JP2001137325A - 空気浄化装置及び空気調和システム - Google Patents

空気浄化装置及び空気調和システム

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JP2001137325A
JP2001137325A JP32482499A JP32482499A JP2001137325A JP 2001137325 A JP2001137325 A JP 2001137325A JP 32482499 A JP32482499 A JP 32482499A JP 32482499 A JP32482499 A JP 32482499A JP 2001137325 A JP2001137325 A JP 2001137325A
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rotor
suction
suction rotor
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Teiichi Usami
禎一 宇佐見
Kenkichi Kagawa
謙吉 香川
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内空気を吸着ロータ(10)で浄化するととも
に、該吸着ロータ(10)に吸着した臭気成分又は有害成分
を触媒(19a,19b,19c) で酸化分解して無臭化又は無害化
する方式の空気浄化装置において、吸着ロータ(10)の軽
量化を図って装置設計の自由度を高めるとともに、装置
の小型化やコストダウンを可能にする。 【解決手段】 吸着ロータ(10)を板状の活性炭繊維フィ
ルタにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理空気中の臭
気成分又は有害成分を吸着部材で吸着するとともに、吸
着したこれらの成分を触媒で酸化分解して無臭化または
無害化する空気浄化装置と、該空気浄化装置を利用した
空気調和システムとに関し、特に、吸着部材の軽量化策
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気浄化装置は、例えば、空
気中のたばこ臭、食品臭、屎尿臭、体臭、ペット臭、パ
ーマ臭、建築臭、油煙、VOC、NOxなどの臭気成分
や有害成分を除去するため、店舗、医療機関、工場など
を始め、一般家庭においても用いられている。
【0003】従来の空気浄化装置では、例えば特開平1
0−277365号公報に記載されているように、ゼオ
ライト等の吸着剤をバインダで固めて円板状などに成形
した吸着部材が用いられている。吸着部材は、被処理空
気が通り抜けるように通気性を有し、被処理空気が通過
する際に臭気成分や有害成分を吸着剤に吸着すること
で、これらの成分を被処理空気から除去するように構成
されている。
【0004】上記公報に記載された装置では、吸着部材
を駆動モータで回転可能に構成するとともに、吸着部材
の一部を覆うカバーを設け、該カバー内に脱離再生手段
として触媒板とヒータとを配設している。そして、カバ
ーの外に露出した部分(吸着部)で被処理空気を浄化す
る一方、該吸着部が臭気成分や有害成分を充分に吸着す
ると、吸着部材を回転させて該吸着部をカバー内で加熱
する。このことにより、臭気成分や有害成分を吸着部材
から脱離させるとともに、活性化した触媒でこれらの成
分を分解して無臭化または無害化するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成で
は、吸着部材が吸着剤をバインダで固めた固形材である
ため、比較的重量が重く、例えばその駆動方式が制限さ
れる問題があった。つまり、吸着部材の中心に駆動モー
タの出力軸を連結して駆動する場合には、減速機付モー
タなどの比較的大きな出力トルクが得られるモータを用
いる必要があり、高トルクのモータを使用しない場合
は、吸着部材の周囲にベルトを掛けて駆動する方式を採
用することが必要であった。このような制限があるた
め、従来の装置は設計の自由度が低いうえ、吸着部材の
起動・停止の精度も充分でなく、しかもコストが高くな
りがちであった。また、このように吸着部材が重いため
に、装置の構造部材を高強度にする必要があり、そのこ
とから、装置が大型でコスト高になる問題もあった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みて創案
されたものであり、その目的とするところは、吸着部材
の軽量化を図って装置設計の自由度を高めるとともに、
装置の小型化やコストダウンを可能にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸着部材を板
状の活性炭繊維フィルタで構成して軽量化を図り、装置
の小型化やコストダウンを可能にしたものである。
【0008】具体的に、本発明が講じた解決手段は、被
処理空気中の臭気成分又は有害成分を吸着する吸着部材
(10)と、該臭気成分又は有害成分を吸着部材(10)から脱
離させて該吸着部材(10)を再生する再生手段(18)と、臭
気成分又は有害成分を無臭化または無害化する触媒(19
a,19b,19c) とを備えた空気浄化装置を前提としてい
る。そして、吸着部材(10)が、板状に形成された活性炭
繊維フィルタにより構成されている。なお、上記構成に
おいて、「臭気成分又は有害成分」は、その何れか一方
のみを対象とする場合だけを意味するのでなく、両方を
対象とする場合も含む意味で用いている。
【0009】上記構成において、吸着部材(10)は、活性
炭繊維にゼオライトが添加された板状のフィルタにより
構成することができる。
【0010】また、上記構成においては、吸着部材(10)
を略円板状の吸着ロータに構成し、吸着ロータ(10)を回
転駆動する駆動手段(12)と、吸着ロータ(10)の一部を覆
って再生室(16)を構成するカバー(15)とを設け、再生手
段(18)を、上記カバー(15)内に配設することができる。
【0011】また、上記構成においては、吸着ロータ(1
0)の周囲を保護網(14)で覆うことができ、吸着ロータ(1
0)の周囲に補強枠(13)を設けることもできる。
【0012】また、上記構成において、駆動手段(12)
は、吸着ロータ(10)の中心部に連結された駆動モータに
より構成することができ、さらに、駆動モータ(12)はス
テッピングモータにより構成することができる。
【0013】さらに、上記構成においては、吸着ロータ
(10)の再生時に再生室(16)の内部のガスを排出する排出
通路(23)を設けることが好ましい。
【0014】また、上記構成において、臭気成分又は有
害成分を無臭化または無害化する触媒は、触媒構造体(1
9a,19b,19c) により構成したり、再生手段を、吸着部材
(10)を加熱するヒータ(18)で構成して、該ヒータ(18)の
表面に臭気成分又は有害成分を無臭化または無害化する
触媒の層を積層して形成することもできる。なお、触媒
構造体(19a,19b,19c) は、例えば基材の表面に触媒層を
形成したものとすることができる。
【0015】さらに、本発明の空気調和システムは、空
気の流れの上流側から下流側へ向かって、被処理空気中
に浮遊する塵埃を捕集する集塵装置(3) と、上記各解決
手段の空気浄化装置(1) と、被処理空気から調和空気を
生成する空気調和装置(4) とを備えた構成とすることが
できる。
【0016】−作用− 上記解決手段では、被処理空気は、臭気成分又は有害成
分が吸着部材(10)に吸着されて浄化される。一方、該臭
気成分又は有害成分は、再生手段(18)により吸着部材(1
0)から脱離して該吸着部材(10)が再生され、その臭気成
分又は有害成分は触媒(19a,19b,19c) によって無臭化ま
たは無害化される。そして、吸着部材(10)は、活性炭繊
維フィルタ、またはゼオライトが添加された活性炭繊維
から板状に形成されたフィルタによって構成されている
ので、ゼオライト等の吸着剤をバインダで固めた従来の
吸着部材と比べて充分に軽量化される。
【0017】また、吸着部材(10)を略円板状の吸着ロー
タに構成するとともに、吸着ロータ(10)を回転駆動する
駆動手段(12)と、吸着ロータ(10)の一部を覆って再生室
(16)を構成するカバー(15)とを設け、再生手段(18)をカ
バー(15)内に配設すると、吸着ロータ(10)は、カバー(1
5)の外側に出た部分(吸着部)で空気を浄化する一方、
この吸着部に臭気成分や有害成分が充分に付着すると、
吸着ロータ(10)が回転して吸着部がカバー(15)内で再生
される。
【0018】また、吸着ロータ(10)の周囲を保護網(14)
で覆ったり、吸着ロータ(10)の周囲に補強枠(13)を設け
たりすれば、吸着ロータ(10)が軽量であるために強度的
に弱くなったとしても、その強度不足が補われる。
【0019】また、吸着ロータ(10)が軽量であるため、
駆動は、吸着ロータ(10)の中心部に駆動モータ(12)を連
結して容易に行うことができ、ステッピングモータ(12)
を用いて回転角度を制御することなども容易かつ正確に
行える。
【0020】また、吸着ロータ(10)の再生時に再生室(1
6)の内部のガスを排出する排出通路(23)を設けると、再
生時に吸着ロータ(10)を加熱することで水蒸気が発生し
た場合に、この水蒸気が再生室(16)から排出される。水
蒸気が再生室(16)内に充満すると、装置(1) が常温まで
冷却された後に再生室(16)内に結露が生じるおそれがあ
るが、排出通路(23)を設けることで結露の発生を抑えら
れる。
【0021】また、触媒は、触媒構造体(19a,19b,19c)
により構成しても、ヒータ(18)の表面に触媒層を形成し
ても、臭気成分や有害成分を無臭化または無害化でき
る。
【0022】
【発明の効果】上記解決手段によれば、吸着部材(10)を
従来よりも充分に軽量化できるので、装置(1) の構造部
材を必要以上に高強度にしなくてもよくなり、装置(1)
の小型化やコストダウンを達成できる。また、吸着部材
を吸着ロータ(10)で構成すれば、カバー(15)の外の部分
(吸着部)で空気を浄化できる一方、その吸着部が臭気
成分や有害成分で汚れるとカバー(15)内の再生部(16)で
再生できるため、吸着ロータ(10)を交換せずに使用でき
る。
【0023】そして、吸着ロータ(10)が軽量であるた
め、その駆動を、吸着ロータ(10)の中心部に駆動モータ
(12)を連結して行ったり、他の方式を選択したりするこ
とも容易で、装置設計の自由度を高めることができる。
吸着ロータ(12)の中心に駆動モータ(12)を連結する場合
でも、駆動モータ(12)を特に高トルクのモータにする必
要はなく、また、ステッピングモータ(12)を用いて回転
角度を制御することも容易かつ正確に行える。
【0024】また、吸着ロータ(10)の周囲を保護網(14)
で覆ったり、吸着ロータ(10)の周囲に補強枠(13)を設け
たりすれば、吸着ロータ(10)が単体では強度不足であっ
たとしてもその強度不足を補えるため、外力や駆動力に
よって吸着ロータ(10)が損傷してしまう問題が発生する
のを抑えられる。
【0025】また、吸着ロータ(10)の再生時に再生室(1
6)の内部のガスを排出する排出通路(23)を設けると、吸
着ロータ(10)の再生後に結露が生じるのを防止できるの
で、結露に起因する錆の発生や、さらにはカビが発生し
て異臭が生じるような問題も防止できる。
【0026】また、触媒は、触媒構造体(19a,19b,19c)
により構成すれば、再生室(16)内での空気の流れに適し
た形状に形成して空気との接触面積を充分に大きくする
ことが容易となり、ヒータ(18)の表面に触媒層を形成す
れば、設置スペースの削減による小型化が可能となる。
【0027】また、上記構成の空気浄化装置(1) を空気
調和システム(2) に用いると、室内の空気を清浄に保ち
つつ、室内の温度調整をすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0029】図1は、本実施形態に係る空気浄化装置
(1) と、この空気浄化装置(1) を用いて構成した空気調
和システム(2) の概略構造を示す断面図であり、図2
は、空気浄化装置の正面図である。図は本発明の構成を
概念的に示したもので、装置(1,2) の具体構成を限定す
るものではない。
【0030】この空気調和システム(2) は、空気浄化装
置(1) に対し、空気の上流側に電気集塵装置(3) を、下
流側に空気調和装置(4) を配置して構成されている。空
気浄化装置(1) は、円板状の吸着ロータ(吸着部材)(1
0)が、フレーム(11)で回転可能に保持されている。そし
て、被処理空気である室内空気中の臭気成分や有害成分
を該吸着ロータ(10)で吸着することにより、室内空気を
浄化するように構成されている。
【0031】電気集塵装置(3) は、コロナ放電を利用し
て空気中の塵埃などの浮遊物に電荷を与え、この帯電し
た浮遊物を電極に捕集するように構成されている。ま
た、空気調和装置(4) は、ケーシングの内部に送風機や
熱交換器などの機器を備え、電気集塵装置(3) 及び空気
浄化装置(1) を通過した空気から調和空気を生成するよ
うに構成されている。そして、室内空気が、空気調和装
置(4) に内蔵された送風機(図示せず)によって、電気
集塵装置(3) 、空気浄化装置(1) 及び空気調和装置(4)
を順に通過し、再度室内に吹き出されるように構成され
ている。なお、上記構成において電気集塵装置(3) と空
気浄化装置(1) の間にフィルタ(図示せず)を配置し
て、空気中に含まれた煙草のヤニなどを予め除去するよ
うに構成してもよい。
【0032】以下、空気浄化装置(1) の具体的な構成に
ついて説明する。
【0033】フレーム(11)は、ベース(11a) とスタンド
部材(11b) とから構成されている。ベース(11a) は、例
えばアングル材などの型鋼で枠組みしてその上面に鉄板
などを貼り付けて形成され、スタンド部材(11b) は4本
の軽量型鋼やパイプなどをベース(11a) に固定して構成
されている。スタンド部材(11b) の上端部には、図示し
ない軸受ユニットを介して、吸着ロータ(10)の中心に固
定された回転軸(10a)が回転可能に保持されている。こ
の回転軸(10a) には、吸着ロータ(10)を回転させるため
の駆動手段としてステッピングモータ(12)が連結され、
ステッピングモータ(12)はスタンド部材(11b) に固定さ
れている。
【0034】吸着ロータ(10)は、活性炭繊維を高温(例
えば約900°C程度)で板状に固めて形成した活性炭
繊維フィルタにより構成されている。活性炭繊維フィル
タは、フェルト状のフィルタであり、長方形などの適当
な形状に成形されたものを円板状に切り抜いて吸着ロー
タ(10)が構成されている。吸着ロータ(10)は、活性炭繊
維の集合体であって通気性を有しているが、空気浄化の
際の空気通過抵抗をより少なくするために、厚さ方向に
貫通する微細な通気孔(図示せず)を多数形成してもよ
い。
【0035】また、吸着ロータ(10)は、活性炭繊維にゼ
オライトを添加した板状のフィルタにより構成してもよ
い。このように、活性炭繊維フィルタや、ゼオライトが
添加された活性炭繊維フィルタを吸着ロータ(10)として
使用すると、室内空気中のアンモニア、アセトアルデヒ
ド、トリメチルアミン、メチルメルカプタンなどの悪臭
成分や、一酸化炭素、ホルムアルデヒドのような有害成
分を吸着して除去することができる。
【0036】吸着ロータ(10)の周囲には、軽量の骨組み
材(13a) と連結材(13b,13c) とを組み合わせて構成した
補強枠(13)と、吸着ロータ(10)の全体を覆うように補強
枠(13)に貼り付けられた保護網(14)とが設けられてい
る。補強枠(13)は、吸着ロータ(10)の回転軸(10a) を中
心として骨組み材(13a) を放射状に配置するとともに、
隣合う骨組み材(13a) の中間部同士を連結材(13b) で連
結したものを、吸着ロータ(10)の両面側に各骨組み材(1
3a) が相対するように配置して固定し、さらに対応する
骨組み材(13a) の外側端部同士を連結材(13c) で連結し
て構成されている。なお、各連結材(13b,13c) には、放
射状に配置された骨組み材(13a) と同じ材料が用いられ
ている。また、図の簡略化のため、図1では補強枠(13)
を部分的にのみ示すとともに保護網(14)を省略し、図2
では保護網(14)を部分的にのみ示している。
【0037】吸着ロータ(10)は、その周方向の一部分が
両面からカバー(15)によって覆われている。このカバー
(15)は、フレーム(11)のスタンド部材(11b) に固定され
ていて、該カバー(15)の内側に再生室(16)が区画形成さ
れている。再生室(16)は、吸着ロータ(10)の上方に位置
する連通室(17)を介して、吸着ロータ(10)の両面に亘っ
て設けられている。
【0038】なお、図示の例では、カバー(15)を中心角
度の小さな扇形に形成して、吸着ロータ(10)が再生室(1
6)内に位置する部分(再生部)の面積を、再生室(16)の
外側に位置する部分(吸着部)の面積よりもかなり狭い
範囲にしているが、カバー(15)の中心角度を例えば5°
から180°程度の範囲内で変更して、再生部と吸着部
の割合を調整することも可能である。
【0039】カバー(15)内には、電気ヒータ(再生手
段)(18)と触媒構造体(19a,19b,19c)とが配設されてい
る。電気ヒータ(18)は、再生室(16)内の空気を介して吸
着ロータ(10)を100°C程度に加熱することにより、
臭気成分又は有害成分を該吸着ロータ(10)から脱離させ
て該吸着ロータ(10)を再生するように構成され、触媒構
造体(19a,19b,19c) は吸着ロータ(10)から脱離した臭気
成分又は有害成分を無臭化または無害化するように構成
されている。
【0040】触媒構造体(19a,19b,19c) は、図示してい
ないが、例えば多数の六角形の空気通過孔を形成して表
面積を大きくしたハニカム状(またはその他の種々の形
状)の基材の表面に、触媒層を形成したものとすること
ができる。触媒は、例えばAl 2O3、ZrO2、CeO2、SiO2
びゼオライトのうちから選ばれた1種類以上の金属酸化
物または該金属酸化物と金属の複合酸化物との混合物を
担体とし、該担体に、触媒成分としてAg、Pd、Pt、Mn及
びRhのうちから選ばれた1種類以上の金属、該金属を含
有する合金もしくは該金属の酸化物、またはこれらの2
種類以上の混合物が担持されて構成されている。そし
て、約200°C以上に加熱されて活性化し、臭気成分
または有害成分を分解して無臭化または無害化する。
【0041】電気ヒータ(18)は、例えば発熱体に多数の
伝熱フィンを一体化して、伝熱面積を拡大したものとす
ることができる。発熱体の具体的な形状や構造は、電気
ヒータ(18)を配置する部分の形状などに応じて適宜設定
すればよい。なお、電気ヒータ(18)と触媒構造体(19a)
とは一体化することも可能であり、その場合、例えば電
気ヒータ(18)の伝熱フィンの表面に触媒層を形成すれば
よい。
【0042】図のように電気ヒータ(18)とは別体の触媒
構造体(19a) を用いた場合は、該触媒構造体(19a) を再
生室(16)内での空気の流れに適した形状に形成して触媒
と空気の接触面積を大きくすることが容易となり、電気
ヒータ(18)の表面に触媒層を形成した場合は、設置スペ
ースの削減による装置の小型化が可能となる。
【0043】上記カバー(15)内には、該再生室(16)の両
側縁部に沿って吸着ロータ(10)に外気を通過させるシー
ル通路(20)が設けられている(図3参照)。シール通路
(20)は、再生室(16)の両側縁部に設けられた幅の狭いパ
ージ部(20a,20a) が、吸着ロータ(10)を挟んで対向配置
されることにより構成されている。相対するパージ部(2
0a,20a) は、一方が吹出し側、他方が吸入側となってお
り、それぞれ、再生室(16)に遮蔽板(21)を隔てて配置さ
れている。各遮蔽板(21)は、図1に示すように、内側の
端縁(21a) が吸着ロータ(10)の表面と僅かな隙間を隔て
て位置するように形成され、再生室(16)の内部空間とパ
ージ部(20a) の内部空間を区画している。
【0044】吹出し側のパージ部(20a) は、図1に示す
外気の取り入れ口(22)と連通している。一方、吸込み側
のパージ部(20a) は、具体的な構造は示していないが、
カバー(15)の上部に設けられた連通室(連通路)(17)を
介して再生室(16)と連通している。このため、外気取り
入れ口(22)から吸入された外気は、シール通路(20)を流
れるときに両パージ部(20a) の間で吸着ロータ(10)を横
切って、さらに連通室(17)を介して再生室(16)に導入さ
れる。
【0045】なお、本実施形態では、上記ヒータ(18)を
連通室(17)の中に配置しているが、再生室(16)の中に配
置してもよい。また、連通室(17)内のヒータ(18)の下方
に配置している触媒構造体(19a) と、再生室(16)内の吸
着ロータ(10)の前面側に配置している触媒構造体(19b)
は、設置場所を適宜変更してもよい。
【0046】上記カバー(15)には、吸着ロータ(10)の再
生時に、再生室(16)内のガスを排出するために、該再生
室(16)に連通する排出通路(23)が設けられている。この
排出通路(23)の末端には排気ファン(24)が設けられてい
る。また、排出通路(23)への流入口近傍には、排出ガス
をより完全に浄化するため、触媒構造体(19c) が配置さ
れている。なお、排気ファン(24)には防滴モータが用い
られている。
【0047】以上の構成において、排気ファン(24)を駆
動すると、図3に概略の空気の流れを示すように、外気
が取り入れ口(22)からシール通路(20)に吸い込まれ(図
1の破線矢印の気流)、さらに図3には示していない連
通室(17)においてヒータ(18)と触媒構造体(19a) を通過
した後、再生室(16)に取り込まれる。この空気は、再生
室(16)内で触媒構造体(19b) と吸着ロータ(10)を通過し
た後、触媒構造体(19c) から排出通路(23)を通って外部
に排出される(図1の実線矢印の気流)。
【0048】なお、本実施形態において、空気浄化は吸
着ロータ(10)がカバー(15)の外に出ている部分(吸着
部)を使って行われる。そして、吸着部が臭気成分や有
害成分を充分に吸着してほぼ飽和状態に達すると、吸着
ロータ(10)を回転させ、再生室(16)内で再生を行う。
【0049】−運転動作− 次に、この空気調和システム(2) の運転動作について具
体的に説明する。
【0050】本実施形態において、空気浄化運転中は、
駆動モータ(12)を停止して吸着ロータ(10)を停止させた
状態で空気調和装置(4) の送風機を起動する。そうする
と、室内空気は、電気集塵装置(3) で空気中の塵埃など
の浮遊物が除去された後、空気浄化装置(1) において臭
気成分や有害成分が除去される。そして、該空気が空気
調和装置(4) を通って調和空気が生成され、清浄でかつ
温度と湿度が調整された空気が室内に供給される。
【0051】その際、空気浄化装置(1) では、再生室(1
6)内に位置する再生部が狭い領域に、再生室(16)外に位
置する吸着部が広い領域に形成されているため、空気浄
化はその広い吸着部を使って効率的に行われる。
【0052】一方、この状態で吸着ロータ(10)の空気浄
化性能が低下すると、駆動モータ(12)を起動して吸着ロ
ータ(10)を所定角度回転させ、排気ファン(24)と電気ヒ
ータ(18)に通電して吸着ロータ(10)の再生処理を開始す
る。そして、再生室(16)内の部分の再生が終わると、吸
着ロータ(10)を再度所定角度回転させて次の部分を再生
し、この部分的な再生を何度か繰り返すことで吸着ロー
タ(10)を全体に再生する。その際、吸着ロータ(10)が軽
量であるため、起動・停止の際の角度制御を、高トルク
を必要とせず正確に行うことができる。
【0053】吸着ロータ(10)の再生時に、電気ヒータ(1
8)に通電し、排出ファン(24)を起動したときの空気の流
れについて具体的に説明すると、まず、外気は空気取り
入れ口(22)から吸い込まれてシール通路(20)を流れる。
シール通路(20)では、空気は吹出し側のパージ部(20a)
から吸着ロータ(10)を横切って吸込み側のパージ部(20
a) へ流入する。このとき、吸着ロータ(10)を通過する
外気が常温であるため、シール通路(20)では、吸着ロー
タ(10)に付着した臭気成分や有害成分の脱離は行われ
ず、外気は、既に加熱されている吸着ロータ(10)から熱
を吸収しながら通過する。
【0054】吸込み側のパージ部(20a) に入った空気
は、カバー(15)内の上部に設けられた連通室(17)へ流入
し、既に発熱している電気ヒータ(18)によってさらに加
熱される。高温になった空気は、各触媒構造体(19a,19
b) を通過し、さらに吸着ロータ(10)を通過する。この
ように高温の空気が吸着ロータ(10)を通過することによ
り、再生室(16)内において、吸着ロータ(10)から臭気成
分や有害成分が脱離するとともに触媒が活性化して、脱
離したこれらの成分が酸化分解されて無臭化または無害
化される。なお、触媒構造体(19a,19b) を吸着ロータ(1
0)の上流側に配置して、清浄な空気が吸着ロータ(10)を
通過するようにしているため、臭気成分等の脱離が効果
的に行われる。
【0055】再生室(16)内で吸着ロータ(10)を処理ガス
が図1の右から左へ通過する際(実線の矢印参照)、臭
気成分や有害成分が脱離するが、再生室(16)の両側縁部
においてシール通路(20)を流れる気流がシールドとして
作用するため、再生室(16)から外部への臭気漏れは生じ
ない。処理ガスが仮に遮蔽板(21)の外に流れ出たとして
も、そのガスはシール通路(20)を流れる気流に含まれて
再度連通室(17)から再生室(16)に流入することになり、
臭気漏れ等は防止される。また、処理ガスの熱も同様
に、連通室(17)から再生室(16)へ流れる空気に吸収され
る。
【0056】吸着ロータ(10)を再生した後の処理ガス
は、排気ファン(24)によって排出通路(23)から機外に放
出される。その際、排出通路(23)への流入部分にも触媒
構造体(19c) が配置されているので、処理ガスは臭気成
分や有害成分が分解された清浄な空気として外部へ排出
されることになる。なお、この装置を設置する環境によ
っては、触媒構造体(19c) は必ずしも設けなくてもよ
い。
【0057】−実施形態の効果− 本実施形態によれば、吸着ロータ(10)の再生を定期的に
行うことにより、吸着ロータ(10)を交換しなくても空気
浄化性能を低下させることなく、高い浄化性能を維持で
きる。また、吸着ロータ(10)にはカビの胞子や空気中の
浮遊菌もかなりの割合で付着するが、吸着ロータ(10)の
再生時の加熱によりこれらを死滅させることができるの
で、カビ等が原因で発生する臭気を抑えることができ
る。
【0058】また、本実施形態では、電気集塵装置(3)
と空気浄化装置(1) と空気調和装置(4) とを順に配置し
て空気調和システム(2) を構成しているので、空気中に
浮遊する塵埃などを除去するとともに臭気成分や有害成
分を取り除いたうえで調和空気を生成することで、室内
を極めて快適で清浄な状態に維持することができる。ま
た、カバー(15)を比較的狭い領域に形成し、空気浄化に
使用する部分の面積を大きくしているので、その広い面
積を使って充分な空気浄化性能を確保できる。
【0059】そして、吸着ロータ(10)に、活性炭繊維フ
ィルタや、ゼオライトが添加された活性炭繊維フィルタ
を用いるようにしたことにより、吸着剤をバインダで固
めた従来の吸着ロータと比べて充分に軽量化できるの
で、装置(1) の構造部材を必要以上に高強度にしなくて
もよくなり、装置(1) の小型化やコストダウンを達成で
きる。
【0060】さらに、このように吸着ロータ(10)が軽量
であるため、高トルクのモータが不要となり、例えばス
テッピングモータ(12)を用いて回転角度を制御すること
が容易かつ正確に行える。また、吸着ロータ(10)の軽量
化が達成されるため、その駆動方式の制限が少なくな
り、装置設計の自由度を高めることができる。
【0061】また、吸着ロータ(10)の周囲に補強枠(13)
と保護網(14)とを設けているので、吸着ロータ(10)が軽
量化のために強度的に弱くなったとしても、その強度不
足を補える。したがって、外力や駆動力によって吸着ロ
ータ(10)が損傷してしまうのを防止できる。
【0062】また、吸着ロータ(10)の再生時に、取り入
れ口(22)から外気を吸入しながら、再生室(16)の内部の
ガスを排出通路(23)から排出するようにしているので、
再生時に吸着ロータ(10)を加熱することで水蒸気が発生
した場合に、その水蒸気も排出されることとなり、その
結果、再生の終了後に装置(1) が常温まで冷却されても
装置(1) 内に結露が生じるのを防止できる。このため、
結露が原因で装置(1)内にカビや錆が発生したり、室内
に水滴が漏れたりするのを防止できる。
【0063】また、吸着ロータ(10)の再生時に、再生室
(16)の両側縁部に設けたシール通路(20)に外気を流すこ
とによって、その気流が再生室(16)からの臭気漏れなど
に対するシールドとして作用するようにしているので、
シール材等が不要な簡単な構成でありながら充分に臭気
漏れを防ぐことができ、臭気漏れ対策によってコストが
高くなるのを抑えられる。なお、吸着ロータ(10)を比較
的軟質の活性炭繊維フィルタで構成することは、シール
通路(20)を用いた本実施形態の非接触のシール構造に特
に適している。
【0064】−実施形態の変形例− 上記実施形態の空気浄化装置では、吸着ロータ(10)の全
ての部分(カバー(15)の外の部分)で空気浄化を行った
後に再生をまとめて行うようにしているが、吸着ロータ
(10)の一部を利用して空気を浄化しながら、同時に他の
一部(つまり再生室(16)内)では吸着ロータ(10)を再生
するようにしてもよい。そうすれば、例えば吸着ロータ
(10)の吸着部と再生部を1:1や2:1程度の割合で設
けている場合などに、空気浄化運転を途切れさせること
なく継続することが容易に可能となる。
【0065】その場合、例えば空気浄化運転を所定時間
行うと駆動モータ(12)を起動して吸着ロータ(10)を所定
角度回転させるようにタイマーを利用してもよいし、吸
着ロータ(10)の吸着部の下流側での空気中の臭気成分や
有害成分の濃度を検出し、その濃度が所定値を越えたら
浄化性能が低下したと判断して駆動モータ(12)を起動す
るようにしてもよい。なお、例えばタイマーを利用する
場合は、人が起床している時間に空気浄化を行って就寝
後に再生を行うようにしたり、1日のうち何回か吸着と
再生を繰り返すようにしたりすることができる。
【0066】
【発明のその他の実施の形態】本発明は、上記実施形態
について、以下のような構成としてもよい。
【0067】例えば、上記実施形態では吸着部材を吸着
ロータ(10)とし、該吸着ロータ(10)を駆動モータ(12)で
駆動させるように構成しているが、吸着部材は吸着ロー
タ(10)以外の構成にしてもよい。例えば、吸着部材を矩
形板状に形成し、その一部を覆うカバーを吸着部材の面
方向に可動に構成して、再生室を変移させながら吸着部
材を再生するようにしてもよいし、その他の構成にして
もよい。
【0068】また、上記実施形態で用いている補強枠(1
3)は、吸着部材(10)の形状や大きさによって適宜構成す
ればよく、例えば少なくとも1本以上の棒状の部材によ
り構成することも可能である。
【0069】また、上記実施形態では、電気ヒータ(18)
を連通室(17)内に配置しているが、電気ヒータ(18)は再
生室(16)に配置してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空気浄化装置を備えた
空気調和システムの概略構造を示す断面図である
【図2】図1の空気浄化装置の正面図である。
【図3】空気浄化装置における空気の流れを示す概念図
である。
【符号の説明】
(1) 空気浄化装置 (2) 空気調和システム (3) 電気集塵装置 (4) 空気調和装置 (10) 吸着ロータ(吸着部材) (11) フレーム (12) ステッピングモータ(駆動モータ(駆動手段)) (13) 補強枠 (14) 保護網(保護材) (15) カバー (16) 再生室 (17) 連通室(連通路) (18) 電気ヒータ(再生手段) (19a) 触媒(触媒構造体) (19b) 触媒(触媒構造体) (19c) 触媒(触媒構造体) (20) シール通路 (20a) パージ部 (21) 遮蔽板 (22) 外気取り入れ口 (23) 排出通路 (24) 排気ファン (25) 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C080 AA05 BB02 CC02 CC05 CC08 CC09 CC12 HH05 JJ05 KK08 LL10 MM02 MM04 MM05 QQ11 QQ14 QQ20 4D012 CA09 CA10 CC04 CD05 CE01 CF07 CF08 CG03 CG04 CH01 CH05 CK06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理空気中の臭気成分又は有害成分を
    吸着する吸着部材(10)と、該臭気成分又は有害成分を吸
    着部材(10)から脱離させて該吸着部材(10)を再生する再
    生手段(18)と、臭気成分又は有害成分を無臭化または無
    害化する触媒(19a,19b,19c) とを備えた空気浄化装置で
    あって、 吸着部材(10)が、板状に形成された活性炭繊維フィルタ
    により構成されている空気浄化装置。
  2. 【請求項2】 吸着部材(10)は、活性炭繊維にゼオライ
    トが添加された板状のフィルタにより構成されている請
    求項1記載の空気浄化装置。
  3. 【請求項3】 吸着部材(10)が略円板状の吸着ロータに
    構成され、 吸着ロータ(10)を回転駆動する駆動手段(12)と、吸着ロ
    ータ(10)の一部を覆って再生室(16)を構成するカバー(1
    5)とを備え、 再生手段(18)が、上記カバー(15)内に配設されている請
    求項1または2記載の空気浄化装置。
  4. 【請求項4】 吸着ロータ(10)の周囲が保護網(14)で覆
    われている請求項3記載の空気浄化装置。
  5. 【請求項5】 吸着ロータ(10)の周囲に補強枠(13)が設
    けられている請求項3または4記載の空気浄化装置。
  6. 【請求項6】 駆動手段(12)は、吸着ロータ(10)の中心
    部に連結された駆動モータにより構成されている請求項
    3,4または5記載の空気浄化装置。
  7. 【請求項7】 駆動モータ(12)がステッピングモータに
    より構成されている請求項6記載の空気浄化装置。
  8. 【請求項8】 吸着ロータ(10)の再生時に再生室(16)の
    内部のガスを排出する排出通路(23)を備えている請求項
    3乃至7の何れか1記載の空気浄化装置。
  9. 【請求項9】 臭気成分又は有害成分を無臭化または無
    害化する触媒が、触媒構造体(19a,19b,19c) により構成
    されている請求項1乃至8の何れか1記載の空気浄化装
    置。
  10. 【請求項10】 再生手段が、吸着部材(10)を加熱する
    ヒータ(18)を含み、臭気成分又は有害成分を無臭化また
    は無害化する触媒が、該ヒータ(18)の表面に積層形成さ
    れている請求項1乃至8の何れか1記載の空気浄化装
    置。
  11. 【請求項11】 空気の流れの上流側から下流側へ向か
    って、被処理空気中に浮遊する塵埃を捕集する集塵装置
    (3) と、請求項1乃至10の何れか1記載の空気浄化装
    置(1) と、被処理空気から調和空気を生成する空気調和
    装置(4) と、を備えている空気調和システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101111915B1 (ko) * 2010-04-23 2012-02-14 주식회사 이엠따블유에너지 공기 정화 장치 및 그 제어 방법
JP2013198662A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Mitsubishi Electric Corp 脱臭装置
EP3772623A1 (de) * 2019-08-09 2021-02-10 Brunner Thermo GmbH Entfeuchtungsvorrichtung und verfahren zur entfeuchtung

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