JP2002059322A - 組立装置のスナップリング組付検出方法 - Google Patents

組立装置のスナップリング組付検出方法

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JP2002059322A
JP2002059322A JP2000252058A JP2000252058A JP2002059322A JP 2002059322 A JP2002059322 A JP 2002059322A JP 2000252058 A JP2000252058 A JP 2000252058A JP 2000252058 A JP2000252058 A JP 2000252058A JP 2002059322 A JP2002059322 A JP 2002059322A
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vibration
groove
housing
work
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Hideto Fukushima
秀人 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スナップリングの組付け作業と同時にスナッ
プリングの嵌合状態を検知ができ作業の簡素化、かつ汎
用性に優れた組立装置のスナップリング組付検出方法を
提案する。 【解決手段】 スナップリング3を、その径方向に弾性
変形させてハウジング11に形成した溝1bまで移動
し、該溝1b部分でスナップリング3を径方向に弾性回
復させて、溝1b内にスナップリング3を嵌合させるに
あたり、溝1b部分でスナップリング3が径方向に弾性
回復する際にハウジング1に生じる振動を測定し、この
測定値を、当該溝内にスナップリング3が整合して嵌合
した際に生じる振動に基づいて予め設定した基準振動と
比較して、スナップリング3の嵌合状態を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立装置によるス
ナップリングの組付状態を確認するためのスナップリン
グ組付検出方法方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スナップリングは、各種部品の取付けや
固定など、様々な分野において用いられている。例え
ば、軸に装着された部品が所定位置から移動することが
ないように、軸に形成した溝にスナップリングを嵌合
し、このスナップリングによって部品の移動を制限した
り、或いは円筒状のハウシジングの内部に部品を装着す
る際、ハウシジングの内部に部品を挿入した後、該ハウ
シジングの内周面に形成された溝にスナップリングを嵌
合し、スナップリングによって部品をハウジング内に係
止すること等が行われている。
【0003】これらいずれの使途においても、スナップ
リングが溝に確実に嵌合させる必要があり、この嵌合状
態が不良であるとスナップリング本来の機能が十分に発
揮されないことになる。従って、溝を介してスナップリ
ングを軸やハウジング等の各種ワークに組付けるにあた
って、スナップリングが溝と確実に嵌合していることを
確認する必要があり、このスナップリングの嵌合状態を
検知するための手段が種々提案されている。
【0004】例えば、特開平5−177459号公報に
は、スナップリングをテーパ状の案内部を介してワーク
の溝部まで強制移動させて、溝部にスナップリングを組
付ける装置において、スナップリングの内周または外周
に当接する計測レバーによって、スナップリングの組付
け前後の変位を測定して、スナップリングの嵌合状態を
判断することが提案されている。
【0005】また、特開平11−10457号公報に
は、自動変速機のトランスミッションケース内に配設さ
れるクラッチドラムのクラッチ板の係止を例に、スナッ
プリングを溝に組付けた後、スナップリングの直交する
2方向の径を測定し、この2方向の径の比較によってス
ナップリングの嵌合状態を確認することが提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平5−177
459号公報及び特開平11−10457号公報にあっ
ては、スナップリングの組付け前後の寸法変化に基づい
てスナップリングの嵌合状態を判断している。そのた
め、スナップリングの組付け装置内に、スナップリング
の径を測定する専用の機器類が必要であり、スナップリ
ングの利用が広範囲であるのに対して測定機器類の汎用
性は低いものであった。
【0007】特に、特開平11−10457号公報にあ
っては、スナップリングの組付けとその径の測定とが、
事実上別の工程になることからその作業が複雑になり、
生産性の低下が懸念される。
【0008】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、スナップリングの組付け作業と同時にスナップ
リングの嵌合状態を検知することができ、かつ汎用性に
優れた組立装置のスナップリング組付検出方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の組立装置のスナップリング組付検出方法
は、スナップリングを、該スナップリングの径方向に弾
性変形させてワークに形成した溝まで移動し、該溝部分
で上記スナップリングを径方向に弾性回復させて溝内に
スナップリングを嵌合させる嵌合装置のスナップリング
組付検出方法において、上記溝部分でスナップリングが
径方向に弾性回復する際にワークに生じる振動を測定
し、この測定値を、当該溝内にスナップリングが整合し
て嵌合した際に生じる振動に基づいて予め設定した基準
振動と比較してスナップリングの嵌合状態を検知するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によると、スナップリング
が溝部分で弾性回復して溝内壁に当接した際にワークに
生じる振動を、スナップリングの嵌合状態の判断要素と
し、この振動の測定が、スナップリングの組付けと並行
して行われることから、スナップリングの嵌合状態を確
認するための専用の別工程が不要になり作業の簡素化及
び生産性の向上がもたらされる。また、振動の測定は、
スナップリングやワークの種類にかかわらずに普遍的に
適用できるため、その汎用性は極めて高いものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の組立装置のスナップリング組付検出方法において、上
記溝部分でスナップリングが径方向に弾性回復する際に
ワークに生じる振動の測定は、ワークに押し当てた振動
センサによって検出され、該振動センサのワークへの押
し当ては、スナップリングがワークに形成した溝に移動
する時期に合わせてなされることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によると、既存の装置に振
動センサを追加装備する簡便な手法によって、スナップ
リングの嵌合状態の検出が可能になり、かつスナップリ
ングが溝に嵌合する時期に合わせて振動を測定すること
から、スナップリングの嵌合に関する振動のみの検出が
可能になる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の組立装置のスナップリング組付検出方法において、上
記溝部分でスナップリングが径方向に弾性回復する際に
ワークに生じる振動の測定は、振動加速度または振動レ
ベルとして検出することを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によると、スナップリング
やワークの種類に応じて、振動に関する測定対象が、振
動加速度あるいは振動レベルに適正に選択されることか
ら、スナップリング嵌合時の振動を確実に拾うことがで
きる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の組立装置のスナップリング組付検出方法において、振
動センサにおける振動加速度の対象周波数帯域の変更ま
たは振動レベルの補正を、振動コンパレータで行うこと
を特徴とする。
【0016】請求項4の発明によると、スナップリング
やワークの種類によって、測定する振動加速度の周波数
帯域または振動レベルを判定するための補正が変化する
のに応じて、周波数帯域の変更または振動レベルにおけ
る補正を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による組立装置のス
ナップリング組付検出方法の実施の形態を、ワークとな
る自動車のサスペンションに用いられるハウジングにベ
アリングを圧入する圧入装置によりベアリングの圧入と
並行してスナップリングを組み付ける場合を例に、図1
及び図2により説明する。
【0018】説明の便宜上、先に図1によって概要を説
明し、次に図2によって具体的に説明する。
【0019】図1に示すハウジング1は、車軸を回転自
在に支持するベアリング2を嵌装する収容穴1aが穿設
され、収容穴1aにはスナップリング3を嵌装するため
の溝1bが形成されている。
【0020】ハウジング1の収容穴1aにベアリング2
を圧入するには、まず、ハウジング1に設けられたベア
リング2を装着するための収容穴1aに対して、その同
軸上にベアリング2及びスナップリング3を配置した
後、圧入パンチ4をスナップリング3の上からベアリン
グ2に押し当て、そのままハウジング1の収容穴1aに
向けて押しつける。
【0021】ここで、ベアリング2の外径は収容穴1a
の内径とほぼ同等であるため、ベアリング2は収容穴1
a内に密着して圧入される一方、非装着状態におけるス
ナップリング3は収容穴1aの内径より大きな外径を有
することから、圧入パンチ4の押圧力によって収容穴1
a内に押し込まれる際に収容穴1aの内径まで縮小する
弾性変形が強制され、その結果、収容穴1a内にベアリ
ング2と共に導入される。
【0022】そして、ベアリング2が所定の組付け位置
に達すると、圧入パンチ4による押圧を停止し、圧入パ
ンチ4を収容穴1aから退避させる。すると、ベアリン
グ2と圧入パンチ4との間で挟持されていたスナップリ
ング3が解放されて、元の径に弾性回復する。
【0023】このスナップリング3が弾性回復する位置
は、収容穴1aの内周面に形成した溝1bと合致するよ
うに設定されているため、スナップリング3の弾性回復
に伴う拡径によって、スナップリング3の外周端部が溝
1b内に嵌まり、スナップリング3が所定位置に固定さ
れる。このスナップリング3の嵌合によってハウジング
1に対するベアリング2の圧入による組付けが完了す
る。
【0024】このベアリング2の圧入において、ベアリ
ング2及びスナップリング3を圧入パンチ4によって収
容穴1a内に導入する時期に、ハウジング1に近接配置
した振動センサ5をハウジング1に押し当てて、ハウジ
ング1に生じる振動を測定する。
【0025】即ち、振動センサ5は、ハウジング1に設
けられた、例えば部品取付用のボルト穴1cに先端5a
が挿入可能な先細り形状を有し、例えばエアシリンダ6
を介してハウジング1に対して進退することによって、
先端5aをボルト穴1cに当接可能に構成されている。
このような振動センサ5を用いることによって、ベアリ
ング2及びスナップリング3を圧入パンチ4によって収
容穴1a内に導入する時期に合わせて、振動センサ5を
移動して、その先端5aをボルト穴1cに押し当ててお
く。
【0026】次いで、ベアリング2を所定位置まで押し
込み圧入パンチ4を収容穴1aから退避させると、スナ
ップリング3が元の径に弾性回復してスナップリング3
が溝1bに嵌合するが、その際、拡径したスナップリン
グ3の外周端部がハウジング1の溝1bの内壁に衝突す
るため、ハウジング1に振動が発生する。この振動をハ
ウジング1に押し当てた振動センサ5によって検出す
る。
【0027】ここで、発生する振動は、スナップリング
3が溝1bに整合して嵌合する場合と、溝1bに不整合
に嵌合する場合とで異なることから、測定した振動を、
スナップリング3が溝1bに整合した際に生じる振動に
基づいて予め設定した基準振動と比較すれば、スナップ
リング3の嵌合状態の良否が検知される。
【0028】より具体的には、振動としてハウジング1
やスナップリング3の種類などに適合する周波数帯域に
おける振動加速度または、いわゆる音色として認識され
る振動レベルなどについて測定することによって、スナ
ップリング3が溝1bに整合した場合と不整合の場合と
の差異が明確に現れ、スナップリング3の嵌合状態を検
出するのに有利である。
【0029】また、振動センサ5は、振動コンパレータ
7によって特定の周波数帯域の振動加速度の測定、また
は振動レベルの設定並びに判定を行う機能が付与される
ことから、ハウジング1やスナップリング3の種類によ
って周波数帯や判定レベルが変化するのに応じて、任意
の周波数帯や判定レベルを設定すれば汎用性は格段に向
上する。
【0030】次に、図2によって実際に使用しているベ
アリング圧入装置における本発明の適用について具体的
に説明する。
【0031】図2に示すベアリングの圧入装置10は、
基台11上に垂直に設置したリニアシャフト12a、1
2bに、リニアブッシュ13を介して各々中間プレート
14と15が上下移動自在に支持され、これら中間プレ
ート14及び15は各々上下シリンダ16、17によっ
て上下にスライドされる。
【0032】また、中間プレート14にはハウジング1
をセットするためのハウジングホルダ14aが設けら
れ、中間プレート15にはベアリング2及びスナップリ
ング3をボールプランジャにより保持してセットするベ
アリングホルダ15aが配設されている。更に、基台1
1上にはハウジング1を載置して支持するためのハウジ
ング受けジグ18を設置する一方、中間プレート15の
上方には圧入パンチ4が上下動自在に設置されている。
【0033】更に、ベアリング圧入装置10には、その
基台11上のハウジング受けジグ18の側方に、エアシ
リンダ6を介して振動センサ5を配置し、ベアリング2
の圧入作業においてスナップリング3の嵌合状態を検出
する。
【0034】次に、圧入装置10によるベアリング2の
圧入及びスナップリング3の嵌合状態を検出する手順に
ついて説明する。
【0035】図2に示すように、作業者が圧入装置10
の中間プレート14に設けられたハウジングホルダ14
aにハウジング1をセットし、中間プレート15のベア
リングホルダ15aにベアリング2及びスナップリング
3をセットする。
【0036】そして、作業者が起動ボタンを押すと、上
下シリンダ17に次いで上下シリンダ16の順に作動
し、まずハウジング受けジグ18上にハウジング1を二
点鎖線で示すように載置させると共に、ハウジング1の
上端部にベアリングホルダ15aが当接される。その結
果、ハウジング1はハウジング受けジグ18とベアリン
グホルダ15aとの間に安定して保持される。
【0037】次に、圧入パンチ4を下降させて、ベアリ
ングホルダ15a内のベアリング2をスナップリング3
を介在して押圧し、ベアリングホルダ15aを介してベ
アリング2をハウジング1の収容穴1aへと誘導案内
し、更に、圧入パンチ4にて押圧することによって、収
容穴1a内にベアリング2を圧入する。この際、スナッ
プリング3は圧入パンチ4の押圧力によってベアリング
ホルダ15a内を移動する間に収容穴1aに装着可能に
縮小するように弾性変形し、収容穴1a内に押し込ま
れ、収容穴1a内にベアリング2と共に導入される。
【0038】ここで、エアシリンダ6を作動して振動セ
ンサ5の先端5aをハウジング1のボルト穴1cに差し
込み、振動の測定態勢を整えておく。
【0039】引き続き、圧入パンチ4を下降してベアリ
ング2が収容穴1a内の所定位置に設けられたリブ1d
に当接するまで圧入した際に、圧入パンチ4の下降を停
止して、例えば約1秒間の保持後、圧入パンチ4を上昇
させる。この圧入パンチ4の上昇に合わせて振動センサ
5による振動の測定を開始する。
【0040】即ち、圧入パンチ4が上昇すると、押圧力
から解放されたスナップリング3が元の径に弾性回復し
てスナップリング3が溝1bに嵌合する。その際、拡径
したスナップリング3の外周端部がハウジング1の溝1
bの内壁に衝突してハウジング1に振動が発生する。こ
の振動をハウジング1に押し当てた振動センサ5によっ
て、例えば振動レベルとして測定する。
【0041】そして、測定した信号を、振動コンパレー
タ7において、予め設定した周波数帯域の基準振動レベ
ルと比較し、振動レベルが低い場合はスナップリング3
の組付け不良と判断して、圧入パンチ4の上昇後に警報
を出して、目視確認を行う。
【0042】一方、測定した信号を、振動コンパレータ
7において、予め設定した周波数帯域の基準振動レベル
と比較した際、振動レベルが基準レベルと同等またはそ
れ以上である場合はスナップリング3が溝1bに良好に
嵌装されているものとして警報を出さずに作業を続行す
る。
【0043】従って、本実施の形態によると、スナップ
リング3が溝1bの部分で弾性回復して溝1bの内壁に
当接した際にハウジング1に生じる振動を、スナップリ
ング3の嵌合状態の判断要素とし、振動センサ5による
この振動の測定がスナップリング3の組付けと並行して
行われることから、スナップリング3の嵌合状態を確認
するための専用の別工程が不要になり作業の簡素化及び
生産性の向上がもたらされる一方、この振動の測定は、
スナップリング3やワークの種類にかかわらずに適用で
きることからその汎用性に優れる。
【0044】また、既存の装置に振動センサ5を追加装
備することによって容易にスナップリング3の嵌合状態
の検出が可能になり、かつスナップリング3が溝1bに
嵌合する時期に合わせて振動を測定することから、スナ
ップリング3の嵌合に関する振動のみの検出が可能にな
り、特にスナップリング3やワークの種類に応じて、振
動に関する測定対象を振動加速度あるいは振動レベルに
適正に選択することによってスナップリング3の嵌合時
の振動を確実に拾うことができる。
【0045】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
となく発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
る。例えば、振動センサ5を、先端5aのハウジング1
に当接する部分を除いて、ゴムで被覆することによっ
て、スナップリング3の嵌合に起因した振動のみを確実
に捉えるために、ハウジング1の外側からハウジング1
に伝達された振動等を吸収してセンサに伝達されるのを
回避し、またハウジング1のボルト穴1cに挿入する際
の衝撃を有効的に吸収することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明による組立装置のスナップリング
組付検出方法によると、スナップリングが溝部分で弾性
回復して溝内壁に当接した際にワークに生じる振動を、
スナップリングの嵌合状態の判断要素とし、この振動の
測定はスナップリングの組付けと並行して行われること
から、スナップリングの嵌合状態の確認専用の別工程で
行う必要がなく作業の簡素化及び生産性の向上が得られ
ると共に、振動の測定はスナップリングやワークの種類
にかかわらずに、普遍的に適用されるため汎用性に優れ
たスナップリング組付検出方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明による組立装置のスナップリング組付
検出方法の実施の形態の概要をを示す説明図である。
【図2】ベアリング圧入装置を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング(ワーク) 2 ベアリング 3 スナップリング 4 圧入パンチ 5 振動センサ 6 エアシリンダ 7 振動コンパレータ 10 ベアリング圧入装置(組立装置)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スナップリングを、該スナップリングの
    径方向に弾性変形させてワークに形成した溝まで移動
    し、該溝部分で上記スナップリングを径方向に弾性回復
    させて溝内にスナップリングを嵌合させる組立装置のス
    ナップリング組付検出方法において、 上記溝部分でスナップリングが径方向に弾性回復する際
    にワークに生じる振動を測定し、この測定値を、当該溝
    内にスナップリングが整合して嵌合した際に生じる振動
    に基づいて予め設定した基準振動と比較してスナップリ
    ングの嵌合状態を検知することを特徴とする組立装置の
    スナップリング組付検出方法。
  2. 【請求項2】 上記溝部分でスナップリングが径方向に
    弾性回復する際にワークに生じる振動の測定は、 ワークに押し当てた振動センサによって検出され、 該振動センサのワークへの押し当ては、 スナップリングがワークに形成した溝に移動する時期に
    合わせてなされることを特徴とする請求項1に記載の組
    立装置のスナップリング組付検出方法。
  3. 【請求項3】 上記溝部分でスナップリングが径方向に
    弾性回復する際にワークに生じる振動の測定は、 振動加速度または振動レベルとして検出することを特徴
    とする請求項2に記載の組立装置のスナップリング組付
    検出方法。
  4. 【請求項4】 上記振動センサにおける振動加速度の対
    象周波数帯域の変更または振動レベルの補正を、振動コ
    ンパレータで行うことを特徴とする請求項3に記載の組
    立装置のスナップリング組付検出方法。
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