JP2002060154A - エレベータのデータ管理装置 - Google Patents

エレベータのデータ管理装置

Info

Publication number
JP2002060154A
JP2002060154A JP2000244818A JP2000244818A JP2002060154A JP 2002060154 A JP2002060154 A JP 2002060154A JP 2000244818 A JP2000244818 A JP 2000244818A JP 2000244818 A JP2000244818 A JP 2000244818A JP 2002060154 A JP2002060154 A JP 2002060154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control program
elevator
operation control
program
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000244818A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Terajima
史佳 寺島
Haruhisa Nakamura
晴久 中村
Masaki Honma
正喜 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2000244818A priority Critical patent/JP2002060154A/ja
Publication of JP2002060154A publication Critical patent/JP2002060154A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータ制御装置に運転制御プログラムを
確実に書き換えでき、変更作業が完了したがどうかを把
握できるエレベータのデータ管理装置の提供。 【解決手段】 データベース10に、更新プログラムを
格納する更新プログラム記憶部16と、更新プログラム
に基づいて運転制御プログラムを書き換える制御部17
とを備え、保守作業予定日までに制御部17で更新プロ
グラムに基づいてエレベータ制御装置1の運転制御プロ
グラムを書き換えた後、作業終了の予定日時に基づき制
御部17で運転制御プログラムの識別コードの更新をチ
ェックし、更新された制御プログラムを運転制御プログ
ラム記憶部15にも登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの運転
制御プログラムを管理するエレベータのデータ管理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータ制御プログラムを自動
的に変更する方式として、例えば特開平7−24707
0号公報に記載されているように、エレベータの運転制
御プログラムを格納する電気的書換え可能なプログラム
記憶部と、このプログラム記憶部に登録されている運転
制御プログラムの識別コードを記憶する電気的書換え可
能なプログラムコード記憶部と、外部から与えられる互
換性データに基づいて前記プログラム記憶部に登録され
ている運転制御プログラムに置換え得る最新の運転制御
プログラムの識別コードを判定し、該当する識別コード
の運転制御プログラムを外部から読込んで前記のプログ
ラム記憶部に書換え登録するとともに、プログラムコー
ド記憶部に更新された運転制御プログラムの識別コード
を書換え登録し、当該運転制御プログラムの変更履歴デ
ータを外部に出力し、当該プログラム記憶部に登録され
ている運転制御プログラムを実行するマイクロコンピュ
ータと、外部とのデータの入出力制御を行なうインタフ
ェース部とを備えたエレベータの制御装置が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、現地におけるエレベータの運転制御プログ
ラム変更を実施する際、保守作業員が直接現場に赴き作
業を行なうが、作業予定日の設定やデータの書き換え、
変更後のエレベータの動作確認、および更新したデータ
をデータベースへ登録するなどの作業のうち、かなりの
部分が保守作業員に依存しており、またエレベータの関
連部署への不具合の連絡なども保守作業員に依存してい
るため、保守作業員に掛かる責任と手間は非常に大きな
ものとなっていた。これに伴って万一、保守作業員がデ
ータベースへの登録作業を怠った場合、現場のデータと
保守会社のデータベースのデータとに不一致が生じてし
まいエレベータの管理上の問題があった。さらに、現地
の運転制御プログラムと保守会社のデータベースで管理
されている運転制御プログラムとが一致しているか否か
を確認するのは非常に困難であった。
【0004】また、エレベータの運転制御プログラムを
更新した後、この更新したプログラムによりエレベータ
の動作に不具合が生じた場合、保守会社であらかじめ管
理されている運転制御プログラムで再度書き込みを行な
って復旧させていたため、上記のように保守会社のデー
タベースに登録されているデータが現地のデータと一致
していない場合、エレベータを当初の稼働状態に復旧で
きないという問題もあった。
【0005】本発明は、このような従来技術における実
情に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、エレベ
ータ制御装置の運転制御プログラムの変更を行なうと
き、保守作業予定に基づいて現場に合った変更データを
確実に読み出してエレベータ制御装置に書き換え登録す
ることのできるエレベータのデータ管理装置を提供する
ことにある。
【0006】また、その第2の目的は、エレベータの運
転制御プログラムの変更作業が完了したがどうかを把握
できるとともに、データベースに保存されるエレベータ
の運転制御プログラムを実情に即した最新の状態に維持
することのできるエレベータのデータ管理装置を提供す
ることにある。
【0007】また、その第3の目的は、運転制御プログ
ラムの変更後にエレベータの動作に不具合が生じても、
エレベータを迅速に当初の状態に復旧することのできる
エレベータのデータ管理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明の請求項1に係わる発明は、各地域に設
置され、エレベータの保守作業を行なう各作業員の保守
作業予定を記憶する保守作業予定記憶部、および入力さ
れた指令に従って各作業員の保守作業予定を作成する保
守作業情報処理部を有する地域保守情報管理体と、前記
エレベータの運転制御プログラムを保存する運転制御プ
ログラム記憶部を備えたデータベースと、このデータベ
ースと前記地域保守情報管理体とを遠隔的に接続する通
信手段とを具備するエレベータのデータ管理装置におい
て、前記データベースおよび前記地域保守情報管理体の
少なくとも一方に、前記運転制御プログラムを更新する
際に用いられる更新プログラムを格納する更新プログラ
ム記憶部と、前記更新プログラムに基づいて前記運転制
御プログラムを書き換えるプログラム更新部とを備え、
前記運転制御プログラムの更新を必要とするエレベータ
に関し、前記保守作業予定記憶部に記憶される保守作業
予定日の遅くとも当日の朝に、前記プログラム更新部で
前記更新プログラム記憶部から該更新プログラムを読み
込み、この更新プログラムに基づいて前記運転制御プロ
グラムを書き換える構成にしてある。
【0009】このように構成した本発明の請求項1に係
わる発明では、エレベータの保守作業予定日の遅くとも
当日の朝に、プログラム更新部により更新プログラム記
憶部から更新プログラムを読み込んで運転制御プログラ
ムを書き換える。これによって、エレベータの運転制御
プログラムの変更を行なうとき、保守作業予定に基づい
て現場に合った変更データを確実にエレベータ制御装置
に対して書き換え登録できる。
【0010】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明の請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明
において、エレベータ制御部に記憶される制御プログラ
ムの識別コードと前記運転制御プログラム記憶部に記憶
される識別コードとを比較することにより、前記制御プ
ログラムの識別コードの更新をチェックする制御部を有
し、前記保守作業予定記憶部に記憶される保守作業予定
日の情報に基づいて、前記制御部により前記制御プログ
ラムの識別コードの更新をチェックし、前記エレベータ
の制御プログラムの情報が、前記運転制御プログラム記
憶部に格納されている制御プログラムの情報に比べて更
新されている場合、前記制御プログラムを読み出し前記
運転制御プログラム記憶部に登録し管理する構成にして
ある。
【0011】このように構成した本発明の請求項2に係
わる発明では、エレベータ制御装置に記憶される運転制
御プログラムの変更作業を行なう際、作業終了の予定日
時に基づき、制御部でエレベータ制御部に記憶される制
御プログラムの識別コードと運転制御プログラム記憶部
に記憶される識別コードとを比較することにより、運転
制御プログラムの識別コードの更新をチェックし、エレ
ベータの制御プログラムの情報が更新された場合、この
更新された制御プログラムを読み出し運転制御プログラ
ム記憶部にも登録する。これにより、エレベータの運転
制御プログラムの変更作業が完了したがどうかを把握で
きるとともに、データベースに保存されるエレベータの
運転制御プログラムを実情に即した最新の状態に維持で
きる。
【0012】また、上記第3の目的を達成するため、本
発明の請求項3に係わる発明は、請求項1または2に係
わる発明において、前記エレベータ制御装置に記憶され
る運転制御プログラムの読み出しおよび書き込みを行な
う入出力手段と、前記読み出した運転制御プログラムを
あらかじめ格納するプログラム記憶部とを備え、前記運
転制御プログラムの変更後に前記エレベータの動作に不
具合が生じた場合、前記プログラム記憶部にあらかじめ
格納した運転制御プログラムを、前記入出力手段を介し
て前記エレベータ制御装置へ書き込む構成にしてある。
【0013】このように構成した本発明の請求項3に係
わる発明では、あらかじめエレベータ制御装置から運転
制御プログラムを入出力手段を介してプログラム記憶部
に読み出しておき、運転制御プログラムの変更作業が完
了した後にエレベータの動作に不具合が生じた場合、プ
ログラム記憶部から入出力手段を介して運転制御プログ
ラムをエレベータ制御装置へ書き込むことにより、エレ
ベータを迅速に当初の状態へ復旧できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータのデー
タ管理装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態に係わるエレベ
ータのデータ管理装置を示すブロック図、図2は本実施
形態で用いられる運転制御プログラムの構成を説明する
図、図3は運転制御プログラムを変更する際の第1の過
程を示すフローチャート、図4は運転制御プログラムを
変更する際の第2の過程を示すフローチャート、図5は
運転制御プログラムを変更する際の第3の過程を示すフ
ローチャートである。
【0016】図1に示すエレベータ制御装置1は、エレ
ベータの運転制御プログラムを格納する記憶部2を有
し、このエレベータ制御装置1に、通信端末部3を介し
て監視センタ4が接続されている。また監視センタ4
は、通信手段5を介してエレベータの関係部署、例えば
品質保証部門6や設計部門7にも接続可能であり、万が
一エレベータの動作に異常が生じた場合、通信端末部3
から通信手段5および図示しないネットワークの少なく
とも一方に接続され、異常内容が設計部門7や品質保証
部門6などの関連部署に連絡される。
【0017】そして、本実施形態のデータ管理装置8
は、各地域に設置される地域保守情報管理体9と、通信
手段5を介して地域保守情報管理体9などに接続される
データベース10とを備えている。
【0018】地域保守情報管理体9は、エレベータの保
守作業を行なう各作業員の保守作業予定(作業内容や日
時など)を記憶する保守作業予定記憶部11と、入力さ
れた指令に従って各作業員の保守作業予定を作成する保
守作業情報処理部12と、エレベータ制御装置1の記憶
部2に格納されるデータのうちの少なくとも運転制御プ
ログラムを格納し、電気的なプログラム書き換えが可能
なプログラム記憶部13とを備えており、このプログラ
ム記憶部13は、運転制御プログラムの読み出しおよび
書き込み可能な入出力手段14を介してインターフェー
ス接続されている。
【0019】データベース10は、万が一の故障に備え
て更新後の運転制御プログラムとその付帯情報とをエレ
ベータの製造番号毎に格納する運転制御プログラム記憶
部15と、前記の運転制御プログラムを更新する際に用
いられる更新プログラム(例えば運転制御プログラムの
変更内容や識別コードなどの変更情報)を格納する更新
プログラム記憶部16と、前記の更新プログラムに基づ
いて運転制御プログラムを書き換えるプログラム更新
部、例えば制御部17とを備えている。なお、制御部1
7は、運転制御プログラムの更新を必要とするエレベー
タに関し、保守作業予定記憶部11に記憶される保守作
業予定日の遅くとも当日の朝に、更新プログラム記憶部
16から更新プログラムを読み込み、この更新プログラ
ムに基づいて運転制御プログラムを書き換えるととも
に、保守作業予定に基づき更新プログラム記憶部16内
に記憶される識別コードとエレベータ制御装置1の運転
制御プログラムの識別コードとを比較することにより、
エレベータ制御装置1の運転制御プログラムの変更作業
の終了を確認するようになっている。
【0020】また、本実施形態で用いられる運転制御プ
ログラムは、図2の(a)に示すように、運転制御プロ
グラムの主要部分であり現地において変更できない部分
の固定データ18a〜18dと、現地において調整が可
能な速度制御定数やドア制御定数などの現地調整データ
19a〜19cとから構成されている。例えば、保守作
業員が現地でデータ書き換え作業を行ない現地調整デー
タ19a〜19cを必要に応じて書き換えると、図2の
(b)に示すように、新たな現地調整データ20a〜2
0cが得られる。その結果、現地調整データ19aが
「0001,0000,0010,0001,000
3,0020」であったのに対し、調整作業後は現地調
整データ20aが「0003,0001,0040,0
002,0002,0010」となる。
【0021】この実施形態にあっては、エレベータの対
策や改造によりエレベータ制御装置1に係る運転制御プ
ログラムを変更する際、図3、図4、図5に示すそれぞ
れの処理手順にしたがって第1の過程、第2の過程およ
び第3の過程の各処理が順次行われる。すなわち図3に
示す第1の過程では、手順SA1として運転制御プログ
ラムを改造するため設計部門7が対策・改造用制御プロ
グラムを作成して更新プログラム記憶部16に登録した
後、手順SA2として保守作業員が保守作業情報処理部
12で月毎の保守作業予定を作成して保守作業予定記憶
部11に格納する。その後、手順SA3として保守作業
員が保守作業予定日に保守作業予定を読み出し、手順S
A4としてそれに基づいて対策・改造する現場の対象と
なる製造番号の対策・改造用制御プログラムとその付帯
情報とを更新プログラム記憶部16から遅くとも作業当
日までに読み出し、手順SA5として上記の対策・改造
用制御プログラムをプログラム記憶部13に格納する。
【0022】次にエレベータが設置される現地へ保守作
業員が赴いた後、図4に示す第2の過程の手順SB1と
して、エレベータを停止させてエレベータ制御装置1の
図示しないインターフェース部に入出力手段14を介し
プログラム記憶部13を接続し、記憶部2からあらかじ
め更新前の運転制御プログラムを読み出してプログラム
記憶部13に格納する。その後、手順SB2として、保
守作業員がプログラム記憶部13に格納されている対策
・改造用制御プログラムを入出力手段14を介して記憶
部2に書き込む。このようしてエレベータ制御装置1の
運転制御データを変更した後、手順SB3として保守作
業員はエレベータが正常に動作することを確認し、その
結果、手順SB4としてエレベータ動作が正常であると
判定した場合、手順SB5として記憶部2の運転制御プ
ログラムを読み出しプログラム記憶部13に格納する。
【0023】また、上記の手順SB4で、制御装置1の
運転制御プログラムを更新した後にエレベータが正常に
動作しない場合、手順SB6として、作業前にあらかじ
め読み出した運転制御プログラムをプログラム記憶部1
3からエレベータ制御装置1に戻し、手順SB7とし
て、運転制御プログラムを元に戻したことを認識するフ
ラグを立てプログラム記憶部13に格納した後、手順S
B3に戻り再度エレベータの動作確認を行なう。
【0024】このようにして第2の過程が終了した後、
図5に示す第3の過程の手順SC1として、保守作業予
定記憶部11に格納される作業予定の日付に基づきプロ
グラム記憶部13から、データが更新されたことが確認
できる識別コード(図2に示す運転制御プログラムデー
タの特定アドレス値やバージョン値など)を制御部17
へ伝送すると、手順SC2として、制御部17が上記の
識別コードを用いて更新プログラム記憶部16に記憶さ
れる識別コードの値と比較し、運転制御プログラムの更
新を確認する。その結果、手順SC3として、伝送され
たデータと更新プログラム記憶部16のバージョン値が
不一致であり、すなわちデータの更新を確認した場合、
手順SC4として、更新後の運転制御プログラムと付帯
情報とを運転制御プログラム記憶部15に登録するとと
もに、手順SC5として更新プログラム記憶部16の情
報を更新させる。
【0025】また、上記の手順SC3で、伝送されたデ
ータと更新プログラム記憶部16のバージョン値が一致
した場合、手順SC6として、運転制御プログラムを元
に戻したことを認識するフラグが立っているか制御部1
7により確認する。その結果、上記のフラグが立ってい
る場合、手順SC7として、上述した運転制御プログラ
ムの変更によりエレベータの動作に不具合が発生したと
して品質保証部門6や設計部門7などの関連部署へその
情報を通知し、手順SC8として、運転制御プログラム
の変更作業が未実施であると判断してその情報を保守作
業予定記憶部11に伝送することにより次回の作業実績
に反映させる。一方、手順SC6でフラグが立っていな
い場合、手順SC7を省いて手順SC8に進む。
【0026】このように構成した本実施形態では、エレ
ベータの保守作業予定日の遅くとも当日の朝に、制御部
17により更新プログラム記憶部16から更新プログラ
ムを読み込みエレベータ制御装置1の運転制御プログラ
ムを書き換えるので、現場に合った変更データを確実に
エレベータ制御装置1に対して書き換え登録できる。
【0027】また、本実施形態では、作業終了の予定日
時に基づき、制御部17で運転制御プログラムの識別コ
ードの更新をチェックするので、エレベータの運転制御
プログラムの変更作業が完了したがどうかを把握でき、
さらに、その情報を保守作業予定記憶部11に伝送する
ことにより次回の作業実績への反映が可能である。そし
て、エレベータ制御装置1の制御プログラムの情報が更
新された場合、更新した制御プログラムを運転制御プロ
グラム記憶部15にも登録するので、データベース16
に保存されるエレベータの運転制御プログラムを実情に
即した最新の状態に維持できる。
【0028】また、本実施形態では、あらかじめエレベ
ータ制御装置1から運転制御プログラムを入出力手段1
4を介してプログラム記憶部13に読み出しておき、運
転制御プログラムの変更作業が完了した後にエレベータ
の動作に不具合が生じた場合、プログラム記憶部13か
ら運転制御プログラムを入出力手段14を介してエレベ
ータ制御装置1へ書き込むので、エレベータを迅速に当
初の状態へ復旧できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる発明では、エレベータの保守作業予定日の遅く
とも当日の朝に、プログラム更新部により更新プログラ
ム記憶部から更新プログラムを読み込みエレベータ制御
装置の運転制御プログラムを書き換えるので、現場に合
った変更データを確実にエレベータ制御装置に対して書
き換え登録できる。したがって、エレベータ制御装置の
運転制御プログラムの変更を行なう際に保守作業員の作
業量を軽減できるとともに、現場のデータとデータベー
スのデータとを一致させてエレベータの運転制御プログ
ラムの管理を円滑に行なえるという効果がある。
【0030】また、本発明の請求項2に係わる発明で
は、作業終了の予定日時に基づき、制御部により運転制
御プログラムの識別コードの更新をチェックするので、
エレベータの運転制御プログラムの変更作業が完了した
がどうかを把握できる。そして、エレベータ制御装置の
制御プログラムの情報が更新された場合、更新した制御
プログラムを運転制御プログラム記憶部にも登録するの
で、データベースに保存されるエレベータの運転制御プ
ログラムを実情に即した最新の状態に維持できる。した
がって、現地での運転制御プログラムの変更作業の終了
を保守作業予定に基づき把握できるとともに、運転制御
プログラムを実情に即した最新の状態に維持することで
データベースの管理精度を向上できるという効果があ
る。
【0031】また、本発明の請求項3に係わる発明で
は、あらかじめエレベータ制御装置から運転制御プログ
ラムを入出力手段を介してプログラム記憶部に読み出し
ておき、運転制御プログラムの変更作業が完了した後に
エレベータの動作に不具合が生じた場合、プログラム記
憶部から運転制御プログラムを入出力手段を介してエレ
ベータ制御装置へ書き込むので、エレベータを迅速に当
初の状態へ復旧できる。したがって、データ変更により
エレベータの動作に不具合があった場合でもエレベータ
の長時間停止を回避できるとともに、エレベータの関連
部署へ迅速に連絡して故障原因を容易に解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるエレベータのデー
タ管理装置を示すブロック図である。
【図2】本実施形態で用いられる運転制御プログラムの
構成を説明する図である。
【図3】運転制御プログラムを変更する際の第1の過程
を示すフローチャートである。
【図4】運転制御プログラムを変更する際の第2の過程
を示すフローチャートである。
【図5】運転制御プログラムを変更する際の第3の過程
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エレベータ制御装置 2 記憶部 4 監視センタ 5 通信手段、 6 品質保証部門 7 設計部門 9 地域保守情報管理体 10 データベース 11 保守作業予定記憶部 12 保守作業情報処理部 13 プログラム記憶部 14 入出力手段 15 運転制御プログラム記憶部 16 更新プログラム記憶部 17 制御部(プログラム更新部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 正喜 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F304 BA26 BA27 ED01 ED16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各地域に設置され、エレベータの保守作
    業を行なう各作業員の保守作業予定を記憶する保守作業
    予定記憶部、および入力された指令に従って各作業員の
    保守作業予定を作成する保守作業情報処理部を有する地
    域保守情報管理体と、前記エレベータの運転制御プログ
    ラムを保存する運転制御プログラム記憶部を備えたデー
    タベースと、このデータベースと前記地域保守情報管理
    体とを遠隔的に接続する通信手段とを具備するエレベー
    タのデータ管理装置において、 前記データベースおよび前記地域保守情報管理体の少な
    くとも一方に、前記運転制御プログラムを更新する際に
    用いられる更新プログラムを格納する更新プログラム記
    憶部と、前記更新プログラムに基づいて前記運転制御プ
    ログラムを書き換えるプログラム更新部とを備え、 前記運転制御プログラムの更新を必要とするエレベータ
    に関し、前記保守作業予定記憶部に記憶される保守作業
    予定日の遅くとも当日の朝に、前記プログラム更新部で
    前記更新プログラム記憶部から該更新プログラムを読み
    込み、この更新プログラムに基づいて前記運転制御プロ
    グラムを書き換えるようにしたことを特徴とするエレベ
    ータのデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 エレベータ制御部に記憶される制御プロ
    グラムの識別コードと前記運転制御プログラム記憶部に
    記憶される識別コードとを比較することにより、前記制
    御プログラムの識別コードの更新をチェックする制御部
    を有し、 前記保守作業予定記憶部に記憶される保守作業予定日の
    情報に基づいて、前記制御部により前記制御プログラム
    の識別コードの更新をチェックし、前記エレベータの制
    御プログラムの情報が、前記運転制御プログラム記憶部
    に格納されている制御プログラムの情報に比べて更新さ
    れている場合、前記制御プログラムを読み出し前記運転
    制御プログラム記憶部に登録し管理するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のエレベータのデータ管理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記エレベータ制御装置に記憶される運
    転制御プログラムの読み出しおよび書き込みを行なう入
    出力手段と、前記読み出した運転制御プログラムをあら
    かじめ格納するプログラム記憶部とを備え、 前記運転制御プログラムの変更後に前記エレベータの動
    作に不具合が生じた場合、前記プログラム記憶部にあら
    かじめ格納した運転制御プログラムを、前記入出力手段
    を介して前記エレベータ制御装置へ書き込むようにした
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ
    のデータ管理装置。
JP2000244818A 2000-08-11 2000-08-11 エレベータのデータ管理装置 Pending JP2002060154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244818A JP2002060154A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 エレベータのデータ管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244818A JP2002060154A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 エレベータのデータ管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002060154A true JP2002060154A (ja) 2002-02-26

Family

ID=18735451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000244818A Pending JP2002060154A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 エレベータのデータ管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002060154A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044867A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御データ管理システム
JP2007039206A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーター制御システム
JP2007137654A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーター用制御システム
WO2007091330A1 (ja) * 2006-02-10 2007-08-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ制御プログラムの遠隔更新システム
JP2007302389A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ監視システム
JP2011227813A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Nec Fielding Ltd ファイル共有装置、ファイル共有装置のファームウェアアップデート方法、コンピュータプログラム
CN110422709A (zh) * 2019-08-02 2019-11-08 上海三菱电梯有限公司 电梯楼层位置学习***

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044867A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御データ管理システム
JP4637527B2 (ja) * 2004-08-04 2011-02-23 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御データ管理システム
JP2007039206A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーター制御システム
JP2007137654A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーター用制御システム
JP4734096B2 (ja) * 2005-11-22 2011-07-27 株式会社日立ビルシステム エレベーター用制御システム
WO2007091330A1 (ja) * 2006-02-10 2007-08-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ制御プログラムの遠隔更新システム
US8204970B2 (en) 2006-02-10 2012-06-19 Mitsubishi Electric Corporation Remote update system for elevator control program
JP2007302389A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ監視システム
JP2011227813A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Nec Fielding Ltd ファイル共有装置、ファイル共有装置のファームウェアアップデート方法、コンピュータプログラム
CN110422709A (zh) * 2019-08-02 2019-11-08 上海三菱电梯有限公司 电梯楼层位置学习***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1752843B1 (en) Control server, control terminal, control system, and recording medium storing control communication program
US8000815B2 (en) Method for the supplying and installation of device-specific functionalities and/or data for the field devices of a distributed system
JP6834446B2 (ja) 制御システム、制御プログラムおよび制御方法
US7953892B2 (en) Control server, control terminal, control system, and recording medium storing control communication program
US7430451B2 (en) Safety unit, controller system, connection method of controllers, control method of the controller system and monitor method of the controller system
CN104049579B (zh) 从现场仪表设备后台收集诊断数据
JP3729251B2 (ja) コントローラ及びシステム
AU766699B2 (en) Distributed automation system
US20020124011A1 (en) Methods, systems, and computer program products for communicating with a controller using a database interface
EP2950173A1 (en) Simulation system
JP2002060154A (ja) エレベータのデータ管理装置
CN111597676B (zh) 用于检查信息物理***的***要求的***和方法
US8181172B2 (en) Method for operation of an automation system
JP3957970B2 (ja) 制御用表示装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体
JP4786164B2 (ja) プラント監視制御システム
JP3349618B2 (ja) エレベータ監視システム
JPH10222220A (ja) リモート診断システム
JP2019197449A (ja) 機器管理装置およびタグ名検証方法
JP3407019B2 (ja) データ伝送方法およびデータ伝送システム
JPH0528160A (ja) 保全スケジユール管理方式
JPH07306710A (ja) 監視制御装置及び監視制御システム
JPH07182421A (ja) 生産管理装置
JPH06214061A (ja) システムタイマ管理方法およびその装置
JPH0944231A (ja) 管理システム
JPH0476737A (ja) トラップ・トレース方式