JP2002040047A - 容量型物理量検出センサ - Google Patents

容量型物理量検出センサ

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JP2002040047A JP2000224085A JP2000224085A JP2002040047A JP 2002040047 A JP2002040047 A JP 2002040047A JP 2000224085 A JP2000224085 A JP 2000224085A JP 2000224085 A JP2000224085 A JP 2000224085A JP 2002040047 A JP2002040047 A JP 2002040047A
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drive clock
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Masanori Aoyama
正紀 青山
Shigenori Yamauchi
重徳 山内
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己診断時にも、SCF回路のカットオフ周
波数がずれないようにする。 【解決手段】 制御信号発生回路24が発生させるサン
プルホールド回路23aの駆動クロック(信号S2)
と、SCF回路23bの駆動クロック(信号F1)とが
異なる信号となるようにし、SCF回路23bの駆動ク
ロックが自己診断でない通常動作時と自己診断時におい
て同じ周期となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチトキャパ
シタフィルタ回路(以下、SCF回路という)を備えた
容量型力学量検出センサに関するもので、特に加速度セ
ンサに用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体式の加速度センサ等におい
ては、システムのコストダウンのため、センサ出力の信
号処理を行う信号処理回路内にフィルタ機能を内蔵させ
ることが要求されている。そして、フィルタのカットオ
フ周波数として100〜10kHzの低周波数領域が求
められている。これは、必要な加速信号がDC(周波数
ゼロ)〜数百Hzであるのに対し、センサ取付け部品の
構造の共振点が数百〜数kHzに現われるため、その信
号成分を除去する必要があるからである。このため、信
号処理回路に内蔵させた際に小面積で済み、かつ低周波
数領域が得られるフィルタとして、SCF回路が採用さ
れている。
【0003】このSCF回路は、CMOSトランジスタ
を利用したアナログスイッチとオペアンプから構成され
ており、主にCMOS工程で製造される。そして、構成
される容量の比とスイッチを制御するクロック信号の周
波数に基づいてカットオフ周波数が制御される。
【0004】このようなSCF回路を内蔵する信号処理
回路において、センサ出力の検出のための制御信号が必
要とされる場合(例えば容量式のセンサにおいてSCF
回路を用いる場合やアナログ電圧のサンプルホールド回
路を要する場合等)、SCF回路の駆動クロックと制御
信号とを同期させた構成とするのが一般的である。これ
は、互いの制御が非同期であると、相互のクロックノイ
ズによってセンサが誤作動したり、センサの検出精度が
悪化したりするためである。そして、異なる信号を別々
に出力させると回路が複雑化するし、端子数や配線数が
余分に必要になることから、SCF回路の駆動クロック
と上記制御信号とに同一信号が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは先の特願
平10−185083号において、正確なセンサ出力が
成されているか否かを診断する自己診断機能を備えたセ
ンサの出願を行っている。このセンサの全体構成を図6
に示す。
【0006】このセンサは、可動電極101a、101
b及び固定電極102a、102bを備えたセンサエレ
メント110と、可動電極101a、101bと固定電
極102a、102bによる作動容量の変化に基づいて
加速度を検出する検出回路120とを有した構成となっ
ている。検出回路120にはC−V変換回路121、ス
イッチ回路122、サンプルホールド回路123、SC
F回路124、及び各駆動クロックを発生させる制御信
号発生回路125が備えられ、C−V変換回路121に
よって可動電極101a、101bと固定電極102
a、102bからなる差動容量の変化を電圧に変換した
のち、サンプルホールド回路123によってセンサ出力
をサンプリングし、SCF回路124によってセンサ出
力のフィルタリングを行うように構成されている。
【0007】このように構成されたセンサにおける自己
診断方法を図7に示すタイミングチャートに基づいて説
明する。なお、信号Sclk及びSJclkは自己診断
指令信号であり、Sclkが自己診断でない時(通常
時)の信号、SJclkが自己診断時の信号を示してい
る。このうち、PW1とPW2は各固定電極102a、
102bへの電圧印加タイミングを示す信号、STはス
イッチ回路122の切替えタイミング、つまりC−V変
換回路121に備えられたオペアンプ121aの非反転
入力端子に入力される電圧の切替えタイミングを示す信
号、S1はC−V変換回路121のスイッチ121b、
S2はサンプルホールド回路123の制御信号、F1は
SCF回路124の駆動クロックを示している。
【0008】図7に示すように、自己診断時には固定電
極102a、102bへの電圧印加タイミングやオペア
ンプ121aの非反転入力端子への印加電圧の切替えタ
イミング、及びそれに伴ってC−V変換回路121のス
イッチ121bの切替えタイミングやサンプルホールド
回路123の制御信号を自己診断でない時から変化さ
せ、可動電極101a、101bと固定電極102a、
102bとの間に静電気力を与えて強制的に可動電極1
01a、101bを変位させることで、得られたセンサ
出力と可動電極101a、101bの変位分に応じたセ
ンサ出力とを比較し、自己診断を行っている。このた
め、自己診断専用のパッドを必要とすることなく自己診
断を実施でき、かつ、静電引力を発生するための専用電
極も必要がないため、センサが形成される半導体基板の
面積の縮小を図ることができる。
【0009】このような構成のセンサにおいては、上述
した理由により、SCF回路124の駆動クロックとサ
ンプルホールド回路123の制御信号とが同一信号とさ
れる。
【0010】しかしながら、SCF回路124の駆動ク
ロックとサンプルホールド回路123の制御信号とを同
一信号とした場合、自己診断時にサンプルホールド回路
123の制御信号を変化させると、SCF回路124の
駆動クロックも変化してしまい、SCF回路124のカ
ットオフ周波数がずれてしまうという問題がある。
【0011】このようにSCF回路124のカットオフ
周波数がずれてしまうと、SCF回路124内に備えら
れたコンデンサによる時定数が大きくなり、SCF回路
124の安定化までに時間がかかり、十分なフィルタリ
ング機能が得られなくなる。
【0012】本発明は上記点に鑑みて、自己診断時にも
SCF回路のカットオフ周波数がずれないようにするこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1乃至5に記載の発明では、物理量の変化に
応じて変位する可動電極(1a、1b)と、可動電極に
対向して配置された固定電極(2a、2b)と、自己診
断でない通常動作時には容量変化を検出するための信号
を可動電極と固定電極との間に周期的に印加し、自己診
断時には容量変化を検出するための信号に加えて、自己
診断を行うために可動電極を変位させるための信号を可
動電極と固定電極との間に周期的に印加する信号印加手
段(22、24)と、容量変化を検出するための信号が
可動電極と固定電極との間に印加されているときに、可
動電極と固定電極からなる容量の変化に応じた電圧を出
力するC−V変換回路(21)と、C−V変換回路の出
力電圧を信号処理して物理量の変化に応じた信号を出力
する信号処理回路(23)とを備え、信号処理回路は、
C−V変換回路の出力電圧をフィルタリングするスイッ
チトキャパシタフィルタ回路(23b)を有し、該スイ
ッチトキャパシタフィルタ回路の駆動クロックが自己診
断でない通常動作時と自己診断時において同じ周期とな
っていることを特徴としている。
【0014】このように、スイッチトキャパシタフィル
タ回路の駆動クロックとして、通常の加速度検出時と自
己診断時とで周期が変化しない信号を用いれば、スイッ
チトキャパシタフィルタ回路のカットオフ周波数が変化
することはない。このため、通常の加速度検出と異なる
周期の信号に基づいて自己診断を行っても、スイッチト
キャパシタフィルタ回路のカットオフ周波数がずれてし
まわず、要望される周波数領域の出力を正確に得ること
ができる。
【0015】この場合、請求項2に示すように、信号処
理回路に、C−V変換回路の出力電圧をサンプリングす
るサンプルホールド回路(23a)が備えられる場合、
自己診断時におけるサンプルホールド回路の駆動クロッ
クが、スイッチトキャパシタフィルタ回路の駆動クロッ
クと異なるものとなる。
【0016】つまり、請求項3に示すように、サンプル
ホールド回路の駆動クロックとして、自己診断でない通
常動作時と自己診断時において異なる周期のものが用い
られる場合に、請求項1に記載の発明を適用すると好適
である。
【0017】請求項4に記載の発明においては、スイッ
チトキャパシタフィルタ回路の駆動クロックを発生させ
ると共に、サンプルホールド回路の駆動クロックを発生
させる制御信号発生回路(24)を有し、該制御信号発
生回路には、スイッチトキャパシタフィルタ回路の駆動
クロックとサンプルホールド回路の駆動クロックとの同
期を取る手段(24d)が備えられていることを特徴と
している。
【0018】このように、スイッチトキャパシタフィル
タ回路の駆動クロックとサンプルホールド回路の駆動ク
ロックとの同期を取れば、スイッチトキャパシタフィル
タ回路が他の回路の駆動クロックと同期して制御され
る。このため、ノイズによってスイッチトキャパシタフ
ィルタ回路と他の回路との制御タイミングがずれてしま
う等の影響を受けないようにできる。
【0019】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実
施形態にかかるSCF回路を備えた半導体式容量型加速
度センサの全体構成を図1に示す。以下、図1に基づい
て加速度センサの構成を説明する。
【0021】加速度センサは、可動電極1a、1b及び
固定電極2a、2bを備えたセンサエレメント10と、
可動電極1a、1bと固定電極2a、2bによる差動容
量の変化に基づいて加速度を検出する検出回路20とを
有した構成となっている。
【0022】センサエレメント10は梁構造体を有する
構造となっており、この梁構造体によって可動電極1
a、1b及び固定電極2a、2bが構成されている。そ
して、対向配置された可動電極1a及び固定電極2aと
可動電極1b及び固定電極2bとによって差動の容量を
構成し、各固定電極2a、2bに対して互いに反転する
電圧を周期的に印加することで、可動電極1a、1bの
変位に応じた差動容量変化に基づく加速度検出が行われ
る。
【0023】一方、検出回路20には、C−V変換回路
21、スイッチ回路22、信号処理回路23、及び制御
信号発生回路24が備えられている。
【0024】C−V変換回路21は、可動電極1a、1
bと固定電極2a、2bからなる差動容量の変化を電圧
に変換するもので、オペアンプ21a、コンデンサ21
b、スイッチ21cとを有した構成となっている。オペ
アンプ21aの反転入力端子は可動電極1a、1bに接
続されており、反転入力端子と出力端子との間には、コ
ンデンサ21b及びスイッチ21cが並列に接続されて
いる。スイッチ21cは制御信号発生回路24からの信
号S1によって駆動されるようになっており、オペアン
プ21aの非反転入力端子にはスイッチ回路22を介し
て、固定電極2a、2bに印加された電圧の半分の電圧
(すなわち中点電圧、本実施形態の場合には2.5V)
と、この中点電圧とは異なる電圧(本実施形態の場合に
は4V)のいずれかが入力されるようになっている。
【0025】スイッチ回路22は、C−V変換回路21
におけるオペアンプ21aの非反転入力端子に、図示し
ないそれぞれの電圧源からの電圧を入力するもので、ス
イッチ22aとスイッチ22bとから構成されている。
これら各スイッチ22a、22bは、制御信号発生回路
24からの信号Stに基づいて駆動され、一方が閉じて
いる時には他方が開くようになっている。
【0026】信号処理回路23は、サンプルホールド回
路23aとSCF回路23bとを有した構成となってい
る。サンプルホールド回路23aは、制御信号発生回路
24からの信号S2に基づいて駆動され、C−V変換回
路21の出力をサンプリングして一定期間保持する。S
CF回路23bは、制御信号発生回路24からの信号F
1に基づいて駆動され、サンプルホールド回路23aの
出力電圧から所定の周波数帯域の成分のみを取り出して
加速度信号として出力する。
【0027】制御信号発生回路24は、固定電極2a、
2bへの電圧印加タイミングを示す信号(搬送波)PW
1、PW2、スイッチ回路22のスイッチの切替えタイ
ミングを示す信号St、スイッチ21cの切替えタイミ
ングS1、サンプルホールド回路23aの制御信号S
2、SCF回路23bの駆動クロック信号F1を出力す
る。この制御信号発生回路24が発生させる各種信号の
うち、信号PW1、PW2、St、S1、S2は、通常
の加速度検出時(自己診断でない時)と自己診断時とで
周期が変化し、信号F1は、通常の加速度検出時と自己
診断時とで周期が変化しないようになっている。なお、
以下の説明では、通常の加速度検出時と自己診断時とで
周期が変化する信号を信号Sclk/SJclkとして
表し、周期が変化しない信号を信号Fclkで表すこと
にする。ただし、信号Sclkは通常加速度検出時の信
号を意味し、信号SJclkは自己診断時の信号を意味
するものとする。
【0028】図2に、制御信号発生回路24の詳細を示
す。この図に示すように、制御信号発生回路24には、
基本発振回路24a、通常用カウンタ24b、外部から
の自己診断指令信号が入力される自己診断用カウンタ2
4c、及び同期用フリップフロップ回路24dが備えら
れている。このような構成により、基本発振回路24a
によって基準クロックが形成されると、通常用カウンタ
24bによって信号Fclkが形成されると共に、自己
診断用カウンタ24cによって信号Sclk/SJcl
kが形成され、これら各信号が同期用フリップフロップ
回路24dによって同期されたのち各部に出力されるよ
うになっている。すなわち、通常用カウンタ24bで
は、通常の加速度検出時と自己診断時とで共に周期が変
化しない信号Fclkを発生させており、自己診断用カ
ウンタ24cでは、通常の加速度検出時に加速度検出用
の信号Sclkを発生させると共に、自己診断時に自己
診断指令信号に基づいて自己診断用の信号SJclkを
発生させる。
【0029】このように構成された加速度センサの作動
について、図3、図4、図5に示す信号波形図を参照し
て説明する。なお、図3は、通常の加速度検出時と自己
診断時の双方の信号波形を示したものであり、図4は、
通常の加速度検出時における信号波形を拡大したもので
ある。また、図5は、自己診断時における信号波形を詳
細に示したものである。
【0030】最初に、図4に基づいて通常の加速度検出
時における作動を説明する。なお、図4中には示してい
ないが、通常の加速度検出時には信号Stはローレベル
(Low)となり、オペアンプ21aの非反転入力端子
に中点電圧(本実施形態の場合は2.5V)が印加さ
れ、可動電極1a、1bが中点電圧とされる。
【0031】制御信号発生回路24から出力される信号
PW1、PW2は互いに電圧レベルが反転した振幅V
(本実施形態の場合は5V)を有する信号となってお
り、4つの期間t1〜t4でハイレベル(Hi)とロー
レベル(Low)が変化する一定振幅の矩形波信号とな
っている。
【0032】まず、第1の期間t1では、信号PW1、
PW2に基づいて固定電極2aの電位がV、固定電極2
bの電位が0にされると共に、制御信号発生回路24か
らの信号S1によりスイッチ21cが閉じられる。この
ため、オペアンプ21aの働きにより可動電極1a、1
bがV/2の電位にバイアスされると共に、帰還容量と
なるコンデンサ21bの電極間に蓄えられた電荷が放電
される。
【0033】このとき、仮に可動電極1aと固定電極2
aとの間の容量C1と、可動電極1bと固定電極2bと
の間の容量C2とが、C1>C2の関係となっている場
合には、この関係と固定電極2a、2bに印加される電
位の関係とから、可動電極1a、1bは負の電荷が多い
状態になる。
【0034】次に、第2の期間t2では、信号PW1、
PW2に基づいて固定電極2aの電位がV、固定電極2
bの電位が0にされると共に、制御信号発生回路24か
らの信号S1によりスイッチ21cが開かれる。このた
め、可動電極1a、1bの状態に応じた電荷がコンデン
サ21bに蓄えられる。そして、このときコンデンサ2
1bに蓄えられた電荷に応じた電圧値がC−V変換回路
21から出力されると、信号S2に基づきサンプルホー
ルド回路23aによってC−V変換回路21の出力電圧
がサンプリングされる。
【0035】続いて、第3の期間t3では、信号PW
1、PW2に基づいて固定電極2aの電位が0、固定電
極2bの電位がVとなるように電位が入れ替えられると
共に、制御信号発生回路24からの信号S1によりスイ
ッチ21cが開かれたままにされる。
【0036】このとき、可動電極1a、1bの電荷の状
態は信号PW1、PW2の反転により、第2の期間t2
と逆になる。すなわち、上述したようにC1>C2の関
係を満たす場合には、固定電極2a、2bへの印加電位
の反転により、可動電極1a、1bは正の電荷が多い状
態になる。
【0037】しかしながら、このとき、可動電極1a、
1bとコンデンサ21bとの間が閉回路となっており、
第1の期間t1の電荷量が保存されているため、可動電
極1a、1bの電荷量のバランスから溢れ出した電荷が
コンデンサ21bに移動して蓄えられる。そして、Q=
CVの関係から、移動してきた電荷量に比例すると共に
コンデンサ21bの容量Cに反比例した電圧値がC−V
変換回路21から出力される。
【0038】さらに、第4の期間t4、すなわち信号P
W1、PW2に基づいて固定電極2aの電位が0、固定
電極2bの電位がVにしたのちC−V変換回路21の出
力が十分に安定すると、信号S2に基づきサンプルホー
ルド回路23aによってC−V変換回路21の出力電圧
がサンプリングされる。
【0039】そして、最終的に、第2の期間t2にサン
プリングされた電圧値と第4の期間t4にサンプリング
された電圧値とがサンプルホールド回路23a差動演算
されたのち出力される。これにより、サンプルホールド
回路23aでのサンプリング時に発生するTrのスイッ
チングノイズの温度特性やオペアンプの1/fノイズ、
オペアンプのオフセット電圧と温度特性などがキャンセ
ルされた出力が得られ、この出力に基づいて可動電極1
a、1bの変位に応じた加速度検出が行われる。
【0040】次に、図5に基づいて自己診断時における
作動を説明する。
【0041】自己診断時には、制御信号発生回路24に
自己診断指令信号が入力され、自己診断用カウンタ24
cにて、信号Sclkよりも長い周期の信号SJclk
が形成される。
【0042】まず、信号PW1及び信号PW2に基づい
て固定電極2aと固定電極2bとの間に電位差が形成さ
れる。また、信号Stに基づいてスイッチ回路22のス
イッチ22aが開、スイッチ22bが閉とされ、オペア
ンプ21aに固定電極2a、2bの中点電圧とは異なる
電圧(本実施形態では4V)が印加される。
【0043】これにより、可動電極1aと固定電極2a
との間の電位差(1V)よりも可動電極1bと固定電極
2bとの間の電位差(4V)の方が大きくなり、静電気
力が増大するのため、この静電気力によって可動電極1
a、1bが強制的に中心点から移動させられる。
【0044】このとき、静電気力によって可動電極1
a、1bの変位量が十分となり、後述する可動電極1
a、1bの変位量検出時にその変位量が十分に検出でき
るように、スイッチ回路22の駆動信号Stの周期を設
定し、静電気力を発生させる時間を制御している。
【0045】信号Stに基づいてスイッチ回路22によ
るスイッチ切替えが行われ、通常の加速度検出時と同様
に、オペアンプ21aの非反転入力端子に固定電極2
a、2bの中点電圧が印加されるようにする。
【0046】この後、上記した通常の加速度検出と同様
の作動を行い、可動電極1a、1bの変位量に応じた出
力を得る。このとき、上記静電気力による可動電極1
a、1bの変位量はオペアンプ21aの非反転入力端子
に印加される電圧によって一義的に決まるため、可動電
極1a、1bの変位量に応じた出力も一義的に決まって
おり、得られた出力と一義的に決まっている出力とを比
較することによって自己診断が行える。
【0047】この自己診断において、本実施形態では信
号S1と信号F1とを同一信号とせず、信号F1は通常
の加速度検出時と自己診断時とで周期が変化しない信号
としているため、SCF回路23bのカットオフ周波数
が変化することはない。
【0048】つまり、フィルタ定数は基本クロック1周
期に相当する基本周波数をAとすると、通常の加速度検
出時も自己診断時にも共に係数Z倍のカットオフ周波数
(fc=ZA[Hz])に設定されており、自己診断時
に固定電極2a、2bへの電圧印加タイミングを示す搬
送波(信号PW1、PW2)の周期が長くなっても変化
していない。
【0049】このため、通常の加速度検出と異なる周期
の信号に基づいて自己診断を行っても、SCF回路23
bのカットオフ周波数がずれてしまわず、SCF回路2
3b内のコンデンサによる時定数が大きくなることもな
いため、SCF回路23bの安定化に時間がかからな
い。従って、SCF回路23bによって十分なフィルタ
リング機能が得られ、要望される周波数領域の出力を正
確に得ることができる。
【0050】また、同期用フリップフロップ回路24d
によって信号Fclkと信号Sclk/SJclkとの
同期を取っているため、SCF回路23bが他の回路の
駆動クロックと同期して制御される。このため、ノイズ
によってSCF回路23bと他の回路との制御タイミン
グがずれてしまう等の影響を受けないようにできる。
【0051】(他の実施形態)上記実施形態では容量型
物理量検出センサとして加速度センサを例に挙げて説明
したが、それ以外のセンサ、例えば圧力センサやヨーレ
ートセンサにも本発明を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における加速度センサの
全体構成を示す図である。
【図2】図1に示す制御信号発生回路24の具体的な構
成を示す図である。
【図3】図1に示す加速度センサの作動時における各部
のタイミングチャートを示した図である。
【図4】図2に示すタイミングチャートのうち通常の加
速度検出時を拡大した図である。
【図5】自己診断時の詳細なタイミングチャートを示し
た図である。
【図6】従来の加速度センサの全体構成を示す図であ
る。
【図7】図6に示す加速度センサの作動時における各部
のタイミングチャートを示した図である。
【符号の説明】
1a、1b…可動電極、2a、2b…固定電極、10…
センサエレメント、21…C−V変換回路、22…スイ
ッチ回路、23…信号処理回路、23a…サンプルホー
ルド回路、23b…SCF回路、24…制御信号発生回
路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理量の変化に応じて変位する可動電極
    (1a、1b)と、 前記可動電極に対向して配置された固定電極(2a、2
    b)と、 自己診断でない通常動作時には容量変化を検出するため
    の信号を前記可動電極と前記固定電極との間に周期的に
    印加し、自己診断時には前記容量変化を検出するための
    信号に加えて、自己診断を行うために前記可動電極を変
    位させるための信号を前記可動電極と前記固定電極との
    間に周期的に印加する信号印加手段(22、24)と、 前記容量変化を検出するための信号が前記可動電極と前
    記固定電極との間に印加されているときに、前記可動電
    極と前記固定電極からなる容量の変化に応じた電圧を出
    力するC−V変換回路(21)と、 前記C−V変換回路の出力電圧を信号処理して前記物理
    量の変化に応じた信号を出力する信号処理回路(23)
    とを備え、 前記信号処理回路は、前記C−V変換回路の出力電圧を
    フィルタリングするスイッチトキャパシタフィルタ回路
    (23b)を有し、該スイッチトキャパシタフィルタ回
    路の駆動クロックが前記自己診断でない通常動作時と前
    記自己診断時において同じ周期となっていることを特徴
    とする容量型物理量検出センサ。
  2. 【請求項2】 前記信号処理回路は、前記C−V変換回
    路の出力電圧をサンプリングするサンプルホールド回路
    (23a)を有し、 前記自己診断時における前記サンプルホールド回路の駆
    動クロックは、前記スイッチトキャパシタフィルタ回路
    の駆動クロックと異なるものであることを特徴とする請
    求項1に記載の容量型物理量検出センサ。
  3. 【請求項3】 前記信号処理回路は、前記C−V変換回
    路の出力電圧をサンプリングするサンプルホールド回路
    (23a)を有し、 前記サンプルホールド回路の駆動クロックは、前記自己
    診断でない通常動作時と前記自己診断時において異なる
    周期となっていることを特徴とする請求項1に記載の容
    量型物理量検出センサ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチトキャパシタフィルタ回路
    の駆動クロックを発生させると共に、前記サンプルホー
    ルド回路の駆動クロックを発生させる制御信号発生回路
    (24)を有し、該制御信号発生回路には、前記スイッ
    チトキャパシタフィルタ回路の駆動クロックと前記サン
    プルホールド回路の駆動クロックとの同期を取る手段
    (24d)が備えられていることを特徴とする請求項2
    又は3に記載の容量型物理量検出センサ。
  5. 【請求項5】 前記制御信号発生回路には、前記自己診
    断でない通常動作時と前記自己診断時において異なる周
    期の信号を発生させる自己診断用カウンタ(24c)が
    備えられていることを特徴とする容量型物理量検出セン
    サ。
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