JP2002015359A - 入金システムおよび金券類入金処理機 - Google Patents

入金システムおよび金券類入金処理機

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JP2002015359A JP2000196975A JP2000196975A JP2002015359A JP 2002015359 A JP2002015359 A JP 2002015359A JP 2000196975 A JP2000196975 A JP 2000196975A JP 2000196975 A JP2000196975 A JP 2000196975A JP 2002015359 A JP2002015359 A JP 2002015359A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貨幣と金券類を一元的に効率的に処理可能な
入金システムおよび識別不能な金券等が発生した際に、
この識別不能とされた金券等につき効率良く手入力でき
るようにした金券類入金処理機を提供する。 【解決手段】 入金システムでは紙幣入金処理機10,
硬貨入金処理機20,金券類入金処理機30を管理ター
ミナル40で共通に制御する。金券類入金処理機50で
は識別不能となった金券類について手入力する際、係員
の熟練度に応じた参照入力パターン52a、52bを記
憶領域52から取り出して表示部63に表示し、参照入
力パターンに表示された項目についてのみ操作部62か
らの入力を受け付け、不足情報は後に専門の出納員の入
力により補うようにする。これにより、操作者での処理
時間がほぼ一定となって識別不能券手入力処理を全体と
して迅速化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貨幣と商品券等とを
一元的に管理する事が可能な入金システムおよび金券類
入金処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、百貨店等では贈答品等として金券
に相当する商品券が普及し、これに伴って、顧客が商品
購入の際に商品券で支払う頻度が多くなっている。
【0003】一方、百貨店等の大型店では1日の売上が
莫大なものとなっており、人手による売上の入金処理で
の対応が困難になっているため、従来より機械化された
貨幣の入金システムが導入されている。
【0004】しかし、上述した商品券は紙幣と同様な価
値を有するにもかかわらず、商品券の入金処理について
の機械化は遅れており、専ら人手による処理となってい
る。このような処理が行われる理由は、商品券は大き
さ、色、紙質、発行券種(金額)等を百貨店等が独自に
設定しているため、その種類が非常に多く、係員がその
種類を正確に認識した上でなければ処理が困難なためで
ある。
【0005】このため、種類の多い商品券についての煩
雑な入金処理を効率化させるための商品券入金システム
の実現が切望されている。
【0006】従来、提案されているこのような入金シス
テムに関連を有するものとしては、例えば特開昭60−
263290号公報に示されるものがある。
【0007】ここに示された装置は、銀行等の金融業に
おいて貨幣と、有価証券として取り扱われる規格や様式
が統一された小切手との双方を機械的にデータ集計する
ことについて提案したものであって、特に有価証券は磁
気記録部を持ち、読み取り装置はこの磁気記録部を読み
取るようにしたものである。
【0008】しかし、この発明の内容から見て、この従
来例でいう有価証券には、小切手とは異なって専ら流通
業で単に商品売買時の支払い手段としての性格を持ち、
発行元別に異なる形態や様式を有する商品券は含まれな
いと解される。
【0009】また、本出願人の出願にかかる特開平3−
74789号公報には、1台の装置で貨幣と商品券との
双方を扱えるようにした装置が提案されている。しか
し、この装置を用いた場合でも、商品券についてはキャ
ッシャが手入力で処理するようにしているに過ぎない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の入金システムで
は貨幣と金券類を同列には取り扱っておらず、そのため
に円滑な処理ができにくかった。
【0011】また、商品券等の処理においては、現実に
は商品券の券番号識別や商品券の記載内容の識別が不能
となることがしばしば発生する。これは、上述したよう
に多種類の商品券が存在するために完全な認識が困難で
あること、および汚損等に伴うものである。
【0012】このような識別が完全には行われなかった
場合の問題を説明する。
【0013】金券類入金処理機は一般に百貨店等大型店
の出納室に設置される。当該店舗の閉店後には、各売場
に設置されているレジを扱う係員であるいわゆるキャッ
シャがレジのドロア(引き出し)に納められている売上
金や顧客から支払われた商品券を各々持参し、商品券に
ついてはこの金券類入金処理機を使用して入金処理を行
う。その際、多くのキャッシャが短時間に殺到するの
で、長い行列ができ、行列の後部に並んだキャッシャは
長時間待たされることになる。
【0014】さらに、このような状況で入金処理する商
品券が汚れ等のために機械読み取りできず識別不能とな
ることがある。その場合、キャッシャは当該商品券を目
視で確認し、当該商品券を特定するための必要事項、す
なわち、額面金額、発行企業、発行店舗を手入力する必
要がある。
【0015】このような手入力の際には、商品券の種類
が極めて多いために、上述した額面金額、発行企業、発
行店舗名の3項目全てを参照して商品券を特定すること
は、熟練したキャッシャでも容易ではなく、まして初心
者のキャッシャでは短時間に手入力することは困難で、
入力に時間がかかるためにさらに行列が停滞し、行列が
ますます長くなってしまうという問題がある。
【0016】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、円滑な処理が可能な入金システム、お
よび識別不能な商品券が発生した際に、この識別不能と
された商品券を効率良く手入力できるようにした入金シ
ステムおよび金券類入金処理機を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる入金シス
テムによれば、投入された入金紙幣の金種を識別する紙
幣識別器と、前記入金紙幣の枚数を計数する紙幣計数器
とを含み、前記入金紙幣の入金額を決定する紙幣入金処
理機と、投入された入金硬貨の金種を識別する硬貨識別
器と、前記入金硬貨の枚数を計数する硬貨計数器とを含
み、前記入金硬貨の入金額を決定する硬貨入金処理機
と、投入された商品券等の金券類の額面金額と券番号と
を識別する金券類識別器と、その枚数を計数する金券類
計数器とを含み、該商品券等による入金額を決定すると
ともに入金処理する金券類入金処理機と、前記紙幣入金
処理機、前記硬貨入金処理機及び前記金券類入金処理機
のそれぞれと接続され、前記紙幣入金処理機から紙幣入
金金額を、前記硬貨入金処理機から硬貨入金金額を、前
記金券類入金処理機から金券類入金額をそれぞれ受け取
る管理ターミナルとを備え、前記管理ターミナルによっ
て貨幣にかかる入金データと金券類にかかる入金データ
とを一元的に管理するようにしたことを特徴とする。
【0018】この入金システムによれば、管理ターミナ
ルを設けることにより、紙幣、硬貨、商品券等を同等に
取り扱うことが可能となる。
【0019】また、本発明にかかる金券類入金処理機に
よれば、投入された商品券等の金券類の少なくとも額面
金額を識別する金券類識別器と、その枚数を計数する金
券類計数器を有し、前記金券類識別器によって該商品券
等にかかる入金額を決定するようにした金券類入金処理
機において、前記金券類識別器によって識別不能とされ
た金券類の情報を操作員が手入力するための操作入力手
段を備え、前記操作入力手段を操作する際の参照入力パ
ターンを難度の異なる少なくとも2種類備えたことを特
徴とする。
【0020】この金券類入金処理機では、操作員の習熟
度に応じて参照入力パターンを変えるようにしているの
で、処理が遅れることがなく、効率的な入金処理が可能
となる。
【0021】前記少なくとも2種類の参照入力パターン
には、商品券等の額面のみを索引とする初心者用の参照
入力パターンと、前記商品券等の額面と券種(発行元)
とを索引とする熟練者用の参照入力パターンとが含まれ
ることが好ましい。
【0022】前記操作入力手段は操作員の識別手段を備
え、前記識別手段による識別結果に基づき、識別された
操作員の熟練度に応じて前記参照入力パターンを選択す
るようにすると良い。
【0023】前記識別手段は、各操作員がそれぞれ携帯
するIDカードの読み取り装置とすることができる。
【0024】さらに、本発明にかかる入金システムによ
れば、投入された入金紙幣の金種を識別する紙幣識別器
と、前記入金紙幣の枚数を計数する紙幣計数器とを含
み、前記入金紙幣の入金額を決定する紙幣入金処理機
と、投入された入金硬貨の金種を識別する硬貨識別器
と、前記入金硬貨の枚数を計数する硬貨計数器とを含
み、前記入金硬貨の入金額を決定する硬貨入金処理機
と、投入された商品券等の金券類の少なくとも額面金額
を識別する金券類識別器と、その枚数を計数する金券類
計数器を有し、前記金券類識別器によって該商品券等に
かかる入金額を決定するとともに、前記金券類識別器に
よって識別不能とされた金券類の情報を操作員が手入力
するための操作入力手段を備え、前記操作入力手段を操
作する際の参照入力パターンを難度の異なる少なくとも
2種類備えたことを金券類入金処理機と、前記紙幣入金
処理機、前記硬貨入金処理機及び前記金券類入金処理機
のそれぞれと接続され、前記紙幣入金処理機から紙幣入
金金額を、前記硬貨入金処理機から硬貨入金金額を、前
記金券類入金処理機から金券類入金額をそれぞれ受け取
る管理ターミナルとを備え、前記管理ターミナルによっ
て貨幣にかかる入金データと金券類にかかる入金データ
とを一元的に管理するようにしたことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態のいくつかを詳細に説明する。
【0026】図1は本発明にかかる入金システムの構成
を示すブロック図である。
【0027】図1に示すように、この入金システムは紙
幣識別器11および紙幣計数器12を有する紙幣入金処
理機10,硬貨識別器21および硬貨計数器22を有す
る硬貨入金処理機20,金券類識別器31および金券類
計数器32を有する金券類入金処理機30を有し、これ
らがそれぞれ管理ターミナル40に接続されている。こ
れらは前述したように出納室に設置される。
【0028】この構成によれば、紙幣、硬貨、金券類を
それぞれ専用の入金処理機により処理し、そのデータを
管理ターミナル40により一元的に取り扱うようにして
いるので、商品券等の金券類を貨幣と同様のレベルで取
り扱うことが可能となる。
【0029】図2は本発明にかかる金券類入金処理機5
0の構成を示すブロック図、図3はこの金券類入金処理
機50の外観を示す斜視図である。
【0030】図2を参照すると、金券類入金処理機50
は、装置全体の動作制御および信号の流れを制御する制
御部51と、種々の情報を記憶する記憶部52と、キャ
ッシャのIDを読み出すためのIDリーダ61、データ
入力および各種操作のための操作ボタンやキーから成る
操作部62、入力や入力確認のために各種情報を表示す
る表示部63を有する入金ターミナル60と、投入され
た商品券等の金券類の少なくとも額面金額を識別する金
券類識別器73およびその枚数を計数する金券類計数器
74を含む入金ユニット70とを有しており、これらは
バス56を介して相互に接続されている。なお、操作部
62は後述するように、特に金券類識別部で識別不能だ
った金券類について手入力を行うためのものである。ま
た、制御部51には上記構成部分とは別の場所に設置さ
れ、専門の出納員により操作される精算ターミナル80
が接続され、さらに制御部51は図1で説明した管理タ
ーミナル40と接続されている。
【0031】図3を参照すると、筐体53の前面には商
品券等の金券類の入金を行うための投入口71と、ここ
に投入された金券等が損傷、汚れ等のためにリジェクト
されたときに返却するためのリジェクト口72が設けら
れている。これらも入金ユニット70の一部を構成して
おり、前述した金券類識別器73および金券類計数器7
4は筐体53の内部に収納されている。
【0032】一方、筐体53の上部に設けられた傾斜パ
ネル54上には操作ボタンやキーを備えた操作部62が
設けられ、その上にはキャッシャのIDを読み取るため
のIDリーダ61が設けられている。このIDリーダ6
1は、キャッシャが持参するIDカードに磁気的あるい
は光学的、光磁気的に記録された情報を読み取って使用
するキャッシャを識別する。
【0033】本体の天井板55上には液晶パネル等でな
る表示部63が設けられ、ここに各種の情報が表示され
る。以上のIDリーダ61、操作部62、表示部63は
入金ターミナル60を形成する。
【0034】IDリーダで読み取られるキャッシャ情報
にはそのキャッシャが商品券等の処理にどの程度熟練し
ているかの情報も含まれる。これは例えば、商品券がど
この百貨店のどの店舗の額面金額がいくらのものである
かを一見しただけで判別できるような状態になっている
熟練者か、このレベルに達していない非熟練者かを指定
する情報であり、この情報に基づいて制御部51は記憶
部52に記憶された異なる参照入力パターンを表示装置
に表示する。
【0035】一例として、異なる参照入力パターンとし
て2種類設ける場合、次のようなものとなる。
【0036】キャッシャが初心者を含む非熟練者であっ
た場合には、記憶装置52に記憶された非熟練者(初心
者用)用参照入力パターン52aが選択される。この非
熟練者用参照入力パターンは図4に示すような形式のも
ので、額面金額単位のみで枚数を入力するものである。
この入力パターンでは、該当額面のところにカーソルを
移動させ、枚数を入力する。そして、商品券の特定に必
要な発行企業および店舗名については、後に専門の出納
員により精算ターミナル80を操作して補充入力され、
手入力処理を完結させることになる。
【0037】キャッシャが熟練者であった場合には、記
憶装置52に記憶された熟練者用参照入力パターン52
bが選択される。この熟練者用参照入力パターンは図5
に示すような形式のもので、額面金額と発行企業(券
種)とについて枚数を入力するものである。この入力パ
ターンでは該当額面で該当発行企業のところにカーソル
を移動させ、枚数を入力する。そして、商品券の特定に
必要な店舗名については、後に出納員により精算ターミ
ナル80を操作して補充入力され、手入力処理を完結さ
せることになる。
【0038】このように、本願発明にかかる金券類入金
処理機では、識別不能となった商品券に対する手入力処
理をキャッシャの熟練の程度に応じて、熟練度が高いキ
ャッシャには入力項目を多く、熟練度が低いキャッシャ
には入力項目を少なくするようにして、キャッシャ一人
で完結させるのではなく、キャッシャと専任の出納員と
で分担して完結させるようにしており、この結果、キャ
ッシャ段階の処理においては行列停滞という事態が生じ
ず、円滑かつ迅速な処理が可能となる。
【0039】以下、手入力処理の詳細をさらに具体的に
説明する。
【0040】図3に示された投入口71にセットされた
商品券のうち金券類識別器73で識別不能とされた商品
券が発生した場合には、該識別不能券はリジェクト口7
2に放出される。この識別不能券についてはキャッシャ
は操作部62を操作して手入力を行う。
【0041】最初にキャッシャは、自分のIDカードを
IDリーダ61に通して識別を行う。前述したように、
IDカードには操作するキャッシャの熟練度データが記
録されており、制御部51はこの熟練度データに基づい
て、記憶部52から参照入力パターンを読み出して表示
部63に表示させる。図2の例では記憶部52内には図
4に示す初心者用参照入力パターン52aおよび図5に
示す熟練者用参照入力パターン52bが記憶されてい
る。
【0042】手入力を行うキャッシャは識別不能券を目
視しながら操作部56を操作してカーソルを画面の該当
箇所に移動させて枚数を入力する。
【0043】なお、入金ターミナルに入力パターンの切
換ボタンを設け、手入力を行うキャッシャが初心者用参
照入力パターン及び熟練者用入力パターンを選択するよ
うにしてもよい。
【0044】以下、識別不能券が3枚発生し、その内訳
が額面500円でM社本店のもの1枚、額面1000円
でM社町田店のもの1枚、額面1000円でV社のもの
1枚であった場合の動作の例について説明する。
【0045】初心者用参照入力パターンが表示される初
心者用モードの場合には、発行企業および店舗は無視
し、額面金額についてのみ入力するので、図4におい
て、aの欄に「1」と入力し、bの欄に「2」と入力す
る。キャッシャは該識別不能とされた3枚の商品券の現
物と自分の担当したレジナンバーを記載した伝票とをか
ご等に入れておく。
【0046】この場合、入金ターミナルから精算ターミ
ナル80へ、額面500円のもの1枚、額面1000円
のもの2枚との情報が送られる。
【0047】出納員は後に、かごを集め、精算ターミナ
ルにレジナンバーを入力すると、レジナンバーとキャッ
シャが通したIDカードとが対応しているので、該当キ
ャッシャに関する画面が図6のように表示される。出納
員は、現物の商品券を参照しながら、手入力枚数欄に識
別不能券の枚数を入力して入力処理を完了させる。図6
の場合、aの欄に「1」,bの欄に「1」,cの欄に
「1」と入力すれば良い。
【0048】熟練者用参照入力パターンが表示される熟
練者用モードの場合には、店舗は無視し、額面金額と発
行企業に基づいて枚数を入力する。図5の例ではBの欄
に「1」、Cの欄に「1」、Fの欄に「1」と入力を行
う。
【0049】出納員が最終的に手入力する内容は初心者
モードの場合と同じであるが、発行企業までの入力がさ
れているため、店舗を探すのは容易になる。
【0050】以上説明した実施の形態では参照入力パタ
ーンを2種類としたが、初心者モード、中級者モード、
熟練者モードの3種類とし、初心者モードでは額面金額
のみ、中級者モードでは発行企業を追加し、熟練者モー
ドではさらに発行店舗も追加して入力するようにしても
良い。
【0051】
【発明の効果】本発明にかかる入金システムでは紙幣入
金処理機,硬貨入金処理機,金券類入金処理機を管理タ
ーミナルで共通に制御しているため、一元的処理が可能
となる。
【0052】また本発明にかかる金券類入金処理機で
は、識別不能券が発生してこれを手入力処理する際に、
操作者の熟練度に応じて参照入力パターンを記憶部から
選択して表示部に表示するようにしているので、操作者
は参照入力パターンに示される項目のみについて入力す
れば良く、操作者での処理時間がほぼ一定となって識別
不能券手入力処理を全体として迅速化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる入金システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明にかかる金券類入金処理機の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明にかかる金券類入金処理機の外観を示す
斜視図である。
【図4】初心者用参照入力パターンの一例を示す説明図
である。
【図5】熟練者用参照入力パターンの一例を示す説明図
である。
【図6】最終的に出納員により入金処理が完了した時点
での処理内容を示す説明図である。
【符号の説明】
10 紙幣入金処理機 11 紙幣識別器 12 紙幣計数器 20 硬貨入金処理機 21 硬貨識別器 22 硬貨計数器 30 金券類入金処理機 31 金券類識別器 32 金券類計数器 40 管理ターミナル 50 金券類入金処理機 51 制御部 52 記憶部 52a 初心者用参照入力パターン記憶領域 52b 熟練者用参照入力パターン記憶領域 53 筐体 54 傾斜パネル 55 天井板 56 バス 60 入金ターミナル 61 IDリーダ 62 操作部 63 表示部 70 入金ユニット 71 投入口 72 リジェクト口 73 金券類識別部 74 金券類計数部 80 精算ターミナル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入された入金紙幣の金種を識別する紙幣
    識別器と、前記入金紙幣の枚数を計数する紙幣計数器と
    を含み、前記入金紙幣の入金額を決定する紙幣入金処理
    機と、 投入された入金硬貨の金種を識別する硬貨識別器と、前
    記入金硬貨の枚数を計数する硬貨計数器とを含み、前記
    入金硬貨の入金額を決定する硬貨入金処理機と、 投入された商品券等の金券類の額面金額と券番号とを識
    別する金券類識別器と、その枚数を計数する金券類計数
    器とを含み、該商品券等による入金額を決定するととも
    に入金処理する金券類入金処理機と、 前記紙幣入金処理機、前記硬貨入金処理機及び前記金券
    類入金処理機のそれぞれと接続され、前記紙幣入金処理
    機から紙幣入金金額を、前記硬貨入金処理機から硬貨入
    金金額を、前記金券類入金処理機から金券類入金額をそ
    れぞれ受け取る管理ターミナルとを備え、 前記管理ターミナルによって貨幣にかかる入金データと
    金券類にかかる入金データとを一元的に管理するように
    したことを特徴とする入金システム。
  2. 【請求項2】投入された商品券等の金券類の少なくとも
    額面金額を識別する金券類識別器と、その枚数を計数す
    る金券類計数器を有し、前記金券類識別器によって該商
    品券等にかかる入金額を決定するようにした金券類入金
    処理機において、 前記金券類識別器によって識別不能とされた金券類の情
    報を操作員が手入力するための操作入力手段を備え、前
    記操作入力手段を操作する際の参照入力パターンを難度
    の異なる少なくとも2種類備えたことを特徴とする金券
    類入金処理機。
  3. 【請求項3】前記少なくとも2種類の参照入力パターン
    には、商品券等の額面のみを索引とする初心者用の参照
    入力パターンと、前記商品券等の額面と券種(発行元)
    とを索引とする熟練者用の参照入力パターンとが含まれ
    ることを特徴とする請求項2記載の金券類入金処理機。
  4. 【請求項4】前記操作入力手段は操作員の識別手段を備
    え、前記識別手段による識別結果に基づき、識別された
    操作員の熟練度に応じて前記参照入力パターンを選択す
    ることを特徴とする請求項2または3に記載の金券類入
    金処理機。
  5. 【請求項5】前記識別手段は、各操作員がそれぞれ携帯
    するIDカードの読み取り装置であることを特徴とする
    請求項4に記載の金券類入金処理機。
  6. 【請求項6】投入された入金紙幣の金種を識別する紙幣
    識別器と、前記入金紙幣の枚数を計数する紙幣計数器と
    を含み、前記入金紙幣の入金額を決定する紙幣入金処理
    機と、 投入された入金硬貨の金種を識別する硬貨識別器と、前
    記入金硬貨の枚数を計数する硬貨計数器とを含み、前記
    入金硬貨の入金額を決定する硬貨入金処理機と、 投入された商品券等の金券類の少なくとも額面金額を識
    別する金券類識別器と、その枚数を計数する金券類計数
    器を有し、前記金券類識別器によって該商品券等にかか
    る入金額を決定するとともに、前記金券類識別器によっ
    て識別不能とされた金券類の情報を操作員が手入力する
    ための操作入力手段を備え、前記操作入力手段を操作す
    る際の参照入力パターンを難度の異なる少なくとも2種
    類備えた金券類入金処理機と、 前記紙幣入金処理機、前記硬貨入金処理機及び前記金券
    類入金処理機のそれぞれと接続され、前記紙幣入金処理
    機から紙幣入金金額を、前記硬貨入金処理機から硬貨入
    金金額を、前記金券類入金処理機から金券類入金額をそ
    れぞれ受け取る管理ターミナルとを備え、 前記管理ターミナルによって貨幣にかかる入金データと
    金券類にかかる入金データとを一元的に管理するように
    したことを特徴とする入金システム。
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