JP2002004134A - 炭素繊維及びその製造方法 - Google Patents

炭素繊維及びその製造方法

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JP2002004134A JP2001142356A JP2001142356A JP2002004134A JP 2002004134 A JP2002004134 A JP 2002004134A JP 2001142356 A JP2001142356 A JP 2001142356A JP 2001142356 A JP2001142356 A JP 2001142356A JP 2002004134 A JP2002004134 A JP 2002004134A
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バン ジュン−シク
Chan Won Lee
ウォン リー チャン
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KOREAN CARBON BLACK CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きい表面積を有する微細な炭素繊維を安価
に製造する 【解決手段】 適当な気体状の炭素含有化合物を適当な
時間の間、適当な圧力で温度550〜800℃で適当な
金属含有粒子に接触させ、この際炭素含有化合物/金属
含有粒子の乾量基準による比が約10:1〜30:1
(質量)であり、反応圧力が大気圧〜大気圧+10mm
Oであることによって、表面積150〜500m
/g、直径5〜50nm及びアスペクト比100〜10
00を有する、殆ど円筒状の離散炭素繊維を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黒鉛炭素繊維の製
造に関する。さらに詳細には、本発明は通常の費用のか
かる黒鉛化温度(約2900℃)を必要とせずに安価に
して、容易に利用できる炭素先駆物質から触媒的に成長
されたこのような炭素繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維強化複合材料は、その機械的特性、
特に強度、剛性及び靭性が、該材料の別々の成分又は他
の非複合材料の特性よりも優れているために次第に重要
になっている。炭素繊維から製造された複合材料は単位
重量当りの強度及び剛性に関して優れており、したがっ
て航空宇宙科学研究で急速に受入れられかつ良好に使用
されている。しかしそれらの高いコストのために広範な
使用が阻害されている。
【0003】炭素繊維は現今では、先駆物質である有機
ポリマー、特にセルロース又はポリアクリロニトリルの
連続フィラメントを、注意深く張力を保ちつつ制御的に
熱分解することによって製造されており、最終フィラメ
ント中の炭素原子の異方性シートの良好な配向を保証す
る必要がある。これらの繊維の高いコストは、予備成形
された有機繊維のコスト、炭化における重量損失、高価
な装置における炭化の遅い速度及び連続フィラメントの
破断を避けるために必要な注意深い管理の結果である。
【0004】炭化水素ピッチ繊維を紡糸しかつ炭化して
先駆物質フィラメントのコスト及び重量損失を低減する
方法が著しく発達してきた。その限りでは、最終製品中
の炭素原子のシートの正しい配向を保証する必要があっ
たピッチ前処理、紡糸条件及び後処理は、有機ポリマー
を必要とする従来注目された方法と殆ど同様に費用がか
かった。両方法は高い配向及び最良の特性を得るために
は連続フィラメントの使用を必要とする。繊維直径の実
際の下限は6〜8ミクロメートルであり、この下限未満
では紡糸及び後処理における繊維破断が過度になる。
【0005】炭素繊維形成にたいする完全に明瞭なアプ
ローチは、多種類の炭素含有気体、例えばCO/H
炭化水素及びアセトンの金属表面における触媒的分解に
よる炭素繊維の製造に関連している。これらのフィラメ
ントは多種類の形態(例えば直線、捩り、螺旋、枝分
れ)及び直径(例えば数10オングストローム〜数10
ミクロン)で見出だされる。通常は、種々のフィラメン
ト形態の混合物が得られるが、しばしば他の非フィラメ
ント炭素と混合される(参照:Baker and Harris,Chemi
stry and Physics of Carbon Vol.14,1978)。しばしば
初めに形成された炭素フィラメントは組織化の不十分な
サーマルカーボン(thermal carbon)で被覆されてい
る。繊維軸に垂直なc軸(c−axes)に適合された比較
的大きい黒鉛領域を有しかつサーマルカーボンのオーバ
ーコートを殆ど有しないか又は全く有しない比較的直線
的なフィラメントのみが、強化材用途において要求され
る高い強度及び弾性率という特性を付与する。
【0006】フィラメント状炭素の形成を記載するる大
部分の報告は、形成された特定の種類のフィラメントを
記録していないので、フィラメントが強化材用途のため
に適当であるかどうか決定することはできない。例えば
ベーカー他(Baker et al)は英国特許第1,499,
930号明細書(1977)で、炭素フィラメントがア
セチレン又はジオレフィンが触媒粒子により675〜7
75℃で分解される場合に形成されることを記載してい
る。しかしこれらのフィラメントの構造の記載はない。
ヨーロッパ特許出願公開第56,004号明細書(19
82)では、ターテス(Tates)及びベーカーがFeO
支持体によるフィラメント状炭素の形成を記載して
いるが、やはり形成された炭素フィラメントの構造に関
する情報は開示していない。ベネット(Bennett et a
l)は、英国の原子力公社レポート(Atomic Energy Aut
hority Report)AERE−R7407で、アセトンの
触媒的分解からフィラメント状炭素を形成することを記
載しているが、やはり形成された炭素の形態を指示して
おらず、したがって同炭素の強化材用途に対する適合性
も示していない。
【0007】数群の研究者たちは、炭化水素の触媒的分
解による直線状の炭素フィラメントの形成を記載してい
る。オバーリン、エンド及びコヤマ(Oberlin、Endo and
Koyama)はベンゼンのような芳香族炭化水素が約11
00℃の温度で金属触媒粒子によって炭素繊維に転化さ
れることを報告している(Carbon 14:133(1976))。炭
素フィラメントは触媒粒子の直径にほぼ等しい良好な秩
序を有するコアーを有し、その周囲が組織化の不十分な
サーマルカーボンのオーバーコートによって包囲されて
いる。最終フィラメントの直径は0.1〜80ミクロン
の範囲にある。著者達は、黒鉛のコアーが急速にかつ触
媒的に成長し、次ぎにサーマルカーボンがコアーの上に
付着すると推断しているが、“2つのプロセスが十分に
付随的であるために”両者は分離できないと述べている
(Journal of Crystal Growth 32:335(1976))。サーマ
ルカーボンで被覆された天然繊維は小さい強度及び剛性
を有しており、複合材料中での強化充填材としは使用で
きない。全フィラメントを高秩序の黒鉛炭素に転化する
ためには、2500〜3000℃での付加的な高温処理
が必要である。この方法は張力下での予備成形された有
機繊維の困難にして高価な熱分解上の改良となりうる
が、繊維成長の2段階方法及び高温の黒鉛化が必要にな
るという欠点を被る。さらに著者達は計画的な触媒製造
に関しはなにも述べておらず、触媒粒子は二次的である
ように思われる。もっと最近の研究では、触媒粒子の製
造が探求されているが、触媒コアーの成長及びサーマル
カーボンの付着という2つのプロセスはやはり分離され
ていない(Extended Abstracts,16thBiennial Confer
ence on Carbon:523(1983))。
【0008】米国特許第4,663,230号明細書で
は、テネット(Tennet)は約3.5〜約70ナノメート
ルの一定の直径、配列された炭素原子の多層の外部領域
及び明瞭な内部コアー領域を有する円筒状離散炭素繊維
を記載しているが、多層及びコアーのそれぞれは繊維の
円筒軸の周りに同心的に配列している。この炭素繊維は
金属含有粒子を気体状の炭素含有化合物と約850℃〜
約1200℃の温度で接触させることによって製造さ
れ、この際炭素含有化合物/金属含有粒子の比が少なく
とも約100:1である。
【0009】チベッツ(Tibbetts)は、304型ステン
レス鋼チューブで温度950〜1075℃で天然ガスの
熱分解によって直線状炭素繊維を形成することを記載し
ている(Appl.Phys.Lett.42(8):666(1983))。該繊維は
コヤマ及びエンド(Koyama and Endo)によって調べら
れた段階と同様な2段階で成長すると報告されている
が、この場合は繊維が先ず触媒的に長くなり、次ぎに炭
素の熱分解的付着によって厚くなる。チベッツは、これ
らの段階が“オーバーラップしており”かつ熱分解的に
付着した炭素を含まないフィラメントを成長させること
ができないと述べている。チベッツのアプローチは少な
くとも2つの理由から工業的に実行不可能である。第一
には繊維成長の開始が鋼チユーブでの遅い炭化(代表的
には約10時間)後にのみ起こり、繊維製造の遅い全速
度をもたらす。第二には反応チューブが繊維形成工程中
に消耗されて、工業的スケールアップを困難にし、高価
にする。
【0010】この種の炭素材料の工業的製造の観点か
ら、同材料は 1)大きい表面を有するアルミナ支持体上の微細に分散
された第二鉄遷移金属であり、次ぎに還元条件で処理さ
れた金属含有粒子を、炭化水素ガスのようなエチレンと
850〜1200℃で接触させ(US4,663,23
0)、かつ 2)鉄族金属の有機金属化合物及び炭化水素化合物を1
100℃の領域で通過させる(JP 62−4936
3)ことによって製造された。
【0011】前者は大きい表面積の微細な炭素繊維を高
収率で得るという利点を有するが、鉄族遷移金属の一様
な分散のためには高表面積の高価な支持材料を使用する
という欠点を有し、さらに前者は最終製品からアルミナ
及び鉄不純物を除去することが困難であるために使用の
限界も有する。
【0012】他方後者の工程は高純度及び結晶質の炭素
ホイスカーを得るという利点を有するが、製品の表面積
及び製造収率は極めて小さい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術の問題
点は本発明によって解決される。意外にも、炭化水素先
駆物質を触媒的に炭素フィラメントに転化できることが
判明したのである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面積150
〜500m/g、直径5〜50nm及びアスペクト比
100〜1000を有することを特徴とする、殆ど円筒
状の離散炭素繊維に関する。
【0015】本発明の繊維は、適当な金属含有粒子を適
当な時間の間適当な圧力で温度550〜800℃、より
好ましくは600〜660℃で適当な気体状の炭素含有
化合物に接触させることによって製造することができ、
この際炭素含有化合物/金属含有粒子の乾量基準による
比は約10:1〜約30:1(質量)であり、反応圧力
は大気圧〜大気圧+10mmHOである。
【0016】本発明の他の対象は、低表面積の支持体材
料を使用する費用のかからない方法で炭素含有化合物ガ
スを、第二鉄塩及びIA又はIIIA族遷移金属塩の溶
液を6〜10のpH値を保持するアルカリ金属酸化物の
水分散液に加え、それを乾燥しかつ焼成することによっ
て製造される金属含有粒子と接触させることによって得
られる、表面積150〜500m/g、直径5〜50
nm及びアスペクト比100〜1000を有することを
特徴とする、殆ど円筒状の離散炭素繊維に関する。
【0017】本発明の繊維を製造するために使用する金
属含有粒子は、IA又はIIIA族金属溶液及び鉄族金
属塩をアルカリ土類金属酸化物の水分散液中に加えるこ
とによって製造することができる。
【0018】本発明で使用されるアルカリ金属酸化物の
表面積は0.5〜20m/gであった。微細な炭素繊
維を製造するための副反応なしの焼成金属含有粒子の表
面積は高い表面積を有し、80〜200m/gであっ
た。
【0019】適当なIA又はIIIA族金属は、Li、
Na、K及びAlであってよく、鉄族金属はFe、Ni
及びCoであってよい。適当なアルカリ土類金属はマグ
ネシア、カルシア、水酸化マグネシウム及び水酸化カル
シウムであってよい。沈殿したスラリーを乾燥後に42
0〜700℃、好ましくは500〜600℃で空中で焼
成することができる。焼成後に金属含有粒子をHで4
20〜700℃、好ましくは500〜600℃で還元し
てもよい。
【0020】その大きさ及び盛込密度に拘りなく同じ反
応経歴及び反応時間を有するすべての金属含有粒子を作
るためには、金属含有粒子は適当な運搬設備、例えばベ
ルトコンベヤーによって徐々に移動することができる。
【0021】金属含有粒子の反応時間は、約7〜約15
の高い触媒収率(純粋炭素、g/触媒、g)を得るため
には、約10分〜約180分であってよい。好ましくは
反応時間は60分〜120分であってよい。
【0022】炭素含有化合物/金属含有粒子の比は、約
15%〜約60%の比較的高い炭素収率(炭素繊維中の
純粋炭素g/炭素含有化合物中のCg×100%)を得
るためには約10:1〜約30:1であってよい。好ま
しくはこの比は15:1〜20:1であってよい。
【0023】金属含有粒子と炭素含有化合物との接触
は、炭素と反応して気体状生成物を生成することができ
る化合物、例えばCO、H又HOの存在で行うこ
とができる。
【0024】適当な炭素含有化合物は炭化水素を包含
し:芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、キシ
レン、クメン、エチルベンゼン、ナフタレン、フェナン
トレン、アントラセン又はこれらの混合物;非芳香族炭
化水素、例えばメタン、エタン、プロパン、エチレン、
プロピレン又はアセチレン又はこれらの混合物;及び酸
素含有炭化水素、例えばホルムアルデヒド、アセトアル
デヒド、アセトン、メタノール又はエタノール又はこれ
らの混合物;ならびに一酸化炭素を包含する。有利なの
は1−ブテン、トランス−2−ブテン、n−ブテン、イ
ソ−ブタン、1,3−ブタジエン、1,2−ブタジエ
ン、シス−2−ブテン及び/又はイソ−ブテンを含有す
る混合物である。
【0025】適当な金属含有粒子は直径約3.5〜約7
0ナノメートルを有する鉄−、コバルト−又はニッケル
含有粒子であってよい。このような粒子は化学的に適合
した耐火性支持体、例えばアルミナ、炭素又はケイ酸塩
(ケイ酸アルミニウムを含む)の支持体上に支持されて
いてよい。酸化マグネシウム上に支持されている鉄及び
アルミニウムの酸化物が有利である。
【0026】この支持された酸化物は、鉄塩及びアルミ
ニウム塩の水溶液を酸化マグネシウムのスラリーと混合
することによって製造することができる。スラリーは噴
霧乾燥し、生じる粉末を焼成する。
【0027】一実施態様では、金属含有粒子の表面を独
立的に、例えば電磁線によって約590℃〜660℃の
温度(気体状炭素含有化合物の温度)に加熱する。
【0028】特定な実施態様では、金属含有粒子を約1
0秒〜約180分の時間の間約10分の1気圧〜約10
気圧の圧力で炭素含有化合物と接触させる。本発明によ
り殆ど円筒状の炭素繊維を製造することができ、該繊維
は表面積150〜500m/g、直径5〜50nm及
びアスペクト比100〜1000を有することを特性と
する殆ど円筒状の離散(discrete)炭素繊維によって特
徴ずけられている。
【0029】触媒粒子は適度に均一な直径を有しており
かつこれらの粒子は相互に独立しているか又は少なくと
も弱く結合されているにすぎない凝集体の形で一緒に保
持されているのが望ましい。該粒子は適当な予備処理に
よって又は反応条件下で容易に活性化される限りは、反
応器に入る前に活性形で存在しなくてもよい。特定の系
列の予備処理条件の選択は特定の触媒及び使用される炭
素含有化合物に依存し、また上に略記した他の反応パラ
メーターにも依存する。例証的な予備処理条件は下記の
例で示される。金属含有粒子は金属酸化物、水酸化物、
炭酸塩、カルボキシレート、硝酸塩等として最適な物理
的形状のために沈殿されうる。極めて小さい均一粒子を
沈殿しかつ安定化するための周知のコロイド技術を適用
することができる。例えば、スピロ他(Spiro et al)
によって記載された、水和酸化第二鉄を沈殿して直径数
ナノメートルの容易に分散可能な一様な球にする技術は
触媒製造のためには極めて適している(J.Am.Chem.Soc.
88(12):2721〜2726(1966);89(22):5555〜5559及び5559
〜5562(1967))。これらの触媒粒子は化学的に適合した
耐火性支持体上に付着されうる。このような支持体は反
応条件下では固体のままでなければならず、触媒を毒し
てはならず、製品繊維が形成された後では同繊維から容
易に分離されなければならない。アルミナ、炭素、石
英、ケイ酸塩及びムライトのようなケイ酸アルミニウム
はすべて適当な支持体材料である。除去の容易さのため
に支持体の有利な物理的形状は、反応器に容易に入れた
り、出したりできる薄いフィルム又は板である。
【0030】また小さい金属粒子は反応器自体における
金属含有蒸気の熱分解によっても形成されうる。例えば
鉄粒子はフェロセン蒸気から形成されうる。この方法
は、繊維成長が反応器容積のいたるところで開始され
て、触媒粒子が支持体上に乗って導入される場合よりも
高い生産性を与えるという利点を有する。
【0031】反応温度は、触媒粒子を繊維形成のために
活性的にするのに十分高くなければならず、さらに熱分
解炭素の形成による気体状の炭素含有化合物の有意な熱
分解を避けるのに十分に低くなければならない。正確な
温度限界は特定の触媒系及び使用される気体状の炭素含
有化合物に依存している。気体状炭素含有化合物の熱分
解が活性の繊維形成触媒のために必要な温度に近いか又
はそれより低い温度で起こる場合には、触媒粒子は気体
状炭素含有化合物の温度よりも高い温度に選択的に加熱
してもよい。このような選択的加熱は、例えば電磁線に
よって達成することができる。
【0032】本発明の炭素繊維は、所望の圧力で製造す
ることができ、最適圧力は経済的考慮によって指定す
る。好ましくは反応圧力は大気圧〜大気圧+10mmH
Oである。さらに好ましくは反応圧力は大気圧+
0.5±0.1mmH Oである。
【0033】本発明によ製造された繊維は成長するにつ
れて高度に黒鉛的になる。個々の黒鉛炭素層は、樹木の
年輪又は六辺形の金網のスクロール(scroll of hexago
nalchicken wire)の様に繊維の長軸の周りに同心的に
配置されている。通常は直径数ナノメーターの中空コア
ーがあって、これは部分的又は全体的に組織化の不十分
な炭素で満たされている。コアーの周囲のそれぞれの炭
素層は数百ナノメートルの程度に拡大しうる。隣接層の
間の間隔は高分解能電子顕微鏡によって測定することが
でき、単一結晶黒鉛で観察された間隔よりも僅かに大き
いだけである、つまり約0339〜0.348ナノメー
トルである。
【0034】本発明の他の態様は、上記ののような炭素
繊維から成る複合材料(構造材料として用いられる複合
材料も包含する)に関する。このような複合材料はまた
熱分解的又は非熱分解的炭素又は有機ポリマー、例えば
ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル、ポリイミ
ド、ポリフェニレン、ポリスルホン、ポリウレタン又は
エポキシ樹脂のマトリックスから成っていてもよい。有
利な実施態様はエラストマー、熱可塑性樹脂及び熱硬化
性樹脂を包含する。
【0035】他の実施態様では、複合材料のマトリック
スは無機ポリマー、例えばセラミック材料又は重合無機
酸化物、例えばガラスである。有利な実施態様は繊維ガ
ラス、板ガラス及び他の成形ガラス、ケイ酸塩セラミッ
ク、他の耐火性セラミック、例えば酸化アルミニウム、
炭化ケイ素、窒化ケイ素及び窒化ホウ素を包含する。
【0036】さらに他の実施態様では、複合材料のマト
リックスは金属である。適当な金属はアルミニウム、マ
グネシウム、鉛、銅、タングステン、チタン、ニオブ、
ハフニウム、バナジン、及び合金及びこれらの混合物を
包含する。
【0037】該炭素繊維はまた他の種々の用途でも有用
である。一実施態様は本発明の炭素繊維1個以上を取付
けることによって電極又は電解コンデンサー板の表面積
を増大する方法である。他の実施態様では、該繊維は繊
維に触媒を取付けることから成る触媒支持方法で使用す
ることができる。このような触媒は電気化学的触媒であ
ってよい。
【0038】該繊維は、例えば有機ポリマー、無機ポリ
マー又は金属のマトリックスを有する複合材料で有用で
ある。一実施態様では、該繊維を強化方法における構造
材料中に組込む。他の実施態様では、該繊維を材料の電
気又は熱導電率を強化するために、電極又は電解コンデ
ンサー板の表面積を増大するため、触媒の支持体を提供
するため又は電磁線から物体を遮蔽するために使用する
ことができる。
【0039】また該繊維は、材料の電気電導度を強化す
る方法でも有用である。この方法によれば、有効な電気
電導度を強化する量の炭素繊維を同材料中に組込む。
【0040】該繊維の他の使用は、材料の熱伝導率を強
化する方法で行われる。この方法では有効な熱伝導率を
強化する量の炭素繊維を同材料中に組込む。
【0041】該炭素繊維のさらなる使用は電磁線から物
体を遮蔽する方法で行われる。この方法では有効な遮蔽
量の炭素繊維を物体中に組込む。
【0042】本発明を下記の例で説明する。これらの例
は、本発明の理解を助けるために記載してあるが、請求
項で記載した本発明を何らかの点で限定する意図はな
く、また限定すると解釈すべきではない。
【0043】本発明を図面によって説明する。図1は本
発明方法のフローシートである。図1によれば鉄塩及び
アルミニウム塩の水溶液が溶液タンク1で混合される。
スラリータンク2水中の酸化マグネシウムのスラリーが
タンク1から来る鉄及び酸化マグネシウム塩の溶液と混
合される。
【0044】混合物は容器3でデカントされ、次ぎに噴
霧乾燥機で噴霧乾燥される。生じる粉末は焼成され、電
気炉6で炭素繊維を製造するための触媒として使用され
る。炭素繊維は電気炉6の末端で集められる。
【0045】
【実施例】Fe(NO9HOの水中溶液を、A
l(NO9HOの水中溶液と混合する。この混
合物を酸化マグネシウムのスラリーと混合する。混合物
をデカントし、次ぎに温度200℃の熱風で噴霧乾燥す
る。生じる粉末を次ぎに温度510℃で空中で焼成す
る。
【0046】生じる粉末はアルミニウム及び鉄の酸化物
で被覆された酸化マグネシウムである。該粉末は標準配
合を示す: Fe:Al:MgO(質量%)=1.8:
0.186:1 ここでFe及びAlの比は粉末の電気電導
度の不足の場合には次ぎの範囲: Fe:MgO
(質量%)=1.26〜2.16:1 Al:MgO(質量%)=1.149〜0.22
3:1 で変化させる(調節する)ことができる。
【0047】使用される酸化マグネシウムは凝集体の大
きさ分布を示し、95%を超える量が200メッシュの
篩で通過する。
【0048】鉄及びアルミニウムの酸化物で被覆された
酸化マグネシウムを、炭素繊維を製造するための触媒と
して使用する。
【0049】反応温度は反応速度により調節する。(反
応速度はコンベヤー速度、原料(触媒及びラフィネート
ガス)の荷重等によって影響される)。反応器は数部分
に分割されており、反応温度は各部分で区別されてい
る。
【0050】初めの部分(1st区画:HCC反応器は
全8区画を有する)では、温度は急速な分解からラフィ
ネートガスを予防するための反応温度から約10〜20
℃から低減される。
【0051】反応部分(2nd〜7th区画)では、温
度は反応区画すべてに対して同レベルで設定される。標
準レベルは620℃であり、これは550〜800℃に
調節することができる。
【0052】最終部分(8th区画)では、温度はFe
活性大きさ(active size)を被包する(encapsulate)
ための反応温度から約50℃低減している。包装前にF
e活性部位をすべて被包することが重要である、それと
いうのも未被包のFe部位は室温でも大気中の酸素で酸
化される可能性があるからである。それは火災の原因に
もなりうる。
【0053】HCCの製造には2種類の収率がある。一
つは“触媒収率”であり、他は“炭素収率”、つまりC
4ラフィネートの収率である。
【0054】HCCの“触媒収率”は 純粋炭素g/触媒g=10 である。
【0055】すなわちHCC製造1kgのために触媒約
90gが使用される。それはHCC1kg当たり83g
から125gに変化しうる(HCCは純粋炭素及び金属
触媒から成る)。
【0056】“炭素収率”は次の通りである: HCC中のC(純粋炭素)/C4ラフィネート中のC×
100(%)=40%。
【0057】HCC1kgのためにはC4ラフィネート
ガス約1000l(これはラフィネート液2.5kgに
等しい)を使用する。それは収率により840〜140
0lに変化しうる。
【0058】炉中の圧力は大気圧よりも僅かに高い。動
作状態の範囲は0.1〜1.0mmHOであり、標準
レベルは約0.5±0.1mmHO。(データは“相
対圧力”である)。
【0059】圧力がゼロ未満になると、大気(O)が
反応器中に流れることができ、圧力が0.7mmH
を超えると、C4ラフィネートの炭素が固体炭素に分解
しないが、デカントオイル(decant oil)のように“発
煙する(fume)”。“発煙”は触媒のFe粒子を気体状
炭素との反応から予防する。
【0060】第1表には、メーカー(LG Petrochem.)
から入手するラフィネートガスを貯蔵タンクに入れる場
合の同ガスの分析シート(証明書)を示してある。
【0061】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法のフローシートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャン ウォン リー 大韓民国 チョンラナム−ド ヨースー シンキ−ドン ブヨン サード アパート メント 312−301 Fターム(参考) 4G046 EA06 EB04 EB13 EC01 4L037 AT02 AT03 CS03 CS04 FA02 FA12 FA20 PA08 PA11 PA19 PA21 PC10 UA02 UA04 UA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面積150〜500m/g、直径5
    〜50nm及びアスペクト比100〜1000を有する
    ことを特徴とする、殆ど円筒状の離散炭素繊維。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の殆ど円筒状の離散炭素繊
    維を製造するための方法において、適当な気体状の炭素
    含有化合物を適当な時間の間、適当な圧力で温度550
    〜800℃で適当な金属含有粒子に接触させ、この際炭
    素含有化合物と金属含有粒子との乾量基準による比が約
    10:1〜30:1(質量)であり、反応圧力が大気圧
    〜大気圧+10mmHOであることを特徴とする、請
    求項1記載の殆ど円筒状の離散炭素繊維を製造する方
    法。
  3. 【請求項3】 炭素含有化合物ガスを、第二鉄塩及びI
    A又はIIIA族遷移金属塩の溶液をpH値6〜10を
    保持しているアルカリ金属酸化物の水分散液に加え、そ
    れを乾燥しかつ焼成することによって製造された金属含
    有粒子に接触させることによって得られる、表面積15
    0〜500m/g、直径5〜50nm及びアスペクト
    比100〜1000を有することを特徴とする、殆ど円
    筒状の離散炭素繊維。
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