JP2002039289A - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機

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JP2002039289A
JP2002039289A JP2000254617A JP2000254617A JP2002039289A JP 2002039289 A JP2002039289 A JP 2002039289A JP 2000254617 A JP2000254617 A JP 2000254617A JP 2000254617 A JP2000254617 A JP 2000254617A JP 2002039289 A JP2002039289 A JP 2002039289A
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Hideo Sato
秀男 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Vベルト方式、あるいは摩擦方式に拠らない
歯車式無段変速機に於いて、回転の変速のみならずトル
クの増減をも目的とし、しかも変速を行うに際して見過
ごされがちなエネルギーロスをなくする事を目的として
いる。 【構成】回転入力軸6の回転で回転合成部分となる遊星
歯車機構1のリング歯車3と回転制御部分となる遊星歯
車機構2の遊星歯車キャリヤ4を回転させ、遊星歯車機
構2のリング歯車12の回転はウォーム29で制御し、
それにより回転軸を共有する遊星歯車機構2の太陽歯車
9と遊星歯車機構1の遊星歯車キャリヤ7の回転を制御
し、遊星歯車機構1の太陽歯車11の回転軸と結合して
いる回転出力軸16から無段に変化した回転を取り出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電車、自動車、工作機
械等に利用され得る変速機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無断変速機の公知のものとしてV
ベルト方式、摩擦方式等がある。また遊星歯車機構を使
用した無断変速機としては、例えば、特開平5−716
01、特開平8−312737、特開平9−21449
等が発表されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の無段変
速機機には無断変速を行うことが出来た反面、歯車組み
合わせ方式による非無断変速機には生じなかった新たな
課題が発生した。Vベルト方式、摩擦方式では大きな負
荷がかる場合の動力伝達力の低下を如何にして防ぐかと
いう課題が存在する。動力伝達力に付いて、Vベルト方
式、摩擦方式の無断変速機と歯車組み合わせ方式の非無
断変速機と較べると、Vベルト方式,摩擦方式の無断変
速機は、歯車組み合わせ方式の非無断変速機に劣る。ま
た遊星歯車機構を使った無断変速機にも数々の方式が発
表されているが、それらのなかには、歯車組み合わせ方
式の非無断変速機には出来るトルクの増減に困難をきた
すもの(特開平5−71601、特開平9−2144
9)があったり、変速の為にクラッチを直接的に使用す
る為、歯車組み合わせ方式による非無断変速機に較べて
より多くの摩擦によるエネルギーロスが発生したりする
もの(特開平8−312737)があったりする。本発
明は、これらの無断変速機の抱える諸課題を解決しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明は上記課題の解決
を、同軸上で回転する2つの歯車と、その2つの歯車に
噛み合いながら2つの歯車の回転軸の周囲を公転する歯
車を支持する歯車キャリヤで構成される歯車機構2組
と、ウォームとウォームホィール、或いはそれと同一の
機能、言い換えれば,回転伝達が一方からは容易である
が他方からは困難となる機能を有する歯車を組み合わせ
ることによって解決した。このことをより具体的に明ら
かにする為に、同軸上で回転する2つの歯車とその2つ
の歯車に噛み合いながら2つの歯車の回転軸の周囲を公
転する歯車を支持する歯車キャリヤで構成される歯車機
構として遊星歯車機構を用い、そして一方から他方への
回転伝達は容易だがその逆方向への回転伝達は困難とな
る機能を有する歯車としてウォームとウォームホィール
を用いた本実施例とそれに対応する図1、図2を用いて
説明する。回転合成部分となる遊星歯車機構1のリング
歯車3と、回転制御部分となる遊星歯車機構2の遊星歯
車キャリヤ4を駆動軸と結合している回転入力軸6で回
転させるようにし、遊星歯車機構1の太陽歯車11の回
転軸を回転出力軸16と結合し、遊星歯車機構1の遊星
歯車キャリヤ7の回転軸8と遊星歯車機構2の太陽歯車
9の回転軸10を結合し、ウォーム29とそれと歯合す
るウォームホィール17で遊星歯車機構2のリング歯車
12の回転を制御するようにした。また本発明の効果が
最も良く発揮されるようにする為に、遊星歯車機構1の
遊星歯車キャリヤ7の回転軸8と遊星歯車機構2の太陽
歯車9の回転軸10を、回転入力軸6の回転によって遊
星歯車機構1のリング歯車3と遊星歯車機構2の遊星歯
車キャリヤ4が回転している状態で、しかもウォーム2
9とそれと歯合するウォームホィール17の回転停止に
よって遊星歯車機構2のリング歯車12の回転が停止状
態にある時には、遊星歯車機構1のリング歯車3の回転
方向と遊星歯車機構1の遊星歯車キャリヤ7の回転方向
が逆方向になる様に結合し、そして遊星歯車機構2のリ
ング歯車12を、ウォーム29とそれと歯合するウォー
ムホィール17によって、遊星歯車キャリヤ4の回転方
向と同方向の回転状態から静止状態、静止状態から同方
向への回転状態へと変化出来る様にした。ウォーム29
及びそれと歯合するウォームホィール17を回転させた
り、その回転を減速させたり、停止させたりする方法
は、実施例1の如く、回転入力軸6によってクラッチ1
8のクラッチ板の一方を回転させ、そしてもう一方のク
ラッチ板の回転でウォーム29を回転させるようにし
て、その両クラッチ板の接触、非接触、接触の強弱とい
う方法によって行ってもよいし、或いは実施例2の如く
電動モーター34を用いその回転制御方法によってもよ
いし、その他の回転駆動装置を用いる時はそれの回転制
御方法によってもよい。
【0005】
【作用】上記構成のよれば、遊星歯車機構2のリング歯
車12を停止させた状態の下で回転入力軸6を回転させ
れば、その回転によって遊星歯車機構1のリング歯車3
と遊星歯車機構2の遊星歯車キャリヤ4が回転すること
になり、そしてそれらが回転することにより遊星歯車機
構2の太陽歯車9が回転し、それによって遊星歯車機構
1の遊星歯車キャリヤ7がリング歯車3とは逆方向に回
転し、その結果遊星歯車機構1の太陽歯車11が回転し
回転出力軸16が回転することになる(状態1)。また
上記構成のよれば、回転入力軸6を回転させながら、遊
星歯車機構2のリング歯車12を停止の状態から遊星歯
車機構2の遊星歯車キャリヤ4と同方向に回転させる
と、回転入力軸6から遊星歯車機構2の遊星歯車キャリ
ヤ4に伝えられた回転はリング歯車12の回転によって
遮られ、その遮られた割合に応じて遊星歯車機構2の太
陽歯車9と遊星歯車機構1の遊星歯車キャリヤ7の回転
数が減少し、遊星歯車機構1の太陽歯車11と回転出力
軸16の回転は、遊星歯車機構1のリング歯車3の回転
による割合が高くなる(状態−2)。また上記構成のよ
れば、回転入力軸6を回転させながら、遊星歯車機構2
のリング歯車12の回転数を増加させ遊星歯車機構2の
太陽歯車9とそれに結合している遊星歯車機構1の遊星
歯車キャリヤ7の回転を停止の状態にすると、遊星歯車
機構1の太陽歯車11と回転出力軸16の回転は、遊星
歯車機構1のリング歯車3への入力回転によるものから
だけとなる(状態−3)。また上記構成のよれば、回転
入力軸6を回転させながら遊星歯車機構2のリング歯車
12の回転数をさらに増加させれば、遊星歯車機構2の
太陽歯車9は状態−1及び、状態−2の時とは逆方向に
回転し始め、それと同時に、遊星歯車機構1の遊星歯車
キャリヤ7は遊星歯車機構1のリング歯車3と同方向に
回転し始め、遊星歯車機構1の太陽歯車11と回転出力
軸16の回転数は状態−3の時よりさらに減少し、遊星
歯車機構2のリング歯車12の回転数をさらに増加させ
れば、遊星歯車機構1の太陽歯車11と回転出力軸16
の回転数は停止に至る(状態−4)。回転出力軸16の
トルクは、遊星歯車機構2のリング歯車12が停止し回
転出力軸16の回転数が最大の時である状態−1の時が
最小であり、遊星歯車機構2のリング歯車12が遊星歯
車機構2の遊星歯車キャリヤ4と同方向に回転し始め遊
星歯車機構2の太陽歯車9とその回転が連動することに
なっている遊星歯車機構1の遊星歯車キャリヤ7の回転
数が減少し、遊星歯車機構1の太陽歯車11と回転出力
軸16が遊星歯車機構1のリング歯車3の回転によって
回転する割合が高くなるに従い増大し、状態−3になっ
た時に最大となる。本発明に於いては、駆動源より回転
入力軸6へ回転する力が加えられている場合で出力軸1
6に一定の負荷がかかっている場合には、この遊星歯車
機構2のリング歯車12は遊星歯車機構2の遊星歯車キ
ャリヤ4と同一方向、太陽歯車9とは逆方向に回転しよ
うとする力、言い換えれば空回りしようとする力が働く
ことになっている。そして、本発明に於ける回転数の変
速、トルクの増減はこのリング歯車12の空回り方向の
回転の停止・抑制によって行うことになっている。リン
グ歯車12の回転の停止は、ウォーム29の回転の停止
で容易に行えるし、またリング歯車12には空回りしよ
うとする力が加わっているので、その回転をウォームで
抑制するためのウォームに加えなければならない力は小
さなものでよく、従ってリング歯車12の回転の抑制も
容易に行えることになる。本発明では遊星歯車機構2の
リング歯車12の回転、停止が、回転数の変速、トルク
の増減をもたらす重要なポイントになっているが、これ
は上記の如く極めて容易に出来る。
【0006】
【実施例1】図1は、本発明の無段変速機の概略構成図
を記載したものである。6は駆動軸と結合している回転
入力軸であり、歯車13と歯車21の回転軸は回転入力
軸6と結合して、歯車21はリング歯車3に結合してい
る歯車22と歯合していて、歯車13は遊星歯車キャリ
ヤ4の回転軸5と回転軸を共有する歯車15と歯合して
いる歯車14と歯合している。これにより回転入力軸6
が回転すると、遊星歯車機構1のリング歯車3と遊星歯
車機構2の遊星歯車キャリヤ4が回転するようになって
いる。遊星歯車機構2の太陽歯車9の回転軸10は、遊
星歯車機構1の遊星歯車キャリヤ7の回転軸8に結合さ
れている。回転入力軸6の回転は、歯車14を介して遊
星歯車機構2の遊星歯車キャリヤ4の回転軸5へと伝達
されるようになっている為、回転入力軸6が一定方向に
回転し遊星歯車機構2のリング歯車12が停止している
状態のもとでは、遊星歯車機構1の遊星歯車キャリヤ7
は遊星歯車機構1のリング歯車3とは逆方向に回転する
ことになっている。回転出力軸16は、遊星歯車機構1
の太陽歯車11の回転軸に接続されている。18はクラ
ッチでありクラッチ板の接触・部分接触・非接触に拠り
回転の伝達を制御出来るようになっていて、回転入力側
のクラッチ板には歯合し合う歯車26、25、24、2
3を介して回転軸入力軸6からの回転が伝達される様に
なっていて、回転出力側のクラッチ板の回転は歯合しあ
う傘歯車27、28を介してウォーム29に伝達される
様になっていて、ウォーム29の回転はウォーム29と
歯合しているウォームホィール17、及び歯同し合う歯
車30、31、さらにリング歯車12と結合している歯
車33と歯合している歯車32を介して遊星歯車機構2
のリング歯車12に伝達されるようになっていて、そし
て両クラッチ板が接触すれば、上記歯車の組み合わせに
より、遊星歯車機構2のリング歯車12は遊星歯車機構
2の遊星歯車キャリヤ4と同方向に回転するようになっ
ている。上記実施例により回転入力軸6を回転させ遊星
歯車機構2のリング歯車12の回転をウォーム29、ウ
ォームホィール17を介してクラッチ18により制御す
ると、出力軸16がどのように回転するかは前記の作用
の箇所で記述したところと同じである。
【0007】
【実施例2】図2は、ウォーム32の回転制御を電動モ
ーター34で行う事が出来るようにしたものである。
【0008】
【実施例3】図3の実施例は、自動車の変速機として利
用可能にした無断変速機である。自動車の走行時に於け
る回転エネルギーの流れ方の特徴としては、加速時、或
いは登坂時に於いては回転エネルギーは駆動源から供給
されるが、加速停止時、或いは下り坂時に於いては回転
エネルギーは駆動輪から駆動源の方に逆流するという事
が挙げられる。この為に自動車に使用される変速機は此
の事に耐え得るものでなければならない。また逆流する
回転エネルギーを駆動源で制御できる仕組みのものでな
ければならない。35と36は歯車であり、37はクラ
ッチであり、38はワンウェイクラッチであり、39は
ウォームホィールである。歯車35と歯車36は歯合し
ており、歯車35の回転軸は遊星歯車機構1の遊星歯車
キャリヤ7の回転軸8と結合しており、歯車36の回転
軸はクラッチ37の片方のクラッチ板の回転軸に結合し
ている。クラッチ37の他方のクラッチ板の回転軸はワ
ンウェイクラッチ38の一方の回転軸と結合していて、
ワンウェイクラッチ38のもう一方の回転軸はウォーム
ホィール39の回転軸に結合している。ワンウェイクラ
ッチ38は、クラッチ37からの回転は伝わるがウォー
ムホィール39からの回転は伝わらない様に取り付けて
ある。40と41は歯車であり、42はクラッチであ
り、43と44は傘歯車であり、45はウォームであ
る。歯車40と歯車41は歯合しており、傘歯車43と
傘歯車44は歯合しており、ウォーム45とウォームホ
ィール39は歯合している。歯車40の回転軸は遊星歯
車機構2の太陽歯車9の回転軸と結合しており、歯車4
1の回転軸はクラッチ42の一方のクラッチ板の回転軸
と結合しており、傘歯車43の回転軸はクラッチ42の
もう一方のクラッチ板の回転軸と結合しており、傘歯車
44の回転軸とウォーム45の回転軸は結合している。
46はワンウェイクラッチであり、歯車35と歯車40
の間に、遊星歯車機構2の太陽歯車9の回転軸からの回
転のみを伝え遊星歯車機構1の遊星歯車キャリヤ7から
の回転は遮断する様に取り付けてある。クラッチ37と
クラッチ42の同時接続状態での遊星歯車機構2の太陽
歯車9の回転が遊星歯車機構1の遊星歯車キャリヤ7の
回転軸に伝達されている状態時のウォームホィール39
の回転速度は、歯車36の回転速度よりも早くなる様に
設定してある。上記装置によれば、下り坂時、或いは加
速停止時に於いては、駆動輪及びそれと回転が連動する
ことになっている回転出力軸(16)には空回りしよう
とする力が働き、それが遊星歯車機構1の遊星歯車キャ
リヤ7とリング歯車3を回転させる力として働くが、ク
ラッチ37のクラッチ板を非接触の状態にしておけば、
ワンウェイクラッチ46の存在により、遊星歯車キャリ
ヤ7の回転力は遊星歯車機構2に直接的に伝わることな
く、従ってウォーム29、ウォームホィール17に過大
な負荷をかける事なく、その寿命に悪影響を与える事は
ない。また上記装置によれば、下り坂時、或いは加速停
止時に於ける回転出力軸(16)から遊星歯車キャリヤ
7へ加わる回転力は、クラッチ37とクラッチ42を同
時接続の状態にすれば、ウォームホィール39及びそれ
と歯合するウォーム45により制御されることになる
が、遊星歯車キャリヤ7の回転が制御されれば回転出力
軸16からの回転力はリング歯車3の方に流れ込むこと
になるので、回転出力軸16からの回転力は駆動源に拠
って制御することが可能となる。また上記装置によれ
ば、駆動軸に接続されている回転入力軸6を回転させそ
の回転を回転出力軸16に伝達しようとする場合に於い
て、クラッチ37とクラッチ42のそれぞれのクラッチ
板を非接触の状態にすれば、太陽歯車9と遊星歯車キャ
リヤ7の回転はウォーム45、ウォームホィール39に
遮られることはないのであるし、またワンウェイクラッ
チ46は太陽歯車9の回転は遊星歯車キャリヤ7の方に
は伝達されるように設定されているのであるから、回転
入力軸6の回転は回転出力軸16に伝達されることにな
るが、クラッチ37とクラッチ42の同時接続状態の場
合に於いても、ウォームホィール39は歯車36よりも
速く回転するように設定されていて、しかもワンウェイ
クラッチ38は、ウォームホィール39の回転はクラッ
チ37の方には伝達されないように設定されているので
あるから、回転入力軸6の回転は、ウォーム45とウォ
ームホィール39に影響を受けることなく、回転出力軸
16に伝達されることになる。
【0009】
【発明の効果】本発明を自動車の変速機として用いる
と、エネルギー消費効率の観点からして、駆動源の出力
に比して最も適切な回転数を導き出す事が出来るように
なり、此の事が現在問題となっている大気汚染防止に効
果を発揮することになるし、また自動車騒音の防止にも
効果を発揮することになる。現在既に発表され、また一
部実用化されている無段変速機にもこの効果は同様に発
揮されているが、しかし本発明は動力伝達力、耐久性の
面で此れら従来の無断変速機よりも優れているので、従
来の無断変速機では困難とされている大型自動車への採
用も可能となり、自動車全般の問題とされているエネル
ギー消費効率の向上、大気汚染の防止、騒音の防止をよ
り高い水準で実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、実施例1の斜め横から見たときの概略構成
図である。
【図2】は、実施例2の斜め横から見たときの概略構成
図である。
【図3】は、実施例3の自動車の変速機として利用可能
にした無段変速機の斜め横から見たときの概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1 遊星歯車機構1 2 遊星歯車機構2 3 リング歯車 4 遊星歯車キャリヤ 5 遊星歯車キャリヤ4の回転軸 6 回転入力軸 7 遊星歯車キャリヤ 8 遊星歯車キャリヤ7の回転軸 9 太陽歯車 10 太陽歯車9の回転軸 11 太陽歯車 12 リング歯車 13 歯車 14 歯車 15 歯車 16 回転出力軸 17 ウォームホィール 18 クラッチ 19 遊星歯車 20 遊星歯車 21 歯車 22 リング歯車3と結合している歯車 23 歯車 24 歯車 25 歯車 26 歯車 27 傘歯車 28 傘歯車 29 ウォーム 30 歯車 31 歯車 32 歯車 33 リング歯車12と結合している歯車 34 電動モーター 35 歯車 36 歯車 37 クラッチ 38 ワンウェイクラッチ 39 ウォームホィール 40 歯車 41 歯車 42 クラッチ 43 傘歯車 44 傘歯車 45 ウォーム 46 ワンウェイクラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸上で回転する2つの歯車と、その2つ
    の歯車に噛み合いながらその2つの歯車の回転軸の周囲
    を公転する歯車を支持する歯車キャリヤで構成される歯
    車機構の1つを回転合成部分(1)とし、もう1つを回
    転制御部分(2)として、回転合成部分となる歯車機構
    (1)を構成する同軸上で回転する2つの歯車の何れか
    の1つか或いは歯車キャリヤの回転で回転出力部材とな
    る回転出力軸(16)を回転させるようにし、そして残
    った2つのうちの1つを回転入力部材となる回転入力軸
    (6)で回転させるようにし、その同じ回転入力軸
    (6)で、回転制御部分となる歯車機構(2)を構成す
    る同軸上で回転する2つの歯車の何れかの1つか或いは
    歯車キャリヤを回転させ、そして残った2つのうちの1
    つの回転をウォームとウォームホィール、或いはそれと
    同一の機能、言い換えれば、回転伝達が一方からは容易
    であるが他方からは困難となる機能を有する歯車で制御
    し、回転合成部分となる歯車機構(1)を構成する同軸
    上で回転する2つの歯車と歯車キャリヤのうちの1つ
    で、それが回転出力軸(16)を回転させるものでな
    く、しかも回転入力軸(6)で回転させられるものでな
    いものの回転と、回転制御部分となる歯車機構(2)を
    構成する同軸上で回転する2つの歯車と歯車キャリヤの
    うちの1つで回転入力軸(6)で回転させられるもので
    なく、しかも回転伝達が一方からは容易であるが他方か
    らは困難となる機能を有する歯車でその回転が制御され
    るものでないものの回転が連動するようにして、必要に
    応じて回転入力軸(6)で回転合成部分(1)、回転制
    御部分(2)のそれぞれを構成する歯車、或いは歯車キ
    ャリヤを回転させるに際し、或いはそれ以降の回転伝達
    の途中で歯車等を使って回転比率を異なったものにし
    て、回転入力軸(6)の回転とトルクを回転入力軸
    (6)から回転出力軸(16)に至る過程で無段に変化
    させる無段変速装置。
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