JP2002047665A - ジャケット構造体の設置方法 - Google Patents

ジャケット構造体の設置方法

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JP2002047665A JP2000236785A JP2000236785A JP2002047665A JP 2002047665 A JP2002047665 A JP 2002047665A JP 2000236785 A JP2000236785 A JP 2000236785A JP 2000236785 A JP2000236785 A JP 2000236785A JP 2002047665 A JP2002047665 A JP 2002047665A
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Hiroyuki Kamei
宏之 亀井
Akinobu Kishi
明信 岸
Shigeru Sakano
茂 坂野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャケット構造体の設置方法において、ジャ
ケット構造物の杭ガイド部材と杭部材との接合作業を適
正に且つ容易に行うことでジャケット構造物の設置作業
の作業性の向上を図る。 【解決手段】 複数の杭ガイド部材13,14が連結部
材12によって連結されて上端部に鋼板製のフーチング
15が装着されたジャケット構造体11を水底地盤Gに
載置し、まず、1次打設にて杭打ちハンマ44を用いて
杭19,20を軟弱層G1 に貫入し、次に、この杭1
9,20内の土砂をハンマグラブ52により掘削して外
部に排出し、そして、2次打設にて杭19,20を支持
層G2 の所定深さまでに貫入させた後、杭ガイド部材1
3,14の下端部と各杭19,20の上端部とを接合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋脚などの水上に
立設する構造物を建設する場合に、水中木曽としてのジ
ャケット構造体を水底地盤に設置するジャケット構造体
の設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、橋梁基礎には、直接基礎、場所
打ち杭基礎、鋼管杭基礎、ケーソン基礎などが従来から
知られている。例えば、杭基礎によって建設された橋脚
では、複数本の杭が海底地盤の軟弱地盤を貫通して支持
地盤まで打ち込まれ、この各杭上に鉄筋コンクリートに
よってフーチングが構築され、このフーチングの上に橋
脚を立設し、この橋脚がフーチング内に予め埋め込まれ
たアンカーフレームにアンカーボルトにより接合されて
いる。また、ケーソン基礎によって建設された橋脚で
は、海底の支持地盤を所定広さ整地し、この地盤整地面
に内部にコンクリートが打設されたケーソンを設置し、
このケーソンの上に橋脚を立設し、この橋脚がケーソン
内に予め埋め込まれたアンカーフレームにアンカーボル
トにより接合されている。
【0003】ところが、このような杭基礎の場合、比較
的水深の大きい海底に橋脚を構築するときに、技術的に
困難性が伴い、高コストとなってしまうという問題があ
る。また、ケーソン基礎の場合、水深数十m程度までの
海底ならば問題ないが、それよりも深い海底にあって
は、地盤整地面を形成するのに大規模な海上工事を必要
とし、高コストで工事期間も長くなり、その間に航路を
制限しなければならず、更に、支持地盤の上層に軟弱地
盤があると、地盤改良工事も必要となってしまうという
問題がある。
【0004】そこで、海底地盤に鉄筋コンクリートによ
るフーチングを構築したり、内部にコンクリートが打設
されたケーソンを設置するのを不要とすることで、建設
工事の容易化や低コスト化を図ったものとしてジャケッ
ト式基礎を用いた技術がある。図10に従来のジャケッ
ト式基礎によって建設された橋脚の概略を示す。
【0005】従来のジャケット式基礎によって建設され
た橋脚において、図8に示すように、海底の支持地盤00
1に対して、多数のガイドパイプ002が連結部材003によ
って連結されて構成されたジャケット構造体004を設置
し、図示しない杭打ち機によって各ガイドパイプ002を
用いて複数本の杭005が支持地盤001に打ち込まれてい
る。そして、このジャケット構造体004上に鉄筋コンク
リートによってフーチング006が構築されている。この
フーチング006内には予めアンカーボルト007とアンカー
フレーム008が埋め込まれており、このフーチング006の
上に橋脚009が立設して接合されている。
【0006】なお、このような技術は、例えば、特開昭
61−57721号公報に「マルチパイルジャケット構
造の水中基礎施工法」として開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のジャケ
ット式基礎の場合、支持地盤001上に載置されたジャケ
ット構造体004に対して、ガイドパイプ002を用いて杭00
5を支持地盤001に打ち込んだ後、このガイドパイプ002
と杭005とを接合している。ところが、杭005はパイプ形
状をなしており、支持地盤001に打ち込まれると、この
杭005内を通って掘削土砂がせり上がり、ガイドパイプ0
02内に侵入する。従来、杭005を支持地盤001に打ち込ん
だ後、ガイドパイプ002内の土砂を排出してから、ガイ
ドパイプ002の下端部と杭005の上端部とを接合プラグや
溶接等によって接合している。しかし、この接合部に侵
入した土砂を全て排出することはできず、残留した土砂
によりガイドパイプ002と杭005を適正に接合することが
できず、接合作業が困難なものとなってしまう。
【0008】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、ジャケット構造物の杭ガイド部材と杭部材との
接合作業を適正に且つ容易に行うことでジャケット構造
物の設置作業の作業性の向上を図ったジャケット構造体
の設置方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明のジャケット構造体の設置方法は、
筒形状をなす複数の杭ガイド部材が連結部材によって一
体に連結されたジャケット構造体を所定の水底地盤に載
置し、筒形状をなす杭部材を前記杭ガイド部材内を通し
て前記水底地盤に所定深さまで打ち込んだ後、前記杭部
材の上方に内部の土砂を排出した後、該杭部材を前記水
底地盤に所定深さ打ち込むことで、前記ジャケット構造
体を前記水底地盤に固定することを特徴とするものであ
る。
【0010】また、請求項2の発明のジャケット構造体
の設置方法では、前記水底地盤に載置されたジャケット
構造体に対して、前記杭部材を前記水底地盤における軟
弱層に打ち込んだ後、該杭部材内の土砂を排出し、その
後、該杭部材を支持層まで打ち込むことを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項3の発明のジャケット構造体
の設置方法では、前記杭部材を所定深さまで打ち込んだ
後、前記杭ガイド部材の下端部周辺位置まで前記杭部材
内の土砂を排出することを特徴としている。
【0012】また、請求項4の発明のジャケット構造体
の設置方法では、前記杭部材内の土砂をハンマグラブに
より掘削して排出することを特徴としている。
【0013】また、請求項5の発明のジャケット構造体
の設置方法では、前記ジャケット構造体を所定の水域ま
で曳航して所定の水域で沈降させることで、水底地盤に
載置することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0015】図1に本発明の一実施形態に係るジャケッ
ト構造体によって構築された橋脚の概略、図2に本実施
形態のジャケット構造体の概略、図3及び図4にジャケ
ット構造体による橋脚の構築作業を表す概略、図5に本
実施形態のジャケット構造体の設置方法における杭打設
作業を表す概略を示す。
【0016】図1に示すように、本実施形態のジャケッ
ト構造体11は、上部の軟弱地盤と下部の支持地盤とか
ら構成される図示しない水底地盤上に設置して構造物と
しての橋桁31の橋脚32を建設するためのものであ
る。即ち、このジャケット構造体11は、連結部材12
によって連結された複数の杭ガイド部材(レグ)13,
14と、この各杭ガイド部材13,14の上端集合部に
装着された中空形状をなすフーチング15とから構成さ
れている。
【0017】このジャケット構造体11について詳細に
説明すると、図1及び図2に示すように、フーチング1
5は上鋼板16と下鋼板(図示略)と4枚の外周鋼板1
8により矩形箱型形状に形成されており、中央部寄りに
直杭用の4つの杭ガイド部材13の上端部が貫入し、外
側に斜杭用の4つの杭ガイド部材14の上端部が貫入し
ている。この杭ガイド部材13,14は所定長さの円筒
形状をなし、杭ガイド部材13に対して杭ガイド部材1
4は下部が外方に広がっており、各杭ガイド部材13,
14同志が複数の連結部材12によって一体に連結され
ている。このガイド部材13,14は、ジャケット構造
体11が水底地盤上に設置されたときに、ガイドとして
直杭19及び斜杭20をこの水底地盤に打ち込むための
ものである。
【0018】各杭ガイド部材13,14の上端部はフー
チング15の上鋼板16及び下鋼板に貫入して上方に開
口しているが、このフーチング15の内部には図示しな
い複数の縦梁部材が格子状に配設され、杭ガイド部材1
3,14がフーチング15の内面に連結支持されてい
る。また、フーチング15内には橋脚32の下部が貫入
してそれぞれ縦梁部材に連結支持され、 このフーチン
グ15から上方に向けて橋脚32が立設されることとな
る。
【0019】また、このジャケット構造体11が水底地
盤に設置されたとき、フーチング15が飛沫帯に位置す
るように構成されており、このフーチング15の外周部
に防食処理が施されており、この防食処理としては、例
えば、表面にチタン合金などの高耐食性金属を固定した
り、被覆コンクリートを介して犠牲鋼板を固定するよう
にしている。
【0020】ここで、上述したジャケット構造体11を
用いた橋桁31及び橋脚32の建設工法について、図3
乃至図5を用いて説明する。
【0021】図3(a)に示すように、ジャケット構造体
11は所定の工場のドック41にて製作されており、製
作が完了するとドック41内に海水を入れてこのジャケ
ット構造体11を浮上させる。この場合、図3(b)に示
すように、ジャケット構造体11は中空形状をなすフー
チング15により浮力を得ると共に、各杭ガイド部材1
3,14内に上端部から圧力空気を供給(圧気)するこ
とで浮力を得て、ジャケット構造体11を海上42に浮
かべて全体のバランスをとっている。そして、前後一対
の曵船43によって海上42に浮かんだジャケット構造
体11を牽引し、設置場所まで運搬する。
【0022】そして、ジャケット構造体11が設置場所
まで曳航されると、図4(a)に示すように、杭ガイド部
材13,14内へ注水を行うことで、ジャケット構造体
11のバランスをとりながら沈めていき、水底地盤Gに
位置決め載置する。このようにジャケット構造体11が
水底地盤Gの所定の位置に位置決めされると、まず、こ
のジャケット構造体11の上部に搭載した杭打ちハンマ
44を用いてジャケット構造体11の杭ガイド部材13
内に直杭19を挿入し、この杭打ちハンマ44により直
杭19を水底地盤Gへ打ち込んでいく。次に、図4(b)
に示すように、杭打ちハンマ44を用いてジャケット構
造体11の杭ガイド部材14内に斜杭20を挿入し、こ
の杭打ちハンマ44により斜杭20を水底地盤G(支持
地盤)へ打ち込んでいく。
【0023】この杭打ち作業では、事前に排水ポンプ等
により杭ガイド部材13,14内の海水を排出した後、
杭19,20の打設作業を2回に分けて行い、その間に
杭19,20内の土砂排出を行う。即ち、図5(a)に示
すように、水底地盤Gは支持層G2 の上に軟弱層G1
形成されてなり、杭打ちハンマ44を用いた1次打設で
は、直杭19の下端部が軟弱層G1 を貫通して支持層G
2 に届くまで行う。すると、直杭19内には軟弱層G1
の土砂が水底地盤Gの上方までせり上がってくる。ここ
で、直杭19の1次打設を中断し、図5(b)に示すよう
に、クレーン付台船51(図4(a)参照)を操作してハ
ンマグラブ52を直杭19内に下降し、この直杭19内
の土砂を掘削して外部に排出する。そして、直杭19内
の土砂が下方まで排出されると掘削を終了し、再び、図
5(c)に示すように、杭打ちハンマ44を用いて2次打
設を行い、直杭19を支持層G2 の所定深さまでに貫入
させる。
【0024】この杭打ち作業により各杭ガイド部材1
3,14を介して直杭19及び斜杭20が水底地盤Gの
所定深さまでへ打ち込まれると、直杭19及び斜杭20
が長ければ切断し、杭ガイド部材13,14の下端部と
各杭19,20の上端部とを接合プラグや溶接等によっ
て連結固定し、各杭19,20の内部にコンクリートを
打設することで、ジャケット構造体11を水底地盤Gに
固定することができる。そして、このように杭打ち作業
が完了して多数の杭19,20によってジャケット構造
体11が水底地盤Gに設置されると、図4(c)に示すよ
うに、ジャケット構造体11の上部に橋脚32を延仲し
て橋桁31を建設する。
【0025】このように本実施形態のジャケット構造体
11の設置方法にあっては、複数の杭ガイド部材13,
14が連結部材12によって連結されて上端部に鋼板製
のフーチング15が装着されたジャケット構造体11を
水底地盤Gに設置する場合、事前に杭ガイド部材13,
14内の海水を排出し、まず、1次打設にて杭打ちハン
マ44を用いて杭19,20を軟弱層G1 に貫入し、次
に、この杭19,20内の土砂をハンマグラブ52によ
り掘削して外部に排出し、そして、2次打設にて杭1
9,20を支持層G2 の所定深さまでに貫入させた後、
杭ガイド部材13,14の下端部と各杭19,20の上
端部とを接合プラグや溶接等によって接合し、各杭1
9,20の内部にコンクリートを打設するようにしてい
る。
【0026】従って、杭打ち作業時に、土砂が杭19,
20内を通ってせり上がり、杭ガイド部材13,14
内、つまり、杭ガイド部材13,14の下端部と杭1
3,14の上端部との接合部に侵入することはなく、杭
19,20の打設作業完了後、杭ガイド部材13,14
と杭19,20との接合を容易に行うことができ、接合
作業の作業性を向上できる。
【0027】また、1次打設では杭19,20を軟弱層
1 に貫入し、2次打設にて杭19,20を支持層G2
の所定深さまでに貫入させるようにしたことで、その間
の杭19,20内の土砂掘削作業では、この軟弱層G1
の土砂を排出することとなり、杭ガイド部材13,14
と杭19,20との接合作業に支障をきたす軟弱な土砂
を確実に排出することができる。
【0028】更に、工場から設置場所への運搬時にその
浮力によって海上42を曳航し、注水することで沈下さ
せればよく、運搬用の大型クレーン船や台船が不要とな
ると共に、設置時の吊上げ・吊下げ作業も不要となり、
コスト低減、作業時間の短縮による作業効率の向上が図
れる。
【0029】なお、上述の実施形態では、1次打設と2
次打設の間の土砂掘削作業をハンマグラブ52を用いて
行ったが、このハンマグラブ52に限らず、他の掘削機
を用いてもよい。また、この実施形態では、杭19,2
0の打設作業を2回に分けて行ったが、3回以上に分け
て行ってもよい。
【0030】また、上述の実施形態では、ジャケット構
造体11のフーチング15を矩形箱型形状に形成した
が、中空形状であればその形状に限定されるものではな
く、円形箱型形状でもよい。また、図1に詳細に示すよ
うに、2つのジャケット構造体11を並設して設置し、
門型をなす橋脚32を支持するようにしたが、1つのジ
ャケット構造体11を設置し、I型の橋脚を支持するよ
うにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、上述した実施形態によって詳細に
説明したように請求項1の発明のジャケット構造体の設
置方法によれば、筒形状をなす複数の杭ガイド部材が連
結部材によって一体に連結されたジャケット構造体を所
定の水底地盤に載置し、筒形状をなす杭部材を杭ガイド
部材内を通して水底地盤に所定深さまで打ち込んだ後、
杭部材の上方に内部の土砂を排出した後、杭部材を水底
地盤に所定深さ打ち込むことで、ジャケット構造体を前
記水底地盤に固定するようにしたので、杭打ち作業時
に、土砂が杭部材内を通ってせり上がって杭ガイド部材
内に侵入することはなく、杭ガイド部材と杭部材との接
合作業を適正に且つ容易に行うことで、ジャケット構造
物の設置作業の作業性の向上を図ることができる。
【0032】また、請求項2の発明のジャケット構造体
の設置方法によれば、水底地盤に載置されたジャケット
構造体に対して、杭部材を水底地盤における軟弱層に打
ち込んだ後、杭部材内の土砂を排出し、その後、杭部材
を支持層まで打ち込むようにしたので、杭部材内の土砂
掘削作業にて、軟弱層の土砂を排出することとなり、杭
ガイド部材と杭部材との接合作業に支障をきたす軟弱な
土砂を確実に排出することができる。
【0033】また、請求項3の発明のジャケット構造体
の設置方法によれば、杭部材を所定深さまで打ち込んだ
後、杭ガイド部材の下端部周辺位置まで杭部材内の土砂
を排出するようにしたので、少なくとも杭ガイド部材の
下端部と杭部材の上端部との接合位置への土砂侵入を阻
止することができる。
【0034】また、請求項4の発明のジャケット構造体
の設置方法によれば、杭部材内の土砂をハンマグラブに
より掘削して排出するようにしたので、杭部材内の土砂
を容易に掘削排出することができる。
【0035】また、請求項5の発明のジャケット構造体
の設置方法によれば、ジャケット構造体を所定の水域ま
で曳航して所定の水域で沈降させることで、水底地盤に
載置するようにしたので、運搬用の大型クレーン船が不
要となると共に、設置時の吊上げ・吊下げ作業も不要と
なり、コスト低減、作業時間の短縮による作業効率を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るジャケット構造体に
よって構築された橋脚の概略図である。
【図2】本実施形態のジャケット構造体の概略図であ
る。
【図3】ジャケット構造体による橋脚の構築作業を表す
概略図である。
【図4】ジャケット構造体による橋脚の構築作業を表す
概略図である。
【図5】本実施形態のジャケット構造体の設置方法にお
ける杭打設作業を表す概略図である。
【図6】従来のジャケット式基礎によって建設された橋
脚の概略図である。
【符号の説明】
11 ジャケット構造体 12 連結部材 13,14 杭ガイド部材 15 フーチング 19 直杭 20 斜杭 31 橋桁 32 橋脚(構造物) 41 ドック 42 海上 43 曳船 51 クレーン付台船 52 ハンマグラブ G 水底地盤
フロントページの続き (72)発明者 坂野 茂 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 2D046 CA07 DA03 DA62

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形状をなす複数の杭ガイド部材が連結
    部材によって一体に連結されたジャケット構造体を所定
    の水底地盤に載置し、筒形状をなす杭部材を前記杭ガイ
    ド部材内を通して前記水底地盤に所定深さまで打ち込ん
    だ後、前記杭部材の上方に内部の土砂を排出した後、該
    杭部材を前記水底地盤に所定深さ打ち込むことで、前記
    ジャケット構造体を前記水底地盤に固定することを特徴
    とするジャケット構造体の設置方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のジャケット構造体の設置
    方法において、前記水底地盤に載置されたジャケット構
    造体に対して、前記杭部材を前記水底地盤における軟弱
    層に打ち込んだ後、該杭部材内の土砂を排出し、その
    後、該杭部材を支持層まで打ち込むことを特徴とするジ
    ャケット構造体の設置方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のジャケット構造体の設置
    方法において、前記杭部材を所定深さまで打ち込んだ
    後、前記杭ガイド部材の下端部周辺位置まで前記杭部材
    内の土砂を排出することを特徴とするジャケット構造体
    の設置方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のジャケット構造体の設置
    方法において、前記杭部材内の土砂をハンマグラブによ
    り掘削して排出することを特徴とするジャケット構造体
    の設置方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のジャケット構造体の設置
    方法において、前記ジャケット構造体を所定の水域まで
    曳航して所定の水域で沈降させることで、水底地盤に載
    置することを特徴とするジャケット構造体の設置方法。
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