械的性質及び
圧縮永久歪についても示した。表3では、実施例10
(比較例)の配合物は、121℃でのムーニー値が安定
でないので、焦げることを示している。実際、ML最低
値がML 1+10より低い。
【0041】実施例11 208gのゴム(D)と192gの水素添加ゴム(C)
を2本ロールゴムミルに導入し、25〜40℃の温度で
混合した。そのようにして得られたエラストマーブレン
ドを表4に記載の成分とともに配合した。上記の表中
に、ODRの1日後と12日後の経時結果と後硬化後の
機械的性質について示した。
【0042】実施例12(比較例) 本実施例では、実施例10(比較例)と同様のことを示
したい。200gのフルオロエラストマー(A)と20
0gの水素添加ゴム(C)を2本ロールゴムミルに導入
し、25〜40℃の温度で混合された。そのようにして
得られたエラストマーブレンドを表4に記載の成分とと
もに配合した。上記の表中に、ODRの1日後と12日
後の経時結果と後硬化後の機械的性質について示した。
表3と4は、本発明の配合物の保存寿命が比較例と比べ
て、はるかに高い事を示している。機械的性質もより優
れている。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】(1) 45重量%で不活性担体上の、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパー
オキシ)ヘキサン(アトケム.インク(Atoche
m.Inc.)が販売)。 (2) 75重量%で不活性担体上の、トリアリルイソ
シアヌレート(アーウイック(Arwick)が販
売)。 *圧縮成型で平板が得られなかったので、機械的性質は
測定できなかった。
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュリオ アブスレメ イタリア、ヴァレセ、21047 サロンノ、 ヴィア ベルガモ 5 Fターム(参考) 4J002 BD12W BD153 BG02X DA038 DE077 DE107 DE157 DJ018 DJ038 DJ048 EG029 EH039 EK036 EK056 EK066 EN050 EP019 FD013 FD018 FD070 FD146 FD157

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VDFをベースとするフッ素化エラスト
    マー[ポリマー鎖中に少なくとも5モル%の−CH−、
    −CH2−及び/または−CH3型の水素添加C1基を有
    する]の脱ハロゲン化水素化によって得られた不飽和フ
    ッ素化エラストマー[エラストマーブレンド中の不飽和
    フッ素化エラストマーの量は1〜99重量%、好ましく
    は30〜97重量%、更に好ましくは50〜95重量%
    である]と、少なくとも1つのアクリルモノマーを含有
    する炭化水素エラストマーとから本質的になるパーオキ
    サイド法で硬化可能なブレンド[ブレンドのエラストマ
    ーはヨウ素及び/または臭素を含有しない]と、パーオ
    キサイドとからなる配合物。
  2. 【請求項2】 不飽和フルオロエラストマーが、−CH
    =CF−単位を含有する請求項1による配合物。
  3. 【請求項3】 フッ素化エラストマーが、任意にTFE
    の存在する、VDF/HEPコポリマーから選択される
    請求項1または2による配合物。
  4. 【請求項4】 VDF−ベースのエラストマー中に、ク
    ロロトリフルオロエチレン、エチレンおよび1〜4の炭
    素原子のアルキルを有するパーフルオロアルキルビニル
    エーテルから選択されたフッ素化コモノマーが存在する
    請求項1または2による配合物。
  5. 【請求項5】 フッ素化エラストマーが、ポリマー中に
    少なくとも15モル%の水素添加C1基を含有する請求
    項1〜4のいずれか一つによる配合物。
  6. 【請求項6】 フッ素化エラストマーが、ポリマー中に
    少なくとも30モル%の水素添加C1基を含有する請求
    項5による配合物。
  7. 【請求項7】 炭化水素エラストマーが、飽和炭化水素
    エラストマーである請求項1による配合物。
  8. 【請求項8】 炭化水素エラストマー中のアクリルモノ
    マーの含量が、20〜100モル%、好ましくは40〜
    100モル%、より好ましくは90〜100モル%であ
    る請求項1〜7のいずれか一つによる配合物。
  9. 【請求項9】 使用されるパーオキサイドの量が、0.
    1〜10phr、好ましくは0.5〜5phrである請
    求項1〜8のいずれか一つによる配合物。
  10. 【請求項10】 0.1〜10phr、好ましくは0.
    5〜5phrの量のパーオキサイド架橋のための助剤
    と、任意に1またはそれ以上の以下の配合物:0〜10
    phrの量の金属酸化物;5〜80phrの量の充填
    剤;加工助剤;安定剤とからさらになる請求項1〜9の
    配合物。
  11. 【請求項11】 炭化水素エラストマーと不飽和フッ素
    化エラストマーが、それぞれの重合ラテックスを混合す
    ることにより、共凝集される請求項1〜10のいずれか
    一つによる配合物。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一つによる
    配合物から得られる硬化製品。
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