JP2002054870A - 貯蔵庫の排水構造 - Google Patents

貯蔵庫の排水構造

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JP2002054870A
JP2002054870A JP2001135539A JP2001135539A JP2002054870A JP 2002054870 A JP2002054870 A JP 2002054870A JP 2001135539 A JP2001135539 A JP 2001135539A JP 2001135539 A JP2001135539 A JP 2001135539A JP 2002054870 A JP2002054870 A JP 2002054870A
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Masaki Kasugai
正樹 春日井
Junichi Tozaki
淳一 戸崎
Mitsusachi Takaoka
光幸 高岡
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水受け皿から滴下する結露水等を冷却ダクト
から排出することで、ツララの発生やダクトの割れおよ
び変形を未然に防止する。 【解決手段】 水受け皿35の下方に配設される冷却ダ
クト26の後面側に、排水管35bの下方に臨む排水部
45が下方傾斜するよう形成される。排水用パイプ31
の上部開放端部に連設した接続管体48は、収納室20
の内壁面で開口する排水口48aに対して斜め下方に延
在する第1管部48bと、第1管部48bから略垂直下
方に向けて折曲形成されて排水用パイプ31の上部開放
端部に外嵌される第2管部48cとから構成される。そ
して、冷却ダクト26の排水部45における開口端部の
下端が、排水口48aの内部下面に密着的に配置され、
該ダクト26に受容された結露水等は排水部45および
接続管体48を介して排水用パイプ31に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貯蔵庫の排水構
造に関し、更に詳細には、例えば冷蔵庫等の断熱箱体内
に配設した冷却器から滴下する除霜水を受容する水受け
皿に生ずる結露水等を、該水受け皿の下方に配設した冷
却ダクトを介して断熱箱体に形成した排水口に排出する
ようにした貯蔵庫の排水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】野菜や果実その他肉や魚等の生鮮食品
(以下「食材」という)を長期に亘り冷凍貯蔵するものと
して、断熱箱体内に食材貯蔵用の収納室を画成し、この
収納室内に冷却器で冷却した冷気を循環させて該収納室
内を直接的に冷却するよう構成した貯蔵庫が知られてい
る。この貯蔵庫の一例を、図6に示す。図示の貯蔵庫1
0は、上下に所定間隔離間して前面側に大きく開放する
矩形状開口部を有する外箱12と、この外箱12内に所
要の間隙を保持して組込まれ、同じく前面側に大きく開
放する内箱14と、両箱12,14間に充填した発泡ウ
レタン等の断熱材16とからなる断熱箱体18を有して
いる。そしてこの断熱箱体18の内部に、食材貯蔵用の
収納室20が画成される。また断熱箱体18の前面に
は、当該断熱箱体18に開設した各開口部18aと対応
して、該開口部18aを開閉可能に閉成する断熱扉22
が配設されている。
【0003】前記断熱箱体18の内部上方には、内箱1
4の天井面から離間する下方位置に冷却ダクト26が配
設され、該ダクト26の上方に冷却室24を画成してい
る。この冷却室24は、冷却ダクト26の底部前側に形
成した吸込口28および底部後側に形成した吹出口30
を介して前記収納室20に連通すると共に、前記外箱1
2の外部天井面に配置された冷凍装置32に接続する冷
却器34が、該冷却室24に収納配置されている。冷却
器34には、その内部に蒸発管(図示せず)が配設されて
おり、冷凍装置32から供給される冷媒が該蒸発管を循
環するよう構成される。また前記吸込口28には、その
内部に臨む状態で送風ファン36が配設されている。そ
してこの送風ファン36が回転することにより、前記吸
込口28を介して冷却室24に吸引された収納室20内
の空気が冷却器34に吹付けられ、該冷却器34に接触
して熱交換した空気が、冷気となって冷却室24から前
記吹出口30を介して収納室20に吹出される。更に該
冷気は、収納室20内を循環して、再び冷却室24内に
戻るサイクルを反復するよう構成されている。
【0004】前記冷却器34の下方には、該冷却器34
から滴下する除霜水等を受容する水受け皿35が配設さ
れると共に、該受け皿35の後面側に排水管35bが配
設されている。また、断熱箱体18における後面側の壁
内に設けた排水用パイプ31の上部開口が、前記冷却室
24内に臨む内壁面側で開口しており、前記水受け皿3
5に受容された除霜水等を排水管35bを介して上部開
口に排出するよう構成してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した貯蔵庫10で
は、冷却器34から滴下する除霜水等は水受け皿35お
よび排水管35bを介して排水用パイプ31に排出し得
るが、該水受け皿35の外面に生じた結露水は、前記冷
却ダクト26に滴下したまま溜ってしまう。このため、
冷却ダクト26から溢れた結露水が氷結してツララが発
生したり、あるいは冷却ダクト26内で結露水が氷結す
ることで該ダクト26が割れたり変形するおそれがあ
る。また貯蔵庫10の前記断熱扉22を開閉する際に
は、前記収納室20内が一瞬負圧状態となる。この場合
に、水受け皿35の排水管35bを介して前記排水用パ
イプ31内に排出される除霜水等が逆流して冷却ダクト
26に流れ込み、そのままダクト内で氷結したり、ある
いは排水用パイプ31の上部開口周辺で氷結してしまう
と云った不具合が生じる。なお、逆流を防止する部材を
配設したり、あるいは氷結を防止するヒータを配設する
ことで対処することが考えられるが、何れの場合も製造
コストや消費電力の上昇を招来する欠点がある。
【0006】
【発明の目的】この発明は、前述した貯蔵庫の排水構造
に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決する
べく提案されたものであって、水受け皿から滴下する結
露水等を冷却ダクトから排出することで、ツララの発生
やダクトの割れおよび変形を未然に防止することがで
き、また排水口から逆流した除霜水等が冷却ダクトに溜
って氷結したり排水用パイプの上部開口周辺で氷結する
のを防止し得る貯蔵庫の排水構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る貯蔵庫
の排水構造は、断熱箱体の内部に配設した冷却ダクトで
画成される冷却室に配設された冷却器の下方に水受け皿
が配置され、前記冷却器から水受け皿に滴下した除霜水
を該水受け皿に設けた排水管を介して前記断熱箱体の内
壁面に開口する排水口に排出するようにした貯蔵庫にお
いて、前記冷却ダクトに、前記排水管から滴下する結露
水等を受け得る排水部を該排水管の下方に臨むよう設け
ると共に、該排水部を前記排水口まで延在して結露水等
を該排水口に排出するよう構成したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る貯蔵庫の排水構造につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。図1は、本発明の好適な実施例に係る貯蔵
庫の要部縦断側面図である。なお、貯蔵庫の基本的な構
造は、図6を参照して従来の技術の項で説明した通りで
あるので、既出の部材と同一の部材については同じ符号
で指示して、その詳細説明は省略する。
【0009】前記断熱箱体18の天井部に上部開口18
bが開設されると共に、天井部の上面に、前記冷凍装置
32が載置された台座33が、該上部開口18bを覆う
ように設置されている。また断熱箱体18の内部上方に
冷却ダクト26が配設され、該冷却ダクト26と台座3
3との間に画成した冷却室24内に、冷却器34が配置
されている。なお、台座33と断熱箱体18との当接部
には台座用断熱材37が介挿され、冷却室24を密閉し
ている。
【0010】前記冷却ダクト26は、図2および図3に
示す如く、略長方形状に形成された底面38と、該底面
38の前端部に所要高さの段差でもって一段高く形成さ
れた前方斜面壁40と、両側端で直立する側壁面42,
42および後端で直立する後壁面46とを一体的に形成
したものであり、前方斜面壁40の前端部に形成されて
底面38と平行に所要長さ延在するフランジ44が、内
箱14の内部天井面に当接された状態でねじ止め固定さ
れる。また冷却ダクト26の底面38における後面側に
は、前記排水用パイプ31に連通する排水部45が延在
形成されている。この排水部45は、底面38の幅方向
中央部から一方の側壁面42に若干変位した位置におい
て、所定長さで後方に延出する樋状部材であって、底面
38に対して所定角度で下方傾斜するよう形成されてい
る。
【0011】前記排水用パイプ31の上部開放端部に
は、エルボ状の接続管体48が連設されている。この接
続管体48は、収納室20の内壁面で開口するよう配置
される排水口48aに対して斜め下方に延在する第1管
部48bと、該第1管部48bから略垂直下方に向けて
折曲形成されて前記排水用パイプ31の上部開放端部に
外嵌される第2管部48cとから構成される。そして、
前記冷却ダクト26の排水部45における開口端部の下
端が、排水口48aの内部下面に密着的に配置され、該
ダクト26に受容された結露水等は排水部45および接
続管体48を介して排水用パイプ31に排出されるよう
になっている。
【0012】前記冷却ダクト26の底面38は、図1に
示す如く、断熱箱体18の内部上方に設置した状態で水
平となるよう設定されており、その内部における前端部
および後端部の各コーナー部に支持体49が一体的に突
設されている。この支持体49は、冷却器34の下方に
配置される水受け皿35が載置される部分であって、こ
のうち前端部の各支持体49は、図に示すように、前方
斜面壁40の傾斜下端部の高さよりも若干低い高さに設
定されると共に、後端部の支持体49は、前端部の支持
体49の約1/3の高さとなるよう設定されている。前
記水受け皿35は、冷却ダクト26における底面38の
上方に収納可能な外径寸法に設定された浅底の皿状部材
であって、該水受け皿35を前後の支持体49,49間
に載置することで、図1に示すように、その水受け面3
5aが貯蔵庫10の前面側から後面側に向けて下方傾斜
するよう設置される。
【0013】前記水受け皿35の後端部には、前記冷却
ダクト26における排水部45の上方に臨む排水管35
bが、水受け面35aから後方に向かって該排水部45
と略平行に下方傾斜するよう形成されている(図4およ
び図5参照)。そして、この排水管35bの延在端部
は、前記接続管体48の排水口48aから第1管部48
bの内部に、該第1管部48bの傾斜に沿って所定長さ
だけ挿入されている。従って、水受け皿35に受容した
冷却器34からの除霜水は、水受け面35aの傾斜に沿
って流下して排水管35bに集水された後、接続管体4
8を介して排水用パイプ31に排出される。
【0014】前記冷却ダクト26の前方斜面壁40に
は、吸込口28(実施例では2つであるが1つでも3つ
以上でもよい)が形成され、各吸込口28に対応的に送
風ファン36が配設される。各送風ファン36は、収納
室20内の空気を冷却室24に向けて吹出すよう配置さ
れており、該送風ファン36を回転することによって、
収納室20の前部側から吸引した室内空気を、冷却室2
4に配置した冷却器34に接触させて熱交換を行なうよ
うになっている。また底面38の後端で直立する前記後
壁面46の上端レべルは、図3に示す如く、両側壁面4
2,42の上端レベルの略1/3になるよう設定されて
いる。両側壁面42,42は、底面38よりも後方に所
要長さだけ延出しており、その延出端を内箱14の内部
後面に当接した状態で、冷却ダクト26の底部後側に、
冷却室24と収納室20とを連通する底部吹出口30が
形成されるよう構成される。すなわち、前記冷却器34
に接触した後の冷気は、底部吹出口30を介して収納室
20の後部側に吹出されるようになっている。
【0015】また冷却ダクト26の幅寸法は、内箱14
の内部幅寸法より短かく設定されており、該冷却ダクト
26と内箱14の内部両側面との間に側部吹出し空間5
0,50が画成されるよう構成される(図2参照)。該冷
却ダクト26の両側壁面42,42が後壁面46から後
方に延出する部分の上端部には、内箱14の内部後面に
向けて緩やかな角度で傾斜する傾斜部42a,42aが
形成されており、各傾斜部42aと内箱14の内部後面
および内部天井面とにより前記側部吹出し空間50と冷
却室24との連通部52が夫々画成されるようになって
いる(図1参照)。すなわち、前記吸込口28から吸込ま
れて前記冷却器34に接触して冷却された冷気の一部
は、左右の連通部52,52を介して吹出し空間50,5
0に吹出され、その他の冷気が前記底部吹出口30を介
して収納室20の後部側に吹出される。なお、各側壁面
42の後方へ延出する部分と略同一位置まで前記底面3
8の幅方両端部が延出し、その後端部で垂下する各フラ
ンジ39が、内箱14の内部後面に当接した状態でネジ
止め固定されるようになっている。
【0016】前記冷却器24の底部には、ヒータ54が
配設され、定期的あるいは任意時期に該ヒータ54によ
り冷却器24を加熱して除霜を行なうよう構成される。
また前記冷却ダクト26の底面38上には、前記水受け
皿35との間にダクト用断熱材56が配設されている。
【0017】
【実施例の作用】次に、前述した構成に係る貯蔵庫の排
水構造の作用につき説明する。前記断熱箱体18の内部
に画成した収納室20において、前記冷却ダクト26に
おける両側壁面42,42の延出端およびフランジ39,
39を内箱14の内部後面に当接してねじ止め固定する
と共に、該冷却ダクト26のフランジ44を内箱14の
内部天井面に当接してねじ止め固定する。これにより、
冷却ダクト26の上部に冷却室24が画成されると共
に、底部後側に底部吹出口30が画成される。また、冷
却ダクト26の左右両側部に、側部吹出し空間50,5
0に連通する前記連通部52,52が画成される。
【0018】前記断熱扉22,22を閉成した状態で冷
却器34に冷媒を循環すると共に、送風ファン36を回
転させることにより、該送風ファン36により吸込口2
8から吸引された空気が冷却器34に接触して冷気とさ
れた後、前記底部吹出口30から収納室20の後部下方
に向けて吹出される。この冷気は、収納室20の後面、
底面および前面と循環して再び吸込口28から冷却室2
4に吸込まれる。また冷却器34に接触した冷気の一部
は、連通部52,52を介して側部吹出し空間50,50
に向けて吹出される。この冷気は、収納室20の両側面
に沿って流下して収納室20を冷却する。これにより、
収納室20内の温度分布が均一になり、収納室20に収
納された貯蔵食材が収納場所によって異常乾燥や変色す
るのを抑制することができる。また冷却器34から吹出
される冷気は、冷却ダクト26の後壁面46に当たって
左右両側に向けて流れ、これにより連通部52,52と
底部吹出口30から均一に冷気が収納室20に吹出され
る。なお、前記送風ファン36の回転により冷却室24
内の圧力は収納室20内の圧力よりも相対的に高くなる
ので、該冷却室24に吸込まれて冷却器34に接触した
後の冷気は、前記左右の連通部52,52と底部吹出口
30から効率的に収納室20に吹出される。
【0019】前述したように貯蔵庫10の運転が継続さ
れると、前記冷却器34には経時的に霜が付き、これに
より冷却効率が低下するので、定期的に前記ヒータ54
に通電して除霜運転が行なわれる。この除霜運転により
冷却器34から滴下する除霜水は、前記水受け皿35に
受容された後、水受け面35aの傾斜に沿って流下して
排水管35bに集水されると共に、該排水管35b内を
通過して接続管体48を介して排水用パイプ31に排出
される。なお、排水管35bには下方傾斜が付されてい
るから、除霜水は円滑に流れて管内に残ることはない。
【0020】前記水受け皿35の本体部や排水管35b
の外面に生じた全ての結露水は、前記冷却ダクト26の
底面38や排水部45に滴下し、これら結露水は排水部
45から接続管体48を介して排水用パイプ31に排出
される。この排水部45には下方傾斜が付されているか
ら、結露水は円滑に流れて残ることはなく、冷却ダクト
26内で結露水が氷結することで割れや変形を生ずるの
を防止し得る。また、排水部45の開口端部は接続管体
48における排水口48aの内部下面に密着的に配置さ
れ、しかも該排水部45は下方傾斜しているから、前記
断熱扉22の開閉によって発生する収納室20内の負圧
に起因して、排水用パイプ31から除霜水や結露水が逆
流して冷却ダクト26に流れ込むのを防ぐことができ
る。なお、接続管体48の第1管部48bにも下方傾斜
が付されているから、排水用パイプ31から逆流する除
霜水や結露水が、接続管体48を介して冷却ダクト26
に流れ込むのを抑制し得る。更に、接続管体48の第2
管部48cは排水用パイプ31に外嵌されて、その連結
部の内面側には段部が生じないよう構成してあるので、
該連結部に排水が溜ることはなく、該パイプ31の上部
開口周辺での氷結を防止し得る。
【0021】なお、前記水受け皿35と冷却ダクト26
との間にダクト用断熱材56を配設したから、前記冷却
器34により冷却ダクト26が冷却されるのは抑制さ
れ、該ダクト26の凍結防止が図られる。また前述した
除霜運転に際しては、ヒータ54の熱が収納室20に伝
わるのを防ぎ、室内温度の上昇を抑えることができる。
更には、水受け皿35の結露を防止することもできる。
更にまた、ダクト用断熱材56に水受け皿35を載置す
ることで、該水受け皿35の位置決めを好適になし得
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る貯蔵庫
の排水構造によれば、水受け皿の外面に生じて冷却ダク
トに滴下した結露水等を、排水部を介して断熱箱体の排
水口に排出することができ、冷却ダクト内で結露水等が
氷結することで割れや変形を生ずるのを防止し得る。ま
た排水部は下方傾斜すると共に、その開口端部が排水口
の内部下面に密着的に配置されるから、貯蔵庫の扉開閉
に伴い庫内が負圧となるのに起因して除霜水や結露水等
が排水口から逆流しても、該水が冷却ダクトに戻って溜
ることはなく、排水部の排水口との接続部周辺での氷結
を防止し得る。すなわち、逆流を防止する部材を別途設
けたり、氷結を防止するためのヒータを配設する必要は
なく、製造コストやランニングコストを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係る貯蔵庫の要部縦
断側面図である。
【図2】 実施例に係る冷却ダクトを示す平面図であ
る。
【図3】 実施例に係る冷却ダクトの縦断側面図であ
る。
【図4】 実施例に係る水受け皿の平面図である。
【図5】 実施例に係る水受け皿の縦断側面図である。
【図6】 従来の技術に係る貯蔵庫の概略縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
18 断熱箱体,24 冷却室,26 冷却ダクト,34
冷却器 35 水受け皿,35b 排水管,45 排水部,48a
排水口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高岡 光幸 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 3L048 AA06 AA07 AA09 BA01 BC01 CA02 CB03 CB05 CB08 CB10 DA02 FA01 GA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体(18)の内部に配設した冷却ダク
    ト(26)で画成される冷却室(24)に配設された冷却器(34)
    の下方に水受け皿(35)が配置され、前記冷却器(34)から
    水受け皿(35)に滴下した除霜水を該水受け皿(35)に設け
    た排水管(35b)を介して前記断熱箱体(18)の内壁面に開
    口する排水口(48a)に排出するようにした貯蔵庫におい
    て、 前記冷却ダクト(26)に、前記排水管(35b)から滴下する
    結露水等を受け得る排水部(45)を該排水管(35b)の下方
    に臨むよう設けると共に、該排水部(45)を前記排水口(4
    8a)まで延在して結露水等を該排水口(48a)に排出するよ
    う構成したことを特徴とする貯蔵庫の排水構造。
  2. 【請求項2】 前記排水部(45)は下方傾斜すると共に、
    その開口端部が前記排水口(48a)の内部下面に密着的に
    配置される請求項1記載の貯蔵庫の排水構造。
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