JP2002010225A - データ配信方法およびデータ配信システム - Google Patents

データ配信方法およびデータ配信システム

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JP2002010225A
JP2002010225A JP2000191623A JP2000191623A JP2002010225A JP 2002010225 A JP2002010225 A JP 2002010225A JP 2000191623 A JP2000191623 A JP 2000191623A JP 2000191623 A JP2000191623 A JP 2000191623A JP 2002010225 A JP2002010225 A JP 2002010225A
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Hitoshi Yoshinobu
仁司 吉信
Yasutaka Nagashima
康敬 長島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信装置においてデータ放送のチャンネルが
選局されてから初期画像の表示までの時間を安定して短
くする。 【解決手段】 配信装置2のコンテンツ出力手段2aに
おいて、コンテンツのメインのデータと、コンテンツの
データが受信装置3で受信される際に最初に表示させ、
単純な画面構成でデータサイズの小さい初期画像のデー
タとを分割して出力し、データ送信手段2bにおいて、
メインのデータを所定のカルーセル周期で送信し、初期
画像のデータをメインのデータのカルーセル周期と比較
して十分短いカルーセル周期で送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを周期的に
繰り返し伝送するデータカルーセル方式を用いたデータ
配信方法およびデータ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CS(Communications Satellit
e:通信衛星)デジタル放送が実用化され、これに次い
でBS(Broadcasting Satellite;放送衛星)放送や地
上波放送でもデジタル化する計画が進行するなど、デジ
タル放送が徐々に普及しつつある。デジタル放送では、
例えば従来のアナログ放送と比較して、ノイズやフェー
ジングに強く、高品質の信号を伝送することが可能であ
る。また、周波数利用効率が向上され、大容量のデータ
を送信できることから、例えば、通常の放送の映像や音
声だけでなく、コンピュータ用のデータや音楽ソフト等
のデジタルデータを配信するデータ放送のサービスを行
う等、多チャンネル化を図ることが可能となっている。
【0003】このようなデジタル放送において、データ
放送で使用されるデータ伝送方式としてデータカルーセ
ル方式が知られている。この伝送方式では、1つのコン
テンツに含まれるデータが、ある一定時間内で周期的に
繰り返し伝送されるため、受信装置において、このコン
テンツが配信されているチャンネルを選局したとき、デ
ータをいつでも受信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
デジタル放送では、例えば百を超えるような多くのチャ
ンネルが受信可能となるため、受信装置においてチャン
ネルが切り換えられたときに、テレビ画像を見ている視
聴者の目をどのようにしてそのチャンネルにとどめてお
くかが、番組やサービスを提供する事業者にとって大き
な課題となっている。特に、テレビ放送等とは独立して
データの配信のみを行うデータ放送やデジタルラジオ放
送等、ビデオコンポーネントのない放送サービスでは、
選局されたときに受信装置で何らかの表示上の変化がな
ければ、視聴者をそのチャンネルにとどめておくことが
難しい。例えば、視聴者がチャンネルサーフィンあるい
はザッピングといわれるような、リモコンを用いてチャ
ンネルを次々に変えてしまう操作をした場合は、そのチ
ャンネルで提供されるサービスの内容を示す等の表示が
行われないと、すぐに他のチャンネルに切り換えられて
しまうおそれがある。
【0005】現在知られているDSM−CC(Digital
Storage Media−Control Command)の規格によるデータ
カルーセル方式のデータ伝送では、コンテンツのタイト
ルや内容一覧、ファイルのダウンロードのためのGUI
(Graphical User Interface)等を表示する初期画像の
入ったモジュールの、カルーセル内における伝送頻度を
上げることによって、受信装置においてこの初期画像だ
けは早く表示させる方法がとられている。以下、このよ
うな従来のデータカルーセル方式によるデータ放送のデ
ータ伝送について説明する。なお、ここでは説明を簡略
化するために、モジュールのペイロード(データ領域)
以外のデータの伝送を考慮しないこととする。
【0006】図5に、初期画像のデータを1カルーセル
周期内で1回の頻度で伝送した場合のデータ伝送、およ
びこの受信による画面表示の様子を模式的に示す。図5
では、放送局の送信装置から地上波あるいは通信衛星等
を介してデータ放送サービスが配信されているときの、
伝送されているデータES(Elementary Stream)と、
チャンネルの選局操作によって受信装置の表示部に表示
される画面の遷移の様子が示されている。このデータ放
送サービスでは、データ伝送にDSM−CCの規定によ
るデータカルーセル方式が用いられているものとする。
【0007】このコンテンツのデータ伝送では、例えば
初期画像を表示するためのデータはモジュールSに、こ
の初期画像の表示後にさらに表示する画像やダウンロー
ドされるファイル、これらを制御するプログラム等、コ
ンテンツ内のその他のデータはモジュールA、B、C、
D、E、F、G、HおよびIに格納されている。これら
の各モジュールは1つのデータESとして繰り返し伝送
される。データES501において、モジュールSはデ
ータ格納部501aに格納され、モジュールA、B、
C、D、E、F、G、HおよびIはデータ格納部501
bに格納される。また、各モジュールは繰り返し伝送さ
れているので、データES501、502および503
のように伝送され、データES502および503には
データES501と同様に、モジュールSがデータ格納
部502aおよび503aに、またモジュールA、B、
C、D、E、F、G、HおよびIはデータ格納部502
bおよび503bにそれぞれ格納されている。すなわ
ち、初期画像のデータは1カルーセル周期内で1回の頻
度で伝送されている。
【0008】ここで、このコンテンツの伝送に1Mbp
sの伝送レートが割り当てられ、モジュールS、A、
B、C、D、E、F、G、HおよびIのデータのサイズ
がいずれも125Kbyteであるとすると、
【0009】
【数1】 125[Kbyte]×10×8[bit]÷1[Mbps]=10 で、1カルーセル周期は10秒となる。
【0010】次に図5を用いて、このように伝送された
コンテンツのデータを受信する場合について説明する。
なお、ここではデータ放送サービスの例として、音楽配
信サービスによるコンテンツを受信することとする。受
信装置では現在、例えば通常のテレビ放送のチャンネル
が選択されて、表示装置にテレビ画像が表示されている
とする。この状態から、時刻t504において、テレビ
放送のチャンネルから音楽配信サービスのチャンネルが
選局された場合、このとき受信されるのはデータES5
01のデータ格納部501bで、時刻t505において
初期画像のデータが格納されたデータ格納部502aの
先頭部が受信されるまでは、受信装置の表示部には依然
として選局前のテレビ画像が表示される。時刻t505
になると、データ格納部502aが受信されて、モジュ
ールSに格納されたデータによって、音楽配信サービス
のサービス名や、ダウンロード可能な楽曲のリスト、ダ
ウンロードのためのGUI画像等を含む初期画像の表示
が、表示部において開始される。この後、初期画像の表
示は保持され、例えば、初期画像に表示された操作ボタ
ンをクリック操作する等の入力操作によって、この後に
受信されるデータESに格納されたモジュールA、B、
C、D、E、F、G、HおよびIのいずれかから所定の
音楽データファイルが読み込まれ、外部に接続されたハ
ードディスクドライブ等の記憶装置にダウンロードされ
る。
【0011】このように、データカルーセル方式では、
受信装置においてデータ放送のチャンネルが選局された
時刻から、初期画像の表示開始までに待ち時間t506
が生じることが多い。図5の例ではカルーセル周期が1
0秒であるので、最大10秒の待ち時間t506が生じ
てしまい、これではこのデータ放送チャンネルを選局し
た視聴者が、初期画像の表示を待ちきれずに他のチャン
ネルに変えてしまう可能性が高い。そこで、初期画像の
データが入ったモジュールSの、カルーセル内における
伝送頻度を多くして、初期画像のデータが受信されるま
での時間を早める方法が考えられる。例えば、上記のモ
ジュールS、A、B、C、D、E、F、G、HおよびI
を、S、A、S、B、S、C、S、D、S、E、S、
F、S、G、S、H、S、Iという順番でデータESに
格納し、カルーセルを回して伝送することとする。これ
によって、
【0012】
【数2】 125[Kbyte]×2×8[bit]÷1[Mbps]=2 で、モジュールSの受信間隔は2秒となり、初期画像の
表示までの時間は大幅に短縮される。しかし、
【0013】
【数3】 125[Kbyte]×18×8[bit]÷1[Mbps]=18 で、カルーセル周期が18秒となり、モジュールS以外
の受信間隔は遅くなってしまう。データカルーセル方式
では、一定時間内にコンテンツのデータを繰り返し伝送
するが、カルーセル周期が長くなると、例えば初期画像
の表示状態からダウンロードを要求する所定の入力操作
を行い、データのダウンロードが開始されるまでの待ち
時間が平均して長くなり、ダウンロードにかかる時間も
長くなってしまう。
【0014】また、実際にはモジュール内のデータサイ
ズは規定されていないため、上記のようにすべてのモジ
ュールのデータサイズが均一であるとは限らない。図6
に、モジュールのデータサイズが均一でない場合のデー
タ伝送、およびこの受信による画面表示の様子を模式的
に示す。
【0015】図6では、図5の場合と同様に、送信装置
からデータカルーセル方式によるデータ放送サービスが
配信されているときの、伝送されているデータESと、
選局操作によって受信装置の表示部に表示される画面の
遷移の様子が示されている。このコンテンツのデータ伝
送では、初期画像のデータはモジュールSに、またコン
テンツ内のその他のデータはモジュールJ、KおよびL
に格納されて、モジュールSはデータ格納部601a、
601cおよび601eに格納され、モジュールJ、K
およびLはデータ格納部601b、601dおよび60
1fにそれぞれ格納され、これらの各モジュールがデー
タES601として伝送されている。また、各モジュー
ルは繰り返し伝送され、データES602においてもデ
ータES601と同様に各モジュールが格納されてい
る。さらに、モジュールJ、KおよびLはデータサイズ
が異なっている。
【0016】ここで、このように伝送されたコンテンツ
のデータを受信する場合について説明する。なお、ここ
では図5と同様に、データ放送サービスの例として、音
楽配信サービスによるコンテンツを受信することとす
る。受信装置では現在、例えば通常のテレビ放送のチャ
ンネルが選択されて、表示装置にテレビ画像が表示され
ているとする。受信操作Aの場合、この状態から、時刻
t603において音楽配信サービスのチャンネルが選局
される。このとき伝送されているデータES601のデ
ータ格納部601aによるデータは表示されず、表示部
には選局前のテレビ画像が表示され続ける。時刻t60
5になるとデータ格納部601cが受信されて、モジュ
ールSに格納されたデータによって、音楽配信サービス
の初期画像が表示部において開始される。この後、初期
画像の表示は保持され、例えば、初期画像に基づいた入
力操作によって、この後に受信されるデータESから所
定の音楽データファイルが読み込まれ、外部に接続され
たハードディスクドライブ等の記憶装置にダウンロード
される。
【0017】同様に、受信操作Bの場合は時刻t604
において音楽配信サービスのチャンネルが選局され、時
刻t605までテレビ放送画面の表示が続く。時刻t6
05でデータ格納部601cが受信され、音楽配信サー
ビスの初期画像が表示部において開始される。また、受
信操作Cの場合は、時刻t606においてチャンネルが
選局され、時刻t607までテレビ放送画面の表示が続
き、時刻t607でデータ格納部601eが受信され
て、音楽配信サービスの初期画像が表示部において開始
される。このように、図6に示したデータ伝送では、初
期画像のデータが1カルーセル周期内で3回の頻度で伝
送されているので、選局から初期画像の表示開始までの
時間は平均して早くなるが、モジュールS以外の各モジ
ュールのデータサイズが一定ではないため、選局から表
示までは受信操作A、BおよびCの場合でそれぞれ待ち
時間t608、t609およびt610となって一定せ
ず、必ずしも待ち時間を短くできるとは限らない。
【0018】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、受信装置においてサービスチャンネルの選
局から初期画像の表示までの時間を、安定して短くする
ことが可能なデータ配信方法を提供することを目的とす
る。
【0019】また、本発明の他の目的は、受信装置にお
いてサービスチャンネルの選局から初期画像の表示まで
の時間を安定して短くすることが可能なデータ配信シス
テムを提供する。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、コンテンツのデータを周期的に繰り返し
配信するデータカルーセル方式を用いたデータ配信方法
において、比較的データサイズが小さく、前記コンテン
ツのデータを前記受信装置で受信した際に最初に表示さ
せる初期画像のデータが、前記コンテンツのメインのデ
ータから分割されて、前記メインのデータの送信におけ
るカルーセル周期と比較して十分短いカルーセル周期で
送信されることを特徴とするデータ配信方法が提供され
る。
【0021】このようなデータ配信方法では、初期画像
のデータのデータサイズを小さくし、この初期画像のデ
ータが、コンテンツのメインのデータとは別に、メイン
のデータの送信におけるカルーセル周期と比較して十分
短いカルーセル周期で送信されるので、データの受信装
置でこのコンテンツの配信チャンネルが選択されて初期
画像の表示が開始されるまでの時間を、メインのデータ
のカルーセル周期をほとんど長くすることなく、安定的
に短くすることが可能となり、視聴者に与える操作スト
レスを小さくすることができる。
【0022】また、本発明では、コンテンツのデータを
周期的に繰り返し配信するデータカルーセル方式を用い
たデータ配信システムにおいて、前記コンテンツのメイ
ンのデータと、比較的データサイズが小さく、前記コン
テンツのデータが受信される際に最初に表示させる初期
画像のデータとを分割して出力する番組コンテンツ出力
手段と、前記メインのデータを所定のカルーセル周期で
送信し、前記初期画像のデータを、前記所定のカルーセ
ル周期と比較して十分短いカルーセル周期で送信するデ
ータ送信手段と、を有する配信装置と、前記コンテンツ
の前記メインのデータおよび前記初期画像のデータを受
信する受信手段と、前記初期画像および前記メインのデ
ータによる所定の画像を表示する表示手段と、受信され
た前記初期画像のデータによって前記表示手段に前記初
期画像を表示させ、前記メインのデータ中より前記所定
の画像を表示するためのデータが受信されて表示準備が
整い次第、前記初期画像の表示を終了させて前記所定の
画像を表示させる表示制御を、前記コンテンツのデータ
に含まれる制御データに基づいて行う表示制御手段と、
を有する受信装置と、からなることを特徴とするデータ
配信システム、が提供される。
【0023】このようなデータ配信システムでは、送信
装置の番組コンテンツ出力手段によって、コンテンツの
メインのデータとは別に、データサイズの小さい初期画
像のデータを出力し、データ送信手段によって、この初
期画像のデータが、メインのデータの送信におけるカル
ーセル周期と比較して十分短いカルーセル周期で送信さ
れるので、受信装置において、このコンテンツの配信チ
ャンネルが選局されてから初期画像の表示が開始される
までの時間を、メインのデータのカルーセル周期をほと
んど長くすることなく、安定的に短くすることが可能と
なり、視聴者に与える操作ストレスを小さくすることが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1に本発明のデータ配信システ
ムの主な構成を示す。
【0025】データ配信システム1は、データの配信を
行う配信装置2と、配信されたデータを受信する受信装
置3によって構成される。このデータ配信システム1
は、例えば通信衛星4を介してデータの配信を行うデー
タ放送サービスを行うためのシステムであり、このサー
ビスは例えば、種々の情報を提供して受信装置3におい
て表示する、あるいはコンピュータ用のデータや音楽ソ
フト等のデジタルデータを受信装置3においてダウンロ
ードさせる等のサービスで、送信されるコンテンツは、
表示されるテキストデータや画像データ、操作のための
処理が記述されたスクリプト等の複数のモノメディアフ
ァイルによって構成される。配信装置2は、配信するコ
ンテンツのデータが出力されるコンテンツ出力手段2a
と、このコンテンツのデータを送信するデータ送信手段
2bを有する。また、受信装置3は、送信されたコンテ
ンツのデータを受信する受信手段3aと、このデータか
ら所定の画像を表示する表示手段3bと、表示手段3b
における画像表示を制御する表示制御手段3cを有す
る。
【0026】配信装置2において、コンテンツ出力手段
2aは、例えば所定の方式で記述されたコンテンツのデ
ータを蓄積し、出力するコンテンツ出力サーバで、受信
装置3においてこのデータ配信サービスのチャンネルが
選局されたときに最初に表示手段3bに表示する初期画
像のデータを、この初期画像の表示後にさらに表示され
る画像やダウンロードサービス用のファイル、これらの
制御を行うプログラムデータ等が含まれるメインのデー
タとは分割して出力する。この初期画像は、選局された
ときにサービスのタイトル等を表示して、選局による画
面の変化を視聴者に印象づけることを目的とし、表示ま
での時間を極力短くするため、例えば所定の色の塗りつ
ぶしによる背景にテキストを表示するような、データサ
イズの比較的小さい画像とする。データ送信手段2b
は、所定の伝送方式にしたがってデータをエンコードす
るエンコード部、および送信アンテナ等を含む放送送信
装置等で構成され、コンテンツ出力手段2aから出力さ
れた初期画像の表示用データとメインのデータとを、所
定の伝送方式にしたがってエンコードし、この信号をテ
レビ放送用の出力データ等とともに多重化して送信す
る。このとき、このコンテンツに割り当てられた伝送レ
ートを分割し、初期画像表示用のデータとメインのデー
タをそれぞれ別のデータESに割り当てて送信する。初
期画像のデータが割り当てられたデータESは、受信装
置3において選局から初期画像の表示までの時間が視聴
者にストレスを与えない程度となるカルーセル周期で送
信されるように、データサイズを考慮して伝送レートが
割り当てられる。送信されたコンテンツのデータは、例
えば通信衛星4で中継されて、受信装置3へ伝送され
る。
【0027】一方、受信装置3において視聴者によって
このコンテンツによるデータ放送のチャンネルが選局さ
れると、受信装置3の受信手段3aによって、まず初期
画像のデータが割り当てられたデータESが受信され
る。受信手段3aは例えば衛星からの電波を受信するパ
ラボラアンテナ等を含む。受信されたデータは受信装置
3内の処理によってデコード処理等が行われて、ディス
プレー装置である表示手段3bに初期画像が表示され
る。コンテンツのデータは周期的に繰り返し伝送されて
くるが、初期画像のデータは短いカルーセル周期で伝送
されてくるので、受信手段3aではこのデータを短時間
のうちに受信することができ、表示手段3bでは視聴者
によって選局されてから例えば1秒以下等の短い時間で
初期画像が表示される。また、初期画像のデータの受信
とともに、メインのデータが割り当てられたデータES
も受信手段3aによって受信される。メインのデータは
初期画像表示用のデータと比較して長いカルーセル周期
で伝送されてくるので、データの受信にはある程度時間
がかかる。このようなメインのデータの受信中は、表示
手段3bには初期画像の表示が保持される。メインのデ
ータが受信され、続いて表示する所定の画像の表示準備
が整うと、このメインのデータから所定の画像が表示手
段3bに表示される。この画像は例えば、このデータ放
送のタイトル名や提供されるデータの一覧、操作のため
のGUI画像等、このチャンネルの本来の初期画像であ
る。このようなデータ受信による画像表示の保持や遷移
は、受信したデータ中に記述された制御データに基づい
て、表示制御手段3cによって制御される。
【0028】このように、受信装置3ではデータ放送の
チャンネルが選局されると、表示手段3bにおいてそれ
まで表示されていた画像から短時間の間に初期画像が表
示され、続いてメインのデータによるタイトル画像や操
作画像等の表示画像に切り替わる。すなわち、選局後に
最初に表示される初期画像は、このチャンネルにとって
の本来の初期画像が表示されるまで、テキストデータと
塗りつぶしの背景で構成される程度の単純な画像によっ
て、このチャンネルが選局されたことを画面の変化によ
って視聴者に印象づけることを目的としている。この初
期画像のデータは短いカルーセル周期で伝送されている
ので、選局から表示手段3bに初期画像が表示される時
間が短く、選局を行った視聴者の操作ストレスを低減
し、このチャンネルに視聴者をとどまらせる効果があ
る。
【0029】次に、本発明のデータ配信システムを適用
したデジタル放送システムについて説明する。図2にデ
ジタル放送システムの装置構成例を示す。デジタル放送
システム10は、配信装置2より送信されたテレビ放送
およびデータ放送のデータ等が多重化された放送電波
が、例えば通信衛星4で中継、増幅されて、受信装置3
によって受信されるシステムである。このうち、データ
放送用のデータ伝送規格として、データを周期的に繰り
返し伝送するDSM-CCの規定によるデータカルーセ
ル方式を採用している。配信装置2は、テレビ番組用の
放送素材である画像データおよび音声データを出力する
テレビ番組出力部21と、データ放送用のコンテンツの
データを出力するデータ出力部22と、テレビ番組出力
部21およびデータ出力部22からの出力信号を所定の
伝送方式にしたがってデータ変換処理を行うエンコーダ
23と、処理された各出力信号を多重化するMUX(Mu
ltiplexer)24と、多重化された信号を変調して例え
ば通信衛星4に送信する送信部25によって構成され
る。また、受信装置3は、送信された放送電波を受信す
る受信部31と、受信した信号から所定のチャンネルの
信号を選局してデータ復元処理を施し、この信号からオ
ーディオ信号や画像信号、ダウンロードデータファイル
等を出力するIRD(Integrated Receiver Decoder)
32と、IRD32より出力された画像信号による画像
を表示するディスプレー33と、IRD32によってダ
ウンロードされたデータ等を記憶する記憶部34によっ
て構成される。
【0030】テレビ番組出力部21は、例えば通常のテ
レビ放送番組の素材を蓄積、管理して出力するサーバで
あり、所定の番組編成表にしたがって番組素材である画
像データおよび音声データを出力する。この出力された
データはエンコーダ23に送信され、例えば画像データ
はMPEG(Moving Picture Experts Group)2方式
で、また音声データはMPEG2オーディオ方式でそれ
ぞれ圧縮処理され、パケット化される。この出力はMU
X24に送出されて、種々のチャンネルの出力信号とと
もに時間軸多重化され、送信部25において例えば誤り
訂正符号の付加、変調、および周波数変換などの処理を
施された後、送信部25に設置されたアンテナから例え
ば通信衛星4に向けて送信される。通信衛星4で中継、
増幅された電波は、受信装置3の受信部31において受
信される。受信部31ではパラボラアンテナ等により電
波を受信し、受信信号をIRD32に供給する。IRD
32では供給された信号を復調して所定のチャンネルの
信号を選択し、その選択された信号からテレビ番組とし
ての画像データおよび音声データのデコードを行ってア
ナログ映像信号およびアナログ音声信号として出力す
る。この出力信号はディスプレー33および図示しない
スピーカ等によって出力され、視聴される。
【0031】一方、配信装置2のデータ出力部22は、
データ放送用の配信素材を蓄積、管理して出力するサー
バであり、例えば表示させる画像データや、ダウンロー
ド用の種々のデータファイル、受信装置3での動作のた
めの各ファイルの関係が記述されたスクリプト等の複数
のモノメディアファイルによって構成されたコンテンツ
のデータを、XML(eXtensible Markup Language)等
の所定のデータ符号化方式にしたがって記述された状態
で蓄積する。また、このようなコンテンツのメインのデ
ータと別に、受信装置3においてこの放送チャンネルが
選局された直後の初期画像表示のためのデータも、同様
のデータ符号化方式のデータ記述により蓄積する。この
初期画像表示用のデータは、ビットマップ画像等を使用
せず、受信装置3のディスプレー33上において、塗り
つぶし背景上にテキストを表示するような簡単な画像表
示を行う、例えば10Kbyte程度の小さなデータサ
イズのものである。
【0032】このようなコンテンツのデータはエンコー
ダ23に送出され、エンコーダ23において、DSM−
CC方式にしたがってコンテンツ中の各ファイルをモジ
ュールとしてグループ化し、割り当てられたデータES
を分割して、初期画像表示用のデータをStartup Data
ES(以下、スタートアップESと呼称する)として、
またメインのデータをSecondary Data ES(以下、セ
カンダリESと呼称する)として割り当てる。また、割
り当てられた伝送レートを分割し、スタートアップES
には、受信装置3での選局から初期画像の表示までが例
えば1秒以内程度の短い時間となるカルーセル周期とな
るように、かつセカンダリESのカルーセル周期をでき
るだけ長くしないように低伝送レートを割り当て、これ
ら2つのデータESをパケット化して繰り返し出力す
る。出力されたデータパケットは、MUX24において
テレビ放送データパケット等の他のチャンネルのデータ
と時間軸多重化が行われて、送信部25において誤り訂
正符号の付加、変調、および周波数変換等の処理が施さ
れ、アンテナを用いて例えば通信衛星4に向けて送信さ
れる。送信された電波は通信衛星4を介して、受信装置
3の受信部31に設けられたパラボラアンテナによって
受信される。受信部31の受信信号はIRD32に供給
されて復調され、デコードされる。
【0033】ここで、このように伝送された伝送信号
と、これを受信した受信装置3でのディスプレー33で
表示される画像について説明する。図3に、各データE
Sの伝送、およびこの受信による画面表示の様子を模式
的に示す。なお、ここでは説明を簡略化するために、モ
ジュールのペイロード(データ領域)以外のデータの伝
送を考慮しないこととする。
【0034】配信装置2より送信された信号には、初期
画像表示用のデータが格納されたモジュールRが伝送さ
れるスタートアップESと、データ配信サービスのチャ
ンネルのタイトル画像等で構成される本来の初期画像
(以下、メイン画像と呼称する)を表示するデータが格
納されたモジュールS、およびその他の画像データやダ
ウンロードファイル等を含むメインのデータが格納され
たモジュールA、B、C、D、E、F、G、HおよびI
が伝送されるセカンダリESが割り当てられ、図3にお
けるスタートアップES301、302および303、
またセカンダリES304および305として示される
ように、それぞれのカルーセル周期で繰り返し伝送され
ているとする。モジュールRのデータサイズが10Kb
yte、モジュールS、A、B、C、D、E、F、G、
HおよびIのデータサイズがそれぞれ125Kbyte
で、これらのデータの伝送に1Mbpsの伝送レートが
割り当てられている。ここで、スタートアップESとセ
カンダリESの伝送にそれぞれ100Kbps、900
Kbpsの伝送レートを割り当てると、スタートアップ
ESは、
【0035】
【数4】 10[Kbyte]×8[bit]÷100[Kbps]=0.8 で、カルーセル周期が0.8秒となり、セカンダリES
は、
【0036】
【数5】125[Kbyte]×10×8[bit]÷900
[Kbps]=11.4 で、カルーセル周期が11.4秒となる。
【0037】次に図3を用いて、このように伝送された
コンテンツのデータを受信する場合について説明する。
なお、ここではデータ放送サービスの例として、音楽配
信サービスによるコンテンツを受信することとする。受
信装置3では現在、例えば通常のテレビ放送のチャンネ
ルが選択されて、ディスプレー33にテレビ画像が表示
されているとする。この状態から、時刻t306でテレ
ビ放送のチャンネルから音楽配信サービスのチャンネル
が選局された場合、IRD32は受信している信号をデ
コードし、再構築したデータから、選局されたチャンネ
ルの信号を検知するが、スタートアップES303の先
頭部が受信される時刻t307までは、ディスプレー3
3に依然として選局前のテレビ画像を表示させる。時刻
t307になると、IRD32はスタートアップES3
03に格納されたモジュールRから付加情報を検知し、
音楽配信サービスのサービス名称の表示程度の簡単な画
面構成である初期画像の表示をディスプレー33におい
て開始させる。この後、モジュールRに記述された付加
信号に基づいて、セカンダリES305の先頭部が受信
される時刻t308まで、初期画像の表示を保持させ、
時刻t308から、例えば音楽配信サービスのサービス
名や、ダウンロード可能な楽曲のリスト、ダウンロード
のためのGUI画像等を含むメイン画像の表示を、ディ
スプレー33において開始させる。この後さらに、例え
ば、メイン画像に表示された操作ボタンをクリック操作
する等の入力操作によって、この後に受信されるセカン
ダリESに格納されたモジュールA、B、C、D、E、
F、G、HおよびIのいずれかから所定の音楽データフ
ァイルを読み込み、ハードディスクドライブや外部に接
続されたMD(Mini Disk)レコーダ等の記憶部34に
ダウンロードさせる。
【0038】このように、受信装置3においてデータ放
送のチャンネルが選局された時刻t306から、初期画
像の表示開始までには待ち時間t309が生じるが、ス
タートアップESのカルーセル周期が0.8秒であるの
で、待ち時間t309は安定的に0.8秒以内となる。
セカンダリESのカルーセル周期は11.4秒であるの
で、選局からデータ放送のメイン画像の表示までは最高
11.4秒かかるが、このメイン画像の表示までに、選
局から0.8秒以内という短時間に単純な画面構成の初
期画像が表示されるので、このデータ放送チャンネルを
選局した視聴者の操作ストレスが低減され、初期画像表
示を待ちきれずに他のチャンネルに変えてしまう可能性
が従来と比較してはるかに低くなると考えられる。ま
た、上記の伝送でのメインのデータが格納されたセカン
ダリESのカルーセル周期は、各モジュールS、A、
B、C、D、E、F、G、HおよびIのデータサイズが
それぞれ125Kbyteで、伝送レートが1Mbps
である、図5で示したデータ伝送におけるカルーセル周
期10秒と比較して1.4秒の増加にとどまっている。
このように、初期画像の画面構成を単純にしてデータサ
イズを小さくすることによって、スタートアップESの
伝送レート割り当てが低くてもカルーセル周期を短くす
ることができ、セカンダリESに割り当てる伝送レート
の低下が最小限に抑制され、例えばデータのダウンロー
ドが開始されるまでの待ち時間やダウンロードにかかる
時間を大きく長くせずに済む。
【0039】図4は、受信装置3における上記の音楽配
信サービスのデータ放送チャンネルの受信動作を示すフ
ローチャートである。受信装置3のIRD32では、通
常のテレビ放送のチャンネルが選局されてこのチャンネ
ルの信号が受信され、ディスプレー33にテレビ画像が
表示されているとする(S401)。この状態から、視
聴者による音楽配信サービスのデータ放送チャンネルを
選局するリモコン等からの指示入力操作の信号を受信す
ると(S402)、IRD32では、受信部31による
受信信号を復調して所定のデコード処理を施し、この信
号から選局されたチャンネルの識別信号を検知したパケ
ットを分離して再構築し、スタートアップESの先頭部
が検出され次第、このスタートアップESのモジュール
を読み込む(S403)。視聴者による選局指示入力か
らこの読み込みまでは0.8秒以内に行われ、このスタ
ートアップESの記録信号から初期画像の表示処理を実
行し、ディスプレー33にアナログ画像信号を送出して
初期画像を表示させる(S404)とともに、記録信号
中の「Remain」コマンドよりこの表示を保持する
(S405)。初期画像は、塗りつぶしの背景上にテキ
ストによってこの音楽配信サービスのタイトルやその内
容が簡単に示されている程度の、単純な画面構成となっ
ている。
【0040】スタートアップESのモジュールには、初
期画像表示処理のあとに表示させるメインの画像のデー
タファイルが「Launch Document」コマ
ンドによって規定されており、IRD32ではデコード
された信号からセカンダリES中の指定されたデータフ
ァイルを読み込むまで(S406)、初期画像の表示を
継続する(S405)。選局指示から11.4秒以内に
はセカンダリESの先頭部からの読み込みが開始され、
指定されたデータファイルとこの画像表示のためのメモ
リへのキャッシュ等の表示準備が整うと(S406)、
メインの画像のアナログ画像信号をディスプレー33に
送出し、メインの画像が表示される(S407)。この
メインの画像には、例えばビットマップ画像によるこの
音楽配信サービスの本来のタイトル画像やダウンロード
タイトルのリスト、ダウンロード操作のためのGUI画
像等が示され、このメインの画像から、表示された所定
の楽曲のタイトルが視聴者によって選択されると、この
楽曲の音声データファイルのダウンロード処理が開始さ
れる(S408)。IRD32では、ディスプレー33
においてダウンロード処理中であることを表示させると
ともに、引き続き受信されて入力され、デコードした信
号から再びセカンダリESを読み込み、指定された楽曲
の音声データファイルを例えばMDレコーダ等の記憶部
34に送出し、記憶させる(S409)。この記憶処理
が終了すると、ダウンロード完了がディスプレー33で
通知され、再びメインの画像が表示される(S40
7)。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ配
信方法では、初期画像のデータのデータサイズを小さく
し、この初期画像のデータが、コンテンツのメインのデ
ータとは別に、メインのデータの送信におけるカルーセ
ル周期と比較して十分短いカルーセル周期で送信される
ので、データの受信装置でこのコンテンツの配信チャン
ネルが選択されて初期画像の表示が開始されるまでの時
間を、メインのデータのカルーセル周期をほとんど長く
することなく、安定的に短くすることが可能となり、視
聴者に与える操作ストレスを小さくすることができる。
【0042】また、本発明のデータ配信システムでは、
送信装置の番組コンテンツ出力手段によって、コンテン
ツのメインのデータとは別に、データサイズの小さい初
期画像のデータを出力し、データ送信手段によって、こ
の初期画像のデータが、メインのデータの送信における
カルーセル周期と比較して十分短いカルーセル周期で送
信されるので、受信装置において、このコンテンツの配
信チャンネルが選局されてから初期画像の表示が開始さ
れるまでの時間を、メインのデータのカルーセル周期を
ほとんど長くすることなく、安定的に短くすることが可
能となり、視聴者に与える操作ストレスを小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ配信システムの主な構成を示す
図である。
【図2】デジタル放送システムの装置構成例を示す図で
ある。
【図3】各データESの伝送、およびこの受信による画
面表示の様子を模式的に示す図である。
【図4】受信装置における上記の音楽配信サービスのデ
ータ放送チャンネルの受信動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】初期画像のデータを1カルーセル周期内で1回
の頻度で伝送した場合のデータ伝送、およびこの受信に
よる画面表示の様子を模式的に示す図である。
【図6】モジュールのデータサイズが均一でない場合の
データ伝送、およびこの受信による画面表示の様子を模
式的に示すである。
【符号の説明】
1……データ配信システム、2……配信装置、2a……
コンテンツ出力手段、2b……データ送信手段、3……
受信装置、3a……受信手段、3b……表示手段、3c
……表示制御手段、4……通信衛星、10……デジタル
放送システム、21……テレビ番組出力部、22……デ
ータ出力部、23……エンコーダ、24……MUX、2
5……送信部、31……受信部、32……IRD、33
……ディスプレー、34……記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツのデータを周期的に繰り返し
    配信するデータカルーセル方式を用いたデータ配信方法
    において、 前記コンテンツのデータを前記受信装置で受信した際に
    最初に表示させ、単純な画面構成である初期画像のデー
    タが、前記コンテンツのメインのデータから分割され
    て、前記メインのデータの送信におけるカルーセル周期
    と比較して十分短いカルーセル周期で送信されることを
    特徴とするデータ配信方法。
  2. 【請求項2】 配信された前記コンテンツのデータを受
    信する受信装置で、前記初期画像のデータが受信されて
    前記初期画像が表示され、前記メインのデータ中より所
    定の画像を表示するためのデータが受信されて表示準備
    が整い次第、前記初期画像の表示が終了されて前記所定
    の画像の表示が行われることを特徴とする請求項1記載
    のデータ配信方法。
  3. 【請求項3】 前記初期画像によってテキストデータの
    表示のみを行うことを特徴とする請求項1記載のデータ
    配信方法。
  4. 【請求項4】 コンテンツのデータを周期的に繰り返し
    配信するデータカルーセル方式を用いたデータ配信シス
    テムにおいて、 前記コンテンツのメインのデータと、前記コンテンツの
    データが受信される際に最初に表示させ、単純な画面構
    成である初期画像のデータとを分割して出力するコンテ
    ンツ出力手段と、 前記メインのデータを所定のカルーセル周期で送信し、
    前記初期画像のデータを、前記所定のカルーセル周期と
    比較して十分短いカルーセル周期で送信するデータ送信
    手段と、 を有する配信装置と、 前記コンテンツの前記メインのデータおよび前記初期画
    像のデータを受信する受信手段と、 前記初期画像および前記メインのデータによる所定の画
    像を表示する表示手段と、 受信された前記初期画像のデータによって前記表示手段
    に前記初期画像を表示させ、前記メインのデータ中より
    前記所定の画像を表示するためのデータが受信されて表
    示準備が整い次第、前記初期画像の表示を終了させて前
    記所定の画像を表示させる表示制御を、前記コンテンツ
    のデータに含まれる制御データに基づいて行う表示制御
    手段と、 を有する受信装置と、 からなることを特徴とするデータ配信システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005043784A1 (ja) * 2003-10-30 2005-05-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 複数サービスが多重化された放送波の受信装置および受信方法
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