JP2002026796A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

無線通信装置及び無線通信システム

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JP2002026796A
JP2002026796A JP9495398A JP9495398A JP2002026796A JP 2002026796 A JP2002026796 A JP 2002026796A JP 9495398 A JP9495398 A JP 9495398A JP 9495398 A JP9495398 A JP 9495398A JP 2002026796 A JP2002026796 A JP 2002026796A
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JP
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wireless communication
antenna
reception quality
communication device
transmission power
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Katsuhiko Hiramatsu
勝彦 平松
Osamu Kato
修 加藤
Toyoki Kami
豊樹 上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FDD方式の通信において、受信信号に
基づいて送信アンテナを決定することができること。 【解決手段】 FDD方式の無線通信において、端末に
おいて受信品質を測定し、その測定結果を基地局に報告
し、基地局において受信品質の報告結果に基づいて送信
アンテナを切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアンテナを
備えた無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信装置について、文献"次
世代W-CDMA/TDDシステムの伝送特性(電子情報
通信学会 信学技報 SSE97-41、RCS97-36(1997-06)"を用
いて説明する。この文献には、スペースダイバーシチに
おいて、TDD(Time Division Duplex)方式における
送信アンテナ切り替えダイバーシチが記載されている。
以下、この記載について説明する。
【0003】基地局(BS)は、複数のアンテナブラン
チを備えており、上り回線は受信合成ダイハーシチを行
い、下り回線は送信選択スペースダイバーシチ(SD)
を行う。上り回線は各ブランチ、各パスの相関値を最大
比合成して復号する。下り回線では、この上り回線の各
ブランチの相関値を直前のスロット(0.625ms)
分平均して通信チャネルの受信電力を求め、受信電力の
大きいアンテナを選択し当該下り回線スロット(0.6
25ms)の送信を行う。
【0004】このように、上記従来の技術では、下り回
線の直前のスロットの各ブランチ(各アンテナ)の相関値
(所望信号受信電力に相当)を算出し、受信電力の大きい
アンテナを選択して下り回線スロットの通信を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術には以下の課題がある。すなわち、TDD方式
では、上り回線及び下り回線とも同じ周波数を利用する
ので、上記のように受信信号に基づいて送信アンテナを
決定することができるが、FDD(Frequency Division
Duplex)方式では、受信を行う周波数と送信を行う周
波数が異なるため、送信アンテナ切り替えダイバーシチ
を行う場合に、上記のように受信信号に基づいて送信ア
ンテナを決定することができないのが現状である。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、FDD方式の通信において、受信信号に基づいて
送信アンテナを決定することができる無線通信装置及び
無線通信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を講じた。
【0008】請求項1記載の無線通信装置に関する発明
は、周波数分割複信における通信相手からの受信品質情
報に基づいて送信信号を送信するアンテナを切り替える
切替手段と、切り替えられたアンテナから送信信号を送
信する送信手段と、を具備する構成を採る。
【0009】請求項12記載の無線通信システムに関す
る発明は、受信品質を測定する受信品質測定手段及びこ
の受信品質を含む情報を送信する送信手段を備える第1
無線通信装置と、前記受信品質に基づいてアンテナを切
り替える切替手段を備えた第2無線通信装置と、を具備
し、周波数分割複信により通信を行なう構成を採る。
【0010】これらの構成により、受信相手である第1
無線通信装置の受信品質に基づいて、第2無線通信装置
の送信アンテナを切り替える。周波数複信においては、
受信品質情報をそのまま利用することができないので、
送信側の受信品質に基づいてアンテナ切り替えを行な
う。これにより、第1無線通信装置の受信品質が悪い状
態が続くことを回避することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の無
線通信装置において、切替手段が、受信品質情報におけ
る受信品質測定結果が閾値よりも小さいときにアンテナ
を切り替える構成を採る。
【0012】請求項14の発明は、請求項12記載の無
線通信システムにおいて、切替手段が、受信品質情報に
おける受信品質測定結果が閾値よりも小さいときにアン
テナを切り替える構成を採る。
【0013】これらの構成によれば、所定のレベルに達
しないアンテナを切り替えることができ、これにより、
通信状態を良好に維持することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の無
線通信装置において、切替手段が、受信品質情報におけ
る受信品質測定結果が第1閾値よりも小さい場合であっ
て、受信電界強度が第2閾値よりも大きい時にアンテナ
に切り替える構成を採る。
【0015】請求項15記載の発明は、請求項12記載
の無線通信システムにおいて、切替手段が、受信品質情
報における受信品質測定結果が第1閾値よりも小さい場
合であって、受信電界強度が第2閾値よりも大きい時に
アンテナに切り替える構成を採る。
【0016】これらの構成によれば、受信電界強度が大
きければ、見通し通信が確保されると判断できるので、
無線通信装置同士の通信路が遮蔽されているアンテナが
選択されることを回避できる。したがって、送信アンテ
ナ切り替えによる改善効果を向上させることができる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1記載の無
線通信装置において、切替手段が、受信品質情報におけ
る受信品質測定結果が第1閾値よりも小さい場合に、受
信電界強度が最も大きいアンテナに切り替える構成を採
る。
【0018】請求項16記載の発明は、請求項12記載
の無線通信システムにおいて、切替手段が、受信品質情
報における受信品質測定結果が第1閾値よりも小さい場
合に、受信電界強度が最も大きいアンテナに切り替える
構成を採る。
【0019】これらの構成により、無線通信装置同士の
通信路が遮蔽されているアンテナが選択することを回避
でき、かつ、回線状態が良いアンテナを選択する確率を
高めることができる。したがって、送信アンテナ切り替
えによる改善効果を向上させることができる。
【0020】請求項5記載の無線通信装置に関する発明
は、周波数分割複信における通信相手からの送信電力制
御情報に基づいて送信信号を送信するアンテナを切り替
える切替手段と、切り替えられたアンテナから送信信号
を送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
【0021】請求項5記載の無線通信装置においては、
請求項6記載の発明のように、送信電力制御情報は、通
信相手の受信品質情報に基づいて決定される。
【0022】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の無線通信システムにおいて、第1無線通信装置が、受
信品質に基づいて送信電力を制御する送信電力制御手段
を具備し、前記情報は送信電力の制御値を含む構成を採
る。
【0023】これらの構成によれば、通信相手である第
1無線通信装置の受信品質に基づいた送信電力制御によ
り第2無線通信装置のアンテナを切り替えることができ
る。更に、送信電力制御にアンテナ切り替えを行なうの
で、第1無線通信装置から送信する情報量を減らすこと
ができる。更に、第2無線通信装置の送信電力を決定す
る送信電力制御をモニタしながら第2無線通信装置のア
ンテナ切り替えを行うので、第2無線通信装置の送信電
力を閾値以下に抑えることができる。
【0024】請求項7記載の発明は、請求項5記載の無
線通信装置において、切替手段が、送信電力制御情報に
おける制御値を積算し、積算値が閾値よりも大きい場合
に、他のアンテナに切り替える構成を採る。
【0025】請求項17記載の発明は、請求項13記載
の無線通信システムにおいて、切替手段が、送信電力制
御情報の制御値を積算し、積算値が閾値よりも大きい場
合に、他のアンテナに切り替える構成を採る。
【0026】これらの構成により、短い期間での細かい
送信電力制御において、無線通信装置同士の通信路が遮
蔽されているアンテナが選択されることを回避すること
ができ、かつ、回線状態が良いアンテナを選択する確率
を高めることができる。したがって、送信アンテナ切り
替えによる改善効果を向上させることができる。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項5記載の無
線通信装置において、切替手段が、送信電力制御情報に
おける制御値を積算し、積算値が第1閾値よりも大きい
場合に、受信電界強度が第2閾値よりも大きいアンテナ
に切り替える構成を採る。
【0028】請求項18記載の発明は、請求項13記載
の無線通信システムにおいて、切替手段が、送信電力制
御情報の制御値を積算し、積算値が第1閾値よりも大き
い場合に、受信電界強度が第2閾値よりも大きいアンテ
ナに切り替える構成を採る。
【0029】また、請求項9記載の発明は、請求項5記
載の無線通信装置において、切替手段が、送信電力制御
情報における制御値を積算し、積算値が第1閾値よりも
大きい場合に、受信電界強度が最大のアンテナに切り替
える構成を採る。
【0030】請求項19記載の発明は、請求項13記載
の無線通信システムにおいて、切替手段が、送信電力制
御情報の制御値を積算し、積算値が第1閾値よりも大き
い場合に、受信電界強度が最大のアンテナに切り替える
構成を採る。
【0031】これらの構成により、送信アンテナ切り替
えによる改善効果を更に向上させることができる。
【0032】請求項20記載の発明は、請求項12乃至
請求項19のいずれかに記載の無線通信システムにおい
て、第1無線通信装置が、第2無線通信装置に常時情報
を送信する構成を採る。
【0033】この構成によれば、精度良くアンテナ切り
替えを行なうことができる。
【0034】請求項21記載の発明は、請求項12乃至
請求項19のいずれかに記載の無線通信システムにおい
て、第1無線通信装置が、第2無線通信装置に必要なと
きにのみ情報を送信する構成を採る。
【0035】この構成によれば、通信量を少なくして、
アンテナ切り替えを行なうことができる。
【0036】請求項21記載の無線通信システムにおい
ては、請求項22記載の発明のように、第1無線通信装
置において測定する受信品質が劣化した時に、第2無線
通信装置にアンテナ切り替えを要求する構成や、請求項
23記載の発明のように、第2無線通信装置で送信に使
用するアンテナの受信品質が劣化した場合に、第1無線
通信装置に対して受信品質を含む情報の送信を要求する
構成を採ることができる。
【0037】また、請求項24記載の発明のように、第
1無線通信装置が、受信信号に誤りがある場合に、第2
無線通信装置に対して再送要求を出す構成を採ることが
できる。この場合、請求項25記載の発明のように、第
2無線通信装置が、再送要求を受けた時に第1無線通信
装置に対して受信品質を含む情報の送信を要求する構成
を採ることが好ましい。
【0038】また、請求項26記載の発明のように、第
2無線通信装置が、前記情報に含まれる受信品質に基づ
いてアンテナを切り替える構成を採ることが好ましい。
【0039】請求項27記載の発明は、請求項13、請
求項17乃至請求項19のいずれかに記載の無線通信シ
ステムにおいて、送信電力制御手段が、第2無線通信装
置のアンテナ切り替え前の送信電力より小さい送信電力
に制御する構成を採る。
【0040】この構成によれば、アンテナを切り替える
ことによる回線改善効果が起きた際の過剰品質を抑圧
し、干渉電力を削減することができる。
【0041】請求項28記載の発明は、請求項14乃至
請求項19のいずれかに記載の無線通信システムにおい
て、CDMA通信方式を採用し、第2無線通信装置が、
拡散率に応じて閾値を設定する構成を採る。
【0042】この構成によれば、拡散率によって異なる
干渉量になるという状況をに応じて送信電力の最大値を
細かく設定することができる。
【0043】本発明においては、請求項10記載の発明
のように、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の無
線通信装置を備える基地局装置を提供し、また、請求項
11記載の発明のように、請求項1乃至請求項9のいず
れかに記載の無線通信装置を備える移動局装置を提供す
る。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0045】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形
態1に係る無線通信装置の構成を示すブロック図であ
る。ここでは、無線通信装置が基地局装置である場合に
ついて説明する。
【0046】この無線通信装置では、アンテナ101で
受信した信号は、送信と受信で同一のアンテナを用いる
ためのアンテナ共用器103を通じて受信RF回路10
5に送られる。受信RF回路105では、受信信号が増
幅され、中間周波数又はベースバンド周波数に周波数変
換される。
【0047】また、アンテナ102で受信した信号は、
送信と受信で同一のアンテナを用いるためのアンテナ共
用器104を通じて受信RF回路106に送られる。受
信RF回路106では、受信信号が増幅され、中間周波
数又はベースバンド周波数に周波数変換される。
【0048】それぞれ周波数変換された信号は、ダイバ
ーシチ合成回路107でダイバーシチ合成される。ダイ
バーシチ合成は必須の機能ではないが、本装置は、送信
アンテナの切り替えダイバーシチを行うためにアンテナ
を複数備えているので、受信性能を向上させるためにダ
イバーシチ受信を行った方が良い。次いで、ダイバーシ
チ受信を行った結果が復調回路108で復調される。復
調結果は、分離回路109に送られ、分離回路109で
受信データとアンテナ切り替え制御のための制御信号に
分離される。
【0049】アンテナ切り替え制御回路110では、受
信した制御信号に基づいてアンテナ101とアンテナ1
02のいずれかで送信するかを選択し、選択されたアン
テナに切り替える信号を切り替え器113に送る。アン
テナ切り替え制御回路の動作については後で説明する。
【0050】送信については、送信データを変調回路1
11で変調して送信RF回路112に送る。送信RF回
路112では、送信データを周波数変換し、更に増幅し
て切り替え器113に送る。切り替え器113では、ア
ンテナ101とアンテナ102のいずれかを切り替え、
切り替えられたアンテナから送信信号を送信する。
【0051】図2は、本発明の実施の形態1に係る無線
通信装置の構成を示すブロック図である。ここでは、無
線通信装置が端末装置である場合について説明する。
【0052】アンテナ201で受信された信号は、送信
と受信で同一のアンテナを用いるためのアンテナ共用器
202を通じて受信RF回路203に送られ、そこで増
幅され、更に中間周波数又はベースバンド周波数へ周波
数変換される。周波数変換された信号は、復調回路20
4で復調される。同時に、受信RF回路の出力信号は受
信品質測定回路205に送られ、そこで受信品質が測定
される。
【0053】この受信品質としては、例えば、受信電界
強度、所望波受信電力、受信信号電力対干渉電力比(S
IR)、受信信号電力対干渉電力+雑音電力比(Signal-
to-Interference pulse Noise Ratio、以下SINRと
省略する)がある。受信電界強度は、受信RFの電力を
測定すれば良い。これにより、回路構成が最も簡単とな
る。また、干渉波が存在しないような環境で用いること
ができる。
【0054】所望波受信電力は、受信信号に対して既知
信号を乗算して測定する。この場合、干渉波が存在する
時は、受信電界強度だけでは、所望波と干渉波の受信電
力を報告してしまうことになるので、必ずしも端末が必
要とする所望信号の受信電力を報告したことにならない
恐れがある。このため、端末が必要とする所望信号の受
信電力を測定して報告する必要がある。そこで、誤り率
特性を決定する指標として最も確実な情報であるSIN
Rを受信品質として用いることが好ましい。
【0055】所望波受信電力の測定回路を図3に示す。
この回路では、受信信号の既知パタン部分を取り出し、
基地局が持つ既知パタンを複素共役回路302で複素共
役演算し、更に複素乗算回路301で複素乗算を行い、
電力測定回路303で電力を測定する。
【0056】一方、SINRの測定回路を図4に示す。
この回路では、受信信号の既知パタン部分を取り出し、
基地局が持つ既知パタンを複素共役回路402で複素共
役演算し、更に複素乗算回路401で複素乗算を行い、
複素平面上の所望受信信号の位置(図5における黒丸の
位置)を算出し、その電力を測定する。更に、干渉波電
力+雑音電力測定回路404において、各受信信号の位
置(図5における白丸の位置)と所望受信信号の位置
(図5における黒丸の位置)との間のベクトルの2乗和の
平均値から干渉波+雑音電力を測定する。また、所望電
力測定回路403で所望電力を測定する。次いで、比算
出回路405において、干渉波電力+雑音電力測定回路
404及び所望電力測定回路403の出力から比を算出
する。これにより、SINRを算出する。
【0057】これらの方法で算出した受信品質測定結果
は多重回路206へ送られる。多重回路206では、送
信データと受信品質測定結果を送信スロットに割当て
る。このような送信データを変調回路207で変調し、
送信RF回路208で周波数変換し、増幅する。そし
て、この送信信号をアンテナ共用器202を通じてアン
テナ201から送信する。
【0058】このように、図1に示す無線通信装置(基
地局)のアンテナから送信された下り回線の信号の受信
品質測定結果を図2に示す無線通信装置(端末)で測定
し、上り回線で基地局に報告する。基地局においては、
上り回線で受信した端末装置が測定した受信品質測定結
果に基づいて送信するアンテナを切り替える。
【0059】ここで、アンテナ切り替え制御回路の動作
について詳しく説明する。図6はアンテナ切り替え制御
回路のフロー図である。報告された受信品質測定結果と
閾値とを比較する。ここでは、受信品質がSIRである
場合について説明するが、受信品質が受信電界強度、所
望波受信電力、SINRであっても同様である。
【0060】受信品質測定結果(SIR)が閾値1より
も大きい場合はそのままのアンテナを用いる。一方、S
IRが閾値1よりも小さい場合はアンテナを切り替え
る。例えば、アンテナ数が2本の場合は、他方のアンテ
ナに切り替える。
【0061】アンテナ数が3本以上の場合は、図7に示
すように、受信電力強度に基づいてアンテナを切り替え
る。例えば、受信RSSI(Received Signal Strength
Indicator)が最大のアンテナを選択する。この場合、
FDD方式においてはキャリア周波数の差によってフェ
ージングの相関はほぼ零となり、基地局での受信電界が
強いアンテナを選択して送信しても、端末の受信電力が
大きくなるとは限らない。
【0062】一方、見通し通信が確保されていない場合
は、基地局の受信電界強度と端末の受信電界強度は共に
非常に小さい値となる。このようにして、見通し通信が
確保されていないアンテナを除外することができる。
【0063】なお、基地局の受信電界が最大となるアン
テナではなく、基地局の受信電界強度がある閾値以上の
任意のアンテナを選択しても良い。
【0064】以上のような構成により、端末の受信品質
に基づいて基地局のアンテナを切り替えることができ、
シャドウイングによる下り回線の品質劣化を抑圧するこ
とができる。
【0065】ここで、端末装置から基地局装置への報告
について説明する。この報告には、常時報告する方法
と、必要に応じて報告する方法がある。前者の方法は、
常時報告を行っているので、精度良くアンテナを切り替
えることができるが、通信量は多くなる。
【0066】音声通信などの場合は、図14に示すよう
に、音声情報と制御情報を1つのスロット内に多重して
送信される場合が多い。したがって、音声通信や低速デ
ータ通信においては常時報告を行うことは可能である。
【0067】後者の方法は、必要な時だけ報告するの
で、通信量は少なくてすむ。この方法は、高速データ通
信を実現するためのパケット通信などに使うことが望ま
しい。パケット通信では、バースト的に発生する情報を
短時間で送る。そのために、図15(a)及び図15
(b)に示すように、スロット中に制御情報は多重され
ずに、メッセージであるか制御情報であるかを示すフラ
グを用いる。図15(a)では、制御フラグがメッセー
ジの場合を示し、図15(b)では、制御フラグが制御
情報の場合を示す。したがって、必要に応じて報告する
場合に、図15(b)に示すようにフラグを制御情報と
して送信する。
【0068】次に、アンテナ切り替えを行うタイミング
について説明する。アンテナ切り替えのタイミングには
以下の3つの方法がある。
【0069】まず、第1の方法を図16(a)を用いて
説明する。端末装置側で受信品質を測定していて、急激
に受信品質が悪くなる時がある。移動通信環境下では、
シャドウイングと呼ばれる見通し通信が確保できなくな
った場合では、急激に数十dBも受信電界強度が小さく
なる。このような状況をモニタしていて、受信品質が急
激に小さくなったタイミングで報告する。基地局装置で
は、この受信品質報告を契機にアンテナ切り替えを行
う。
【0070】次に、第2の方法を図16(b)を用いて
説明する。基地局装置において、送信しているアンテナ
の受信品質を測定している。受信品質が急激に悪くなっ
た場合は、シャドウイングと呼ばれる見通し通信が確保
できなくなったと考えられる。シャドウイングは、端末
装置のアンテナと基地局装置のアンテナの位置で決まる
ものであり、キャリア周波数差には影響されない。した
がって、このような場合は端末装置においても受信品質
が急激に劣化すると考えられる。そこで、基地局装置か
ら端末装置に向けて受信品質の報告要求を送る。端末装
置では受信品質を測定して基地局装置に報告する。基地
局装置では受信品質報告値にしたがってアンテナ切り替
え制御を行う。
【0071】次に、第3の方法を図16(c)を用いて
説明する。端末装置において、受信したメッセージに誤
りがある場合に再送要求を行う。基地局装置において、
端末装置から再送要求が行われたタイミングで、基地局
装置から端末装置に向けて受信品質の報告要求を送る。
端末装置では受信品質を測定して基地局装置に報告す
る。基地局装置では受信品質報告値にしたがってアンテ
ナ切り替え制御を行う。
【0072】なお、上記3種類の方法のいくつかを組み
合わせることによって、アンテナ切り替え制御の遅れを
なくし、きめ細かな制御を行うことができる。
【0073】(実施の形態2)図8は、本発明の実施の形
態2に係る無線通信装置の構成を示すブロック図であ
る。ここでは、無線通信装置が基地局装置である場合に
ついて説明する。
【0074】この無線通信装置においては、アンテナ8
01で受信した信号は、送信と受信で同一のアンテナを
用いるためのアンテナ共用器803を通じて受信RF回
路805に送られる。受信RF回路805では、受信信
号が増幅され、中間周波数又はベースバンド周波数に周
波数変換される。
【0075】また、アンテナ802で受信した信号は、
送信と受信で同一のアンテナを用いるためのアンテナ共
用器804を通じて受信RF回路806に送られる。受
信RF回路806では、受信信号が増幅され、中間周波
数又はベースバンド周波数に周波数変換される。
【0076】それぞれ周波数変換された信号は、ダイバ
ーシチ合成回路807でダイバーシチ合成される。ダイ
バーシチ合成は必須の機能ではないが、本装置は、送信
アンテナの切り替ええダイバーシチを行うためにアンテ
ナを複数備えているので、受信性能を向上させるために
ダイバーシチ受信を行った方が良い。次いで、ダイバー
シチ受信を行った結果が復調回路808で復調される。
復調結果は、分離回路809に送られ、分離回路809
で受信データと送信電力制御信号に分離される。
【0077】アンテナ切り替え制御回路810では、送
信電力制御信号に基づいてアンテナ801とアンテナ8
02のいずれかで送信するかを選択し、選択されたアン
テナに切り替える信号を切り替え器813に送る。アン
テナ切り替え制御回路の動作については後で説明する。
【0078】送信については、送信データを変調回路8
11で変調して送信RF回路112に送る。送信RF回
路では、送信データを周波数変換し、更に増幅して切り
替ええ器813に送る。切り替え器813では、アンテ
ナ801とアンテナ802のいずれかを切り替え、切り
替えられたアンテナから送信信号を送信する。
【0079】図9は、本発明の実施の形態2に係る無線
通信装置の構成を示すブロック図である。ここでは、無
線通信装置が端末装置である場合について説明する。
【0080】アンテナ901で受信された信号は、送信
と受信で同一のアンテナを用いるためのアンテナ共用器
902を通じて受信RF回路903に送られ、そこで増
幅され、更に中間周波数又はベースバンド周波数に周波
数変換される。周波数変換された信号は、復調回路90
4で復調される。同時に、受信RF回路の出力信号は、
送信電力制御値算出回路905に送られ、そこで送信電
力制御信号が決定される。
【0081】この送信電力制御信号は、例えば、受信電
界強度、所望波受信電力、受信信号電力対干渉電力比
(SIR)、受信信号電力対干渉電力+雑音電力比(S
INR)に基づいて決定する。また、送信電力信号とし
て送る情報量は、送信電力を大きくする/小さくする、
の2情報の場合や、大きくする/そのまま保持/小さく
する、の3情報の場合や、4情報以上にして前記以上に
制御量を細かく設定する場合がある。
【0082】まず、制御情報が2情報の場合について説
明する。受信電界強度に基づく場合は、受信RFの電力
を測定する。そして、測定した電力が閾値3よりも大き
い場合は基地局からの送信電力を小さくするように制御
信号を生成し、測定した電力が閾値3よりも小さい場合
は基地局からの送信電力を大きくするように制御信号を
生成する。このような受信電界強度に基づく方法は回路
構成が最も簡単である。また、干渉波が存在しないよう
な環境で用いることができる。
【0083】所望波受信電力に基づく場合は、受信信号
に対して既知信号を乗算して測定する。干渉波が存在す
る時は、受信電界強度だけでは、所望波と干渉波の受信
電力を報告してしまうことになるので、必ずしも端末が
必要とする所望信号の受信電力を報告したことにならな
い恐れがある。このため、端末が必要とする所望信号の
受信電力を測定して報告する必要がある。そこで、誤り
率特性を決定する指標として最も確実な情報であるSI
NRを受信品質として用いることが好ましい。
【0084】所望波受信電力の測定回路を図10に示
す。この回路では、受信信号の既知パタン部分を取り出
し、基地局が持つ既知パタンを複素共役回路1002で
複素共役演算し、複素乗算回路1001で複素乗算を行
い、電力測定回路1003で電力を測定する。そして、
比較回路1004で測定した電力が閾値3よりも大きい
場合は基地局からの送信電力を小さくするように制御信
号を生成し、測定した電力が閾値3よりも小さい場合は
基地局からの送信電力を大きくするように制御信号を生
成する。
【0085】一方、SINRの測定回路を図11に示
す。この回路では、受信信号の既知パタン部分を取り出
し、基地局が持つ既知パタンを複素共役回路1102で
複素共役演算し、更に複素乗算回路1101で複素乗算
を行い、複素平面上の所望受信信号の位置(図5におけ
る黒丸の位置)を算出し、その電力を測定する。更に、
干渉波電力+雑音電力測定回路1104において、各受
信信号の位置(図5における白丸の位置)と所望受信信
号の位置(図5における黒丸の位置)とのベクトルの2乗
和の平均値から干渉波+雑音電力を測定する。また、所
望電力測定回路1103で所望電力を測定する。次い
で、比算出回路1105において、干渉波電力+雑音電
力測定回路1104及び所望電力測定回路1103の出
力から比を算出する。そして、比較回路1106で測定
した電力比が閾値3よりも大きい場合は基地局からの送
信電力を小さくするように制御信号を生成し、測定した
電力比が閾値3よりも小さい場合は基地局からの送信電
力を大きくするように制御信号を生成する。
【0086】次に、制御情報が3情報の場合について説
明する。3情報の場合は、閾値として閾値3と閾値3よ
りも大きい閾値4を用いる。測定した電力比が閾値3よ
りも小さい場合は基地局からの送信電力を大きくするよ
うな制御情報を生成する。測定した電力比が閾値3より
も大きく、かつ、閾値4よりも小さい場合は、基地局か
らの送信電力をそのまま保持するように制御情報を生成
する。測定した電力比が閾値4よりも大きい場合は、基
地局からの送信電力を小さくするように制御情報を生成
する。
【0087】更に、制御情報が4情報以上の場合は、閾
値数を(制御情報数−1)に設定して、複数の閾値の大小
関係に基づく閾値判定により細かく分けられた制御情報
を決定する。
【0088】これらの方法で算出した送信電力制御情報
は多重回路906へ送る。多重回路906では、送信デ
ータと送信電力制御情報を送信スロットに割当てる。こ
のような送信データを変調回路907で変調し、送信R
F回路908で周波数変換し、増幅する。そして、この
送信信号をアンテナ共用器902を通じてアンテナ90
1から送信する。
【0089】このように、図8に示す無線通信装置(基
地局)のアンテナから送信された下り回線の信号の受信
品質に基づいた送信電力制御信号を図9に示す無線通信
装置(端末)で生成し、上り回線で無線基地局に報告す
る。基地局においては、上り回線で受信した端末装置が
測定した送信電力制御信号に基づいて送信するアンテナ
を切り替える。
【0090】ここで、アンテナ切り替え制御回路の動作
について詳しく説明する。図12はアンテナ数が2本の
場合のフロー図である。報告された送信電力制御情報を
積算する。そして、送信電力制御情報の積算値と閾値2
を比較する。この閾値は送信機の限界値又は送信電力を
大きくすることによって生ずる下り回線の干渉量にした
がって決定する。
【0091】例えば、CDMA通信方式で送信電力を大
きくすることによって生じる下り回線の干渉量にしたが
って送信電力制御量を決定する場合は、拡散率にしたが
って決定する。すなわち、16倍拡散と256倍拡散で
送信する場合は、拡散率で16倍の開きがあるので、1
6倍拡散時の送信電力の閾値は256倍拡散時の送信電
力の閾値の16倍にする。このようにすることにより、
拡散率に応じて適切なアンテナ切り替えを行なうことが
できる。
【0092】送信電力制御情報の積算値が閾値2よりも
大きい場合はそのままのアンテナを用いる。閾値2より
も小さい場合はアンテナを切り替える。アンテナ数が2
本の場合は、他方のアンテナに切り替える。
【0093】図13にアンテナ数が3本以上の場合のフ
ロー図である。アンテナ数が3本以上の場合は、送信電
力制御積算値に加えて受信電力強度に基づいてアンテナ
を切り替える。例えば、受信RSSI(Received Signa
l Strength Indicator)が最大のアンテナを選択する。
この場合、FDD方式においてはキャリア周波数の差に
よってフェージングの相関はほぼ零となり、基地局での
受信電界が強いアンテナを選択して送信しても、端末の
受信電力が大きくなるとは限らない。
【0094】一方、見通し通信が確保されていない場合
は、基地局の受信電界強度と端末の受信電界強度は共に
非常に小さい値となる。このようにして、見通し通信が
確保されていないアンテナを除外することができる。
【0095】なお、基地局の受信電界が最大となるアン
テナではなく、基地局の受信電界強度がある閾値以上の
任意のアンテナを選択しても良い。
【0096】また、基地局の送信電力設定手段として
は、アンテナを切り替えるたびに切り替える前のアンテ
ナでの送信電力で送信する方法と、切り替える前のアン
テナでの送信電力から一定の値だけ小さくして送信する
方法がある。前者の方法は、端末に対して確実に通信品
質を改善させるために有効である。この構成では、アン
テナ切り替え制御回路810に入力した送信電力制御信
号をそのまま送信RF回路へ送れば良い。送信RF回路
においては、送信電力制御信号に基づいて送信電力の上
げ下げを制御する。
【0097】後者の方法は、端末に対して回線の改善が
行われた場合に、送信電力が大きな値になっているため
に、他端末に大きな干渉となっていることが考えられ
る。このため、アンテナを切り替える際に送信電力から
一定の値を引いて設定する。この構成では、アンテナ切
り替え制御回路810に入力した送信電力制御信号を、
アンテナ切り替え時に一定値だけ送信電力を小さくする
ような制御信号に変更すれば良い。送信RF回路におい
ては、送信電力制御信号に基づいて送信電力の上げ下げ
を制御する。その際に、送信電力制御量積算値も一定値
分小さくする必要がある。
【0098】小さくする一定値については、例えばCD
MA方式においては、3dB低減させて送信することに
より、同様の拡散率で通信している端末装置を1台分だ
け、増やすことができるようになる。
【0099】また、送信電力制御情報と共に、実施の形
態1で説明した方法で、端末装置から受信品質情報を報
告しても良い。なお、端末装置から基地局装置への報告
や、そのタイミングについては、実施の形態1と同様で
ある。
【0100】そして、アンテナ切り替え制御は、通常は
送信電力制御情報の積算値に基づいて行い、端末装置側
の受信品質が急激に悪くなった場合は、端末装置側から
受信品質情報を基地局装置に報告し、基地局装置におい
てアンテナ切り替え制御を行う。また、基地局装置にお
いて端末装置からのARQ制御情報などの再送要求が発
生したタイミングで、端末装置に受信品質の測定要求を
送り、端末装置で受信品質を測定し、基地局装置に報告
する。基地局装置では、報告された受信品質に基づいて
アンテナ切り替え処理を行う。
【0101】このような構成により、基地局において、
端末が受信品質を測定して決定した基地局の送信電力制
御信号に基づいて基地局のアンテナを切り替えることが
でき、シャドウイングによる下り回線の品質劣化を抑圧
することができる。更に、CDMA通信方式の場合に
は、拡散率に基づいた切り替え判定基準を持つことによ
り、より細かいアンテナ切り替え制御を行うことができ
る。
【0102】上記実施の形態1及び2においては、図1
及び図8に示す無線通信装置が基地局装置であり、図2
及び図9に示す無線通信装置が端末装置である場合につ
いて説明しているが、本発明においては、図1及び図8
に示す無線通信装置が端末装置であり、図2及び図9に
示す無線通信装置が基地局装置である場合についても適
用することができる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線通信装
置及び無線通信方法によれば、受信品質が悪くなった時
点を起点としてアンテナ切り替えを行うことができる。
更に、受信電界強度がある程度以上のアンテナを選択す
ることにより、シャドウイングによる回線断となる可能
性の大きいアンテナを選択することを避けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線通信装置(基
地局)を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る無線通信装置(端末)を
示すブロック図
【図3】上記実施の形態に係る無線通信装置(端末)に
おける所望波受信電力測定方法を説明するためのブロッ
ク図
【図4】上記実施の形態に係る無線通信装置(端末)に
おける所望波受信電力対干渉波受信電力+雑音電力測定
方法を説明するためのブロック図
【図5】上記実施の形態に係る無線通信装置(端末)の
所望波受信電力対干渉波受信電力+雑音電力比測定方法
を説明するための図
【図6】上記実施の形態に係る無線通信装置(基地局)
おけるアンテナ切り替え方法を説明するためのフロー図
【図7】上記実施の形態に係る無線通信装置(基地局)
おけるアンテナ切り替え方法を説明するためのフロー図
【図8】本発明の実施の形態2に係る無線通信装置(基
地局)を示すブロック図
【図9】上記実施の形態に係る無線通信装置(端末)を
示すブロック図
【図10】上記実施の形態に係る無線通信装置(端末)
の所望波受信電力に基づいた送信電力制御量算出方法を
説明するためのブロック図
【図11】上記実施の形態に係る無線通信装置(端末)
の所望波受信電力対干渉波受信電力+雑音電力比に基づ
いた送信電力制御量算出方法を説明するためのブロック
【図12】上記実施の形態に係る無線通信装置(基地
局)おけるアンテナ切り替え方法を説明するためのフロ
ー図
【図13】上記実施の形態に係る無線通信装置(基地
局)おけるアンテナ切り替え方法を説明するためのフロ
ー図
【図14】本発明の無線通信装置を用いた通信において
使用するデータのフレーム構成図
【図15】本発明の無線通信装置を用いた通信において
使用するデータのフレーム構成図
【図16】本発明における基地局装置と端末装置との間
のシーケンス図
【符号の説明】
101,102,201 アンテナ 103,104,202 アンテナ共用器 105,106,203 受信RF回路 107 ダイバーシチ合成回路 108,204 復調回路 109 分離回路 110 アンテナ切り替え制御回路 111,207 変調回路 112,208 送信RF回路 113 アンテナ切り替え回路 205 受信品質測定回路 206 多重回路 301,401 複素乗算回路 302,402 複素共役回路 303 電力測定回路 403 所望波電力測定回路 404 干渉電力+雑音電力測定回路 405 比算出回路
フロントページの続き (72)発明者 上 豊樹 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K059 BB05 CC03 DD02 DD05 DD12 DD15 DD25 DD33 EE03 5K067 AA23 BB02 CC02 CC10 CC24 DD27 DD42 DD43 DD44 DD45 DD51 EE02 EE10 FF16 GG01 GG07 GG08 HH26 HH28 KK01 KK03

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数分割複信における通信相手からの
    受信品質情報に基づいて送信信号を送信するアンテナを
    切り替える切替手段と、切り替えられたアンテナから送
    信信号を送信する送信手段と、を具備することを特徴と
    する無線通信装置。
  2. 【請求項2】 切替手段は、受信品質情報における受信
    品質測定結果が閾値よりも小さいときにアンテナを切り
    替えることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 切替手段は、受信品質情報における受信
    品質測定結果が第1閾値よりも小さい場合であって、受
    信電界強度が第2閾値よりも大きい時にアンテナに切り
    替えることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 切替手段は、受信品質情報における受信
    品質測定結果が第1閾値よりも小さい場合に、受信電界
    強度が最も大きいアンテナに切り替えることを特徴とす
    る請求項1記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 周波数分割複信における通信相手からの
    送信電力制御情報に基づいて送信信号を送信するアンテ
    ナを切り替える切替手段と、切り替えられたアンテナか
    ら送信信号を送信する送信手段と、を具備することを特
    徴とする無線通信装置。
  6. 【請求項6】 送信電力制御情報は、通信相手の受信品
    質情報に基づいて決定されることを特徴とする請求項5
    記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 切替手段は、送信電力制御情報における
    制御値を積算し、積算値が閾値よりも大きい場合に、他
    のアンテナに切り替えることを特徴とする請求項5記載
    の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 切替手段は、送信電力制御情報における
    制御値を積算し、積算値が第1閾値よりも大きい場合
    に、受信電界強度が第2閾値よりも大きいアンテナに切
    り替えることを特徴とする請求項5記載の無線通信装
    置。
  9. 【請求項9】 切替手段は、送信電力制御情報における
    制御値を積算し、積算値が第1閾値よりも大きい場合
    に、受信電界強度が最大のアンテナに切り替えることを
    特徴とする請求項5記載の無線通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれかに記
    載の無線通信装置を備えることを特徴とする基地局装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項9のいずれかに記
    載の無線通信装置を備えることを特徴とする移動局装
    置。
  12. 【請求項12】 受信品質を測定する受信品質測定手段
    及びこの受信品質を含む情報を送信する送信手段を備え
    る第1無線通信装置と、前記受信品質に基づいてアンテ
    ナを切り替える切替手段を備えた第2無線通信装置と、
    を具備し、周波数分割複信により通信を行なうことを特
    徴とする無線通信システム。
  13. 【請求項13】 第1無線通信装置は、受信品質に基づ
    いて送信電力を制御する送信電力制御手段を具備し、前
    記情報は送信電力の制御値を含むことを特徴とする請求
    項12記載の無線通信システム。
  14. 【請求項14】 切替手段は、受信品質情報における受
    信品質測定結果が閾値よりも小さいときにアンテナを切
    り替えることを特徴とする請求項12記載の無線通信シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 切替手段は、受信品質情報における受
    信品質測定結果が第1閾値よりも小さい場合であって、
    受信電界強度が第2閾値よりも大きい時にアンテナに切
    り替えることを特徴とする請求項12記載の無線通信シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 切替手段は、受信品質情報における受
    信品質測定結果が第1閾値よりも小さい場合に、受信電
    界強度が最も大きいアンテナに切り替えることを特徴と
    する請求項12記載の無線通信システム。
  17. 【請求項17】 切替手段は、送信電力制御情報の制御
    値を積算し、積算値が閾値よりも大きい場合に、他のア
    ンテナに切り替えることを特徴とする請求項13記載の
    無線通信システム。
  18. 【請求項18】 切替手段は、送信電力制御情報の制御
    値を積算し、積算値が第1閾値よりも大きい場合に、受
    信電界強度が第2閾値よりも大きいアンテナに切り替え
    ることを特徴とする請求項13記載の無線通信システ
    ム。
  19. 【請求項19】 切替手段は、送信電力制御情報の制御
    値を積算し、積算値が第1閾値よりも大きい場合に、受
    信電界強度が最大のアンテナに切り替えることを特徴と
    する請求項13記載の無線通信システム。
  20. 【請求項20】 第1無線通信装置は、第2無線通信装
    置に常時情報を送信することを特徴とする請求項12乃
    至請求項19のいずれかに記載の無線通信システム。
  21. 【請求項21】 第1無線通信装置は、第2無線通信装
    置に必要なときにのみ情報を送信することを特徴とする
    請求項12乃至請求項19のいずれかに記載の無線通信
    システム。
  22. 【請求項22】 第1無線通信装置において測定する受
    信品質が劣化した時に、第2無線通信装置にアンテナ切
    り替えを要求することを特徴とする請求項21記載の無
    線通信システム。
  23. 【請求項23】 第2無線通信装置において送信に使用
    するアンテナの受信品質が劣化した場合に、第1無線通
    信装置に対して受信品質を含む情報の送信を要求するこ
    とを特徴とする請求項21記載の無線通信システム。
  24. 【請求項24】 第1無線通信装置は、受信信号に誤り
    がある場合に、第2無線通信装置に対して再送要求を出
    すことを特徴とする請求項21記載の無線通信システ
    ム。
  25. 【請求項25】 第2無線通信装置は、再送要求を受け
    た時に第1無線通信装置に対して受信品質を含む情報の
    送信を要求することを特徴とする請求項24記載の無線
    通信システム。
  26. 【請求項26】 第2無線通信装置は、前記情報に含ま
    れる受信品質に基づいてアンテナを切り替えることを特
    徴とする請求項23又は請求項25記載の無線通信シス
    テム。
  27. 【請求項27】 送信電力制御手段は、第2無線通信装
    置のアンテナ切り替え前の送信電力より小さい送信電力
    に制御することを特徴とする請求項13、請求項17乃
    至請求項19のいずれかに記載の無線通信システム。
  28. 【請求項28】 CDMA通信方式を採用し、第2無線
    通信装置は、拡散率に応じて閾値を設定することを特徴
    とする請求項14乃至請求項19のいずれかに記載の無
    線通信システム。
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