JP2002040891A - 現像剤容器の着脱状況の判断方法及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤容器の着脱状況の判断方法及び画像形成装置

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JP2002040891A
JP2002040891A JP2001136849A JP2001136849A JP2002040891A JP 2002040891 A JP2002040891 A JP 2002040891A JP 2001136849 A JP2001136849 A JP 2001136849A JP 2001136849 A JP2001136849 A JP 2001136849A JP 2002040891 A JP2002040891 A JP 2002040891A
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forming apparatus
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Yasuhiro Matsumoto
保宏 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤容器の装着状態又は離脱状態を検知す
るためのセンサを別途設けることなく、現像剤容器内の
現像剤量を検知する検出手段のみによって現像剤容器内
の所定量以上の現像剤の有無と現像剤容器の装着状態又
は離脱状態とを判断でき、装置の低コスト化及び小型化
を図りつつ、装置の操作性を損なうことなく装置本体の
故障等によるダメージを防止することができる現像剤残
量検知装置及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 プロセスカートリッジCのトナー室10
a内のトナーを所定周期で撹拌する撹拌棒10eを備
え、撹拌棒10eによる撹拌動作に伴う所定時間内で生
じるトナーセンサ20の検出信号値の変動値が所定値以
上であるか否かを判断し、上記検出信号値が設定値以下
であり且つ上記変動値が所定値以下である際にプロセス
カートリッジCが離脱状態であると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式等を採用する画像形成装置、特に、複写機、
プリンター、ファクシミリ、マルチファンクションプリ
ンター等の画像形成装置の本体に対して着脱自在な現像
剤容器の着脱状態の判断方法及び画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式等を採用する画像形
成装置においては、現像剤容器状況判断装置の一例とし
て、現像剤(トナー)を収容する現像剤容器内のトナー
残量を検知する現像剤残量検出装置を備える画像形成装
置が知られている。
【0003】かかる現像剤残量検出装置にあっては、現
像剤容器内のトナー残量を検知する方式として、発光素
子と受光素子を用いた光学方式や、現像剤の静電容量を
検知する静電容量方式、現像剤の圧力を振動で検知する
圧電方式、現像剤の磁性を利用してその透磁率の変化を
電圧の変化として検出する透磁率センサ(トナーセン
サ)を用いる透磁率検知方式等、様々な方式が提案され
実施されている。
【0004】又、かかる画像形成装置にあっては、少な
くとも現像剤容器を含むカートリッジを画像形成装置本
体に対し着脱自在としたカートリッジ方式を採用し、現
像剤容器内の現像剤が所定量以下となった時には新規の
カートリッジと交換される画像形成装置が知られてい
る。
【0005】このようなカートリッジ方式では、カート
リッジが交換されても、検出手段たる現像剤残量センサ
を繰り返し使用することが好ましい。
【0006】又、ユーザーに対するエラー表示として、
現像剤容器内の現像剤(トナー)が無くなった(所定量
以下となった)場合とカートリッジそのものが装置本体
に未挿入(離脱状態)の場合に、その旨を表示し、ユー
ザーが操作を理解し易いものにする方法が提案されてい
る。この場合、カートリッジの現像剤容器内の所定量以
上のトナーの有無を検知するための検知手段の他に別
途、カートリッジ(現像剤容器)の装着状態又は離脱状
態を検出するためのマイクロスイッチやフォトセンサ等
の検出手段を備えているものがある。
【0007】又、カートリッジの装着状態又は離脱状態
を検出する検出手段を備えているものの中には、カート
リッジが離脱状態である場合に画像形成装置が一定の動
作をしてしまうと画像形成装置装置本体に故障等のダメ
ージが生じる場合があるものもある。そのため、カート
リッジ方式の画像形成装置では、カートリッジの装着状
態又は離脱状態を検知しカートリッジが離脱状態である
場合に画像形成装置の動作を禁止する必要があり、カー
トリッジの装着状態又は離脱状態の検知は必須のものと
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、現像剤残量検知センサの他にカ
ートリッジの装着状態又は離脱状態を検知するためのセ
ンサが別途必要となり、コストがかかるといった問題が
生じている。
【0009】又、カートリッジの装着状態又は離脱状態
を検知するためのセンサとしてフォトセンサやマイクロ
スイッチ等を用いる場合には、これらのセンサやスイッ
チを配置するためのスペースを画像形成装置内に確保し
なければならず、装置の小型化に支障をきたす場合も生
じている。
【0010】更には、これらのセンサやスイッチを動作
させるために、いくつかの部品が追加になったり、関連
する部品の形状に制限が出たりして、やはり低コスト化
や小型化を実現するために支障をきたす場合も生じてい
る。
【0011】そこで、本発明は、現像剤容器が画像形成
装置本体に装着されているか否かを検知するためのセン
サを別途設けずに、画像形成装置の低コスト化及び小型
化を図りつつ、現像剤容器が画像形成装置本体に装着さ
れているか否かを検知できる現像剤残量検知装置及び画
像形成装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、現像剤を収容し画像形成装置本体に対して着脱自
在な現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか
否かを判断する判断方法において、画像形成装置本体に
装着された現像剤容器内の現像剤の透磁率に対応する情
報を検知する検知工程と、該検知工程で得られた出力に
基づいて現像剤容器が画像形成装置本体に装着されてい
るか否かを判断する判断工程と、を有するという第一の
発明によって達成される。
【0013】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、判断工程は、所定時間に亘って検知工程
で得られた出力を所定の複数のサンプリング数でサンプ
リングした値に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本
体に装着されているか否かを判断するという第二の発明
によっても達成される。
【0014】更に、本出願によれば、上記目的は、第二
の発明において、判断工程は、所定時間内における所定
の複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の
差に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装着さ
れているか否かを判断するという第三の発明によっても
達成される。
【0015】又、本出願によれば、上記目的は、第三の
発明において、判断工程は、所定時間内における所定の
複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の差
が所定範囲外である場合、現像剤容器が画像形成装置に
装着されていると判断するという第四の発明によっても
達成される。
【0016】更に、本出願によれば、上記目的は、第三
の発明において、判断工程は、所定時間内における所定
の複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の
差が所定範囲内である場合、現像剤容器が画像形成装置
に装着されていないと判断するという第五の発明によっ
ても達成される。
【0017】又、本出願によれば、上記目的は、第二の
発明において、判断工程は、所定時間内における所定の
複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値との
差に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装着さ
れているか否かを判断するという第六の発明によっても
達成される。
【0018】更に、本出願によれば、上記目的は、第六
の発明において、判断工程は、所定時間内における所定
の複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値と
の差が所定範囲外である場合、現像剤容器が画像形成装
置に装着されていると判断するという第七の発明によっ
ても達成される。
【0019】又、本出願によれば、上記目的は、第六の
発明において、判断工程は、所定時間内における所定の
複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値との
差が所定範囲内である場合、現像剤容器が画像形成装置
に装着されていないと判断するという第八の発明によっ
ても達成される。
【0020】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明において、判断工程で判断された結果を画像形成
装置本体の表示部に表示する表示工程を有するという第
九の発明によっても達成される。
【0021】又、本出願によれば、上記目的は、第二の
発明において、現像剤容器内の現像剤を所定の撹拌周期
で撹拌する撹拌工程を有し、判断工程による判断のため
の所定時間が少なくとも上記撹拌周期の一周期より長く
設定されているという第十の発明によっても達成され
る。
【0022】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
の発明において、撹拌工程は、検知工程における検知部
近傍を撹拌動作に伴い移動する磁性体を用いて撹拌する
という第十一の発明によっても達成される。
【0023】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第十一の発明のいずれかにおいて、現像剤が磁
性現像剤であるという第十二の発明によっても達成され
る。
【0024】更に、本出願によれば、上記目的は、現像
剤を収容し画像形成装置本体に対して着脱自在な現像剤
容器を有し、記録媒体に現像剤像を形成する画像形成装
置において、画像形成装置本体に装着された現像剤容器
内の現像剤の透磁率に対応する情報を検知する検知手段
と、該検知手段の出力に基づいて現像剤容器が画像形成
装置本体に装着されているか否かを判断する判断手段
と、を有するという第十三の発明によっても達成され
る。
【0025】又、本出願によれば、上記目的は、第十三
の発明において、判断手段は、所定時間に亘って検知手
段の出力を所定の複数のサンプリング数でサンプリング
した値に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装
着されているか否かを判断するよう設定されているとい
う第十四の発明によっても達成される。
【0026】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
四の発明において、判断手段は、所定時間内における所
定の複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値
の差に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装着
されているか否かを判断するよう設定されているという
第十五の発明によっても達成される。
【0027】又、本出願によれば、上記目的は、第十五
の発明において、判断手段は、所定時間内における所定
の複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の
差が所定範囲外である場合、現像剤容器が画像形成装置
に装着されていると判断するよう設定されているという
第十六の発明によっても達成される。
【0028】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
五の発明において、判断手段は、所定時間内における所
定の複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値
の差が所定範囲内である場合、現像剤容器が画像形成装
置に装着されていないよう設定されているという第十七
の発明によっても達成される。
【0029】又、本出願によれば、上記目的は、第十四
の発明において、判断手段は、所定時間内における所定
の複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値と
の差に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装着
されているか否かを判断するよう設定されているという
第十八の発明によっても達成される。
【0030】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
八の発明において、判断手段は、所定時間内における所
定の複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値
との差が所定範囲外である場合、現像剤容器が画像形成
装置に装着されていると判断するよう設定されていると
いう第十九の発明によっても達成される。
【0031】又、本出願によれば、上記目的は、第十八
の発明において、判断手段は、所定時間内における所定
の複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値と
の差が所定範囲内である場合、現像剤容器が画像形成装
置に装着されていないと判断するよう設定されていると
いう第二十の発明によっても達成される。
【0032】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
三の発明において、判断手段によって判断された結果を
表示する表示手段を備えるという第二十一の発明によっ
ても達成される。
【0033】又、本出願によれば、上記目的は、第十四
の発明において、現像剤容器内の現像剤を所定の撹拌周
期で撹拌する撹拌手段を備え、所定の複数のサンプリン
グ数を有する所定時間が少なくとも上記撹拌周期の一周
期より長く設定されているという第二十二の発明によっ
ても達成される。
【0034】更に、本出願によれば、上記目的は、第二
十二の発明において、撹拌手段は、検知手段による検知
部近傍を撹拌動作に伴い移動する磁性体を有するという
第二十三の発明によっても達成される。
【0035】又、本出願によれば、上記目的は、第十三
の発明において、検知手段は、画像形成装置本体に設け
られているという第二十四の発明によっても達成され
る。
【0036】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
三の発明乃至第二十四の発明のいずれかにおいて、現像
剤が磁性現像剤であるという第二十五の発明によっても
達成される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0038】本実施形態では、本発明に係る画像形成装
置の一例としてファクシミリ装置に本発明を適用した例
について説明する。ここでは、その説明の順序として、 (1)ファクシミリ装置の全体構成 (2)ファクシミリ装置の原稿読取部の構成 (3)ファクシミリ装置の画像形成部の構成 (4)現像剤容器を保持しファクシミリ装置に対し着脱
自在なプロセスカートリッジの構成 (5)本発明の現像剤容器状況判断装置の構成 の順に説明する。
【0039】(1)ファクシミリ装置の全体構成 図1は、本発明に係る画像形成部Bを有するファクシミ
リ装置の構成説明図であり、図2は、その外観斜視図で
ある。
【0040】このファクシミリ装置は、図1に示すよう
に、装置手前側(図中左上方)に原稿読取部Aを有し、
その奥下方(図中右下方)に画像形成部Bが配置されて
いる。そして、原稿読取部Aで読み取った情報を、ファ
クシミリモードの場合は他機のファクシミリ装置へ送信
し、コピーモードの場合には自己の画像形成部Bで記録
するようになっている。
【0041】上記画像形成部Bは、図1に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた光像を照射して像担持
体である感光体ドラム7に潜像を形成し、該潜像を現像
剤たるトナーによってトナー像として可視化する。そし
て、該トナー像の形成と同期して記録媒体たる記録紙2
が搬送手段3によって搬送され、且つプロセスカートリ
ッジCとしてカートリッジ化された画像形成部Bにおい
て感光体ドラム7上に形成されたトナー像が転写手段4
によって記録紙2に転写される。トナー像の転写を受け
た記録紙2は、定着手段5に搬送され、上記トナー像が
記録材2上に定着された後、トレイ6、若しくは装置外
に排出される。
【0042】(2)ファクシミリ装置の原稿読取部の構
成 原稿読取部Aは、原稿13の記載情報を読み取るもので
あり、図1に示すように、原稿載置台14a又は補助載
置台14b上に積層された原稿13を分離ローラ14c
に圧接する分離片14dで一枚ずつ分離し、搬送ローラ
対14eによって原稿13を搬送し、押圧手段14fで
原稿13を読取手段15の密着型センサ(図示せず)に
押圧して密着させつつ原稿13の情報を読み取った後、
排出ローラ対14gによって原稿13を原稿読取部Aの
外に排出するものである。
【0043】上記読取手段15は、光源としてのLED
15aから原稿13の情報記載面に光照射し、その反射
光を短焦点結像レンズ15bを介して光電変換素子15
cに結像して情報を読み取るものであり、その画像信号
は後述する制御手段を介してファクシミリモードのとき
は他機へ送信し、コピーモードのときは自己の画像形成
部Bに送信する。
【0044】尚、原稿載置台14aには原稿13の搬送
方向と直角方向(原稿13の幅方向)にスライド可能な
スライダ14hが設けてあり、該スライダ14hを原稿
13の幅に合わせてスライドさせることで、原稿載置台
14a上に積載された原稿13の両サイドを揃えること
ができる。
【0045】(3)ファクシミリ装置の画像形成部の構
成 次に、記録信号に応じて画像を形成する画像形成部Bの
各部の構成について、(光学系)、(記録紙搬送手
段)、(転写手段)、(定着手段)、(排紙手段)、
(プロセスカートリッジ装着手段)の順に説明する。
【0046】(光学系)光学系1は、外部装置等から読
み込んだ画像情報に基づいて光照射することによって感
光体ドラム7へ光像を照射するものであり、図1に示す
ように、光学ユニット1a内にレーザーダイオード1
b、ポリゴンミラー1c、スキャナーモータ1d、結像
レンズ1e、反射ミラー1fが収納されている。
【0047】そして、例えば他機のファクシミリ装置か
ら画像信号が与えられると、レーザーダイオード1bが
上記画像信号に応じて発光し、ポリゴンミラー1cに画
像光として照射する。このポリゴンミラー1cはスキャ
ナーモータ1dによって高速回転し、該ポリゴンミラー
1cで反射した画像光が結像レンズ1e及び反射ミラー
1fを介して回転する感光体ドラム7へ照射され、該感
光体ドラム7の表面を選択的に露光して画像情報に応じ
た潜像を形成する。
【0048】(記録紙搬送手段)記録紙2を搬送するた
めの搬送手段3は、画像形成部Bの奥側上方(図中右上
方)に上下方向に延びて設けられた給紙部Dに積載され
た記録紙2の最上位の1枚を、記録紙2の先端部に設け
たピックアップローラ3a、押圧ばね3cによって圧接
された分離パッド3bにて一枚ずつ分離して搬送ローラ
対3dまで給送する。そして、この搬送ローラ対3dが
画像形成動作と同期するように記録紙2を感光体ドラム
7と転写手段4との間の画像転写部に搬送する。そし
て、転写手段4による画像転写後の記録紙2を、ガイド
部材3eによって定着手段5に導く。
【0049】記録紙積載台3fに記録紙2の搬送方向と
直角方向(記録紙2の幅方向)にスライド可能に設けら
れたマルチスライダー3gにより、定型サイズはもとよ
り葉書や封筒といった不定形サイズの記録媒体をサポー
トでき、記録紙積載台3f上に積載された記録紙2の両
サイドを揃えることができる。
【0050】(転写手段)転写手段4は、画像形成部で
感光体ドラム7に形成されたトナー像を記録紙2に転写
するものであり、本実施形態では、図1に示すように、
転写ローラ4aを有して構成されている。即ち、画像形
成部Bに装着されたプロセスカートリッジCの感光体ド
ラム7に転写ローラ4aによって記録紙2を押圧し、該
転写ローラ4aに感光体ドラム7に形成されたトナー像
と逆極性の電圧を印加することにより、感光体ドラム7
上のトナーを記録紙2に転写する。
【0051】(定着手段)定着手段5は、上記転写ロー
ラ4aの電圧印加によって記録紙2に転写したトナー像
を定着させるものであり、図1に示すように、駆動回転
する駆動ローラ5aと、内部にヒータ5bを有し上記駆
動ローラ5aと圧接して従動回転するシート部材を有す
る定着部材5cとを有している。即ち、画像形成部Bで
トナー像を転写された記録紙2が上記駆動ローラ5aと
定着部材5cとの間を通過する際に、駆動ローラ5aと
定着部材5cとの両者による押圧によって圧力が印加さ
れ、且つヒータ5bの発熱によって熱を印加され、記録
紙2上のトナーが記録紙2に定着される。
【0052】(排紙手段)トナー像を定着された記録紙
2は、フェイスダウントレイ6aに積載されるか、若し
くはフェイスアップの状態で機外に排出される。
【0053】フェイスダウン排紙の場合は、フラッパー
レバー6bによってフラッパー6cを図中の位置に設定
することで、記録紙2は定着排紙ローラ対6dによって
フラッパー6cの上面とフェイスダウン排紙ガイド6e
にガイドされて搬送されて反転し、フェイスダウンロー
ラ対6fによってフェイスダウントレイ6aの上に印字
面を下側にしてページ順に積載される。
【0054】封筒や葉書といった類の厚手の記録媒体
や、OHPフィルムやラベルシールといった類の特殊な
記録媒体の場合は、上述したフェイスダウン排紙での反
転搬送によって記録媒体のヒートカールが大きくなり、
しわや折れといった不具合を発生する場合がある。これ
を回避するために、本実施形態では、定着後の記録媒体
を反転させずに略真っ直ぐのフェイスアップ排紙の排紙
手段を備えている。
【0055】フェイスアップ排紙の場合は、フラッパー
レバー6bによってフラッパー6cを切り換えること
で、記録紙2は定着排紙ローラ対6dによってフラッパ
ー6cの下面にガイドされて搬送され、機外に排出され
る。
【0056】(プロセスカートリッジ装着手段)画像形
成部B内にはプロセスカートリッジCを装着するための
カートリッジ装着手段が設けてある。プロセスカートリ
ッジCの装置本体に対する着脱は、図3に示すように、
原稿載置台14a及び補助載置台14bを含む原稿読取
部Aと、フェイスダウン排紙ガイド6eと、フェイスダ
ウン排紙用のフェイスダウントレイ6aと、定着時に発
生する熱を画像形成部Bと原稿読取部Aに影響させない
ために定着手段5の上方かつ画像形成部Bと原稿読取部
Aの間に設けられた放熱ダクト8とが一体となった開閉
カバー16が装置手前正面方向に開かれることによって
正面側から行なわれる。
【0057】図3に示すように装置本体の正面下方部に
は回転中心16aが設けてあり、ロック部(図示せず)
をレバー(図示せず)によって解除することで開閉カバ
ー16は装置本体に対して反時計方向に回転して正面方
向に開放する構造になっている。
【0058】そして、上記開閉カバー16が開かれると
装置本体内にはカートリッジ装着スペースが設けてあ
り、そのスペースの左右壁面にはガイド溝17が設けて
ある。このガイド溝17にドラム軸を沿わせてプロセス
カートリッジCを挿入し、開閉カバー16を閉じること
によってプロセスカートリッジCを装着するようになっ
ている。
【0059】プロセスカートリッジCの現像剤容器とし
てのトナー室10a内に収容された現像剤残量を検知す
るための検出手段たるトナーセンサ(透磁率センサ)2
0はセンサホルダ20bに保持され、センサホルダ20
bは回転中心20cを本体側に軸支されている。開閉カ
バー16が閉じられている時には、連結手段(図示せ
ず)によりトナーセンサ20は遥動し、圧接バネ20d
によって、トナーセンサ20の検知ヘッド20aがトナ
ー室10aに所定の圧接力で当接され、プロセスカート
リッジC内のトナーの有無を検知できるように構成され
ている。開閉カバー16が開けられた際には、やはり連
結手段(図示せず)によりトナーセンサ20を退避さ
せ、プロセスカートリッジCを着脱する際の干渉を防止
している。
【0060】このとき、フェイスダウン排紙ガイド6e
も本体側から開放され、定着後のUターン経路でのジャ
ム処理を容易にする構成になっている。
【0061】尚、トナーセンサ20は、現像剤の磁性を
利用して、その透磁率の変化(検知部近傍の現像剤量の
多少に連動して変化する)を電圧の変化として検出し、
現像剤容器としてのトナー室10a内の現像剤の残量を
把握するためのセンサである。即ち、トナーセンサ20
は、現像剤容器内の現像剤の透磁率に対応する情報を検
知するものである。
【0062】本実施形態において、トナーセンサ20と
して透磁率センサを用いる理由は、透磁率センサを用い
る場合の方が、透磁率センサの代わりに光センサ方式を
用いる場合に比べて次の点において優位であるからであ
る。
【0063】1.光センサ方式の場合、発光部と受光部
の少なくとも2つの部材が必要になり、例えば、強度上
の観点から外装(外壁)が樹脂より形成されるカートリ
ッジ(現像剤容器)の、発光部からの光が受光部に到達
するまでの光通過経路中の少なくも2ヶ所に光透過用の
透光窓を設ける必要が生じ、部品点数が多くなることで
高コストとなり、カートリッジの組立て性においても不
利となる。
【0064】2.上記透光部の窓部がトナーで汚れて検
知精度が低下するのを防止するために、窓部清掃用の部
材を少なくとも2つ設ける必要が生じる。
【0065】3.上記窓部清掃用の部材により窓部を摺
擦する構成とされるので、窓部表面に傷が生じてしま
い、その結果、発光部からの光が窓部で散乱してしまい
その後の検知精度が低下してしまう。
【0066】上述のような等々の問題を光センサ方式の
場合は有している。しかしながら、本実施形態におけ
る、透磁率センサを用いれば、このような問題は生じな
い。
【0067】(4)現像剤容器を保持しファクシミリ装
置に対し着脱自在なプセスカートリッジの構成次に、上
記画像形成部Bに対して着脱自在なプロセスカートリッ
ジCの各部の構成について説明する。
【0068】プロセスカートリッジCは、図1乃至図4
に示すように、像担持体としての感光層を有する感光体
ドラム7は矢印の方向に回転し、その表面が帯電手段8
の帯電ローラ8aへの電圧印加によって一様に帯電さ
れ、露光開口部9aを介して光学系1からの光像によっ
て感光体ドラム7が露光され潜像が形成され、該潜像が
現像手段10によって現像されるように構成されてい
る。
【0069】この現像手段10は、現像剤容器としての
トナー室10a内の磁性現像剤である磁性トナーを現像
室10bへ供給し、現像室10bに取り付けた現像ロー
ラ10cを回転させると共に、現像ブレード10dによ
って摩擦帯電電荷を付与したトナー層を固定磁石を内蔵
した現像ローラ10c表面に形成し、そのトナーを上記
潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによって
トナー像を形成して可視像化する。この際、撹拌手段た
る撹拌棒10eはギア(図示せず)によって現像ローラ
10cに連結され矢印の方向に回転しトナーを撹拌する
ため、トナーは滞ることなくトナー室10a内から現像
室10bへスムーズに供給される。本実施形態の撹拌棒
10eの材質は金属シャフトを用いてある。
【0070】そして、転写ローラ4aに上記トナー像と
逆極性の電圧を印加してトナー像を記録紙2に転写した
後は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラ
ム7に残留したトナーを掻き落として廃トナー溜め11
bへ集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム
7上の残留トナーを除去するように構成している。
【0071】上記感光体ドラム7等の各部品は、トナー
現像枠体12aと現像壁部材12b、更にはクリーニン
グ枠体12cとを結合して構成するプロセスカートリッ
ジC内に収納してカートリッジ化されている。即ち、ト
ナー現像枠体12aと現像壁部材12bが溶着されるこ
とによりトナー室10a及び現像室10bが形成され、
この現像室10bに現像ローラ10c及び現像ブレード
10dが取り付けられている。
【0072】又、クリーニング枠体12cには感光体ド
ラム7や帯電ローラ8aが取り付けられ、更にはクリー
ニング手段11を構成する各部材が取り付けられてい
る。そして、上記トナー現像枠体12aにクリーニング
枠体12cが結合されることによってプロセスカートリ
ッジCが構成されている。
【0073】このプロセスカートリッジCには像露光を
するための露光開口部9a、及び感光体ドラム7を記録
紙2対向するための転写開口部9bが設けてあり、両開
口部露光開口部9a、転写開口部9bを開口可能なシャ
ッター部材9cが取り付けてある。
【0074】又、トナー室10a内の所定量以上のトナ
ーの有無(以下、単にトナーの有無という)を検出する
ためのトナーセンサ20が当接する部分の現像壁部材1
2bには、トナーセンサ20をよりトナーに近づけるこ
とにより検出精度を上げるために、部分的に偏肉したセ
ンサ当接用の凹部12blをトナー室10aの外側に設
け、トナーが消費され減少していったときの減り具合の
偏りを防止し、確実なトナーの有無を検出できるように
構成されている。
【0075】更に、撹拌棒10eのトナー有無検出部に
は掻き落しシート10fが取り付けられており、トナー
室10a内壁のトナー有無検出部を掻き落しシート10
fがこすり、トナーが消費され減少していった場合にト
ナー有無検出部に確実に滞ることなく現像室10bへ供
給されるようになっている。
【0076】掻き落しシート10fは、撹拌棒10eの
回転円の接線方向上に、且つ、トナー室10a内壁に対
して掻き落しシート10fが掻き落し作用をする際に逃
げ勝手となるように取り付けられ、トナー有無検出部に
トナーが滞った場合にトナーを掻き落すだけに必要な微
弱な圧力のみをトナーに対して生じさせているにすぎな
い。これは、トナーに圧力がかかることによるトナーの
変質を防ぐためであり、そのため更に、掻き落しシート
10fは0.05mm程度の厚みのもを使用し、更に、
中央部に大きく抜き穴を設けて掻き落しシート10fの
腰をできるだけ弱くし、トナーに対して余分な圧力を生
じさせないようにしている。
【0077】(5)本発明の現像剤容器状況判断装置の
構成 本実施形態における現像剤容器状況判断装置は、トナー
室10a内に収納されたトナーの有無をトナーセンサ2
0によって検知するものであり、図4に示すように、本
体内にトナー室10aの底部近傍の現像壁部材12bの
凹部12blに検知ヘッド20aが対向するようにトナ
ーセンサ20が設けられており、トナー室10a内がほ
ぼ空になる所でトナー無しを検出できる状態で取り付け
られている。
【0078】トナー室10a内のトナー残量とトナーセ
ンサ20のアナログ出力信号との関係を図5に示す。
【0079】トナー室10a内のトナー残量が図5
(a)に示す最大充填時の時は、トナーセンサ20の出
力は最も高い出力電圧(Vmax)を示し、撹拌棒10e
による撹拌動作の影響により、撹拌周期で微小な出力電
圧上昇(dVa)を発生する。この後、トナーの消費が
進んでも暫くは(a)の状態が持続する。
【0080】トナー室10a内のトナー残量が図5
(b)に示すトナーセンサ20取り付け位置付近時で
は、撹拌棒10eによる撹拌動作で掻き落しシート10
fがトナーを掃きだす影響により、トナーセンサ20の
出力電圧は撹拌棒10eの撹拌周期で大きな出力電圧下
降(dVb)おこし、徐々にその出力電圧値を低下させ
ていく。
【0081】トナー室10a内のトナー残量が図5
(c)に示す空(所定量以下)状態時にトナーセンサ2
0の出力は最も低い出力電圧(Vmin)を示し、撹拌棒
10eの金属材料としての透磁率が検知されるため、撹
拌周期で若干の出力電圧下降(dVc)を発生する。
【0082】一方、図5(d)に示すカートリッジ無し
(離脱状態)では、トナーセンサ20の出力は磁性体の
影響を全く受けないため、最も低い出力電圧(Vmin
を示し、且つ、撹拌動作の影響も無く出力変動を全く発
生しない。
【0083】上述したようなトナーセンサ20の出力電
圧値から、トナー室10a内の所定量以上のトナーの有
無(トナー有無)、及びプロセスカートリッジCの画像
形成部Bに対する着脱状態(カートリッジ有無)をどの
ように判断しているかを説明する。
【0084】トナー有無の判断については図6を参考に
説明する。
【0085】図6に示すように、トナーセンサ20は、
トナーセンサそのものの出力ばらつきや、画像形成装置
本体側からの供給電源電圧のばらつき、トナーそのもの
の磁性のばらつき等により、トナー無しの状態でのセン
サ出力値(Vout)にはばらつきが生じる。そのため、
トナー無しを判断する時の設定値たるしきい値(スライ
スレベル=Vs)は、そのばらつき分を見込んで設定し
なければならない。
【0086】しかしながら、トナー室10a内のトナー
残量がトナーセンサ20の取り付け位置付近では、掻き
落しシート10fの影響によりトナーセンサ20の出力
電圧は撹拌棒10eの回転周期で大きな出力変動をおこ
しながら出力電圧値を低下させていくため、単純にある
タイミングで出力がVs以下となった時にトナー無しと
判断してしまうと、トナー残量がトナーセンサ20の取
り付け位置付近まであるにもかかわらずトナー無しとな
ってしまい適正なトナー無しの認識がおこなえない。
【0087】そこで、本実施形態においては、判断手段
(図1中のCPU100(制御装置))が、トナーセン
サ20の出力電圧を一定の算出周期(T)=一定のサン
プリング数(n)の平均値(Vave.)として算出し、判
断手段(CPU100)が、Vave.がVsよりも小さく
なったときに始めてトナー無しの判断を行なうようにし
ている。
【0088】更に、本実施形態においては、トナーセン
サ20の出力電圧を本体CPU100でサンプリングす
る間隔(dt)を0.16(sec.)とし、又、平均
値(Vave.)を算出するための算出周期(T)を掻き落
しシート10fが回転する周期=約4.3(sec.)
とほぼ一致させ、n=28回分のサンプリング数での平
均値の算出、即ちT=0.16(sec.)×(28−
1)=約4.3(sec.)としている。掻き落しシー
ト10fの影響による出力変動のしかたは比較的安定し
ており、出力変動が起きている場合においても、周期T
の間隔におけるVave.はほとんど変動がないことが実験
的にわかっているため、Vave.がVsよりも小さくなっ
たときに始めてトナー無しの判断を行なうことにより適
正なトナー有無検知が可能となっている。
【0089】画像形成部Bに対するプロセスカートリッ
ジCの装着状態又は離脱状態(以下、単にカートリッジ
の有無という)の検知については、上述したトナー有無
の判断のうち、トナー有りの場合はカートリッジも有り
であるのが当然であるから、トナー無しの場合のみ判断
できれば良い。
【0090】本実施形態では、判断手段(CPU10
0)が、図7に示すように、上述したサンプリング周期
(dt)のn回分の出力値のうち、最大値と最小値を比
較し、判断手段が、その差が一定電圧値(Vconst.)以
下の場合にカートリッジ無しと判断している。カートリ
ッジが無い(プロセスカートリッジCが画像形成部Bに
対し離脱状態である)場合の出力変動は全く無く、又、
トナーのみが無くなった場合の撹拌棒10eの影響によ
る出力変動は極めて安定しており、0.5〜0.6
(V)程度あることが実験的にわかっている。このた
め、トナーのみが無くなった場合の状態とカートリッジ
が無い場合の状態を確実に識別できれば良い。サンプリ
ング間隔(dt)を適正に設定することで、安定して
(Vconst.)の値で確実にカートリッジ有無検知がおこ
なえる。本実施形態の場合は、dt=0.16(se
c.)、Vconst.=0.4(V)に設定してカートリッ
ジ有無検知を正確におこなっている。
【0091】このようして、トナーの有無とカートリッ
ジの有無との結果をふまえて、本実施形態にかかるファ
クシミリ装置では、図8に示すようなフローチャートに
基づいてトナー有無とカートリッジ有無を識別してい
る。
【0092】かかるファクシミリ装置にあっては、先
ず、装置の起動時に撹拌棒10eを一定時間動作させる
ことを含めた装置のイニシャライズが行なわれた後(ス
テップ1)、判断手段がトナー有無の判定を行い(ステ
ップ2)、トナー有りの場合には記録動作のスタンバイ
が行なわれ(ステップ3)、次いで記録動作に入る(ス
テップ4)。一方、トナー無しの場合には判断手段が続
いてカートリッジ有無の判定を行い(ステップ5)、カ
ートリッジが有る場合には判断手段がトナー無しと判断
して表示手段としての操作パネル200(液晶表示部)
上に「トナー無し」が表示され(ステップ6)、記録動
作が禁止され(ステップ7)、カバー開閉を検知し(ス
テップ8)、カバー開閉がなされたらカートリッジの装
着完了時に装置がイニシャライズされる(ステップ
1)。カートリッジが無い場合にはカートリッジ無しと
判断して操作パネル200上に「カートリッジ無し」が
表示され(ステップ9)、記録動作が禁止され(ステッ
プ10)、カバー開閉を検知し(ステップ11)、カバ
ー開閉がなされたらカートリッジの装着完了時に装置が
イニシヤライズされる(ステップ1)。このようにし
て、トナー有無とカートリッジ有無を的確に識別し、エ
ラーが発生している内容をユーザーに知らせ、ユーザー
の対応が理解しやすいものになっている。
【0093】よって、本実施形態によれば、トナー室1
0aを含むプロセスカートリッジCの装着状態又は離脱
状態を検知するためのセンサを別途設けることなく、ト
ナー室10a内のトナー量を検知するトナーセンサ20
のみによってトナー室10a内の所定量以上の現像剤の
有無、プロセスカートリッジCの装着状態又は離脱状態
を判断でき、装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、
装置の操作性を損なうことなく装置本体の故障等による
ダメージを防止することができる。
【0094】尚、本実施形態で説明した以外に、本発明
にかかる画像形成装置は、子電話が接続可能であった
り、子電話を含んだファクシミリ装置でもよい。又、本
発明は、ファクシミリ装置以外の複写機やプリンター、
マルチファンクションプリンター等の他の画像形成装置
にも適応可能であることは勿論である。更に、本発明
は、コンピューターやネットワークに接続できる装置で
あって、接続コネクタや接続用の別ユニットを有するも
のでもよく、この場合、上記、トナー有無やカートリッ
ジ(現像剤容器)有無のエラー表示は、接続先のコンピ
ュータ等に表示するようにCPUから信号が出力され
る。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、画像形成装置本体に装着された現像
剤容器内の現像剤の透磁率に対応する情報を検知工程で
検知し、該検知工程で得られた出力に基づいて現像剤容
器が画像形成装置本体に装着されているか否かを判断工
程で判断するので、現像剤容器が画像形成装置本体に装
着されているか否かを検知するためのセンサを別途設け
ずに、画像形成装置の低コスト化及び小型化を図りつ
つ、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか
否かを検知できる。
【0096】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像剤の
透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時間に
亘って該検知工程で得られた出力を所定の複数のサンプ
リング数でサンプリングした値に基づいて現像剤容器が
画像形成装置本体に装着されているか否かを判断工程で
判断するので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着さ
れているか否かを検知するためのセンサを別途設けず
に、画像形成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、
現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか否か
を検知できる。
【0097】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間内における所定の複数のサンプリング数の値のうちの
任意の二つの値の差に基づいて現像剤容器が画像形成装
置本体に装着されているか否かを判断工程で判断するの
で、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか
否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像形成
装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が
画像形成装置本体に装着されているか否かを検知でき
る。
【0098】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像剤の
透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時間内
における所定の複数のサンプリング数の値のうちの任意
の二つの値の差が所定範囲外である場合、現像剤容器が
画像形成装置に装着されていると判断工程で判断するの
で、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか
否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像形成
装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が
画像形成装置本体に装着されているか否かを検知でき
る。
【0099】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間内における所定の複数のサンプリング数の値のうちの
任意の二つの値の差が所定範囲内である場合、現像剤容
器が画像形成装置に装着されていないと判断工程で判断
するので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されて
いるか否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画
像形成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤
容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検知
できる。
【0100】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像剤の
透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時間内
における所定の複数のサンプリング数の値のうちの最大
値と最小値との差に基づいて現像剤容器が画像形成装置
本体に装着されているか否かを判断工程で判断するの
で、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか
否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像形成
装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が
画像形成装置本体に装着されているか否かを検知でき
る。
【0101】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間内における所定の複数のサンプリング数の値のうちの
最大値と最小値との差が所定範囲外である場合、現像剤
容器が画像形成装置に装着されていると判断工程で判断
するので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されて
いるか否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画
像形成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤
容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検知
できる。
【0102】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像剤の
透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時間内
における所定の複数のサンプリング数の値のうちの最大
値と最小値との差が所定範囲内である場合、現像剤容器
が画像形成装置に装着されていないと判断工程で判断す
るので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されてい
るか否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像
形成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容
器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検知で
きる。
【0103】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、該検知
工程で得られた出力に基づいて現像剤容器が画像形成装
置本体に装着されているか否かを判断工程で判断すると
共に、判断工程で判断された結果を表示工程で画像形成
装置本体の表示部に表示するので、現像剤容器が画像形
成装置本体に装着されているか否かを検知するためのセ
ンサを別途設けずに、画像形成装置の低コスト化及び小
型化を図りつつ、現像剤容器が画像形成装置本体に装着
されているか否かを検知できる。
【0104】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
撹拌工程で現像剤容器内の現像剤を所定の撹拌周期で撹
拌し、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現
像剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、該検
知工程で得られた出力に基づいて現像剤容器が画像形成
装置本体に装着されているか否かを判断工程で判断する
ので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されている
か否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像形
成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器
が画像形成装置本体に装着されているか否かを検知でき
る。
【0105】更に、本出願にかかる第十一の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、該検知
工程で得られた出力に基づいて現像剤容器が画像形成装
置本体に装着されているか否かを判断工程で判断するの
で、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか
否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像形成
装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が
画像形成装置本体に装着されているか否かを検知でき
る。
【0106】又、本出願にかかる第十二の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、該検知
工程で得られた出力に基づいて現像剤容器が画像形成装
置本体に装着されているか否かを判断工程で判断するの
で、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか
否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像形成
装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が
画像形成装置本体に装着されているか否かを検知でき
る。
【0107】更に、本出願にかかる第十三の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、該検知
手段の出力に基づいて現像剤容器が画像形成装置本体に
装着されているか否かを判断手段が判断するので、現像
剤容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検
知するためのセンサを別途設けずに、画像形成装置の低
コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が画像形成
装置本体に装着されているか否かを検知できる。
【0108】又、本出願にかかる第十四の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間に亘って該検知手段の出力を所定の複数のサンプリン
グ数でサンプリングした値に基づいて現像剤容器が画像
形成装置本体に装着されているか否かを判断手段が判断
するので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されて
いるか否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画
像形成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤
容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検知
できる。
【0109】更に、本出願にかかる第十五の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間内における所定の複数のサンプリング数の値のうちの
任意の二つの値の差に基づいて現像剤容器が画像形成装
置本体に装着されているか否かを判断手段が判断するの
で、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか
否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像形成
装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が
画像形成装置本体に装着されているか否かを検知でき
る。
【0110】又、本出願にかかる第十六の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間内における所定の複数のサンプリング数の値のうちの
任意の二つの値の差が所定範囲外である場合、現像剤容
器が画像形成装置に装着されていると判断手段が判断す
るので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されてい
るか否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像
形成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容
器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検知で
きる。
【0111】更に、本出願にかかる第十七の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間内における所定の複数のサンプリング数の値のうちの
任意の二つの値の差が所定範囲内である場合、現像剤容
器が画像形成装置に装着されていないと判断手段が判断
するので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されて
いるか否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画
像形成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤
容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検知
できる。
【0112】又、本出願にかかる第十八の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間内における所定の複数のサンプリング数の値のうちの
最大値と最小値との差に基づいて現像剤容器が画像形成
装置本体に装着されているか否かを判断手段が判断する
ので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されている
か否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像形
成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器
が画像形成装置本体に装着されているか否かを検知でき
る。
【0113】更に、本出願にかかる第十九の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間内における所定の複数のサンプリング数の値のうちの
最大値と最小値との差が所定範囲外である場合、現像剤
容器が画像形成装置に装着されていると判断手段が判断
するので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されて
いるか否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画
像形成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤
容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検知
できる。
【0114】又、本出願にかかる第二十の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、所定時
間内における所定の複数のサンプリング数の値のうちの
最大値と最小値との差が所定範囲内である場合、現像剤
容器が画像形成装置に装着されていないと判断手段が判
断するので、現像剤容器が画像形成装置本体に装着され
ているか否かを検知するためのセンサを別途設けずに、
画像形成装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像
剤容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検
知できる。
【0115】更に、本出願にかかる第二十一の発明によ
れば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現
像剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、該検
知手段の出力に基づいて現像剤容器が画像形成装置本体
に装着されているか否かを判断手段が判断すると共に、
判断手段が判断された結果を表示手段が画像形成装置本
体の表示部に表示するので、現像剤容器が画像形成装置
本体に装着されているか否かを検知するためのセンサを
別途設けずに、画像形成装置の低コスト化及び小型化を
図りつつ、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されて
いるか否かを検知できる。
【0116】又、本出願にかかる第二十二の発明によれ
ば、撹拌手段が現像剤容器内の現像剤を所定の撹拌周期
で撹拌し、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内
の現像剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、
該検知手段の出力に基づいて現像剤容器が画像形成装置
本体に装着されているか否かを判断手段が判断するの
で、現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか
否かを検知するためのセンサを別途設けずに、画像形成
装置の低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が
画像形成装置本体に装着されているか否かを検知でき
る。
【0117】更に、本出願にかかる第二十三の発明によ
れば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現
像剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、該検
知手段の出力に基づいて現像剤容器が画像形成装置本体
に装着されているか否かを判断手段が判断するので、現
像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを
検知するためのセンサを別途設けずに、画像形成装置の
低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が画像形
成装置本体に装着されているか否かを検知できる。
【0118】又、本出願にかかる第二十四の発明によれ
ば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現像
剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、該検知
手段の出力に基づいて現像剤容器が画像形成装置本体に
装着されているか否かを判断手段が判断するので、現像
剤容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを検
知するためのセンサを別途設けずに、画像形成装置の低
コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が画像形成
装置本体に装着されているか否かを検知できる。
【0119】更に、本出願にかかる第二十五の発明によ
れば、画像形成装置本体に装着された現像剤容器内の現
像剤の透磁率に対応する情報を検知工程で検知し、該検
知手段の出力に基づいて現像剤容器が画像形成装置本体
に装着されているか否かを判断手段が判断するので、現
像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか否かを
検知するためのセンサを別途設けずに、画像形成装置の
低コスト化及び小型化を図りつつ、現像剤容器が画像形
成装置本体に装着されているか否かを検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる画像形成装置の概略
構成を示す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置の外観斜視図である。
【図3】図1の画像形成装置のプロセスカートリッジ着
脱時の状態を示す断面図である。
【図4】図1の画像形成装置に備えられたプロセスカー
トリッジの概略構成を示す断面図である。
【図5】図1の画像形成装置に備えられた検出手段の出
力値を説明するための図である。
【図6】検出手段の出力値に基づく現像剤容器内の現像
剤の有無の判定を説明するための図である。
【図7】検出手段の出力値に基づく現像剤容器の着脱状
態の判定を説明するための図である。
【図8】本発明の実施形態における現像剤容器内の現像
剤の有無と現像剤容器の着脱状態との検知のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2 記録紙(記録媒体) 10a トナー室(現像剤容器) 20 トナーセンサ(検出手段) 100 CPU(判断手段) 200 操作パネル(表示手段,表示部) B 画像形成部 C プロセスカートリッジ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容し画像形成装置本体に対し
    て着脱自在な現像剤容器が画像形成装置本体に装着され
    ているか否かを判断する判断方法において、画像形成装
    置本体に装着された現像剤容器内の現像剤の透磁率に対
    応する情報を検知する検知工程と、該検知工程で得られ
    た出力に基づいて現像剤容器が画像形成装置本体に装着
    されているか否かを判断する判断工程と、を有すること
    を特徴とする現像剤容器の着脱状況の判断方法。
  2. 【請求項2】 判断工程は、所定時間に亘って検知工程
    で得られた出力を所定の複数のサンプリング数でサンプ
    リングした値に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本
    体に装着されているか否かを判断することとする請求項
    1に記載の現像剤容器の着脱状況の判断方法。
  3. 【請求項3】 判断工程は、所定時間内における所定の
    複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の差
    に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装着され
    ているか否かを判断することとする請求項2に記載の現
    像剤容器の着脱状況の判断方法。
  4. 【請求項4】 判断工程は、所定時間内における所定の
    複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の差
    が所定範囲外である場合、現像剤容器が画像形成装置に
    装着されていると判断することとする請求項3に記載の
    現像剤容器の着脱状況の判断方法。
  5. 【請求項5】 判断工程は、所定時間内における所定の
    複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の差
    が所定範囲内である場合、現像剤容器が画像形成装置に
    装着されていないと判断することとする請求項3に記載
    の現像剤容器の着脱状況の判断方法。
  6. 【請求項6】 判断工程は、所定時間内における所定の
    複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値との
    差に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装着さ
    れているか否かを判断することとする請求項2に記載の
    現像剤容器の着脱状況の判断方法。
  7. 【請求項7】 判断工程は、所定時間内における所定の
    複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値との
    差が所定範囲外である場合、現像剤容器が画像形成装置
    に装着されていると判断することとする請求項6に記載
    の現像剤容器の着脱状況の判断方法。
  8. 【請求項8】 判断工程は、所定時間内における所定の
    複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値との
    差が所定範囲内である場合、現像剤容器が画像形成装置
    に装着されていないと判断することとする請求項6に記
    載の現像剤容器の着脱状況の判断方法。
  9. 【請求項9】 判断工程で判断された結果を画像形成装
    置本体の表示部に表示する表示工程を有することとする
    請求項1に記載の現像剤容器の着脱状況の判断方法。
  10. 【請求項10】 現像剤容器内の現像剤を所定の撹拌周
    期で撹拌する撹拌工程を有し、判断工程による判断のた
    めの所定時間が少なくとも上記撹拌周期の一周期より長
    く設定されていることとする請求項2に記載の現像剤容
    器の着脱状況の判断方法。
  11. 【請求項11】 撹拌工程は、検知工程における検知部
    近傍を撹拌動作に伴い移動する磁性体を用いて撹拌する
    こととする請求項10に記載の現像剤容器の着脱状況の
    判断方法。
  12. 【請求項12】 現像剤が磁性現像剤であることとする
    請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の現像剤
    容器の着脱状況の判断方法。
  13. 【請求項13】 現像剤を収容し画像形成装置本体に対
    して着脱自在な現像剤容器を有し、記録媒体に現像剤像
    を形成する画像形成装置において、画像形成装置本体に
    装着された現像剤容器内の現像剤の透磁率に対応する情
    報を検知する検知手段と、該検知手段の出力に基づいて
    現像剤容器が画像形成装置本体に装着されているか否か
    を判断する判断手段と、を有することを特徴とする画像
    形成装置。
  14. 【請求項14】 判断手段は、所定時間に亘って検知手
    段の出力を所定の複数のサンプリング数でサンプリング
    した値に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装
    着されているか否かを判断するよう設定されていること
    とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 判断手段は、所定時間内における所定
    の複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の
    差に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装着さ
    れているか否かを判断するよう設定されていることとす
    る請求項13又は請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 判断手段は、所定時間内における所定
    の複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の
    差が所定範囲外である場合、現像剤容器が画像形成装置
    に装着されていると判断するよう設定されていることと
    する請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 判断手段は、所定時間内における所定
    の複数のサンプリング数の値のうちの任意の二つの値の
    差が所定範囲内である場合、現像剤容器が画像形成装置
    に装着されていないよう設定されていることとする請求
    項15に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 判断手段は、所定時間内における所定
    の複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値と
    の差に基づいて、現像剤容器が画像形成装置本体に装着
    されているか否かを判断するよう設定されていることと
    する請求項14に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 判断手段は、所定時間内における所定
    の複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値と
    の差が所定範囲外である場合、現像剤容器が画像形成装
    置に装着されていると判断するよう設定されていること
    とする請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 判断手段は、所定時間内における所定
    の複数のサンプリング数の値のうちの最大値と最小値と
    の差が所定範囲内である場合、現像剤容器が画像形成装
    置に装着されていないと判断するよう設定されているこ
    ととする請求項18に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 判断手段によって判断された結果を表
    示する表示手段を備えることとする請求項13に記載の
    画像形成装置。
  22. 【請求項22】 現像剤容器内の現像剤を所定の撹拌周
    期で撹拌する撹拌手段を備え、所定の複数のサンプリン
    グ数を有する所定時間が少なくとも上記撹拌周期の一周
    期より長く設定されていることとする請求項14に記載
    の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 撹拌手段は、検知手段による検知部近
    傍を撹拌動作に伴い移動する磁性体を有することとする
    請求項22に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 検知手段は、画像形成装置本体に設け
    られていることとする請求項13に記載の画像形成装
    置。
  25. 【請求項25】 現像剤が磁性現像剤であることとする
    請求項13乃至請求項24のいずれか一項に記載の画像
    形成装置。
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