JP2002031861A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002031861A
JP2002031861A JP2000216565A JP2000216565A JP2002031861A JP 2002031861 A JP2002031861 A JP 2002031861A JP 2000216565 A JP2000216565 A JP 2000216565A JP 2000216565 A JP2000216565 A JP 2000216565A JP 2002031861 A JP2002031861 A JP 2002031861A
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Japan
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stepping motor
driving
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Yoshihiro Sakai
良博 堺
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータのオーバーシュートによ
る駆動軸の振動を抑えることができる画像読取装置を提
供すること。 【解決手段】 各キャリッジ1、2が所定速度に達して
から所定時間経過後、駆動制御板21によってステッピ
ングモータ8をフルステップから4分割ステップに切り
換えると、モータ駆動パルス数が四千数百パルスにな
り、移動量は0.72/4=0.18°となり、1ステ
ップ当たりの移動量が小さいため駆同軸4の振動が少な
く、ステッピングモータ8によるオーバーシュートを押
さえることができ、速度変動の低減をすることができ
る。各キャリッジ1、2が同じ距離を移動する場合、ス
テッピングモータ8はフルステップの方が短時間で移動
できるため、読取り開始位置近くまではフルステップで
移動するようにし、少しでも1回の読取り時間を極力短
くすることによりcpm向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に係
り、特に、画像読取装置において原稿を光走査する走行
体を駆動するステッピングモータの駆動制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からスキャナ、ファクシミリ、複写
機などの画像読取装置において原稿を読み取る際、原稿
を光走査する走行体の駆動装置としてステッピングモー
タが利用されている。近年、このステッピングモータの
振動を極力抑え、画像読取装置の走査光学系(以下、キ
ャリッジという)を安定して駆動させ、1分当たりのコ
ピー枚数であるcpm(copy per minut
e)の向上を図る画像読取装置が種々提案されている。
ところで、特許第2637455号公報には、振動を抑
えるために走査光学系のスローアップ途中で予め設定さ
れたスピードに達したらステッピングモータの駆動電流
を所定値に切り換える画像読取装置が記載されている。
また、特許第2752689号公報には、ステッピング
モータの振動、騒音防止のため、ステッピングモータの
駆動電流を副走査方向の変倍率に応じて切り換える原稿
走査装置が記載されている。図7は、ステッピングモー
タの従来のスローアップ制御モータ駆動パルス(PP
S)と速度変動を表した図である。図7の従来技術で
は、ステッピングモータのハーフステップ0.36°
(フルステップの2分割)でキャリッジのスローアップ
からスローダウンまでの全てを駆動している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示すよ
うにキャリッジのスローアップ時のオーバーシュートは
画像読取り開始位置(図中の矢印位置)に至ってもまだ
収まっておらず、画像先端に異常画像を発生させる原因
になってしまうことがある。また、キャリッジが急速に
スローアップするため、ステッピングモータのオーバー
シュートが駆同軸に振動として発生してしまう。特に、
画像読取りの縮小側ではキャリッジによる読取り速度が
速く、起動から画像読取り開始までの時間が短いので、
駆同軸に大きな振動が残っている時から読取りを開始し
なければならない場合があった。
【0004】さらに、キャリッジの駆動時間を極力短く
することはフォワード側へのスローアップ時間、スロー
ダウン時間およびリターン停止時間を短くすることで短
縮できるが、停止時間を短くしてキャリッジのリターン
振動が収まらない内にフォワードのスローアップを開始
するとキャリッジが脱調する恐れがあり、ある程度の停
止期間が必要であった。このある程度必要な停止期間
は、50ms程度を必要とするため、それ以下には縮め
られない。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、ステッピ
ングモータのオーバーシュートによる駆動軸の振動を抑
えることができる画像読取装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、走査光学系(キャリッジ)の駆
動時間を短縮し、cpmの向上を図ることができる画像
読取装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿台の原稿を光走査によって読み取る走査手段
と、前記走査手段が原稿台の副走査方向に移動するよう
に駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモ
ータによって前記走査手段が原稿台の原稿を読み取るよ
うに駆動するスローアップの際に、前記ステッピングモ
ータの1ステップ当たりの移動量を切り換え可能なスロ
ーアップ駆動手段と、を備え、前記スローアップ駆動手
段は、前記ステッピングモータがスローアップを開始し
てから所定時間経過後、前記ステッピングモータの1ス
テップ当たりの移動量を切り換えることにより、前記第
1および前記第2の目的を達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記ステッピングモータの1ステップ当
たりの移動量を切り換える所定時間は、前記走査手段に
よる原稿台の原稿読み取り開始のタイミングに応じて設
定可能であることにより、前記第1の目的を達成する。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、前記走査手段による原稿
読み取りが縮小の場合、前記スローアップ駆動手段は、
所定の縮小倍率に応じた前記ステッピングモータの駆動
速度で前記ステッピングモータの1ステップ当たりの移
動量を切り換えることにより、前記第1の目的を達成す
る。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項1、請求
項2または請求項3のうちのいずれか1に記載の発明に
おいて、前記ステッピングモータによって前記走査手段
が原稿読み取りを終了するように駆動するスローダウン
の際に、前記ステッピングモータの1ステップ当たりの
移動量を切り換えるスローダウン駆動手段をさらに備
え、前記スローダウン駆動手段は、前記ステッピングモ
ータのスローダウン開始と同時に1ステップ当たりの移
動量を切り換えることにより、前記第あ2の目的を達成
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図1ないし図6を参照して詳細に説明する。図
1は、画像読取装置の駆動系を示した図である。本実施
の形態の画像読取装置の駆動系は、第1キャリッジ1、
第2キャリッジ2、ワイヤ3、駆同軸4、駆同軸4と一
体化されたワイヤプーリ5、アイドルプーリ6a〜d、
タイミングベルト7、ステッピングモータ8、タイミン
グベルトプーリ9、10、検知部11およびホームポジ
ションセンサ12を備えている。なお、第1キャリッジ
1および第2キャリッジ2は、原稿を走査して読み取る
走行体である。
【0011】図2は、画像読取装置の構成を示した図で
ある。コンタクトガラス(原稿台)13、露光ランプ1
4、第1ミラー15、第2ミラー16、第3ミラー1
7、結像レンズ18、CCD(電荷結合素子)19、駆
動制御板21およびスキャナ制御板20を備えている。
スキャナ制御板20は、画像処理とステッピングモータ
8の駆動制御板21を制御する。駆動制御板21は、ス
テッピングモータ8用のモータ駆動電源(DC(直流)
24V)とステッピングモータ8の駆動を制御する駆動
回路とを備えている。
【0012】次に、画像読取装置の駆動系における動作
について説明する。第1キャリッジ1は、露光ランプ1
4と第1ミラー15を一体化して有し、原稿を走査す
る。第2キャリッジ2は、第2ミラー16および第3ミ
ラー17を一体化して第1キャリッジ1からの光を結像
レンズ18に導く。第1キャリッジ1と第2キャリッジ
2には、2本の対象に張られたワイヤ3を介して動力が
伝達される。ワイヤ3は、駆同軸4に巻かれて一体化さ
れているワイヤプーリ5によって駆動される。ワイヤプ
ーリ5は、同軸にあるタイミングベルトプーリ9とタイ
ミングベルト7を介してステッピングモータ8の軸に一
体化されたタイミングベルトプーリ10によって駆動さ
れる。
【0013】電源スイッチをオンするとホーミングのた
めにステッピングモータ8は駆動を開始し、第1キャリ
ッジ1および第2キャリッジ2が図1中の矢印Aの向き
(フォワード側)に移動する。第1キャリッジ1および
第2キャリッジ2は一定距離移動すると、図1中の矢印
Bの向きに逆転(リターン)を開始する。そして、ホー
ムポジションセンサ12が第1キャリッジ1の下部にあ
る検知部11を検知すると、第1キャリッジ1および第
2キャリッジ2は一定パルス分移動して停止する。この
位置(以下、ホームポジションのHP位置とする)で第
1キャリッジ1および第2キャリッジ2は待機し、読み
取り指令が発生されると読み取り動作を開始する。
【0014】図3は、ステッピングモータを駆動制御す
る駆動制御板を示したブロック図である。コンタクトガ
ラス13に原稿を載置し、図示しないスタートキーを押
下すると、所定タイミングでスキャナ制御板20から駆
動制御板21へステッピングモータ駆動クロックが出力
される。ステッピングモータ8が駆動を開始すると同時
に第1キャリッジ1と第2キャリッジ2がHP位置から
図1の矢印Aの向き(フォワード側)に移動を開始す
る。ステッピングモータ8は、駆動制御板21によって
駆動され、この駆動制御板21には、上位のCPU(中
央処理装置)を搭載したスキャナ制御板20からステッ
ピングモータ駆動クロック、正逆転信号、マイクロステ
ップ駆動するための分割数切換信号および駆動電流切換
信号が入力される。駆動制御板21は、これらの各信号
を基づいてステッピングモータ8の各相に流れる駆動電
流を制御する。
【0015】ステッピングモータ8の速度は、駆動クロ
ック周波数で決定される。駆動制御板21は、駆動クロ
ック周波数によってステッピングモータ8の相切り換え
タイミングを制御する。これにより、ステッピングモー
タ8の速度は周波数が高いと速く、低いと遅くなるとい
うように、駆動クロック周波数を制御することで多種多
様のスローアップ制御をすることが可能となる。また、
駆動制御板21は、スローアップ、スローダウン、読取
り動作時、リターン時、待機時などの状態により駆動電
流を切り換えたり、ステッピングモータ8の1ステップ
分割数を切り換えたりしてステッピングモータ8を制御
する。このように駆動制御は、ステッピングモータ8の
速度パターンに基づいて行われる。
【0016】次に、cpm(一分間にコピーできる枚
数)の向上を図り、キャリッジ駆動時間を短くするため
の駆動パターンについて説明する。図4は、画像読取装
置のキャリッジの駆動パターンを示した図である。この
図は一例として、走行制御に用いる代表的な速度パター
ンを示したものである。第1キャリッジ1と第2キャリ
ッジ2がステッピングモータ8の駆動により図1の矢印
Aの向き(フォワード方向)に走行を開始し、コンタク
トガラス13上に載置された図示しない原稿を露光ラン
プ14により照射し、その反射光を第1ミラー15、第
2ミラー16、第3ミラー17を介して結像レンズ18
によりCCD19に結像し、原稿を読取る。読み取った
画像データはスキャナ制御板20に転送され、画像処理
が行われる。
【0017】各第1キャリッジ1および第2キャリッジ
2は原稿読取りを完了するとリターン過程へと移り、ス
テッピングモータ8が逆転を開始する。そして、第1キ
ャリッジ1を高速で移動させ、第2キャリッジ2はその
半分の速度で高速リターンする。第1キャリッジ1に設
けた検知部11をホームポジションセンサ12が検知す
ると、一定パルス移動してステッピングモータ8はHP
位置で停止する。図4に示すように、スローアップを経
て一定速度で走行させる期間、すなわち図中の原稿読取
り開始位置から原稿読取り終了までに原稿の先端から後
端までを読み取るので、駆動制御板21は、走査光学系
(キャリッジ)がこの間に最も速度を安定するように制
御しなければならない。
【0018】ここで、第1の実施形態について説明す
る。図5は、本実施の形態に係るステッピングモータの
モータ駆動パルス(PPS)と速度変動を表した図であ
る。図中、上段はステッピングモータ8の速度変動を、
下段はモータ駆動パルス(PPS)を表している。本実
施の形態では、駆動制御板21は、スローアップ時には
ステッピングモータ8のフルステップである0.72°
(1ステップ当たりの移動量)でスローアップ制御を行
う。走査光学系である各キャリッジ1、2が所定の速度
に立ち上がると、モータ駆動パルスは約1000PPS
に到達する。このモータ駆動パルス(PPS,puls
es per second,駆動パルス数)とは、ス
テッピングモータを駆動する入力信号を単位時間あたり
のパルス数で表したものである。
【0019】各キャリッジ1、2が所定速度に達してか
ら所定時間経過後(約数十ms)、駆動制御板21によ
ってステッピングモータ8をフルステップから4分割ス
テップに切り換えると、モータ駆動パルス数が約400
0パルスになり、移動量は0.72/4=0.18°と
なる。これにより、1ステップ当たりの移動量が小さい
ため駆同軸4の振動が少なく、ステッピングモータ8に
よるオーバーシュートを押さえることができ、図5に示
すように速度変動の低減をすることができる。また、各
キャリッジ1、2が同じ距離を移動する場合、ステッピ
ングモータ8はフルステップの方が短時間で移動できる
ため、読取り開始位置近くまではフルステップで移動す
るようにし、少しでも1回の読取り時間を極力短くする
ことによりcpm向上を図ることができる。
【0020】このように、短時間で同位置への距離移動
をするには、スローアップとスローダウンのステッピン
グモータ8による駆動をハーフステップからフルステッ
プに切り換えて駆動することで短縮できる。また、ステ
ッピングモータ8のスローアップ開始から予め定められ
た時間になると、1ステップ当たりの移動量をフルステ
ップから4分割に切り換えるので、振動を抑えることが
できる。さらには、スローアップ時にはフルステップで
行うので、スローアップの時間が短くcpm向上を図る
ことができる。なお、図5の下段の縦軸は、ステッピン
グモータ8の1ステップ当たりの移動量の切り換えをわ
かりやすくするために、ステッピングモータ8のフルス
テップおよび4分割ステップの場合のモータ駆動パルス
の目盛りが2つとなっている。
【0021】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施形態では一例として、駆動制御板21に
よる1ステップ移動量の切り換えを原稿読取り開始位置
の100ms手前で切り換えるように制御する場合につ
いて説明する。この図5の原稿読取り開始タイミングで
は、給紙する転写紙の先端、画像移動などに応じて1ス
テップ移動量を切り換えるので、1ステップ移動量切り
換えが原稿読取りタイミングに連動することになり、駆
動制御板21は常に画像読取り開始タイミングの100
ms手前で1ステップ量を切り換えるように制御するこ
とができる。
【0022】従って、1ステップ移動量の切り換えが原
稿読取り開始タイミングを過ぎてから行われるというこ
ともなく、振動が減衰する前に読取りを開始することも
ないので、画像読取り中に速度変動を発生することがな
くなり、異常画像の発生を抑えることができる。このよ
うに、1ステップ当たりの移動量を切り換える時間が原
稿読み取り開始に連動して変化することにより、原稿読
取り開始タイミングが変わったとしても画像読取り中に
1ステップ移動量の切り換えをすることがないので、異
常な速度変動の発生を抑えることができる。
【0023】次に、第3の実施形態について説明する。
図6は、画像読取り変倍時におけるモータ駆動パルス
(PPS)の変化を示した図である。副走査方向におい
て変倍になると、ステッピングモータ8が一定速度に立
ち上がってから画像読取り開始までの時間が変倍に応じ
て大きく変わってくるので、一定速度になってから画像
読取り開始タイミングまでの時間も変化することにな
る。例えば、画像読取り開始以前の100ms手前から
1ステップの移動量を切り換えるように予め設定してお
くと、一定の傾き(図中のスローアップ時間の経過部
分)で全てのスローアップを制御することになり、ある
縮小変倍率から速度が立ち上がってから読取り開始位置
に到達するまでの時間が短くなり、速度変動が減衰する
前に読取りを開始してしまうことがある。このようなこ
とを防ぐため、スローアップ時のモータ駆動ステップの
傾きをある変倍率から変更するように駆動制御板21に
予め設定しておく。
【0024】図6では、一例として縮小率60%以下か
らはスローアップの傾きを急にすることにより、画像読
取り開始以前の100ms手前から切り換えられる時間
を確保するようになっている。このように、スローアッ
プ時のモータ駆動ステップの傾きを変倍率で変更するよ
うに設定することで、1ステップ切り換えタイミングか
ら読取り開始タイミングまでの時間を確保できるので読
取り時の速度変動を低減することができる。なお、本実
施形態では、一例として縮小率60%以下からとした
が、これに限られるものではない。また、図6に示した
ように拡大時には、画像読取り開始までの時間が遅くな
るのでスローアップ制御の必要はない。
【0025】次に、第4の実施形態について説明する。
同じ距離を移動するにはフルステップの方が短時間で移
動できるため、読取り終了と同時にステッピングモータ
8をフルステップスローダウンすることにより、少しで
も1回の読取り時間を極力短くすることによりcpm向
上を図ることができる。このように、ステッピングモー
タ8のスローダウン開始と同時に1ステップ当たりの移
動量を4分割からフルステップに切り換えるので、スロ
ーダウン時間を短くすることによりcpm向上を図るこ
とができ、キャリッジの駆動時間を短くすることも可能
となる。以上、第1から第4の実施形態について個別に
説明したが、各実施形態を組み合わせることも可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、スローアップ
駆動手段は、ステッピングモータがスローアップ開始し
てから所定時間経過後、ステッピングモータの1ステッ
プ当たりの移動量を切り換えるので、振動を抑えること
ができ、スローアップ時間が短くcpmの向上を図るこ
とができる。
【0027】請求項2記載の発明では、ステッピングモ
ータの1ステップ当たりの移動量を切り換える所定時間
は、走査手段による原稿台の原稿読み取り開始のタイミ
ングに応じて設定可能であるので、原稿読取り開始タイ
ミングが変わったとしても画像読取り中に1ステップの
切り換えをすることがなく、異常な速度変動の発生を防
止することができる。
【0028】請求項3記載の発明では、走査手段による
原稿読み取りが縮小の場合、スローアップ駆動手段は、
所定の縮小倍率に応じたステッピングモータの駆動速度
でステッピングモータの1ステップ当たりの移動量を切
り換えるので、1ステップ切り換えタイミングから読取
り開始タイミングまでの時間を確保でき、読取り時の速
度変動を低減することができる。
【0029】請求項4記載の発明では、スローダウン駆
動手段は、ステッピングモータのスローダウン開始と同
時に1ステップ当たりの移動量を切り換えるので、スロ
ーダウン時間を短くすることによりcpm向上を図るこ
とができ、キャリッジの駆動時間を短くすることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置の駆動系を示した図である。
【図2】画像読取装置の構成を示した図である。
【図3】ステッピングモータを駆動制御する駆動制御板
を示したブロック図である。
【図4】画像読取装置のキャリッジの駆動パターンを示
した図である。
【図5】本実施の形態に係るステッピングモータのモー
タ駆動パルス(PPS)と速度変動を表した図である。
【図6】画像読取り変倍時におけるモータ駆動パルス
(PPS)の変化を示した図である。
【図7】ステッピングモータの従来のスローアップ制御
モータ駆動パルス(PPS)と速度変動を表した図であ
る。
【符号の説明】
1 第1キャリッジ 2 第2キャリッジ 3 ワイヤ 4 駆同軸 5 ワイヤプーリ 6a〜d アイドルプーリ 7 タイミングベルト 8 ステッピングモータ 9、10 タイミングベルトプーリ 11 検知部 12 ホームポジションセンサ 13 コンタクトガラス 14 露光ランプ 15 第1ミラー 16 第2ミラー 17 第3ミラー 18 結像レンズ 19 CCD(電荷結像素子) 20 スキャナ制御板 21 駆動制御板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/107

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台の原稿を光走査によって読み取る
    走査手段と、 前記走査手段が原稿台の副走査方向に移動するように駆
    動するステッピングモータと、 前記ステッピングモータによって前記走査手段が原稿台
    の原稿を読み取るように駆動するスローアップの際に、
    前記ステッピングモータの1ステップ当たりの移動量を
    切り換え可能なスローアップ駆動手段と、を備え、 前記スローアップ駆動手段は、前記ステッピングモータ
    がスローアップを開始してから所定時間経過後、前記ス
    テッピングモータの1ステップ当たりの移動量を切り換
    えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記ステッピングモータの1ステップ当
    たりの移動量を切り換える所定時間は、前記走査手段に
    よる原稿台の原稿読み取り開始のタイミングに応じて設
    定可能であることを特徴とする請求項1記載の画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】 前記走査手段による原稿読み取りが縮小
    の場合、前記スローアップ駆動手段は、所定の縮小倍率
    に応じた前記ステッピングモータの駆動速度で前記ステ
    ッピングモータの1ステップ当たりの移動量を切り換え
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像
    読取装置。
  4. 【請求項4】 前記ステッピングモータによって前記走
    査手段が原稿読み取りを終了するように駆動するスロー
    ダウンの際に、前記ステッピングモータの1ステップ当
    たりの移動量を切り換えるスローダウン駆動手段をさら
    に備え、 前記スローダウン駆動手段は、前記ステッピングモータ
    のスローダウン開始と同時に1ステップ当たりの移動量
    を切り換えることを特徴とする請求項1、請求項2また
    は請求項3のうちのいずれか1に記載の画像読取装置。
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