JP2002036044A - 締結装置 - Google Patents

締結装置

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JP2002036044A
JP2002036044A JP2000217667A JP2000217667A JP2002036044A JP 2002036044 A JP2002036044 A JP 2002036044A JP 2000217667 A JP2000217667 A JP 2000217667A JP 2000217667 A JP2000217667 A JP 2000217667A JP 2002036044 A JP2002036044 A JP 2002036044A
Authority
JP
Japan
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fastening
torque
tightening
unit
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000217667A
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English (en)
Inventor
Takashi Nagase
喬 長瀬
Katsuyuki Ogawa
勝之 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1本のネジやボルトの締結部品8を締結する
ことを前提に装置を構成しているため、複数の締結部品
を締結するときの締結忘れを検出できないという問題が
あった。 【解決手段】 ネジやボルトなどを締結する締結装置に
おいて、締結工具部2と、この締結工具部を駆動する締
結駆動部3と、締結トルクを検出するトルク検出部4
と、前記締結トルクにて締結したトルク検出の回数を計
数する計数部9と、締結トルクに関する情報を入力する
トルク情報入力部10と、締結完了伝達部11と、前記
各部の情報を制御する制御部5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネジやボルトなど
を締結する締結装置において、ネジやボルトの締結忘れ
を防止する機構を備えた締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のネジやボルトなどを締結する締結
装置として、広くトルクドライバが使用されている。図
4には、従来のトルクドライバの構成例を示した。従来
のトルクドライバ11は、ネジやボルトを締結するため
の締結工具部2とギヤとモータで構成された締結駆動部
31とトルク検出部41と制御部51とトルク設定部6
とスイッチ7で構成されている。ネジやボルトのサイズ
により、あらかじめ設定されたトルクをトルク設定部6
に設定し、スイッチ7をオンすると締結駆動部31が回
転し、設定したトルクで締結工具部2がネジやボルトな
どの締結部品8の締結を開始する。当初の設定したトル
クに達成するとトルク検出部41が締結トルクを検出
し、制御部51が締結駆動部31の回転を中止させ、締
結作業が完了する構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、1本のネジやボルトの締結部品8を締結することを
前提に装置を構成しているため、複数の締結部品を締結
するときの締結忘れを検出できないと言う問題があっ
た。さらに、締結作業が不完全なトルクで完了した場
合、締結される部品は通常では接触しているが、外部振
動などが加わるとネジやボルトがゆるんで締結部品が外
れてしまうという大問題が発生し、製造した製品の信頼
性が損なわれるという大きな問題があった。また、締結
される部品が電気回路に使用する部品の場合、当初は、
回路が正常に動作するが、接触不良の発生につながり、
電気装置全体が動かなくなり、大問題が発生する結果に
なっていた。そこで、本発明は、確実に締結部品を締結
するとともに締結部品が数十本のように多数個を取り付
ける場合の締結忘れを防止し、締結作業が不完全の場合
には、作業者に警告し、完全な締結作業ができる信頼性
の高い締結装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネジやボルト
などを締結する締結装置において、締結工具部と、この
締結工具部を駆動する締結駆動部と、締結トルクを検出
するトルク検出部と、前記締結トルクにて締結したトル
ク検出の回数を計数する計数部と、締結トルクに関する
情報を入力するトルク情報入力部と、締結完了伝達部
と、前記各部の情報を制御する制御部とを備えたことを
特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明の実施例を説明するた
めのブロック図である。本発明の締結装置1は、締結工
具部2と締結工具部を駆動する締結駆動部3と締結トル
クを検出するトルク検出部4と締結トルクにて締結した
トルク検出の回数を計数する計数部9と締結トルクに関
する情報を入力するトルク情報入力部10と締結完了伝
達部11と各部の情報を制御する制御部5とスイッチ7
で構成されている。つぎに、動作について説明する。ま
ず、締めるネジの設定トルク値とネジの本数の情報をト
ルク情報入力部10に入力する。5Kg−cmの締結ト
ルクでΦ3ミリのネジを10本締結する場合、1本ごと
の締結部品8を締結する動作は、従来例と同一である。
1本締結するごとに締結したトルク検出の回数を計数部
9で計数し、10本になった場合、その情報を制御部5
に送信する。制御部5は、5Kg−cmで締結した締結
トルク検出部4からの情報と計数部9からの情報から所
定本数の10本が的確に作業されたと確認し、締結完了
伝達部11に信号を送る。本実施例の場合、締結完了を
ブザー音にて作業者に知らせる構成になっている。この
ような構成にすることにより、締結忘れがあった場合に
は、ブザー音がないため作業者は、締結作業が完全に完
了していないことが分かり、締結忘れ防止になる。締結
完了伝達部9は、ブザー音について述べたが、ランプの
点灯や振動などの伝達方法についても可能であること
は、述べるまでもない。なお、毎回の設定トルクを検出
することにより、空打ちや指定以外の作業をしても計数
間違えが発生しない特徴がある。
【0006】つぎに、その他の応用例について述べる。
第1の応用例として、締結工具部を駆動する締結駆動部
3に回転角度検出器を搭載したサーボモータ(図示せ
ず。)を使用すれば、さらに信頼性を向上させることが
できる。サーボモータは、回転数の立ち上がり、立ち下
がり時間が短く、俊敏な回転ができることが特徴であ
る。このサーボモータに回転角度検出器を搭載し、図2
のパターンの締結トルク動作を行なう。図2は、締結ト
ルクのパターンを示す図である。図2−Aは、トルク設
定値を5Kg−cmとその80%の4Kg−cmに設定
し、はじめに5Kg−cmで締結し、すぐに4Kg−c
mで締結作業をする場合を示した。このように2度の異
なるトルクで締結することにより、さらに確実な締結作
業ができる。図2−Bは、二回目の締結作業について
は、80%の−4Kg−cmで逆回転させ緩んでいない
か確認しながら作業を進める組み合わせた締結パターン
で、この場合も確実に締結されているかどうか確認しな
がら作業が完了するという特徴がある。さらに、回転角
度検出器が搭載されているので、80%の増し締め角度
や戻り角度を設定しておき、この回転角度量によって確
実に締結したか、緩んだかを検出し、締結完了伝達部9
から、ブザー音について作業者に警報を出すことができ
る。
【0007】図3は、第2の応用例を示したブロック図
である。図1の構成に締結部品8に締結完了マークが印
字出来る印字装置12を追加したことを特徴とする構成
になっている。この応用例では、ネジ1本ごとに制御部
5と締結完了伝達部9から印字装置12に信号を送り、
ネジの頭部に印字マークを施すことにより、作業者が目
視で確認でき、さらに締結作業の信頼性が向上するとい
う特徴がある。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ネ
ジやボルトなどの締結部品8が数十本のように多数個を
取り付ける場合、締結部品の設定トルクと本数の情報を
あらかじめトルク情報入力部10に設定するため、締結
忘れを防止し、締結作業が不完全の場合には、作業者に
警告し、完全な締結作業ができる信頼性の高い締結装置
を提供できる効果がある。また、締結駆動部3に回転角
度を検出する検出器を搭載したサーボモータを使用する
ことにより、2回以上の締結を行ないサーボモータに搭
載した回転角度検出器の回転角度量を検出し、締結作業
が完全に完了したかどうか確認することができ、さらに
信頼性を向上させた締結装置を得るという効果がある。
その上、印字装置12を追加し、締結部品の頭部などに
締結完了のマークを施すことによって、締結した締結部
品と未締結部品とが目視によりはっきり認識できため、
さらに信頼性を向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の応用例の締結トルクのパターン
を示す図である。
【図3】本発明の第2の応用例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来の締結装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、11 締結装置 2 締結工具部 3、31 締結駆動部 4、41 トルク検出部 5、51 制御部 6 トルク設定部 7 スイッチ 8 締結部品(ネジ、ボルト) 9 計数部 10 トルク情報入力部 11 締結完了伝達部 12 印字装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネジやボルトなどを締結する締結装置に
    おいて、締結工具部と、この締結工具部を駆動する締結
    駆動部と、締結トルクを検出するトルク検出部と、前記
    締結トルクにて締結したトルク検出の回数を計数する計
    数部と、締結トルクに関する情報を入力するトルク情報
    入力部と、締結完了伝達部と、前記各部の情報を制御す
    る制御部とを備えたことを特徴とする締結装置。
  2. 【請求項2】 前記締結駆動部に回転角度検出器を搭載
    したサーボモータを使用したことを特徴とする請求項1
    記載の締結装置。
  3. 【請求項3】 前記トルク検出部の検出値を2値以上検
    出し、2回以上の締結動作を行うことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の締結装置。
  4. 【請求項4】 前記締結完了伝達部の情報から締結部品
    に締結完了マークを印字する印字装置を備えたことを特
    徴とする請求項1ないし3記載の締結装置。
JP2000217667A 2000-07-18 2000-07-18 締結装置 Pending JP2002036044A (ja)

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JP2000217667A JP2002036044A (ja) 2000-07-18 2000-07-18 締結装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101870132B1 (ko) 2017-10-25 2018-06-25 남근호 생산라인의 자동조립스테이션

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101870132B1 (ko) 2017-10-25 2018-06-25 남근호 생산라인의 자동조립스테이션

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