JP2002031931A - 多色印刷機で見当合わせを調節するための方法及び装置 - Google Patents
多色印刷機で見当合わせを調節するための方法及び装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多色印刷機１で見当合わせ調節を行う装置を
改良して、採算の合うコンピュータ算出コスト及び高い
精度で見当合わせ調節を行うことができるようにする。 【解決手段】 少なくとも１つの調節装置が、見当合わ
せを調節しようとする印刷部１４とは異なる長さ１２，
１２′を有する、レジスターマークを備えた少なくとも
１つの画像頁８，８′の印刷を開始させるように構成さ
れ、また該調節装置が、修正値１７，１７′，１７″を
算出するために、検出されたレジスターマークのデータ
１６を、画像及び基板を支持する部材２，２′，…，
４，１３，１３′，…の位置に関連付け、画像形成装置
３，３′，…を修正値１７，１７′，１７″に応じて制
御するように構成されている。
改良して、採算の合うコンピュータ算出コスト及び高い
精度で見当合わせ調節を行うことができるようにする。 【解決手段】 少なくとも１つの調節装置が、見当合わ
せを調節しようとする印刷部１４とは異なる長さ１２，
１２′を有する、レジスターマークを備えた少なくとも
１つの画像頁８，８′の印刷を開始させるように構成さ
れ、また該調節装置が、修正値１７，１７′，１７″を
算出するために、検出されたレジスターマークのデータ
１６を、画像及び基板を支持する部材２，２′，…，
４，１３，１３′，…の位置に関連付け、画像形成装置
３，３′，…を修正値１７，１７′，１７″に応じて制
御するように構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々異なる印刷イ
ンキに配属されたカラー印刷機と、少なくとも１つの画
像シリンダと、少なくとも１つの画像シリンダ上に特に
静電的な色分解画像を形成するための画像形成装置と、
印刷基板のための支持体と、色分解画像を印刷基板に転
写するための少なくとも１つの画像転写箇所とを有する
多色印刷機の見当合わせを調節するための方法であっ
て、レジスターマークの評価及び印刷部に基づいて色分
解画像の領域の形成及び画像始端の形成を調節すること
によって、色分解画像の見当合わせ合致を得るために、
印刷時に画像形成箇所を少なくとも１つの画像シリンダ
に対応配置させる方法に関する。
ンキに配属されたカラー印刷機と、少なくとも１つの画
像シリンダと、少なくとも１つの画像シリンダ上に特に
静電的な色分解画像を形成するための画像形成装置と、
印刷基板のための支持体と、色分解画像を印刷基板に転
写するための少なくとも１つの画像転写箇所とを有する
多色印刷機の見当合わせを調節するための方法であっ
て、レジスターマークの評価及び印刷部に基づいて色分
解画像の領域の形成及び画像始端の形成を調節すること
によって、色分解画像の見当合わせ合致を得るために、
印刷時に画像形成箇所を少なくとも１つの画像シリンダ
に対応配置させる方法に関する。
【０００２】本発明はさらに、上記方法に従って多色印
刷機で見当合わせ調節を行う装置であって、種々異なる
印刷インキに配属されたカラー印刷機と、少なくとも１
つの画像シリンダと、少なくとも１つの画像シリンダ上
に特に静電的な色分解画像を形成するための画像形成装
置と、印刷基板のための支持体と、色分解画像を印刷基
板に転写するための少なくとも１つの画像転写箇所と、
位置検出のための複数のセンサと、色分解画像の見当合
わせ合致を得るために、印刷時に画像形成箇所を少なく
とも１つの画像シリンダに対応配置させるための少なく
とも１つの調節装置とを有しており、この場合、レジス
ターマークを検出するための少なくとも１つの画像シリ
ンダが配置されていて、少なくとも１つの調節装置が、
レジスターマークのテスト印刷を開始させるように構成
されていて、かつ、この基本位置において画像始端部の
形成及び色分解画像の領域の形成を調節するように評価
するようになっている形式のものに関する。
刷機で見当合わせ調節を行う装置であって、種々異なる
印刷インキに配属されたカラー印刷機と、少なくとも１
つの画像シリンダと、少なくとも１つの画像シリンダ上
に特に静電的な色分解画像を形成するための画像形成装
置と、印刷基板のための支持体と、色分解画像を印刷基
板に転写するための少なくとも１つの画像転写箇所と、
位置検出のための複数のセンサと、色分解画像の見当合
わせ合致を得るために、印刷時に画像形成箇所を少なく
とも１つの画像シリンダに対応配置させるための少なく
とも１つの調節装置とを有しており、この場合、レジス
ターマークを検出するための少なくとも１つの画像シリ
ンダが配置されていて、少なくとも１つの調節装置が、
レジスターマークのテスト印刷を開始させるように構成
されていて、かつ、この基本位置において画像始端部の
形成及び色分解画像の領域の形成を調節するように評価
するようになっている形式のものに関する。
【０００３】本発明はまた、上記形式の装置を備えた多
色印刷機に関する。
色印刷機に関する。
【０００４】
【従来の技術】カラー印刷特にカラー画像の印刷は、多
数の色分解画像が互いに重ね印刷されることによって行
われる。これは一般的に、黄色、マゼンタ（ｍａｇｅｎ
ｔａ）、シアン（ｃｙａｎ）及び黒である。必要であれ
ば特別色が加えられる。これらの色を互いに重ね印刷す
ることによって、すべての色の組み合わせが得られる。
この場合、印刷の品質は、色分解画像を見当合わせ維持
した重ね印刷することに著しく依存している。従来の印
刷法では、版板が、テスト印刷によって及びこの際に一
緒に印刷されたレジスターマークによって、正確な重ね
印刷つまり印刷の見当合わせ維持が得られるまで修正さ
れる。
数の色分解画像が互いに重ね印刷されることによって行
われる。これは一般的に、黄色、マゼンタ（ｍａｇｅｎ
ｔａ）、シアン（ｃｙａｎ）及び黒である。必要であれ
ば特別色が加えられる。これらの色を互いに重ね印刷す
ることによって、すべての色の組み合わせが得られる。
この場合、印刷の品質は、色分解画像を見当合わせ維持
した重ね印刷することに著しく依存している。従来の印
刷法では、版板が、テスト印刷によって及びこの際に一
緒に印刷されたレジスターマークによって、正確な重ね
印刷つまり印刷の見当合わせ維持が得られるまで修正さ
れる。
【０００５】デジタル印刷法においては、例えば静電的
な電荷が生ぜしめられてこの電荷に付着性のカラー色素
が備えられることによって、画像シリンダにそれぞれ１
つの画像形成装置によって点画像が描かれる。次いでこ
のカラー色素が印刷基板に転写される。デジタル印刷法
においては、見当合わせ位置は、画像形成装置が相応に
制御されることによって得られる。各印刷のための画像
形成は新たに行われるので、従来の印刷法におけるよう
に１回調節を行う必要はなく、それぞれ個別の印刷のた
めに修正を行う前調節装置及び制御装置が設けられてい
る。勿論、これは、静電的な潜像を設けるためにだけ当
てはまるのではなく、デジタル式の制御装置によって点
画像が設けられるすべての印刷法にも当てはまる。従っ
て冒頭に述べた形式の静電的な印刷用のために、アメリ
カ合衆国特許第５２８７１６２号明細書により、レジス
ターマークを有利には印刷基板のための支持体に印刷
し、このレジスターマークを装置によって検出すること
が提案されている。この場合、レジスターマークが画像
形成装置によって形成されてから検出箇所に達するまで
の時間が算出される。次いでこの時間が、印刷基板上に
画像を転写した後で見当合わせ維持を得るために、画像
形成装置が各画像シリンダにおいて画像形成を開始する
時点を規定するために利用される。画像シリンダの速度
変化、画像シリンダの回転角度信号発信器による誤りの
ある位置規定又はその他の原因によって時間的に繰り返
えし発生するエラーが、補正表によって検出される。こ
の補正表に基づいてエラーの補正が行われる。画像シリ
ンダの位置に関連して画像シリンダ速度が制御されるか
又は相応の画像ラインが形成される。
な電荷が生ぜしめられてこの電荷に付着性のカラー色素
が備えられることによって、画像シリンダにそれぞれ１
つの画像形成装置によって点画像が描かれる。次いでこ
のカラー色素が印刷基板に転写される。デジタル印刷法
においては、見当合わせ位置は、画像形成装置が相応に
制御されることによって得られる。各印刷のための画像
形成は新たに行われるので、従来の印刷法におけるよう
に１回調節を行う必要はなく、それぞれ個別の印刷のた
めに修正を行う前調節装置及び制御装置が設けられてい
る。勿論、これは、静電的な潜像を設けるためにだけ当
てはまるのではなく、デジタル式の制御装置によって点
画像が設けられるすべての印刷法にも当てはまる。従っ
て冒頭に述べた形式の静電的な印刷用のために、アメリ
カ合衆国特許第５２８７１６２号明細書により、レジス
ターマークを有利には印刷基板のための支持体に印刷
し、このレジスターマークを装置によって検出すること
が提案されている。この場合、レジスターマークが画像
形成装置によって形成されてから検出箇所に達するまで
の時間が算出される。次いでこの時間が、印刷基板上に
画像を転写した後で見当合わせ維持を得るために、画像
形成装置が各画像シリンダにおいて画像形成を開始する
時点を規定するために利用される。画像シリンダの速度
変化、画像シリンダの回転角度信号発信器による誤りの
ある位置規定又はその他の原因によって時間的に繰り返
えし発生するエラーが、補正表によって検出される。こ
の補正表に基づいてエラーの補正が行われる。画像シリ
ンダの位置に関連して画像シリンダ速度が制御されるか
又は相応の画像ラインが形成される。
【０００６】上記公知の明細書には、データの開始つま
り画像形成の開始が制御され、次いで各画像ラインの開
始が制御される点について記載されているが、採算の合
うコストで高品質の迅速な修正が得られるように、画像
始端部及び画像ライン又はその他の色分解画像の分解領
域のためのデータを得るという問題点の解決策が欠けて
いる。
り画像形成の開始が制御され、次いで各画像ラインの開
始が制御される点について記載されているが、採算の合
うコストで高品質の迅速な修正が得られるように、画像
始端部及び画像ライン又はその他の色分解画像の分解領
域のためのデータを得るという問題点の解決策が欠けて
いる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた方法及び装置を改良して、採算の合うコンピュ
ータ算出コスト及び高い精度で見当合わせ調節を行うこ
とができ、特に採算の合うコンピュータ算出コストでデ
ータを得て処理することができるような方法及び装置を
提供することである。
に述べた方法及び装置を改良して、採算の合うコンピュ
ータ算出コスト及び高い精度で見当合わせ調節を行うこ
とができ、特に採算の合うコンピュータ算出コストでデ
ータを得て処理することができるような方法及び装置を
提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の方法の手段によれば、見当合わせを調節しようとす
る印刷部とは異なる長さを有し、かつ、レジスターマー
クを有する少なくとも１つの画像頁を印刷し、修正値を
算出するために、少なくとも１つの画像頁のレジスター
マークのデータを検出し、画像及び基板を支持する部材
の位置に関連付け、画像形成装置を修正値に応じて制御
するようにした。
明の方法の手段によれば、見当合わせを調節しようとす
る印刷部とは異なる長さを有し、かつ、レジスターマー
クを有する少なくとも１つの画像頁を印刷し、修正値を
算出するために、少なくとも１つの画像頁のレジスター
マークのデータを検出し、画像及び基板を支持する部材
の位置に関連付け、画像形成装置を修正値に応じて制御
するようにした。
【０００９】また前記課題を解決した本発明の装置の手
段によれば、少なくとも１つの調節装置を有しており、
該調節装置は、見当合わせを調節しようとする印刷部と
は異なる長さを有する、レジスターマークを備えた少な
くとも１つの画像頁の印刷を開始させるように構成され
ており、少なくとも１つの調節装置が、修正値を算出す
るために、検出されたレジスターマークのデータを、画
像及び基板を支持する部材の位置に関連付け、画像形成
装置を修正値に応じて制御するように構成されている。
段によれば、少なくとも１つの調節装置を有しており、
該調節装置は、見当合わせを調節しようとする印刷部と
は異なる長さを有する、レジスターマークを備えた少な
くとも１つの画像頁の印刷を開始させるように構成され
ており、少なくとも１つの調節装置が、修正値を算出す
るために、検出されたレジスターマークのデータを、画
像及び基板を支持する部材の位置に関連付け、画像形成
装置を修正値に応じて制御するように構成されている。
【００１０】また前記課題は、多色印刷機に関連して、
この多色印刷機が上記形式の装置を備えていることによ
って解決された。
この多色印刷機が上記形式の装置を備えていることによ
って解決された。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、採算の合うコンピュー
タ算出コストで短時間で、実際値と目標値とから修正値
を算出して、修正を行うことができるという利点を有し
ている。本発明の基本的な考え方は、画像始端部の実際
値と色分解画像の領域の実際値とを、レジスターマーク
の提案された構成によって分けることができる（分離可
能性）という点にある。この分離は、画像形成のための
修正値を例えばコンピュータによって算出するための中
間段階として行われるか、又は別個の修正値を算出し、
考慮することができる。
タ算出コストで短時間で、実際値と目標値とから修正値
を算出して、修正を行うことができるという利点を有し
ている。本発明の基本的な考え方は、画像始端部の実際
値と色分解画像の領域の実際値とを、レジスターマーク
の提案された構成によって分けることができる（分離可
能性）という点にある。この分離は、画像形成のための
修正値を例えばコンピュータによって算出するための中
間段階として行われるか、又は別個の修正値を算出し、
考慮することができる。
【００１２】前記分離可能性のために、少なくとも１回
のテスト印刷を行い、このテスト印刷時に画像頁にレジ
スターマークを印刷することが提案されている。このレ
ジスターマークは、見当合わせを調節しようとする印刷
部よりも長いか、又は多数の画像頁が用意される場合に
は、見当合わせを調節しようとする印刷部よりも短い。
このような形式で長さを変えることによって、画像形成
の互いの対応配置エラーによる画像始端部のエラーと、
画像形成から印刷基板上への転写までの、形成された色
分解画像の転写エラーによって生ぜしめられる画像領域
のエラーとを分離することができる。このようなエラー
の種々異なる原因は、その分離が可能である。何故なら
ば、形成しようとする印刷部とは異なる、レジスターマ
ークを有する画像頁によって、画像始端部のエラーと色
分解画像の領域のエラーとの関連性を無くすことできる
からである。この分離は、見当合わせ調節を採算の合う
コスト及び高精度で実現するために、少なくとも修正値
の算出内で行う必要がある。少なくともコンピュータ算
出中間段階として行われる分離は、エラーの種々異なる
特性に基づいて可能である。何故ならば、色分解画像の
領域のエラーは実質的に周的的な曲線として生じ、画像
始端部のエラーはこの曲線のゼロとは異なる（オフセッ
ト）軸区分として検出できるからである。
のテスト印刷を行い、このテスト印刷時に画像頁にレジ
スターマークを印刷することが提案されている。このレ
ジスターマークは、見当合わせを調節しようとする印刷
部よりも長いか、又は多数の画像頁が用意される場合に
は、見当合わせを調節しようとする印刷部よりも短い。
このような形式で長さを変えることによって、画像形成
の互いの対応配置エラーによる画像始端部のエラーと、
画像形成から印刷基板上への転写までの、形成された色
分解画像の転写エラーによって生ぜしめられる画像領域
のエラーとを分離することができる。このようなエラー
の種々異なる原因は、その分離が可能である。何故なら
ば、形成しようとする印刷部とは異なる、レジスターマ
ークを有する画像頁によって、画像始端部のエラーと色
分解画像の領域のエラーとの関連性を無くすことできる
からである。この分離は、見当合わせ調節を採算の合う
コスト及び高精度で実現するために、少なくとも修正値
の算出内で行う必要がある。少なくともコンピュータ算
出中間段階として行われる分離は、エラーの種々異なる
特性に基づいて可能である。何故ならば、色分解画像の
領域のエラーは実質的に周的的な曲線として生じ、画像
始端部のエラーはこの曲線のゼロとは異なる（オフセッ
ト）軸区分として検出できるからである。
【００１３】しかしながらこのような検出の困難性は、
曲線の平均値も実際には直線的な形状を描かないという
点にある。このような形式で、検出された曲線は、画像
始端部のエラーの検出及び色分解画像の領域のエラーの
検出のために、互いに分離させる必要がある２つの曲線
を重ねられたものである。これは例えば、アルゴリズム
に基づいて特性を識別するコンピュータによって行うこ
とができる。この分離は、形成しようとする印刷部に対
する１つ又は複数の画像頁の種々異なる長さによって可
能である。何故ならばこれによって算出が少ない未知数
で可能であって、簡単に行うことができるからである。
曲線の平均値も実際には直線的な形状を描かないという
点にある。このような形式で、検出された曲線は、画像
始端部のエラーの検出及び色分解画像の領域のエラーの
検出のために、互いに分離させる必要がある２つの曲線
を重ねられたものである。これは例えば、アルゴリズム
に基づいて特性を識別するコンピュータによって行うこ
とができる。この分離は、形成しようとする印刷部に対
する１つ又は複数の画像頁の種々異なる長さによって可
能である。何故ならばこれによって算出が少ない未知数
で可能であって、簡単に行うことができるからである。
【００１４】別の問題は、一方では曲線の形状を、点状
の測定に基づいて、曲線の前記分析が可能であるように
再現する必要があり、他方ではドリフト（Ｔｒｉｆｔ）
によって曲線分析を誤ってはならないという点にある。
従って、レジスターマークを有する画像頁の印刷は、レ
ジスターマークによって曲線の形状及び位置を再現する
ために十分な測定点を提供する条件を満たさなければな
らない。これに対して、機械温度の変化によるドリフト
は、コンピュータによって無くすことができる。これ
は、本発明によれば可能であるか又は少なくとも軽減さ
れる。何故ならば、画像頁の種々異なる長さによって、
少ない未知数で算出が行われるからである。曲線のデー
タが検出されると、画像シリンダの位置に対する画像形
成の対応配置が、画像始端部も色分解画像の領域も支持
体上で若しくは支持体上に存在する印刷基板上の目標頁
に達するように行うことができる。この場合、画像及び
基板を支持する部材の位置に対するレジスターマークの
対応配置は、直接的な位置対応配置として又は間接的な
位置対応配置として、検出された時間に亙って行うこと
ができる。
の測定に基づいて、曲線の前記分析が可能であるように
再現する必要があり、他方ではドリフト（Ｔｒｉｆｔ）
によって曲線分析を誤ってはならないという点にある。
従って、レジスターマークを有する画像頁の印刷は、レ
ジスターマークによって曲線の形状及び位置を再現する
ために十分な測定点を提供する条件を満たさなければな
らない。これに対して、機械温度の変化によるドリフト
は、コンピュータによって無くすことができる。これ
は、本発明によれば可能であるか又は少なくとも軽減さ
れる。何故ならば、画像頁の種々異なる長さによって、
少ない未知数で算出が行われるからである。曲線のデー
タが検出されると、画像シリンダの位置に対する画像形
成の対応配置が、画像始端部も色分解画像の領域も支持
体上で若しくは支持体上に存在する印刷基板上の目標頁
に達するように行うことができる。この場合、画像及び
基板を支持する部材の位置に対するレジスターマークの
対応配置は、直接的な位置対応配置として又は間接的な
位置対応配置として、検出された時間に亙って行うこと
ができる。
【００１５】本発明の方法の実施態様によれば、レジス
ターマークのデータを、画像シリンダ及び支持体の位置
に関連付けて、画像シリンダにおける画像形成装置を支
持体上で目標値を形成するために制御するようになって
いる。装置に関連して、少なくとも１つの調節装置が、
レジスターマークのデータを画像シリンダ及び支持体の
位置に関連付け、ひいては支持体における目標値を得る
ために画像シリンダにおいて画像形成装置を制御するよ
うに構成されている。このような構成は特に、色分解画
像が画像シリンダから、支持体上に載っている印刷基板
に直接転写される多色印刷機のためのものである。
ターマークのデータを、画像シリンダ及び支持体の位置
に関連付けて、画像シリンダにおける画像形成装置を支
持体上で目標値を形成するために制御するようになって
いる。装置に関連して、少なくとも１つの調節装置が、
レジスターマークのデータを画像シリンダ及び支持体の
位置に関連付け、ひいては支持体における目標値を得る
ために画像シリンダにおいて画像形成装置を制御するよ
うに構成されている。このような構成は特に、色分解画
像が画像シリンダから、支持体上に載っている印刷基板
に直接転写される多色印刷機のためのものである。
【００１６】印刷機が、画像シリンダと印刷基板のため
の支持体との間に画像転写シリンダが配置されて構成さ
れていれば、前記手段に対して付加的に、レジスターマ
ークのデータを、画像転写シリンダの位置にも関連付
け、画像形成装置の制御に算入することが提案される。
装置の構成においては、少なくとも１つの調節装置が、
レジスターマークのデータを、画像転写シリンダの位置
にも関連付けて、画像形成装置の制御に算入するように
構成されている。この手段は特に重要である。何故なら
ば、画像シリンダと画像転写シリンダとの必要な接触の
ためには、少なくとも１つの表面が所定の弾性を有して
いるからである。一般的に、画像転写シリンダに弾性的
な材料を備えることが提案される。このような形式の弾
性的な表面の変形によって、力伝達の接触が行われる２
つのシリンダにおいて、一方のシリンダが他方のシリン
ダに対してオーバードライブ（Ｏｖｅｒｄｒｉｖｅ）が
生じる。何故ならば、弾性的な材料の特性が伝達比に影
響を与えるからである。このような事実、並びに場合に
よって生じる非真円性又はその他の画像転写シリンダの
不規則性を無くすために、レジスターマークのデータを
画像転写シリンダにも関連付け、画像形成装置の制御時
に画像転写シリンダの位置に対応配置された修正値とし
て考慮する必要がある。
の支持体との間に画像転写シリンダが配置されて構成さ
れていれば、前記手段に対して付加的に、レジスターマ
ークのデータを、画像転写シリンダの位置にも関連付
け、画像形成装置の制御に算入することが提案される。
装置の構成においては、少なくとも１つの調節装置が、
レジスターマークのデータを、画像転写シリンダの位置
にも関連付けて、画像形成装置の制御に算入するように
構成されている。この手段は特に重要である。何故なら
ば、画像シリンダと画像転写シリンダとの必要な接触の
ためには、少なくとも１つの表面が所定の弾性を有して
いるからである。一般的に、画像転写シリンダに弾性的
な材料を備えることが提案される。このような形式の弾
性的な表面の変形によって、力伝達の接触が行われる２
つのシリンダにおいて、一方のシリンダが他方のシリン
ダに対してオーバードライブ（Ｏｖｅｒｄｒｉｖｅ）が
生じる。何故ならば、弾性的な材料の特性が伝達比に影
響を与えるからである。このような事実、並びに場合に
よって生じる非真円性又はその他の画像転写シリンダの
不規則性を無くすために、レジスターマークのデータを
画像転写シリンダにも関連付け、画像形成装置の制御時
に画像転写シリンダの位置に対応配置された修正値とし
て考慮する必要がある。
【００１７】有利な形式で本発明の方法は、色分解画像
の領域のための修正値、及び画像始端部のための修正値
を別個に算出し、この際に画像始端部に基づいて領域を
形成するようにした。装置に関しては、少なくとも１つ
の調節装置が相応の形式で構成されている。相応の制御
において、画像始端部が正確に位置決めされると、この
画像始端部に色分解画像の領域が関連付けられ、この際
に各個別領域を、色分解画像の領域のための修正値に応
じて位置決めすることができる。
の領域のための修正値、及び画像始端部のための修正値
を別個に算出し、この際に画像始端部に基づいて領域を
形成するようにした。装置に関しては、少なくとも１つ
の調節装置が相応の形式で構成されている。相応の制御
において、画像始端部が正確に位置決めされると、この
画像始端部に色分解画像の領域が関連付けられ、この際
に各個別領域を、色分解画像の領域のための修正値に応
じて位置決めすることができる。
【００１８】レジスターマークを備えた少なくとも１つ
の画像頁は余剰部を有しており、この場合、場合によっ
ては、修正値を算出するために１つの画像頁で十分であ
る。その他の可能性は、見当合わせを調節しようとする
印刷部に対して多数の、短い画像頁を設けるという点に
ある。少なく１つの画像頁が余剰部を有している実施例
においては、画像頁の長さは、多数おｎ周期が色分解画
像の領域のエラーから検出されるように選定されていれ
ば有利である。短い画像頁が、これらの画像頁内に画像
始端部のエラーの多数の周期が入るように位置決めされ
ていれば有利である。画像始端部に関連するエラー並び
に、色分解画像の領域に関連するエラーは、一般的に周
期的な形状を有しているので、これらの周期を検出する
ことができ、このような形式で、レジスターマークのデ
ータつまり検出された実際値を、画像始端部に関連した
実際値に従って及び色分解画像の領域に関連した実際値
に従って分解し、上記形式で制御を行うことが容易に可
能である。装置に関連して、評価を行うための少なくと
も１つの調節装置が、前記形式で構成されている。
の画像頁は余剰部を有しており、この場合、場合によっ
ては、修正値を算出するために１つの画像頁で十分であ
る。その他の可能性は、見当合わせを調節しようとする
印刷部に対して多数の、短い画像頁を設けるという点に
ある。少なく１つの画像頁が余剰部を有している実施例
においては、画像頁の長さは、多数おｎ周期が色分解画
像の領域のエラーから検出されるように選定されていれ
ば有利である。短い画像頁が、これらの画像頁内に画像
始端部のエラーの多数の周期が入るように位置決めされ
ていれば有利である。画像始端部に関連するエラー並び
に、色分解画像の領域に関連するエラーは、一般的に周
期的な形状を有しているので、これらの周期を検出する
ことができ、このような形式で、レジスターマークのデ
ータつまり検出された実際値を、画像始端部に関連した
実際値に従って及び色分解画像の領域に関連した実際値
に従って分解し、上記形式で制御を行うことが容易に可
能である。装置に関連して、評価を行うための少なくと
も１つの調節装置が、前記形式で構成されている。
【００１９】この方法のために、レジスターマークか
ら、画像始端部の実際位置が検出され、実際値と目標値
との比較から修正値が算出されるように、レジスターマ
ークを構成するように提案されている。さらにまた、レ
ジスターマークから、領域の実際位置が検出され、実際
値と目標値との比較から修正値が規定されるように、レ
ジスターマークを構成することが提案されている。装置
に関しては、レジスターマークが、検出されたレジスタ
ーマークのデータから前記形式で修正値を算出するよう
に構成されている。
ら、画像始端部の実際位置が検出され、実際値と目標値
との比較から修正値が算出されるように、レジスターマ
ークを構成するように提案されている。さらにまた、レ
ジスターマークから、領域の実際位置が検出され、実際
値と目標値との比較から修正値が規定されるように、レ
ジスターマークを構成することが提案されている。装置
に関しては、レジスターマークが、検出されたレジスタ
ーマークのデータから前記形式で修正値を算出するよう
に構成されている。
【００２０】色分解画像の領域は、点画像ライン、又は
点画像ラインのグループである。この場合、装置は、点
画像ライン又は点画像ラインのグループである領域を算
出するのに応じて構成されている。
点画像ラインのグループである。この場合、装置は、点
画像ライン又は点画像ラインのグループである領域を算
出するのに応じて構成されている。
【００２１】色分解画像の領域を、画像及び基板を支持
する部材の位置に対して対応配置するためには種々の可
能性がある。１つの可能性として、位置対応配置を時間
的関連性を介して間接的に行うか、又は位置対応配置と
して直接的に行うことができる。位置対応配置として直
接的に行う場合には、有利な実施態様として、領域の位
置を規定する角度位置を画像シリンダに対応配置するこ
とが提案されている。装置に関しては、少なくとも１つ
の位置検出のための少なくとも１つのセンサを備えてい
て、領域の位置を規定する角度位置を画像シリンダに対
応配置するように構成されている。この場合、画像シリ
ンダの角度連続を不変に規定し、この規定された角度連
続に、領域の大きさを対応配置すれば、特に有利であ
る。相応の対応配置のために装置も構成される。画像シ
リンダの規定された角度連続に対するこの対応配置は、
色分解画像を形成する際に領域を転写する部材の種々異
なる位置において領域の種々異なる転写を無くして、印
刷基板上の見当合わせ精度が後で保証されるようにする
ためにの簡単な手段である。この領域の大きさの簡単な
修正は、点画像ラインの間隔を変えることによって行わ
れる。
する部材の位置に対して対応配置するためには種々の可
能性がある。１つの可能性として、位置対応配置を時間
的関連性を介して間接的に行うか、又は位置対応配置と
して直接的に行うことができる。位置対応配置として直
接的に行う場合には、有利な実施態様として、領域の位
置を規定する角度位置を画像シリンダに対応配置するこ
とが提案されている。装置に関しては、少なくとも１つ
の位置検出のための少なくとも１つのセンサを備えてい
て、領域の位置を規定する角度位置を画像シリンダに対
応配置するように構成されている。この場合、画像シリ
ンダの角度連続を不変に規定し、この規定された角度連
続に、領域の大きさを対応配置すれば、特に有利であ
る。相応の対応配置のために装置も構成される。画像シ
リンダの規定された角度連続に対するこの対応配置は、
色分解画像を形成する際に領域を転写する部材の種々異
なる位置において領域の種々異なる転写を無くして、印
刷基板上の見当合わせ精度が後で保証されるようにする
ためにの簡単な手段である。この領域の大きさの簡単な
修正は、点画像ラインの間隔を変えることによって行わ
れる。
【００２２】画像始端部のための又は色分解画像の領域
のための修正値を算出するための別の可能性は、画像始
端部の位置を、所定の間隔を保った所定の領域の位置に
対応配置するか、又は別の場合、領域のための修正値を
多数の画像始端部の位置の実際値によって規定するとい
う点にある。この場合、装置は、相応の対応配置又は規
定のための構成される。
のための修正値を算出するための別の可能性は、画像始
端部の位置を、所定の間隔を保った所定の領域の位置に
対応配置するか、又は別の場合、領域のための修正値を
多数の画像始端部の位置の実際値によって規定するとい
う点にある。この場合、装置は、相応の対応配置又は規
定のための構成される。
【００２３】本発明の有利な方法によれば、レジスター
マークのデータから、画像始端部の実際値と領域の実際
値とを別個に検出し、それによって、レジスターマーク
の検出によって得られたデータを、相応のアルゴリズム
によって種々異なる特性に基づいて分けるようになって
いる。このために、レジスターマークの検出によって得
られたデータを、画像始端部の実際値及び領域の実際値
の種々異なる特性に基づいて分離するアルゴリズムでロ
ードされるコンピュータを有するように構成することが
提案されている。この構成のために、印刷部に対して種
々異なる画像頁の長さを有する本発明の手段は、算出が
採算の合うコストで迅速かつ正確に行うことができる。
このような形式の分離が不可能な状況は、本発明の手段
によって除外される。
マークのデータから、画像始端部の実際値と領域の実際
値とを別個に検出し、それによって、レジスターマーク
の検出によって得られたデータを、相応のアルゴリズム
によって種々異なる特性に基づいて分けるようになって
いる。このために、レジスターマークの検出によって得
られたデータを、画像始端部の実際値及び領域の実際値
の種々異なる特性に基づいて分離するアルゴリズムでロ
ードされるコンピュータを有するように構成することが
提案されている。この構成のために、印刷部に対して種
々異なる画像頁の長さを有する本発明の手段は、算出が
採算の合うコストで迅速かつ正確に行うことができる。
このような形式の分離が不可能な状況は、本発明の手段
によって除外される。
【００２４】見当合わせを前調節するために、少なく１
つの画像頁のテスト印刷を、印刷基板を印刷する前に行
うことが提案されており、このための算出は、第１の印
刷された基板が完全に見当合わせされた状態を維持する
ために役立つ。この場合、本発明による修正値の算出
は、機械が、種々異なる詳細も完全に見当合わせ維持さ
れて印刷可能であるように構成することができるという
利点を提供する。またこの場合、テスト印刷を印刷基板
のための支持体上に印刷し、このテスト印刷を評価後に
再び取り除くようにすれば有利である。このために本発
明による装置は、画像頁のテスト印刷を支持体から取り
除くための装置を備えている。
つの画像頁のテスト印刷を、印刷基板を印刷する前に行
うことが提案されており、このための算出は、第１の印
刷された基板が完全に見当合わせされた状態を維持する
ために役立つ。この場合、本発明による修正値の算出
は、機械が、種々異なる詳細も完全に見当合わせ維持さ
れて印刷可能であるように構成することができるという
利点を提供する。またこの場合、テスト印刷を印刷基板
のための支持体上に印刷し、このテスト印刷を評価後に
再び取り除くようにすれば有利である。このために本発
明による装置は、画像頁のテスト印刷を支持体から取り
除くための装置を備えている。
【００２５】勿論、見当合わせ調節のためのテスト印刷
を印刷基板の印刷中に行ってもよい。この場合は、テス
ト印刷は例えば、印刷基板によって覆われていない、印
刷基板のための支持体の面に行われ、評価後に再び取り
除かれる。この手段は例えば、ドリフト修正が印刷中に
検出され、直ちに相応の修正値によって対抗制御が行わ
れるという利点を有している。
を印刷基板の印刷中に行ってもよい。この場合は、テス
ト印刷は例えば、印刷基板によって覆われていない、印
刷基板のための支持体の面に行われ、評価後に再び取り
除かれる。この手段は例えば、ドリフト修正が印刷中に
検出され、直ちに相応の修正値によって対抗制御が行わ
れるという利点を有している。
【００２６】
【発明の実施の形態】図１には、本発明に従って見当合
わせが調節される多色印刷機１の原理が示されている。
このよな形式の多色印刷機１は、一般的に４つ及びそれ
以上のカラー印刷装置６，６′，６″，６′″より成っ
ている。簡略化するために２つのカラー印刷装置６，
６′だけが示されている。これらのカラー印刷機６，
６′は、画像シリンダ（ｉｍａｇｅ ｃｙｌｉｎｄｅ
ｒ）２，２′，…と、色分解画像（ｃｏｌｏｒ ｓｅｐ
ａｒａｔｉｏｎ）７，７′，…例えば静電的な潜像（ｌ
ａｔｅｎｔ ｉｍａｇｅ）を形成するための画像形成装
置３，３′，…とを有している。色分解画像７，７′，
…は、画像シリンダ２，２′，…から画像転写シリンダ
１３，１３′，…に伝達され、ここから、印刷基板（ｐ
ｒｉｎｔｉｎｇ ｓｕｂｓｔｒａｔｅ）１５に転写され
る。この場合、各カラー印刷装置６，６′，…は、色分
解画像７，７′，…を有しており、これらの色分解画像
７，７，′，…を一緒にしてカラー印刷が得られる。
わせが調節される多色印刷機１の原理が示されている。
このよな形式の多色印刷機１は、一般的に４つ及びそれ
以上のカラー印刷装置６，６′，６″，６′″より成っ
ている。簡略化するために２つのカラー印刷装置６，
６′だけが示されている。これらのカラー印刷機６，
６′は、画像シリンダ（ｉｍａｇｅ ｃｙｌｉｎｄｅ
ｒ）２，２′，…と、色分解画像（ｃｏｌｏｒ ｓｅｐ
ａｒａｔｉｏｎ）７，７′，…例えば静電的な潜像（ｌ
ａｔｅｎｔ ｉｍａｇｅ）を形成するための画像形成装
置３，３′，…とを有している。色分解画像７，７′，
…は、画像シリンダ２，２′，…から画像転写シリンダ
１３，１３′，…に伝達され、ここから、印刷基板（ｐ
ｒｉｎｔｉｎｇ ｓｕｂｓｔｒａｔｅ）１５に転写され
る。この場合、各カラー印刷装置６，６′，…は、色分
解画像７，７′，…を有しており、これらの色分解画像
７，７，′，…を一緒にしてカラー印刷が得られる。
【００２７】見当合わせを調節しようとする印刷部１４
は、画像始端部１０を有していて、領域１０′，１
０″，…，１０ｎに分割されており、この分割は、画像
始端部１０においても領域１０′，１０″，…，１０ｎ
においても正確に見当合わせされた重ね印刷が得られる
ような領域１０，１０′，１０″，…，１０ｎを形成す
るために、色分解画像７，７′のために行われる。
は、画像始端部１０を有していて、領域１０′，１
０″，…，１０ｎに分割されており、この分割は、画像
始端部１０においても領域１０′，１０″，…，１０ｎ
においても正確に見当合わせされた重ね印刷が得られる
ような領域１０，１０′，１０″，…，１０ｎを形成す
るために、色分解画像７，７′のために行われる。
【００２８】この見当合わせ調節を得るために、画像形
成装置３，３′，…は、画像形成箇所１１，１１′，…
と画像始端部１０と領域１０′，１０″，…，１０ｎと
が、画像シリンダ２，２，…の次のような位置に位置決
めされるように制御される。つまり、色分解画像７，
７′，…が、すべての所定の領域１０，１０′，１
０″，…，１０ｎに関連して互いに印刷される位置に位
置決めされるように制御される。これを得るために、画
像及び基板を支持するすべての部材２，２′，…，４，
１３，１３′の位置を検出するためのセンサ２０が設け
られている。さらにまた、印刷基板１５を検出するため
のセンサ２１が設けられており、このセンサ２１は、相
応の情報を調節装置２２，２２′，２２″，２２″′に
送信する。
成装置３，３′，…は、画像形成箇所１１，１１′，…
と画像始端部１０と領域１０′，１０″，…，１０ｎと
が、画像シリンダ２，２，…の次のような位置に位置決
めされるように制御される。つまり、色分解画像７，
７′，…が、すべての所定の領域１０，１０′，１
０″，…，１０ｎに関連して互いに印刷される位置に位
置決めされるように制御される。これを得るために、画
像及び基板を支持するすべての部材２，２′，…，４，
１３，１３′の位置を検出するためのセンサ２０が設け
られている。さらにまた、印刷基板１５を検出するため
のセンサ２１が設けられており、このセンサ２１は、相
応の情報を調節装置２２，２２′，２２″，２２″′に
送信する。
【００２９】印刷基板１５には、矢印２６方向で印刷基
板１５のための支持体４によって搬送され、各カラー印
刷装置６，６′の画像転写箇所５′で色分解画像７，
７，…が備えられる。画像転写箇所５，５′，…に向き
合って、支持体４の他方側に対抗圧シリンダが配置され
ている。これらの対抗圧シリンダは、色分解画像７，
７′，…を機械的及び静電的に印刷基板１５に伝達する
作業を補助する。これらの対抗圧シリンダは簡略化のた
めに図示していない。
板１５のための支持体４によって搬送され、各カラー印
刷装置６，６′の画像転写箇所５′で色分解画像７，
７，…が備えられる。画像転写箇所５，５′，…に向き
合って、支持体４の他方側に対抗圧シリンダが配置され
ている。これらの対抗圧シリンダは、色分解画像７，
７′，…を機械的及び静電的に印刷基板１５に伝達する
作業を補助する。これらの対抗圧シリンダは簡略化のた
めに図示していない。
【００３０】本発明の図示の構成は、色分解画像７，
７′…の所定の領域１０，１０′″，…，１０ｎを規定
する、画像シリンダ２，２′，…の角度位置１８を、各
領域１０，１０′，１０″，…，１０ｎが各画像シリン
ダ２，２′…の所定の角度連続（ａｎｇｕｌａｒ ｓｅ
ｑｕｅｎｃｅ）１９に対応配置されるように、配属する
ことを提案したものである。しかしながらこの場合、所
定の角度連続１９及び所定の領域１０，１０′，１
０″，…，１０ｎは、実際のものよりも著しく大きい示
されている。実際には、この所定の角度連続１９及び所
定の領域１０，１０′，１０″，…，１０ｎは、図示で
きない程度に小さいものである。高品質印刷を得るため
には、非常に細かく分割する必要がある。
７′…の所定の領域１０，１０′″，…，１０ｎを規定
する、画像シリンダ２，２′，…の角度位置１８を、各
領域１０，１０′，１０″，…，１０ｎが各画像シリン
ダ２，２′…の所定の角度連続（ａｎｇｕｌａｒ ｓｅ
ｑｕｅｎｃｅ）１９に対応配置されるように、配属する
ことを提案したものである。しかしながらこの場合、所
定の角度連続１９及び所定の領域１０，１０′，１
０″，…，１０ｎは、実際のものよりも著しく大きい示
されている。実際には、この所定の角度連続１９及び所
定の領域１０，１０′，１０″，…，１０ｎは、図示で
きない程度に小さいものである。高品質印刷を得るため
には、非常に細かく分割する必要がある。
【００３１】図２には、本発明による見当合わせ装置を
備えた多色印刷機１の実施例が示されている。この場
合、構造及び機能形式は前述の通りである。多色印刷機
においては、各印刷装置６，６′，６″，６″′には調
節装置２２，２２′，２２″，２２″′が配属されてお
り、これらの調節装置は、色分解画像７，７′…を形成
するための装置３，３′，…を制御して、色分解画像
７，７′，…が印刷基板１５上に転写される際に印刷基
板１５上に正確に見当合わせされて互いに重ねて印刷さ
れるように、画像形成箇所１１，１１′，…が画像シリ
ンダ２，２′，…上に位置決めされるようになってい
る。
備えた多色印刷機１の実施例が示されている。この場
合、構造及び機能形式は前述の通りである。多色印刷機
においては、各印刷装置６，６′，６″，６″′には調
節装置２２，２２′，２２″，２２″′が配属されてお
り、これらの調節装置は、色分解画像７，７′…を形成
するための装置３，３′，…を制御して、色分解画像
７，７′，…が印刷基板１５上に転写される際に印刷基
板１５上に正確に見当合わせされて互いに重ねて印刷さ
れるように、画像形成箇所１１，１１′，…が画像シリ
ンダ２，２′，…上に位置決めされるようになってい
る。
【００３２】このために、本発明によれば、見当合わせ
を調節しようとする印刷部１４を形成する前に、つまり
印刷基板１５が機械を通過する前に、レジスターマーク
（見当合わせマーク）９，９′，９″，９″′を有する
テスト印刷としての画像頁８，８′が印刷基板１５のた
めの支持体４上に印刷される。この際に、画像頁（ｐｒ
ｉｎｔｉｎｇ ｐａｇｅ）８，８′は、実質的な頁では
なく、想定された頁であるので、その輪郭は破線で示さ
れている。各印刷装置６，６′，６″，６″′はこのよ
うな画像頁８，８′上に少なくとも１つ、有利には多数
のレジスターマーク９，９′，９″，９″′を印刷す
る。従って色分解画像７を形成するための装置３によっ
て例えばレジスターマーク９が画像シリンダ２上に形成
され、次いで画像転写シリンダ１３によって支持体４上
に転写される。相応の形式で、レジスターマーク９，
９′，９″，９″′がカラー印刷装置６′，６″，
６″′によって形成される。これらのレジスターマーク
９，９，９，９′″は、レジスターセンサ（見当合わせ
センサ）２３によって検出され、レジスターマーク９，
９，９，９′″のデータ１６が調節装置２２，２２′，
２２″，２２″′に供給される。さらに、相応の評価及
び制御のために、位置検出用のセンサ２０が設けられて
いる。このセンサは有利には、すべての画像及び基板を
支持する部材２，２′，…，４，１３，１３′に配属さ
れた角度位置信号発信器である。
を調節しようとする印刷部１４を形成する前に、つまり
印刷基板１５が機械を通過する前に、レジスターマーク
（見当合わせマーク）９，９′，９″，９″′を有する
テスト印刷としての画像頁８，８′が印刷基板１５のた
めの支持体４上に印刷される。この際に、画像頁（ｐｒ
ｉｎｔｉｎｇ ｐａｇｅ）８，８′は、実質的な頁では
なく、想定された頁であるので、その輪郭は破線で示さ
れている。各印刷装置６，６′，６″，６″′はこのよ
うな画像頁８，８′上に少なくとも１つ、有利には多数
のレジスターマーク９，９′，９″，９″′を印刷す
る。従って色分解画像７を形成するための装置３によっ
て例えばレジスターマーク９が画像シリンダ２上に形成
され、次いで画像転写シリンダ１３によって支持体４上
に転写される。相応の形式で、レジスターマーク９，
９′，９″，９″′がカラー印刷装置６′，６″，
６″′によって形成される。これらのレジスターマーク
９，９，９，９′″は、レジスターセンサ（見当合わせ
センサ）２３によって検出され、レジスターマーク９，
９，９，９′″のデータ１６が調節装置２２，２２′，
２２″，２２″′に供給される。さらに、相応の評価及
び制御のために、位置検出用のセンサ２０が設けられて
いる。このセンサは有利には、すべての画像及び基板を
支持する部材２，２′，…，４，１３，１３′に配属さ
れた角度位置信号発信器である。
【００３３】レジスターセンサ２３によってレジスター
マーク９，９′，９″，９″′のデータ１６を検出する
際の問題は、レジスターマーク９，９′，９″，９″′
の測定されたデータ１６に２つの異なるエラーが入り込
むという点にある。つまり、画像始端部１０に関するエ
ラーと、色分解画像７，７′，…の所定の領域１０′，
１０″，１０ｎに関するエラーである。しかしながら画
像始端部１０に関するエラーは、各カラー印刷装置６，
６′，６″，６″′の画像形成箇所１１，１１′，…の
対応配置エラーであり、色分解画像７，７′，…の領域
１０′，１０″，１０ｎのエラーは、画像シリンダ２，
２′，…から画像転写箇所５，５′，５″，５″′を介
して印刷基板１５まで色分解画像７，７′，…が転写さ
れる際の転写エラーであるので、これら２つのエラーの
ために異なる修正が必要となる。
マーク９，９′，９″，９″′のデータ１６を検出する
際の問題は、レジスターマーク９，９′，９″，９″′
の測定されたデータ１６に２つの異なるエラーが入り込
むという点にある。つまり、画像始端部１０に関するエ
ラーと、色分解画像７，７′，…の所定の領域１０′，
１０″，１０ｎに関するエラーである。しかしながら画
像始端部１０に関するエラーは、各カラー印刷装置６，
６′，６″，６″′の画像形成箇所１１，１１′，…の
対応配置エラーであり、色分解画像７，７′，…の領域
１０′，１０″，１０ｎのエラーは、画像シリンダ２，
２′，…から画像転写箇所５，５′，５″，５″′を介
して印刷基板１５まで色分解画像７，７′，…が転写さ
れる際の転写エラーであるので、これら２つのエラーの
ために異なる修正が必要となる。
【００３４】つまり、調節装置２２，２２′，２２″，
２２″′からレジスターマーク９，９′，９″，９″′
のデータ１６に基づいてそれぞれ相応の、画像形成箇所
１１，１１，…のためのできるだけまとめられた調節命
令としての修正値１７が形成されるが、この修正値１７
は、画像始端部１０のための修正値１７′と、色分解画
像７，７′，…の領域１０′，１０″，…，１０ｎのた
めの修正値１７″とから構成されている。この場合各色
分解画像７，７′，…のためにはまず画像始端部１０が
修正され、次いで領域１０′，１０″，…，１０ｎのた
めの修正が行われる。従って、修正値１７を算出する前
に、レジスターマーク９，９′，９″，９″′のデータ
１６の評価が次のようにして行われる。つまり、画像始
端部１０のための少なくともコンピュータで算出された
修正値１７′及び領域１０′，１０″，…，１０ｎのた
めの修正値１７″が得られるように行われる。その後で
初めて、修正値１７′及び１７″が、画像形成装置３，
３′，…のための相応の調節信号に組み合わせられる。
２２″′からレジスターマーク９，９′，９″，９″′
のデータ１６に基づいてそれぞれ相応の、画像形成箇所
１１，１１，…のためのできるだけまとめられた調節命
令としての修正値１７が形成されるが、この修正値１７
は、画像始端部１０のための修正値１７′と、色分解画
像７，７′，…の領域１０′，１０″，…，１０ｎのた
めの修正値１７″とから構成されている。この場合各色
分解画像７，７′，…のためにはまず画像始端部１０が
修正され、次いで領域１０′，１０″，…，１０ｎのた
めの修正が行われる。従って、修正値１７を算出する前
に、レジスターマーク９，９′，９″，９″′のデータ
１６の評価が次のようにして行われる。つまり、画像始
端部１０のための少なくともコンピュータで算出された
修正値１７′及び領域１０′，１０″，…，１０ｎのた
めの修正値１７″が得られるように行われる。その後で
初めて、修正値１７′及び１７″が、画像形成装置３，
３′，…のための相応の調節信号に組み合わせられる。
【００３５】以上の解決すべき問題点は、目標位置３４
に対する測定位置３３のずれを表す、レジスターセンサ
２３の測定によって得られる曲線３２，３２′の１例を
示す図３で説明されている。図示の線図は、時間２９又
は有利には支持体４の位置２９に対する目標位置３４の
ずれ２８を示している。この場合、位置２９は、ローラ
２５有利には支持体４の駆動ローラに対応配置された角
度位置信号発信器２０によって検出される。
に対する測定位置３３のずれを表す、レジスターセンサ
２３の測定によって得られる曲線３２，３２′の１例を
示す図３で説明されている。図示の線図は、時間２９又
は有利には支持体４の位置２９に対する目標位置３４の
ずれ２８を示している。この場合、位置２９は、ローラ
２５有利には支持体４の駆動ローラに対応配置された角
度位置信号発信器２０によって検出される。
【００３６】多数の測定ポイント３３から得られる曲線
３２，３２′は、その始端部で少なくともオフセット３
１，３１′、つまりほぼゼロに等しくない軸区分を有し
ている。これは、それぞれ色分解画像７，７′，…の画
像始端部１０のためのエラーである。次いで、曲線３
２，３２′は、周期的に、１つの色分解画像７，７′，
…の領域１０′，１０″，…，１０ｎのずれを描く。曲
線３２，３２′の平均値３０，３０′は図示されている
ように延びているが、平均値３０，３０′の上昇又は下
降によって表される変動も可能である。オフセット３
１，３１′も、多数の画像始端部１０に関連して、一般
的に同様の周期的な曲線を描き、これは、画像始端部１
０も修正するために検出される。
３２，３２′は、その始端部で少なくともオフセット３
１，３１′、つまりほぼゼロに等しくない軸区分を有し
ている。これは、それぞれ色分解画像７，７′，…の画
像始端部１０のためのエラーである。次いで、曲線３
２，３２′は、周期的に、１つの色分解画像７，７′，
…の領域１０′，１０″，…，１０ｎのずれを描く。曲
線３２，３２′の平均値３０，３０′は図示されている
ように延びているが、平均値３０，３０′の上昇又は下
降によって表される変動も可能である。オフセット３
１，３１′も、多数の画像始端部１０に関連して、一般
的に同様の周期的な曲線を描き、これは、画像始端部１
０も修正するために検出される。
【００３７】見当合わせ調節のために、このような形式
の曲線３２，３２′は、画像始端部１０のエラーつまり
オフセット３１，３１′を修正し、次いで領域１０′，
１０″，…，１０ｎのエラー及び場合によっては生じる
変動も修正するために必要である。この問題点の解決策
は、計算する際に、多くの未知数を有する式を解かなけ
ればならいことになる。採算のとれるコストでデータ１
６を処理するために、未知数の数を減らさなければなら
ないが、これは、レジスターマーク９，９′，９″，
９″′が、見当合わせ調節すべき印刷部１４の長さ２７
と異なる長さ１２，１２′を有する画像頁８，８′に統
合されることによって可能である。この場合、一方で
は、多数のレジスターマーク９，９′，９″，９″′を
有する長い画像頁８′を形成する可能性がある。しかし
ながら、所定の形式で互いに位置決めされている多くの
短い画像頁８を形成することもできる。このような形式
で、調節装置２２，２２′，２２″，２２″′が、それ
ぞれの画像形成のための修正値１７，１７′，１７″を
画像形成装置３，３′，…によって計算される。相応の
制御命令は、調節装置２２，２２′，２２″，２２″′
から装置３，３′，…への矢印によって示されている。
この場合、修正値１７，１７′，１７″は有利な形式
で、画像シリンダ２，２′，…の所定の角度位置１８に
配対応配置されている。この対応配置は、前述のよう
に、領域１０′，１０″，…，１０ｎが画像シリンダ
２，２′，…の所定の角度連続１９に対応配置されるこ
とによって得られる。
の曲線３２，３２′は、画像始端部１０のエラーつまり
オフセット３１，３１′を修正し、次いで領域１０′，
１０″，…，１０ｎのエラー及び場合によっては生じる
変動も修正するために必要である。この問題点の解決策
は、計算する際に、多くの未知数を有する式を解かなけ
ればならいことになる。採算のとれるコストでデータ１
６を処理するために、未知数の数を減らさなければなら
ないが、これは、レジスターマーク９，９′，９″，
９″′が、見当合わせ調節すべき印刷部１４の長さ２７
と異なる長さ１２，１２′を有する画像頁８，８′に統
合されることによって可能である。この場合、一方で
は、多数のレジスターマーク９，９′，９″，９″′を
有する長い画像頁８′を形成する可能性がある。しかし
ながら、所定の形式で互いに位置決めされている多くの
短い画像頁８を形成することもできる。このような形式
で、調節装置２２，２２′，２２″，２２″′が、それ
ぞれの画像形成のための修正値１７，１７′，１７″を
画像形成装置３，３′，…によって計算される。相応の
制御命令は、調節装置２２，２２′，２２″，２２″′
から装置３，３′，…への矢印によって示されている。
この場合、修正値１７，１７′，１７″は有利な形式
で、画像シリンダ２，２′，…の所定の角度位置１８に
配対応配置されている。この対応配置は、前述のよう
に、領域１０′，１０″，…，１０ｎが画像シリンダ
２，２′，…の所定の角度連続１９に対応配置されるこ
とによって得られる。
【００３８】データ１６を評価するために及び、画像形
成装置３，３′，…を相応に制御するために、調節装置
２２，２２′，２２″，２２″′が、画像シリンダ２，
２′，…、画像転写シリンダ１３、１３′，…及び支持
体４の位置検出のためのセンサ２０に接続されている。
さらにまた、調節装置２２，２２′，２２″，２２″′
は、印刷基板１５がセンサ２１を通過した時に、センサ
２１から信号を受信する。次いで相応に、それぞれの色
分解画像７，７′，…を形成するためのスタート信号が
得られる。
成装置３，３′，…を相応に制御するために、調節装置
２２，２２′，２２″，２２″′が、画像シリンダ２，
２′，…、画像転写シリンダ１３、１３′，…及び支持
体４の位置検出のためのセンサ２０に接続されている。
さらにまた、調節装置２２，２２′，２２″，２２″′
は、印刷基板１５がセンサ２１を通過した時に、センサ
２１から信号を受信する。次いで相応に、それぞれの色
分解画像７，７′，…を形成するためのスタート信号が
得られる。
【００３９】図示の実施例は勿論１例であって、このよ
うな形式で、色分解画像７，７′，…が画像シリンダ
２，２′，…から印刷基板１５に直接転写される印刷機
も制御することができる。この制御は、異なる構成であ
ってもよく、例えばそれぞれ印刷装置６，６′，６″，
６″′に配属された調節装置２２，２２′，２２″，２
２″′の代わりに、すべての印刷装置のために共通の制
御装置を設けてもよい。この方法及び機械的な構造の異
なる構成も考えられる。
うな形式で、色分解画像７，７′，…が画像シリンダ
２，２′，…から印刷基板１５に直接転写される印刷機
も制御することができる。この制御は、異なる構成であ
ってもよく、例えばそれぞれ印刷装置６，６′，６″，
６″′に配属された調節装置２２，２２′，２２″，２
２″′の代わりに、すべての印刷装置のために共通の制
御装置を設けてもよい。この方法及び機械的な構造の異
なる構成も考えられる。
【図１】見当合わせが本発明に従って調節される多色印
刷機の原理図である。
刷機の原理図である。
【図２】本発明による見当合わせ調節の実施例を示す原
理図である。
理図である。
【図３】見当合わせセンサの測定から得られるずれの曲
線を示す線図である。
線を示す線図である。
１ 多色印刷機、 ２，２′，… 画像シリンダ、
３，３′，… 色分解画像を形成するための画像形成装
置、 ４ 印刷基板のための支持体、 ５，５′，
５″，５″′ 画像転写箇所、 ６，６′，６″，
６″′ カラー印刷装置、７，７′ 色分解画像、
８，８′ 画像頁、 ９，９′，９″，９″′ レジス
ターマーク、 １０，１０′，１０″，…，１０ｎ 色
分解画像の所定の領域、 １１，１１′，… 画像形成
箇所、 １２，１２′ 画像頁の長さ、 １３，１３′
画像転写シリンダ、 １４ 印刷部、 １５ 印刷基
板、 １６レジスターマークのデータ、 １７，１
７′，１７″ 修正値、 １８ 画像シリンダの所定の
角度位置、 １９ 所定の角度連続、 ２０ 位置検出
のためのセンサ（角度位置信号発信器）、 ２１ 印刷
基板を検出するためのセンサ、２２，２２′，２２″，
２２″′ 調節装置、 ２３ レジスターセンサ、 ２
４ 支持体のテスト印刷を除去するための装置、 ２５
支持体を駆動及びガイドするためのローラ、 ２６
矢印（印刷基板の搬送方向）、 ２７ 印刷部の長さ、
２８ 目標値のずれ、 ２９ 支持体の時間又は位
置、 ３０，３０′平均値、 ３１，３１′ オフセッ
ト、 ３２，３２′ 曲線（目標値からの測定値のずれ
を表す）、 ３３ 測定ポイント、 ３４ 目標位置
３，３′，… 色分解画像を形成するための画像形成装
置、 ４ 印刷基板のための支持体、 ５，５′，
５″，５″′ 画像転写箇所、 ６，６′，６″，
６″′ カラー印刷装置、７，７′ 色分解画像、
８，８′ 画像頁、 ９，９′，９″，９″′ レジス
ターマーク、 １０，１０′，１０″，…，１０ｎ 色
分解画像の所定の領域、 １１，１１′，… 画像形成
箇所、 １２，１２′ 画像頁の長さ、 １３，１３′
画像転写シリンダ、 １４ 印刷部、 １５ 印刷基
板、 １６レジスターマークのデータ、 １７，１
７′，１７″ 修正値、 １８ 画像シリンダの所定の
角度位置、 １９ 所定の角度連続、 ２０ 位置検出
のためのセンサ（角度位置信号発信器）、 ２１ 印刷
基板を検出するためのセンサ、２２，２２′，２２″，
２２″′ 調節装置、 ２３ レジスターセンサ、 ２
４ 支持体のテスト印刷を除去するための装置、 ２５
支持体を駆動及びガイドするためのローラ、 ２６
矢印（印刷基板の搬送方向）、 ２７ 印刷部の長さ、
２８ 目標値のずれ、 ２９ 支持体の時間又は位
置、 ３０，３０′平均値、 ３１，３１′ オフセッ
ト、 ３２，３２′ 曲線（目標値からの測定値のずれ
を表す）、 ３３ 測定ポイント、 ３４ 目標位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｋ 17/00 Ｇ０３Ｇ 21/00 ３７２ (72)発明者 パトリック メッツラー ドイツ連邦共和国 ゲットルフ リンデン ホーフ 65 Ｆターム(参考） 2C250 EA37 EB33 EB50 2H027 DA21 DA22 DE02 DE07 DE09 EB06 ED04 ED30 EE01 EE02 EE06 ZA07 2H030 AA01 AB02 AD11 AD17 BB02 BB42 BB44 BB56 2H084 AA19 AA38 AE06 AE07 BB16 CC18 5B058 CA40 KA02 KA04 YA13
Claims (44)
- 【請求項１】 種々異なる印刷インキに配属されたカラ
ー印刷機（６，６′，６″，６″′）と、少なくとも１
つの画像シリンダ（２，２′，…）と、少なくとも１つ
の画像シリンダ（２，２′，…）上に特に静電的な色分
解画像を形成するための画像形成装置（３，３′，…）
と、印刷基板（１５）のための支持体（４）と、色分解
画像（７，７′，…）を印刷基板（１５）に転写するた
めの少なくとも１つの画像転写箇所（５，５′，５″，
５″′）とを有する多色印刷機（１）の見当合わせを調
節するための方法であって、レジスターマーク（９，
９′，９″，９″′）の評価及び印刷部に基づいて色分
解画像（７，７′，…）の領域（１０′，１０″，…，
１０ｎ）の形成及び画像始端の形成を調節することによ
って、色分解画像（７，７′，…）の見当合わせ合致を
得るために、印刷時に画像形成箇所（１１，１１′，
…）を少なくとも１つの画像シリンダ（２，２′，…）
に対応配置させる方法において、 見当合わせを調節しようとする印刷部（１４）とは異な
る長さ（１２，１２′）を有し、かつ、レジスターマー
ク（９，９′，９″，９″′）を有する少なくとも１つ
の画像頁（８，８′）を印刷し、修正値（１７，１
７′，１７″，１７′″）を算出するために、少なくと
も１つの画像頁（８，８′，…）のレジスターマーク
（９，９′，９″，９″′）のデータ（１６）を検出
し、画像及び基板を支持する部材（２，２′，…，４，
１３，１３′，…）の位置に関連付け、画像形成装置
（３，３′，…）を修正値（１７，１７′，１７″）に
応じて制御することを特徴とする、多色印刷機で見当合
わせを調節するための方法。 - 【請求項２】 レジスターマーク（９，９′，９″，
９″′）のデータ（１６）を、画像シリンダ（２，
２′，…）及び支持体（４）の位置に関連付けて、画像
シリンダ（２，２′，…）における画像形成装置（３，
３′，…）を支持体（４）上で目標値を形成するために
制御する、請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 レジスターマーク（９，９′，９″，
９″′）のデータ（１６）を、画像転写シリンダ（１
３，１３′，…）の位置にも関連付け、画像形成装置
（３，３′，…）の制御に算入する、請求項２記載の方
法。 - 【請求項４】 色分解画像（７，７′，…）の領域（１
０′，１０″，…，１０ｎ）のための修正値、及び画像
始端部（１０）のための修正値を別個に算出し、この際
に画像始端部（１０）に基づいて領域（１０′，１
０″，…，１０ｎ）を形成する、請求項１から３までの
いずれか１項記載の方法。 - 【請求項５】 少なくとも１つの画像頁（８′）に、印
刷部（１４）に対して余剰長さ（１２′）を与える、請
求項１から４までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項６】 印刷部（１４）に対して短い多数の画像
頁（８）を形成する、請求項１から５までのいずれか１
項記載の方法。 - 【請求項７】 画像頁（８′）の長さ（１２′）を、色
分解画像（７，７′，…）の領域（１０′，１０″，
…，１０ｎ）の複数のエラーの多数の周期が検出され得
るように選定する、請求項５記載の方法。 - 【請求項８】 短い画像頁（８）内に画像始端部（１
０）の複数のエラーの周期が含まれるように、短い画像
頁（８）を位置決めする、請求項６記載の方法。 - 【請求項９】 レジスターマーク（９，９′，９″，
９″′）から、画像始端部（１０）の実際位置が検出さ
れ、実際値と目標値との比較から修正値（１７，１
７′，１７″）が算出されるように、レジスターマーク
（９，９′，９″，９″′）を構成する、請求項１から
８までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項１０】 レジスターマーク（９，９′，９″，
９″′）から、領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）の
実際位置が検出され、実際値と目標値との比較から修正
値（１７，１７′，１７″）が規定されるように、レジ
スターマーク（９，９′，９″，９″′）を構成する、
請求項１から９までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項１１】 領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）
を点画像ラインとする、請求項１０記載の方法。 - 【請求項１２】 領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）
を点画像ラインのグループとする、請求項１０記載の方
法。 - 【請求項１３】 領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）
の位置を規定する角度位置（１８）を画像シリンダ
（２，２′，…）に対応配置する、請求項１から１２ま
でのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項１４】 領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）
の大きさを規定する角度連続（１９）を画像シリンダ
（２，２′，…）に対応配置する、請求項１２又は１３
記載の方法。 - 【請求項１５】 領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）
の大きさを修正する際に、点画像ラインの間隔を変え
る、請求項１から１４までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項１６】 画像始端部（１０）のための修正値
を、領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）のための実際
値によって規定する、請求項１から１５までのいずれか
１項記載の方法。 - 【請求項１７】 画像始端部（１０）の位置を、所定の
間隔を保った所定の領域（例えば１０′及び１
０ｎ＋１）の位置に対応配置する、請求項１６記載の方
法。 - 【請求項１８】 領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）
のための修正値（１７，１７′，１７″）を多数の画像
始端部（１０）の位置の実際値によって規定する、請求
項１から１５までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項１９】 レジスターマーク（９，９′，９″，
９″′）のデータ（１６）から、画像始端部（１０）の
実際値と領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）の実際値
とを別個に検出し、それによって、レジスターマーク
（９，９′，９″，９″′）の検出によって得られたデ
ータ（１６）を、相応のアルゴリズムによって種々異な
る特性に基づいて分ける、請求項１から１８までのいず
れか１項記載の方法。 - 【請求項２０】 見当合わせを前調節するために、少な
く１つの画像頁（８，８′）のテスト印刷を、印刷基板
（１５）を印刷する前に行う、請求項１から１９までの
いずれか１項記載の方法。 - 【請求項２１】 テスト印刷を印刷基板（１５）のため
の支持体（４）上に印刷し、このテスト印刷を評価後に
再び取り除く、請求項２０記載の方法。 - 【請求項２２】 見当合わせ調節のためのテスト印刷を
印刷基板（１５）の印刷中に行う、請求項１から２１ま
でのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項２３】 印刷基板（１５）によって印刷されな
い、印刷基板（１５）のための支持体（４）の面上にテ
スト印刷を行い、このテスト印刷を評価後に再び取り除
く、請求項２２記載の方法。 - 【請求項２４】 請求項１から２３までのいずれか１項
記載の方法に従って多色印刷機（１）で見当合わせ調節
を行う装置であって、種々異なる印刷インキに配属され
たカラー印刷機（６，６′，６″，６″′）と、少なく
とも１つの画像シリンダ（２，２′，…）と、少なくと
も１つの画像シリンダ（２，２′，…）上に特に静電的
な色分解画像を形成するための画像形成装置（３，
３′，…）と、印刷基板（１５）のための支持体（４）
と、色分解画像（７，７′，…）を印刷基板（１５）に
転写するための少なくとも１つの画像転写箇所（５，
５′，５″，５″′）と、位置検出のための複数のセン
サ（２０，２１）と、色分解画像（７，７′，…）の見
当合わせ合致を得るために、印刷時に画像形成箇所（１
１，１１′，…）を少なくとも１つの画像シリンダ
（２，２′，…）に対応配置させるための少なくとも１
つの調節装置（２２，２２′，２２″，２２″′）とを
有しており、この場合、レジスターマーク（９，９′，
９″，９″′）を検出するための少なくとも１つの画像
シリンダ（２，２′，…）が配置されていて、少なくと
も１つの調節装置（２２，２２′，２２″，２２″′）
が、レジスターマーク（９，９′，９″，９″′）のテ
スト印刷を開始させるように構成されていて、かつ、こ
れに基づいて画像始端部（１０）の形成及び色分解画像
（７，７′，…）の領域（１０′，１０″，…，１
０ｎ）の形成を調節するように評価するようになってい
る形式のものにおいて、 少なくとも１つの調節装置（２２，２２′，２２″，２
２″′）を有しており、該調節装置は、見当合わせを調
節しようとする印刷部（１４）とは異なる長さ（１２，
１２′）を有する、レジスターマーク（９，９′，
９″，９″′）を備えた少なくとも１つの画像頁（８，
８′）の印刷を開始させるように構成されており、少な
くとも１つの調節装置（２２，２２′，２２″，２
２″′）が、修正値（１７，１７′，１７″）を算出す
るために、検出されたレジスターマーク（９，９′，
９″，９″′）のデータ（１６）を、画像及び基板を支
持する部材（２，２′，…，４，１３，１３′，…）の
位置に関連付け、画像形成装置（３，３′，…）を修正
値（１７，１７′，１７″）に応じて制御するように構
成されていることを特徴とする、多色印刷機で見当合わ
せを調節するための装置。 - 【請求項２５】 少なくとも１つの調節装置（２２，２
２′，２２″，２２″′）が、レジスターマーク（２
２，２２′，２２″，２２″′）のデータを画像シリン
ダ（２，２′，…，）及び支持体（４）の位置に関連付
け、ひいては支持体（４）における目標値を得るために
画像シリンダ（２，２′，…，）において画像形成装置
（３，３′，…）を制御するように構成されている、請
求項２４記載の装置。 - 【請求項２６】 少なくとも１つの調節装置（２２，２
２′，２２″，２２″′）が、レジスターマーク（２
２，２２′，２２″，２２″′）のデータ（１６）を、
画像転写シリンダ（１３，１３′，…）の位置にも関連
付けて、画像形成装置（３，３′，…）の制御に算入す
るように構成されている、請求項２４又は２５記載の装
置。 - 【請求項２７】 少なくとも１つの調節装置（２２，２
２′，２２″，２２″′）が、画像始端部（１０）を形
成するための、及び色分解画像（７，７′，…）の領域
（１０′，１０″，…，１０ｎ）を形成するための別個
の修正値（１７′，１７″）を検出し、画像始端部（１
０）に関連して領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）を
形成するようになっている、請求項２４から２６までの
いずれか１項記載の装置。 - 【請求項２８】 少なくとも１つの調節装置（２２，２
２′，２２″，２２″′）が、印刷部（１４）に対する
余剰部（１２′）を有する少なくとも１つの画像頁
（８′）を評価するために構成されている、請求項２４
から２７までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項２９】 少なくとも１つの調節装置（２２，２
２′，２２″，２２″′）が、印刷部（１４）に対して
短い長さ（１２）を有する多数の画像頁（８）を評価す
るために構成されている、請求項２４から２８までのい
ずれか１項記載の装置。 - 【請求項３０】 色分解画像（７，７′，…）の領域
（１０′，１０″，…，１０ｎ）のエラーの多数の周期
を検出する、画像頁（８′）を評価するために構成され
ている、請求項２９記載の装置。 - 【請求項３１】 画像始端部（１０）の複数のエラーの
多数の周期を有するように位置決めされた、短い長さ
（１２）の画像頁（８）を評価するために構成されてい
る、請求項３０記載の装置。 - 【請求項３２】 検出されたレジスターマーク（９，
９′，９″，９″′）のデータ（１６）から、画像始端
部（１０）の実際長さを算出し、この実際位置と目標位
置との比較から修正（１７′）を算出する、請求項２４
から３１までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項３３】 検出されたレジスターマーク（９，
９′，９″，９″′）のデータ（１６）から領域（１
０′，１０″，…，１０ｎ）の実際位置を算出し、この
実際位置と目標位置との比較から修正値（１７″）が算
出される、請求項２４から３２までのいずれか１項記載
の装置。 - 【請求項３４】 点画像ラインである領域（１０′，１
０″，…，１０ｎ）を計算するように構成されている、
請求項３３記載の装置。 - 【請求項３５】 点画像ラインのグループである領域
（１０′，１０″，…，１０ｎ）を計算するように構成
されている、請求項３４記載の装置。 - 【請求項３６】 少なくとも１つの位置検出のための少
なくとも１つのセンサ（２０）を備えていて、領域（１
０′，１０″，…，１０ｎ）の位置を規定する角度位置
（１８）を画像シリンダ（２，２′，…）に対応配置す
るように構成されている、請求項２４から３５までのい
ずれか１項記載の装置。 - 【請求項３７】 領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）
の大きさを規定する角度連続（１９）を画像シリンダ
（２，２′，…）に対応配置するように構成されてい
る、請求項２４から３６までのいずれか１項記載の装
置。 - 【請求項３８】 領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）
の大きさの修正を、点画像ラインの間隔を変えることに
よって行うように構成されている、請求項３５から３７
までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項３９】 画像始端部（１０）のための修正値を
領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）のための実際値に
よって規定するように構成されている、請求項２４から
３８までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項４０】 画像始端部（１０）の位置を、所定の
間隔を保った規定された領域（例えば１０′及び１０
ｎ＋１）の位置に対応配置するように構成されている、
請求項３９記載の装置。 - 【請求項４１】 領域（１０′，１０″，…，１０ｎ）
のための修正値を多数の画像始端部（１０）の位置の実
際値によって規定するように構成されている、請求項２
４から４０までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項４２】 レジスターマーク（９，９′，９″，
９″′）の検出によって得られたデータ（１６）を、画
像始端部（１０）の実際値及び領域（１０′，１０″，
…，１０ｎ）の実際値の種々異なる特性に基づいて分離
するアルゴリズムでロードされるコンピュータを有して
いる、請求項２４から４１までのいずれか１項記載の装
置。 - 【請求項４３】 支持体（４）から画像頁（８，８′）
のテスト印刷を取り除くための装置（２４）を備えてい
る、請求項２４から４２までのいずれか１項記載の装
置。 - 【請求項４４】 多色印刷機（１）であって、種々異な
る印刷インキに配属されたカラー印刷機（６，６′，
６″，６″′）と、少なくとも１つの画像シリンダ
（２，２′，…）と、少なくとも１つの画像シリンダ
（２，２′，…）上に特に静電的な色分解画像を形成す
るための画像形成装置（３，３′，…）と、印刷基板
（１５）のための支持体（４）と、色分解画像（７，
７′，…）を印刷基板（１５）に転写するための少なく
とも１つの画像転写箇所（５，５′，５″，５″′）
と、位置検出のための複数のセンサ（２０，２１）と、
色分解画像（７，７′，…）の見当合わせ合致を得るた
めに、印刷時に画像形成箇所（１１，１１′，…）を少
なくとも１つの画像シリンダ（２，２′，…）に対応配
置させるための少なくとも１つの調節装置（２２，２
２′，２２″，２２″′）とを有しており、この場合、
レジスターマーク（９，９′，９″，９″′）を検出す
るための少なくとも１つの画像シリンダ（２，２′，
…）が配置されていて、少なくとも１つの調節装置（２
２，２２′，２２″，２２″′）が、レジスターマーク
（９，９′，９″，９″′）のテスト印刷を開始させる
ように構成されていて、かつ、これに基づいて画像始端
部（１０）の形成及び色分解画像（７，７′，…）の領
域（１０′，１０″，…，１０ｎ）の形成を調節するよ
うに評価するようになっている形式のものにおいて、 少なくとも１つの調節装置（２２，２２′，２２″，２
２″′）を有しており、該調節装置は、見当合わせを調
節しようとする印刷部（１４）とは異なる長さ（１２，
１２′）を有する、レジスターマーク（９，９′，
９″，９″′）を備えた少なくとも１つの画像頁（８，
８′）の印刷を開始させるように構成されており、少な
くとも１つの調節装置（２２，２２′，２２″，２
２″′）が、修正値（１７，１７′，１７″）を算出す
るために、検出されたレジスターマーク（９，９′，
９″，９″′）のデータ（１６）を、画像及び基板を支
持する部材（２，２′，…，４，１３，１３′，…）の
位置に関連付け、画像形成装置（３，３′，…）を修正
値（１７，１７′，１７″）に応じて制御するように構
成されていることを特徴とする、多色印刷機。
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