JP2002031063A - 電動ポンプのウォータハンマ防止装置 - Google Patents
電動ポンプのウォータハンマ防止装置Info
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- JP2002031063A JP2002031063A JP2000218546A JP2000218546A JP2002031063A JP 2002031063 A JP2002031063 A JP 2002031063A JP 2000218546 A JP2000218546 A JP 2000218546A JP 2000218546 A JP2000218546 A JP 2000218546A JP 2002031063 A JP2002031063 A JP 2002031063A
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- JP
- Japan
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- power supply
- inverter
- pump
- switch
- electric pump
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータのスロー停止機能によりフライホ
イールを用いることなくウォータハンマを防止し、その
作用が停電時などでも有効に機能する、電動ポンプのウ
ォータハンマ防止装置を提供すること。 【解決手段】 コンバータ部3およびインバータ部6を
有するインバータ装置1を用いインバータ部6で作られ
た交流波形で運転される電動ポンプ7において、交流主
電源2から分岐して充電部9を介して蓄電源8に蓄えら
れた直流補助電源が電源切換スイッチ10を介してイン
バータ部6へ至る直流補助電源供給回路を付設し、通常
のポンプ停止時には、運転指令スイッチ5のOFFによ
りインバータのスロー停止機能により電動ポンプ7が徐
々に減速停止され、停電時などには電源切換スイッチ1
0がONとなって直流補助電源が供給されると共に運転
指令スイッチ5がOFFとなりインバータのスロー停止
機能により電動ポンプ7が徐々に減速停止されるよう構
成した。
イールを用いることなくウォータハンマを防止し、その
作用が停電時などでも有効に機能する、電動ポンプのウ
ォータハンマ防止装置を提供すること。 【解決手段】 コンバータ部3およびインバータ部6を
有するインバータ装置1を用いインバータ部6で作られ
た交流波形で運転される電動ポンプ7において、交流主
電源2から分岐して充電部9を介して蓄電源8に蓄えら
れた直流補助電源が電源切換スイッチ10を介してイン
バータ部6へ至る直流補助電源供給回路を付設し、通常
のポンプ停止時には、運転指令スイッチ5のOFFによ
りインバータのスロー停止機能により電動ポンプ7が徐
々に減速停止され、停電時などには電源切換スイッチ1
0がONとなって直流補助電源が供給されると共に運転
指令スイッチ5がOFFとなりインバータのスロー停止
機能により電動ポンプ7が徐々に減速停止されるよう構
成した。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、電源ポンプのウォータハ
ンマ防止装置に関するものである。
ンマ防止装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、電動ポンプのウォータ
ハンマ防止対策としては一般的に、ポンプ軸にフライホ
イールを装着することにより、慣性モーメントを高めて
急停止させないようにするという手法が採られていた。
しかしこの手法によれば、十分な慣性モーメントを得る
ためには大径・大重量のフライホイールが必要で、ポン
プが大型化・大重量化すると共に構造的にも複雑とな
り、それが製造工期の長期化およびコストアップの要因
となっている。
ハンマ防止対策としては一般的に、ポンプ軸にフライホ
イールを装着することにより、慣性モーメントを高めて
急停止させないようにするという手法が採られていた。
しかしこの手法によれば、十分な慣性モーメントを得る
ためには大径・大重量のフライホイールが必要で、ポン
プが大型化・大重量化すると共に構造的にも複雑とな
り、それが製造工期の長期化およびコストアップの要因
となっている。
【0003】また、フライホイールを装着する代りに、
汎用インバータ装置の標準機能であるスロー停止機能に
よってウォータハンマを防止しようとする試みもあった
が、停電などで電源が遮断されると全く機能しないとい
う重大な欠陥があるため、実用化されるには至らなかっ
た。
汎用インバータ装置の標準機能であるスロー停止機能に
よってウォータハンマを防止しようとする試みもあった
が、停電などで電源が遮断されると全く機能しないとい
う重大な欠陥があるため、実用化されるには至らなかっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、フライホイールの装着
が不要となってポンプを大型化・大重量化させることな
く、且つ、停電など主電源の遮断時においても有効に機
能する、電動ポンプのウォータハンマ防止装置を提供す
ることにある。
が不要となってポンプを大型化・大重量化させることな
く、且つ、停電など主電源の遮断時においても有効に機
能する、電動ポンプのウォータハンマ防止装置を提供す
ることにある。
【0005】
【発明の構成】本発明に係る電動ポンプのウォータハン
マ防止装置では、インバータ装置の内部に交流主電源の
投入で直流電源を作るコンバータ部および平滑コンデン
サと、運転指令スイッチのONで交流波形を作るインバ
ータ部を有し、インバータ部で作られた交流波形で運転
される電動ポンプにおいて、交流主電源から分岐し充電
部を介して蓄電源に蓄えられた直流補助電源が電源切換
スイッチを介してインバータ部へ至る直流補助電源供給
回路を付設し、電動ポンプ運転中は電源切換スイッチが
OFF状態で直流補助電源が電動ポンプに供給されるこ
とがなく、運転指令スイッチのOFFにより予め設定さ
れた減速レートに従ってインバータのスロー停止機能に
より電動ポンプが徐々に減速停止され、交流主電源の遮
断時には電源切換スイッチがONとなって直流補助電源
が供給されると共に運転指令スイッチがOFFとなり予
め設定された減速レートに従ってインバータのスロー停
止機能により電動ポンプが徐々に減速停止されるよう構
成した。
マ防止装置では、インバータ装置の内部に交流主電源の
投入で直流電源を作るコンバータ部および平滑コンデン
サと、運転指令スイッチのONで交流波形を作るインバ
ータ部を有し、インバータ部で作られた交流波形で運転
される電動ポンプにおいて、交流主電源から分岐し充電
部を介して蓄電源に蓄えられた直流補助電源が電源切換
スイッチを介してインバータ部へ至る直流補助電源供給
回路を付設し、電動ポンプ運転中は電源切換スイッチが
OFF状態で直流補助電源が電動ポンプに供給されるこ
とがなく、運転指令スイッチのOFFにより予め設定さ
れた減速レートに従ってインバータのスロー停止機能に
より電動ポンプが徐々に減速停止され、交流主電源の遮
断時には電源切換スイッチがONとなって直流補助電源
が供給されると共に運転指令スイッチがOFFとなり予
め設定された減速レートに従ってインバータのスロー停
止機能により電動ポンプが徐々に減速停止されるよう構
成した。
【0006】
【実施例】以下実施例の図面により説明をする。
【0007】1はインバータ装置であり、内部には交流
電源2の投入で直流電源を作るコンバータ部3および平
滑コンデンサ4と、運転指令スイッチ5の閉(ON)で
交流波形を作るインバータ部6を有している。7はイン
バータ部6で作られた交流波形で運転される電動ポン
プ、8は直流補助電源を蓄える蓄電源であり、交流主電
源2から分岐して充電部9を介して該蓄電源8に蓄えら
れた直流補助電源が電源切換スイッチ10を介してイン
バータ部6へ至る直流補助電源供給回路が構成される。
上記蓄電源8としては例えば電気二重層コンデンサや鉛
蓄電池などが好適であるが、所定の減速時間だけエネル
ギーが保たれるものであれば必ずしもその種類を特定す
るものではない。
電源2の投入で直流電源を作るコンバータ部3および平
滑コンデンサ4と、運転指令スイッチ5の閉(ON)で
交流波形を作るインバータ部6を有している。7はイン
バータ部6で作られた交流波形で運転される電動ポン
プ、8は直流補助電源を蓄える蓄電源であり、交流主電
源2から分岐して充電部9を介して該蓄電源8に蓄えら
れた直流補助電源が電源切換スイッチ10を介してイン
バータ部6へ至る直流補助電源供給回路が構成される。
上記蓄電源8としては例えば電気二重層コンデンサや鉛
蓄電池などが好適であるが、所定の減速時間だけエネル
ギーが保たれるものであれば必ずしもその種類を特定す
るものではない。
【0008】交流主電源2を投入するとインバータ装置
1のコンバータ部3および平滑コンデンサ4を介して直
流電源が作られ、同時に電源切換スイッチ10のb接点
は開(OFF)となるが蓄電源8には充電部9を介して
直流補助電源が蓄えられる。そして例えば外部シーケン
スなどから運転指令スイッチ5のa接点を閉(ON)に
すると、インバータ装置1は内部のインバータ部6から
交流波形を作って電動ポンプ7を運転させるが、その
間、電源切換スイッチ10はOFFであって蓄電源8か
らの直流補助電源は供給されない。
1のコンバータ部3および平滑コンデンサ4を介して直
流電源が作られ、同時に電源切換スイッチ10のb接点
は開(OFF)となるが蓄電源8には充電部9を介して
直流補助電源が蓄えられる。そして例えば外部シーケン
スなどから運転指令スイッチ5のa接点を閉(ON)に
すると、インバータ装置1は内部のインバータ部6から
交流波形を作って電動ポンプ7を運転させるが、その
間、電源切換スイッチ10はOFFであって蓄電源8か
らの直流補助電源は供給されない。
【0009】通常のポンプ停止時には、外部シーケンス
などから運転指令スイッチ5のa接点を開(OFF)に
すると、インバータ装置1は予め設定された減速レート
に従って徐々に電動ポンプ7を減速停止させてウォータ
ハンマ現象の発生を防止する。
などから運転指令スイッチ5のa接点を開(OFF)に
すると、インバータ装置1は予め設定された減速レート
に従って徐々に電動ポンプ7を減速停止させてウォータ
ハンマ現象の発生を防止する。
【0010】停電などで交流主電源2が遮断されたとき
は、電源切換スイッチ10がONとなって蓄電源8に蓄
えられていた直流補助電源が供給され、同時に外部シー
ケンスなどから運転指令スイッチ5がOFFとなり、イ
ンバータ装置1は直流補助電源を使って予め設定された
減速レートに従って徐々に電動ポンプ7を減速停止させ
てウォータハンマ現象の発生を防止する。尚、運転指令
スイッチ5や電源切換スイッチ10などのスイッチ類は
有接点のものに限らず無接点のものでもよい。
は、電源切換スイッチ10がONとなって蓄電源8に蓄
えられていた直流補助電源が供給され、同時に外部シー
ケンスなどから運転指令スイッチ5がOFFとなり、イ
ンバータ装置1は直流補助電源を使って予め設定された
減速レートに従って徐々に電動ポンプ7を減速停止させ
てウォータハンマ現象の発生を防止する。尚、運転指令
スイッチ5や電源切換スイッチ10などのスイッチ類は
有接点のものに限らず無接点のものでもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、フライホイールを用い
ることなくポンプ停止時のウォータハンマを防止できる
ので、従来のように電動ポンプの大型化・大重量化およ
びそれに起因する製造工期の長期化やコストアップを招
くことがなく、且つ、上記ウォータハンマ防止作用が停
電時などにおいても有効に機能するので、産業上の利用
性は多大である。
ることなくポンプ停止時のウォータハンマを防止できる
ので、従来のように電動ポンプの大型化・大重量化およ
びそれに起因する製造工期の長期化やコストアップを招
くことがなく、且つ、上記ウォータハンマ防止作用が停
電時などにおいても有効に機能するので、産業上の利用
性は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例におけるブロック図である。
1 インバータ装置 2 交流主電源 3 コンバータ部 4 平滑コンデンサ 5 運転指令スイッチ 6 インバータ部 7 電動ポンプ 8 蓄電源 9 充電部 10 電源切換スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 インバータ装置の内部に交流主電源の投
入で直流電源を作るコンバータ部および平滑コンデンサ
と、運転指令スイッチのONで交流波形を作るインバー
タ部を有し、インバータ部で作られた交流波形で運転さ
れる電動ポンプにおいて、交流主電源から分岐して充電
部を介して蓄電源に蓄えられた直流補助電源が電源切換
スイッチを介してインバータ部へ至る直流補助電源供給
回路を付設し、電動ポンプ運転中は電源切換スイッチが
OFF状態で直流補助電源が電動ポンプに供給されるこ
とがなく、運転指令スイッチのOFFにより予め設定さ
れた減速レートに従ってインバータのスロー停止機能に
より電源ポンプが徐々に減速停止され、交流主電源の遮
断時には電源切換スイッチがONとなって直流補助電源
が供給されると共に運転指令スイッチがOFFとなり予
め設定された減速レートに従ってインバータのスロー停
止機能により電動ポンプが徐々に減速停止されるよう構
成したことを特徴とする、電動ポンプのウォータハンマ
防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218546A JP2002031063A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 電動ポンプのウォータハンマ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218546A JP2002031063A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 電動ポンプのウォータハンマ防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002031063A true JP2002031063A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18713474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000218546A Pending JP2002031063A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 電動ポンプのウォータハンマ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002031063A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015177603A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 株式会社東芝 | モータ駆動用インバータ装置 |
CN112628128A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-04-09 | 上海威派格智慧水务股份有限公司 | 一种防水锤控制方法及*** |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04131150U (ja) * | 1991-05-21 | 1992-12-02 | 株式会社三陽電機製作所 | 無停電電源装置 |
-
2000
- 2000-07-19 JP JP2000218546A patent/JP2002031063A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04131150U (ja) * | 1991-05-21 | 1992-12-02 | 株式会社三陽電機製作所 | 無停電電源装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015177603A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 株式会社東芝 | モータ駆動用インバータ装置 |
CN112628128A (zh) * | 2020-12-02 | 2021-04-09 | 上海威派格智慧水务股份有限公司 | 一种防水锤控制方法及*** |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070405 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091113 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100511 |