JP4260448B2 - 水中立坑と横坑との連結方法及び坑構造 - Google Patents

水中立坑と横坑との連結方法及び坑構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水中立坑の構築方法、水中立坑、立坑と横坑の連結方法、坑構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、海底などの水底下に構造物を構築する場合には、(1)上端部が海面上に露出した鋼管矢板仮締切りを構築するか、築島し仮設ケーソンを沈設することにより作業空間を形成し、気中施工により構造物を構築する(例えば、特許文献1参照)。または、(2)海底を浚渫してプレキャスト部材等を設置して構造物を構築する(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−342640
【0004】
特開平8−158354
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、(1)の方法では、海上に仮設構造物が突出し、内部を排水して施工するため、仮設構造物に波圧、水圧等による力が加わり、仮設構造物に必要以上の強度を設定しなければならない。また、(2)の方法は、水底で大きな面積を掘削する必要があり、環境への影響が大きい。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、大規模な仮設構造物を省略でき、環境への影響が少なく、安全に施工できる水中立坑の構築方法、水中立坑、立坑と横坑の連結方法、坑構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために第1の発明は、水底に矢板を設置して立坑を形成する工程(a)と、前記立坑内に、位置決め用部材が設けられ、端部に連結手段を備えた管を設置する工程(b)と、前記位置決め用部材を立坑内に固定する工程(c)と、前記矢板を所定の位置で切断し、前記切断した矢板を吊り上げて、前記連結手段と対面する矢板部分を置換材で置き換える工程(d)と、水底内に掘削した横坑を、前記連結手段を用いて前記管に連結する工程(e)と、を具備することを特徴とする立坑と横坑の連結方法である。
【0012】
立坑内に設置される管は、例えばJ字型であり、曲部が下端になるように配置される。管には、立坑内での管の設置位置を決定するための位置決め部材が設けられる。位置決め部材は、例えば、管の周囲に設けられた鋼材である。位置決め部材および管は、水中コンクリート等によって立坑内に固定される。
【0013】
横坑とは、水底に掘削されたシールドトンネル等である。連結手段は、J字型の管の曲線部の端部に設けられ、例えばコンクリートが充填されたさや管と隔壁からなる。水底に掘削されたシールドトンネル等の横坑は、連結部材のさや管に到達し、管に連結される。但し、シールド機の通過予定位置では、工程(c)の前に、矢板の表面に縁切りシートを設置しておく。工程(e)の後、管の上端に取放水口を設置することにより、連結された立坑と横坑を発電所や工場等の取放水口として用いることができる。
【0014】
第1の発明では、水底に矢板を設置して立坑を形成し、立坑内に位置決め用部材が設けられた管を設置し、位置決め用部材を立坑内に固定する。なお、位置決め部材の固定前に、横坑の通過予定位置では、矢板の表面に縁切りシートを設置しておく。そして、水底内に掘進した横坑を、矢板を撤去した部分を通して、管の端部に到達させる。さらに、連結手段を用いて横坑を管に連結し、必要に応じて、管の上端に取放水口を設置する。
【0015】
第2の発明は、第1の発明の立坑と横坑の連結方法を用いて連結された坑構造である。
なお、第1及び第2の発明は、海、湖沼等において用いられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の第1の実施の形態を詳細に説明する。第1の実施の形態では、水底に水中立坑を構築する方法について述べる。図1は、海底19に鋼管矢板15を打設する工程を示す立面図である。海底19に立坑を構築するための作業架台には、例えば、自己昇降式作業架台7を使用する。自己昇降式作業架台7は、架台8、複数の脚9、張出し台車11等からなる。
【0017】
自己昇降式作業架台7では、ジャッキ(図示せず)を用いて、脚9に沿って架台8を昇降させることができる。自己昇降式作業架台7は、位置を固定する場合には、図1に示すように脚9を海底19に固定する。移動させる場合には、脚9を海底19から解放して、曳船等で曳航する。
【0018】
海底19に水中立坑を構築するには、図1に示すように、まず、海底19の所定の位置に打ち込んだガイド杭(図示せず)を基準として、海底19の矢板設置予定位置1付近に水中導材3を設置する。そして、水中導材固定杭5で水中導材3を海底19に固定する。水中導材3は、鋼管矢板15の設置位置を決定するために設置される。水中導材3は、例えば環状の部材であり、矢板設置予定位置1の内周に沿って配置される水中導材3aと、外周に沿って配置される水中導材3bとからなる。
【0019】
次に、架台8上に設置したクレーン13で水中バイブロハンマ21を吊下げ、張出し台車11上に上部導材23を設置する。水中バイブロハンマ21は、海底19の矢板設置予定位置1に鋼管矢板15を打ち込む。上部導材23は、鋼管矢板15の上端部の位置決めを行う。図1に示すように、鋼管矢板15の上端部を上部導材23に、下端部を海底19に設置された水中導材3に添わせた状態で、水中バイブロハンマ21を用いて鋼管矢板15を海底19に圧入する。
【0020】
図2は、鋼管井筒16に沿って腹起こし25を設置する工程を示す立面図である。全ての鋼管矢板15を図1の鋼管矢板15aに示す程度まで打ち込んだ後、水中導材3および水中導材固定杭5を海底19から撤去する。そして、架台8上に設置したクレーン13に、水中バイブロハンマ21のかわりに水中油圧ハンマ(図示せず)を取り付け、図2に示す程度まで鋼管矢板15を打ち込み、筒状の鋼管井筒16を形成する。
【0021】
鋼管井筒16は、複数の鋼管矢板15からなり、隣接する鋼管矢板15は、継手29(図3)で連結される。鋼管矢板15の上端部は、潮流による漂砂が鋼管井筒16内に流入するのを避けるため、海底19より高い位置とする。
【0022】
次に、図2に示すように、鋼管井筒16内の海底19の地盤を、腹起こし下端レベル27まで掘削する。そして、クレーン13で腹起こし25を吊り下ろし、鋼管井筒16の内周面に沿って腹起こし25を設置する。腹起こし25は、例えば、H鋼であり、H鋼の寸法は鋼管矢板15の周囲の土圧に応じて決定する。腹起こし25の設置段数は、水深によらず、掘削深さに応じて決定する。掘削深さが26m程度の場合、図2に示すように、腹起こし25は一段でよい。
【0023】
図3は、腹起こし25および鋼管矢板15付近の拡大断面図である。図3は、図2のA−Aによる断面図である。腹起こし25を設置した後、クレーン13にバケット(図示せず)を吊下げ、ホッパー、水中シュート等(図示せず)を用いて、鋼管井筒16と腹起こし25との間に間詰めコンクリート31を打設する。
【0024】
さらに、グラブ浚渫船(図示せず)等を用いて鋼管井筒16内を図2に示す底面レベル28まで掘削し、水中立坑30を形成する。鋼管井筒16内を掘削する際には、鋼管井筒16周辺に、掘削土による汚濁防止のための対策を講じる。例えば、鋼管井筒16周辺の水中にシルトプロテクタ(図示せず)を設置して、鋼管井筒16内の掘削を行う。
【0025】
このように、第1の実施の形態では、鋼管矢板15の上端面を海底19近くに配置するので、鋼管矢板15に波力が作用せず、また、水中掘削であるため、水圧が作用せず、鋼管井筒16内を掘削する際の支保工を簡略化できる。例えば、図2に示すように、腹起こし25の設置段数を1段とできる。また、鋼管矢板15の水中切断の手間が省け、材料も節約できる。
【0026】
さらに、浚渫の場合と比較して、水域の占有面積が狭く、環境への影響が少ない。また、掘削の範囲が鋼管井筒16内に限られるため、掘削時の汚濁防止対策の実施が容易である。
【0027】
なお、第1の実施の形態の各工程において、自己昇降式作業架台7以外の作業架台や台船等を用いてもよい。また、水中導材3の形状や設置位置は上述したものに限らない。水中導材3の代わりに水面17上に気中導材を設置して、鋼管矢板15の設置予定を決定してもよい。水中道材3や気中導材の形状は、構築される立坑の形状に応じて決定される。
【0028】
第1の実施の形態の方法で構築した水中立坑30は、発電所および工場等の取放水口、橋脚等を構築する場合に用いることができる。また、第1の実施の形態では、海底19に水中立坑30を構築したが、同様の方法で湖沼や河川等の水底に水中立坑を構築してもよい。
【0029】
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、水面下に放水口を設置する方法について説明する。図4は、鋼管井筒16内に水中導材35を設置する工程を示す立面図である。水面17の下方に放水口を設置するには、まず、図4に示すように、海底19に水中立坑30を構築する。水中立坑30は、第1の実施の形態の方法で構築するのが好ましい。
【0030】
鋼管井筒16内を掘削して水中立坑30を構築した後、図4に示すように、鋼管井筒16内に砕石33を敷き均す。砕石33は、浮泥発生防止及び掘削面を均すためのものである。
【0031】
図5は、基礎コンクリート41を打設する工程を示す立面図である。砕石33を敷き均した後、図5に示すように、砕石33の上方に基礎コンクリート41を打設する。
【0032】
図6は、水中立坑30内にJ管43を設置し、固定する工程を示す立面図である。基礎コンクリート41を打設した後、周囲に鉄骨45を有するJ管43を水中立坑30内に配置する。鉄骨45は、J管43の位置決めおよび支持のための部材である。鉄骨45およびJ管43は、造船場等で事前に一体化されたプレキャスト部材とする。
【0033】
J管43の上端部には、仮止水フタ47が設けられる。また、J管43の下部の曲部60の端部には、横坑としてのシールドトンネル75(図8)との連結手段である到達用金物55が設けられる。到達用金物55は、さや管57とJ管43の端部の隔壁であるバルクヘッド61とで構成される。バルクヘッド61とさや管57との接触部は溶接される。さや管57の内部には、コンクリート59が充填される。このコンクリート59は、鉄骨45設置後に打設する水中コンクリート63と兼ねてもよい。
【0034】
J管43および鉄骨45は、到達用金物55がシールドトンネル75(図8)の到達予定位置に位置するように配置される。到達用金物55のさや管57の端面と対面する鋼管矢板15bには、縁切り工が施される。図6では、縁切り工として、縁切りシート49が鋼管矢板15bの表面に設置されている。他に、鋼管矢板15bにグリスを塗布する方法等を用いてもよい。
【0035】
縁切りシート49の設置等の縁切り工を行った後、架台8上に設置したクレーン13でバケット51を吊下げ、張出し台車11にトレミー管53を設置する。そして、水中立坑30内に水中コンクリート63を打設し、J管43および鉄骨45を鋼管矢板15に固定する。
【0036】
図7は、鋼管矢板15bの一部を切断して撤去する工程を示す立面図である。図6に示す状態から、鋼管カッタ等(図示せず)を用いて、鋼管矢板15bを切断位置65で切断し、切断した鋼管矢板15bをクレーン13で吊上げる。そして、切断部66がさや管57の上端のレベルに達した後、鋼管井筒上端67の位置で鋼管矢板15bを再度切断する。鋼管矢板15bの撤去部68は、水中から撤去される。
【0037】
縁切りシート49を設置すると、水中コンクリート63の打設後も鋼管矢板15bが鉄骨45およびJ管43と一体化されないため、クレーン13で鋼管矢板15bを吊上げるのが容易になる。なお、鋼管矢板15bのうち、さや管57と対面する部分は、置換材69で置き換えられる。置換材69には、例えばセメントベントナイトのように、自立性があり、硬化までに比較的時間を要する材料を用いる。
【0038】
次に、鋼管井筒16の上端付近の周囲を浚渫し、洗掘防止被覆工71を設置する。浚渫時には、鋼管井筒16内の掘削時と同様に、水中にシルトプロテクタ等を設置して、掘削による水の汚濁を防止する。
【0039】
図8は、シールドトンネル75をさや管57に到達させ、放水口77を設置する工程を示す立面図である。図7に示す状態から、シールド機73でシールドトンネル75を形成し、シールド機73をさや管57に到達させる。図8に示すように、シールド機73は、鋼管矢板15bと置き換えられた置換材69、さや管57内のコンクリート59を削り、バルクへット61の手前で停止する。
【0040】
次に、J管43の上端部に放水口77を配置し、鉄骨45およびJ管43に固定する。さらに、水中コンクリート63の上方に、根固めコンクリート79を打設する。そして、バルクヘッド61の2ヶ所に孔を設け、J管43内の水を空気と入れ替える。J管43内の水は、矢印Bに示すように、シールド機73の排泥管83を用いて排出される。シールドトンネル内の空気は、矢印Aに示すように、送泥管81用いてJ管43内に流入する。
【0041】
図9は、バルクヘッド61を撤去し、シールドトンネル75内に注水する工程を示す断面図である。シールド機73からの止水注入及び貼付凍結による仮止水を行った後、送泥管81、排泥管83を用いてJ管43内の水位を下げ、図8に示すように、シールド機73を解体し、止水鉄板(図示せず)を取り付けてさや管57とスキンプレート85との間の止水を行う。そして、バルクヘッド61を撤去し、シールドトンネル75とスキンプレート85の内周に二次覆工コンクリート87を設置する。
【0042】
次に、仮止水フタ47のバルブ89のうち少なくとも2ヶ所を開放し、放水口77の上部にハッチ91を設け、開放したバルブ89の一部と水面17の上空をつなぐ空気抜き配管93を設置する。そして、矢印Cに示すように、シールドトンネル75の上流からシールドトンネル75内に注水する。J管43内の空気は、空気抜き配管93から排出される。
【0043】
図10は、通水を開始する工程を示す立面図である。シールドトンネル75とJ管43内に注水した後、J管43の仮止水フタ47を撤去し、矢印Cから矢印Eに示す方向への通水を開始する。
【0044】
このように、第2の実施の形態では、水中立坑30内に、J管43および鉄骨45を設置して水中コンクリート63を打設し、海底19に掘削されたシールドトンネル75と水中立坑30とを連結する。J管43および鉄骨45はプレキャスト部材である。
【0045】
第2の実施の形態では、立坑である水中立坑30と横坑であるシールドトンネル75を連結し、放水口77を設置するための全工程を水中施工で行うため、気中施工の場合と比較して安全に施工できる。また、ジャケットや仮設ケーソン等の大規模な構造物を使用しないため、水域の占有面積が狭く、環境への影響が比較的少なくなると同時に、外洋の波浪の影響を受けにくい。さらに、ニューマチックケーソン等を使用して放水口を設置する場合より、短い工期で取放水口を設置できる。
【0046】
なお、鋼管矢板15の上端位置は、放水口77の設置に支障のない高さとする。または、水中立坑30の掘削時には鋼管矢板15の上端位置を周辺地盤からの埋め戻りを防止できる高さとしておき、放水口77の設置前に鋼管矢板15の上端を切断してもよい。また、第2の実施の形態の立坑と横坑の連結方法は、水底に放水口77以外の構造物を設置する場合にも用いられる。さらに、第1の実施の形態と同様に、実施場所は海底19に限らない。
【0047】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、仮設構造物を省略でき、環境への影響が少なく、安全に施工できる水中立坑の構築方法、水中立坑、立坑と横坑の連結方法、坑構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】海底19に鋼管矢板15を打設する工程を示す立面図
【図2】鋼管井筒16に沿って腹起こし25を設置する工程を示す立面図
【図3】腹起こし25および鋼管矢板15付近の拡大断面図
【図4】鋼管井筒16内に水中導材35を設置する工程を示す立面図
【図5】基礎コンクリート41を打設する工程を示す立面図
【図6】水中立坑30内にJ管43を設置し、固定する工程を示す立面図
【図7】鋼管矢板15の一部を切断して撤去する工程を示す立面図
【図8】シールドトンネル75をさや管57に到達させ、放水口77を設置する工程を示す立面図
【図9】バルクヘッド61を撤去し、シールドトンネル75内に注水する工程を示す断面図
【図10】通水を開始する工程を示す立面図
【符号の説明】
1………矢板設置予定位置
15………鋼管矢板
16………鋼管井筒
19………海底
25………腹起こし
30………水中立坑
41………基礎コンクリート
43………J管
45………鉄骨
49………縁切りシート
55………到達用金物
57………さや管
59………コンクリート
60………曲部
61………バルクヘッド
63………水中コンクリート
65………切断位置
73………シールド機
75………シールドトンネル
77………放水口
85………スキンプレート

Claims (5)

  1. 水底に矢板を設置して立坑を形成する工程(a)と、
    前記立坑内に、位置決め用部材が設けられ、端部に連結手段を備えた管を設置する工程(b)と、
    前記位置決め用部材を立坑内に固定する工程(c)と、
    前記矢板を所定の位置で切断し、前記切断した矢板を吊り上げて、前記連結手段と対面する矢板部分を置換材で置き換える工程(d)と、
    水底内に掘削した横坑を、前記連結手段を用いて前記管に連結する工程(e)と、を具備することを特徴とする立坑と横坑の連結方法。
  2. 前記連結手段は、さや管と前記管端部の隔壁とからなり、前記さや管内部はコンクリートが充填されることを特徴とする請求項1記載の立坑と横坑の連結方法。
  3. 前記矢板の表面に縁切りシートを設置する工程(f)をさらに具備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の立坑と横坑の連結方法。
  4. 前記管の上端に放水口を設置する工程(g)をさらに具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載された立坑と横坑の連結方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載された立坑と横坑の連結方法により連結されたことを特徴とする坑構造。
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