JP2002036014A - 回転機械における完全締付システム - Google Patents
回転機械における完全締付システムInfo
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- B23B31/24—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means
- B23B31/30—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using fluid-pressure means in the chuck
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転機械の機械スピンドル(3)に回転不能
に配設されたチャック(2)と、このチャック(2)の
締付あごの移動のための締付シリンダ(4)と、多重媒
体供給体(6)と、並びに、締付シリンダ(4)に関係
付けられたピストン(5)の軸方向の位置と、及びチャ
ック(2)の締付あごの位置の監視のための行程制御シ
ステム(10)とよりなる複数の構成グループを備え
た、回転機械における完全締付システムにおいて、軸方
向の構造長の短縮を可能とする。 【解決手段】 機械スピンドル(3)を中空スピンドル
(14)として形成し、この中空スピンドル(14)
を、その内部に一又は複数の上記構成グループを収納で
きる内径を有するものとする。
に配設されたチャック(2)と、このチャック(2)の
締付あごの移動のための締付シリンダ(4)と、多重媒
体供給体(6)と、並びに、締付シリンダ(4)に関係
付けられたピストン(5)の軸方向の位置と、及びチャ
ック(2)の締付あごの位置の監視のための行程制御シ
ステム(10)とよりなる複数の構成グループを備え
た、回転機械における完全締付システムにおいて、軸方
向の構造長の短縮を可能とする。 【解決手段】 機械スピンドル(3)を中空スピンドル
(14)として形成し、この中空スピンドル(14)
を、その内部に一又は複数の上記構成グループを収納で
きる内径を有するものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転機械における
完全締付システムに関し、詳しくは、回転機械の機械ス
ピンドルに回転不能に配設されたチャックと、このチャ
ックの締付あごの移動のための締付シリンダと、多重媒
体供給体と、並びに、締付シリンダに属するピストンの
軸方向の位置と、それと共にチャックの締付あごの位置
を監視するための行程制御システムとからなる、複数の
構成グループを備えた、回転機械における完全締付シス
テムに関する。
完全締付システムに関し、詳しくは、回転機械の機械ス
ピンドルに回転不能に配設されたチャックと、このチャ
ックの締付あごの移動のための締付シリンダと、多重媒
体供給体と、並びに、締付シリンダに属するピストンの
軸方向の位置と、それと共にチャックの締付あごの位置
を監視するための行程制御システムとからなる、複数の
構成グループを備えた、回転機械における完全締付シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】旋盤、ボ
ール盤のような回転機械においては、この回転機械を使
用するために上記のような構成グループが必要であり、
すなわち、一つには移動可能な締付あごが取り付けられ
たチャックが必要である。このチャックは、機械スピン
ドルの、軸方向において前方の自由端に配置されてい
て、この機械スピンドルは、現代の技術において機械ス
ピンドルの直接駆動が比較的よく見受けられることか
ら、しばしば中空スピンドルとして存在する。
ール盤のような回転機械においては、この回転機械を使
用するために上記のような構成グループが必要であり、
すなわち、一つには移動可能な締付あごが取り付けられ
たチャックが必要である。このチャックは、機械スピン
ドルの、軸方向において前方の自由端に配置されてい
て、この機械スピンドルは、現代の技術において機械ス
ピンドルの直接駆動が比較的よく見受けられることか
ら、しばしば中空スピンドルとして存在する。
【0003】これに対して、回転機械における典型的な
配置においては、例えばDE19652664C1号に
示されたように、チャック締付あごの移動のために備え
られた締付シリンダが、機械スピンドルの後方のスピン
ドル端に、多重媒体供給体及び行程制御システムと共に
配置されている。その結果、チャック、機械スピンド
ル、締付シリンダ、多重媒体供給体、及び、行程制御シ
ステムからなる軸方向の段階状編成が生じる。これらの
部分の縦方向の寸法が合計される結果、縦方向の寸法が
全体として大きなものとなり、特に、クランク軸製造の
際の行程軸受加工において設置されるような、いわゆる
同期スピンドル機械においては、機械の全構造長の伸長
につながり、その所要面積が問題となる。
配置においては、例えばDE19652664C1号に
示されたように、チャック締付あごの移動のために備え
られた締付シリンダが、機械スピンドルの後方のスピン
ドル端に、多重媒体供給体及び行程制御システムと共に
配置されている。その結果、チャック、機械スピンド
ル、締付シリンダ、多重媒体供給体、及び、行程制御シ
ステムからなる軸方向の段階状編成が生じる。これらの
部分の縦方向の寸法が合計される結果、縦方向の寸法が
全体として大きなものとなり、特に、クランク軸製造の
際の行程軸受加工において設置されるような、いわゆる
同期スピンドル機械においては、機械の全構造長の伸長
につながり、その所要面積が問題となる。
【0004】この所要面積が減少するように、上記した
ような完全締付システムを構成するという課題が本発明
の根底をなしている。
ような完全締付システムを構成するという課題が本発明
の根底をなしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、回転機械の機械スピンドルに
回転不能に配設されたチャックと、このチャックの締付
あごの移動のための締付シリンダと、多重媒体供給体
と、並びに、締付シリンダに所属するピストンの軸方向
の位置、及びチャックの締付あごの位置を監視するため
の行程制御システムとよりなる、複数の構成グループを
備えた、回転機械における完全締付システムにおいて、
機械スピンドルが中空スピンドルとして形成され、この
中空スピンドル中に、一又は複数の上記構成グループの
収容を可能にする内径を備えているものとする。
めに、請求項1の発明は、回転機械の機械スピンドルに
回転不能に配設されたチャックと、このチャックの締付
あごの移動のための締付シリンダと、多重媒体供給体
と、並びに、締付シリンダに所属するピストンの軸方向
の位置、及びチャックの締付あごの位置を監視するため
の行程制御システムとよりなる、複数の構成グループを
備えた、回転機械における完全締付システムにおいて、
機械スピンドルが中空スピンドルとして形成され、この
中空スピンドル中に、一又は複数の上記構成グループの
収容を可能にする内径を備えているものとする。
【0006】請求項2のものは、請求項1に記載の完全
締付システムにおいて、中空スピンドルが、締付シリン
ダ及び多重媒体供給体の配設と受け入れが可能な直径を
備えて形成されているものとする。
締付システムにおいて、中空スピンドルが、締付シリン
ダ及び多重媒体供給体の配設と受け入れが可能な直径を
備えて形成されているものとする。
【0007】請求項3のものは、請求項2に記載の完全
締付システムにおいて、締付シリンダと多重媒体供給体
の、軸方向において相対向する端部に、機械スピンドル
の、軸方向において対向する端部から、前記シリンダと
多重媒体供給体を装入することを可能にする接続手段が
配設されているものとする。
締付システムにおいて、締付シリンダと多重媒体供給体
の、軸方向において相対向する端部に、機械スピンドル
の、軸方向において対向する端部から、前記シリンダと
多重媒体供給体を装入することを可能にする接続手段が
配設されているものとする。
【0008】請求項4のものは、請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の完全締付システムにおいて、締付シリン
ダのピストンとチャックとの間にバヨネット接続が構成
され、チャックが、締付シリンダを機械スピンドルに固
定する固定手段を備えているものとする。
か1項に記載の完全締付システムにおいて、締付シリン
ダのピストンとチャックとの間にバヨネット接続が構成
され、チャックが、締付シリンダを機械スピンドルに固
定する固定手段を備えているものとする。
【0009】請求項5のものは、請求項1〜4のいずれ
か1項に記載の完全締付システムにおいて、行程制御シ
ステムが、その軸方向の長さの少なくとも一部分が中空
スピンドル中に配設されているものとする。
か1項に記載の完全締付システムにおいて、行程制御シ
ステムが、その軸方向の長さの少なくとも一部分が中空
スピンドル中に配設されているものとする。
【0010】請求項6のものは、請求項5に記載の完全
締付システムにおいて、多重媒体供給体が配給器からな
り、この配給器が行程制御システムの行程制御棒上に装
着され、この行程制御棒と共に、中空スピンドル中に装
入可能であるものとする。
締付システムにおいて、多重媒体供給体が配給器からな
り、この配給器が行程制御システムの行程制御棒上に装
着され、この行程制御棒と共に、中空スピンドル中に装
入可能であるものとする。
【0011】請求項7のものは、請求項6に記載の完全
締付システムにおいて、配給器が配給器ケーシングを有
し、この配給器ケーシングが、行程制御システムのセン
サを担持する部材によって、その回転位置に固定されて
いるものとする。
締付システムにおいて、配給器が配給器ケーシングを有
し、この配給器ケーシングが、行程制御システムのセン
サを担持する部材によって、その回転位置に固定されて
いるものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】冒頭に述べたような完全締付シス
テムにおいて、上記課題は、中空スピンドルとして形成
された機械スピンドルが、この中空スピンドル中へ、一
又は複数の構成グループを収容すること、すなわち取り
込み、一体化することを可能にする内径を伴って形成さ
れていることによって解決される。
テムにおいて、上記課題は、中空スピンドルとして形成
された機械スピンドルが、この中空スピンドル中へ、一
又は複数の構成グループを収容すること、すなわち取り
込み、一体化することを可能にする内径を伴って形成さ
れていることによって解決される。
【0013】本発明は、機械スピンドルによって必要と
される所要面積が、この機械スピンドル内部への、完全
締付システムの他の構成グループの収納によって何通り
にも活用されるので、全体の構造長の決定に関して、も
はや個々の構成グループの寸法全体が加算されたものと
はならないという長所を有する。
される所要面積が、この機械スピンドル内部への、完全
締付システムの他の構成グループの収納によって何通り
にも活用されるので、全体の構造長の決定に関して、も
はや個々の構成グループの寸法全体が加算されたものと
はならないという長所を有する。
【0014】この長所は、中空スピンドルが、締付シリ
ンダ並びに多重媒体供給体の配置及び受け入れを可能に
する直径を伴って形成されている場合、特に顕著とな
る。
ンダ並びに多重媒体供給体の配置及び受け入れを可能に
する直径を伴って形成されている場合、特に顕著とな
る。
【0015】その際、締付シリンダ及び多重媒体供給体
の、軸方向において相対向する端部に、機械スピンドル
の軸方向において対向する端部から、これら締付シリン
ダと多重媒体供給体を導入、配置できるようにする接続
手段が配されていることが、本発明の範囲内で特に好都
合である。この実施態様においては、チャック、締付シ
リンダ、多重媒体供給体、及び、行程制御システムより
なるシステム全体の区分けは、上記構成グループの好ま
しい組立を可能にするよう選択され、その際、機械スピ
ンドルが、その全構造長に亘って、一方のみから装備さ
れることは避けねばならない。
の、軸方向において相対向する端部に、機械スピンドル
の軸方向において対向する端部から、これら締付シリン
ダと多重媒体供給体を導入、配置できるようにする接続
手段が配されていることが、本発明の範囲内で特に好都
合である。この実施態様においては、チャック、締付シ
リンダ、多重媒体供給体、及び、行程制御システムより
なるシステム全体の区分けは、上記構成グループの好ま
しい組立を可能にするよう選択され、その際、機械スピ
ンドルが、その全構造長に亘って、一方のみから装備さ
れることは避けねばならない。
【0016】さらに、締付シリンダのピストンとチャッ
クとの間にバヨネット接続が構成され、チャックが締付
シリンダを機械スピンドルに固定する固定手段を備えて
いるのが好ましいことが明らかになった。この実施態様
においては、まず、締付シリンダを機械スピンドル中に
挿入して、必要があれば仮留めし、次に、簡単な方法で
バヨネット接続によるチャックと締付シリンダとの連結
を形成して、この連結を全体として機械スピンドルに固
定するという可能性が存在する。
クとの間にバヨネット接続が構成され、チャックが締付
シリンダを機械スピンドルに固定する固定手段を備えて
いるのが好ましいことが明らかになった。この実施態様
においては、まず、締付シリンダを機械スピンドル中に
挿入して、必要があれば仮留めし、次に、簡単な方法で
バヨネット接続によるチャックと締付シリンダとの連結
を形成して、この連結を全体として機械スピンドルに固
定するという可能性が存在する。
【0017】システム全体の軸方向の構造長のさらなる
短縮のためには、行程制御システムの軸方向の長さの少
なくとも一部分が中空スピンドル中に配され、それによ
って、全構造長を短縮するシステム全体の収納がさらに
進められることが、好都合である。
短縮のためには、行程制御システムの軸方向の長さの少
なくとも一部分が中空スピンドル中に配され、それによ
って、全構造長を短縮するシステム全体の収納がさらに
進められることが、好都合である。
【0018】上記実施態様においても、組立を簡単にす
る可能性を得るために、多重媒体供給体の配給器が行程
制御システムの行程制御棒に装着され、この棒と共に中
空スピンドル中に装入可能なようになすことできる。
る可能性を得るために、多重媒体供給体の配給器が行程
制御システムの行程制御棒に装着され、この棒と共に中
空スピンドル中に装入可能なようになすことできる。
【0019】その場合において、配給器の配給器ケーシ
ングは、行程制御システムのセンサを担時する部材上
で、回転位置が固定されているのが好ましい。
ングは、行程制御システムのセンサを担時する部材上
で、回転位置が固定されているのが好ましい。
【0020】以下において、図面に示された実施例を用
いて、本発明をより詳細に説明する。
いて、本発明をより詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の完全締付システムの縦断
面を示し、図2は、完全締付システムの軸方向における
前方の自由端を示し、図3は、完全締付システムの軸方
向における中央部分を示し、図4は、完全締付システム
の軸方向における後方端部を示し、図5は、軸方向にお
いて短縮された機械スピンドルを備えた他の実施態様
の、図1に対応する図を示す。
面を示し、図2は、完全締付システムの軸方向における
前方の自由端を示し、図3は、完全締付システムの軸方
向における中央部分を示し、図4は、完全締付システム
の軸方向における後方端部を示し、図5は、軸方向にお
いて短縮された機械スピンドルを備えた他の実施態様
の、図1に対応する図を示す。
【0022】図1においては、回転機械における本発明
の完全締付システム1が概括的に示されている。回転機
械自体は完全には示されていない。この締付システム
は、より明確になるように、図2〜図4において、一部
が重複する部分図として、完全締付システム1を形成す
る構成グループごとに示されている。
の完全締付システム1が概括的に示されている。回転機
械自体は完全には示されていない。この締付システム
は、より明確になるように、図2〜図4において、一部
が重複する部分図として、完全締付システム1を形成す
る構成グループごとに示されている。
【0023】上記完全締付システム1はチャック2を有
し、このチャックは、それ自体は公知であるのでここで
は更に説明はしないが、回転機械の機械スピンドル3に
回転不能に配設されている。このチャック2の調節のた
めに、完全締付システム1の部分として、機械スピンド
ル3と共に回転する締付シリンダ4であって、図示した
ように多重締め付けシリンダとして形成可能なもの、及
び、このシリンダ中に連動回転するように配設された、
軸方向に可動のピストン5、並びに、多重媒体供給体6
を備えている。この多重媒体供給体6は配給器7よりな
り、配給器7は、作動媒体のための接続を担持する配給
器ケーシング8と、ピストン5のピストンケーシングに
接続され、締付シリンダ4の軸方向後方の壁部に、軸方
向にネジ留めされた配給器軸部9とを含み、この配給器
軸部9上に配給器ケーシング8が配され、配給器軸部9
がその中で回転可能なようになされている。
し、このチャックは、それ自体は公知であるのでここで
は更に説明はしないが、回転機械の機械スピンドル3に
回転不能に配設されている。このチャック2の調節のた
めに、完全締付システム1の部分として、機械スピンド
ル3と共に回転する締付シリンダ4であって、図示した
ように多重締め付けシリンダとして形成可能なもの、及
び、このシリンダ中に連動回転するように配設された、
軸方向に可動のピストン5、並びに、多重媒体供給体6
を備えている。この多重媒体供給体6は配給器7よりな
り、配給器7は、作動媒体のための接続を担持する配給
器ケーシング8と、ピストン5のピストンケーシングに
接続され、締付シリンダ4の軸方向後方の壁部に、軸方
向にネジ留めされた配給器軸部9とを含み、この配給器
軸部9上に配給器ケーシング8が配され、配給器軸部9
がその中で回転可能なようになされている。
【0024】最後に、完全締付システム1は行程制御シ
ステム10を有し、これは、締付シリンダ4に連結され
たピストン5の軸方向の位置と、それと共に、チャック
2の締付あごの位置を監視するためのものである。図示
された実施例においては、この行程制御システム10に
は磁気ひずみの原理により作動するセンサ11が設けら
れ、このセンサ11は、後方の機械スピンドル壁部に接
続された弓型金具上に固定され、回転する磁気リングデ
ィスク13に連動する。ディスク13は、ピストン5と
共に移動可能な行程制御棒12上に配置されている。
ステム10を有し、これは、締付シリンダ4に連結され
たピストン5の軸方向の位置と、それと共に、チャック
2の締付あごの位置を監視するためのものである。図示
された実施例においては、この行程制御システム10に
は磁気ひずみの原理により作動するセンサ11が設けら
れ、このセンサ11は、後方の機械スピンドル壁部に接
続された弓型金具上に固定され、回転する磁気リングデ
ィスク13に連動する。ディスク13は、ピストン5と
共に移動可能な行程制御棒12上に配置されている。
【0025】システム全体の軸方向の構造長の短縮を達
成するために、機械スピンドル3は中空スピンドル14
として形成され、中空スピンドル14は、締付シリンダ
4と多重媒体供給体6、並びに、行程制御システム10
の一部が内部に配置され得る内径を有している。
成するために、機械スピンドル3は中空スピンドル14
として形成され、中空スピンドル14は、締付シリンダ
4と多重媒体供給体6、並びに、行程制御システム10
の一部が内部に配置され得る内径を有している。
【0026】完全締付システム1の組み立てとしては、
まず、締付シリンダ4が、短円錐フランジ15と共に前
方から中空スピンドル14中に挿入されて、機械スピン
ドル3に固定され、次に、チャック2が締付シリンダ4
のピストン5のバヨネット構造を有するピストン頸部1
6に接続され、回転されて、シリンダフランジ中に案内
され、その結果、締付シリンダ4のピストン5とチャッ
ク2との間に、バヨネット接続17が形成される。
まず、締付シリンダ4が、短円錐フランジ15と共に前
方から中空スピンドル14中に挿入されて、機械スピン
ドル3に固定され、次に、チャック2が締付シリンダ4
のピストン5のバヨネット構造を有するピストン頸部1
6に接続され、回転されて、シリンダフランジ中に案内
され、その結果、締付シリンダ4のピストン5とチャッ
ク2との間に、バヨネット接続17が形成される。
【0027】さらに、チャック2を締付シリンダ4と共
に機械スピンドル3に固定する固定手段18としてネジ
が設けられ、このネジは、機械スピンドル3のネジ受入
部19にねじ止め可能になされている。
に機械スピンドル3に固定する固定手段18としてネジ
が設けられ、このネジは、機械スピンドル3のネジ受入
部19にねじ止め可能になされている。
【0028】締付シリンダ4と多重媒体供給体6の、軸
方向において相対向する端部に、機械スピンドル3の、
軸方向において対向する端部からの前記シリンダと多重
媒体供給体の装入を可能にする接続手段が配設されてい
て、これにより、多重媒体供給体6は機械スピンドル3
の後方から、まず行程制御棒12上に装着されてから、
中空スピンドル14中に装入されるようになすことがで
き、それによって、締付シリンダ4のケーシングの後方
端部において多重媒体供給体6が固定される。配給器ケ
ーシング8の回転位置は、機械スピンドル棒状壁部に接
続されてセンサ11を担持する屈曲金具によって固定さ
れており、よって回転が阻止されている。
方向において相対向する端部に、機械スピンドル3の、
軸方向において対向する端部からの前記シリンダと多重
媒体供給体の装入を可能にする接続手段が配設されてい
て、これにより、多重媒体供給体6は機械スピンドル3
の後方から、まず行程制御棒12上に装着されてから、
中空スピンドル14中に装入されるようになすことがで
き、それによって、締付シリンダ4のケーシングの後方
端部において多重媒体供給体6が固定される。配給器ケ
ーシング8の回転位置は、機械スピンドル棒状壁部に接
続されてセンサ11を担持する屈曲金具によって固定さ
れており、よって回転が阻止されている。
【0029】図5においては、多重媒体供給体6が完全
には中空スピンドル14中に取り込まれず、後方のスピ
ンドル端部からスピンドル穴ぐり中へと突出して構成さ
れている実施態様が示されている。このように多重媒体
供給体6が中空スピンドル14中に完全には取り込まれ
ずに配備されていても、なお、場所的な有利さが得られ
る。
には中空スピンドル14中に取り込まれず、後方のスピ
ンドル端部からスピンドル穴ぐり中へと突出して構成さ
れている実施態様が示されている。このように多重媒体
供給体6が中空スピンドル14中に完全には取り込まれ
ずに配備されていても、なお、場所的な有利さが得られ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、機械スピンドル内部へ
完全締付システムの他の構成グループが収納されるの
で、回転機械の軸方向における構造長の短縮が図れ、従
って所要面積の削減につながる。
完全締付システムの他の構成グループが収納されるの
で、回転機械の軸方向における構造長の短縮が図れ、従
って所要面積の削減につながる。
【図1】本発明の完全締付システムの縦方向断面を示す
図である。
図である。
【図2】完全締付システムの軸方向における前方の自由
端を示す図である。
端を示す図である。
【図3】完全締付システムの軸方向において中央部分を
示す図である。
示す図である。
【図4】完全締付システムの軸方向において後方の端部
を示す図である。
を示す図である。
【図5】軸方向において短縮された機械スピンドルを備
えた他の実施態様の、第1図に対応する図である。
えた他の実施態様の、第1図に対応する図である。
1……完全締付システム 2……チャック 3……機械スピンドル 4……締付シリンダ 5……ピストン 6……多重媒体供給体 7……配給器 8……配給器ケーシング 9……配給器軸部 10……行程制御システム 11……センサ 12……行程制御棒 13……磁気リングディスク 14……中空スピンドル 15……フランジ 16……ピストン頸部 17……バヨネット接続 18……固定手段 19……ネジ受入部
Claims (7)
- 【請求項1】回転機械の機械スピンドル(3)に回転不
能に配設されたチャック(2)と、このチャック(2)
の締付あごの移動のための締付シリンダ(4)と、多重
媒体供給体(6)と、並びに、締付シリンダ(4)に所
属するピストン(5)の軸方向の位置、及びチャック
(2)の締付あごの位置を監視するための行程制御シス
テム(10)とよりなる、複数の構成グループを備え
た、回転機械における完全締付システムにおいて、 機械スピンドル(3)が中空スピンドル(14)として
形成され、この中空スピンドル(14)中に、一又は複
数の上記構成グループの収容を可能にする内径を備えて
いることを特徴とする完全締付システム。 - 【請求項2】中空スピンドル(14)が、締付シリンダ
(4)及び多重媒体供給体(6)の配設と受け入れが可
能な直径を備えて形成されていることを特徴とする、請
求項1に記載の完全締付システム。 - 【請求項3】締付シリンダ(4)と多重媒体供給体
(6)の、軸方向において相対向する端部に、機械スピ
ンドル(3)の、軸方向において対向する端部から、前
記シリンダと多重媒体供給体を装入することを可能にす
る接続手段が配設されていることを特徴とする、請求項
2に記載の完全締付システム。 - 【請求項4】締付シリンダ(4)のピストン(5)とチ
ャック(2)との間にバヨネット接続(17)が構成さ
れ、チャック(2)が、締付シリンダ(4)を機械スピ
ンドル(3)に固定する固定手段(18)を備えている
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載
の完全締付システム。 - 【請求項5】行程制御システム(10)が、その軸方向
の長さの少なくとも一部分が中空スピンドル(14)中
に配設されていることを特徴とする、請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の完全締付システム。 - 【請求項6】多重媒体供給体(6)が配給器(7)から
なり、この配給器が行程制御システム(10)の行程制
御棒(12)上に装着され、この行程制御棒と共に、中
空スピンドル(14)中に装入可能であることを特徴と
する、請求項5に記載の完全締付システム。 - 【請求項7】配給器(7)が配給器ケーシング(8)を
有し、この配給器ケーシング(8)が、行程制御システ
ム(10)のセンサ(11)を担持する部材によって、
その回転位置に固定されていることを特徴とする、請求
項6に記載の完全締付システム。
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