JP2002016943A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置および画像表示方法

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JP2002016943A
JP2002016943A JP2000194194A JP2000194194A JP2002016943A JP 2002016943 A JP2002016943 A JP 2002016943A JP 2000194194 A JP2000194194 A JP 2000194194A JP 2000194194 A JP2000194194 A JP 2000194194A JP 2002016943 A JP2002016943 A JP 2002016943A
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JP2000194194A
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Hideyuki Fujishima
秀幸 藤嶋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像メモリとヒストグラムメモリとを
使わずにパレットデータを作成でき、演算量を削減する
ことができ、消費電力の削減とより自然な画像表示とを
行うことができる画像表示装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 圧縮データの伸張と共にDCT係数のD
C成分の抽出を行う復号化器12と、抽出したDC成分
の中から表示用パレット色を選択するパレットデータ作
成器13と、復号化器出力のカラー画像を選択パレット
色に近似すると共に選択パレット色に対して与えたカラ
ーコードに変換する色量子化器4と、カラーコードに変
換したカラー画像を保持する表示メモリ5と、表示メモ
リに保持したカラー画像をディスプレイドライバ用色デ
ータに変換するルックアップテーブル6と、カラー画像
を表示するディスプレイデバイス8と、変換色データに
従ってディスプレイデバイスを制御するディスプレイド
ライバ7とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算資源が限られ
ている携帯端末装置等の装置において減色処理を行う画
像表示装置および画像表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像の表示を行う端末装置が急速
に普及している。このような端末装置は、装置のコスト
を低く押さえるために、表示可能な色の数を256色程
度に制限し、表示のためのメモリを節約することが多
い。このような制限があっても、文書や表などの用途に
ついては十分な表示能力であるが、写真などの自然な画
像を表示する際には、24ビット程度で表現された画像
を8ビットで表現するために減色処理を行う必要があ
り、この減色の方法により画質は大きく影響される。そ
のため、できるだけ演算量と使用するメモリ容量とを少
なくして、高い画質を実現するという要求が高まってい
る。減色の有効な方式の一つとして、数万色の中から必
要な256色を選択して表示を行う適応パレット方式が
ある。以下に従来の画像表示装置について説明する。
【0003】図7は従来の画像表示装置を示すブロック
図である。
【0004】図7において、2はDCTを利用した圧縮
データ1を復号する復号化器、3は復号化器2から出力
されるフルカラーで表現されたフルカラーデータ(カラ
ー画像データ)を記録する画像メモリとしてのフルカラ
ーメモリ、4は後述のパレットデータ作成器11から与
えられたパレット色で復号化器2出力のフルカラーデー
タを近似する色量子化器である。色量子化器4は、復号
化器2出力のフルカラーデータを、上記のパレット色で
近似して、8ビットの符号で表されたカラーコードに変
換する。また、5は色量子化器4から出力されるカラー
コードを記憶する表示メモリ、6は表示メモリ5から読
み出されたカラーコードを色データに変換するルックア
ップテーブルとしての色変換テーブル、7は色変換テー
ブル7から出力される色データに従って後述のディスプ
レイデバイス8を制御するディスプレイドライバ、8は
画像の表示を行うディスプレイデバイス、9は復号化器
2から出力されるフルカラーデータを基にヒストグラム
を作成するヒストグラム作成器、10はヒストグラム作
成器9で作成されたヒストグラムを記録するヒストグラ
ムメモリ、11はヒストグラムメモリ10上に作成され
たヒストグラムを基にカラー画像の表示の際に使用する
パレット色を選択し、パレットデータpを作成するパレ
ットデータ作成器である。
【0005】このように構成された画像表示装置につい
て、その動作を図8を用いて説明をする。図8は図7の
画像表示装置の動作を示すフローチャートである。
【0006】図8において、まずはじめに、復号化器2
は、可変長復号化、逆量子化および逆DCTにより、各
画素の色データを算出し、得られたカラー画像データを
フルカラーメモリ3に保存する(S41)。次に、ヒス
トグラム作成器9は、画像メモリ(フルカラーメモリ)
3に保存された色データをもとに色のヒストグラムを作
成し(S42)、その結果をヒストグラムメモリ10に
記憶する。次に、パレットデータ作成器11は、ヒスト
グラムメモリ10から読み出したヒストグラムを基にカ
ラー画像の表示の際に使用するパレット色を選択し、パ
レットデータpを作成する(S43)。次に、色量子化
器4は、パレットデータ作成器11からのパレットデー
タpを用いて各画素の色を近似(量子化)し(S4
4)、その近似された色を記号(カラーコード)に変換
して表示メモリ5に書き込む(S45)。次に、色変換
テーブル6は記号から色データへの変換を行い(S4
6)、ディスプレイドライバ7でディスプレイデバイス
8を駆動して画像を表示する(S47)。
【0007】上述した従来の画像表示装置では、使用す
る色を選択する際に逆DCT変換により画像全体の画素
の色を一旦フルカラーメモリ3上に展開する必要がある
ため、フルカラー(24ビットカラー)による画像をメ
モリ3上に持つことになる。更に、その色データからヒ
ストグラムを作成するために膨大な演算量を必要とし、
更なるメモリ(ヒストグラムメモリ)10を必要とす
る。これは、携帯端末装置などのように限られた演算資
源のなかで画像表示を行う場合には、膨大なメモリ容量
によるコストアップとヒストグラム作成のための演算に
伴う消費電力の増加とを生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の画像表示装置では、膨大なメモリ容量によるコストア
ップとヒストグラム作成のための演算に伴う消費電力の
増加とを発生するという問題点を有していた。
【0009】この画像表示装置では、DCT係数の段階
で色の選択を行って予め変換テーブル用の色を選択して
おくことにより、すべての画素の色情報をメモリ上に展
開することなく予め用意した色により近似して順次記号
に変換できるため、フルカラー画像を記憶するメモリと
ヒストグラムを作成するためのメモリとを使わずにパレ
ットデータを作成することができ、さらに、画像全体の
ヒストグラムを作成する処理を行わないことにより演算
量を削減することができ、消費電力を削減できると共に
より自然な画像を表示することができることが要求され
ている。
【0010】本発明は、この要求を満たすため、フルカ
ラー画像を記憶するメモリとヒストグラムを作成するた
めのメモリとを使わずにパレットデータを作成すること
ができ、また画像全体のヒストグラムを作成する処理を
行わないことにより演算量を削減することができ、消費
電力の削減とより自然な画像表示とを行うことができる
画像表示装置、および、フルカラー画像を記憶するメモ
リとヒストグラムを作成するためのメモリとを使わずに
パレットデータを作成し、また画像全体のヒストグラム
を作成する処理を行わないことにより演算量を削減し、
消費電力の削減とより自然な画像表示とを行うための画
像表示方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の画像表示装置は、DCTを使った圧縮データ
を伸張すると共にDCT係数のDC成分を抽出する復号
化器と、表示に使用するパレット色を抽出したDC成分
の中から選択するパレットデータ作成器と、復号化器か
ら出力されるカラー画像を選択したパレット色に近似す
ると共に選択したパレット色に対して与えられたカラー
コードに変換する色量子化器と、カラーコードに変換し
たカラー画像を保持する表示メモリと、表示メモリに保
持されているカラー画像をディスプレイドライバ用の色
データに変換するルックアップテーブルと、カラー画像
を表示するディスプレイデバイスと、変換した色データ
に従ってディスプレイデバイスを制御するディスプレイ
ドライバとを有する構成を備えている。
【0012】これにより、フルカラー画像を記憶するメ
モリとヒストグラムを作成するためのメモリとを使わず
にパレットデータを作成することができ、また画像全体
のヒストグラムを作成する処理を行わないことにより演
算量を削減することができ、消費電力の削減とより自然
な画像表示とを行うことができる画像表示装置が得られ
る。
【0013】上記課題を解決するために本発明の画像形
成方法は、DCTに基づく圧縮データからDCT係数の
DC成分を抽出する抽出ステップと、抽出したDC成分
をパレット色として選択するパレット色選択ステップ
と、圧縮データを逆DCTにより復号化してカラー画像
を生成する復号化ステップと、生成したカラー画像の画
素の色を選択したパレット色で近似する色量子化ステッ
プと、近似したカラー画像の画素の色を逐次カラーコー
ドとして表示メモリに格納するメモリ格納ステップと、
カラー画像の全画素に対して復号化ステップと色量子化
ステップとメモリ格納ステップとを繰り返す繰返しステ
ップと、表示メモリから格納したカラーコードを読み出
して色データに変換する色データ変換ステップと、変換
した色データによってディスプレイデバイスを制御して
画像を表示する画像表示ステップとを有する構成を備え
ている。
【0014】これにより、フルカラー画像を記憶するメ
モリとヒストグラムを作成するためのメモリとを使わず
にパレットデータを作成し、また画像全体のヒストグラ
ムを作成する処理を行わないことにより演算量を削減
し、消費電力の削減とより自然な画像表示とを行うため
の画像表示方法が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の画像形
成装置は、DCTを使った圧縮データを伸張すると共に
DCT係数のDC成分を抽出する復号化器と、表示に使
用するパレット色を抽出したDC成分の中から選択する
パレットデータ作成器と、復号化器から出力されるカラ
ー画像を選択したパレット色に近似すると共に選択した
パレット色に対して与えられたカラーコードに変換する
色量子化器と、カラーコードに変換したカラー画像を保
持する表示メモリと、表示メモリに保持されているカラ
ー画像をディスプレイドライバ用の色データに変換する
ルックアップテーブルと、カラー画像を表示するディス
プレイデバイスと、変換した色データに従ってディスプ
レイデバイスを制御するディスプレイドライバとを有す
ることとしたものである。
【0016】この構成により、圧縮された画像データ
(圧縮データ)を伸張する前にパレット色を選択してパ
レットデータの作成を行い、伸張後のフルカラーデータ
を画像メモリ上に展開することなく順次パレット色に近
似して、直接表示メモリに書き込むことができるので、
カラー画像データを記憶する画像メモリとパレットデー
タ作成のためのヒストグラムを記憶するヒストグラムメ
モリとを削除することができるという作用を有する。ま
た、表示のための色を復号化器出力のDC成分から選択
することにより、色の選択のための演算を大幅に削減す
ることができ、携帯端末装置などでは極めて重要となる
消費電力を削減することができるという作用を有する。
【0017】請求項2に記載の画像表示方法は、DCT
に基づく圧縮データからDCT係数のDC成分を抽出す
る抽出ステップと、抽出したDC成分をパレット色とし
て選択するパレット色選択ステップと、圧縮データを逆
DCTにより復号化してカラー画像を生成する復号化ス
テップと、生成したカラー画像の画素の色を選択したパ
レット色で近似する色量子化ステップと、近似したカラ
ー画像の画素の色を逐次カラーコードとして表示メモリ
に格納するメモリ格納ステップと、カラー画像の全画素
に対して復号化ステップと色量子化ステップとメモリ格
納ステップとを繰り返す繰返しステップと、表示メモリ
から格納したカラーコードを読み出して色データに変換
する色データ変換ステップと、変換した色データによっ
てディスプレイデバイスを制御して画像を表示する画像
表示ステップとを有することとしたものである。
【0018】この構成により、圧縮された画像データ
(圧縮データ)を伸張する前にパレット色を選択してパ
レットデータの作成を行い、伸張後のフルカラーデータ
を画像メモリ上に展開することなく順次パレット色に近
似して、直接表示メモリに書き込むことができるので、
カラー画像データを記憶する画像メモリとパレットデー
タ作成のためのヒストグラムを記憶するヒストグラムメ
モリとを削除することができるという作用を有する。ま
た、表示のための色を抽出したDC成分から選択するこ
とにより、色の選択のための演算を大幅に削減すること
ができ、携帯端末装置などでは極めて重要となる消費電
力を削減することができるという作用を有する。
【0019】請求項3に記載の画像表示方法は、請求項
2に記載の画像表示方法において、パレット色選択ステ
ップにおいて、パレット色として選択可能な色の数より
もDC成分の数の方が多い場合には、カラー画像の中央
に位置するブロックのDC成分から順番に色を選択し、
選択可能な色の数に到達したところで選択を終了するこ
ととしたものである。
【0020】この構成により、使用する色の選択を簡単
にしつつ、人物のポートレイトなどに適したより有効な
パレットを定義できるという作用を有する。
【0021】請求項4に記載の画像表示方法は、請求項
2に記載の画像表示方法において、パレット色選択ステ
ップにおいて、パレット色として選択可能な色の数より
もDC成分の数の方が多い場合には、カラー画像の単数
または複数の任意の位置を中心として順番にブロックの
DC成分から色を選択し、選択可能な色の数に到達した
ところで選択を終了することとしたものである。
【0022】この構成により、使用する色の選択を簡単
にしつつ、複数の人物や人物と物体といったものが写っ
ている写真などを表示する際に有効なパレットを定義で
きるという作用を有する。
【0023】請求項5に記載の画像表示方法は、請求項
2乃至4のいずれか1に記載の画像表示方法において、
パレット色選択ステップにおいて、パレット色として選
択可能な色の数よりもDC成分の数の方が多い場合に
は、類似した色が近隣のブロックにある場合には異なる
色として選択し、類似した色が離れたブロックにある場
合には同じ色として選択することとしたものである。
【0024】この構成により、色が変化する線が強調さ
れてしまう現象を抑制して、写真などの自然画像のため
の効果的なパレットを作成するという作用を有する。
【0025】請求項6に記載の画像表示方法は、請求項
2乃至4のいずれか1に記載の画像表示方法において、
パレット色選択ステップにおいて、パレット色として選
択可能な色の数よりもDC成分の数の方が多い場合に
は、設定された距離よりも離れたブロックで類似した色
がある場合には異なる色として選択し、設定された距離
よりも近くのブロックで類似した色がある場合には同じ
色として選択することとしたものである。
【0026】この構成により、近隣画素の細かい変化を
無視する色の変化のはっきりしたイラストのような画像
に適したパレットを作成するという作用を有する。
【0027】請求項7に記載の画像表示装置は、請求項
1に記載の画像表示装置において、入力されるカラー画
像の識別子によって自然画像か合成画像かを判別する判
別手段を有し、判別手段は、カラー画像は自然画像であ
ると判別したときは請求項4に記載された画像表示方法
により画像表示を行い、カラー画像は合成画像であると
判別したときは請求項5に記載された画像表示方法によ
り画像表示を行うこととしたものである。
【0028】この構成により、写真やCG等のように色
のなめらかな変化を持つ画像と、線画やポスターなどの
同じ色が広い領域を占めるような画像とにそれぞれ適し
たパレットを作成し、良好な画質を得るという作用を有
する。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による画像表示装置を示すブロック図である。
【0031】図1において、色量子化器4、表示メモリ
5、ルックアップテーブル6、ディスプレイドライバ
7、ディスプレイデバイス8は図7と同様のものなの
で、同一符号を付し、説明は省略する。12は入力され
た圧縮データ1を復号化し、復号化されたフルカラーデ
ータ(カラー画像データ)を出力するとともにDC成分
を抽出する復号化器、13は復号化器12から出力され
るDC成分を入力するパレットデータ作成器である。パ
レットデータ作成器13で作成されるパレットデータ
(パレット色を示すデータ)は色量子化器4およびルッ
クアップテーブル6に対して入力される。
【0032】以上のように構成された画像表示装置につ
いて、機能等を説明する。
【0033】圧縮データ1は原画像に対してDCT変換
等を施すことによって得られるもので、静止画像圧縮の
標準方式であるJPEGでは8×8画素ブロック毎にこ
のDCT変換を施し、更にDCT変換によって得られた
高周波成分を中心に量子化を行い、更に、そのデータに
対して可変長符号化を施すことにより画像データの圧縮
を実現する。復号化器12は、圧縮データ1に対して可
変長復号化および逆量子化を施し、DCT係数を抽出す
る。復号化器12は、このDCT係数のうちブロックデ
ータの先頭に記録されているDCT係数の中の直流成分
(DC成分)aのみを順次抽出し、さらに逆DCT変換
を行い、DCT係数から実際のカラー画像データ(フル
カラーデータ)vを生成する。パレットデータ作成器1
3は、入力されたDC成分aの中から、装置に対して指
定された数だけの異なる色を選択し、パレットデータp
として出力する。色量子化器3は、復号化器12から出
力されるカラー画像(フルカラー画像)vの画素の色を
既存のアルゴリズムを用いてパレットデータpによって
量子化し、割り当てられた色を示すカラーコードによっ
てカラー画像vの色を順次表現し、表示メモリ5に対し
て書き込む。表示メモリ5は、カラー画像v全体の画素
をカラーコードで表現したデータ(カラーコードデー
タ)をすべて格納するだけの容量を持つ。ルックアップ
テーブル6は、表示メモリ5から読みだしたカラーコー
ドをフルカラーで表現された色データに変換する。具体
的にはカラーコードをアドレスとし、アドレスによって
指定されるメモリのエントリには選択されたフルカラー
の色データが格納されており、そのアドレスの入力によ
り、選択された色データを出力する。更に、ディスプレ
イドライバ7は、色データに従ってディスプレイデバイ
ス8を制御するための電圧を発生する。ディスプレイデ
バイス8は、ディスプレイドライバ7から与えられた電
圧に従って各色の成分を発色させることにより、カラー
画像を表示する。
【0034】以上のように構成された画像表示装置につ
いて、その動作を図2を用いて説明する。図2は本発明
の実施の形態1による画像表示装置の動作を示すフロー
チャートである。
【0035】まず、圧縮データ1がブロック単位で入力
された復号化器12は、圧縮データ1に対して可変長復
号化及び逆量子化を行い、DCT係数のDC成分aを抽
出する(S1、抽出ステップ)。パレットデータ作成器
13は、復号化器12で抽出したDC成分aを基に実際
の表示において使用するパレット色を選択し(パレット
色選択ステップ)、パレットデータとして色量子化器4
とルックアップテーブル6に登録する(S2)。次に、
復号化器12は、各ブロックの画素に対して逆DCT変
換(復号化)を行い、カラー画像の画素の色データを算
出する(S3、復号化ステップ)。次に、色量子化器4
は、パレットデータ作成器13で選択したパレット色を
用いてカラー画像vの色データの量子化(近似)を行い
(色量子化ステップ)、量子化された色をカラーコード
に変換し(S4)、表示メモリ5にカラーコードを書き
込む(S5、メモリ格納ステップ)。すべてのブロック
内のすべての画素に対してステップS3からステップS
5を繰り返す(繰返しステップ)。次に、ルックアップ
テーブル7は、表示メモリ5から記憶されているカラー
コードを読み込み、それをルックアップテーブルのアド
レスとして入力し、表示のための色データを作成する
(S7、色データ変換ステップ)。ディスプレイドライ
バ7は、ルックアップテーブル6で作成された色データ
を電圧に変換し、ディスプレイデバイス8を駆動し、デ
ィスプレイデバイス8は減色処理されたカラー画像を表
示する(S8、画像表示ステップ)。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、DC
T係数のうちのDC成分aからパレットに利用する色
(パレット色)を選択することにより、パレットデータ
作成のためのヒストグラムを作成する必要が無くなり、
演算量を大幅に削減して消費電力を低減できると同時に
ヒストグラムのために必要なメモリの使用量を大幅に削
減することができる。また、先にパレット色を作成して
おいてから逆DCT変換の出力であるカラー画像データ
vを順次近似して表示メモリ5に書き込むことにより、
カラー画像全体のフルカラーデータをメモリ上に展開す
る必要が無くなり、そのための膨大な作業領域を削除す
ることができる。
【0037】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる画像表示装置の構成は図1と同様の構成であり、そ
の説明は省略する。本実施の形態は、実施の形態1にお
けるパレットデータ作成器13の色の選択方法に関する
ものである。本実施の形態ではパレットデータ作成器1
3は3つの動作モードを持つ。3つの動作モードは、中
央優先モードと近隣優先モードと近隣同色モードであ
る。
【0038】このように構成された画像表示装置につい
て、上記動作モードを図3〜図6を用いて説明する。図
3は中央優先モードにおけるパレットデータ作成器13
の動作を示すフローチャートであり、図4は中央優先モ
ードにおける色の抽出の順序を示す順序説明図、図5は
近隣優先モードにおけるパレットデータ作成器13の動
作を示すフローチャート、図6は近隣同色モードにおけ
るパレットデータ作成器13の動作を示すフローチャー
トである。
【0039】まず図3、図4を用いて、中央優先モード
における動作を説明する。
【0040】図3において、まず、画像のサイズが入力
され(S11)、画像サイズを元に画像の中心付近に存
在するブロックが算出され(S12)、探索の開始位置
が決定される(S13)。次に、ブロックのDC成分a
がパレットデータpとして選択される(S14)。次
に、パレットデータがパレット数に達したか否かが判定
され(S15)、まだ達していないと判定された場合に
は、図4に示す順番(中心からその周囲へという順番)
で画像のブロックを探索する。パレット数に達したと判
定した場合にはパレット色の選択を完了する。
【0041】次に、図5を用いて、近隣優先モードにつ
いて説明する。
【0042】図5において、まず、どれくらい類似した
色を同一色とみなすかを決定する検索用マスクを設定す
る(S21)。次に、所定の順番(例えば画面の上部1
行目にあるブロックを左から右へ、さらに2行目、・・
・、最終行という順番)により画像を構成するブロック
からDC成分aを抽出する(S22)。次に、検索用マ
スクを用いてDC成分aに類似した色が既にパレットデ
ータとして登録されているかどうかを判定する(S2
3)。既に登録されていると判定した場合にはステップ
S26へジャンプして上記DC成分aを上記類似した色
と同一色として登録し、未登録と判定した場合にはステ
ップS24へ進む。ステップS24では既に登録されて
いる色が選択されたブロックとDC成分aが選択された
ブロックとのカラー画像上での距離(ユークリッド距
離)を比較し、その距離が閾値よりも近い場合にはステ
ップS25へ、遠い場合にはステップS27へジャンプ
する。ステップS25では登録されている色とDC成分
aが検査用マスク無しで完全に一致するかどうかを判定
する。完全に一致すると判定した場合にはステップS2
7へ、一致しないと判定した場合にはステップS26で
パレットデータとして登録する。ステップS27では、
画像を構成する全ブロックに対して探索が終了したかど
うかを判定し、終了していない場合にはステップS22
へジャンプし、全ブロックを探索した場合にはパレット
データ作成を終了する。
【0043】次に、図6を用いて、近隣同色モードにつ
いて説明する。
【0044】図6において、まず、どれくらい類似した
色を同一色とみなすかを決定する検索用マスクを設定す
る(S31)。次に、所定の順番(例えば画面の上部1
行目にあるブロックを左から右へ、さらに2行目、・・
・、最終行という順番)により画像を構成するブロック
からDC成分aを抽出する(S32)。次に、検索用マ
スクを用いてDC成分aに類似した色が既にパレットデ
ータとして登録されているかどうかを判定する(S3
3)。既に登録されていると判定した場合にはステップ
S36へジャンプして上記DC成分aを上記類似した色
と同一色として登録し、未登録と判定した場合にはステ
ップS34へ進む。ステップS34では既に登録されて
いる色が選択されたブロックとDC成分aが選択された
ブロックとのカラー画像上での距離(ユークリッド距
離)を比較し、その距離が閾値よりも遠い場合にはステ
ップS35へ、近い場合にはステップS37へジャンプ
する。ステップS35では登録されている色とDC成分
aが検査用マスク無しで完全に一致するかどうかを判定
する。完全に一致すると判定した場合にはステップS3
7へ、一致しないと判定した場合にはステップS36で
パレットデータとして登録する。ステップS37では、
画像を構成する全ブロックに対して探索が終了したかど
うかを判定し、終了していない場合にはステップS32
へジャンプし、全ブロックを探索した場合にはパレット
データ作成を終了する。
【0045】さらに、本実施の形態は実施の形態2にお
けるパレットデータ作成器13の持つモードを選定する
ための手段を示す。
【0046】このように構成された画像表示装置におい
て、圧縮データの属性値(例えばファイル名の拡張子)
を確認し、動作モードを判定する。具体的には、ファイ
ル名がimage.jpgであれば近隣優先モード、i
mage.jsgであれば近隣同色モード、imag
e.jppであれば中央優先モードを選択する。ここで
決定されたモードを示す情報はパレットデータ作成器1
3に与えられ、前記モードを示す情報に従って実施の形
態2における各モードに対応した手続きにより画像の表
示を行う。
【0047】以上のように本実施の形態によれば、人物
の顔のポートレイトなどのように画像の中央部分に注目
する点がある場合には中央優先モードを選択し、画像の
中央部分に存在する色を優先的に選択することにより、
人物の顔のように類似した色で広い面積が表現されてい
る場合でも、顔の表面が持つなめらかな色の変化の表現
が可能となる。また、写真や3次元CGのようになめら
かな色の変化が多い画像を表示する場合には、近隣優先
モードを選択し、近隣のブロックに対しては類似した色
でもパレットデータとして登録することにより、近隣で
の微妙な変化を表現し、また距離が離れている場合には
類似した色を同一色として扱うことにより、パレットデ
ータの節約をすることが可能となる。さらに、線画やポ
スターのように同一色の平面が多く存在する画像では近
隣同色モードを選択し、近隣のブロックに関しては類似
した色を同一色とみなすことにより、画像の符号化時に
発生するノイズを低減させることが可能となる。このよ
うにして、より自然な画像を生成することが可能にな
る。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
画像表示装置によれば、DCTを使った圧縮データを伸
張すると共にDCT係数のDC成分を抽出する復号化器
と、表示に使用するパレット色を抽出したDC成分の中
から選択するパレットデータ作成器と、復号化器から出
力されるカラー画像を選択したパレット色に近似すると
共に選択したパレット色に対して与えられたカラーコー
ドに変換する色量子化器と、カラーコードに変換したカ
ラー画像を保持する表示メモリと、表示メモリに保持さ
れているカラー画像をディスプレイドライバ用の色デー
タに変換するルックアップテーブルと、カラー画像を表
示するディスプレイデバイスと、変換した色データに従
ってディスプレイデバイスを制御するディスプレイドラ
イバとを有することにより、圧縮された画像データ(圧
縮データ)を伸張する前にパレット色を選択してパレッ
トデータの作成を行い、伸張後のフルカラーデータを画
像メモリ上に展開することなく順次パレット色に近似し
て、直接表示メモリに書き込むことができるので、カラ
ー画像データを記憶する画像メモリとパレットデータ作
成のためのヒストグラムを記憶するヒストグラムメモリ
とを削除することができるという有利な効果が得られ
る。また、表示のための色を復号化器出力のDC成分か
ら選択することにより、色の選択のための演算を大幅に
削減することができ、携帯端末装置などでは極めて重要
となる消費電力を削減することができるという有利な効
果が得られる。
【0049】請求項2に記載の画像表示方法によれば、
DCTに基づく圧縮データからDCT係数のDC成分を
抽出する抽出ステップと、抽出したDC成分をパレット
色として選択するパレット色選択ステップと、圧縮デー
タを逆DCTにより復号化してカラー画像を生成する復
号化ステップと、生成したカラー画像の画素の色を選択
したパレット色で近似する色量子化ステップと、近似し
たカラー画像の画素の色を逐次カラーコードとして表示
メモリに格納するメモリ格納ステップと、カラー画像の
全画素に対して復号化ステップと色量子化ステップとメ
モリ格納ステップとを繰り返す繰返しステップと、表示
メモリから格納したカラーコードを読み出して色データ
に変換する色データ変換ステップと、変換した色データ
によってディスプレイデバイスを制御して画像を表示す
る画像表示ステップとを有することにより、圧縮された
画像データ(圧縮データ)を伸張する前にパレット色を
選択してパレットデータの作成を行い、伸張後のフルカ
ラーデータを画像メモリ上に展開することなく順次パレ
ット色に近似して、直接表示メモリに書き込むことがで
きるので、カラー画像データを記憶する画像メモリとパ
レットデータ作成のためのヒストグラムを記憶するヒス
トグラムメモリとを削除することができるという有利な
効果が得られる。また、表示のための色を抽出したDC
成分から選択することにより、色の選択のための演算を
大幅に削減することができ、携帯端末装置などでは極め
て重要となる消費電力を削減することができるという有
利な効果が得られる。
【0050】請求項3に記載の画像表示方法によれば、
請求項2に記載の画像表示方法において、パレット色選
択ステップにおいて、パレット色として選択可能な色の
数よりもDC成分の数の方が多い場合には、カラー画像
の中央に位置するブロックのDC成分から順番に色を選
択し、選択可能な色の数に到達したところで選択を終了
することにより、使用する色の選択を簡単にしつつ、人
物のポートレイトなどに適したより有効なパレットを定
義できるという有利な効果が得られる。
【0051】請求項4に記載の画像表示方法によれば、
請求項2に記載の画像表示方法において、パレット色選
択ステップにおいて、パレット色として選択可能な色の
数よりもDC成分の数の方が多い場合には、カラー画像
の単数または複数の任意の位置を中心として順番にブロ
ックのDC成分から色を選択し、選択可能な色の数に到
達したところで選択を終了することにより、使用する色
の選択を簡単にしつつ、複数の人物や人物と物体といっ
たものが写っている写真などを表示する際に有効なパレ
ットを定義できるという有利な効果が得られる。
【0052】請求項5に記載の画像表示方法によれば、
請求項2乃至4のいずれか1に記載の画像表示方法にお
いて、パレット色選択ステップにおいて、パレット色と
して選択可能な色の数よりもDC成分の数の方が多い場
合には、類似した色が近隣のブロックにある場合には異
なる色として選択し、類似した色が離れたブロックにあ
る場合には同じ色として選択することにより、色が変化
する線が強調されてしまう現象を抑制して、写真などの
自然画像のための効果的なパレットを作成することがで
きるという有利な効果が得られる。
【0053】請求項6に記載の画像表示方法によれば、
請求項2乃至4のいずれか1に記載の画像表示方法にお
いて、パレット色選択ステップにおいて、パレット色と
して選択可能な色の数よりもDC成分の数の方が多い場
合には、設定された距離よりも離れたブロックで類似し
た色がある場合には異なる色として選択し、設定された
距離よりも近くのブロックで類似した色がある場合には
同じ色として選択することにより、近隣画素の細かい変
化を無視する色の変化のはっきりしたイラストのような
画像に適したパレットを作成することができるという有
利な効果が得られる。
【0054】請求項7に記載の画像表示装置によれば、
請求項1に記載の画像表示装置において、入力されるカ
ラー画像の識別子によって自然画像か合成画像かを判別
する判別手段を有し、判別手段は、カラー画像は自然画
像であると判別したときは請求項4に記載された画像表
示方法により画像表示を行い、カラー画像は合成画像で
あると判別したときは請求項5に記載された画像表示方
法により画像表示を行うことにより、写真やCG等のよ
うに色のなめらかな変化を持つ画像と、線画やポスター
などの同じ色が広い領域を占めるような画像とにそれぞ
れ適したパレットを作成して、良好な画質を得ることが
できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2による画像表示装置
を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1による画像表示装置の動
作を示すフローチャート
【図3】中央優先モードにおけるパレットデータ作成器
の動作を示すフローチャート
【図4】中央優先モードにおける色の抽出の順序を示す
順序説明図
【図5】近隣優先モードにおけるパレットデータ作成器
の動作を示すフローチャート
【図6】近隣同色モードにおけるパレットデータ作成器
の動作を示すフローチャート
【図7】従来の画像表示装置を示すブロック図
【図8】図7の画像表示装置の動作を示すフローチャー
【符号の説明】
4 色量子化器 5 表示メモリ 6 ルックアップテーブル 7 ディスプレイドライバ 8 ディスプレイデバイス 12 復号化器 13 パレットデータ作成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 14/00 G09G 5/00 555A H04N 9/64 5/36 520A Fターム(参考) 5C057 AA06 EM09 EM16 GE09 GG01 GG05 GH03 5C066 AA03 CA01 GA31 HA03 KE07 KE11 KE16 KM13 5C082 AA22 BA26 BA34 BA35 BB51 BD02 CA12 CA84 DA71 DA87 EA15 MM02 MM07 5K041 AA08 BB08 CC02 EE51

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】DCTを使った圧縮データを伸張すると共
    にDCT係数のDC成分を抽出する復号化器と、表示に
    使用するパレット色を前記抽出したDC成分の中から選
    択するパレットデータ作成器と、前記復号化器から出力
    されるカラー画像を前記選択したパレット色に近似する
    と共に前記選択したパレット色に対して与えられたカラ
    ーコードに変換する色量子化器と、前記カラーコードに
    変換したカラー画像を保持する表示メモリと、前記表示
    メモリに保持されているカラー画像をディスプレイドラ
    イバ用の色データに変換するルックアップテーブルと、
    カラー画像を表示するディスプレイデバイスと、前記変
    換した色データに従って前記ディスプレイデバイスを制
    御するディスプレイドライバとを有することを特徴とす
    る画像表示装置。
  2. 【請求項2】DCTに基づく圧縮データからDCT係数
    のDC成分を抽出する抽出ステップと、前記抽出したD
    C成分をパレット色として選択するパレット色選択ステ
    ップと、前記圧縮データを逆DCTにより復号化してカ
    ラー画像を生成する復号化ステップと、前記生成したカ
    ラー画像の画素の色を前記選択したパレット色で近似す
    る色量子化ステップと、前記近似したカラー画像の画素
    の色を逐次カラーコードとして表示メモリに格納するメ
    モリ格納ステップと、カラー画像の全画素に対して前記
    復号化ステップと前記色量子化ステップと前記メモリ格
    納ステップとを繰り返す繰返しステップと、前記表示メ
    モリから格納したカラーコードを読み出して色データに
    変換する色データ変換ステップと、前記変換した色デー
    タによってディスプレイデバイスを制御して画像を表示
    する画像表示ステップとを有することを特徴とする画像
    表示方法。
  3. 【請求項3】前記パレット色選択ステップにおいて、パ
    レット色として選択可能な色の数よりもDC成分の数の
    方が多い場合には、カラー画像の中央に位置するブロッ
    クのDC成分から順番に色を選択し、選択可能な色の数
    に到達したところで選択を終了することを特徴とする請
    求項2に記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】前記パレット色選択ステップにおいて、パ
    レット色として選択可能な色の数よりもDC成分の数の
    方が多い場合には、カラー画像の単数または複数の任意
    の位置を中心として順番にブロックのDC成分から色を
    選択し、選択可能な色の数に到達したところで選択を終
    了することを特徴とする請求項2に記載の画像表示方
    法。
  5. 【請求項5】前記パレット色選択ステップにおいて、パ
    レット色として選択可能な色の数よりもDC成分の数の
    方が多い場合には、類似した色が近隣のブロックにある
    場合には異なる色として選択し、類似した色が離れたブ
    ロックにある場合には同じ色として選択することを特徴
    とする請求項2乃至4のいずれか1に記載の画像表示方
    法。
  6. 【請求項6】前記パレット色選択ステップにおいて、パ
    レット色として選択可能な色の数よりもDC成分の数の
    方が多い場合には、設定された距離よりも離れたブロッ
    クで類似した色がある場合には異なる色として選択し、
    前記設定された距離よりも近くのブロックで類似した色
    がある場合には同じ色として選択することを特徴とする
    請求項2乃至4のいずれか1に記載の画像表示方法。
  7. 【請求項7】入力されるカラー画像の識別子によって自
    然画像か合成画像かを判別する判別手段を有し、前記判
    別手段は、前記カラー画像は自然画像であると判別した
    ときは請求項4に記載された画像表示方法により画像表
    示を行い、前記カラー画像は合成画像であると判別した
    ときは請求項5に記載された画像表示方法により画像表
    示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装
    置。
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