JP2002032482A - 摂取塩分計 - Google Patents

摂取塩分計

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JP2002032482A
JP2002032482A JP2000213147A JP2000213147A JP2002032482A JP 2002032482 A JP2002032482 A JP 2002032482A JP 2000213147 A JP2000213147 A JP 2000213147A JP 2000213147 A JP2000213147 A JP 2000213147A JP 2002032482 A JP2002032482 A JP 2002032482A
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光春 佐々木
Yoshimi Kurosawa
義美 黒澤
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 摂取塩分計は、摂取する料理あるいは食
品の単位量当たりに含まれる塩分を表す塩分パラメータ
を入力する塩分パラメータ入力手段と、摂取する料理あ
るいは食品の質量を入力する質量入力手段と、入力され
た塩分パラメータと入力された質量とに基づいて食塩摂
取量を算出する演算手段と、算出された食塩摂取量を所
定の期間に亘って積算する積算手段と、積算手段によっ
て積算された食塩摂取量の積算値を指示するための第1
の指示手段と、所定の期間における食塩摂取量の目標値
を指示するための第2の指示手段とを備える。 【効果】 理想または目標の総摂取塩分の質量を設定し
た上で、食べた食品、料理名と分量より食塩摂取量を求
め、メモリーに記憶することで、それに対する途中経過
を数値やグラフで表し、適切なアドバイスを伝え、食塩
摂取量の管理を容易にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、料理あるいは食品
(以下、料理等という)の塩分濃度、質量を測定し、料
理等の質量および食塩摂取量を表示する摂取塩分計に関
する。
【0002】
【従来の技術】生態学的に見て、健康な日本人が1日に
摂取する理想の食塩摂取量は、7〜8gが理想とされて
いる。この値は、人種や、健康状態によって異なるもの
ではあるが、いずれにしても、このような食塩摂取量を
日常的に把握しておくことは、健康管理上好ましいこと
である。そして、通常、この食塩摂取量は、質量で表現
されるものである。
【0003】しかし、これまでの液状の食品や料理等に
適用しうる塩分計では塩分濃度が指示されるだけである
ので、食塩摂取量を知るためには、その塩分濃度と摂取
質量とからいちいち計算する必要があった。また、固形
状の食品や料理等の場合には、塩分濃度センサー等で塩
分濃度を測定できないので、食品成分表等のナトリウム
量から計算したり、食塩摂取量を記載した料理本を参考
に算出していた。更に、健康管理のためには、食品ある
いは料理の1回のみの食塩摂取量を把握するだけでな
く、一日当たり、一週間間当たり、一ヶ月当たり等とい
った、ある期間に亘っての食塩摂取量を把握することも
大事であるが、そのためには、従来では、特定期間に亘
る食塩摂取量を知るには、毎日の摂取食品あるいは料理
名およびその摂取質量や塩分濃度等を記録しておき、集
計計算する等の骨の折れる作業が必要となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように食塩摂取量
を知るために、その都度計算が必要であったり、料理本
等を参考としなければならなかったり、また、ある特定
期間に亘っての食塩摂取量を把握するためにその特定期
間中において、いちいち記録したり集計計算等しなけれ
ばならないのでは、健康管理のために好ましいとはいっ
ても、忙しい毎日を送っている人にとっては、このよう
なことを日常的に続けるのは難しい。その上、従来にお
いては、食塩摂取量の理想または目標値を指示するよう
なことはなかったので、自分の食塩摂取量を知っても、
それで健康上問題がないのかあるのかについて、判断す
ることが難しかった。
【0005】本発明の目的は、前述したような従来の技
術の問題点を解消するため、別に記録や計算等を必要と
せずに、特定期間に亘る質量表示による食塩摂取量を知
ることができ、しかも、その食塩摂取量が健康上理想的
であるのかそうでないかの判断を容易にできるようにし
た摂取塩分計を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による摂取塩分計
は、摂取する料理あるいは食品の単位量当たりに含まれ
る塩分を表す塩分パラメータを入力する塩分パラメータ
入力手段と、前記摂取する料理あるいは食品の質量を入
力する質量入力手段と、前記入力された塩分パラメータ
と前記入力された質量とに基づいて食塩摂取量を算出す
る演算手段と、前記算出された食塩摂取量を所定の期間
に亘って積算する積算手段と、前記積算手段によって積
算された食塩摂取量の積算値を指示するための第1の指
示手段と、前記所定の期間における食塩摂取量の目標値
を指示するための第2の指示手段とを備えることを特徴
とする。
【0007】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
第1の指示手段および第2の指示手段は、グラフ表示を
行うものである。
【0008】本発明の別の実施の形態によれば、食生活
に関するアドバイスを指示するための第3の指示手段を
更に備える。
【0009】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記塩分パラメータ入力手段は、塩分濃度センサーであ
る。
【0010】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記塩分パラメータ入力手段は、該塩分パラメータを手
入力可能とするキー手段である。
【0011】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記質量入力手段は、質量センサーである。
【0012】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記質量入力手段は、該質量を手入力可能とするキー手
段である。
【0013】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記第3の指示手段は、画像による表示手段である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態および実施例について、本発明をより詳
細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例としての摂取塩
分計の構成を概略的に示す。この実施例の摂取塩分計
は、本体20と、この本体20にケーブル等で接続され
た塩分濃度測定用の塩分濃度センサー1とを備える。本
体20は、主として、食塩摂取量、食品、料理名、分量
等を表示するための表示部2と、測定指示用のキースイ
ッチ3と、決定指示用のキースイッチ4と、入力値の訂
正のためのもどるキースイッチ5と、料理名検索用のキ
ースイッチ6と、矢印キースイッチ7、8、9、10
と、数値/文字入力キースイッチ11と、設定用キース
イッチ12と、手動入力/単位入力のためのキースイッ
チ13と、メニュー用キースイッチ14と、カロリー/
成分用キースイッチ15と、ワンポイント・アドバイス
用キースイッチ16と、電源スイッチ(ON/OFFキー)1
7と、質量センサー18とを備えている。なお、ここ
で、食塩摂取量とは、例えば、摂取した料理や食品に含
まれているナトリウム量または食塩相当量の総量として
表される。
【0016】図3は、この摂取塩分計の電子回路系統を
示すブロックである。この図3に示すように、この摂取
塩分計の電子回路系統は、演算制御部31を備えてお
り、この演算制御部31には、表示部2と、入力キー部
33と、塩分濃度センサー1と、質量センサー18と、
通信部36と、プリンタ部37と、メモリ38とが関連
付けられている。
【0017】次に、このような構成を有する本発明の摂
取塩分計の基本操作について説明する。この摂取塩分計
を使用して、例えば、1日に摂取した塩分の総量を知り
たいと考えるユーザは、先ず、電源スイッチ17を押
し、電源を入れる。質量センサー18に容器を載せ風袋
引きを行う。その後、容器に、これから摂取しようとす
る食品、料理(液体)等を入れ、それら食品、料理等の
質量を測定する。更に、塩分濃度センサー1を用いてそ
れら食品、料理等の塩分濃度を測定する。このような塩
分濃度の測定は、液状の食品、料理等の中に塩分濃度セ
ンサー1の先端のプローブ部分を挿入することにより行
われる。演算制御部31は、質量センサー18からの測
定質量値と塩分濃度センサー1からの測定塩分濃度値と
に基づいて演算を行い、それら食品、料理等をすべて摂
取したとした時の食塩摂取量を表示部2に表示させるよ
うな制御を行う。図2は、そのような表示の例を示して
いる。
【0018】次に、本発明の摂取塩分計の動作について
説明する。図4から図8は、そのための動作フローを示
すものであり、先ず、図4は、本発明の摂取塩分計の全
体動作を示すフローチャートである。この図4にそって
説明するに、ON/OFFキー17が押されると、ステップS
402において、電源のオン/オフ処理が行われる。ス
テップS403において、演算制御部31は、設定処理
が済んでいるかを判定する。済んでいる場合には、この
プログラムを終了する。設定処理が済んでいない場合に
は、ステップS404において、演算処理部31は、設
定処理を行う。この処理を行うと、このプログラムを終
了する。この設定処理の詳細については、図5aおよび
図5bに示しており、後でこれら図5aおよび図5bに
そって説明する。
【0019】検索キー6が押されると、ステップS40
6において、演算制御部31は、検索モード処理を行
う。この処理の詳細については、図6に示しており、後
でこの図6にそって説明する。この処理を行うと、この
プログラムを終了する。
【0020】決定キー4が押されると、ステップS40
8において、演算制御部31は、表示部2の内容を確定
させ、このプログラムを終了する。
【0021】もどるキー5が押されると、演算制御部3
1は、ステップS410において、訂正処理を行い、こ
のプログラムを終了する。
【0022】測定キー3が押されると、ステップS41
2において、演算制御部31は、測定モード処理を行
う。この処理の詳細については、図7に示しており、後
でこの図7にそって説明する。この処理を行うと、この
プログラムを終了する。
【0023】メニューキー14が押されると、ステップ
S414において、演算制御部31は、結果表示モード
処理を行う。この処理の詳細については、図8に示して
おり、後でこの図8にそって説明する。この処理を行う
と、このプログラムを終了する。
【0024】次に、前述の設定処理について詳述する。
図5aは、設定処理(図4のステップS404)のフロ
ーチャートを示す。ステップS501において、演算制
御部31は、日時設定処理を行う。日付け、時間の設定
を行う。ステップS502において、演算制御部31
は、個人情報の登録を行う。性別、氏名、生年月日、身
長、体重等の個人情報を登録する。ステップS503に
おいて、演算制御部31は、東北、関東、関西等の使用
地域の設定を行う。ステップS504において、演算制
御部31は、塩分、カロリー等の摂取量の目標値を設定
する。ステップS505において、演算制御部31は、
料理名、料理の成分名、質量等の料理、食品等の成分設
定を行う。大概の料理は、あらかじめ設定されている
が、利用者が創作した特別な料理等を登録するためにこ
の処理を行う。
【0025】図5bは、料理登録(図5aのステップS
505)のフローチャートを示す。ステップS511に
おいて、演算制御部31は、「料理の登録を行います
!」というメッセージを表示部2に表示する。ステップ
S512において、料理名が入力される。ステップS5
13において、料理等の成分名および成分質量が入力さ
れる。ステップS514において、演算制御部31は、
料理等の料理名および成分をメモリ38に記憶する。ス
テップS515において、確認のため、登録内容を表示
する。
【0026】次に、前述した検索モード処理について詳
述する。図6は、検索モード処理(図4のステップS4
06)のフローチャートを示す。数値/文字入力キー1
1を用いて、料理名あるいは食品名(以下、料理名等と
いう)の一部が入力された後、検索キー6が押される
と、ステップS601では、演算制御部31は、メモリ
38内の料理テーブルを検索して、料理名あるいは食品
名の一部が一致する料理名等を表示部2に表示する。矢
印キー9、10が押されると、料理名等の次候補を表示
部2に表示する。ステップS602において、決定キー
4が押されれば、ステップS603に進む。違う場合
は、ステップS601に戻る。ステップS603におい
て、演算制御部31は、選択された料理等の1人前の食
塩摂取量等の成分データをメモリ38から呼び出し、表
示部2に表示する。メモリ38には、あらかじめ図10
に例示するような成分データが記憶されている。図示し
ていないが、この状態のとき、カロリー/成分キー15
が押されると、演算制御部31は、カロリー(エネルギ
ー量)を表示する。更に、押される毎に、演算制御部3
1は、鉄分、カルシウム、カリウム等のその他の成分を
表示する。ステップS604において、データの地域補
正が指定されている場合には、演算制御部31は、デー
タの地域補正を行う。設定されている地域係数により、
同じみそ汁でも濃度の違い”東北地域”>”関東地域”
>”関西地域”を反映したデータに修正され、実情に近
い値を表す。図9は、このような地域係数の例を示して
いる。
【0027】次に、前述した測定モード処理について詳
述する。図7は、測定モード処理(図4のステップS4
12)のフロ−チャートを示す。ステップS701にお
いて、演算制御部31は、汁がない(液体でない)かを
判定する。汁がなくて、質量を測定する必要がある場合
は、ステップS702に進む。質量を測定せず、キー入
力する場合は、ステップS703に進む。汁があって質
量を測定する必要がある場合は、ステップS705に進
む。質量を測定せず、キー入力する場合は、ステップS
709に進む。ステップS702において、質量センサ
ー18で料理等の質量を測定する。容器は、風袋引きに
より測定する。ステップS704に進む。ステップS7
03において、数値キー11を使って料理等の分量、質
量を入力する。ステップS704において、演算制御部
31は、測定された質量データをメモリ38に記憶す
る。ステップS713において、入力された料理名等
と、実測あるいはキー入力された質量を表示する。ステ
ップS714において、表示されたデータで問題がな
く、決定キー4が押されると、ステップS721に進
む。もどるキー5が押されると、ステップS701に戻
る。ステップS705において、質量センサー18で具
(固形物)の質量を測定する。ステップS706におい
て、演算制御部31は、測定された質量データをメモリ
38に記憶する。ステップS707において、質量セン
サー18で汁(液体)の質量を測定する。ステップS7
08において、演算制御部31は、測定された質量デー
タをメモリ38に記憶し、ステップS731に進む。ス
テップS709において、数値キー11を使って具の質
量を入力する。ステップS710において、演算制御部
31は、入力された質量データをメモリ38に記憶す
る。ステップS711において、数値キー11を使って
汁の質量を入力する。ステップS712において、演算
制御部31は、入力された質量データをメモリ38に記
憶する。ステップS731において、入力された料理名
等と、実測あるいはキー入力された質量を表示する。ス
テップS732において、表示されたデータで問題が無
く、決定キー4が押されると、ステップS715に進
む。もどるキー5が押されると、ステップS701に戻
る。
【0028】ステップS715において、演算制御部3
1は、塩分濃度センサー1を使用するかを判定する。使
用しない場合で、数値キー11により塩分濃度を入力す
る場合は、ステップS718に進む。数値キー11によ
りNa量を入力する場合は、ステップS719に進む。
数値キーにより食塩摂取量を入力する場合は、ステップ
S720に進む。ステップS716において、塩分濃度
センサー1で塩分濃度を測定する。ステップS717に
おいて、選択された料理等に対応する補正データをメモ
リ38から読み出す。補正データの例を、図18に示し
ている。ステップS721に進む。ステップS718に
おいて、キー入力で塩分濃度を入力する。ステップS7
21に進む。ステップS719において、キー入力でN
a量を入力する。ステップS721に進む。ステップS
720において、キー入力で食塩摂取量を入力する。ス
テップS721において、演算制御部31は、測定され
た、あるいは、入力された質量、測定された塩分濃度、
塩分センサー補正データあるいは、入力されたデータに
次に示す演算処理をして、食塩摂取量を算出する。
【0029】(食塩摂取量)=(料理等の質量)×(塩
分濃度)×(塩分センサー補正データ) カロリーおよび成分等に関しては、一人前の値から比例
配分で算出する。
【0030】次に、前述した結果表示モード処理につい
て詳述する。図8は、結果表示モード処理(図4のステ
ップS414)のフローチャートを示す。ステップS8
01において、演算制御部31は、料理等の質量、食塩
摂取量、塩分濃度を表示する。ステップS802におい
て、決定キー4が押されたかを判定する。押された場合
には、ステップS806へ進む。カロリー計算が指定さ
れた場合には、カロリー/成分キー15が押されると、
ステップS803において、図11の(b)に示すよう
に、カロリーを表示する。更に、カロリー/成分キー1
5が押されると、ステップS805において、図11の
(c)に示すように、鉄分等他の成分の摂取量を表示す
る。ステップS806において、質量、食塩摂取量、塩
分濃度をメモリ38へ書き込む。ステップS820にお
いて、当日、過去一週間、あるいは過去一ヶ月当たりの
積算表示を行うために成分摂取量をメモリ38に記憶す
る。ステップS807において、測定および計算結果を
登録したことを示した「登録終了表示」なるメッセージ
を表示部2に表示させる。ステップS808において、
当日の成分摂取量を表示する。ステップS804におい
て、決定キー4が押されたかを判定する。押された場合
は、このプログラムを終了する。ステップS809にお
いて、ワンポイントキー16が押された場合は、ステッ
プS810に進む。決定キーが押されることにより終了
する。
【0031】ステップS810において、演算制御部3
1は、目標との差を表示する。ステップS811におい
て、ワンポイントキー16が押された場合は、ステップ
S812に進む。決定キーが押されることにより終了す
る。ステップS812において、演算制御部31は、食
生活に関するアドバイスを表示する。摂取量を年令等の
各個人の条件により導き出された理想値と、日毎、週毎
等の期間で比較、検討し、その偏りについて段階によ
り、図15に示すように注意コメントを表示する。ステ
ップS813において、ワンポイントキー16が押され
た場合は、ステップS814に進む。決定キーが押され
ることにより終了する。ステップS814において、演
算制御部31は、過去の塩分摂取量の変化を図14の
(a)および(b)に示すようにグラフ表示する。食塩
摂取量と関係の深い血圧値を入力しておくことにより、
食塩摂取量と血圧値の相関関係の推移も表示が可能とな
る。一週間あるいは一ヶ月当たりの積算データを表示す
ることもできる。ステップS815において、ワンポイ
ントキー16が押された場合は、ステップS816に進
む。決定キーが押されることにより終了する。ステップ
S816において、演算制御部31は、過去のカロリー
摂取量の変化を図14の(c)に示すようにグラフ表示
する。ステップS817において、ワンポイントキー1
6が押された場合は、ステップS818に進む。決定キ
ーが押されることにより終了する。ステップS818に
おいて、演算制御部31は、過去の他成分摂取量の変化
を図14の(d)に示すようにグラフ表示する。
【0032】料理名等の入力に関しては、音声認識、手
書き認識、ジョグダイヤル、バーコードリーダ、および
カードリーダ等の方法も考えられる。表示に関しては、
イメージ写真で表示できればより効果的である。
【0033】次に、本発明の摂取塩分計による液体、固
形物、あんかけ、ラーメンの4つの異なる料理等の塩分
等の測定方法および動作を説明する。 (1)液体(汁)の食塩摂取量の表示 電源スイッチ17を押し、電源を入れる。質量センサー
18に容器を載せ風袋引きを行う。その後、容器に液体
を入れ液体の質量を測定する(手入力により質量入力も
可能)。更に、塩分濃度センサー1で塩分濃度を測定す
る。質量と塩分濃度に基づいて演算し、液体に含まれる
食塩摂取量を表示する。その後、メモリ38に計算され
た食塩摂取量を記憶する。更に、食塩摂取量の積算値等
を表示する。 (2)固形物の食塩摂取量の表示 電源スイッチ17を押し、電源を入れる。料理名等を入
れるようにとの趣旨のメッセージが表示部2に表示され
る。数値/文字入力キー11で、料理名の一部を入力
し、検索キー6を押す。前述の入力した文字と一致する
料理名等を表示し、目的の料理名等が表示されるまで矢
印キー↑↓←→(7、8、9、10)を押す。目的の料
理名が表示されたところで決定キー4を押し、選択を終
了する。
【0034】表示部2には、料理名等と、一食当たりの
質量およびこの質量当たりに含まれる食塩摂取量(一般
的なレシピにより計算された値)が表示される。質量セ
ンサー18に料理等を載せ決定キー4を押す。質量セン
サー18により質量のデータが読み込まれ、メモリ38
に記憶される。質量センサー18が付いていない場合
は、数値/文字キー11を用いて質量を手入力すること
で対応可能である。決定キー4を押すと、「メモリーシ
マスカ」のメッセージを表示部2に表示し、再度決定キ
ーを押すと食塩摂取量をメモリ38に記憶する。更に、
食塩摂取量の積算値等を表示する。 (3)あんかけ料理の食塩摂取量の表示 電源スイッチ17を押し、電源を入れる。料理名等を入
れるようにとの趣旨のメッセージが表示部2に表示され
る。数値/文字キー11を用いて料理名等の一部を入力
し、検索キー6を押す。前述した入力した文字と一致す
る料理名等を表示し、目的の料理名等が表示されるまで
矢印キー↑↓←→(7、8、9、10)を押す。目的の
料理名等を表示させたところで決定キー4を押し、選択
を終了する。
【0035】表示部2には、食品、料理名と、一食当た
りの質量、およびこの質量当たりに含まれる塩分相当量
(一般的なレシピにより計算された値)が表示される。
質量センサー18に料理等を載せ決定キー4を押す。質
量センサー18により質量のデータが読み込まれ、メモ
リ38に記憶される。質量センサー18が付いていない
場合は、数値/文字キー11を用いて質量を手入力する
ことで対応可能である。
【0036】塩分濃度センサー1を料理等に入れ測定キ
ー3を押す。塩分濃度センサー1で測定した導電率の値
に選択した食品、料理の成分比率(もしくはあらかじめ
メモリ38に記憶させておいた食品、料理毎の補正係
数、この場合、あんかけの補正係数)と料理等の質量か
ら食塩摂取量を演算し表示する。更に、決定キー4を押
すと、「メモリーシマスカ」とのメッセージを表示し、
再度決定キー4を押すと食塩摂取量をメモリ38に記憶
する。更に、食塩摂取量の積算値等を表示する。 (4)ラーメン等の具と汁物からなる料理品の食塩摂取
量の表示 電源スイッチ17を押し、電源を入れる。食品、料理名
を入れるようにとの趣旨のメッセージが表示部2に表示
される。数値/文字キー11を用いて料理名等の一部を
入力し、検索キー6を押す。前述の入力した文字と一致
する料理名等を表示し、目的の料理名等が表示されるま
で矢印キー↑↓←→(7、8、9、10)を押す。目的
の料理名等を表示させたところで決定キー4を押し、選
択を終了する。
【0037】表示部2には、料理名等と、一食当たりの
質量、およびこの質量当たりに含まれる食塩摂取量(一
般的なレシピにより計算された値)が表示される。質量
センサー18に食品を載せ決定キー4を押す。質量セン
サー18により質量のデータが読み込まれ、メモリ38
に記憶される。質量センサー18が付いていない場合
は、数値/文字キー11を用いて質量を手入力すること
で対応可能である。
【0038】塩分濃度センサー1を汁に入れ測定キー3
を押す。測定終了後、汁を飲んだ質量を入力するか、質
量センサー18により測定する。塩分濃度センサー1で
測定した導電率の値にラーメンの汁の補正係数と汁と麺
と具の質量比および飲んだ汁の質量で汁の食塩摂取量を
求める。麺と具は、固形物のデータとしてメモリ38か
ら呼び出し、質量から演算し食塩摂取量を求め、更に、
演算しラーメンの食塩摂取量を表示する。更に、決定キ
ー4を押すと、「メモリーシマスカ」というメッセージ
を表示し、再度決定キーを押すと食塩摂取量をメモリ3
8に記憶する。更に、食塩摂取量の積算値等を表示す
る。
【0039】図16は、摂取塩分計の第2の実施の形態
を示す。この第2の実施の形態の摂取塩分計は、第1の
実施の形態とは、質量センサーを備えない構成となって
いる点で異なる。したがって、この第2の実施の形態の
摂取塩分計の電子回路系統のブロック図も、図3のブロ
ック図から質量センサー18を除いたものとなる。ま
た、図7に相当する測定モードのフロ−チャートにおい
ても、質量センサーに関係するステップS702、ステ
ップS705〜ステップS708を除いたものとなる。
【0040】図17は、摂取塩分計の第3の実施の形態
を示す。この第3の実施の形態の摂取塩分計は、第1の
実施の形態とは、質量センサーおよび塩分濃度センサー
を備えない構成となっている点で異なり、第2の実施の
形態とは、塩分濃度センサーも備えない構成となってい
る点で異なる。図17において、方向キー19は、図1
および図16における矢印キー7〜10に相当する。こ
の第3の実施の形態の摂取塩分計の電子回路系統のブロ
ック図も、図3のブロック図から塩分濃度センサー1お
よび質量センサー18を除いたものとなる。また、図7
に相当する測定モードのフロ−チャートにおいても、質
量センサーに関係するステップS702、ステップS7
05〜ステップS708と、塩分濃度測定に関係するス
テップS715〜ステップS717を除いたものとな
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
理想または目標の総摂取塩分の質量を設定した上で、食
べた食品、料理名と分量より食塩摂取量を求め、メモリ
ーに記憶することで、それに対する途中経過を数値やグ
ラフで表し、適切なアドバイスを伝え、食塩摂取量の管
理を容易にする摂取塩分計を提供できる。
【0042】多種多様な食事がある中で、個人の好みに
より摂取される栄養成分に偏りがある。生活習慣病の中
でも高血圧に対しては、日々摂取する塩分の質量に注意
を払っており、目標とする摂取量を設定することによ
り、食塩摂取量に対しての過不足がわかる上、アドバイ
ス、コメント、メッセージ等による注意を表示すること
で、煩雑な食塩摂取量の管理が容易に行え、健康な食生
活を送る手助けができる。また、塩分濃度センサーの実
測より、標準的な値との比較ができ、味付け等の見直し
の参考とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の摂取塩分計の一実施例の概要図であ
る。
【図2】本発明の摂取塩分計の表示部の表示例を示す図
である。
【図3】図1の摂取塩分計の電子回路系統を概略的に示
すブロック図である。
【図4】図1の摂取塩分計の全体動作を説明するための
フロ−チャートを示す図である。
【図5a】本発明における設定処理を説明するためのフ
ローチャートを示す図である。
【図5b】本発明における料理登録処理を説明するため
のフローチャートを示す図である。
【図6】本発明における検索モード処理を説明するため
のフローチャートを示す図である。
【図7】本発明における測定モード処理を説明するため
のフローチャートを示す図である。
【図8】本発明における結果表示モード処理を説明する
ためのフローチャートを示す図である。
【図9】地域補正係数を説明するための表を示す図であ
る。
【図10】成分データを説明するための表を示す図であ
る。
【図11】図1の摂取塩分計の表示部の表示例を示す図
である。
【図12】具と汁に分けた場合の成分データを説明する
ための表を示す図である。
【図13】具と汁に分けた場合の摂取塩分計の表示部の
表示例を示す図である。
【図14】過去の摂取成分質量のグラフ表示を説明する
ための図である。
【図15】食生活に関するアドバイスの表示例を示す図
である。
【図16】本発明の摂取塩分計の第2の実施の形態を示
す概要図である。
【図17】本発明の摂取塩分計の第3の実施の形態を示
す概要図である。
【図18】塩分センサー補正データの例を示す表を示す
図である。
【符号の説明】
1 塩分濃度センサー 2 表示部 3 測定指示用キースイッチ 4 決定指示用キースイッチ 5 もどるキー 6 料理名検索用キースイッチ 7 矢印キースイッチ 8 矢印キースイッチ 9 矢印キースイッチ 10 矢印キースイッチ 11 数値/文字入力キースイッチ 12 設定用キースッチ 13 手動入力/単位入力キースイッチ 14 メニュー用キースイッチ 15 カロリー/成分用キースイッチ 16 ワンポイント・アドバイス用キースイッチ 17 電源スイッチ 18 質量センサー 19 方向キー 20 本体 31 演算制御部 33 入力キー部 36 通信部 37 プリンタ部 38 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/02 340 G06F 15/02 340Z Fターム(参考) 2G060 AA20 AC08 AE40 AF08 AG11 HC12 HC13 HC19 5B019 HD06 HE18 HG30 JA04 JA05 JA10 5B049 CC00 CC41 EE02 FF01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摂取する料理あるいは食品の単位量当た
    りに含まれる塩分を表す塩分パラメータを入力する塩分
    パラメータ入力手段と、前記摂取する料理あるいは食品
    の質量を入力する質量入力手段と、前記入力された塩分
    パラメータと前記入力された質量とに基づいて食塩摂取
    量を算出する演算手段と、前記算出された食塩摂取量を
    所定の期間に亘って積算する積算手段と、前記積算手段
    によって積算された食塩摂取量の積算値を指示するため
    の第1の指示手段と、前記所定の期間における食塩摂取
    量の目標値を指示するための第2の指示手段とを備える
    ことを特徴とする摂取塩分計。
  2. 【請求項2】 前記第1の指示手段および第2の指示手
    段は、グラフ表示を行うものである請求項1に記載の摂
    取計。
  3. 【請求項3】 食生活に関するアドバイスを指示するた
    めの第3の指示手段を更に備える請求項1または2に記
    載の摂取塩分計。
  4. 【請求項4】 前記塩分パラメータ入力手段は、塩分濃
    度センサーである請求項1または2または3に記載の摂
    取塩分計。
  5. 【請求項5】 前記塩分パラメータ入力手段は、該塩分
    パラメータを手入力可能とするキー手段である請求項1
    または2または3に記載の摂取塩分計。
  6. 【請求項6】 前記質量入力手段は、質量センサーであ
    る請求項1または2または3または4または5に記載の
    摂取塩分計。
  7. 【請求項7】 前記質量入力手段は、該質量を手入力可
    能とするキー手段である請求項1または2または3また
    は4または5に記載の摂取塩分計。
  8. 【請求項8】 前記第3の指示手段は、画像による表示
    手段である請求項1から7のうちのいずれか1つに記載
    の摂取塩分計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010088573A (ko) * 2001-08-08 2001-09-28 차연선 염도 표시계
CN114209261A (zh) * 2021-12-24 2022-03-22 珠海格力电器股份有限公司 食盐摄取量的确定方法、确定装置以及洗碗装置

Cited By (3)

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