JP2002011087A - 空気浄化装置 - Google Patents

空気浄化装置

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JP2002011087A
JP2002011087A JP2000193735A JP2000193735A JP2002011087A JP 2002011087 A JP2002011087 A JP 2002011087A JP 2000193735 A JP2000193735 A JP 2000193735A JP 2000193735 A JP2000193735 A JP 2000193735A JP 2002011087 A JP2002011087 A JP 2002011087A
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air
regeneration
heater
rotor
suction
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JP2000193735A
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Teiichi Usami
禎一 宇佐見
Kenkichi Kagawa
謙吉 香川
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内空気を吸着部材(10)で浄化するととも
に、臭気成分や有害成分を吸着した吸着部材(10)を高温
空気で再生できるようにした空気浄化装置(1) におい
て、装置構成を複雑化せずに断熱性を高める。 【解決手段】 吸着ロータ(10)から臭気成分等を脱離さ
せるために空気を加熱する第1ヒータ(24a) と、吸着ロ
ータ(10)から脱離した臭気成分等を触媒構造体(25)で分
解するために空気を加熱する第2ヒータ(24b) を、再生
空気通路(23)で互いに隣り合って位置するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理空気中の臭
気成分または有害成分を吸着部材で吸着するとともに、
吸着したこれらの成分を高温下で触媒により酸化分解し
て無臭化または無害化する空気浄化装置に関し、特に、
装置の断熱構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気浄化装置は、例えば、空
気中のたばこ臭、食品臭、屎尿臭、体臭、ペット臭、パ
ーマ臭、建築臭、油煙、VOC、NOxなどの臭気成分
や有害成分を除去するため、店舗、医療機関、工場など
で用いられている。
【0003】従来の空気浄化装置では、例えば特開平1
0−277365号公報に記載されているように、ゼオ
ライト等の吸着剤をバインダで固めて円板状などに成形
した吸着部材が用いられている。この吸着部材は、被処
理空気が通り抜けるように通気性を有し、被処理空気が
通過する際に臭気成分や有害成分を吸着剤に吸着するこ
とで、これらの成分を被処理空気から除去するように構
成されている。
【0004】上記公報に記載された装置では、円板状の
吸着部材を駆動モータで回転可能に構成するとともに、
吸着部材の一部を覆うカバーを設け、該カバー内に脱離
再生手段として触媒板とヒータとを配設している。そし
て、カバーの外に露出した部分(吸着部)で被処理空気
を浄化する一方、該吸着部が臭気成分や有害成分を充分
に吸着すると、吸着部材を回転させて該吸着部をカバー
内で加熱する。このことにより、臭気成分や有害成分を
吸着部材から脱離させながら、活性化した触媒でこれら
の成分を分解して無臭化または無害化するようにしてい
る。
【0005】また、この種の空気浄化装置において、図
6に示すように、吸着部材(10)の一部(再生部(10A) )
に空気を流しながら該再生部(10A) を再生するようにし
たものもある。この場合、再生部(10A) の上流側に第1
のヒータ(24a) を配置して空気を加熱することにより、
再生部(10A) に熱風を通過させて臭気成分等を吸着部材
(10)から脱離させ、さらに、再生部(10A) を通過した空
気中の臭気成分等を分解して無臭化または無害化するた
めに、再生部(10A) の下流側には第2のヒータ(24b) と
触媒(25)とが設けられる。つまり、この例では、吸着部
材(10)に対して、再生部(10A) の上流側と下流側の2カ
所にヒータ(24a,24b) が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように2
カ所にヒータ(24a,24b) を設けると、各ヒータ(24a,24
b) について放熱防止構造を採用する必要があり、装置
構成が複雑化するという問題があった。また、装置構成
を簡素化しようとすると断熱性が低下し、装置の周囲へ
の放熱を十分に防止できないという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みて創案
されたものであり、その目的とするところは、臭気成分
や有害成分を吸着した吸着部材を高温空気で再生できる
ようにした空気浄化装置において、装置構成を複雑化せ
ずに断熱性を高めることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸着部材の再
生前後の2カ所のヒータを1カ所にまとめて配置しなが
ら、吸着部材から臭気成分等を脱離するための空気加熱
と、脱離後に臭気成分等を分解するための空気加熱とを
行えるようにしたものである。
【0009】具体的に、本発明が講じた第1の解決手段
は、被処理空気中の臭気成分または有害成分を吸着する
吸着部材(10)と、吸着部材(10)の一部を通過する再生空
気通路(23)と、再生空気通路(23)に空気を流通させる送
風手段(20)と、臭気成分または有害成分を吸着部材(10)
から脱離させて該吸着部材(10)を再生するように再生空
気通路(23)内で吸着部材(10)の上流側に配置された第1
ヒータ(24a) と、再生空気通路(23)内で吸着部材(10)の
下流側に配置された第2ヒータ(24b) と、再生空気通路
(23)内で臭気成分または有害成分を酸化分解するように
第2ヒータ(24b) の近傍に配置された触媒(25)とを備え
た空気浄化装置を前提としている。そして、再生空気通
路(23)を、第1ヒータ(24a) と第2ヒータ(24b) が互い
に隣り合って位置するように構成したものである。
【0010】また、本発明が講じた第2の解決手段は、
上記第1の解決手段において、再生空気通路(23)を、吸
着部材(10)の上流側と下流側とが少なくとも一部で隣接
するように構成し、その隣接部に第1ヒータ(24a) 及び
第2ヒータ(24b) を配置したものである。
【0011】また、本発明が講じた第3の解決手段は、
上記第1または第2の解決手段において、吸着部材(10)
の一部を覆うカバー(15)を設け、このカバー(15)内に再
生空気通路(23)を形成したものである。
【0012】また、本発明が講じた第4の解決手段は、
上記第1乃至第3のいずれか1の解決手段において、吸
着部材(10)の上流側を流れる空気と、吸着部材(10)の下
流側を流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器(26)を
備えた構成としたものである。
【0013】また、本発明が講じた第5の解決手段は、
上記第1乃至第4のいずれか1の解決手段において、吸
着部材を略円板状の吸着ロータ(10)に構成するととも
に、吸着ロータ(10)を回転駆動する駆動手段(12)を備え
た構成としたものである。
【0014】−作用− 上記第1の解決手段では、被処理空気中の臭気成分また
は有害成分を吸着部材(10)が十分に吸着すると、該吸着
部材(10)の再生を行う。その際、再生空気通路(23)を流
れる空気は、吸着部材(10)の上流側で第1ヒータ(24a)
によって加熱され、熱風となって吸着部材(10)を通過す
る。そして、このときに吸着部材(10)から臭気成分また
は有害成分が脱離して、該吸着部材(10)が再生される。
吸着部材(10)を通過して臭気成分または有害成分を含ん
だ空気は、第2ヒータ(24b) によってさらに加熱され、
触媒を通過する。このとき、触媒が活性化するため、臭
気成分または有害成分が酸化分解され、吸着部材(10)の
再生後の空気が無臭化または無害化される。
【0015】そして、この第1の解決手段では、再生空
気通路(23)を、第1ヒータ(24a) と第2ヒータ(24b) が
互いに隣り合って位置するように構成しているので、吸
着部材(10)の再生時には、第1ヒータ(24a) と第2ヒー
タ(24b) が隣接した一つの位置でのみ空気が加熱される
ことになる。
【0016】また、上記第2の解決手段では、吸着部材
(10)の再生時の空気は、再生空気通路(23)内で吸着部材
(10)の上流側から該吸着部材(10)を横切ってその下流側
へ流れる際に、吸着部材(10)の上流側と下流側で隣接し
た部分において第1ヒータ(24a) 及び第2ヒータ(24b)
により加熱される。そして、吸着部材(10)を通過すると
きに臭気成分等を脱離した後、その臭気成分等が触媒(2
5)によって分解される。
【0017】また、上記第3の解決手段では、吸着部材
(10)の一部を覆うカバー(15)内に再生空気通路(23)が形
成されているので、吸着部材(10)の再生が該カバー(15)
内で行われる。
【0018】また、上記第4の解決手段では、吸着部材
(10)の上流側を流れる空気と、吸着部材(10)の下流側を
流れる空気との間で熱交換を行う熱交換器(26)を設けて
いるので、再生後の空気の熱が再生前の空気に与えられ
る。このため、ヒータ(24a,24b) での加熱量を低減して
も、吸着部材(10)の再生や臭気成分の分解を行うことが
できる。
【0019】また、上記第5の解決手段では、吸着部材
を略円板状の吸着ロータ(10)とし、吸着ロータ(10)を回
転駆動する駆動手段(12)を設けているので、吸着ロータ
(10)を回転させて、被処理空気の臭気成分等を吸着した
部分を再生空気通路(23)が通過する位置へ移動させるこ
とにより、該吸着ロータ(10)を再生することができる。
【0020】
【発明の効果】上記第1の解決手段によれば、吸着部材
(10)の再生時に、第1ヒータ(24a) と第2ヒータ(24b)
が隣接した一つの位置だけで空気の加熱が行われるの
で、放熱防止構造は、両ヒータ(24a,24b) を含む形で1
カ所に採用すればよい。したがって、装置構成が複雑化
するのを抑えながら、装置の周囲への放熱を十分に防止
できる。したがって、再生性能、分解性能を高いレベル
で維持できる。
【0021】また、上記第2の解決手段によれば、再生
空気通路(23)の具体構成を特定した装置を実現できる。
さらに、上記第3の解決手段によれば、カバー(15)内に
再生空気通路(23)を設けているので、再生空気通路(23)
を吸着部材(10)の上流側と下流側で隣り合うように配置
するのが容易であり、装置構成が複雑になるのを防止で
きる。この場合、放熱防止構造としては、両ヒータ(24
a,24b) の周囲において、カバー(15)の内面に断熱材を
張り付けるような構造とすればよい。
【0022】また、上記第4の解決手段によれば、熱交
換器(26)を設けて、吸着部材(10)の上流側の空気と下流
側の空気との間で熱交換させることにより、上流側の空
気を加熱するようにしているので、ヒータ(24a,24b) で
の加熱量を低減して装置のランニングコストを抑えられ
る。
【0023】また、上記第5の解決手段によれば、吸着
部材として略円板状の吸着ロータ(10)を用いた空気浄化
装置において、装置構成が複雑化するのを抑えながら、
装置の周囲への放熱を十分に防止することが可能とな
る。
【0024】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態1を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0025】図1は、本実施形態1に係る空気浄化装置
(1) の概略構造を示す断面図であり、図2は、空気浄化
装置の正面図である。なお、これらの図は本発明の構成
を概念的に示したもので、装置(1) の具体構成を限定す
るものではない。
【0026】この空気浄化装置(1) は、円板状の吸着ロ
ータ(吸着部材)(10)が、フレーム(11)で回転可能に保
持されている。そして、送風機(2) を起動して、被処理
空気である室内空気中の臭気成分や有害成分を該吸着ロ
ータ(10)で吸着することにより、店舗などの室内空気を
浄化するように構成されている。
【0027】フレーム(11)は、ベース(11a) とスタンド
部材(11b) とから構成されている。ベース(11a) は、例
えばアングル材などの型鋼で枠組みしてその上面に鉄板
などを貼り付けて形成され、スタンド部材(11b) は4本
の軽量型鋼やパイプなどをベース(11a) に固定して構成
されている。スタンド部材(11b) の上端部には、図示し
ない軸受ユニットを介して、吸着ロータ(10)の中心に固
定された回転軸(10a)が回転可能に保持されている。
【0028】ベース(11a) には、吸着ロータ(10)を回転
駆動する駆動手段として、モータ(12)が固定されてい
る。モータ(12)には図示しない減速機構などを介して駆
動プーリ(13)が連結され、この駆動プーリ(13)と吸着ロ
ータ(10)に駆動用ベルト(14)が掛けられている。そし
て、モータ(12)を駆動することにより、吸着ロータ(10)
を回転させることができるようにしている。
【0029】吸着ロータ(10)は、ゼオライト等の吸着剤
をバインダで固めて円板状に成形されている。この吸着
ロータ(10)は、例えばハニカム状に成形されて、被処理
空気が厚さ方向に通り抜けるように通気性を有してい
る。そして、吸着ロータ(10)は、被処理空気が通過する
際に臭気成分や有害成分を吸着剤に吸着することで、こ
れらの成分を被処理空気から除去する。具体的に、吸着
ロータ(10)は、空気中のアンモニア、アセトアルデヒ
ド、トリメチルアミン、メチルメルカプタンなどの悪臭
成分や、一酸化炭素、ホルムアルデヒドのような有害成
分を吸着して除去することができる。
【0030】吸着ロータ(10)は、その周方向の一部分が
両面からカバー(15)によって覆われている。このカバー
(15)は、フレーム(11)のスタンド部材(11b) に固定され
ていて、該カバー(15)の内側に再生室(16)が区画形成さ
れている。再生室(16)は、吸着ロータ(10)の上方に位置
する連通室(17)を介して、吸着ロータ(10)の両面に亘っ
て設けられている。
【0031】なお、図示の例では、カバー(15)を中心角
度の小さな扇形に形成して、吸着ロータ(10)が再生室(1
6)内に位置する部分(再生部:図6の符号(10A) 参照)
の面積を、再生室(16)の外側に位置する部分(吸着部)
の面積よりもかなり狭い範囲にしているが、カバー(15)
の中心角度を例えば5°から180°程度の範囲内で変
更して、再生部と吸着部の割合を調整することも可能で
ある。
【0032】上記カバー(15)内には、該再生室(16)の両
側縁部に沿って吸着ロータ(10)に外気を通過させるシー
ル通路(18)が設けられている。シール通路(18)は、概略
の空気流れ図である図3に示しているように、再生室(1
6)の両側縁部に設けられた幅の狭いパージ部(18a,18a)
が、吸着ロータ(10)を挟んで対向配置されることにより
構成されている。相対するパージ部(18a,18a) は、一方
が吹出し側、他方が吸入側となっており、それぞれ、再
生室(16)に遮蔽板(19)を隔てて配置されている。各遮蔽
板(19)は、図1に示すように、内側の端縁(19a) が吸着
ロータ(10)の表面と僅かな隙間を隔てて位置するように
形成され、再生室(16)の内部空間とパージ部(18a) の内
部空間を区画している。
【0033】吹出し側のパージ部(18a) は、再生用送風
機(送風手段)(20)が設けられた空気導入通路(21)と連
通している。一方、吸込み側のパージ部(18a) は、具体
的な構造は示していないが、カバー(15)の上部に設けら
れた連通室(17)を介して再生室(16)と連通している。ま
た、再生室(16)は、空気排出通路(22)と連通している。
このため、空気導入通路(21)に送られた外気は、シール
通路(18)を流れるときに両パージ部(18a) の間で吸着ロ
ータ(10)を横切って、さらに連通室(17)から再生室(16)
に導入された後、空気排出通路(22)から排出される。
【0034】そして、空気導入通路(21)、シール通路(1
8)、連通室(17)、再生室(16)、及び空気排出通路(22)か
らなるカバー(15)内の空間全体が、吸着ロータ(10)の一
部を通過する再生空気通路(23)を構成している。この再
生空気通路(23)は、吸着ロータ(10)の再生位置に対して
上流側の部分である連通室(17)と、吸着ロータ(10)の再
生位置に対して下流側の部分である空気排出通路(22)と
が一部で隣接している。つまり、再生空気通路(23)は、
吸着ロータ(10)の上流側と下流側とが少なくとも一部で
隣接している。
【0035】カバー(15)内には、電気ヒータ(24)と触媒
構造体(25)とが配設されている。電気ヒータ(24)は、再
生空気通路(23)内で吸着ロータ(10)の再生位置の上流側
に配置された第1ヒータ(24a) と、再生空気通路(23)内
で吸着ロータ(10)の再生位置の下流側に配置された第2
ヒータ(24b) とから構成され、触媒構造体(25)は第2ヒ
ータ(24b) の近傍に配置されている。具体的に、第1ヒ
ータ(24a) は連通室(17)に配置され、第2ヒータ(24b)
は空気排出通路(22)に配置されて、薄い仕切板を隔てて
互いに隣接している。
【0036】以上のように、本実施形態1の特徴とし
て、再生空気通路(23)は、吸着ロータ(10)の上流側と下
流側とが少なくとも一部で隣接するように構成されてい
る。そして、第1ヒータ(24a) と第2ヒータ(24b) は、
互いに隣り合って位置するように、それぞれ、再生空気
通路(23)内に配置されている。
【0037】第1ヒータ(24a) は、再生空気通路(23)を
流れる空気を介して吸着ロータ(10)を200℃程度に加
熱することにより、臭気成分または有害成分を該吸着ロ
ータ(10)から脱離させて該吸着ロータ(10)を再生する。
また、第2ヒータ(24b) は、吸着ロータ(10)から脱離し
た臭気成分や有害成分を含んだ空気と触媒構造体(25)を
300℃程度に加熱して、該触媒構造体(25)により臭気
成分または有害成分を無臭化または無害化する。
【0038】上記触媒構造体(25)は、図示していない
が、例えば多数の六角形の空気通過孔を形成して表面積
を大きくしたハニカム状(またはその他の種々の形状)
の基材の表面に、触媒層を形成したものとすることがで
きる。触媒は、例えばAl2O3、ZrO2、CeO2、SiO2 及びゼ
オライトのうちから選ばれた1種類以上の金属酸化物ま
たは該金属酸化物と金属の複合酸化物との混合物を担体
とし、該担体に、触媒成分としてAg、Pd、Pt、Mn及びRh
のうちから選ばれた1種類以上の金属、該金属を含有す
る合金もしくは該金属の酸化物、またはこれらの2種類
以上の混合物が担持されて構成されている。そして、約
300℃以上に加熱されて活性化し、臭気成分または有
害成分を分解して無臭化または無害化する。
【0039】上記電気ヒータ(24)は、図1の部分拡大図
である図4に示すように、例えば棒状の発熱体に多数の
伝熱フィンを一体化して、伝熱面積を拡大したものとす
ることができる。発熱体の具体的な形状や構造は、電気
ヒータ(24)を配置する部分の形状などに応じて適宜設定
すればよく、例えばシースヒータ、半導体ヒータまたは
セラミックヒータなどを用いることができる。
【0040】なお、電気ヒータ(24)と触媒構造体(25)と
は一体化することも可能であり、その場合、例えば電気
ヒータ(24)の伝熱フィンの表面に触媒層を形成すればよ
い。図のように電気ヒータ(24)とは別体の触媒構造体(2
5)を用いた場合は、該触媒構造体(25)を再生空気通路(2
3)内での空気の流れに適した形状に形成して触媒と空気
の接触面積を大きくすることが容易となり、電気ヒータ
(24)の表面に触媒層を形成した場合は、設置スペースの
削減による装置の小型化が可能となる。
【0041】以上の構成において、再生用送風機(20)を
駆動すると、図1及び図3に概略の空気の流れを示すよ
うに、外気が空気導入通路(21)からシール通路(18)に送
られ(図1の破線矢印の気流)、さらに連通室(17)にお
いて第1ヒータ(24a) を通過した後、再生室(16)に流入
する。この空気は、再生室(16)内で吸着ロータ(10)を通
過した後、空気排出通路(22)を通り、第2ヒータ(24b)
及び触媒構造体(25)を通過して外部に排出される(図1
の実線矢印の気流)。
【0042】なお、本実施形態1において、空気浄化は
吸着ロータ(10)がカバー(15)の外に出ている部分(吸着
部)を使って行われる。そして、この吸着部が臭気成分
や有害成分を充分に吸着してほぼ飽和状態に達すると、
吸着ロータ(10)を回転させ、再生室(16)内で再生を行
う。
【0043】−運転動作− 次に、この空気浄化装置(1) の運転動作について具体的
に説明する。
【0044】まず、空気浄化運転中は、駆動モータ(12)
を停止して吸着ロータ(10)を停止させた状態で、送風機
(2) を起動する。そうすると、この空気浄化装置(1) で
は、再生室(16)内に位置する再生部が狭い領域に、再生
室(16)外に位置する吸着部が広い領域に形成されている
ため、空気浄化がその広い吸着部を使って効率的に行わ
れ、室内空気から臭気成分や有害成分が除去される。
【0045】一方、この状態で吸着ロータ(10)の空気浄
化性能が低下すると、駆動モータ(12)を起動して吸着ロ
ータ(10)を所定角度回転させ、再生用送風機(20)と電気
ヒータ(24)に通電して吸着ロータ(10)の再生処理を開始
する。そして、再生室(16)内の部分の再生が終わると、
吸着ロータ(10)を再度所定角度回転させて次の部分を再
生し、この部分的な再生を何度か繰り返すことで吸着ロ
ータ(10)を全体に再生する。
【0046】吸着ロータ(10)の再生時に、電気ヒータ(2
4)に通電し、再生用送風機(20)を起動したときの空気の
流れについて具体的に説明すると、まず、外気は空気導
入通路(21)からシール通路(18)を流れる。シール通路(1
8)では、空気は吹出し側のパージ部(18a) から吸着ロー
タ(10)を横切って吸込み側のパージ部(18a) へ流入す
る。このとき、吸着ロータ(10)を通過する空気が常温で
あるため、シール通路(18)では、吸着ロータ(10)に付着
した臭気成分や有害成分の脱離は行われず、外気は、既
に加熱されている吸着ロータ(10)から熱を吸収しながら
通過する。
【0047】吸込み側のパージ部(18a) に入った空気
は、カバー(15)内の上部に設けられた連通室(17)へ流入
し、既に発熱している第1ヒータ(24a) によってさらに
加熱される。高温になった空気は、吸着ロータ(10)を通
過する。このように高温の空気が吸着ロータ(10)を通過
することにより、再生室(16)内において、吸着ロータ(1
0)から臭気成分や有害成分が脱離する。また、脱離した
これらの成分は、再生空気に含まれて空気排出通路(22)
を流れる。このとき、第2ヒータ(24b) が加熱されてい
て、触媒が活性化しているので、吸着ロータ(10)から脱
離したこれらの成分が酸化分解されて無臭化または無害
化される。
【0048】本実施形態1において、再生室(16)内で吸
着ロータ(10)を空気が図1の右から左へ通過する際(実
線の矢印参照)、臭気成分や有害成分が脱離するが、再
生室(16)の両側縁部においてシール通路(18)を流れる気
流(破線の矢印参照)がシールドとして作用するため、
再生室(16)から外部へ臭気が漏れることはない。臭気成
分等を含んだ空気が仮に遮蔽板(19)の外に流れ出たとし
ても、その空気はシール通路(18)を流れる気流に含まれ
て再度連通室(17)から再生室(16)に流入することにな
り、臭気漏れは防止される。また、高温空気の熱も同様
に、連通室(17)から再生室(16)へ流れる空気に吸収され
る。そして、吸着ロータ(10)を再生した後の空気は、触
媒構造体(25)を通過することにより、臭気成分や有害成
分が分解された清浄な空気として空気排出通路(22)から
機外に放出される。
【0049】−実施形態1の効果− 本実施形態1によれば、吸着ロータ(10)の再生を定期的
に行うと、吸着ロータ(10)を交換しなくても空気浄化性
能を低下させることなく、高い浄化性能を維持できる。
なお、吸着ロータ(10)にはカビの胞子や空気中の浮遊菌
もかなりの割合で付着するが、吸着ロータ(10)の再生時
の加熱によりこれらを死滅させることができるので、カ
ビ等が原因で発生する臭気を抑えることができる。
【0050】また、本実施形態1では、カバー(15)を比
較的狭い領域に形成し、空気浄化に使用する部分の面積
を大きくしているので、その広い面積を使って充分な空
気浄化性能を確保できる。
【0051】また、吸着ロータ(10)の再生時に、空気導
入通路(21)から外気を導入しながら、再生室(16)の内部
の空気を空気排出通路(22)から排出するようにしている
ので、再生時に吸着ロータ(10)を加熱することで水蒸気
が発生した場合には、その水蒸気も排出される。したが
って、再生の終了後に装置(1) が常温まで冷却されても
装置(1) 内に結露が生じるのを防止できる。このため、
結露が原因で装置(1)内にカビや錆が発生したり、室内
に水滴が漏れたりするのも防止できる。
【0052】そして、本実施形態1の特徴として、第1
ヒータ(24a) と第2ヒータ(24b) を1カ所にまとめて配
置しているため、例えば放熱防止構造としてヒータ(24
a,24b) の近傍でカバー(15)に断熱材を張り付ける場合
に、その放熱防止構造をカバー(15)の一カ所にまとめら
れるため、構成が複雑化するのを抑えながら、装置の断
熱性を高められる。このため、装置(1) の保温効果を高
めて分解性能を高いレベルで維持できる。
【0053】−実施形態1の変形例− 上記実施形態1の空気浄化装置では、吸着ロータ(10)の
全ての部分(カバー(15)の外の部分)で空気浄化を行っ
た後に再生をまとめて行うようにしているが、吸着ロー
タ(10)の一部を利用して空気を浄化しながら、同時に他
の一部(つまり再生室(16)内)では吸着ロータ(10)を再
生するようにしてもよい。そうすれば、空気浄化運転を
途切れさせることなく継続することが容易に可能とな
る。
【0054】その場合、例えば空気浄化運転を所定時間
行うと駆動モータ(12)を起動して吸着ロータ(10)を所定
角度回転させるようにタイマーを利用してもよいし、吸
着ロータ(10)の吸着部の下流側での空気中の臭気成分や
有害成分の濃度を検出し、その濃度が所定値を越えたら
浄化性能が低下したと判断して駆動モータ(12)を起動す
るようにしてもよい。なお、例えばタイマーを利用する
場合は、日中の人の活動時間内に空気浄化を行って、夜
間の人のいないときに再生を行うようにしたり、1日の
うち何回か吸着と再生を繰り返すようにしたりすること
ができる。
【0055】また、上記実施形態1の触媒構造体(25)に
加えて、連通室(17)内や再生室(16)内などで吸着ロータ
(10)の上流側の位置に、仮想線で示すように、触媒構造
体(25)を追加して設けてもよい。このようにすれば、触
媒構造体(25)が吸着ロータ(10)の上流側に位置すること
で、再生用の清浄な空気が吸着ロータ(10)を通過するこ
とになり、臭気成分等の脱離が効果的に行われる。
【0056】
【発明の実施の形態2】次に、図5に示した実施形態2
について説明する。この実施形態2は、上記空気導入通
路(21)を流れる空気と、空気排出通路(22)から排出され
る空気との間で熱交換を行う熱交換器(26)を設けたもの
で、図5は概略の空気の流れを示す模式図である。な
お、この熱交換器(26)には、例えば放熱フィン付の螺旋
管熱交換器や、二重管熱交換器などを用いることができ
る。
【0057】図示するように、外気は、まず熱交換器(2
6)を通過するときに、排出される処理済みの空気が有し
ている熱により加熱される。外気は、この熱では吸着ロ
ータ(10)の臭気成分等を脱離させるほどには加熱され
ず、再生室(16)の両側のシール通路(18)を流れるときに
は吸着ロータ(10)を通過するだけである。その後、空気
は実施形態1と同様に連通室(17)を通るときに第1ヒー
タ(24a) で高温に加熱されて再生室(16)に入る。したが
って、この高温空気により、吸着ロータ(10)から臭気成
分や有害成分が脱離する。
【0058】その後、空気は再生室(16)から空気排出通
路(22)を通って清浄な空気となり、外部に排出されると
きに熱交換器(26)を通る。したがって、処理後の空気
は、外部から導入されてくる空気に熱を与えて冷却され
てから機外へ排出されることになる。
【0059】−実施形態2の効果− 本実施形態2によれば、実施形態1の効果に加えて、熱
交換器(26)を設けて排出空気の熱を導入空気に与えるよ
うにしているので、電気ヒータ(24)の能力を抑えても空
気を効率的に加熱でき、吸着ロータ(10)からの臭気成分
や有害成分の脱離と触媒の活性化を十分に行うことがで
きる。したがって、省エネルギ化を図ることが可能とな
る。
【0060】
【発明のその他の実施の形態】本発明は、上記実施形態
について、以下のような構成としてもよい。
【0061】例えば、上記各実施形態では吸着部材を吸
着ロータ(10)とし、該吸着ロータ(10)を駆動モータ(12)
で回転駆動するように構成しているが、吸着部材は吸着
ロータ(10)以外の構成にしてもよい。例えば、吸着部材
を矩形板状に形成し、その一部を覆うカバーを吸着部材
の面方向に可動に構成して、再生室を変移させながら吸
着部材を再生するようにしてもよいし、その他の構成に
してもよい。
【0062】また、上記空気浄化装置(1) は、空気調和
装置と組み合わせた空気調和システムに用いてもよい。
その場合、空気調和システムは、上記空気浄化装置(1)
に対し、空気の上流側に電気集塵装置を、下流側に空気
調和装置を配置して構成することができる。電気集塵装
置は、例えばコロナ放電を利用して空気中の塵埃などの
浮遊物に電荷を与え、この帯電した浮遊物を電極に捕集
するように構成したものを用いることができる。さら
に、電気集塵装置と空気浄化装置(1) の間には、プレフ
ィルタを配置して、空気中に含まれた煙草のヤニなどを
予め除去するように構成してもよい。
【0063】このように電気集塵装置と空気浄化装置
(1) と空気調和装置とを順に配置して空気調和システム
を構成すると、空気中に浮遊する塵埃などを除去すると
ともに臭気成分や有害成分を取り除いたうえで調和空気
を生成することができるので、室内を極めて快適で清浄
な状態に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る空気浄化装置の概略
構造を示す断面図である
【図2】図1の空気浄化装置の正面図である。
【図3】実施形態1の空気浄化装置における空気の流れ
を示す概念図である。
【図4】図1の部分拡大図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る空気浄化装置におけ
る空気の流れを示す模式図である。
【図6】従来の空気浄化装置における空気の流れを示す
図である。
【符号の説明】
(1) 空気浄化装置 (10) 吸着ロータ(吸着部材) (11) フレーム (12) モータ(駆動手段) (13) 駆動プーリ (14) 駆動用ベルト (15) カバー (16) 再生室 (17) 連通室 (18) シール通路 (18a) パージ部 (19) 遮蔽板 (20) 再生用送風機(送風手段) (21) 空気導入通路 (22) 空気排出通路 (23) 再生空気通路 (24) 電気ヒータ (24a) 第1ヒータ (24b) 第2ヒータ (25) 触媒(触媒構造体) (26) 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F28D 19/04 B01D 53/36 H Fターム(参考) 4C080 AA05 AA07 BB02 CC01 HH01 JJ01 KK04 LL01 QQ11 QQ14 QQ17 4D012 CA09 CA10 CA11 CC04 CC05 CD01 CD05 CG01 CH01 CH05 CK02 4D048 AA22 AB01 AB03 BA03Y BA06Y BA08Y BA11Y BA19Y BA28Y BA30Y BA31Y BA33Y BA34Y BA41Y BA42Y BB02 CA01 CC40 CC52 CC53 CD01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理空気中の臭気成分または有害成分
    を吸着する吸着部材(10)と、吸着部材(10)の一部を通過
    する再生空気通路(23)と、再生空気通路(23)に空気を流
    通させる送風手段(20)と、再生空気通路(23)内で吸着部
    材(10)の上流側に配置された第1ヒータ(24a) と、再生
    空気通路(23)内で吸着部材(10)の下流側に配置された第
    2ヒータ(24b) と、第2ヒータ(24b) の近傍に配置され
    た触媒(25)とを備えた空気浄化装置であって、 再生空気通路(23)は、第1ヒータ(24a) と第2ヒータ(2
    4b) が互いに隣り合って位置するように構成されている
    空気浄化装置。
  2. 【請求項2】 再生空気通路(23)は、吸着部材(10)の上
    流側と下流側とが少なくとも一部で隣接し、その隣接部
    に第1ヒータ(24a) 及び第2ヒータ(24b) が配置されて
    いる請求項1記載の空気浄化装置。
  3. 【請求項3】 吸着部材(10)の一部を覆うカバー(15)を
    備え、 該カバー(15)内に再生空気通路(23)が形成されている請
    求項1または2記載の空気浄化装置。
  4. 【請求項4】 吸着部材(10)の上流側を流れる空気と、
    吸着部材(10)の下流側を流れる空気との間で熱交換を行
    う熱交換器(26)を備えている請求項1乃至3のいずれか
    1記載の空気浄化装置。
  5. 【請求項5】 吸着部材が略円板状の吸着ロータ(10)に
    構成されるとともに、吸着ロータ(10)を回転駆動する駆
    動手段(12)を備えている請求項1乃至4の何れか1記載
    の空気浄化装置。
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