JP2002050176A - 半導体装置、そのリフレッシュ方法、メモリシステムおよび電子機器 - Google Patents

半導体装置、そのリフレッシュ方法、メモリシステムおよび電子機器

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JP2002050176A
JP2002050176A JP2000234261A JP2000234261A JP2002050176A JP 2002050176 A JP2002050176 A JP 2002050176A JP 2000234261 A JP2000234261 A JP 2000234261A JP 2000234261 A JP2000234261 A JP 2000234261A JP 2002050176 A JP2002050176 A JP 2002050176A
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block
signal
refresh
semiconductor device
address
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Koichi Mizugaki
浩一 水垣
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VSRAMのような半導体装置のリフレッシ
ュ方法を提供すること。 【解決手段】 半導体装置1は、メモリセルアレイ20
が四つのブロック、すなわち、ブロック(0)22A、
ブロック(1)22B、ブロック(2)22C、ブロッ
ク(3)22Dに分割されている。半導体装置1の外部
で発生する外部クロック信号にもとづき、あるブロック
22における外部アクセスと、残り全ての他のブロック
22におけるリフレッシュと、を同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リフレッシュによ
りデータを保持する半導体装置、そのリフレッシュ方
法、メモリシステムおよび電子機器に関する。
【0002】
【背景技術】半導体メモリの一つに、VSRAM(Vir
tually Static RAM)がある。VSRAMのメモリ
セルは、DRAMのメモリセルと同じであるが、VSR
AMは、列アドレスと行アドレスとをマルチプレックス
する必要がない。また、ユーザは、リフレッシュを考慮
せずに、VSRAMを使用できる(リフレッシュの透過
性)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、リフ
レッシュによりデータを保持する半導体装置、そのリフ
レッシュ方法、メモリシステムおよび電子機器を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る半導
体装置のリフレッシュ方法は、複数のブロックに分割さ
れたメモリセルアレイを有する半導体装置のリフレッシ
ュ方法であって、前記半導体装置の外部で発生するクロ
ック信号である外部クロック信号にもとづいて、少なく
とも一つの前記ブロックで、外部アクセスと、少なくと
も一つの他の前記ブロックで、リフレッシュと、を行
う、外部アクセス-リフレッシュステップを備える。
【0005】本発明によれば、外部アクセスすべきブロ
ックにおける外部アクセス中に、リフレッシュすべきブ
ロックでリフレッシュをするので、半導体装置を効率的
に動作させることができる。また、本発明を、例えば、
携帯機器に応用した場合、外部クロック信号は、待機時
であっても、半導体装置に入力可能である。よって、待
機時でも、外部クロック信号により、リフレッシュが可
能となる。
【0006】なお、少なくとも一つの前記ブロック、お
よび、少なくとも一つの他の前記ブロックは、半導体装
置の設計において任意に決めることができる。例えば、
少なくとも一つの前記ブロックを一つのブロックとし、
少なくとも一つの他の前記ブロックを一つのブロック以
外、残り全てのブロックとすることができる。また、少
なくとも一つの前記ブロックを複数のブロックとするこ
ともできる。
【0007】外部クロック信号とは、例えば、CPUで
発生するクロック信号、システムクロック発生回路によ
り出力されたクロック信号をいう。
【0008】ブロックにおけるリフレッシュとは、例え
ば、ブロックのある行のメモリセルのリフレッシュを意
味する。行は1行でもよいし、複数行でもよい。これら
は、半導体装置の設計において任意に決めることができ
る。
【0009】外部アクセスとは、例えば、メモリセルへ
のデータの読み出しまたは書き込みを意味する。
【0010】(2)本発明に係る半導体装置のリフレッ
シュ方法は、以下のようにすることができる。
【0011】前記外部アクセス-リフレッシュステップ
は、前記外部クロック信号にもとづいて、各前記ブロッ
クにおけるリフレッシュ要求を発生するリフレッシュ要
求ステップと、前記外部クロック信号にもとづいて、外
部アクセスすべき前記ブロックのアドレスである、ブロ
ックアドレスを選択する、ブロックアドレス選択ステッ
プと、前記外部クロック信号および前記ブロックアドレ
スの選択にもとづいて、外部アクセスすべき前記ブロッ
クにおいて、外部アクセスを実施する外部アクセス実施
ステップと、前記外部クロック信号および前記リフレッ
シュ要求にもとづいて、リフレッシュすべき前記ブロッ
クにおいて、リフレッシュを実施するリフレッシュ実施
ステップと、を含む。
【0012】(3)本発明に係る半導体装置のリフレッ
シュ方法は、以下のようにすることができる。
【0013】前記外部クロック信号にもとづき、前記リ
フレッシュ要求ステップと前記ブロックアドレス選択ス
テップとを同期させる。
【0014】これによれば、あるブロックに外部アクセ
スをしようとするとき、そのブロックではリフレッシュ
中ということを防ぐことが可能となる。
【0015】(4)本発明に係る半導体装置のリフレッ
シュ方法は、以下のようにすることができる。
【0016】前記外部クロック信号にもとづき、前記外
部アクセス実施ステップと前記リフレッシュ実施ステッ
プとを同期させる。
【0017】これによれば、あるブロックに外部アクセ
スをしようとするとき、そのブロックではリフレッシュ
中ということを防ぐことが可能となる。
【0018】(5)本発明に係る半導体装置のリフレッ
シュ方法は、以下のようにすることができる。
【0019】前記リフレッシュ実施ステップは、前記ブ
ロックアドレス選択期間中に含まれる。
【0020】これによれば、あるブロックで外部アクセ
スをしようとするとき、そのブロックではリフレッシュ
中ということはなく、外部アクセスが遅れることはな
い。
【0021】なお、リフレッシュ実施ステップの期間に
は、例えば、リフレッシュ実施信号発生期間がある。
【0022】(6)本発明に係る半導体装置のリフレッ
シュ方法は、以下のようにすることができる。
【0023】外部アクセスすべき前記ブロックにおける
外部アクセス終了後、外部アクセスが終了した前記ブロ
ックでリフレッシュが行われる。
【0024】これによれば、すべてのブロックでリフレ
ッシュが行なえる。
【0025】(7)本発明に係る半導体装置のリフレッ
シュ方法は、以下のようにすることができる。
【0026】前記ブロックアドレス選択ステップは、外
部アクセスのために前記半導体装置に入力される、外部
からのアドレス信号において、前記アドレス信号の下位
を、前記ブロックアドレスを選択するためのブロックア
ドレス信号に割り当てる。
【0027】アドレス信号は下位になるほど、頻繁に変
わるので、上記のようにブロックアドレス信号を決める
と、外部アクセスされるブロックは絶えず変わりやす
い。よって、これによれば、あるブロックにおいて、外
部アクセスされ続ける(つまり、リフレッシュが延期さ
れ続ける)のを防ぐことが可能となる。これにより、す
べてのブロックでのリフレッシュの確実性を高めること
ができる。
【0028】ブロックアドレス信号を、アドレス信号の
最下位から順に選択することが望ましい。これは、例え
ば、ブロックが二つの場合、最下位のアドレス信号を、
ブロックアドレス信号として割り当てるという意味であ
り、例えば、ブロックが三〜四つの場合、最下位のアド
レス信号および最下位より一つ上のアドレス信号を、ブ
ロックアドレス信号として割り当てるという意味であ
り、例えば、ブロックが五〜八つの場合、最下位のアド
レス信号、最下位より一つ上のアドレス信号および最下
位より二つ上のアドレス信号を、ブロックアドレス信号
として割り当てるという意味である。
【0029】(8)本発明に係る半導体装置のリフレッ
シュ方法は、以下のようにすることができる。
【0030】前記リフレッシュ要求ステップは、各前記
ブロックの少なくとも一つのメモリセルのリフレッシュ
要求を含み、リフレッシュ可能期間に、外部アクセスす
べき前記ブロックの前記メモリセルのリフレッシュがさ
れない場合、次のリフレッシュ可能期間に、各前記ブロ
ックの前記メモリセルのリフレッシュを再度要求するリ
フレッシュ再度要求ステップを含む。
【0031】これによれば、以下の効果を有する。ある
ブロックで外部アクセスがされ続けることがある。これ
により、各ブロックにおいて、リフレッシュの要求がな
されたメモリセルのリフレッシュが、リフレッシュ可能
期間に、全てのブロックで行われない場合がある。本発
明によれば、次のリフレッシュ可能期間に、各ブロック
において、先程のリフレッシュ可能期間で、リフレッシ
ュの要求がされたのと同じメモリセルのリフレッシュ要
求が再度なされる。このため、全てのメモリセルにおい
て、リフレッシュを確実にすることができる。
【0032】なお、少なくとも一つのメモリセルとは、
例えば、各ブロックのある行のメモリセルを意味する。
行は1行でもよいし、複数行でもよい。これらは、半導
体装置の設計において任意に決めることができる。
【0033】リフレッシュ可能期間は、例えば、リフレ
ッシュ要求の発生から始まり、次のリフレッシュ要求の
発生までの期間である。リフレッシュ可能期間内に、各
ブロックのあるリフレッシュされるべきメモリセルのリ
フレッシュが行われる。リフレッシュ可能期間は、メモ
リセルがデータを保持できる期間内において任意に設定
できる。
【0034】(9)本発明に係る半導体装置のリフレッ
シュ方法は、以下のようにすることができる。
【0035】前記リフレッシュ可能期間に、各前記ブロ
ックの前記メモリセルのリフレッシュがされた場合、次
のリフレッシュ可能期間に、各前記ブロックの少なくと
も一つの他のメモリセルのリフレッシュを要求するステ
ップを備える。
【0036】少なくとも一つの他のメモリセルとは、例
えば、先程説明した各ブロックのある行と異なる行のメ
モリセルを意味し、半導体装置の設計において任意に決
めることができる。例えば、ある行がブロックの第n行
のとき、異なる行はブロックの第n+1行となる。
【0037】(10)本発明に係る半導体装置のリフレ
ッシュ方法は、以下のようにすることができる。
【0038】前記半導体装置は、VSRAM(Virtual
ly Static RAM)を含む。
【0039】(11)本発明に係る半導体装置は、複数
のブロックに分割されたメモリセルアレイと、前記半導
体装置の外部で発生するクロック信号である外部クロッ
ク信号が入力される入力部と、外部クロック信号にもと
づき、少なくとも一つの前記ブロックにおける外部アク
セスと、少なくとも一つの他の前記ブロックにおけるリ
フレッシュと、を同期させる同期回路と、を備える。
【0040】本発明によれば、(1)で説明したことと
同様のことが言える。なお、入力部には、例えば、CL
K(クロック)バッファがある。
【0041】(12)本発明に係る半導体装置は、以下
のようにすることができる。
【0042】前記同期回路は、外部アクセスすべき前記
ブロックのアドレスである、ブロックアドレス信号を発
生するブロックアドレス信号発生回路と、各前記ブロッ
クに対応して設けられ、各前記ブロックにおけるリフレ
ッシュ要求信号を発生する、複数のリフレッシュ要求信
号発生回路と、各前記ブロックに対応して設けられ、ブ
ロックアドレス信号およびリフレッシュ要求信号のうち
少なくとも一方をもとに、各前記ブロックにおけるリフ
レッシュ実施信号または外部アクセス実施信号を発生す
る、複数のブロックコントロールと、を含む。
【0043】ブロックアドレス信号発生回路は、例え
ば、外部アクセスのための外部からのアドレス信号が入
力されるアドレスバッファに含めることができる。
【0044】(13)本発明に係る半導体装置は、以下
のようにすることができる。
【0045】外部アクセスすべき前記ブロックに対応す
る前記ブロックコントロールは、ブロックアドレス信号
をもとに、外部アクセスすべき前記ブロックにおいて、
外部アクセスを実施する外部アクセス実施信号を発生
し、リフレッシュすべき前記ブロックに対応する前記ブ
ロックコントロールは、リフレッシュ要求信号をもと
に、リフレッシュすべき前記ブロックにおいて、リフレ
ッシュを実施するリフレッシュ実施信号を発生する。
【0046】(14)本発明に係る半導体装置は、以下
のようにすることができる。
【0047】前記ブロック信号発生回路を含み、外部ア
クセスのための外部からのアドレス信号が入力されるア
ドレスバッファを備え、前記ブロックアドレス信号を、
前記アドレス信号のうち、下位を割り当てる。
【0048】これによれば、(7)で説明したことと同
様のことが言える。
【0049】(15)本発明に係る半導体装置は、以下
のようにすることができる。
【0050】各前記ブロックにおいて、リフレッシュす
べき少なくとも一つのメモリセルを決定する決定回路
と、リフレッシュ可能期間に、外部アクセスにより、少
なくとも一つの前記ブロックの前記メモリセルのリフレ
ッシュが行われなかったことを判断する判断回路と、前
記判断回路の判断をもとに、次のリフレッシュ可能期間
に、各前記ブロックの前記メモリセルのリフレッシュを
再度決定する再度決定回路と、を備える。
【0051】これによれば、(8)で説明したことと同
様のことが言える。なお、決定回路には、例えば、リフ
レッシュカウンタがある。判断回路には、例えば、リフ
レッシュカウンタコントロールがある。再度決定回路に
は、例えば、リフレッシュカウンタがある。
【0052】(16)本発明に係る半導体装置は、以下
のようにすることができる。
【0053】リフレッシュ可能期間に、各前記ブロック
の前記メモリセルのリフレッシュが行われたことによ
り、各前記ブロックにおいて、リフレッシュすべき少な
くとも一つの他のメモリセルを決定する他の決定回路を
備える。
【0054】他の決定回路には、例えば、リフレッシュ
カウンタがある。
【0055】(17)本発明に係る半導体装置は、以下
のようにすることができる。
【0056】前記半導体装置は、VSRAM(Virtual
ly Static RAM)を含む。
【0057】(18)本発明に係るメモリシステムは、
上記(1)〜(17)のいずれかの半導体装置を備え
る。
【0058】(19)本発明に係る電子機器は、上記
(1)〜(17)のいずれかの半導体装置を備える。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を用いて具体的に説明する。本実施形態
は、VSRAMに本発明を適用したものである。
【0060】[半導体装置の構成]まず、本実施形態の
構成を説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置
1の回路ブロック図である。半導体装置1は、データ入
出力バッファ10と、メモリセルアレイ20と、CLK
(クロック)バッファ80と、アドレスバッファ60
と、を備える。
【0061】データ入出力バッファ10には、16ビッ
トのデータ(I/O0〜I/O15)が入出力される。
【0062】メモリセルアレイ20には、複数のメモリ
セルがアレイ状に配置されている。メモリセルは、n型
MOSトランジスタであるアクセストランジスタと、デ
ータを記憶するキャパシタと、を含む。メモリセルアレ
イ20は、四つのブロック22、つまり、ブロック
(0)22A、ブロック(1)22B、ブロック(2)
22C、ブロック(3)22D、に分けられている。な
お、本発明においては、メモリセルアレイ20は二以上
のブロックに分割されていればよい。ブロックの個数
は、奇数個、偶数個、いずれでもよい。
【0063】各ブロック22は、それぞれ、メモリセル
の行毎に、各メモリセルを選択するための複数のワード
線と、これらのワード線と交差する複数のビット線対
と、これらのワード線とこれらのビット線対との交点に
対応して設けられた上記メモリセルと、を備える。メモ
リセルアレイ20が例えば、16Mビットとすると、各
ブロック22は、それぞれ、例えば、4Mビットとな
る。
【0064】各ブロック22は、それぞれ、行デコーダ
24および列デコーダ26を備える。行デコーダ24に
より、上記ワード線が選択される。列デコーダ26によ
り、上記ビット線対が選択される。
【0065】CLK(クロック)バッファ80には、半
導体装置1の外部で発生するクロック信号である外部ク
ロック信号が入力する。外部クロック信号は、図10に
示すCPUから送られる。外部クロック信号は、各種信
号の同期に使われる。
【0066】アドレスバッファ60には、CLKバッフ
ァ80からの外部クロック信号に同期して、外部アクセ
スのためのアドレス信号A0〜A19が外部から入力され
る。アドレス信号A0、A1は、ブロックアドレス信号A
0、A1に割り当てられる。ブロックアドレス信号A0
1により、読み出しまたは書き込みがなされるブロッ
ク22が選択される。つまり、ブロックアドレス信号
(A0、A1)が、(“L”、“L”)のとき、ブロック
(0)22Aが選択され、ブロックアドレス信号
(A0、A1)が、(“H”、“L”)のとき、ブロック
(1)22Bが選択され、ブロックアドレス信号
(A0、A1)が、(“L”、“H”)のとき、ブロック
(2)22Cが選択され、ブロックアドレス信号
(A0、A1)が、(“H”、“H”)のとき、ブロック
(3)22Dが選択される。アドレス信号A0は、最下
位のアドレス信号であり、アドレス信号A1は、最下位
より一つ上のアドレス信号である。
【0067】アドレス信号A2〜A7は、列アドレス信号
2〜A7に割り当てられる。列アドレス信号A2〜A7
より、各ブロック22の列アドレスが選択される。アド
レス信号A8〜A19は、行アドレス信号A8〜A19に割り
当てられる。行アドレス信号A8〜A19により、各ブロ
ック22の行アドレスが選択される。なお、ブロックア
ドレス信号、列アドレス信号、行アドレス信号の順番
で、アドレス信号A0〜A19が割り当てられているが、
これと異なる順番でもよい。アドレスバッファ60につ
いては後で詳細に説明する。
【0068】半導体装置1は、さらに、四つのRF(リ
フレッシュ)要求信号発生回路50と、RF(リフレッ
シュ)タイミング信号発生回路70と、を備える。RF
タイミング信号発生回路70は、リング発振回路を含
み、RFタイミング信号を発生する。RFタイミング信
号は、RF要求信号を定期的に発生させるためのもので
ある。RFタイミング信号により、RF要求信号発生の
タイミングが図られる。
【0069】RF要求信号発生回路50の数は、ブロッ
ク22の数と等しい。RF要求信号発生回路50には、
RFタイミング信号発生回路70からのRFタイミング
信号と、CLKバッファ80からの外部クロック信号と
が入力される。RF要求信号発生回路50からは、RF
(リフレッシュ)要求信号が出力される。つまり、RF
要求信号(0)発生回路50Aからは、RF要求信号
(0)が出力され、RF要求信号(1)発生回路50B
からは、RF要求信号(1)が出力され、RF要求信号
(2)発生回路50Cからは、RF要求信号(2)が出
力され、RF要求信号(3)発生回路50Dからは、R
F要求信号(3)が出力される。
【0070】半導体装置1は、さらに、制御部40を備
える。制御部40は、ブロック22の数と等しい数のブ
ロックコントロール、ここでは、四つ、つまり、ブロッ
クコントロール40、つまり、ブロック(0)コントロ
ール40A、ブロック(1)コントロール40B、ブロ
ック(2)コントロール40C、ブロック(3)コント
ロール40Dを備える。各ブロックコントロールには、
ブロックアドレス信号A0、A1が入力される。また、ブ
ロック(0)コントロール40Aには、RF要求信号
(0)が入力され、ブロック(1)コントロール40B
には、RF要求信号(1)が入力され、ブロック(2)
コントロール40Cには、RF要求信号(2)が入力さ
れ、ブロック(3)コントロール40Dには、RF要求
信号(3)が入力される。
【0071】各ブロックコントロール40A〜40Dか
らは、選択されるブロック22によって、外部アクセス
実施信号またはRF(リフレッシュ)実施信号のいずれ
かが出力される。ブロック(0)コントロール40Aか
らは、外部アクセス実施信号(0)またはRF実施信号
(0)が出力され、ブロック(1)コントロール40B
からは、外部アクセス実施信号(1)またはRF実施信
号(1)が出力され、ブロック(2)コントロール40
Cからは、外部アクセス実施信号(2)またはRF実施
信号(2)が出力され、ブロック(3)コントロール4
0Dからは、外部アクセス実施信号(3)またはRF実
施信号(3)が出力される。選択された一のブロック2
2に対応するブロックコントロールからは、外部アクセ
ス実施信号が出力され、それ以外の他のブロック22に
対応するブロックコントロールからは、RF実施信号が
出力される。
【0072】例えば、RF要求信号(0)〜(3)の発
生時、ブロックアドレス信号(A0、A1)が、
(“L”、“L”)のとき、ブロック(0)コントロー
ル40Aからは、ブロック(0)22Aが選択されるよ
うに、外部アクセス実施信号(0)が出力され、他のブ
ロックコントロール40B〜40Dからは、それぞれ、
RF実施信号(1)〜(3)が出力される。これによ
り、ブロック(0)22Aでは、データの読み出しまた
は書き込みがなされ、ブロック(1)22B、ブロック
(2)22Cおよびブロック(3)22Dのそれぞれで
は、該当するリフレッシュすべき行のメモリセルのリフ
レッシュがなされる。ブロックコントロール40A〜4
0Dについては後で詳細に説明する。
【0073】半導体装置1は、さらに、行プリデコーダ
30A〜30DとRF(リフレッシュ)カウンタ100
と、を備える。RFカウンタ100は、通常のカウンタ
と同様の構成をしている。行プリデコーダ30A〜30
Dにより、ワード線を駆動するための信号が供給され
る。行プリデコーダ30A〜30Dには、RFカウンタ
100からのリフレッシュアドレス信号RFA8〜RF
19および行アドレス信号A8〜A19が入力される。ま
た、行プリデコーダ30Aには、ブロック(0)コント
ロール40Aからの出力信号(外部アクセス実施信号
(0)またはRF実施信号(0))が入力され、行プリ
デコーダ30Bには、ブロック(1)コントロール40
Bからの出力信号が入力され、行プリデコーダ30Cに
は、ブロック(2)コントロール40Cからの出力信号
が入力され、行プリデコーダ30Dには、ブロック
(3)コントロール40Dからの出力信号が入力され
る。行プリデコーダ30A〜30Dについては後で詳細
に説明する。
【0074】行プリデコーダ30Aからの出力信号は、
行デコーダ24Aに入力され、行プリデコーダ30Bか
らの出力信号は、行デコーダ24Bに入力され、行プリ
デコーダ30Cからの出力信号は、行デコーダ24Cに
入力され、行プリデコーダ30Dからの出力信号は、行
デコーダ24Dに入力される。
【0075】半導体装置1は、さらに、RF(リフレッ
シュ)カウンタコントロール90を備える。RFカウン
タコントロール90には、RF要求信号発生回路50か
らのRF要求信号(0)〜(3)が入力される。RFカ
ウンタコントロール90は、カウントアップ信号を出力
する。カウントアップ信号はRFカウンタ100に入力
する。RFカウンタコントロール90については、後で
詳細に説明する。
【0076】半導体装置1は、さらに、CS、ZZコン
トロール110を備える。CS、ZZコントロール11
0の説明の前に、オペレーションサイクルおよびスタン
バイサイクルについて説明する。半導体装置1には、オ
ペレーションサイクルとスタンバイサイクルとがある。
オペレーションサイクルのときは、データの読み出しま
たは書き込みが可能となる。スタンバイサイクルのとき
は、データの読み出しまたは書き込みが不可能となる。
なお、スタンバイサイクルでもリフレッシュは行われ
る。
【0077】CS、ZZコントロール110には、チッ
プセレクト信号/CSおよびスヌーズ信号ZZが外部か
ら入力される。チップセレクト信号/CSが“L”のと
き、オペレーションサイクルとなる。一方、チップセレ
クト信号/CSが“H”のとき、スタンバイサイクルと
なる。スタンバイサイクルであって、スヌーズ信号ZZ
が“L”のとき、パワーダウンとなる。これにより、半
導体装置1の消費電流が最少の状態となる。これに対し
て、スタンバイサイクルであって、スヌーズ信号ZZが
“H”のとき、待機となる。
【0078】半導体装置1は、さらに、WE、OEコン
トロール120を備える。WE、OEコントロール12
0には、ライトイネーブル信号/WEおよびアウトプッ
トイネーブル信号/OEが入力される。
【0079】[アドレスバッファ]次に、アドレスバッ
ファ60について、図2および図3を用いて詳細に説明
する。図2は、アドレスバッファ60およびこれに関連
する回路の回路ブロック図である。図3は、アドレスバ
ッファ60の動作を説明するためのタイミングチャート
である。アドレスバッファ60は、パルス発生回路およ
びアドレス信号A0〜A19に対応した数、つまり、20
個のラッチ回路を備える。
【0080】パルス発生回路は、CLKバッファ80か
らの外部クロック信号の立ち上げを検出し、パルスを発
生する。外部からのアドレス信号A0〜A19は、それぞ
れのラッチ回路に入力し、上記パルスに同期して出力、
つまり、ブロックアドレス信号A0、A1、列アドレス信
号A2〜A7、行アドレス信号A8〜A19が出力される。
なお、パルス発生回路、および、ブロックアドレス信号
0、A1を発生するラッチ回路がブロックアドレス信号
発生回路に相当する。
【0081】[ブロックコントロール]次に、制御部4
0のブロックコントロールについて、ブロック(0)コ
ントロール40Aを例として詳細に説明する。図4は、
ブロック(0)コントロール40Aおよびこれに関連す
る回路の回路ブロック図である。まず、ブロック(0)
コントロール40Aの構成について説明する。ブロック
(0)コントロール40Aは、外部アクセス実施信号
(0)発生回路42、RF実施信号(0)発生回路44
および遅延回路46を備える。
【0082】外部アクセス実施信号(0)発生回路42
には、CLKバッファ80からの外部クロック信号およ
びブロックアドレス信号A0、A1が入力され、外部アク
セス実施信号(0)が出力される。ブロック(0)22
Aが選択されるとき、外部アクセス実施信号(0)は、
ブロック(0)コントロール40Aの出力信号となる。
【0083】RF実施信号(0)発生回路44には、C
LKバッファ80からの外部クロック信号、ブロックア
ドレス信号A0、A1およびRF要求信号(0)が入力さ
れ、RF実施信号(0)が出力される。ブロック(0)
22Aが選択されないとき、RF実施信号(0)は、ブ
ロック(0)コントロール40Aの出力信号となる。ブ
ロックアドレス信号(A0、A1)により、RF実施信号
(0)発生の制御がなされる。詳しくは、ブロックアド
レス信号(A0、A1)が(“L”、“L”)以外のと
き、つまり、ブロック(0)22Aを選択しない信号の
とき、RF実施信号(0)発生回路44からRF実施信
号(0)が出力される。一方、ブロックアドレス信号
(A0、A1)が(“L”、“L”)のとき、つまり、ブ
ロック(0)22Aを選択する信号のとき、RF実施信
号(0)発生回路44からRF実施信号(0)が出力さ
れない。
【0084】なお、RF実施信号(0)は、遅延回路4
6にも入力される。遅延回路46の出力信号は、RF要
求信号(0)発生回路50Aのクリア(CLR)に入力
する。
【0085】次に、ブロック(0)コントロール40A
の動作について説明する。ブロック(0)コントロール
40Aに、(“L”、“L”)のブロックアドレス信号
(A 0、A1)およびRF要求信号(0)が入力したとす
る。CLKバッファ80からの外部クロック信号と同期
して、外部アクセス実施信号(0)発生回路42から外
部アクセス実施信号(0)が出力される。RF実施信号
(0)発生回路44には、RF要求信号(0)が入力さ
れているが、ブロックアドレス信号(A0、A1)の
(“L”、“L”)がマスクとなり、RF実施信号
(0)発生回路44は、RF実施信号(0)を発生しな
い。よって、ブロック(0)コントロール40Aは、外
部アクセス実施信号(0)を出力する。
【0086】一方、ブロックアドレス信号(A0、A1
が(“L”、“L”)以外のとき、RF実施信号(0)
発生回路44には、RF要求信号(0)が入力されてい
るので、CLKバッファ80からの外部クロック信号と
同期して、RF実施信号(0)発生回路44からRF実
施信号(0)が出力され、外部アクセス実施信号(0)
発生回路42は外部アクセス実施信号(0)を出力しな
い。よって、ブロック(0)コントロール40Aは、R
F実施信号(0)を出力する。なお、RF実施信号
(0)は、遅延回路46にも入力される。遅延回路46
は、リフレッシュに必要な時間(例えば、20ns〜4
0ns)後、リセット信号を出力する。このリセット信
号により、RF要求信号(0)が停止する。
【0087】他のブロックコントロール40B〜40D
も、ブロック(0)コントロール40Aと同様の構成を
し、同様の動作をする。
【0088】[行プリデコーダ]次に、行プリデコーダ
30A〜30Dについて、行プリデコーダ30Aを例と
して詳細に説明する。図5は、行プリデコーダ30Aお
よびこれに関連する回路の回路ブロック図である。行プ
リデコーダ30Aは、行アドレス信号A8〜A19に対応
した数、つまり、12個の選択ブロック32-1〜32-
12を備える。選択ブロック32-1〜32-12は、そ
れぞれ、行アドレス信号またはリフレッシュアドレス信
号の選択をする。
【0089】選択ブロック32-1〜32-12は、それ
ぞれ、スイッチ&ラッチ回路34、36および判定回路
38を備える。スイッチ&ラッチ回路34には、行アド
レス信号(選択ブロック32-1でいうと行アドレス信
号A8)が入力する。スイッチ&ラッチ回路36には、
RFカウンタ100からのリフレッシュアドレス信号
(選択ブロック32-1でいうとリフレッシュアドレス
信号RFA8)が入力する。
【0090】判定回路38には、ブロック(0)コント
ロール40A(図1)からの信号、つまり、外部アクセ
ス実施信号(0)またはRF実施信号(0)のいずれか
が入力される。判定回路38に外部アクセス実施信号
(0)が入力したことを、判定回路38が判定したと
き、判定回路38は、行アドレスラッチ信号を出力す
る。行アドレスラッチ信号は、スイッチ&ラッチ回路3
4に入力するので、スイッチ&ラッチ回路34には、行
アドレス信号がラッチされ、出力される。これにより、
行プリデコーダ30Aは、行アドレス信号A8〜A19
出力する。これは、外部アクセスされるアドレスのメモ
リセルを含む行のワード線を駆動するための信号であ
る。
【0091】一方、判定回路38にRF実施信号(0)
が入力したことを、判定回路38が判定したとき、判定
回路38は、RFアドレスラッチ信号を出力する。RF
アドレスラッチ信号は、スイッチ&ラッチ回路36に入
力するので、スイッチ&ラッチ回路36には、リフレッ
シュアドレス信号がラッチされ、出力される。これによ
り、行プリデコーダ30Aは、リフレッシュアドレス信
号RFA8〜RFA19を出力する。これは、リフレッシ
ュすべき行のワード線を駆動するための信号である。
【0092】行プリデコーダ30B〜30Dも、行プリ
デコーダ30Aと同様の構成をし、同様の動作をする。
【0093】[半導体装置のリフレッシュ動作]半導体
装置1におけるデータの読み出しおよび書き込みは、通
常のSRAM(static random access memory)と同じ
なので説明を省略する。半導体装置1のリフレッシュ動
作について、オペレーションサイクルとスタンバイサイ
クルとに分けて、説明する。
【0094】図1および図6を用いて、半導体装置1の
オペレーションサイクルでのリフレッシュ動作を説明す
る。図6は、半導体装置1のオペレーションサイクルを
説明するためのタイミングチャートである。CLKバッ
ファ80からの外部クロック信号の周波数は、例えば、
10MHz〜20MHz、周期は、例えば、50ns〜
100nsである。チップセレクト信号/CSは“L”
であり、オペレーションサイクルとなっている。ブロッ
クアドレスは、CLKバッファ80からの外部クロック
信号の立ち上げ(つまり、図3で説明したパルスの発
生)にもとづいて、選択を開始する。本実施形態では、
外部クロック信号の一周期(ブロック22の選択期間)
で、あるブロック22の選択が終了し、次の周期(ブロ
ック22の選択期間)で異なるブロック22または同じ
ブロック22を選択するようにされている。
【0095】さて、時刻t0で、RFタイミング信号が
“H”(アクティブ)となる。RFタイミング信号が
“H”の状態で、最初の外部クロック信号(以下、上記
外部クロック信号という)の立ち上げにもとづいて、R
F要求信号(0)〜(3)が“H”(アクティブ)とな
る(時刻t1)。また、上記外部クロック信号の立ち上
げにもとづいて、ブロック(0)のブロックアドレスの
選択を開始している。このように、RF要求信号(0)
〜(3)が発生するステップと、ブロック(0)のブロ
ックアドレスを選択するステップとは、上記外部クロッ
ク信号の立ち上げにもとづいて、同期している。
【0096】上記外部クロック信号およびブロック
(0)の選択にもとづいて、ブロック(0)コントロー
ル40Aからは、外部アクセス実施信号(0)が発生す
る。つまり、外部アクセス実施信号(0)が“H”(ア
クティブ)となる。一方、上記外部クロック信号および
RF要求信号(1)〜(3)にもとづいて、残りのブロ
ックコントロール40からは、RF実施信号(1)〜
(3)が発生する。つまり、RF実施信号(1)〜
(3)が“H”(アクティブ)となる。このように、ブ
ロック(0)の外部アクセス実施ステップと、ブロック
(1)〜(3)のリフレッシュ実施ステップとは、上記
外部クロック信号の立ち上げにもとづいて、同期してい
る。
【0097】時刻t1後、ブロック(0)では、外部ア
クセス実施信号(0)により、選択されたメモリセルに
おいて、書き込みまたは読み出し動作がなされる。つま
り、行デコーダ24Aと列デコーダ26Aとにより選択
されたメモリセルにおいて、書き込みまたは読み出し動
作がなされる。
【0098】一方、残りのブロックでは、リフレッシュ
がなされる。これを、ブロック(1)を例に説明する。
ブロック(1)では、RF実施信号(1)により、行プ
リデコーダ30Bにより、リフレッシュすべき行を選択
する信号が出力され、行デコーダ24Bにより選択され
た、リフレッシュすべき行である第n行のワード線に接
続されたメモリセルにおいて、リフレッシュがなされ
る。時刻t2で、リフレッシュが終了し、RF要求信号
(1)が“L”となる。これにより、RF実施信号
(1)が“L”となる。
【0099】ブロックアドレスがブロック(0)の期間
中、ブロック(0)22Aでは、リフレッシュが延期さ
れる。ブロックアドレスが、ブロック(0)から他のブ
ロックに変わったとき、ブロック(0)では、リフレッ
シュが行われる。これを詳細に説明する。時刻t3にお
いて、ブロックアドレスが、ブロック(0)からブロッ
ク(2)に変わる。RF要求信号(0)は、“H”(ア
クティブ)状態なので、ブロック(0)コントロール4
0Aからは、RF実施信号(0)が発生する。つまり、
RF実施信号(0)が“H”(アクティブ)となる。ブ
ロック(0)22Aでは、RF実施信号(0)により、
前選択期間(ブロック(0)の選択期間)に他の各ブロ
ック22でリフレッシュされた行と同じ行がリフレッシ
ュされる。つまり、行デコーダ24Aにより選択された
第n行のワード線に接続されたメモリセルにおいて、リ
フレッシュが行われる。時刻t4で、リフレッシュが終
了し、RF要求信号(0)が“L”となる。これによ
り、RF実施信号(0)が“L”となる。
【0100】以上により、オペレーションサイクルにお
ける、ブロック(0)〜(3)の第n行のワード線によ
り選択されるメモリセルにおけるリフレッシュが終了す
る。
【0101】なお、第n行のワード線とは、第n行のワ
ード線の幾何学的位置が、各ブロック22において、同
じである場合を意味してもよいし、また、第n行のワー
ド線の幾何学的位置が必ずしも同じでなくても、アドレ
ス空間上で同じ行、つまり、制御部40からみて、各ブ
ロック22における、第n番目にあるワード線の場合を
意味してもよい。
【0102】次に、図1および図7を用いて、半導体装
置1のスタンバイサイクルでのリフレッシュ動作を説明
する。図7は、半導体装置1のスタンバイサイクルを説
明するためのタイミングチャートである。チップセレク
ト信号/CSは“H”であり、スタンバイサイクルとな
っている。
【0103】時刻T0で、RFタイミング信号が“H”
(アクティブ)となる。RFタイミング信号が“H”の
状態で、最初の外部クロックCLKの立ち上げにもとづ
いて、RF要求信号(0)〜(3)が“H”(アクティ
ブ)となる(時刻T1)。
【0104】スタンバイサイクルでは、いずれのブロッ
ク(0)〜(3)も選択されないので、ブロックコント
ロール40A〜40Dからは、RF実施信号(0)〜
(3)が発生する。つまり、RF実施信号(0)〜
(3)が“H”(アクティブ)となる。
【0105】時刻T1後、すべてのブロック20で、リ
フレッシュがなされる。このリフレッシュ動作は上記と
同じなので説明を省略する。時刻T2で、リフレッシュ
が終了し、RF要求信号(0)〜(3)が“L”とな
る。これにより、RF実施信号(0)〜(3)が“L”
となる。
【0106】以上により、スタンバイサイクルにおけ
る、ブロック(0)〜(3)の第n行のワード線により
選択されるメモリセルにおけるリフレッシュが終了す
る。
【0107】本実施形態では、リフレッシュ可能期間
(本実施形態において、リフレッシュ可能期間とは、あ
るリフレッシュ要求信号の立ち上げから始まり、次のリ
フレッシュ要求信号の立ち上げまでの期間である。リフ
レッシュ可能期間内でリフレッシュが行われる。図9参
照)で、各ブロック22の第n行のワード線で選択され
るメモリセルにおいて、リフレッシュが行われ、次のリ
フレッシュ可能期間に、各ブロック22の第n+1行の
ワード線で選択されるメモリセルにおいて、リフレッシ
ュが行われる。そして、最後の行(本実施形態では、第
4095行)のワード線で選択されるメモリセルにおい
て、リフレッシュが行われると、最初の行(第0行)の
ワード線で選択されるメモリセルにおいて、リフレッシ
ュが行われる。以上の一連の動作が繰り返される。第n
行は、各ブロック22の幾何学的に同じ位置にある場合
でもよいし、同じ位置にない場合でもよい。
【0108】図6に示すように、本実施形態では、ある
ブロック22でデータの読み出しまたは書き込み(外部
アクセス)中に、あるブロック22以外、残り全ての他
のブロック22でリフレッシュをするので、半導体装置
1を効率的に動作させることができる。
【0109】本実施形態では、外部クロック信号にもと
づき、あるブロック22におけるデータの読み出しまた
は書き込みと、残り全ての他のブロック22におけるリ
フレッシュと、を同期させている。このため、半導体装
置1を、例えば、携帯機器に応用した場合、外部クロッ
ク信号は、待機時であっても、半導体装置1に入力可能
である。よって、待機時でも、外部クロック信号によ
り、リフレッシュが可能となる。
【0110】本実施形態では、あるブロック22の選択
期間中に、残り全ての他のブロック22のある行のメモ
リセルにおいて、リフレッシュを開始し、終了させてい
る(リフレッシュの開始から終了までの期間は、ほぼ、
リフレッシュ実施信号の発生期間、つまり、“H”の期
間と等しい。)。このため、あるブロック22の選択期
間が終わって、次のブロック22の選択期間になったと
き、次のブロック22ではリフレッシュ中ということは
なく、書き込みまたは読み出し動作が遅れることはな
い。なお、リフレッシュ実施信号の発生期間は、例え
ば、20ns〜40nsである。ブロックの選択期間
は、例えば、50ns〜100nsである。
【0111】また、本実施形態では、ブロック(0)2
2A〜ブロック(3)22Dの選択は、ブロックアドレ
ス信号A0、A1によりなされる。つまり、外部からのア
ドレス信号A0〜A19のうち、下位を、ブロックアドレ
ス信号に割り当てている。アドレス信号は下位になるほ
ど、頻繁に変わるので、外部アクセスされるブロック2
2は絶えず変わりやすい。したがって、このように、ブ
ロックアドレス信号を割り当てると、あるブロック22
において、リフレッシュが延期され続けるのを防ぐこと
が可能となる。よって、全てのブロック22でのリフレ
ッシュの確実性を高めることができる。
【0112】[RFカウンタコントロール]上記のよう
に、本実施形態において、外部からアクセスされている
ブロック22ではリフレッシュが延期される。本実施形
態は、全てのブロック22でのリフレッシュを確実にす
るため、図1に示すように、RFカウンタコントロール
90を設けている。
【0113】RFカウンタコントロール90は、全ての
ブロック22において、第n行のワード線により選択さ
れるメモリセルのリフレッシュ終了後、カウントアップ
信号を発生する。これにより、RFカウンタ100の計
数値が一つ増加し、RFカウンタ100は、それに対応
するリフレッシュアドレス信号RFA8〜RFA19を出
力する。RFカウンタ100からのこの出力により、行
プリデコーダ30A〜30Dは、第n+1行のワード線
を駆動するための信号を供給する。
【0114】図8は、RFカウンタコントロール90の
回路ブロック図である。RFカウンタコントロール90
は、NORゲート92と、NANDゲート94と、遅延
回路96と、インバータ98と、を備える。
【0115】NORゲート92には、RF要求信号
(0)〜(3)が入力される。NORゲート92の出力
信号は、NANDゲート94に入力される。これには、
二つの経路がある。一つは、NORゲート92の出力端
子からNANDゲート94の入力端子94aへ直接つな
がる経路である。他の一つは、遅延回路96、インバー
タ98を介して、NORゲート92の出力端子からNA
NDゲート94の入力端子94bへつながる経路であ
る。NANDゲート94からは、アクティブロウのカウ
ントアップ信号が出力される。
【0116】RFカウンタコントロール90がカウント
アップ信号を出力する仕組みを、図1、図8および図9
を用いて説明する。図9は、半導体装置1の、ある期間
におけるオペレーションサイクルのタイミングチャート
である。チップセレクト信号/CSは“L”であり、オ
ペレーションサイクルとなっている。
【0117】時刻t0〜時刻t2までの半導体装置1の動
作は、図6に示すタイミングチャートの時刻t0〜時刻
2までのそれの動作と同じである。つまり、ブロック
(1)22B、ブロック(2)22C、ブロック(3)
22Dにおいて、第n行のワード線により選択されるメ
モリセルのリフレッシュが行われる。
【0118】時刻t1からのブロックアドレスの選択期
間終了後、次のブロックアドレスの選択期間でも、ブロ
ック(0)22Aが選択され続けているので、ブロック
(0)22Aでは、第n行のワード線により選択される
メモリセルのリフレッシュが行われない(あるリフレッ
シュ可能期間でのリフレッシュの延期)。このため、R
F要求信号(0)が“H”(アクティブ)のままであ
る。この期間は、RF要求信号(0)が“H”なので、
NORゲート92は“L”信号を出力する。よって、ブ
ロック(0)22Aが選択され続けている期間におい
て、NANDゲート94は、“H”信号を出力するの
で、カウントアップ信号は発生しない。
【0119】次のRFタイミング信号が“H”(アクテ
ィブ)となる時刻t5でも、ブロック(0)22Aを選
択し続けているので、このRFタイミング信号の周期で
は、カウントアップ信号が発生しない。よって、次のR
Fタイミング信号の周期においても、各ブロック22
で、同じ行、つまり、第n行のワード線で選択されるメ
モリセルのリフレッシュが行われる。詳しく説明する
と、次のRFタイミング信号が“H”(アクティブ)後
(時刻t5)、外部クロック信号の立ち上げに同期し
て、RF要求信号(1)〜(3)が“H”(アクティ
ブ)となる(時刻t6)。
【0120】時刻t6で、ブロック(1)22Bが選択
されるので、外部アクセス実施信号(1)、RF実施信
号(0)、(2)、(3)が、“H”(アクティブ)と
なる。これにより、ブロック(0)22A、ブロック
(2)22C、ブロック(3)22Dにおいて、第n行
のワード線で選択されるメモリセルのリフレッシュが行
われる。
【0121】時刻t7において、ブロックアドレスが、
ブロック(1)からブロック(2)に変わる。RF要求
信号(1)は、“H”(アクティブ)状態なので、RF
実施信号(1)が“H”(アクティブ)となる。このR
F実施信号(1)により、ブロック(1)22Bでは、
第n行のワード線で選択されるメモリセルにおいて、リ
フレッシュが行われる。そして、所定時間経過後、リフ
レッシュが終了し、RF要求信号(1)が“L”となる
(時刻t8)。これにより、RF実施信号(1)が
“L”となる。以上により、ブロック(0)〜(3)の
第n行のワード線で選択されるメモリセルにおけるリフ
レッシュが終了する。
【0122】時刻t8において、全てのRF要求信号
(0)〜(3)が“L”となるので、NORゲート92
からは、信号“H”が出力される。NANDゲート94
の入力端子94aには、直ちに、“H”が入力される。
入力端子94bには、“H”が入力され続けているの
で、NANDゲート94からは、“L”(アクティブロ
ウ)のカウントアップ信号が出力される(時刻t9)。
なお、NORゲート92から出力される“H”信号は、
遅延回路96を通り、インバータ98で“L”信号とな
り、入力端子94bに入力されるので、NANDゲート
94の出力は直ちに“H”となる。
【0123】カウントアップ信号によりRFカウンタ1
00の計数値が一つ増加し、RFカウンタ100は、そ
れに対応するリフレッシュアドレス信号、つまり、次の
リフレッシュされるべき行に対応するアドレス信号を出
力する。RFカウンタ100からのこの出力により、リ
フレッシュ実施信号が入力された行プリデコーダ30A
〜30Dからは、次のリフレッシュすべき行である第n
+1行のワード線で選択されるメモリセルのリフレッシ
ュをするための信号が供給される。
【0124】以上のように、本実施形態では、あるリフ
レッシュ可能期間に、全てのブロック22において、第
n行のワード線で選択されるメモリセルのリフレッシュ
が行われるまで、第n+1行のワード線で選択されるメ
モリセルにおいて、リフレッシュが行われない。このた
め、全ての行のメモリセルにおいて、リフレッシュを確
実にすることができる。
【0125】ところで、RFカウンタコントロール90
を設ける場合、リフレッシュの実力値(メモリセルがデ
ータを保持できる時間)と、リフレッシュサイクル数
(各ブロック22のワード線の本数。本実施形態では、
4096本)を考慮して、RFタイミング信号の周期を
決めなければならない。つまり、例えば、リフレッシュ
の実力値が200ms、リフレッシュサイクル数が約4
000回(ワード線の本数が4096本だから)の条件
下で、RFタイミング信号の周期を50μsとする。
【0126】50μs×4000=200ms この条件では、一回でもリフレッシュが延期されると、
データを保持できなくなる。このため、例えば、RFタ
イミング信号の周期を45μsとする。
【0127】45μs×4000=180ms (200ms−180ms)÷45μs≒444回 RFタイミング信号の周期を45μsとすれば、444
回までリフレッシュの延期をしても、データを保持でき
る。
【0128】[半導体装置の電子機器への応用例]半導
体装置1は、例えば、携帯機器のような電子機器に応用
することができる。図10は、携帯電話機のシステムの
一部のブロック図である。CPUには、バスラインによ
り、SRAM、VSRAM、EEPROM、キーボー
ド、LCDドライバが接続されている。LCDドライバ
は、バスラインにより、液晶表示部と接続されている。
図10のVSRAMが、半導体装置1である。VSRA
Mは、CPUと接続されたメモリシステムを構成してい
る。
【0129】図11は、図10に示す携帯電話機のシス
テムを備える携帯電話機600の斜視図である。携帯電
話機600は、キーボード612、液晶表示部614、
受話部616およびアンテナ部618を含む本体部61
0と、送話部622を含む蓋部620と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る半導体装置の回路ブロック図
である。
【図2】アドレスバッファおよびこれに関連する回路の
回路ブロック図である。
【図3】アドレスバッファの動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図4】ブロック(0)コントロールおよびこれに関連
する回路の回路ブロック図である。
【図5】行プリデコーダおよびこれに関連する回路の回
路ブロック図である。
【図6】本実施形態に係る半導体装置のオペレーション
サイクルを説明するためのタイミングチャートである。
【図7】本実施形態に係る半導体装置のスタンバイサイ
クルを説明するためのタイミングチャートである。
【図8】RFカウンタコントロールの回路ブロック図で
ある。
【図9】本実施形態に係る半導体装置の、ある期間にお
けるオペレーションサイクルのタイミングチャートであ
る。
【図10】携帯電話機のシステムの一部のブロック図で
ある。
【図11】図10に示す携帯電話機のシステムを備える
携帯電話機の斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体装置 10 データ入出力バッファ 20 メモリセルアレイ 22 ブロック 22A ブロック(0) 22B ブロック(1) 22C ブロック(2) 22D ブロック(3) 24 行デコーダ 24A〜24D 行デコーダ 26 列デコーダ 26A〜26D 列デコーダ 30A〜30D 行プリデコーダ 32-1〜32-12 選択ブロック 34 スイッチ&ラッチ回路 36 スイッチ&ラッチ回路 38 判定回路 40 制御部 40A ブロック(0)コントロール 40B ブロック(1)コントロール 40C ブロック(2)コントロール 40D ブロック(3)コントロール 42 外部アクセス実施信号(0)発生回路 44 RF実施信号(0)発生回路 46 遅延回路 50 RF要求信号発生回路 50A RF要求信号(0)発生回路 50B RF要求信号(1)発生回路 50C RF要求信号(2)発生回路 50D RF要求信号(3)発生回路 60 アドレスバッファ 70 RFタイミング信号発生回路 80 クロック 90 RFカウンタコントロール 92 NORゲート 94 NANDゲート 94a、94b 入力端子 96 遅延回路 98 インバータ 100 RFカウンタ 110 CS、ZZコントロール 120 WE、OEコントロール

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロックに分割されたメモリセル
    アレイを有する半導体装置のリフレッシュ方法であっ
    て、 前記半導体装置の外部で発生するクロック信号である外
    部クロック信号にもとづいて、 少なくとも一つの前記ブロックにおける外部アクセス
    と、 少なくとも一つの他の前記ブロックにおけるリフレッシ
    ュと、 を行う、外部アクセス-リフレッシュステップを備え
    る、半導体装置のリフレッシュ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記外部アクセス-リフレッシュステップは、 前記外部クロック信号にもとづいて、各前記ブロックに
    おけるリフレッシュ要求を発生するリフレッシュ要求ス
    テップと、 前記外部クロック信号にもとづいて、外部アクセスすべ
    き前記ブロックのアドレスである、ブロックアドレスを
    選択する、ブロックアドレス選択ステップと、 前記外部クロック信号および前記ブロックアドレスの選
    択にもとづいて、外部アクセスすべき前記ブロックにお
    いて、外部アクセスを実施する外部アクセス実施ステッ
    プと、 前記外部クロック信号および前記リフレッシュ要求にも
    とづいて、リフレッシュすべき前記ブロックにおいて、
    リフレッシュを実施するリフレッシュ実施ステップと、 を含む、半導体装置のリフレッシュ方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記外部クロック信号にもとづき、 前記リフレッシュ要求ステップと前記ブロックアドレス
    選択ステップとを同期させる、半導体装置のリフレッシ
    ュ方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記外部クロック信号にもとづき、 前記外部アクセス実施ステップと前記リフレッシュ実施
    ステップとを同期させる、半導体装置のリフレッシュ方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 前記リフレッシュ実施ステップは、前記ブロックアドレ
    ス選択期間中に含まれる、半導体装置のリフレッシュ方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 外部アクセスすべき前記ブロックにおける外部アクセス
    終了後、外部アクセスが終了した前記ブロックでリフレ
    ッシュが行われる、半導体装置のリフレッシュ方法。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれかにおいて、 前記ブロックアドレス選択ステップは、 外部アクセスのために前記半導体装置に入力される、外
    部からのアドレス信号において、前記アドレス信号の下
    位を、前記ブロックアドレスを選択するためのブロック
    アドレス信号に割り当てる、半導体装置のリフレッシュ
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項2〜6のいずれかにおいて、 前記リフレッシュ要求ステップは、各前記ブロックの少
    なくとも一つのメモリセルのリフレッシュ要求を含み、 リフレッシュ可能期間に、外部アクセスすべき前記ブロ
    ックの前記メモリセルのリフレッシュがされない場合、
    次のリフレッシュ可能期間に、各前記ブロックの前記メ
    モリセルのリフレッシュを再度要求するリフレッシュ再
    度要求ステップを含む、半導体装置のリフレッシュ方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記リフレッシュ可能期間に、各前記ブロックの前記メ
    モリセルのリフレッシュがされた場合、次のリフレッシ
    ュ可能期間に、各前記ブロックの少なくとも一つの他の
    メモリセルのリフレッシュを要求するステップを備え
    る、半導体装置のリフレッシュ方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれかにおい
    て、 前記半導体装置は、VSRAM(Virtually Static
    RAM)を含む、半導体装置のリフレッシュ方法。
  11. 【請求項11】 複数のブロックに分割されたメモリセ
    ルアレイと、 前記半導体装置の外部で発生するクロック信号である外
    部クロック信号が入力される入力部と、 外部クロック信号にもとづき、少なくとも一つの前記ブ
    ロックにおける外部アクセスと、少なくとも一つの他の
    前記ブロックにおけるリフレッシュと、を同期させる同
    期回路と、 を備える、半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記同期回路は、 外部アクセスすべき前記ブロックのアドレスである、ブ
    ロックアドレス信号を発生するブロックアドレス信号発
    生回路と、 各前記ブロックに対応して設けられ、各前記ブロックに
    おけるリフレッシュ要求信号を発生する、複数のリフレ
    ッシュ要求信号発生回路と、 各前記ブロックに対応して設けられ、ブロックアドレス
    信号およびリフレッシュ要求信号のうち少なくとも一方
    をもとに、各前記ブロックにおけるリフレッシュ実施信
    号または外部アクセス実施信号を発生する、複数のブロ
    ックコントロールと、 を含む、半導体装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 外部アクセスすべき前記ブロックに対応する前記ブロッ
    クコントロールは、ブロックアドレス信号をもとに、外
    部アクセスすべき前記ブロックにおいて、外部アクセス
    を実施する外部アクセス実施信号を発生し、 リフレッシュすべき前記ブロックに対応する前記ブロッ
    クコントロールは、リフレッシュ要求信号をもとに、リ
    フレッシュすべき前記ブロックにおいて、リフレッシュ
    を実施するリフレッシュ実施信号を発生する、半導体装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13において、 前記ブロック信号発生回路を含み、外部アクセスのため
    の外部からのアドレス信号が入力されるアドレスバッフ
    ァを備え、 前記ブロックアドレス信号を、前記アドレス信号のう
    ち、下位を割り当てる、半導体装置。
  15. 【請求項15】 請求項11〜14のいずれかにおい
    て、 各前記ブロックにおいて、リフレッシュすべき少なくと
    も一つのメモリセルを決定する決定回路と、 リフレッシュ可能期間に、外部アクセスにより、少なく
    とも一つの前記ブロックの前記メモリセルのリフレッシ
    ュが行われなかったことを判断する判断回路と、 前記判断回路の判断をもとに、次のリフレッシュ可能期
    間に、各前記ブロックの前記メモリセルのリフレッシュ
    を再度決定する再度決定回路と、 を備える、半導体装置。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 リフレッシュ可能期間に、各前記ブロックの前記メモリ
    セルのリフレッシュが行われたことにより、各前記ブロ
    ックにおいて、リフレッシュすべき少なくとも一つの他
    のメモリセルを決定する他の決定回路を備える、半導体
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項11〜請求項16のいずれかに
    おいて、 前記半導体装置は、VSRAM(Virtually Static
    RAM)を含む、半導体装置。
  18. 【請求項18】 請求項1〜請求項17のいずれかに記
    載の前記半導体装置を備えたメモリシステム。
  19. 【請求項19】 請求項1〜請求項17のいずれかに記
    載の前記半導体装置を備えた電子機器。
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