JP2002009944A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2002009944A
JP2002009944A JP2000189483A JP2000189483A JP2002009944A JP 2002009944 A JP2002009944 A JP 2002009944A JP 2000189483 A JP2000189483 A JP 2000189483A JP 2000189483 A JP2000189483 A JP 2000189483A JP 2002009944 A JP2002009944 A JP 2002009944A
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signal
telephone
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JP2000189483A
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Koji Furuichi
浩司 古市
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】自装置に収容された各電話端末ごとに、着信時
に送出する鳴動音の音量や音色等の仕様を各電話端末か
らの遠隔設定操作により個別に設定できる通信装置を提
供すること。 【解決手段】各電話端末20a,20b,20cのうち
のいずれかがオフフックして鳴動音仕様設定情報を通知
してきた場合に、システム制御部2は、当該鳴動音仕様
設定情報を検出して通知元の電話端末と対応付けて記憶
し、前記ダイヤル回線からの着呼時に通知される内線指
定番号により前記各電話端末の中からDTMF検出部3
により特定される呼出対象端末に対して、当該呼出対象
端末に対応して記憶されている鳴動音仕様設定情報に基
づいて生成した鳴動信号を鳴動信号制御部14によって
送出することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置に関し、
特に、ダイヤルイン回線に接続される一方、各電話端末
を収容し、前記ダイヤルイン回線からの着呼時に所定形
式で通知される内線指定番号により前記各電話端末の中
から特定される呼出対象端末に対して鳴動信号を出力
し、その鳴動信号に応答して当該呼出対象端末がオフフ
ックすると、当該呼出対象端末を前記ダイヤルイン回線
に接続する、ダイヤルインサービス対応の交換機能を備
えた通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆回線網において提供されるダイヤル
インサービスは、内線の電話端末を収容する通信装置に
接続されている、ダイヤルインサービスに契約している
加入者回線(ダイヤルイン回線)がたとえ物理的には1
回線しかなくても、着信時に所定の内線番号通知手順に
より前記公衆回線網の加入者交換機から、着信先を識別
するための番号の通知を受け、その通知された番号によ
り特定される電話端末に対して鳴動信号(当該電話端末
において鳴動音として可聴出力される)を送出し、その
鳴動信号に応答してオフフックした当該電話端末を選択
的に前記ダイヤルイン回線に接続して発信元との通話を
可能としたサービスである。
【0003】その場合、電話端末に対して鳴動音を生成
・送出するのは、ダイヤルイン回線に接続される一方、
各電話端末を収容してダイヤルイン通話の接続制御を行
う通信装置であり、どのような鳴動音を各電話端末に対
して生成・送出するかは、当該通信装置における設定に
より決まる。
【0004】ダイヤルインサービスに関連の公知技術と
しては、例えば、特開平11−234714号公報に見
られる技術のように、電話交換装置に、ダイヤルイン着
信時の付加番号情報を翻訳して数字化する付加番号翻訳
手段と、ダイヤルイン着信時に着信を識別して得られる
数字化された番号情報を出力する識別手段と、着信音を
発する着信音源手段と、識別手段からの数字化された番
号情報に従って着信音源手段からの着信音の音色を制御
する音色制御手段と、音色が制御された着信音を電話端
末機に出力する通話処理手段とを備えたことにより、電
話着信時、着信音色により外部からかけてきた電話番号
の違いを区別し、客先か社員かの判別または部署等の判
別が通話前に特定できるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に記載の電話交換装置では、ダイヤルイン回線か
らの内線指定番号に応じて音色が制御された着信音(鳴
動音)を電話端末機に出力するものに過ぎないため、着
信音の設定を電話端末機から行うことができず、また、
電話端末機が電話交換装置から離れたところにある場合
には、電話交換装置において設定した着信音を電話端末
機側で確認できないという問題点がある。
【0006】着信音の音色の制御についても、着信音の
発生回数に従い音量を段々大きくしていったり、時間帯
によって着信音を禁止したりといった各電話端末ごとの
きめ細かな設定を行えないという問題点がある。
【0007】本発明は、上記の問題を解決し、自装置に
収容された各電話端末ごとに、着信時に送出する鳴動音
の音量や音色等の仕様を各電話端末からの遠隔設定操作
により個別に設定でき、また、各電話端末についての鳴
動音仕様の設定内容や設定された仕様の鳴動音そのもの
を設定元の電話端末側に確認させることができる通信装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信装
置は、ダイヤルイン回線に接続される一方、各電話端末
を収容し、前記ダイヤルイン回線からの着呼時に所定形
式で通知される内線指定番号により前記各電話端末の中
から特定される呼出対象端末に対して鳴動信号を出力
し、その鳴動信号に応答して当該呼出対象端末がオフフ
ックすると、当該呼出対象端末を前記ダイヤルイン回線
に接続する、ダイヤルインサービス対応の交換機能を備
えた通信装置において、前記各電話端末のうちのいずれ
かがオフフックして所定形式の制御信号により鳴動音仕
様設定情報を通知してきた場合に当該鳴動音仕様設定情
報を検出する設定情報検出手段と、その設定情報検出手
段により検出された鳴動音仕様設定情報を通知元の電話
端末と対応付けて記憶する設定情報記憶手段と、前記ダ
イヤル回線からの着呼時に前記所定形式で通知される内
線指定番号により前記各電話端末の中から特定される呼
出対象端末に対して、当該呼出対象端末に対応して前記
設定情報記憶手段に記憶されている鳴動音仕様設定情報
に基づいて生成した鳴動信号を送出する鳴動信号制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の通信装置は、請求項1に
記載の通信装置において、前記各電話端末から前記鳴動
音仕様設定情報の通知をうけるための前記所定形式の制
御信号はDTMF信号であることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の通信装置は、請求項1ま
たは2のいずれかに記載の通信装置において、前記鳴動
音仕様設定情報は、鳴動信号の送出レベルについての情
報を少なくとも含み、前記鳴動信号制御手段は、前記呼
出対象端末に対して生成・送出する鳴動信号を、当該呼
出対象端末に対応して前記設定情報記憶手段に記憶され
ている鳴動音仕様設定情報に基づいた送出レベルで送出
することを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の通信装置は、請求項1、
2または3のいずれかに記載の通信装置において、前記
鳴動音仕様設定情報は、鳴動信号の音色についての情報
を少なくとも含み、前記鳴動信号制御手段は、前記呼出
対象端末に対して生成・送出する鳴動信号を、当該呼出
対象端末に対応して前記設定情報記憶手段に記憶されて
いる鳴動音仕様設定情報に基づいた音色で生成・送出す
ることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の通信装置は、請求項1、
2、3または4のいずれかに記載の通信装置において、
前記鳴動音仕様設定情報は、鳴動信号のオン/オフタイ
ミングについての情報を少なくとも含み、前記鳴動信号
制御手段は、前記呼出対象端末に対して生成・送出する
鳴動信号を、当該呼出対象端末に対応して前記設定情報
記憶手段に記憶されている鳴動音仕様設定情報に基づい
たオン/オフタイミングで送出することを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の通信装置は、請求項1、
2、3、4または5のいずれかに記載の通信装置におい
て、前記鳴動音仕様設定情報は、鳴動信号の送出レベル
を送出回数に従い漸増させるか否かについての情報を少
なくとも含み、前記鳴動信号制御手段は、前記呼出対象
端末に対して生成・送出する鳴動信号の送出レベルを、
当該呼出対象端末に対応して前記設定情報記憶手段に記
憶されている鳴動音仕様設定情報に基づいて、送出回数
に従い漸増させるか、または、漸増させないことを特徴
とする。
【0014】請求項7に記載の通信装置は、請求項1、
2、3、4、5または6のいずれかに記載の通信装置に
おいて、前記鳴動音仕様設定情報は、鳴動信号の送出を
禁止する時間帯についての情報を少なくとも含む一方、
現在時刻を計時する計時手段を更に備え、前記鳴動信号
制御手段は、前記呼出対象端末に対して鳴動信号を生成
・送出しようとする際に、前記計時手段により計時され
る現在時刻が当該呼出対象端末に対応して前記設定情報
記憶手段に記憶されている鳴動音仕様設定情報として設
定された鳴動信号の送出を禁止する時間帯にある場合に
は、鳴動信号の生成・送出を行わないことを特徴とす
る。
【0015】請求項8に記載の通信装置は、請求項1、
2、3、4、5、6または7のいずれかに記載の通信装
置において、前記設定情報検出手段により検出され、前
記設定情報記憶手段に記憶された鳴動音仕様設定情報の
内容を示す音声メッセージを生成して、オフフック状態
にある当該鳴動音仕様設定情報の通知元の電話端末に対
して送出する設定内容確認メッセージ送出手段を更に備
えたことを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の通信装置は、請求項1、
2、3、4、5、6、7または8のいずれかに記載の通
信装置において、前記鳴動信号制御手段は、前記設定情
報検出手段により検出された鳴動音仕様設定情報に基づ
いた鳴動信号を生成して、オンフック後の当該鳴動音仕
様設定情報の通知元の電話端末に対して送出することを
特徴とする。
【0017】請求項10に記載の通信装置は、請求項
1、2、3、4、5、6、7、8または9のいずれかに
記載の通信装置において、前記各電話端末のうちのいず
れかがオフフックされていて前記設定情報検出手段によ
る設定作業中に他の電話端末がオフフックして設定作業
を行おうとした場合は、他の電話端末が設定作業中であ
るため鳴動音仕様の設定作業が行えない旨の音声メッセ
ージを当該オフフックした他の電話端末に対して送出す
る設定作業中通知手段を更に備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】先ず、図1に、本発明の実施の形態に係る
通信装置1のブロック構成について示す。
【0020】同図において、システム制御部2は、通信
装置1各部を制御して、所定の動作を実行するマイクロ
コンピュータである。ROM3は、システム制御部2が
通信装置1各部を制御するための基本プログラムが予め
格納されているリードオンリメモリである。RAM4
は、システム制御部2が装置各部を制御する際に必要な
各種情報を記憶したりするもので、図示しないバックア
ップ回路によりバックアップされ、装置電源しゃ断時に
もその記憶内容は保持される。
【0021】操作表示部5は、各種操作キ−や表示器等
を備え、使用者が各種操作を行うとともに、ユーザに対
して通信装置1の動作状態を確認させるためのものであ
る。スキャナ6は、原稿画像を読み取って画情報を出力
するためのものである。プロッタ7は、受信した画情報
を記録紙に印字出力するためのものである。時計回路8
は、現在時刻を計時するためのものである。
【0022】モデム9は、画情報を変復調して送受信す
るとともに、伝送制御手順における各種制御信号を送受
信するためのものである。DTMF検出部10は、ダイ
ヤルインサービスに契約している電話回線から到来する
DTMF信号による内線指定信号や、各電話端末20
a、20b、20cからのDTMF信号による鳴動音仕
様設定用の制御信号を検出するためのものである。
【0023】スイッチSWは、電話回線の直流ル−プを
閉結して、オフフック状態をつくり、電話回線とモデム
9や、電話回線と各電話端末20a、20b、20cを
接続するためのものである。呼出信号検出部11は、電
話回線からの呼出信号を検出してシステム制御部2へ通
知するためのものである。極性反転検出部12は、電話
回線の極性が反転したことを検出してシステム制御部2
へ通知するためのものである。
【0024】オフフック検出部13a、13b及び13
cは互いに同一構成で、それぞれ、接続部CNa、CN
b及びCNcにそれぞれ接続された電話端末20a、2
0b及び20cがオフフックされたことを検出してシス
テム制御部2へ通知するためのものである。
【0025】リレーRYa、RYb及びRYcは、シス
テム制御部2により制御され、それぞれ、電話端末20
a、20b及び20cを、鳴動信号制御部14、直流供
給部15及びメッセージ送出部16の側(接点b側)
か、または、スイッチSWを介して電話回線にも接続さ
れるDTMF検出部10側(接点a側)かに切り換える
ためのものである。
【0026】鳴動信号制御部14は、電話端末20a、
20b及び20cのそれぞれに対して送出する鳴動信号
の生成や鳴動信号の送出制御を行うためのもので、複数
の、送出レベル、周波数、及び、オン/オフタイミング
の鳴動音の送出に対応していて、システム制御部2によ
り設定された送出レベル、周波数、及び、オン/オフタ
イミングの鳴動音の生成・送出を行う。
【0027】直流供給部15は、電話端末20a、20
b及び20cのそれぞれに対して電話回線から供給され
るのと同様の直流電流を供給するためのものである。メ
ッセ−ジ送出部16は、電話端末20a、20b及び2
0cのそれぞれから鳴動音の仕様の設定が行われた場
合、その設定内容を音声メッセ−ジにして設定元の電話
端末20a、20bまたは20cへ送出するためのもの
である。
【0028】なお、接続部CNa、CNb及びCNcに
それぞれ接続された電話端末20a、20b及び20c
は、電話回線に直接接続して使用可能な一般の電話機
で、DTMF信号によるトーンダイヤルに対応してい
て、番号「0」ないし「9」と、記号「*」及び「#」
のそれぞれに対応したプッシュボタンを備えていて、各
電話端末20a、20bまたは20cのユーザが各電話
端末20a、20bまたは20cのハンドセットをオフ
フックしてプッシュボタンを押下すれば、対応するDT
MF信号が通信装置1に対して送出されることになる。
【0029】また、以後の説明で、符号a、b、cがそ
れぞれ電話端末20a、20b及び20cに対応する構
成であることを示す、オフフック検出部13、リレーR
Y、及び接続部CNについては、特に区別する必要のな
い場合には符号a、b、cの付加を省略する。電話端末
20についても同様である。
【0030】以上の構成の通信装置1は、受信側端末と
して、ダイヤルインサービスに契約した電話回線を収容
する加入者交換機との間で、図2に示す接続動作シーケ
ンスを行う。
【0031】同図において、受信側端末は加入者線交換
機(電話回線)からの極性反転(フェーズF1)、及
び、呼出信号を検出すると(フェーズF2)、一次応答
信号として直流ル−プを閉じる(フェーズF3)。
【0032】加入者線交換機はフェーズF3での直流ル
−プ閉結を一次応答信号として検出し、DTMF信号に
よる内線指定信号を送出する(フェーズF4)、受信側
端末は、フェーズF4において内線指定信号を受信する
と、その受信した時点で内線指定を認識しているため、
各電話端末20のうちの内線指定された電話端末に対応
した鳴動音制御が行える。
【0033】受信側端末は、フェーズF4で内線指定信
号を受信すると、直流ル−プを開いて、内線指定受信完
了信号を加入者交換機に対して送出する一方(フェーズ
F5)、内線指定に対応した電話端末20に対して鳴動
信号を送出する(フェーズF10)。加入者線交換機
は、フェーズF5で直流ル−プが開いたことにより、内
線指定信号の受信完了を検出し、発呼元へ呼出音(リン
グバックト−ン)を送出する(フェーズF20)。
【0034】一方、フェーズF10の鳴動信号の送出に
対して、内線指定された電話端末20からの応答(オフ
フック)があると(フェーズF11)、受信側端末は二
次応答信号として再び直流ル−プを閉じる(フェーズF
6)。加入者線交換機は、フェーズF6により二次応答
信号を検出するとフェーズF20の発呼元への呼出音の
送出を停止し、電話回線の極性を復極し(フェーズF
7)、内線指定された電話端末との通話、または通信装
置1本体との通信が行われる(フェーズF8)。
【0035】通信装置1のユーザは、RAM4に記憶さ
れる、図3に示すダイヤルイン設定テーブル4aの内容
を、操作表示部5からの操作入力により設定することが
できる。
【0036】図3において、ダイヤルイン設定テーブル
4aは、ダイヤルインサービスの契約により割り当てら
れた各「電話番号」にそれぞれ対応する「内線指定番
号」と、対応する端末を特定するための「対応する接続
部」と、「鳴動音仕様設定情報」とにより構成されてい
る。
【0037】鳴動音仕様設定情報は、具体的には、電話
端末の鳴動音量、鳴動音の音色、鳴動音のオン/オフタ
イミング、発生回数に従い鳴動音量を漸増していくか否
か、時間帯によって鳴動音の発生を禁止するか否か等の
設定の組合せである。これらの鳴動音の仕様の設定を、
通信装置1では本体の操作表示部5からの操作入力だけ
ではなく、各電話端末20からも遠隔設定することがで
きる。
【0038】図4に通信装置1における鳴動音仕様設定
処理手順について示す。なお、通信装置1は、待機状態
においては、スイッチSWはOFF状態で、リレ−RY
a、RYb及びRYcは、全て接点a側に切り替わった
状態で、図4に示す処理手順も、その待機状態において
実施されるものである。
【0039】同図において、通信装置1のシステム制御
部2は、電話端末20a、20bまたは20cのいずれ
かの電話端末のオフフックがそれぞれオフフック検出部
13a、13bまたは13cにより検出されるかを監視
している(判断101のNoループ)。
【0040】そして、いずれかの電話端末20のオフフ
ックが検出されると(判断101のYes)、そのオフ
フックを検出したオフフック検出部がオフフック検出部
13a、13bまたは13cのいずれであったかを判断
することにより、オフフックした電話端末が端末20
a、20bまたは20cのいずれであったかを特定する
(処理102)。以後の処理は、そのオフフックされた
電話端末20について行われる。
【0041】つまり、オフフックした電話端末20に対
応するリレーRYを接点b側に切り換えて、DTMF検
出部10が、当該オフフックした電話端末20から到来
するDTMF信号を検出できる状態にする(処理10
3)。
【0042】オフフックした電話端末20側では、通常
の発呼のためのオフフックであれば、宛先の電話番号に
相当するDTMF信号を送出してくるが、本発明に係る
鳴動音仕様設定のためのオフフックである場合には、鳴
動音仕様設定を示す記号「#」に相当するDTMF信号
を送出してくる。
【0043】そこで、システム制御部2は、記号「#」
に相当するDTMF信号がDTMF検出部10により検
出されるかを監視し(判断104のNoループ)、記号
「#」に相当するDTMF信号が検出されると、鳴動音
仕様設定終了を示す記号「#」に相当するDTMF信号
が検出されるまで、鳴動音仕様設定情報のDTMF信号
を検出し、図3に示したダイヤルイン設定テーブル4a
の対応する「鳴動音仕様設定情報」として記憶する(処
理105、判断106のNoループ)。
【0044】処理105において、設定元の電話端末2
0から送出され、DTMF検出部10により検出される
鳴動音仕様設定情報としては、具体的には、鳴動音(鳴
動信号)の音量(送出レベル)、鳴動音(鳴動信号)の
音色(本実施の形態では周波数のみの違いにより異なる
音色を実現するとものとする)、鳴動音(鳴動信号)の
オン/オフタイミング、発生回数に従い鳴動音量(鳴動
信号の送出レベル)を大きくしていくか否か、鳴動音
(鳴動信号)の発生(送出)を禁止する時間帯の設定が
可能である。
【0045】設定元の電話端末20からのDTMF信号
による鳴動音仕様の設定方法例としては、具体的には、
図5に示す規則を適用できる。
【0046】図5(a)、(b)のいずれの場合も、鳴
動音仕様設定情報は、記号「#」にと「#」との間に挟
まれた数値の組み合わせにより設定される点で共通であ
る。
【0047】図5(a)の例では、鳴動音量レベル設定
の桁、鳴動音周波数設定の桁、鳴動音オン/オフタイミ
ングの設定の桁、及び、発生回数に従い音量を大きくし
ていくか否かの設定の桁の各桁により鳴動音仕様設定情
報が構成されている。
【0048】鳴動音量レベル設定の桁では、例えば鳴動
信号の送出レベルを番号0ないし9の10段階で設定で
きる。鳴動音周波数設定の桁では、鳴動信号の周波数を
番号0ないし9の10段階で設定できる。鳴動音オン/
オフタイミングの設定の桁では、鳴動信号のデューティ
比を番号0ないし9の10段階で設定できる。発生回数
に従い音量を大きくしていくか否かの設定の桁では、発
生回数に従い音量を大きくしていくか否を番号1または
番号0で設定できる。
【0049】図5(b)の例では、鳴動音の発生禁止時
間帯の開始時刻(00時ないし24時)設定の2桁と、
鳴動音の発生禁止時間帯の終了時刻(00時ないし24
時)設定の2桁とにより鳴動音仕様設定情報が構成され
ている。また、開始時刻の2桁と終了時刻の2桁を他の
鳴動音仕様設定情報と区別するために、記号「*」によ
り各時刻の桁を囲むようにしている。もちろん、図5
(b)の鳴動音の発生禁止時間帯の設定情報を、図5
(a)のその他の設定情報に連結して一度で設定するよ
うにしてもよいのはいうまでもない。
【0050】なお、鳴動音仕様設定情報の構成は、図5
に示したものに限らず、各設定が互いに区別可能に指定
できればいかようであってもよいのはいうまでもない。
また、DTMF信号により鳴動音仕様設定情報の電話端
末20から通信装置1への通知を行うのではなく、鳴動
音仕様設定情報の通知を本発明専用の制御信号により行
うようにしてもよいが、DTMF信号の送出機能は、い
わゆるプッシュ回線に対応している一般の電話器であれ
ば備えているものであるため、DTMF信号を鳴動音仕
様設定情報の通知に利用することで、本発明の適用の汎
用性を高めることができる。
【0051】さて、鳴動音仕様設定終了を示す記号
「#」に相当するDTMF信号が検出されると(判断1
06のYes)、処理103で接点b側に切り換えたリ
レーRYを接点a側へ切り換えて(処理107)、処理
105により検出された鳴動音仕様設定情報により設定
された内容を設定元の電話端末20のユーザに確認させ
るための音声メッセージをメッセージ送出部16から送
出する(処理108)。処理108により送出される音
声メッセージは、処理102により特定した電話端末2
0のハンドセット等により可聴出力され、鳴動音仕様設
定操作を行ったユーザが聞くことになる。
【0052】なお、処理108により送出される音声メ
ッセージは、具体的には、例えば「鳴動音量はレベル○
に、鳴動音周波数は○に、鳴動音オン/オフタイミング
は○に、発生回数に従い音量を変化させるかは○に、鳴
動禁止時間帯は○○から○○までに設定されました」と
なり、各○には、設定された番号そのものや、設定され
た番号に対応する周波数、デューティー比等に対応する
音声が埋め込まれ、それ以外の定型のメッセージと合成
されて出力される。
【0053】設定元の電話端末20のユーザは、処理1
08により聞いた設定が所望のものと違えば、再度記号
「#」による鳴動音仕様設定のためのプッシュダイヤル
操作を行え、通信装置1は、判断104からの処理を再
度行うことにより対応できる。
【0054】通信装置1は処理108の後、処理102
で特定した電話端末20がオンフックされるまで待ち
(判断109のNoのループ)、オンフックされると
(判断109のYes)、処理105により設定された
鳴動音仕様設定情報を図3のダイヤルイン設定テーブル
4aから読み出して鳴動信号制御部14に設定し、鳴動
信号制御部14は、その設定された仕様の鳴動信号を生
成して、処理102により特定した電話端末20に対し
て一定時間出力して(処理110)、停止する(処理1
11)。処理110により出力される鳴動信号は、処理
102により特定した電話端末20において鳴動音とし
て可聴出力され、いま鳴動音仕様設定操作を行ったばか
りのユーザが聞くことになる。なお、処理110におけ
る鳴動音仕様設定情報に基づいた鳴動信号の生成・出力
においては、設定した鳴動音の確認が目的であるため、
鳴動禁止時間帯の設定に関わりなく、設定された音量
(送出レベル)、音色(周波数)、オン/オフタイミン
グ、及び、発生回数に従い音量を変化させるか否かの設
定に応じて鳴動信号が生成・出力される。
【0055】設定元の電話端末20のユーザは、処理1
10により聞いた鳴動音が所望のものと違えば、再度電
話端末20をオフフックして記号「#」による鳴動音仕
様設定のためのプッシュダイヤル操作を行え、通信装置
1は、判断101からの処理により対応できる。
【0056】なお、特定の電話端末20について判断1
01がYesとなって以降の鳴動音仕様設定処理を行っ
ている最中に、他の電話端末20がオフフックされて鳴
動音の仕様設定を行おうとした場合には、そのことをオ
フフック検出部13により検出し、後から鳴動音の仕様
設定を行おうとした電話端末20に対し、メッセ−ジ送
出部16から、他の電話端末20が設定作業中であるた
め鳴動音の設定作業が行えない旨の音声メッセ−ジ、具
体的には、例えば、「現在他の端末が設定作業中です。
しばらくお待ち下さい」等の音声メッセージを送出す
る。
【0057】これにより、他の電話端末20が設定作業
中であるため鳴動音の設定作業が行えない電話端末20
のユーザに状況を的確に把握させることができる。
【0058】次に、図4の処理手順等により各電話端末
20についての鳴動音仕様設定情報が、図3のダイヤル
イン設定テーブルに登録された上で行われる、通信装置
1におけるダイヤルイン着呼処理手順について、図6を
参照して説明する。
【0059】同図において、システム制御部2は、呼出
信号検出部11により、ダイヤルインサービスに契約し
ている電話回線から、図2のフェーズF2に対応して、
着呼を示す呼出信号が検出されるかを監視し(判断20
1のNoループ)、呼出信号が検出されると(判断20
1のYes)、スイッチSWをオンして電話回線の直流
ル−プを閉結することにより、図2のフェーズF3の一
時応答を行うと共に、電話回線をDTMF検出部10に
接続して、電話回線から到来するDTMF信号を検出で
きるようにする。
【0060】そして、図2のフェーズF4に対応した電
話回線からの内線指定信号がDTMF検出部3により検
出されるかを監視し(判断203のNoループ)、内線
指定信号が検出されると(判断203のYes)、その
内線指定信号により通知された内線指定番号を図3のダ
イヤルイン設定テーブルと照合して、宛先として指定さ
れた端末を特定する(処理204)。
【0061】特定された端末が通信装置1本体である場
合には(判断205のYes)、図2のフェーズF5に
対応してスイッチSWをいったんOFFして直流ループ
を解放して内線指定受信完了信号を送出した後(処理2
06)、図2のフェーズF6に対応して再度スイッチS
WをONして直流ループを閉結して二次応答信号を送出
した後(処理207)、図2のフェーズF8に対応して
通信装置1本体のモデム9を使用した画情報通信を行
う。
【0062】判断205において、特定された端末が通
信装置1本体ではなく、電話端末20a、20bまたは
20cである場合には(判断205のNo)、図2のフ
ェーズF5に対応してスイッチSWをいったんOFFし
て直流ループを解放して内線指定受信完了信号を送出し
た後(処理209)、指定された電話端末20に、図3
のダイヤルイン設定テーブル4aにおいて対応する鳴動
音仕様設定情報に設定されている仕様を鳴動信号制御部
14に指示して、設定されている仕様通りの鳴動信号鳴
動信号制御部14に生成・出力させる(処理210)。
なお、処理210における鳴動信号の生成・出力におい
ては、鳴動音仕様設定情報のうちの鳴動禁止時間帯の設
定は有効で、時計回路8により計時されている現在時刻
が、当該鳴動禁止時間帯にある場合には、鳴動禁止時間
帯以外の鳴動音仕様の設定に関わらず、鳴動信号の送出
レベルを0として出力を行わない。
【0063】処理210により、図2のフェーズF10
に対応して出力される鳴動信号は、鳴動禁止時間帯にな
い限り、指定された電話端末20において、鳴動音とし
て可聴出力され、その鳴動音を聞いたユーザによりハン
ドセットがオフフックされるまで出力が継続され(判断
211のNoループ)、図2のフェーズF11に対応し
て、指定された電話端末20に対応するオフフック検出
部13によりオフフックが検出されると(判断211の
Yes)、指定された電話端末20に対応するリレーR
Yを接点b側へ切り換えて、指定さたれ電話端末20を
スイッチSW側に接続した上で(処理212)、図2の
フェーズF6に対応して再度スイッチSWをONして直
流ループを閉結して二次応答信号を送出した後(処理2
13)、図2のフェーズF8に対応して、指定された電
話端末20による通話を行わせる(処理214)。
【0064】このように、本実施の形態によれば、鳴動
音の仕様の設定を各電話端末20からの遠隔操作によっ
ても行うことができるようになる。
【0065】なお、以上説明した実施の形態において
は、本発明を、ダイヤルインの接続動作を行う通信装置
1自体もダイヤルインの接続対象端末となり得る構成に
適用したが、本発明はそれに限らず、通信装置1が単に
PBXとしてダイヤルイン接続動作のみを行うものであ
っても、同様に適用可能なものであることはいうまでも
なく、また、通信装置1がダイヤルインの接続対象端末
として行う通信(通話)の内容により本発明は限定され
るものではないこともいうまでもないことである。
【0066】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、本発明に
係る通信装置が前記各電話端末のそれぞれに対して送出
する鳴動信号の仕様を、各電話端末のそれぞれから個別
に遠隔設定でき、また、各電話端末が本発明に係る通信
装置から呼び出される場合に各電話端末において可聴出
力される鳴動音を、各電話端末のユーザか設定した通り
の仕様とすることができ、利便性を高めることが可能と
なる効果が得られる。
【0067】請求項2に係る発明によれば、前記各電話
端末から本発明に係る通信装置への前記鳴動音仕様設定
情報の通知を、プッシュ回線におけるダイヤルで使用さ
れるDTMF信号の組合せにより行えるため、本発明に
係る通信装置に対応するための特有の制御信号送出手段
を前記各電話端末が備える必要がなく、汎用性を高める
ことが可能となる効果が得られる。
【0068】請求項3に係る発明によれば、本発明に係
る通信装置が前記各電話端末のそれぞれに対して送出す
る鳴動信号の送出レベルを、各電話端末のそれぞれから
個別に遠隔設定できるため、各電話端末が本発明に係る
通信装置から呼び出される場合に各電話端末において可
聴出力される鳴動音の音量を、各電話端末のユーザが設
定した通りの音量とすることができ、それぞれの電話端
末において、鳴動音の音量を自由に選択できるととも
に、本発明に係る通信装置から離れたところからでも鳴
動音の音量の設定ができるようになるため、便利性を高
めることが可能となる効果が得られる。
【0069】請求項4に係る発明によれば、本発明に係
る通信装置が前記各電話端末のそれぞれに対して送出す
る鳴動信号の音色を、各電話端末のそれぞれから個別に
遠隔設定できるため、各電話端末が本発明に係る通信装
置から呼び出される場合に各電話端末において可聴出力
される鳴動音の音色を、各電話端末のユーザが設定した
通りの音色とすることができ、それぞれの電話端末にお
いて、鳴動音の音色を自由に選択できるとともに、どの
電話端末が呼び出されているのかの区別が容易になり、
また本発明に係る通信装置から離れたところからでも鳴
動音の音色の設定ができるようになるため、便利性を高
めることが可能となる効果が得られる。
【0070】請求項5に係る発明によれば、本発明に係
る通信装置が前記各電話端末のそれぞれに対して送出す
る鳴動信号のオン/オフタイミングを、各電話端末のそ
れぞれから個別に遠隔設定できるため、各電話端末が本
発明に係る通信装置から呼び出される場合に各電話端末
において可聴出力される鳴動音のオン/オフタイミング
を、各電話端末のユーザが設定した通りのオン/オフタ
イミングとすることができ、それぞれの電話端末におい
て、鳴動音のオン/オフタイミングを自由に選択できる
とともに、どの電話端末が呼び出されているのかの区別
が容易になり、また本発明に係る通信装置から離れたと
ころからでも鳴動音のオン/オフタイミングの設定がで
きるようになるため、便利性を高めることが可能となる
効果が得られる。
【0071】請求項6に係る発明によれば、本発明に係
る通信装置が前記各電話端末のそれぞれに対して送出す
る鳴動信号の送出レベルを、送出回数に従い漸増させる
か否かを、各電話端末のそれぞれから個別に遠隔設定で
きるため、各電話端末が本発明に係る通信装置から呼び
出される場合に各電話端末において可聴出力される鳴動
音の音量を、発生回数に従い漸増させるか否かを、各電
話端末のユーザが設定した通りにすることができ、それ
ぞれの電話端末において、鳴動音の音量を発生回数に従
い漸増させるか否かを自由に選択できるとともに、静寂
を希望する場所の電話端末にだけ鳴動音量を段々大きく
していく設定をすることもでき、また本発明に係る通信
装置から離れたところからでも鳴動音の音量を発生回数
に従い漸増させるか否かの設定ができるようになるた
め、便利性を高めることが可能となる効果が得られる。
【0072】請求項7に係る発明によれば、本発明に係
る通信装置が前記各電話端末のそれぞれに対して鳴動信
号を送出してはないらない時間帯を各電話端末のそれぞ
れから個別に遠隔設定できるため、各電話端末が本発明
に係る通信装置から呼び出される場合に鳴動音を可聴出
力してよい時間帯を各電話端末のユーザが設定した通り
にすることができ、それぞれの電話端末において、鳴動
音を出力してはならない時間帯を自由に選択できるとと
もに、時間帯によって鳴動音を鳴らしたくない電話端末
にだけ、その仕様を設定することもでき、また本発明に
係る通信装置から離れたところからでも鳴動音を出力し
てはならない時間帯の設定ができるようになるため、便
利性を高めることが可能となる効果が得られる。
【0073】請求項8に係る発明によれば、各電話端末
からの鳴動音仕様の設定後、設定された仕様内容を各電
話端末のユーザが音声により確認できるため、設定した
内容に間違いがないかをその場で知ることができ、利便
性をいっそう高めることが可能となる効果が得られる。
【0074】請求項9に係る発明によれば、各電話端末
からの鳴動音仕様の設定後、設定された仕様の鳴動音そ
のものを各電話端末のユーザが確認できるため、所望の
鳴動音に設定されたかをその場で確認でき、利便性をい
っそう高めることが可能となる効果が得られる。
【0075】請求項10に係る発明によれば、各電話端
末のうちのいずれかから鳴動音の仕様の設定を行おうと
したときに、その電話端末とは別の電話端末が鳴動音の
仕様の設定作業中である場合には、その旨を伝えるよう
にしたため、鳴動音の仕様の設定を行おうとしたユーザ
が、本発明に係る通信装置が他の電話端末についての鳴
動音の仕様の設定作業中であるために何ら応答しないた
めに、不審に思ったり故障と間違えたりすることなく状
況を把握でき、利便性をいっそう高めることが可能とな
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信装置のブロック
構成について示す図である。
【図2】ダイヤルインサービスにおける接続動作シーケ
ンスについて示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る通信装置のRAMに
記憶されるダイヤルイン設定テーブルについて示す図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態に係る通信装置における鳴
動音仕様設定処理手順について示すフローチャートであ
る。
【図5】鳴動音の仕様の設定例について示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る通信装置におけるダ
イヤルイン着呼処理手順について示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】 1 通信装置 2 システム制御部 3 ROM 4 RAM 4a ダイヤルイン設定テーブル 5 操作表示部 6 スキャナ 7 プロッタ 8 時計回路 9 モデム 10 DTMF検出部 11 呼出信号検出部 12 極性反転検出部 13a、13b、13c オフフック検出部 14 鳴動信号制御部 15 直流供給部 16 メッセージ送出部 SW スイッチ RYa、RYb、RYc、 リレー CNa、CNb、CNc、 接続部 20a、20b、20c 電話端末

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤルイン回線に接続される一方、各
    電話端末を収容し、前記ダイヤルイン回線からの着呼時
    に所定形式で通知される内線指定番号により前記各電話
    端末の中から特定される呼出対象端末に対して鳴動信号
    を出力し、その鳴動信号に応答して当該呼出対象端末が
    オフフックすると、当該呼出対象端末を前記ダイヤルイ
    ン回線に接続する、ダイヤルインサービス対応の交換機
    能を備えた通信装置において、 前記各電話端末のうちのいずれかがオフフックして所定
    形式の制御信号により鳴動音仕様設定情報を通知してき
    た場合に当該鳴動音仕様設定情報を検出する設定情報検
    出手段と、その設定情報検出手段により検出された鳴動
    音仕様設定情報を通知元の電話端末と対応付けて記憶す
    る設定情報記憶手段と、前記ダイヤル回線からの着呼時
    に前記所定形式で通知される内線指定番号により前記各
    電話端末の中から特定される呼出対象端末に対して、当
    該呼出対象端末に対応して前記設定情報記憶手段に記憶
    されている鳴動音仕様設定情報に基づいて生成した鳴動
    信号を送出する鳴動信号制御手段とを備えたことを特徴
    とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記各電話端末から前記鳴動音仕様設定
    情報の通知をうけるための前記所定形式の制御信号はD
    TMF信号であることを特徴とする請求項1に記載の通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記鳴動音仕様設定情報は、鳴動信号の
    送出レベルについての情報を少なくとも含み、前記鳴動
    信号制御手段は、前記呼出対象端末に対して生成・送出
    する鳴動信号を、当該呼出対象端末に対応して前記設定
    情報記憶手段に記憶されている鳴動音仕様設定情報に基
    づいた送出レベルで送出することを特徴とする請求項1
    または2のいずれかに記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記鳴動音仕様設定情報は、鳴動信号の
    音色についての情報を少なくとも含み、前記鳴動信号制
    御手段は、前記呼出対象端末に対して生成・送出する鳴
    動信号を、当該呼出対象端末に対応して前記設定情報記
    憶手段に記憶されている鳴動音仕様設定情報に基づいた
    音色で生成・送出することを特徴とする請求項1、2ま
    たは3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記鳴動音仕様設定情報は、鳴動信号の
    オン/オフタイミングについての情報を少なくとも含
    み、前記鳴動信号制御手段は、前記呼出対象端末に対し
    て生成・送出する鳴動信号を、当該呼出対象端末に対応
    して前記設定情報記憶手段に記憶されている鳴動音仕様
    設定情報に基づいたオン/オフタイミングで送出するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3または4のいずれかに
    記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記鳴動音仕様設定情報は、鳴動信号の
    送出レベルを送出回数に従い漸増させるか否かについて
    の情報を少なくとも含み、前記鳴動信号制御手段は、前
    記呼出対象端末に対して生成・送出する鳴動信号の送出
    レベルを、当該呼出対象端末に対応して前記設定情報記
    憶手段に記憶されている鳴動音仕様設定情報に基づい
    て、送出回数に従い漸増させるか、または、漸増させな
    いことを特徴とする請求項1、2、3、4または5のい
    ずれかに記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 前記鳴動音仕様設定情報は、鳴動信号の
    送出を禁止する時間帯についての情報を少なくとも含む
    一方、現在時刻を計時する計時手段を更に備え、前記鳴
    動信号制御手段は、前記呼出対象端末に対して鳴動信号
    を生成・送出しようとする際に、前記計時手段により計
    時される現在時刻が当該呼出対象端末に対応して前記設
    定情報記憶手段に記憶されている鳴動音仕様設定情報と
    して設定された鳴動信号の送出を禁止する時間帯にある
    場合には、鳴動信号の生成・送出を行わないことを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5または6のいずれかに
    記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記設定情報検出手段により検出され、
    前記設定情報記憶手段に記憶された鳴動音仕様設定情報
    の内容を示す音声メッセージを生成して、オフフック状
    態にある当該鳴動音仕様設定情報の通知元の電話端末に
    対して送出する設定内容確認メッセージ送出手段を更に
    備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6
    または7のいずれかに記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 前記鳴動信号制御手段は、前記設定情報
    検出手段により検出された鳴動音仕様設定情報に基づい
    た鳴動信号を生成して、オンフック後の当該鳴動音仕様
    設定情報の通知元の電話端末に対して送出することを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8の
    いずれかに記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 前記各電話端末のうちのいずれかがオ
    フフックされていて前記設定情報検出手段による設定作
    業中に他の電話端末がオフフックして設定作業を行おう
    とした場合は、他の電話端末が設定作業中であるため鳴
    動音仕様の設定作業が行えない旨の音声メッセージを当
    該オフフックした他の電話端末に対して送出する設定作
    業中通知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8または9のいずれかに記載
    の通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008104045A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Sanyo Electric Co Ltd 電話装置
IT201900024123A1 (it) 2019-12-16 2021-06-16 Giovanni Pacioni Procedimento per la produzione sincrona e programmata di pleurotus eryngii

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