JP2002052632A - ポリオレフィン系熱収縮性積層チューブ - Google Patents

ポリオレフィン系熱収縮性積層チューブ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 延伸性や被覆加工性が良好であり、柔軟性、
収縮仕上がり性、耐熱性等に優れたポリオレフィン系熱
収縮性積層チューブを提供する。 【解決手段】 最内層を形成する(A)層と最外層を形
成する(B)層の少なくとも2層からなる熱収縮性積層
チューブであって、最内層(A)層は、下記(a)成分
が50〜60重量%、(b)成分が50〜40重量%を
主成分とし、(B)層は、下記(a)成分が35〜50
重量%、(b)成分が65〜50重量%を主成分とする
混合樹脂層からなり、また(B)層の厚みが全層の厚み
の50〜98%である積層体を延伸してなることを特徴
とするポリオレフィン系熱収縮性積層チューブ。 (a)ガラス転移温度(Tg)が50〜90℃である環
状オレフィン系重合体 (b)示差走査熱量計(DSC)にて測定される結晶化
熱量が10〜50J/gで、結晶融解ピーク温度(T
m)が125℃以上であるポリプロピレン系重合体

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンデンサな
どの電気部品の絶縁被覆用途に好適に使用される熱収縮
性チューブに関し、さらに詳細には、耐熱性、柔軟性、
被覆仕上がり性などに優れるポリオレフィン系熱収縮性
積層チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンデンサの絶縁用熱収縮性チ
ューブとしては、ポリ塩化ビニル(PVC)からなるチ
ューブが広く使用されている。PVCチューブは優れた
実用特性とコスト性を有しているものの、廃棄後焼却す
ると塩素を含んだガスを発生するということなどから、
近年PVC以外の材料(非PVC材料)が要望されつつ
ある。また電子機器の発展に伴って、その電気部品とし
て使用されるコンデンサにおいても高性能、高信頼化が
進んでおり、たとえばアルミ電解コンデンサにおいて
は、125℃以上の雰囲気温度で、長時間使用される用
途がある。
【0003】そのため、これらに使用されるチューブは
非PVC材料で且つ高耐熱性が必要となるが、チューブ
の耐熱性を上げるために、材料の融点やガラス転移温度
の高いものを選択すると、その結果、低温延伸性、低温
収縮性が損なわれるという欠点がある。チューブの延伸
及び収縮は、低温且つ短時間で行われた方が、製造、被
覆時とも作業性、コスト性が優れており望ましい。これ
らを解決し得る方法として、ポリエチレン系樹脂を主成
分としたチューブに、電子線等の電離放射線照射を行っ
て、低温延伸性、低温収縮性と耐熱性を同時に付与する
方法が開示されているが、その設備投資費用やランニン
グコストが高く、また製造工程の小スペース化が難かし
い等の問題点があった。
【0004】また、特開平7−32503号公報、特開
平9−278974号公報では、環状ポリオレフィンを
主体とした熱収縮性チューブが開示されているが、これ
らのチューブでは、自動機に適した腰(剛性)を保持す
る目的から、環状ポリオレフィンに混合する他のポリオ
レフィン系樹脂の添加量や特性等が制限されているため
低温収縮性は付与できるが、低温収縮性、耐熱性および
柔軟性を同時に満たすことができない等の問題点があっ
た。本発明者らは、上記の問題を解決するため、特定の
環状オレフィン系重合体と高融点低結晶性ポリプロピレ
ン系重合体との混合組成物により、低コスト、耐熱性、
柔軟性、低温延伸、低温収縮性を満たす方法を提案して
いる(特願2000−196208号)。
【0005】しかしながら、常温の柔軟性を改良するた
め、結晶性の低いポリプロピレン系樹脂を多量に混合す
ると延伸工程での加熱によって、延伸前のチューブ内面
が密着してチューブラー延伸が難しくなる等の問題が発
生することがあった。このような内面密着の問題を解決
する手段としては、滑剤等の添加剤を配合して防止する
ことが一般的である。通常このような内面密着を防ぐに
は多量の添加剤が必要であるため、収縮チューブの滑性
が増大し、収縮チューブの被覆の際、例えばシュリンク
トンネル等を使用する場合等に、通過中に被覆物体とチ
ューブにずれが生じて被覆位置がずれる等の被覆仕上が
り性に問題が発生しやすい。これらのことにより、延伸
性、柔軟性、耐熱性、製造コスト、被覆仕上がり性を有
するバランスに優れた熱収縮性チューブは見出されてい
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、延伸
性、柔軟性、耐熱性、製造コスト、被覆仕上がり性など
に優れたポリオレフィン系熱収縮性積層チューブを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
を重ねた結果、特定の熱特性を有するポリプロピレン系
重合体と環状オレフィン系重合体を用い、さらにこれら
を所定の割合で混合し積層化することで上記課題を達成
することができることを見出したものであり、その要旨
は、最内層(A)層と最外層(B)の少なくとも2層か
らなる熱収縮性積層チューブであって、最内層(A)
は、下記(a)成分が50〜60重量%、(b)成分が
50〜40重量%を主成分とし、外層(B)は、下記
(a)成分が35〜50重量%、(b)成分が65〜5
0重量%を主成分とする混合樹脂層からなり、また
(B)層の厚みが全層の厚みの50〜98%である積層
体を延伸してなることを特徴とするポリオレフィン系熱
収縮性積層チューブに存する。 (a)ガラス転移温度(Tg)が50〜90℃である環
状オレフィン系重合体 (b)示差走査熱量計(DSC)にて測定される結晶化
熱量が10〜50J/gで、結晶融解ピーク温度(T
m)が125℃以上であるポリプロピレン系重合体
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明は、特定の環状オレフィン系重合体とポリプロピ
レン系重合体を配合し、低温延伸、低温収縮性、耐熱
性、柔軟性に優れた熱収縮性積層チューブであり、円筒
状の積層チューブを最内層(A)と最外層(B)の少な
くとも2層から構成し、各層の主な特性として最内層
(A)が内面密着を防ぐこと、最外層(B)が、(A)
より高い柔軟性を付与することを特徴としている。それ
ぞれ最内層(A)最外層(B)とも(a)成分であるガ
ラス転移温度(Tg)が50〜90℃である環状オレフ
ィン系重合体と(b)成分である示差走査熱量計(DS
C)にて測定される結晶化熱量が10〜50J/gで、
結晶融解ピーク温度(Tm)が125℃以上であるポリ
プロピレン系重合体とを主成分とする。
【0009】ここで、(a)成分である環状オレフィン
系重合体は、ガラス転移温度(Tg)が50〜90℃で
ある環状オレフィン系樹脂である。ガラス転移温度が5
0℃未満では得られた熱収縮性チューブの自然収縮が大
きくなり、寸法安定性に欠けるチューブとなりやすく実
用上好ましくない。また90℃を越えると低温延伸、そ
の結果低温熱収縮性が得られず好ましくない。このこと
から好適なガラス転移温度の範囲は60〜85℃であ
る。なお、本発明において使用するガラス転移温度(T
g)は、次のようにして求めた値である。すなわち、岩
本製作所(株)製「粘弾性スペクトロメーターVES−
F3」を用い、振動周波数10Hz、昇温速度1℃/分
で測定し、得られたデータから損失弾性率(E”)のピ
ーク値を求め、その時の温度をガラス転移温度(Tg)
とした。
【0010】
【式1】
【0011】(a)成分である環状オレフィン系重合体
の結合形態は、上述した条件を満足すれば特に制限はな
く、上記一般式(1)で表される環状オレフインとエチ
レンとのランダム共重合体、環状オレフィン開環(共)
重合体、環状オレフィン開環(共)重合体の水素化物、
およびこれらの(共)重合体のグラフト変性物などが挙
げられる。ここで上記一般式(1)で表される環状オレ
フインの例としては、下記式(2)のビシクロヘプト−
2−エン(2−ノルボルネン)およびその誘導体、例え
ばノルボルネン、6−メチルノルボルネン、6−エチル
ノルボルネン、6−n−ブチルノルボルネン、5−プロ
ピルノルボルネン、1−メチルノルボルネン、7−メチ
ルノルボルネン、5,6−ジメチルノルボルネン、5−
フエニルノルボルネン、5−ベンジルノルボルネンなど
を挙げることができる。
【0012】また下記式(3)のテトラシクロ−3−ド
デセンおよびその誘導体としては、例えば8−メチルテ
トラシクロ−3−ドデセン、8−エチルテトラシクロ−
3−ドデセン、8−ヘキシルテトラシクロ−3−ドデセ
ン、2,10−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、
5,10−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセンなどを
挙げることができる。
【0013】
【式2】
【0014】本発明チューブにおいては、エチレンと環
状オレフィンとのランダム共重合体を好適に使用するこ
とができ、例えば、上記一般式(1)で表される環状オ
レフインを20〜50モル%程度含有するエチレンとの
共重合体を例示することができる。また、エチレン以外
のα−オレフインを含むものや、第3成分としてブタジ
エン、イソプレンなどを含有するものであってもよい。
環状オレフインの含有量により各種のガラス転移温度を
有するものがあり、具体的には、三井化学(株)製の商
品名「アペル」やTicona社製の商品名「Topa
s」等を例示することができる。なお、環状オレフィン
系重合体は、例えば、特開昭60−168708号公
報、特開昭61−120816号公報、特開昭61−1
15912号公報、特開昭61−115916号公報、
特開昭61−271308号公報、特開昭61−272
216号公報、特開昭62−252406号公報、特開
昭62−252407号公報などに記載されている公知
の方法に準じて製造することができる。
【0015】さらに、本発明において、環状オレフィン
系樹脂としては、上記のような環状オレフィン系ランダ
ム共重合体、環状オレフィン開環(共)重合体あるいは
環状オレフィン開環(共)重合体の水添物を、例えば無
水マレイン酸、マレイン酸、無水イタコン酸、イタコン
酸、(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸あるいは
その無水物等の変性剤で変性したグラフト重合体も使用
することができる。これらの変性剤は単独であるいは組
み合わせて使用することができる。
【0016】次に(b)成分であるポリプロピレン系重
合体は、示差走査熱量計(DSC)にて測定される結晶
化熱量が10〜50J/gで、結晶融解ピーク温度(T
m)が125℃以上である条件を満足するポリプロピレ
ン系樹脂である。ここで結晶化熱量が10J/g未満で
は、耐熱性が不充分となったり、内面密着が発生しやす
く好ましくない。一方50J/gを超えると低温での延
伸特性が低下し、低温収縮性が不充分となりやすく好ま
しくない。このことから好適な結晶化熱量の範囲は15
〜45J/gである。また結晶融解ピーク温度が125
℃未満では耐熱性が不充分となる。
【0017】以上より耐熱性と低温延伸性および低温収
縮性とのバランスから好適なポリプロピレン系重合体の
特性は、示差走査熱量計(DSC)にて測定される結晶
化熱量が15〜45J/gで、結晶融解ピーク温度範囲
が135〜170℃である。なお、本発明において使用
する結晶化熱量と結晶融解ピーク温度は、次のようにし
て求めた値である。すなわち、結晶化熱量については、
パーキンエルマー社製DSC−7を用いて、試料10m
gをJIS−K7122に準じて、加熱速度10℃/分
で結晶融解後、200℃まで昇温し、200℃で5分間
保持した後、冷却速度10℃/分で室温まで降温したと
きのサーモグラムから求めた。また結晶融解ピーク温度
については、試料10mgをJIS−K7121に準じ
て、加熱速度10℃/分で昇温したときのサーモグラム
から求めた。
【0018】(b)成分であるポリプロピレン系重合体
の結合形態は、上述した条件を満足すれば特に制限はな
く、プロピレンと共重合可能な他の単量体とのランダム
共重合体又はブロック共重合体などが挙げられる。ま
た、これらの立体構造には特に制限がなく、イソタクチ
ック、アタクチック、シンジオタクチックあるいはこれ
らの混在した構造の重合体でもかまわない。ここで共重
合可能な他の単量体としては、エチレンやブテン−1、
ヘキセン−1、4−メチル−ペンテン−1、オクテン−
1等の炭素数4〜12のα−オレフィンおよびジビニル
ベンゼン、1,4−シクロヘキサジエン、ジシクロペン
タジエン、シクロオクタジエン、エチリデンノルボルネ
ン等のジエン類等が挙げられるが、これらのうちエチレ
ンであるのが好ましい。またポリプロピレン系樹脂が、
プロピレンと共重合可能な他の単量体との共重合体であ
る場合の、他の単量体の含有量は、通常40重量%以
下、好ましくは30重量%以下である。
【0019】上記ランダム共重合体としては、プロピレ
ン−エチレンランダム共重合体やプロピレン−エチレン
−ブテン−1共重合体などが挙げられ、またブロック共
重合体としては、プロピレン−エチレンブロック共重合
体やリアクタータイプのポリプロピレン系エラストマー
などが挙げられ、具体的な商品としては、(株)トクヤ
マの商品名「P.E.R.」、チッソ(株)の商品名
「NEWCON」、モンテル・エスディーケイ・サンラ
イズ(株)の商品名「Adflex」(キャタロイプロ
セス)、住友化学工業(株)の商品名「EXCELLE
N EPX」、Huntsman Polymer Co
rporationの商品名「REXflex」等が市
販されている。
【0020】上記の中で、熱収縮性チューブとしての収
縮特性、延伸特性および経済性の点からリアクタータイ
プのポリプロピレン系エラストマーが好適に使用され
る。なおこれらのポリプロピレン系樹脂は1種のみを単
独で、または2種以上を組み合わせて用いることができ
る。また、そのメルトフローレート(MFR)(JIS
K7210、230℃、21.18N荷重)は通常0.
4〜20g/10分、好ましくは0.5〜5g/10分
のものが用いられる。
【0021】本発明の熱収縮性チューブは、最内層
(A)と最外層(B)の少なくとも2層からなる熱収縮
性積層チューブであって、最内層(A)は、上記した
(a)成分が50〜60重量%、(b)成分が50〜4
0重量%を主成分とし、(B)層は、(a)成分が35
〜50重量%、(b)成分が65〜50重量%を主成分
とする混合樹脂層からなる。ここで、最内層(A)は、
熱収縮性積層チューブの低温延伸、低温収縮、耐熱性、
柔軟性を維持しながら、加えて内面密着を防止すること
が目的であり、(a)成分が50重量%未満、或いは、
(b)成分が50重量%以上の場合は、内面密着が発生
しやすく好ましくない。一方、(a)成分が60重量%
を超えたり、(b)成分が40重量%未満の場合は、12
5℃雰囲気中での耐熱性が不充分となったり、柔軟性が
不充分となりやすく好ましくない。また内面密着を防止
する点から(A)層の厚みは、少なくとも1μm以上が
好ましい。
【0022】次に、最外層(B)は熱収縮性積層チュー
ブの低温延伸、低温収縮、耐熱性を維持しながら、さら
に最内層(A)より高い柔軟性を付与することが目的で
あり、(a)成分が50重量%を超えたり、(b)成分
が50重量%未満の場合は、柔軟性を付与する効果が顕
著でなく好ましくない。一方、(a)成分が35重量%
未満、或いは、(b)成分が65重量%を超える場合は、
低温延伸性や低温収縮性が不充分となりやすく好ましく
ない。また、(B)層の厚みが全層の厚みの50〜98
%であることが望ましく、(B)層の厚みが全層の50
%未満では所望する柔軟性が得られ難い。
【0023】本発明のチューブは、最内層(A)と最外
層(B)の少なくとも2層からなる円筒状の熱収縮性積
層チューブであり、かかる条件を満足する限り特に制限
はなく、例えば、最内層(A)/最外層(B)の2層構
造や、最内層(A)/中間層(C)/最外層(B)の3層
構造や、最内層(A)/中間層(C)/中間層(C)/最
外層(B)の4層構成でもよく、また、最内層(A)と
中間層(C)、また中間層(C)と最外層(B)を構成す
る(a)、(b)各成分の混合組成比は、規定の範囲内
で同一でも異なっていてもかまわない。
【0024】また中間層(C)は、本発明の効果を著し
く阻害しない範囲で、(a)、(b)成分以外のポリオ
レフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系
樹脂等から構成される層であっても、また接着層でも構
わない。本発明において、(B)の総厚みは、層構成数
には関係なくチューブの総厚みに対して、50〜98%
であればよい。さらに本発明のチューブには、成形加工
性やチューブの物性を改良・調整する目的で、本発明の
効果を著しく阻害しない範囲で、例えば、石油樹脂類、
パラフィン系オイル、液状ポリブテン、ビニル芳香族系
化合物と共役ジエンとの共重合体(ブロックおよびラン
ダム)またはその水素添加誘導体、芳香族モノマーとエ
チレンおよび/または他のα−オレフィンとの共重合体
等やその他の相溶化剤、耐候性安定剤、耐熱安定剤、帯
電防止剤、アンチブロッキング剤、滑剤、核剤、可塑
剤、老化防止剤、塩酸吸収剤、酸化防止剤、難燃剤等の
添加剤を適宜添加してもかまわない。
【0025】以上説明した各成分からなる組成物は、多
層環状ダイを備えた各種押出機によってチューブ状に押
出される。この未延伸チューブを長さ方向および径方向
にチューブラー延伸する。その際の延伸倍率は目的とす
る熱収縮率により決められるが、一般に長さ方向には1
〜1.7倍、好ましくは1〜1.4倍とし、径方向には
1.7〜4倍、好ましくは1.8〜3.5倍の範囲であ
る。延伸温度は組成物の特性、特にガラス転移温度によ
り異なるが、通常75〜100℃の範囲で適宜決められ
る。上記のようにして得られるチューブの厚さは特に限
定されないが、一般にコンデンサに使用されるチューブ
の厚みは、コンデンサの定格電圧に応じて、おおよそ
0.05mm〜1.0mm、代表的には0.1mm〜
0.7mmであるものが使用されている。本発明チュー
ブは、柔軟性が高いため特に厚みが0.3mm以上で
も、次のような不具合が発生しにくい。すなわち、剛性
(腰)の強いチューブでは、厚みが増加すると、チュー
ブを巻き取る際に折れ曲がらなかったり、被覆時の作業
性が低下したり、収縮時の被覆物体への形状追随性が低
下する等の不具合が発生する。
【0026】本発明チューブの熱収縮特性は主に上記延
伸条件により決まるが、例えば乾電池や他の電池の内缶
あるいはコンデンサの被覆用としては、100℃熱水中
30秒間での収縮率が、長さ方向で40%以下、好まし
くは20%以下、径方向には40%以上、好ましくは4
5%以上であることが必要である。100℃×30秒で
の径方向の熱収縮率が40%未満では、チューブ端部が
密着せず立ち上がった状態で外観不良となり好ましくな
い。また径方向の収縮率が40%以上でも、長さ方向の
収縮率が40%を超えるものでは、被覆したときに被覆
位置がずれてしまったり、またカット長さを長くしなけ
ればならずコストアップにもつながるため好ましくな
い。
【0027】
【実施例】以下に実施例でさらに詳しく説明するが、こ
れらにより本発明は何ら制限を受けるものではない。な
お、本明細書中に表示されるチューブについての種々の
測定値および評価は次のようにして行った。ここで、チ
ューブの押出機からの流れ方向を縦方向、その直交方向
を径方向とよぶ。
【0028】1) 結晶融解ピーク温度(Tm) パーキンエルマー社製DSC−7を用いて、試料10m
gをJIS−K7121に準じて、加熱速度10℃/分
で昇温したときのサーモグラムから求めた。
【0029】2) 結晶化温度(Tc)、結晶化熱量
(ΔHc) パーキンエルマー社製DSC−7を用いて、試料10m
gをJIS−K7121、JIS−K7122に準じ
て、加熱速度10℃/分で結晶融解後、200℃まで昇
温し、200℃で5分間保持した後、冷却速度10℃/
分で室温まで降温したときのサーモグラムから求めた。
【0030】3) ガラス転移温度(Tg) 岩本製作所(株)製「粘弾性スペクトロメーターVES
−F3」を用い、振動周波数10Hz、昇温速度1℃/
分で測定し、得られたデータから損失弾性率(E”)の
ピーク値を求め、その時の温度をガラス転移温度(T
g)とした。
【0031】4) 貯蔵弾性率(E’) 岩本製作所(株)製「粘弾性スペクトロメーターVES
−F3」を用い、振動周波数10Hz、昇温速度1℃/
分で−50℃から150℃まで測定し、得られたデータ
から温度30℃での値を表示した。 5) 熱収縮率(%) 100℃の熱水に30秒浸漬した後、長さ方向および径
方向について下式に基づいて算出した。 熱収縮率(%)=[(L0 −L1 )/L0 ]×100 L0 :収縮前の寸法 L1 :収縮後の寸法
【0032】6) 自然収縮率(%) チューブを30℃×80%RHの恒温槽に30日間放置
後、径方向の収縮率を前記5)と同様にして算出したも
のが、2%未満なら「○」、2%以上なら「×」と表示
した。
【0033】7) 巻き外観 外径130mmの巻芯に、肉厚0.4mmのチューブを
30m巻き取って、チューブを目視で観察したとき、チ
ューブに折れが発生して折れ跡が残るものを「×」、折
れ跡が残らず良好なものを「○」と表示した。
【0034】8) 被覆仕上がり性 長さ33mmにカットしたチューブに、直径18mm、
長さ25mmのアルミ電解コンデンサを手挿入し、その
後200℃に設定したシュリンクトンネルで100個加
熱収縮させたとき、端部が密着せず立ち上がった状態と
なったり、被覆位置がずれて被覆されたものが、3個以
上あったものを「×」、1〜2個を「△」、これらの不
都合が全くなかったものを「○」と表示した。
【0035】9)耐熱性 被覆仕上がり性テスト後のアルミ電解コンデンサを、J
IS C5102に準拠して、125℃の恒温槽で10
0時間経過後取り出し、外観をチェックした。それを剥
離し、内外面を目視にて確認した。テスト後、チューブ
に変化がなく、コンデンサの絶縁性能が保持されている
ものを「○」、また外観が変化したりチューブのずれ、
割れ、溶融等により、短絡の恐れがあるものを「×」と
表示した。なお被覆仕上がり性テストにて評価が「×」
だったものについては、耐熱性評価は省略した。
【0036】10)内面密着性 収縮チューブの製造時における未延伸チューブの延伸工
程時に、延伸温度を98℃に設定したとき、チューブラ
ー延伸が問題なく行えたものを「○」、内面密着が発生
したものを「×」とした。
【0037】(実施例1)表1に示すように、最内層
(A)、最外層(B)とも(a)成分の環状オレフィン
系重合体として、エチレン成分と環状オレフイン成分か
らなるランダム共重体(三井化学(株)製、商品名:
「アペル8008T」;Tg:75℃)(以下、「環状
PO」と略称する)、(b)成分として、プロピレン−
エチレンブロック共重合体(モンテル・エスディーケイ
・サンライズ(株)製、商品名:「Adflex KS
−353P」、ΔHc:25J/g、Tc:100℃、
Tm:141℃、MFR:0.5g/10分、E’:
6.7×10Pa)(以下、「PP1」と略称する)
を選択し、最内層(A)用原料には環状POを65重量
%にPP1を45重量%配合し、最外層(B)用原料に
は環状POを40重量%にPP1を60重量%配合し
て、同方向2軸押出機を用いて溶融混合し組成物のペレ
ツトを得た。このペレットをそれぞれ別の押出機に投入
し、2種2層環状ダイからチューブラー積層押出を行っ
て、内径9mm、厚さ0.8mm、B層の厚みが全体の
70%の未延伸チューブを得た。これを延伸温度98℃
で長さ方向に1.1倍、径方向に2.1倍チューブラー
延伸し、内径19mm、厚み0.4mmの延伸チューブ
を得て、そのチューブの評価を行った。また、得られた
結果について総合評価も行い、すべての評価が良好であ
り、実用上問題のないものを「○」、いずれか1つでも
不良であるものを「×」として表示し、上記評価の結果
を表1に示した。
【0038】(実施例2)実施例1で使用したPP1
を、プロピレン−エチレンブロック共重合体(チッソ
(株)製、商品名:「NEWCON NNT200
5」、ΔHc:26J/g、Tc:110℃、Tm:1
65℃、MFR:1.3g/10分、E’:3.1×1
Pa)(以下、「PP2」と略称する)に変更した
以外は、実施例1と同様にして延伸チューブを得た。得
られたチューブの評価結果を表1に示した。
【0039】(比較例1)実施例1で使用したPP1
を、プロピレン−エチレン−ブテン−1三元共重合体
(モンテル・エスディーケイ・サンライズ(株)製、商
品名:「Adsyl5C30F」、ΔHc:67J/
g、Tc:94℃、Tm:146℃、MFR:5.5g
/10分、E’:6.7×10Pa)(以下、「PP
3」と略称する)に変更した以外は、実施例1と同様に
して延伸チューブを得た。得られたチューブの評価結果
を表1に示した。
【0040】(比較例2)実施例1で最内層(A)に使
用した環状POとPP1の配合量を、それぞれ70重量
%と30重量%に変更した以外は、実施例1と同様にし
て延伸チューブを得た。得られたチューブの評価結果を
表1に示した。
【0041】(比較例3)実施例1の最内層(A)に使
用した環状POとPP1の配合量を、それぞれ35重量
%と65重量%に変更し、さらに最外層(B)に使用し
た環状POとPP1の配合量を、それぞれ40重量%と
60重量%に変更した以外は、実施例1と同様にして延
伸チューブを得た。各々のチューブの評価結果を表1に
示した。
【0042】(比較例4)実施例1で使用した最外層
(B)に使用した環状POとPP1の配合量を、それぞ
れ20重量%と80重量%に変更した以外は、実施例1
と同様にして延伸チューブを得た。各々のチューブの評
価結果を表1に示した。
【0043】
【表1】
【0044】表1より、本発明で規定する成分を有し、
かつ規定する範囲にある実施例1乃至2のチューブは、
いずれも耐熱性、柔軟性(巻き外観)、被覆仕上がり、
内面密着性に総合的に優れていることが分かる。これに
対して、成分が異なるか(比較例1)、本発明で規定す
る範囲外(比較例2、3、4)のチューブは、熱収縮
率、自然収縮率、柔軟性(巻き外観)、被覆仕上がり
性、耐熱性、内面密着性のうち1つ以上の特性に劣るこ
とが分かる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、延伸性や被覆加工性が
良好であり、柔軟性、収縮仕上がり性、耐熱性などに優
れたポリオレフィン系熱収縮性積層チューブが提供でき
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 23:00 B29K 23:00 B29L 23:00 B29L 23:00 Fターム(参考) 4F100 AK02A AK02B AK07A AK07B AL05A AL05B AL09A AL09B BA02 BA07 BA10A BA10B BA16 BA27 DA02 GB41 JA03 JA04A JA04B JA05A JA05B JA11A JA11B JJ03 JK13 YY00 YY00A YY00B 4F210 AA11K AA12K AA45 AE01 AG03 AG08 AH33 RC02 RG02 RG07 RG09 RG30 4J002 BB02X BB14X BB15X BK00W CE00W GF00 GQ00 GQ01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最内層(A)と最外層(B)の少なくと
    も2層からなる熱収縮性積層チューブであって、最内層
    (A)は、下記(a)成分が50〜60重量%、(b)
    成分が50〜40重量%を主成分とし、最外層(B)層
    は、下記(a)成分が35〜50重量%、(b)成分が
    65〜50重量%を主成分とする混合樹脂層からなり、
    また(B)層の厚みが全層の厚みの50〜98%である
    積層体を延伸してなることを特徴とするポリオレフィン
    系熱収縮性積層チューブ。(a)ガラス転移温度(T
    g)が50〜90℃である環状オレフィン系重合体
    (b)示差走査熱量計(DSC)にて測定される結晶化
    熱量が10〜50J/gで、結晶融解ピーク温度(T
    m)が125℃以上であるポリプロピレン系重合体
  2. 【請求項2】 環状オレフィン系重合体(a)が、エチ
    レンと環状オレフィンとのランダム共重合体、環状オレ
    フィン開環(共)重合体、環状オレフィン開環(共)重
    合体の水素化物、およびこれらの(共)重合体のグラフ
    ト変性物よりなる群から選ばれる少なくとも一種の環状
    オレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項1記載
    のポリオレフィン系熱収縮性積層チューブ。
  3. 【請求項3】 ポリプロピレン系重合体(b)が、リア
    クタータイプのポリプロピレン系エラストマーであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のポリオレフィン系熱収縮
    性積層チューブ。
  4. 【請求項4】 100℃×30秒での径方向の熱収縮率
    が40%以上であることを特徴とする請求項1乃至3記
    載のポリオレフィン系熱収縮性積層チューブ。
  5. 【請求項5】 厚みが0.05mm〜1.0mmのコン
    デンサ被覆用であることを特徴とする請求項1乃至4記
    載のポリオレフィン系熱収縮性積層チューブ。
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