JP2002015842A - 赤外線電球及びそれを用いた装置 - Google Patents

赤外線電球及びそれを用いた装置

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JP2002015842A
JP2002015842A JP2000199181A JP2000199181A JP2002015842A JP 2002015842 A JP2002015842 A JP 2002015842A JP 2000199181 A JP2000199181 A JP 2000199181A JP 2000199181 A JP2000199181 A JP 2000199181A JP 2002015842 A JP2002015842 A JP 2002015842A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭素を含む物質の燒結体を発熱体とする赤外
線電球において、振動や衝撃による発熱体の破損を防止
できる赤外線電球及びそれを用いた装置を提供する。 【解決手段】 炭素を含む物質の燒結体からなる発熱体
の両端部にそれぞれ炭素系接着剤で接合された炭素系物
質よりなるブロック、それぞれの一端をブロックに巻き
付け嵌合した内部リード線、それぞれの内部リード線の
各他端部に接合されたモリブデン箔、それぞれのモリブ
デン箔に接合された外部リード線、及び発熱体1の少な
くとも1箇所以上の部分に取り付けられたサポート部材
を有する電極構成体を使用する。この電極構成体を石英
ガラス管に挿入し、不活性ガスを封入し、モリブデン箔
の部分で石英ガラス管を溶融して封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線電球及びそ
れを用いた加熱、暖房、調理、または乾燥等に使用され
る装置に関するものであり、特に、炭素を含む物質の焼
結体よりなる発熱体を有するた赤外線電球に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱源として使用されている近赤外
線や遠赤外線を放射する赤外線電球としては、タングス
テンフィラメントを用いたコルツランプ、ハロゲンラン
プなどがある。また、炭素を含む物質の燒結体を発熱体
とした赤外線電球が、例えば特開平11−54092号
公報に開示されている。さらに、赤外線電球以外の熱源
としては、ニクロム線ヒーター又は金属抵抗線をステン
レススチール管に挿入し、その抵抗線の周辺のスチール
管との間に耐熱性絶縁性無機粉末を詰め込んだシーズヒ
ーター等も用いられている。
【0003】前者のコルツランプやハロゲンランプは、
タングステンスパイラルフィラメントを石英硝子管の中
心部に保持し、内部に不活性ガスを封入したものであ
る。コルツランプは不活性ガスとしてアルゴンガスを用
い、ハロゲンランプはアルゴンガスに少量のハロゲンガ
スを添加したものを用いるのが一般的である。これらの
コルツランプやハロゲンランプに使用しているタングス
テンスパイラルフィラメントの赤外線放射率は30〜3
9%と低く、また、突入電流も大きく電源スイッチをオ
ンした瞬間に定格の約10倍程度の突入電流が流れる。
そのため、制御回路の構成が難しく、且つ、大きい突入
電流のためノイズが発生し周辺機器に影響を与えてい
た。さらに、タングステンスパイラルフィラメントは非
常に強度が低いため、そのフィラメントを石英硝子管の
中心部に保持するためには多数個のタングステンサポー
ト部材を使用する必要があり、その組立も複雑で多くの
組立時間を要していた。
【0004】これらの問題点を解決するために、従来の
タングステンスパイラルフィラメントに代え、棒状又は
板状に形成された炭素を含む物質の焼結体を発熱体とし
て使用する赤外線電球が、特開平11−54092号公
報に開示されている。この赤外線電球に使用されている
発熱体の炭素を含む物質の赤外線放射率は78〜84%
と高いため、赤外線電球としての赤外線放射率も高い。
また、炭素を含む物質は、温度に対する抵抗値特性がわ
ずかに負又は正の特性を有しているため、点灯前の抵抗
値も十分高く、点灯した瞬間の突入電流が低く抑えられ
る。そのため、制御回路の構成も簡単なものでよく、ノ
イズによる周辺機器への影響も実用上全く無い赤外線電
球である。
【0005】また、後者のニクロム線ヒーターやシーズ
ヒーターは、突入電流は少ないものの、抵抗線が赤熱す
るまでに1〜5分程度要し、速熱性に問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の炭素を含む物質の燒結体を発熱体とした赤外線電球
は、発熱体の長さが短いものではあまり問題も生じな
い。しかし、発熱体の長さが長い棒状又は板状物のもの
や、板状発熱体で発熱体の板厚が薄いものを用いた赤外
線電球では、外部から衝撃や振動が与えられた場合、発
熱体自体が振動し、それが共振する状態が継続すると最
悪の場合発熱体が破損してしまうという大きな問題を有
していた。
【0007】本発明の目的は、長さの長い発熱体や板厚
の薄い板状発熱体を用いた赤外線電球においても,衝撃
や振動に対する強度の大きい赤外線電球を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の赤外線電球では、炭素を含む物質よりなる
焼結体で形成された丸棒又は平板状の発熱体、前記発熱
体の両端部にそれぞれの一端を接合した耐熱性を有しか
つ電気伝導性を有するブロック、それぞれの前記ブロッ
クにスプリング部を介して密なる嵌合で取り付けられた
内部リード線、それぞれの前記内部リード線の他端部に
接合されたモリブデン箔、及びそれぞれの前記モリブデ
ン箔の他端部に接合された外部リード線により電極構成
体を形成している。この赤外線電球は、上記電極構成体
を内部に挿入し、且つ内部に不活性ガスを封入した透明
な石英ガラス管、及び前記発熱体の少なくとも1箇所以
上の部分に装着した、前記石英ガラス管の内径よりわず
かに小さい外形を持つサポート部材を有している。
【0009】この構成の赤外線電球では、各種形状の発
熱体の少なくとも1箇所以上にサポート部材が装着され
ている。これにより、外部から振動又は衝撃が赤外線電
球に与えられても、サポート部材の外形が石英ガラス管
の内壁に当接して、発熱体の振動の振幅が小さく抑えら
れる。その結果、発熱体の共振現象が発生せず、発熱体
が破損することがない赤外線電球を提供できる。
【0010】また、他の観点による本発明の赤外線電球
では、炭素を含む物質よりなる焼結体で形成された丸棒
又は平板状の発熱体、前記発熱体の両端部にそれぞれの
一端部を接合した耐熱性を有しかつ電気伝導性を有する
ブロック、それぞれの前記ブロックに密なる嵌合で取り
付けられた内部リード線、それぞれの前記内部リード線
の他端部に接合されたモリブデン箔、及びそれぞれの前
記モリブデン箔の他端部に接合された外部リード線によ
り電極構成体を形成している。この赤外線電球は、上記
電極構成体を内部に挿入し、且つ内部に不活性ガスを封
入した透明な石英ガラス管、及び前記発熱体の少なくと
も1箇所以上の部分に装着した、前記石英ガラス管の内
径よりわずかに小さい外形を持つサポート部材を有して
いる。
【0011】この構成の赤外線電球では、発熱体が発熱
したとき、発熱体の僅かな熱膨張によるたわみを防ぐた
めに、発熱体に張力を与えるスプリング部を内部リード
線の一部に設けていない。しかし、発熱体に少なくとも
1個以上のサポート部材が装着されていると、それが発
熱体の発熱時の熱膨張によるたわみを抑制する作用を有
するため、内部リード線の一部にスプリング部を形成す
る必要がない。その結果、内部リード線の構造が簡単と
なりコストダウンに貢献するとともに、スプリング部が
不要となるため、赤外線電球の全長が短く形成でき、小
型化できる。
【0012】上記2つの構成の赤外線電球において、前
記サポート部材が、円形又は非円形のリング形状を有す
るのが好ましい。例えば、サポート部材の形状が、円形
又は非円形のリング形状となるように線材より形成す
る。この場合、線材であるため発熱体に巻き付けるだけ
でサポート部材を形成でき、従来のタングステンフィラ
メントに取り付けられているサポートリングの形成技術
がそのまま適用できる。また、リング形状のため、柔軟
性を有し衝撃吸収に大きな効果を有している。
【0013】リングの形状は、全くの円形でもよいが、
非円形、即ち、楕円形、三角形、四角形又は多角形の形
状でもよい。さらに、丸棒状の発熱体の場合には、円周
を120゜毎に分割して形成した3点支持型、板状の発
熱体の場合には、約180゜毎に分割した2点支持型の
リング形状が好適である。なお、リングの巻き数は、最
低1巻き以上あれば有効であり、2〜3回巻いたリング
が好適である。
【0014】上記構成のサポート部材は、モリブデン又
はタングステンの線材より形成するのが好ましい。前記
円形又は非円形サポートリングをモリブデン又はタング
ステン線材で形成すると、これらの材料は高融点である
ため発熱温度が1000℃以上の部分に適用するには好
適する材料である。
【0015】また、上記2つの構成の赤外線電球におい
て、前記サポート部材が丸形、三角形、四角形又は多角
形形状の板で形成してもよい。サポート部材を板状材料
で形成することにより、特に板状発熱体のような線材に
よるリング状サポートが形成し難いものに適用すると好
適である。その形状は、発熱体を石英ガラス管の中央付
近に保持する機能を有すればよいため、最低三角形以上
の多角形であればその機能を満足する。また、その厚み
は、板材の強度が許す範囲で薄い方がサポート部材を経
由する熱の放散が少ないので好適である。
【0016】また、上記板状のサポート部材を、炭素、
黒鉛、又は炭素及び黒鉛を主成分とする化合物、又は耐
熱性絶縁性を有する無機材料で形成してもよい。発熱体
が炭素を含む物質の焼結体なので炭素又は黒鉛材料が好
適である。しかし、耐熱性、絶縁性を有する材料であれ
ば、前記炭素又は黒鉛材料に限定されるものではない。
【0017】本発明のさらに他の観点による赤外線電球
では、炭素を含む物質よりなる焼結体で形成された丸棒
又は平板状の発熱体、前記発熱体の両端部に、それぞれ
一端部を接合された耐熱性を有しかつ電気伝導性を有す
るブロック、それぞれの前記ブロックにスプリング部を
介して密なる嵌合で取り付けられた内部リード線、それ
ぞれの前記内部リード線の他端部に接合されたモリブデ
ン箔、及びそれぞれの前記モリブデン箔の他端部に接合
された外部リード線により電極構成体が形成されてい
る。この赤外線電球は、上記電極構成体を内部に挿入
し、且つ不活性ガスを内部に封入した透明な石英ガラス
管の少なくとも1箇所以上の部分に、前記発熱体の外形
より前記石英ガラス管の内壁がわずかに大きくなるよう
な凹部(以下、リンプルと記す)を有することを特徴と
する。
【0018】この構成の赤外線電球によれば、石英ガラ
ス管にリンプルを形成し、その部分で発熱体を保持して
いるので、振動や衝撃による発熱体の揺れを防止でき
る。したがって、前記リング状サポート部材や板材のサ
ポート部材が不要となるため、このようなサポート部材
が形成しにくい赤外線電球には有効である。好適なリン
プルとしては、棒状の発熱体に対しては約120゜間隔
で3ヶ所、板状の発熱体では約180゜間隔で2ヶ所、
のリンプルを石英ガラス管に形成するとその機能は満足
される。その位置は、発熱体の長手方向の中央部に最低
1箇所形成すればよく、発熱体が長尺のものでは2箇所
以上形成すればより確実である。
【0019】本発明のさらに他の観点による赤外線電球
では、炭素を含む物質よりなる焼結体で形成された丸棒
又は平板状の発熱体、前記発熱体の両端部に、それぞれ
一端部が接合された、耐熱性を有しかつ電気伝導性を有
するブロック、それぞれの前記ブロックに密なる嵌合で
取り付けられた内部リード線、それぞれの前記内部リー
ド線の他端部に接合されたモリブデン箔、及びそれぞれ
の前記モリブデン箔の他端部に接合された外部リード線
により電極構成体が形成されている。この赤外線電球
は、上記電極構成体を内部に挿入し、且つ不活性ガスを
封入した透明な石英ガラス管の少なくとも1箇所以上の
部分に、前記発熱体の外形より前記石英ガラス管の内壁
がわずかに大きくなるようなリンプルを有することを特
徴とする。
【0020】この構成の赤外線電球によれば、石英ガラ
ス管にリンプルを形成することにより、発熱時の発熱体
の熱膨張によるたわみがこのリンプルの内壁部で受け止
められるため、内部リード線にこのたわみを防止するた
めに設けるスプリング部が不要となる。その結果、内部
リード線にスプリング部を形成するための、材料や加工
工数が不要となり、加工コストが低減でき,小型化でき
る。
【0021】本発明の赤外線電球を用いた装置は、本発
明の振動又は衝撃に強い赤外線電球を装着した装置であ
る。この赤外線電球を用いることにより、暖房、加熱、
乾燥、調理、医療、焼成、焙煎、発酵、熟成、殺菌、解
凍等の家庭用又は業務用装置において安全で時間効率が
良く、かつ信頼性の高い装置が実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の赤外線電球の好
適な実施例について、添付の図面を参照しつつ説明す
る。
【0023】《実施例1》図1は、本発明の実施例1の
リング状サポートを取り付けた赤外線電球の断面図であ
る。図1において、炭素を含む物質の焼結体を用いた発
熱体1の両端部には、耐熱性でかつ電気伝導性を有する
黒鉛材料で形成したブロック3a、3bが、電気的導通
がとれるように炭素系接着剤により接合されている。こ
のブロック3a、3bの各他端部には、それぞれコイル
状部6a、6bが前記ブロック3a、3bの外形に密な
る嵌合を形成するように巻かれた内部リード線4a、4
bが取り付けられている。この内部リード線4a、4b
は、それぞれのコイル状部6a、6bに連結したスプリ
ング部5a、5bを有している。
【0024】内部リード線4a、4bの各他端部には、
それぞれモリブデン箔7a、7bが溶接接合され、モリ
ブデン箔7a、7bには、外部リード線8a、8bが接
合されて電極構成体が形成されている。この電極構成体
が石英ガラス管2に挿入され、モリブデン箔7a、7b
の部分で石英ガラス管2を溶融して封止される。なお、
石英ガラス管2の内部には、不活性ガス、例えばアルゴ
ンガスが封入されている。また、発熱体1の中央部に
は、石英ガラス管2の内径より僅かに小さい外径のコイ
ル形状にタングステン線を成形してなるサポートリング
9の両端部10a、10bが、発熱体1に巻き付けられ
固定されている。
【0025】本実施例1の赤外線電球における、発熱体
1とブロック3a、3bとの接合についてさらに詳細に
説明する。黒鉛材料を円柱状に成形して作成したブロッ
ク3a、3bの中央部に、発熱体1より僅かに大きい形
状の穴を穿ち、その穴に発熱体1を挿入し、炭素系接着
剤で接合する。炭素系接着剤としては、例えば、炭素又
は黒鉛の微粉末をフェノール樹脂等にブレンドし、ペー
スト状にしたものを使用した。このペースト状の炭素系
接着剤を接合部に塗布し、乾燥後1000℃以上不活性
ガス中で焼成し接着した。本実施例1の構造を有する赤
外線電球は、外力による振動や衝撃により発熱体1が揺
れても、サポートリング9が石英ガラス管2の内壁に当
接して発熱体1の揺れを抑制するため、発熱体1が共振
することがなく、破損の心配がなく信頼性の高い赤外線
電球が実現できる。
【0026】ブロック3a、3bの材料としては、黒鉛
以外でも耐熱性でかつ電気伝導性を有するものであれ
ば、例えば、タングステンやモリブデンなどの金属材料
を用いても良く、その他の材料でも問題はない。また、
その形状は、円形以外でも、例えば、多角形でも板状体
でも問題はない。
【0027】また、本実施例1の赤外線電球では、サポ
ートリング9が1箇所に形成された例を示したが、より
長い発熱体1を使用した場合には、2箇所以上に取り付
けるとより信頼性が向上する。サポートリング9の材質
としては、発熱体1の発熱温度に耐えるものであれば、
材質を制限されるものではないが、タングステンやモリ
ブデンのような耐熱金属線が好適である。線の形状は、
円形でも板状でも線状のものをより線にしたものでも差
し支えない。また、サポートリング9の巻き数は、1回
以上であればよいが、好適には2〜3回がよい。また、
サポートリング9の形状は、円形、三角形、多角形、又
は90゜若しくは180゜等の数箇所の方向に放射状に
突き出た棒状体構造でも差し支えない。
【0028】また、発熱体1の形状は、本実施例1で
は、棒状のものについて説明したが、板状、又はその他
の形状のものでも、本実施例1のサポートリング9は適
用できる。
【0029】《実施例2》本発明の実施例2の赤外線電
球について図2参照しつつ説明する。図2は、実施例2
の赤外線電球の断面図である。
【0030】図2において、炭素を含む物質の焼結体よ
りなる発熱体1の両端部を、黒鉛材で形成した円柱状ブ
ロック3a、3bに穿った開口部に差込み、差込部で両
者を炭素系接着剤で接着接合している。ブロック3a、
3bの各端部に、それぞれ内部リード線11a、11b
の一端部に形成したコイル状部12a、12bを密なる
嵌合で差込み取り付ける。前記内部リード線11a、1
1bの各他端部に、それぞれモリブデン箔7a、7bを
溶接接合し、各モリブデン箔7a、7bにそれぞれ外部
リード線8a、8bを接合して電極構成体を形成する。
この電極構成体を石英ガラス管2に挿入し、モリブデン
箔7a、7bの部分で石英ガラス管2を溶融して実施例
2の赤外線電球を作成した。発熱体1の中央部付近に
は、サポートリング9の両端部10a、10bが発熱体
1に巻き付け接合されている。サポートリング9の材質
や形状は、実施例1で説明したものと同一なので同一参
照符号を付して重複する説明は省略する。
【0031】実施例1又は2で示した内部リード線とし
ては、タングステン線材又はモリブデン線材が好適であ
り、外部リード線としてはモリブデン線材が好適であっ
た。これらの線材は、丸材でもリボン状材でも、又は細
い線材をより線としたものでも同様に問題なく使用でき
る。
【0032】本実施例2の赤外線電球は、実施例1で説
明した内部リード線4a、4bに設けたスプリング部5
a、5bを省略した構造に特徴がある。このスプリング
部5a、5bの役割は、発熱体1に張力をかけることで
あり、その目的は、発熱体1が発熱したとき熱膨張で伸
び、発熱体1がたわむのを防止することである。しか
し、本実施例2の赤外線電球においては、発熱体1の熱
膨張により生じるたわみがサポートリング9により抑制
されるのでスプリング部5a、5bが無くても問題がな
い。内部リード線のスプリング部が省略できると、内部
リード線に使用している高価なモリブデンやタングステ
ン材料が短くてよく、材料のコストダウンが実現でき
る。さらに、スプリング部を形成する工数も省略でき、
さらに大幅なコストダウンが可能となる。
【0033】《実施例3》本発明の実施例3の赤外線電
球について図3及び図4を参照しつつ説明する。図3
は、実施例3の赤外線電球の断面図であり、図4は、実
施例3の赤外線電球に用いるサポート部材の斜視図であ
る。
【0034】炭素を含む物質の焼結体で形成した板状発
熱体20の両端部を、それぞれ黒鉛材料で形成した円柱
状のブロック21a、21bに設けた切り込み部に差込
み、差込部で両者を炭素系接着剤で接合する。ブロック
21a、21bには、タングステン又はモリブデン材料
よりなる内部リード線22a、22bの一端部に形成さ
れたコイル状部24a、24bが密なる嵌合でねじ込ま
れている。内部リード線22a、22bのコイル状部2
4a、24bに連結したスプリング部23a、23bが
形成されている。
【0035】内部リード線22a、22bの各他端部に
は、それぞれモリブデン箔7a、7bが溶接接合されて
いる。モリブデン箔7a、7bには、それぞれモリブデ
ン材よりなる外部リード線8a、8bが接合されて電極
構成体を形成している。この電極構成体が石英ガラス管
2内に挿入され、モリブデン箔7a、7bの部分で石英
ガラス管2を溶融して封止されている。石英ガラス管2
の内部にはアルゴンガスが封入されている。板状発熱体
20の中央部付近には、黒鉛材料で形成された板状のサ
ポート部材25が係合されている。
【0036】図4に示すように、サポート部材25に
は、板状発熱体20の板厚より僅かに大きい幅の切り欠
き部26が形成されている。この切り欠き部26に板状
発熱体20が差し込まれ、その両者が炭素系接着剤で接
合されている。サポート部材25の形状は、図4に示し
た円形以外に、三角形や四角形の如き多角形でも何ら問
題はない。サポート部材25の厚みは、衝撃力に耐えう
ればよく、発熱体の熱放散が少ないため、なるべく薄い
方がよい。サポート部材の数は、板状発熱体20の長さ
により決定される。例えば、実施例では、板状発熱体の
長さが30cm、厚さが0.5mmとした場合には、サ
ポート部材を2箇所くらいに設けて効果を確認した。
【0037】本実施例3では、内部リード線22a、2
2bにスプリング部23a、23bを有する構造を示し
たが、実施例2のようにスプリング部23a、23bを
省略してもサポート部材25により板状発熱体20のた
わみは抑制されるため何ら問題はない。また、本実施例
3では、板状発熱体20を用いた赤外線電球について説
明したが、棒状発熱体を用いた赤外線電球にも本実施例
3の板状のサポート部材25は問題なく適用できる。
【0038】《実施例4》本発明の実施形4の赤外線電
球について図5を参照しつつ説明する。図5は、実施例
4の赤外線電球の断面図である。実施例4の赤外線電球
は図3に示した実施例3の赤外線電球と同様に、板状発
熱体20を用いたものである。石英ガラス管2の形状と
サポート部材を用いていないこと以外は実施例3と同じ
なので同一部分には同一参照符号を付して重複する説明
は省略する。実施例1乃至3では、発熱体に各種形状の
サポート部材を接合した構成について説明したが、本実
施例4の赤外線電球は、石英ガラス管2に発熱体の振動
やたわみを抑制するサポート部としてリンプルを形成し
たものである。
【0039】図5に示すように、実施例4の赤外線電球
は、石英ガラス管2にリンプル30a、30bを形成し
ている。このリンプル30a、30bの石英ガラス管2
の内壁の先端部が、板状発熱体20の両面近くまで達す
るように形成されている。この先端部が板状発熱体20
の揺れを防止する役目を有している。リンプル30a、
30bを形成するには、赤外線電球を組み立てた後、赤
外線電球の中央部以外を水冷しながら、石英ガラス管2
の中央部のリンプル形成部分の近傍をバーナーで加熱
し、細い棒状物で押えて形成した。
【0040】本実施例4の赤外線電球の構造は、板状発
熱体20だけでなく、棒状発熱体にも適用できる。棒状
発熱体の場合には、石英ガラス管2の円周のうちに3ヶ
所、約120゜の角度でリンプルを形成するとサポート
機能を有するものが実現できる。
【0041】以上、実施例1乃至4により本発明の赤外
線電球を説明したが、上記の各種形状のサポート部材や
リンプルは、いずれも棒状又は板状発熱体両方に適用で
きることは実験で確認されている。
【0042】《実施例5》本発明の実施例5の赤外線電
球を用いた装置について説明する。実施例5の本発明の
赤外線電球を用いた各種装置は、従来のサポート部材を
有しない炭素を含む物質の焼結体を発熱体とした赤外線
電球を用いた各種装置に比べ、更に強い振動や衝撃に耐
えることができる。特に、業務用装置の如く、駆動部を
有する装置には、大きな振動が発生するものがあるか
ら、本発明の赤外線電球は大変効果的である。適用でき
る装置としては、暖房、加熱、乾燥、調理、医療、焙
煎、発酵、熟成、焼成、殺菌、及び解凍装置などが挙げ
られる。
【0043】
【発明の効果】以上実施例で詳細に説明したように、炭
素を含む物質の焼結体を発熱体とする本発明の赤外線電
球は、発熱体の揺れを防止するサポート構造を有するも
のであり、外力による振動や衝撃に強い赤外線電球が実
現できる。また、加熱源として本発明の赤外線電球を用
いることにより、暖房、加熱、乾燥、調理、医療、焙
煎、発酵、熟成、焼成、殺菌、及び解凍装置等の信頼性
と時間効率の向上が達成できる。特に、駆動部を有する
装置においては、駆動部の発生する振動による発熱体の
破損を防止した装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の赤外線電球の断面図。
【図2】本発明の実施例2の赤外線電球の断面図。
【図3】本発明の実施例3の赤外線電球の断面図。
【図4】本発明の実施例3の赤外線電球のサポート部材
の斜視図。
【図5】本発明の実施例4の赤外線電球の断面図。
【符号の説明】
1、20 発熱体 2 石英ガ
ラス管 3a、3b、21a、21b ブロッ
ク 4a、4b、11a、11b、22a、22b 内部リ
ード線 5a、5b、23a、23b スプリ
ング部 6a、6b、12a、12b、24a、24b コイル
状部 7a、7b モリブ
デン箔 8a、8b 外部リ
ード線 9 サポー
トリング 10a、10b サポー
トリング端部 25 サポー
ト部材 26 切り欠
き部 30a、30b リンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/14 H05B 3/14 F 3/44 3/44 (72)発明者 丹下 博文 香川県三豊郡豊中町大字本山甲22番地 香 川松下寿電子工業株式会社内 Fターム(参考) 3K092 PP18 QA02 QB14 QB24 QB32 QB33 QB74 QC02 QC09 QC18 QC20 QC22 QC27 QC42 QC43 QC44 QC55 RA03 RB14 RC02 RC17 RC21 RD10 RD18 TT12 TT13 TT36 VV32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素を含む物質よりなる焼結体で形成さ
    れた丸棒又は平板状の発熱体、 一端が前記発熱体の両端部に接合された耐熱性を有しか
    つ電気伝導性を有するブロック、 それぞれの前記ブロックの他端部にスプリング部を介し
    て密なる嵌合で取り付けられた内部リード線、 それぞれの前記内部リード線の他端部に接合されたモリ
    ブデン箔、 それぞれの前記モリブデン箔の他端部に接合された外部
    リード線、 上記各部品を具えた電極構成体を内部に挿入し、且つ不
    活性ガスを内部に封入した透明石英ガラス管、及び、 前記発熱体の少なくとも1箇所以上の部分に装着され、
    前記石英ガラス管の内径よりわずかに小さい外形を持つ
    サポート部材を有することを特徴とする赤外線電球。
  2. 【請求項2】 炭素を含む物質よりなる焼結体で形成さ
    れた丸棒又は平板状の発熱体、 一端が前記発熱体の両端部に接合された耐熱性を有しか
    つ電気伝導性を有するブロック、 それぞれの前記ブロックの他端部に密なる嵌合で取り付
    けられた内部リード線、 それぞれの前記内部リード線の他端部に接合されたモリ
    ブデン箔、 それぞれの前記モリブデン箔の他端部に接合された外部
    リード線、 上記各部品を具えた電極構成体を内部に挿入し、且つ不
    活性ガスを内部に封入した透明な石英ガラス管、及び前
    記発熱体の少なくとも1箇所以上の部分に装着され、前
    記石英ガラス管の内径よりわずかに小さい外形を持つサ
    ポート部材を有することを特徴とする赤外線電球。
  3. 【請求項3】 前記サポート部材が、円形又は非円形の
    リング形状を有することを特徴とする請求項1または2
    記載の赤外線電球。
  4. 【請求項4】 前記サポート部材が、モリブデン又はタ
    ングステンより形成されたことを特徴とする請求項1、
    2または3記載の赤外線電球。
  5. 【請求項5】 前記サポート部材が、丸形、三角形、四
    角形又は多角形形状の外形を有する板で形成されたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の赤外線電球。
  6. 【請求項6】 前記サポート部材が、少なくとも炭素又
    は黒鉛のいずれかを含む化合物、又は耐熱性及び電気絶
    縁性を有する無機材料で形成されていることを特徴とす
    る請求項1、2または5記載の赤外線電球。
  7. 【請求項7】 炭素を含む物質よりなる焼結体で形成さ
    れた丸棒又は平板状の発熱体、 一端が前記発熱体の両端部に接合された耐熱性を有しか
    つ電気伝導性を有するブロック、 それぞれの前記ブロックの他端部にスプリング部を介し
    て密なる嵌合で取り付けられた内部リード線、 それぞれの前記内部リード線の他端部に接合されたモリ
    ブデン箔、 それぞれの前記モリブデン箔の他端部に接合された外部
    リード線、及び上記各部品を具えた電極構成体を内部に
    挿入し、且つ不活性ガスを内部に封入した透明な石英ガ
    ラス管を有する赤外線電球であって、 前記石英ガラス管の少なくとも1箇所以上の部分に、前
    記発熱体の外形よりわずかに大きい内壁部を形成するよ
    うな凹部(以下、リンプルと記す)、 を設けたことを特徴とする赤外線電球。
  8. 【請求項8】 炭素を含む物質よりなる焼結体で形成さ
    れた丸棒又は平板状の発熱体、 一端が前記発熱体の両端部に接合された耐熱性を有しか
    つ電気伝導性を有するブロック、 それぞれの前記ブロックの他端部に密なる嵌合で取り付
    けられた内部リード線、 それぞれの内部リード線の他端部に接続されたモリブデ
    ン箔、 それぞれの前記モリブデン箔の他端部に接続された外部
    リード線、及び上記各部品を具えた電極構成体を内部に
    挿入し、且つ不活性ガスを内部に封入した透明な石英ガ
    ラス管を有する赤外線電球であって、 前記石英ガラス管の少なくとも1箇所以上の部分に、前
    記発熱体の外形よりわずかに大きい内壁部を形成するよ
    うなリンプルを設けたことを特徴とする赤外線電球。
  9. 【請求項9】 前記請求項1、2、3、4、5、6、7
    または8に記載した赤外線電球を装着した加熱装置。
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