JP2002002422A - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

車両用エアバッグ装置

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JP2002002422A
JP2002002422A JP2000227960A JP2000227960A JP2002002422A JP 2002002422 A JP2002002422 A JP 2002002422A JP 2000227960 A JP2000227960 A JP 2000227960A JP 2000227960 A JP2000227960 A JP 2000227960A JP 2002002422 A JP2002002422 A JP 2002002422A
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vehicle
pressure
airbag
collision
airbag device
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JP2000227960A
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Yasuyuki Enomoto
安幸 榎本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の衝突の際、低圧展開状態、又は、低圧
半展開状態で搭載した大型で高強度の車両用エアバッグ
を少量のガスで高速展開し、車両の潜り込みやキャビン
の破損を防ぎ、乗員を保護することを目的とする。 【構成】 車両11に搭載された車両用エアバッグ装置
は、車両前部のボンネット18内に低圧展開状態で車両
用エアバッグ14を搭載し、衝突時のクラッシュのエネ
ルギーが車両用エアバッグ14に達した時点での圧力の
変動を内部に設置した圧力センサ12で感知し、制御ユ
ニット17を介してインフレータ13でガスを発生さ
せ、衝突加速に応じて排気減圧することで、衝突のエネ
ルギーを緩和するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の衝突から
発生する潜り込みや前部破損等からキャビンを保護し、
更に乗員を保護する車両用エアバッグ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、エアバッグは、自動車の室内に装
着し、衝突時に於いて乗員を衝突の衝撃から保護するも
のやフード上で展開し、歩行者を保護するものが知られ
ている。
【0003】又、車体は衝突の衝撃を吸収し、乗員に与
える衝撃を緩和する構造に構成している。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】大型車両との衝突に於
いて小型車は前部破損に止まらず、衝撃が大きい場合
は、潜り込み等でキャビンまで破損が及び、SRSエア
バッグやチャイルドシートを用いても乗員を保護するこ
とが困難な場合もある。また、衝撃吸収ボディや歩行者
の保護を目的とした歩行者傷害軽減ボディはクラッシュ
に弱く、大型車両との衝突に於いて大破する危険性があ
る。
【0005】SRSエアバッグと同様の原理を持つもの
を車両用エアバッグとして転用した場合、大量に必要と
するガスと、それに伴うインフレータの大型化、更に、
作動の際、相手や自己の車両を破壊する危険がある。
【0006】車両の衝突から障害物の判定や斜め方向か
らの衝突、更に、エアバッグ展開のタイミング等、電子
装置を駆使しても困難を極める部分があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は車両の前方両サイド、又は、ボ
ンネット内前方両サイド、ミッドシップ車両に於いて
は、キャビン前方のボンネット内に低圧展開状態の車両
用エアバッグを搭載し、衝突の衝撃が前記車両用エアバ
ッグに到達した時点で圧力の変動を判定し、作動展開さ
せる。又、車両の前方両サイドに搭載した車両用エアバ
ッグでは、障害物が車両や電柱、或いは、歩行者や小動
物かを衝撃圧力の違いにより判別することで、必要に応
じて車両用エアバッグを加圧展開し、排気減圧すること
で、衝突のエネルギーを緩和する。
【0008】又、大型車両に於いては、車両前部の両サ
イドに低圧半展開状態の車両用エアバッグを配設し、衝
突時の圧力で前記判定により障害物を特定し、車両用エ
アバッグ搭載の大型車両と路面との隙間を埋めることで
衝突車両のエネルギーを緩和し、車両の潜り込みを防
ぐ。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図1〜図6に
基づいて説明する。
【0010】図1は、この発明の車両用エアバッグ装置
の第1実施例を示すもので、車両11に搭載した車両用
エアバッグ装置は、車両前部のボンネット18内に低圧
展開状態で車両用エアバッグ14を設置している。
【0011】図2に於いては、車両21に搭載した車両
用エアバッグ装置は、車両前部の両サイドに低圧展開状
態で車両用エアバッグ24a,24bを配設している。
【0012】図3に於いて、車両31に搭載した車両用
エアバッグ装置は、車両前部の両サイドに低圧展開状態
で車両用エアバッグ34a,34bを配設している。
【0013】前記図1〜図3に示す車両用エアバッグ装
置は、車両用エアバッグ14,24a,24b,34
a,34bにインフレータ13,23a,23b,33
a,33bと圧力センサ12,22a,22b,32
a,32bさらに、制御ユニット17,27a,27
b,37a,37bから構成している。
【0014】図4は、この発明の車両用エアバッグ装置
を大型車両前部の両サイドに配設した実施例を示すもの
で、車両41に配設した車両用エアバッグ装置は、車両
用エアバッグ44a,44bの構造をアコーディオン形
式に構成し、低圧半展開状態で前記図1〜図3に示す車
両用エアバッグ装置同様、インフレータ43a,43b
と圧力センサ42a,42bさらに、制御ユニット47
a,47bで構成している。
【0015】図3,図4の実施例に示す車両用エアバッ
グ34a,34b,44a,44bは格納容器35a,
35b,45a,45bで構成し、緩衝部36a,36
b,46a,46bを設けることで歩行者傷害の軽減を
図ることができる。
【0016】図5の実施例に示す車両用エアバッグ装置
は、格納容器35aの内部に車両用エアバッグ34aと
緩衝部36aを設けており、インフレータ33aと圧力
センサ32aさらに、制御ユニット37aから構成して
いる。
【0017】図6実施例に示す車両用エアバッグ装置
は、格納容器45aの内部にアコーディオン形式に構成
した低圧半展開状態の車両用エアバッグ44aと緩衝部
46aを設けており、インフレータ43aと圧力センサ
42a、更に、制御ユニット47aで構成している。
【0018】車両用エアバッグ44a,44bの膨張に
より格納容器45a,45bを破壊し、路面方向へ膨張
する。
【0019】車両用エアバッグ14,24a,24b,
34a,34b,44a,34bは、空気の圧力を維持
する為に必要な手段としてチューブ構造を採用する場合
もある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の車両用
エアバッグ装置は、展開状態のエアバッグ内の圧力を必
要最小限度の圧力に保つことで、展開時のガスを多量に
必要とせず、インフレータも小型で対応できる。
【0021】結果として、大型で高強度の車両用エアバ
ッグ装置でも小型のインフレータで展開が可能になり、
展開状態や半展開状態は高速展開を可能にし、装置の小
型化に伴うコストの軽減も実現する。
【0022】また、大型車両との衝突に於いては、小型
車は前部破損に止どまらず、キャビンまで破損が及び、
SRSエアバッグを用いても乗員を保護することが困難
な場合があったが、この発明の車両用エアバッグ装置を
搭載することで車両の破損軽減を図り、キャビンを保護
することで安全性が大幅に改善する。
【0023】潜り込み等の問題に於いては、大型車両に
この発明の車両用エアバッグ装置を搭載することで衝突
の際、路面方向へ膨張した車両用エアバッグは、車両と
路面との隙間を除去し、小型車両の潜り込みを阻止する
と共に衝撃を緩和し、破損がキャビンに達する事態を防
ぐ。
【0024】衝突時の障害物の判定に於いては、クラッ
シュのエネルギーが車両用エアバッグに到達した時点に
於いて、車両用エアバッグ内の圧力の変動により、クラ
ッシュ事故を判定する。ただし、障害物が小動物や歩行
者の場合は、安全面から前面に設けた従来のバンパの役
を果たす緩衝部で緩和し、車両用エアバッグが作動する
こと防ぎ、SRSエアバッグの作動しない斜めからの衝
突に於いても、条件次第で高速展開を可能にした。
【0025】また、大型車両の後部両サイドに配設する
ことで、後部潜り込みを阻止できる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】車両前方のボンネット内に低圧展開状態の車両
用エアバッグ装置を設置した車両用エアバッグ装置の説
明図である。
【図2】車両の前方両サイドに低圧展開状態の車両用エ
アバッグ装置を配設した車両用エアバッグ装置の一例を
示す説明図である。
【図3】車両の前方両サイドに低圧展開状態の車両用エ
アバッグ装置を配設した車両用エアバッグ装置の一例を
示す説明図である。
【図4】車両の前方両サイドに低圧半展開状態の車両用
エアバッグ装置を配設した車両用エアバッグ装置の一例
を示す説明図である。
【図5】低圧展開状態の車両用エアバッグ装置の構成を
示す説明図である。
【図6】低圧半展開状態の車両用エアバッグ装置の構成
を示す説明図である。
【符号の説明】
12 圧力センサ 13 インフレータ 14 車両用エアバッグ 17 制御ユニット 22a,22b 圧力センサ 23a,23b インフレータ 24a,24b 車両用エアバッグ 27a,27b 制御ユニット 32a,32b 圧力センサ 33a,33b インレレータ 34a,34b 車両用エアバッグ 35a,35b 格納容器 36a,36b 緩衝部 37a,37b 制御ユニット 42a,42b 圧力センサ 43a,43b インフレータ 44a,44b 車両用エアバッグ 45a,45b 格納容器 46a,46b 緩衝部 47a,47b 制御ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンネット内に低圧展開状態で車両用エ
    アバッグを設置し、少量のガスで加圧の後、排気減圧す
    ることで衝突のエネルギーを緩和することを特徴とした
    車両用エアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 ボンネット内の両サイドに低圧展開状態
    で車両用エアバッグを配設し、少量のガスで加圧の後、
    排気減圧することで衝突のエネルギーを緩和することを
    特徴とした車両用エアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 車両の前方両サイドに低圧展開状態で車
    両用エアバッグを配設し、少量のガスで加圧の後、排気
    減圧することで衝突のエネルギー緩和することを特徴と
    した車両用エアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 車両の前方両サイドに低圧半展開状態で
    車両用エアバッグを配設し、少量のガスで加圧膨張さ
    せ、排気減圧することで衝突のエネルギーを緩和するこ
    とを特徴とした車両用エアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 外部から圧力を受けることで車両用エア
    バッグ内に設けた圧力センサで圧力の変動による衝突の
    状況を判定し、作動することを特徴とした車両用エアバ
    ッグ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7258191B1 (en) * 2005-03-21 2007-08-21 David R Rammer Air bag system incorporated into motor vehicle bumper
JP2008308147A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Yasuyuki Enomoto エアバッグ装置
JP2009517264A (ja) * 2005-11-23 2009-04-30 ネットシェイプ・エナジー・マネージメント・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 歩行者、乗員、車両のための可変エネルギー管理システム
WO2011102075A1 (ja) * 2010-02-17 2011-08-25 株式会社Humanix 輸送体の衝撃吸収軽量ボディー構造

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