JP2002006210A - 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents
光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置Info
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Abstract
集光させる対物レンズにおいて、一方の波長の光のみに
対し、2つのレンズの屈折率が略同等となるようにレン
ズの形成材料を選択し、2つのレンズの接合面の形状を
選択することにより、2つの波長の光を各々、対応する
記録面に収差が良好に補正された状態で集束させる。 【構成】 DVD6Aの記録再生が行われる場合には、
光源からの、例えば波長650nm(λ1)のレーザ光が、
一方、CD−R6Bの記録再生が行われる場合には、光
源からの波長780nm程度(λ2)のレーザ光が略平行光
とされた状態で対物レンズに入射することになり、入射
するレーザ光は、この対物レンズにより、DVD6Aあ
るいはCD−R6Bの記録面上に集束せしめられる。こ
の対物レンズは、両凸レンズ1と負のメニスカスレンズ
2との接合レンズからなり、波長650nm(λ1)の光に
対する両レンズ1、2の屈折率が略等しく設定されてい
る。
Description
媒体に共用し得る信号記録再生用の対物レンズおよび光
ピックアップ装置において、該光記録媒体への照射光が
光記録媒体の種類に応じて互いに波長の異なる光とされ
ている場合に、各光を対応する光記録媒体上に効率良く
集束させることのできる対物レンズおよびこれを用いた
光ピックアップ装置に関するものである。
年、種々の光記録媒体が開発されており、複数種の光記
録媒体を共用して記録、再生し得る光ピックアップ装置
が知られている。例えば、DVD(ディジタル・バーサ
タイル・ディスク)とCD−R(追記型光ディスク)を
1つの光ピックアップ装置を用いて記録、再生する装置
が知られている。
おいては、DVDについては、記録密度の向上を図るた
め、例えば650nm程度の可視光を使用することとなって
いるのに対し、CD−Rについては、可視光領域の光に
対して感度を有さないため、780nm程度の近赤外光を使
用する必要があり、これら両者に対して共用し得る光ピ
ックアップ装置では2つの異なる波長の光を照射光とし
て用いる、いわゆる2波長ビーム方式によることとな
る。
の光記録媒体においては両者のディスク厚が厳密に定め
られているため、再生または記録を行うための各波長の
光に対し互いに異なる所定位置に確実に集束させる必要
がある。このような事情から、再生または記録を行う光
記録媒体の種類に応じて、集束作用が互いに異なる2つ
の対物レンズを交換可能とするシステムが知られている
が、これでは光ピックアップ装置の構造が複雑となり、
コンパクト化および低廉化の要請にも反する。
からなる多焦点レンズを光ピックアップ装置の対物レン
ズ部分に用いるものが知られている(特開平8-62493号
公報、特開平9-145994号公報等)。しかしながら、上記
回折光学素子を用いたものでは、回折光学素子からの、
記録再生に寄与しない異なる次数の光がノイズ光となっ
てしまう。また、上記多焦点レンズを用いたものでは、
そのときの記録再生に寄与する輪帯領域以外の輪帯領域
を透過した光がノイズ光となってしまう。これらのノイ
ズ光により記録再生におけるS/N比が劣化する。
光ピックアップ装置の構造を複雑にすることなく、2つ
の波長の光を各々、対応する厚みの光記録媒体の記録面
に良好に集束させることができる、コンパクトかつ低廉
で、S/N比が良好な光記録媒体用対物レンズおよびこ
れを用いた光ピックアップ装置を提供することを目的と
するものである。
物レンズは、光束中に配される2枚構成の対物レンズで
あって、該2枚のレンズは、互いに異なる材料により構
成され、波長λ1の光に対して下記条件式(1)を、波
長λ2の光に対して下記条件式(2)を、それぞれ満足
するように構成され、かつ各レンズ面の形状が、対物レ
ンズ全体として収差を抑制するように構成されているこ
とを特徴とするものである。 N1(λ1)≒ N2(λ1)・・・(1) N1(λ2)≠ N2(λ2)・・・(2) ただし、 N1(λ1)は第1レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N1(λ2)は第1レンズの波長λ2の光に対する屈折
率 N2(λ1)は第2レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N2(λ2)は第2レンズの波長λ2の光に対する屈折
率
は、光束中に配される3枚構成の対物レンズであって、
該3枚のレンズは、互いに異なる材料により構成され、
波長λ1の光に対して下記条件式(3)を、波長λ2の
光に対して下記条件式(4)を、それぞれ満足するよう
に構成され、かつ各レンズ面の形状が、対物レンズ全体
として収差を抑制するように構成されていることを特徴
とするものである。 N1(λ1)≒ N2(λ1)および N2(λ1)≒ N3(λ1) ・・・(3) N1(λ2)≠ N2(λ2)および N2(λ2)≠ N3(λ2) ・・・(4) ただし、 N1(λ1)は第1レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N1(λ2)は第1レンズの波長λ2の光に対する屈折
率 N2(λ1)は第2レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N2(λ2)は第2レンズの波長λ2の光に対する屈折
率 N3(λ1)は第3レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N3(λ2)は第3レンズの波長λ2の光に対する屈折
率
互いに接合されてなることが好ましい。また、前記2枚
または前記3枚のレンズの接合面を非球面とすることも
可能である。さらに、本発明の光ピックアップ装置は、
上述した光記録媒体用対物レンズを備えていることを特
徴とするものである。
図面を用いて説明する。まず、図11を用いて本発明の
実施形態に係る光記録媒体用対物レンズを用いた光ピッ
クアップ装置について説明する。
1Aからの電力供給により半導体レーザ11B、11C
から出力されたレーザ光12がハーフミラー13により
反射され、コリメータレンズ4により平行光とされ、対
物レンズ5により集束光とされて光ディスク6の記録領
域6P上に照射される。なお、半導体レーザ11Bは、
CD−R(追記型光ディスク)用の、波長780nm程度の
近赤外域のレーザ光を出力する光源であり、半導体レー
ザ11Cは、DVD(ディジタル・バーサタイル・ディ
スク)用の、例えば波長650nmの可視域のレーザ光を出
力する光源であり、ハーフミラー11Dを介していずれ
かの半導体レーザ11B、11Cから出力されたレーザ
光12がハーフミラー13に照射されるようになってい
る。また、LD電源11Aと半導体レーザ11B、11
Cとの間には切替スイッチ11Eが配されており、この
切替スイッチ11Eの操作によりいずれかの半導体レー
ザ11B、11Cに電力が供給されるようになってい
る。
ピットがトラック状に配列されるようになっており、こ
の記録領域6Pからの上記レーザ光12の再生反射光は
信号情報を担持した状態で対物レンズ5およびコリメー
タレンズ4を介してハーフミラー13に入射し、このハ
ーフミラー13を透過して4分割のフォトダイオード7
に入射する。このフォトダイオード7では分割された4
つのダイオード位置の各受光量を演算してデータ信号、
およびフォーカスとトラッキングの各エラー信号を得
る。
らの戻り光の光路に対して45°傾いた状態で挿入されて
いるのでシリンドリカルレンズと同等の作用をなし、こ
のハーフミラー13を透過した光ビームは非点収差を有
することとなり、4分割のフォトダイオード7上におけ
るこの戻り光のビームスポットの形状に応じてフォーカ
スのエラー量が決定されることとなる。なお、上記コリ
メータレンズ4は状況に応じて省略することも可能であ
り、さらに半導体レーザ11B、11Cとハーフミラー
13との間にグレーティングを挿入して3ビームにより
トラッキングエラーを検出することも可能である。
置では、CD−RとDVDのいずれの光ディスク6につ
いても信号の記録再生が可能となるように構成されてい
る。なお、CD−R,DVDは共にPC(ポリカーボネ
ート)からなる保護板を有している。
1.2 mmに規格統一されており、屈折率が1.55のものが
多く使用されている。また、上記DVDは幾何学的厚み
が0.6 mm、屈折率が1.58のものが多く使用されている
ため、これらいずれの光ディスク6についても確実にフ
ォーカシングをなすべく、記録再生を行うための各波長
の光に対し互いに異なる集束作用を有する構成を設ける
必要がある。そこで、上記光ピックアップ装置において
は、図11に示す如く、波長による屈折率変化率の異な
る複数枚のレンズ1、2を接合してなる、各波長に応じ
て集束位置が変化する対物レンズ5を設け、CD−Rお
よびDVDの記録再生を共用することができるように構
成している。
ブル上)に配されてその記録再生が行われる場合には、
半導体レーザ11Cからの波長650nm(λ1)のレーザ
光12が略平行光とされた状態で対物レンズ5に入射す
ることになるが、入射するレーザ光12は、この対物レ
ンズ5によりDVDの記録面上に集束せしめられること
になる。
ル上)に配されてその記録再生が行われる場合には、半
導体レーザ11Bからの波長780nm(λ2)のレーザ光
12が略平行光とされた状態で対物レンズ5に入射する
ことになるが、入射するレーザ光12は、この対物レン
ズ5によりCD−Rの記録面上に集束せしめられること
になる。
率変化率が互いに異なる複数のレンズを有する複合レン
ズからなる。以下、上述した対物レンズ5を実施例1〜
5により具体的に説明する。
VD6Aが所定位置(ターンテーブル上)に配されてそ
の記録再生が行われる場合には、波長650nm(λ1)の
レーザ光12が略平行光とされた状態で対物レンズ5に
入射することになるが、入射するレーザ光12は、この
対物レンズ5によりDVD6Aの記録面上に集束せしめ
られる。一方、図1(B)に示されるようにCD−R6
Bが所定位置(ターンテーブル上)に配されてその記録
再生が行われる場合には、波長780nm(λ2)のレーザ
光12が略平行光とされた状態で対物レンズ5に入射す
ることになるが、入射するレーザ光12は、この対物レ
ンズ5によりCD−R6Bの記録面上に集束せしめられ
る。
から順に、光源側に非球面(下記非球面式で示される。
以下の非球面においても同じである。)の凸面を向け、
光集束側に曲率の強い凸面を向けた両凸レンズ1と、光
源側に凹面を向け、光集束側に略平面に近い非球面を向
けた負のメニスカスレンズ2とを接合してなる。なお、
接合面は球面である。対物レンズ5の表裏面を非球面で
構成することにより収差補正の設計自由度および補正の
効果を大幅に向上することが可能である。
レンズ5のレンズデータ(曲率半径R、面間隔Dおよび
λ=650nm、780nmに対する屈折率N)が示されている。
を構成する2つのレンズ1、2の屈折率は、波長λが65
0nm(λ1)の光に対しその差が0.00057と互いに極めて
近似しているものの、波長λが780nm(λ2)の光に対
し0.011とされている。これにより、波長λが650nmの光
について両レンズ1、2の界面(接合面)における屈折
は無視できる程度となるから、対物レンズ5全体として
の球面収差を小さくするための設計において、この接合
面の設計は、波長780nmの光のみを考慮して行なえばよ
いこととなる。すなわち、本実施例においては、対物レ
ンズ5を構成する2つのレンズ1、2のレンズ硝材を巧
妙に組み合わせることで、使用する2波長の光のうち一
方の光のみに対するレンズ曲率の調整により球面収差の
小さいDVD/CD−R共用の対物レンズ5を構成する
ようにしている。
球面係数が示されている。さらに、表1の下段には、光
記録媒体としてDVDおよびCD−Rをセットした各場
合における、対物レンズ5の焦点距離、対物レンズ5へ
の入射光束径および対物レンズ5の開口数の各値を示
す。
5は、光源側から順に、光源側に非球面の凸面を向け、
光集束側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ2aと、
光源側に強い曲率の凸面を向け、光集束側に略平面に近
い非球面を向けた正レンズ1aとを接合してなる。な
お、接合面は球面とされている。
ズ5のレンズデータ(曲率半径R、面間隔Dおよびλ=
650nm、780nmに対する屈折率N)が示されている。この
表2から明らかなように、対物レンズを構成する2つの
レンズ1a、2aの屈折率は、波長λが650nm(λ1)
の光に対しその差が0.00057と極めて近似しているもの
の、波長λが780nm(λ2)の光に対し0.011とされてい
る。これによる作用効果は実施例1と略同様である。
球面係数が示されている。さらに、表2の下段には、光
記録媒体としてDVDおよびCD−Rをセットした各場
合における、対物レンズ5の焦点距離、対物レンズ5へ
の入射光束径および対物レンズ5の開口数の各値を示
す。
5は、光源側から順に、光集束側に曲率の強い凸面を向
けた両凸レンズ1bと、光源側に凹面を向けた負のメニ
スカスレンズ2bとを接合してなる。なお、接合面を含
む全てのレンズ面は非球面とされている。
ズ5のレンズデータ(曲率半径R、面間隔Dおよびλ=
650nm、780nmに対する屈折率N)が示されている。この
表3から明らかなように、対物レンズを構成する2つの
レンズ1b、2bの屈折率は、波長λが650nm(λ1)
の光に対しその差が0.00016と極めて近似しているもの
の、波長λが780nm(λ2)の光に対し0.01以上の値と
されている。これによる作用効果は実施例1と略同様で
ある。
球面係数が示されている。さらに、表3の下段には、光
記録媒体としてDVDおよびCD−Rをセットした各場
合における、対物レンズ5の焦点距離、対物レンズ5へ
の入射光束径および対物レンズ5の開口数の各値を示
す。
5は、光源側から順に、光源側に凸面を向けた負のメニ
スカスレンズ2Cと、光源側に強い曲率の面を向けた両
凸レンズ1Cとを接合してなる。なお、接合面を含む全
てのレンズ面は非球面とされている。
ズ5のレンズデータ(曲率半径R、面間隔Dおよびλ=
650nm、780nmに対する屈折率N)が示されている。この
表4から明らかなように、対物レンズを構成する2つの
レンズ1C、2Cの屈折率は、波長λが650nm(λ1)
の光に対しその差が0.00016と極めて近似しているもの
の、波長λが780nm(λ2)の光に対し0.01以上の値と
されている。これによる作用効果は、実施例1と略同様
である。
球面係数が示されている。さらに、表4の下段には、光
記録媒体としてDVDおよびCD−Rをセットした各場
合における、対物レンズ5の焦点距離、対物レンズ5へ
の入射光束径および対物レンズ5の開口数の各値を示
す。
5は、光源側から順に、光源側に凸面を向けた負のメニ
スカスレンズ2dと、光源側に曲率の強い凸面を向けた
両凸レンズ1dと、光源側に凹面を向けた負のメニスカ
スレンズ3dとを順に接合してなる。なお、対物レンズ
5の両側面は非球面であり、接合面は球面である。
ズ5のレンズデータ(曲率半径R、面間隔Dおよびλ=
650nm、780nmに対する屈折率N)が示されている。この
表5から明らかなように、対物レンズを構成する3つの
レンズ1d、2d3dの屈折率は、波長λが650nm(λ
1)の光に対し接合されているレンズ同士の差が0.0001
6と極めて近似しているものの、波長λが780nm(λ2)
の光に対しては、その差が0.01以上の値とされている。
これによる作用効果は上記2枚構成の実施例の場合と略
同様である。
球面係数が示されている。さらに、表5の下段には、光
記録媒体としてDVDおよびCD−Rをセットした各場
合における、対物レンズ5の焦点距離、対物レンズ5へ
の入射光束径および対物レンズ5の開口数の各値を示
す。
の波面収差図を示すものであり、いずれの実施例におい
てもDVDおよびCD−Rがともに良好とされているこ
とが明らかである。なお、本発明の対物レンズとしては
上述した実施形態のものに限られず種々の態様の変更が
可能であり、レンズを形成する材料としては、例えばプ
ラスチック材料を使用することができる。さらに、熱や
光によって硬化する樹脂を用いれば、この樹脂を一方の
レンズに貼付しつつ、所望の形状に成形することで、一
方のレンズに接合する薄肉レンズを形成することが可能
である。
たっては、波長が例えば780nm(λ 2)の光に対しても
NA=0.6 程度までの性能保証がなされれば、DVDと
CD−Rの明るさを調整するための特別の絞り(液晶シ
ャッタや波長選択性のあるフィルタ等)は不要である。
また、本発明の光ピックアップ装置としても、記録、再
生対象となる光記録媒体としてはDVDとCD−Rに限
られず、使用波長域の仕様が互いに異なる2つの光記録
媒体を共通の光ピックアップ装置で記録、再生する場合
に適用できる。
装置は互いに異なる波長の光を出力する各光源を設けて
いるが、これに代えて2つの異なる波長の光を出力し得
る1つの光源を設けるようにしてもよい。さらに、上記
実施形態のものではλ1を650nm、λ2を780nmとしてい
るが、λ 1を780nm、λ2を650nmとしても上記と同等の
作用効果を得ることが可能である。
媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装
置によれば、該対物レンズを構成する隣接レンズが互い
に屈折率変化率が異なる材料により構成され、波長λ1
の光に対して屈折率が略同等となるように、かつ波長λ
2の光に対して屈折率が相違するように構成され、かつ
前記各レンズの形状が、対物レンズ全体として収差を抑
制するように構成されている。すなわち、屈折率は光の
波長によって変化するものであり、接合レンズまたは対
向面が極めて近接したレンズの場合は、この接合面や対
向面において光が屈折し、2つの波長に対してであって
も、その収差が良好となるレンズ形状を見つけ出すこと
は極めて困難である。
おいてのみ、2つのレンズの屈折率が略同等となるよう
にレンズの形成材料を選択し、上記接合面における光の
屈折による収差量の変動は、他方の波長のみを考慮すれ
ばよいことに着目し、この接合面の形状を選択すること
により、2つの波長の光を各々、対応する厚みの光記録
媒体の記録面に収差が良好に補正された状態で集束させ
ることを可能としている。したがって、従来の光記録媒
体用対物レンズや光ピックアップ装置のように、収差を
良好とするために、装置が大型化したり、その構造が複
雑になったり、製造コストが高価になったりするおそれ
がない。
用いた場合の様子を示す概略図(A)およびCD−Rに
用いた場合の様子を示す概略図(B)
用いた場合の様子を示す概略図(A)およびCD−Rに
用いた場合の様子を示す概略図(B)
用いた場合の様子を示す概略図(A)およびCD−Rに
用いた場合の様子を示す概略図(B)
用いた場合の様子を示す概略図(A)およびCD−Rに
用いた場合の様子を示す概略図(B)
用いた場合の様子を示す概略図(A)およびCD−Rに
用いた場合の様子を示す概略図(B)
を示す概略図
Claims (5)
- 【請求項1】 光束中に配される2枚構成の対物レンズ
であって、 該2枚のレンズは、波長に応じた屈折率変化率が互いに
異なる材料により構成され、波長λ1の光に対して下記
条件式(1)を、波長λ2の光に対して下記条件式
(2)を、それぞれ満足するように構成され、かつ前記
各レンズの形状が、対物レンズ全体として収差を抑制す
るように構成されていることを特徴とする光記録媒体用
対物レンズ。 N1(λ1)≒ N2(λ1)・・・(1) N1(λ2)≠ N2(λ2)・・・(2) ただし、 N1(λ1)は第1レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N1(λ2)は第1レンズの波長λ2の光に対する屈折
率 N2(λ1)は第2レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N2(λ2)は第2レンズの波長λ2の光に対する屈折
率 - 【請求項2】 光束中に配される3枚構成の対物レンズ
であって、該3枚のレンズのうち、少なくとも隣接する
レンズは、波長に応じた屈折率変化率が互いに異なる材
料により構成され、波長λ1の光に対して下記条件式
(3)を、波長λ2の光に対して下記条件式(4)を、
それぞれ満足するように構成され、かつ前記各レンズの
形状が、対物レンズ全体として収差を抑制するように構
成されていることを特徴とする光記録媒体用対物レン
ズ。 N1(λ1)≒ N2(λ1)および N2(λ1)≒ N3(λ1) ・・・(3) N1(λ2)≠ N2(λ2)および N2(λ2)≠ N3(λ2) ・・・(4) ただし、 N1(λ1)は第1レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N1(λ2)は第1レンズの波長λ2の光に対する屈折
率 N2(λ1)は第2レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N2(λ2)は第2レンズの波長λ2の光に対する屈折
率 N3(λ1)は第3レンズの波長λ1の光に対する屈折
率 N3(λ2)は第3レンズの波長λ2の光に対する屈折
率 - 【請求項3】 前記2枚または前記3枚のレンズは互い
に接合されてなることを特徴とする請求項1または2記
載の光記録媒体用対物レンズ。 - 【請求項4】 前記2枚または前記3枚のレンズの接合
面の少なくとも1面が非球面とされていることを特徴と
する請求項3記載の光記録媒体用対物レンズ。 - 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の
光記録媒体用対物レンズを備えていることを特徴とする
光ピックアップ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000185281A JP3810051B2 (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置 |
US09/864,236 US6646817B2 (en) | 2000-06-20 | 2001-05-25 | Objective lens for optical recording media and optical pickup apparatus using the same |
EP01114363A EP1174866B1 (en) | 2000-06-20 | 2001-06-13 | Objective lens for different optical recording media and optical pickup apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000185281A JP3810051B2 (ja) | 2000-06-20 | 2000-06-20 | 光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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