JP2001507724A

JP2001507724A - 新規水溶性金属工作液

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Publication number: JP2001507724A
Application number: JP51196098A
Authority: JP
Inventors: カロタ，デニス・ジエイ; チヨウ，ユエチン; ハーゼル，チモシー・ケー; シルバーマン，デビツド・シー; トウ，ジエイコブ・エス; チヨー，ウインザー・アール
Original assignee: ソリユテイア・インコーポレイテツド
Priority date: 1996-08-30
Filing date: 1997-08-29
Publication date: 2001-06-12
Also published as: WO1998008919A3; PL331923A1; KR20000035819A; CA2263554A1; UY24689A1; WO1998008919A2; BR9713464A; EP0979266A2; AR009499A1; US20030162671A1; IL128683A0; CN1228803A; AU4170297A; US6706670B2

Abstract

(57)【要約】本発明は新規水溶性金属工作用液体組成物、金属工作のためのその使用、前記組成物を使用した金属工作方法及び金属工作製品に関する。より詳細には、本発明は潤滑剤を必要とする切削、研削、付形及び他の金属工作作業で有用な液体組成物に関する。本発明では異なる群を表すものとして「第１群Ａ」及び「第２群Ｂ」なる用語を使用するが、成分の使用順序や選択は特に指定せす、任意組み合わせ又は順序で使用できる。本発明の液体組成物は更に、既存の油性液体よりも腐食防止性に富み、環境にやさしい。本発明によると、第１群Ａから選択される少なくとも１種の成分と、場合により第２群Ｂから選択される１種以上の成分を含み、好ましくは残余を水及び他の（任意）微量成分とするほぼ無臭で実質的に霧を発生しない水溶性金属工作液が発見された。Ａ群成分とＢ群成分を併用すると、Ａ群及びＢ群の両者の部分を含む組成物は一般に高性能を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】新規水溶性金属工作液発明の背景工具を使用して金属を工作する金属工作は多年来実地に行われている。このような金属工作を助長するために従来技術では液体が使用されている。しかし、従来公知の含油金属工作液は公共下水処理設備に廃棄する以外の廃棄や再生が必要である。廃棄費用は液体の原価と変わらないほど高額になる場合もある。理論の裏付けはないが、金属工作液は種々の金属工作用途で１種以上の機能を果たすと考えられる。一般に、このような機能の非限定的な例としては、工作物と工具からの排熱（冷却）、チップ、工具及び工作物間の減摩（潤滑）、工作により生じる金属屑の除去、腐食の低減又は阻止、並びに工作物と工具間等の縁部プレートアウトの防止又は低減が挙げられる。従って、これらの１種以上の機能を満たすために通常、特定金属工作作業に必要な最良の属性を達成するような潤滑液の成分を処方又は配合する必要がある。金属工作については下記文献に記載されている。Ｔｈｅ１２^th ＡｍｅｒｉｃａｎＭａｃｈｉｎｉｓｔＩｎｖｅｎｔｏｒｙｏｆＭｅｔａｌｗｏｒｋｉｎｇＥｑｕｉｐｍｅｎｔ１９７６−７８，ＡｍｅｒｉｃａｎＭａｃｈｉｎｉｓｔ，Ｄｅｃｅｍｂｅｒ１９７８及びＮｏｖｅｍｂｅｒ１９８３；ＭｃＧｒａｗ−Ｈｉｌｌ，Ｉｎｃ．１２２１ＡｖｅｎｕｅｏｆｔｈｅＡｍｅｒｉｃａｓ，ＮｅｗＹｏｒｋＮＹ１００２０；Ｌｕｂｒｉｃａｎｔｓ，ＣｕｔｔｉｎｇＦｌｕｉｄｓ，ａｎｄＣｏｏｌａｎｔｓ；ＷｉｌｂｅｒｔＪ．Ｏｌｄｓ，ＣａｈｎｅｒｓＢｏｏｋｓ，８９ＦｒａｎｋｌｉｎＳｔｒｅｅｔ，ＢｏｓｔｏｎＭＡ．０２１１０；ＴＲＩＢＯＬＯＧＹＩＮＭＥＴＡＬＷＯＲＫＩＮＧ，Ｆｒｉｃｔｉｏｎ，ＬｕｂｒｉｃａｎｔａｎｄＷｅａｒ，ＪｏｈｎＡ．Ｓｃｈｅｙ，Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ，ＤｅｐａｒｔｍｅｎｔｏｆＭｅｃｈａｎｉｃａｌＥｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ，ＵｎｉｖｅｒｓｉｔｙｏｆＷａｔｅｒｌｏｏ，Ｏｎｔａｒｉｏ，Ｃａｎａｄａ，ＡｍｅｒｉｃａｎＳｏｃｉｅｔｙｆｏｒＭｅｔａｌｓ，ＭｅｔａｌｓＰａｒｋ，Ｏｈｉｏ４４０７３．上記３文献はいずれもその開示内容全体を参考資料として本明細書の一部とする。最近では、含油金属工作液の代用として、第１級アミド、エチレンジアミン四酢酸、脂肪酸エステル及びアルカノールアミン塩等の種々の液体も提案されている。このような化合物は液体の有効寿命中にこれらの化合物を含有するタブレットを溶解することにより使用中に補充できる。Ｓａｔｏの米国特許第４，１４４，１８８号参照。ある種のアミンが殺菌剤として切削油中で有用であることもわかっている。このようなアミンとしてはアルカノールアミンとアリールアルキルアミン（例えばｐ−ベンジルアミノフェノール）が挙げられる。ＮｏｄａらのＥＰ０９０−４００７３２参照。上述のように、産業上の問題の１つは金属工作液の適正な廃棄である。上記アミンは生分解により液体から分離するので、沈殿槽、処理槽及びスラッジ処理槽等の設備が必要である。このようなシステムは日本特許第０３１８１３９５号に開示されている。環境基準を満たすために他の廃棄方法及び除油システムも使用されている。作業者の安全性も現在使用されている含有水溶性金属工作液の問題の１つである。このような液体は、切削、曲げ、ねじ切り及び他の金属工作用途で液体を使用する作業者に不可避的に接触する。このような含油液は作業中の工作物の場所や液体の噴霧時に霧を発生することがあり、このような霧は空気中に拡散し、機械とその作業者の近傍に達する。英国特許第２，２５２，１０３号に記載されているように霧の問題を軽減しようとする試みも行われている。同特許にはアクリルアミド、アクリル酸ナトリウム及びＮ−ｎ−オクチルアクリルアミドのコポリマーを含むポリマー増粘剤が開示されている。このコポリマーは水溶性及び非水溶性モノマーから構成される。一般に使用されている所定の水溶性金属工作液を使用すると作業場に霧が発生し、拡散するので、このような作業場は通常、特有の臭気が全面に充満している。通常、このような臭気は不快であり、避けられない事態として容認されている。そこで、切削作業で特に有用な無臭で油性の霧を発生しない水溶性金属工作液が必要である。廃棄費用がかからず、より衛生的で好ましい作業環境を作業場に提供するような液体も必要とされている。発明の目的本発明の目的は金属工作環境で使用するための高性能潤滑組成物を提供することである。本発明の別の目的は、リン酸又はホスホン酸又は硼酸と併用して又は併用せずに有効な高性能潤滑組成物を提供することである。本発明の更に別の目的は、リン含有化合物と併用して有効な高性能潤滑組成物を提供することである。本発明の更に別の目的は、極圧用途で有用な高性能潤滑組成物を提供することである。本発明の更に別の目的は、同一分子内にカルボン酸部分とリン部分を含む潤滑付与成分を含む高性能潤滑組成物を提供することである。本発明の更に別の目的は、硼酸化合物と併用した場合に有効な高性能潤滑組成物を提供することである。本発明の更に別の目的は、第１の成分がアミドを含み、同一又は第２の成分がリン部分を含む潤滑付与混合物を含む高性能潤滑組成物を提供することである。本発明の更に別の目的は、リン部分又は硼酸部分の存在下又は不在下にタンパク質等の合成及び天然ポリマーを含み、極圧潤滑と単純又は境界潤滑を提供する高性能潤滑組成物を提供することである。以上及び他の目的は、以下に非限定的に説明する本発明により達成される。発明の簡単な説明非限定的な例として例えば切削、研削、成形等の種々の金属工作作業に有用なほぼ無臭で実質的に油性の霧を発生しない水溶性金属工作液が今般発見され、該工作液は本明細書でＡ群と称する第１の群から選択される少なくとも１種の成分と、場合により本明細書でＢ群と称する第２の群から選択される１種以上の成分を含み、好ましくは水と他の（任意）微量成分を組成物の残余とする。Ａ群の成分とＢ群の成分を併用する場合には、併用効果により一般に得られる性能が増す。必要であれば、場合により特定用途に依存してＡ群及び／又はＢ群の２種以上の成分を使用してもよいし、更に必要であれば、高性能潤滑を付与する付加物成分が同一分子内にカルボン酸部分とリン部分を含むようにＡ群の成分をＡ群とＢ群の成分の付加物としてもよい。本発明は、アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素原子数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル；スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド又はポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸、塩及びエステル；ケト酸；アミン置換有機酸；置換アミノ酸、塩及びエステル；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム；硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸又はホスホン酸から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸又はホスホン酸から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから選択される部分を含む有機酸を含む第１の群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分を単独で含むか、又は場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２の群（Ｂ）から選択される１種以上の成分と併有し、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分を併用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する潤滑有効量の液体潤滑剤組成物を潤滑剤として金属に提供することを特徴とする金属工作方法に関する。１態様では、組成物は前記組成物とその１種以上の成分の会合又は被工作金属への前記組成物の施用による反応生成物を含む。本発明で使用する潤滑剤は極圧、境界潤滑剤、単純膜もしくは耐摩耗性又はその組み合わせから構成される群から選択される潤滑性をもつ。本発明のＢ群の成分としてリン酸と、Ａ群の成分としてポリアミノ酸又はポリカルボン酸又はアミド又はポリアミド又はアミノ酸を併用すると最も好ましい。図面の簡単な説明図１〜１８は種々の実験室試験における本発明の組成物の金属工作性能を示すプロットである。発明の詳細な説明利用可能なＡ群成分の非限定的な例としては、例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない例えば炭素原子数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は除く）、ヒドロキシカルボン酸又はその塩、及び酸、部分中和酸又は塩としてのポリカルボン酸等のカルボン酸が挙げられ、これらのカルボン酸は好ましくは式：Ｒ₁ＣＯ₂Ｈ（Ｉ）［式（Ｉ）中、Ｒ₁は水素、Ｃ_1-6アルキル、Ｒ_aＯＲ_b（式中、Ｒ_aはＣ_6-20直鎖又は分枝鎖アルキルであり、Ｒ_bはＣ_1-6直鎖又は分枝鎖アルキレンである）又はＲ_cＳＲ_d（式中、Ｒ_cはＣ_1-20アルキルであり、Ｒ_dはＣ_1-6アルキレン又はヒドロキシアルキレンである）であるが、但しこれらの酸は２−ヒドロキシ酪酸又は３−ヒドロキシ酪酸以外のものである］及びＲ₂［（ＣＨ_x）_mＣＨＣＯ₂Ｈ］_n（ＣＨ_y）_oＲ₃ （ＩＩ）［式（ＩＩ）中、Ｒ₂及びＲ₃は同一又は異なり、独立して水素、酸素、又はアルキル、アリール、メルカプト、チオ有機部分、ジチオ有機部分、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキルもしくは芳香族を含む有機基であり、ｙは１又は２の独立した整数であり、ｍは０〜約４０であり、０は約０〜約１８であり、ｎは１〜約５，０００〜７，０００以上であり、ｍは０〜約３０であり、ｍ、ｏ及びｎは独立した整数であり、但しＲ₁は３−カルボキシプロピル又はカルボキシメチル置換アルキル以外のものである］により表すことができる。本明細書で使用する「アルキル」なる用語は、非限定的な例としてＣ₁−Ｃ₃₀ アルキルを意味し、置換及び非置換の直鎖及び分枝鎖官能化及び非官能化アルキルであり、更にアルキルエーテル及びアルキルポリエーテル、その混合物等でもよい。本明細書を読了後に当業者に自明の通り、３０を越えるアルキル鎖長を使用してもよい。本明細書で使用する「アリール」なる用語の非限定的な例としては、フェニル、置換フェニル、ビフェニル及びジフェニルエーテル、その混合物等が挙げられる。本明細書で適宜使用するｍ、ｎ、ｏ、ｘ及びｙ等の下添文字は整数であり、各式及び同一式内で独立している。本明細書で使用する構造式は種々の成分を表すために使用し、本発明を制限するものではない。例えば、本発明で有用なカルボン酸及び塩の非限定的な例としては、ギ酸、ジチオジプロピオン酸、ポリアクリル酸、チオグリコール酸、乳酸、１，２，３，４−ブタンテトラカルボン酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ドデカンジオン酸、グリコール酸、グリオキシル酸、グリセリン酸、プロパントリカルボン酸、トリカルボキシヘキサン、酒石酸、リシノール酸、乳酸、３−ドデシルオキシプロピオン酸、３−オクチルオキシプロピオン酸、ホスホノブタントリカルボン酸、その塩、その混合物等が挙げられる。他の有用なカルボン酸の非限定的な例としては、Ｎ−ホスホノメチルグリシンと水溶性塩及びエステル；乳酸、ギ酸、グリコール酸、グリオキシル酸、グリセリン酸、オクチルチオ酪酸、オクチルチオプロパン酸、オクチルオキシプロパン酸、デシルオキシプロパン酸、ドデシルオキシプロパン酸、４−メチルチオ−２ −ヒドロキシ酪酸とその塩及びエステル及びその混合物等を含む群と、ポリアクリル酸、ブタンテトラカルボン酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸、ウンデカンジオン酸、プロパントリカルボン酸、酒石酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、イタコン酸、シトラコン酸、酒石酸、リンゴ酸、アコニット酸、ブラシル酸及びトリカルボキシヘキサンとその塩及びエステル等から構成される群から選択されるポリカルボン酸が挙げられる。例えば、本発明で有用なカルボン酸の塩の非限定的な例としては、ナトリウム、カリウム等及びその混合物を含むアルカリ金属、アンモニウム及びホスホニウム塩、その混合物等が挙げられる。所望により、２個以上のカルボン酸部分を含むカルボン酸も有用である。カルボン酸はカルボン酸基をもつ反復単位を含むポリマーでもよい。本発明でＡ群成分として有用な利用可能なアミノ酸の非限定的な例としては、カルボン酸基とアミン基を少なくとも各１個ずつ含み、好ましくは式：Ｒ₄（ＣＨＮＨ₂ＣＯ₂Ｈ）_r （ＩＩＩ）Ｒ₅[(ＣＨ_x)_m(ＣＨＮＨ₂ＣＯ₂Ｈ)_n]_o(ＣＨ_y)_pＲ₆ （ＩＶ）Ｒ₅[(ＣＨ_x)_m(ＣＨＮＨ₂(ＣＨ₂)_zＣＯ₂Ｈ)_n]_o(ＣＨ_y)_pＲ₆ （ＩＶＡ）［式（ＩＩＩ）及び（ＩＶ）中、Ｒ₄、Ｒ₅及びＲ₆は独立して同一又は異なり、独立して水素、アルキル又はアリール：カルボキシル；カルボキシメチル；ヒドロキシアルキル；又はアミン；又はスルフィド；又はメルカプタン；リン部分であり、式（ＩＩＩ）及び（ＩＶ）中、ｘ、ｙ及びｚは独立して同一又は異なり、１又は２であり、ｍ及びｐは独立して同一又は異なる０〜６の整数であり、ｒは独立して１〜１０の整数であり、但しｎと０は少なくとも１でなければならず且つ独立して１〜６の整数であり得る］により表される天然アミノ酸及び合成アミノ酸、その塩又はエステルが挙げられる。本発明の実施に有用な利用可能なアミノ酸の典型的な有用な非限定例としては、酸性アミノ酸、塩基性アミノ酸、中性アミノ酸及びその混合物が挙げられ、好適具体例は上記基と同様である。本発明で有用なアミノ酸はメチオニンヒドロキシ類似体又はその塩である。本発明の実施に有用な酸性アミノ酸の典型的な有用な好ましい非限定例としては、Ｌ−アスパラギン酸、Ｄ−アスパラギン酸及びＤ，Ｌ−アスパラギン酸を含むアスパラギン酸；Ｌ−グルタミン酸、Ｄ−グルタミン酸、Ｄ，Ｌ−グルタミン酸を含むグルタミン酸；Ｎ−ホスホノメチルグリシン、その塩及びエステル、Ｎ，Ｎ−ジ（２−カルボキシメチル）−Ｎ−メチルホスホン酸、その混合物等が挙げられる。当業者に自明の通り、金属工作の目的で光学活性は重要でなく、即ちＤ、Ｌ、メソ、ラセミ及び他の異性体も良好に機能する。例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素原子数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステルも使用できるが、２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まず、ヒドロキシカルボン酸又はその塩は極圧潤滑を示す。本発明で有用な塩基性アミノ酸の典型的な有用な好ましい非限定例としては、アルギニン、ヒスチジン、トリプトファン、オルニチン、その混合物等が挙げられる。但し、Ａ群成分としてアミノ酸リジンを使用する場合には、Ｂ群成分として硼酸を使用する。本発明の実施に有用なＡ群の好ましい硫黄含有アミノ酸の有用な非限定例としては、システイン、シスチン、メチオニン、メチオニンヒドロキシ類似体、ホモシステイン、フェリニン、イソバルチン、ペニシラミン、ビタミンＵ（メチルメチオニンスルホンクロリド）、その混合物、その塩等が挙げられる。本発明で使用可能なアミノ酸の他の有用な非限定例を例示の目的で挙げると、アミノ酸又はその塩、塩基性又は中性アミノ酸又はその塩又はその塩の混合物が挙げられる。本発明ではアラニン、チロシン、アスパラギン、バリン、グルタミン、グリシン、ヒドロキシプロリン、イソロイシン、ロイシン、フェニルアラニン、セリン、トレオニン、チロキシン、ホスホセリン、ノルロイシン、ノルバリン、その混合物、その塩等を使用できる。有用な酸性アミノ酸としては、アスパラギン酸及びグルタミン酸とその異性体及びラセミ体、Ｎ，Ｎ−（２−カルボキシメチル）Ｎ−メチルホスホン酸、Ｎ− ホスホノメチルグリシン、塩誘導体及びエステル、Ｏ−ホスホセリン及びその混合物が挙げられる。有用な塩基性アミノ酸としては、アルギニン、ヒスチジン、オルニチン及びトリプトファンとその混合物等から構成される群から選択される塩基性アミノ酸が挙げられる。本発明で使用可能なＡ群のアミドの有用な非限定例としては、化合物又はその塩として水溶性のアミド及びポリアミドが挙げられ、窒素は置換していてもいなくてもよく、例えば好ましくは式：Ｒ₇ＣＯＮＲ₈Ｒ₉ （Ｖ）により表され、式（Ｖ）中、Ｒ₇、Ｒ₈及びＲ₉は独立して水素、アルキル、アリール、官能化アルキル基、官能化アリール基、ＮＨ₂、ＮＨＲ₁₀、ＮＲ₁₁Ｒ₁₂（式中、Ｒ₁₀、Ｒ₁₁及びＲ₁₂は同一又は異なり、独立して水素、アルキル、官能化アルキル、アリール又は官能化アリール基である）、又はアルキルもしくはアリール基を含む官能基であり、但しＲ₈とＲ₉はポリエチレンイミン以外のものであり、Ｒ₇がＭＯＯＣ（ＣＨ₂）₈−であるとき、Ｒ₈とＲ₉はＣ_1-4ヒドロキシアルキル以外のものであり、Ｒ₇がＣ_12-18アルキルであるとき、Ｒ₈とＲ₉はヒドロキシエチル以外のものである。更に、Ｒ₈とＲ₉の一方がＨであり、他方がＣ_3-30アルキルであるとき、Ｒ₇は−ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＯＯＨ、−ＣＨ＝ＣＨＣＯＯＨ又はオルトカルボキシフェニルから選択することができない。Ｒ₈又はＲ₉の一方がＨであり、他方がＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ（ＮＨ₂）ＣＯＯＨであるとき、Ｒ₇は炭素原子数８〜２２のアルキル基以外のものである。ポリアミドは２個以上のアミド基を含む分子と、反復単位にアミド部分を含むポリマーの両者を含み、上記Ｍは本明細書全体を通して各式で独立しており、１５頁ＸＩ式のように定義される。「官能化アルキル」の有用な非限定例としては、４−カルボキシブチル、４− ブチル−１−スルホン酸、４−ホスホノブチルアスパルチル、その混合物等が挙げられる。本発明の実施に有用な好ましいアミドの非限定例としては、アスパラギン、マレアミン酸、尿素、ビウレット、ポリアスパラギン、グアニジン、グルタミン、ポリ尿素、ポリ（２−エチル−２−オキサゾリン）、Ｎ，Ｎ−ジメチルアセトアミド、オレオアミド、ポリビニルピロリドン、ピログルタミン酸、ポリアクリルアミド、ポリラクタム、Ｎ−ココイルグルタメート、ノニルアミドアジピン酸、４−ノニルアミドブチルスルホン酸又はその塩、混合物等が挙げられる。本明細書で使用するアミド及びポリアミドなる用語の非限定例としては、アミド又はポリアミド又はその混合物を含む分子の塩と、このような分子のエステル及び部分塩であり得るアミド及びポリアミドが挙げられる。Ａ群成分として使用可能な非限定的な例は、ポリアクリルアミド、ポリオキサゾリン及びマレアミン酸である。理論の裏付けはないが、マレイン酸モノ及びジアンモニウム等の前駆物質を作業温度でマレアミン酸に変換してもよいと考えられる。本発明で有用なＡ群の天然硫黄化合物の例としては、アミノ酸シスチン、システイン、メチオニン、ホモシステイン、フェリニン、ペニシラミン、イソバルチン、ビタミンＵ等が挙げられ、合成物としては化合物又はその塩として水溶性のメルカプトコハク酸、ジメルカプトコハク酸、２−メルカプトプロピオン酸及びメルカプト酢酸等のメルカプトカルボン酸が本発明の実施に有用である。本発明で有用なＡ群の有機スルホン酸の非限定例としてはアルキルベンゼンスルホン酸塩が挙げられ、アルキル及び／又はフェニル環は官能基で置換されていてもいなくてもよく、例えば［式（ＶＩＩ）中、Ｒ₂₂は独立してアルキル置換アルキル、アルコキシ、水素、アリール、アミノアルキル、アミン、カルボキシル、ヒドロキシル又はアミドであり、Ｍは独立して水素、アルカリ金属、アンモニウム及び有機アンモニウム並びにその混合物、その塩等である］である。本発明の実施に有用な有機スルホン酸の有用な非限定例としては、４−オクチルベンゼンスルホン酸、２−オクチルベンゼンスルホン酸、３−オクチルベンゼンスルホン酸、４−ノニルベンゼンスルホン酸、２−ノニルベンゼンスルホン酸、３−ノニルベンゼンスルホン酸、４−デシルベンゼンスルホン酸、２ーデシルベンゼンスルホン酸、３−デシルベンゼンスルホン酸、４−ウンデシルベンゼンスルホン酸、２−ウンデシルベンゼンスルホン酸、３−ウンデシルベンゼンスルホン酸、４−ドデシルベンゼンスルホン酸、２−ドデシルベンゼンスルホン酸、３−ドデシルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属又はアンモニウム塩、及び種々のアルキル鎖長を含む同様の化合物、その混合物等が挙げられる。所望により、硫化ナトリウム、硫化カリウム、硫化水素ナトリウム、硫化水素カリウム又はその混合物を本発明の実施におけるＡ群成分として使用してもよい。他の有用なＡ群成分の非限定的な例としては、動物由来グルー、アルブミン類（例えば血清アルブミン（血液由来）、オボアルブミン（卵白由来）、ラクトアルブミン（乳由来）、ウシ血清アルブミン（ＢＳＡ））、ウシソマトトロピン（ｂＳＴ）、１，２−ジチア−５，８，１１，１４，１７，２０，２３，２６−オクタアザシクロノナコサン、動物血清由来等のグロブリン及びカゼイン等の合成及び天然動物及び植物由来タンパク質が挙げられる。他の例としては、皮膚コラーゲン、腱及び骨由来タンパク質、腱及び動脈由来エラスチン、並びに毛髪、爪及び角由来ケラチンが挙げられる。タンパク質の他の例としては、糖タンパク質、リンタンパク質及び色素タンパク質、その混合物、その塩等が挙げられる。Ａ群の成分として本発明で有用なポリアミノ酸又はその塩又はエステルであるタンパク質又はポリペプチドの具体例は、単一アミノ酸のホモポリマー、単一又は２種以上のアミノ酸のブロック又はランダムコポリマー、その混合物等を含むポリアミノ酸であり、非限定的な例として天然もしくは合成タンパク質、オリゴペプチド又はポリペプチドが挙げられる。更に、例示したアミノ酸は天然でも合成でもよく、Ｄ−、Ｌ−又はラセミ形態でもよく、合成により得られるものでも、動物及び植物両者の天然タンパク質源から得られるものでもよく、遊離ポリマー又は塩として水溶性であり、好ましくは下式：Ｈ［ＮＨ（ＣＲ₂₃Ｒ₂₄）_mＣＯ］_nＯＨ（ＶＩＩＩ）［式（ＶＩＩＩ）中、ｍは独立して１〜１２の整数であり、ｎはアミノ酸が水溶性に保たれるように独立して約２〜約２０００の整数であり、Ｒ₂₃及びＲ₂₄は同一又は異なり、１個のポリマー鎖内で異なってもよく、例えば独立して水素、− ＣＯ₂Ｈ、−ＣＨ₂ＣＯ₂Ｈ、−ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＯ₂Ｈ、−ＣＨ₃、−ＣＨ₂ＣＨ₃、ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₃、−ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₃、−ＣＨ（ＣＨ₃）₂、−ＣＨ₂ＣＨ（ＣＨ₃）₂、−（ＣＨ₂）。Ｘ（式中、ｏは０〜２０であり、ＸはＲ₂₃の任意のものである）、−ＯＨ、−ＳＨ、−ＳＳＣＨ₂ＣＨ（ＮＨ₂）、−ＣＯ２Ｈ、−ＳＣＨ₃ 、フェニル、トリル、ヒドロキシフェニル、グアニジニル、ピロリジニル、ＮＨ₂、イミダゾイル、インドリル、アセトアミドから構成される］により表されるアミノ酸、その混合物等である。利用可能な有用なポリアミノ酸の非限定例としてはポリグルタミン酸、ポリアスパラギン、ポリアスパラギン酸及びポリ（アスパラギン酸／グルタミン酸）コポリマー、ポリプロリン又はプロリンと別のアミノ酸もしくはその塩のコポリマーが挙げられる。本発明でＡ群の成分として使用可能なスルホン酸の非限定例としては、式：Ｒ₂₇ＳＯ₂Ｒ₂₈Ｇ（Ｘ）により表されるものが挙げられ、式中、Ｒ₂₇は６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル、アルケニル、アルコキシル、アルキルアミノ基から選択され、Ｒ₂₈は不在であるか、又は１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキレンもしくはアルケニレン、アルコキシル、アルキルアミノ基から選択され、Ｇは−ＣＯ₂Ｍ、−ＯＳＯ₃Ｍ、−ＳＯ₂ＯＭ、−ＯＰＯ（ＯＭ）₂又は−ＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、ＭはＨ、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、アンモニウムである。Ａ群の成分として本発明の実施に有用なスルホン酸の非限定例としては、オクチルスルホニルプロピオン酸、ドデシルスルホニル酪酸、ドデシルスルホニルプロピオン酸、Ｎ−オクチルスルホニル−β−アラニン、ノニルアミノスルホニルプロピオン酸のアルカリ金属又はアンモニウム塩が挙げられる。本発明でＡ群の成分として有用なケト酸の非限定例は、式：Ｒ₂₉Ｃ（＝Ｏ）Ｒ₃₀Ｇ（ＸＩ）により表され、式中、Ｒ₂₉は水素、６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル、アルケニル、アルコキシル基から選択され、Ｒ₃₀は不在であるか、又は水素、１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキレンもしくはアルケニレン、アルコキシ基から選択され、Ｇは−ＣＯ₂Ｍ、−ＯＳＯ₃Ｍ、−ＳＯ₂ＯＭ−、ＯＰＯ（ＯＭ）₂又は−ＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、ＭはＨ（水素）、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、有機アンモニウム、アンモニウム、その混合物等である。本発明の実施に有用なケト酸の非限定例としてはオクチルコハク酸、デシルコハク酸、ドデシルコハク酸及び５−オキソヘクサデカン酸のアルカリ金属又はアンモニウム塩、その混合物等が挙げられる。Ａ群の成分として本発明で有用なアミン置換有機酸の非限定例は式：Ｒ₃₁Ｎ（Ｒ₃₃）Ｒ₃₂Ｇ（ＸＩＩ）により表され、式中、Ｒ₃₁は水素、６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル、アルケニル、アルコキシル基から選択され、Ｒ₃₂は不在であるか、又は水素、１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキレンもしくはアルケニレン、アルコキシ及びアルキルアミノ基から選択され、Ｒ₃₃ は水素、６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキルもしくはアルケニル基から選択され、Ｇは− ＣＯ₂Ｍ、−ＯＳＯ₃Ｍ、−ＳＯ₂ＯＭ、−ＯＰＯ（ＯＭ）₂又は−ＰＯ（ＯＭ）₂ から選択され、ＭはＨ、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、有機アンモニウム、アンモニウム、その混合物等であり、但し式（ＸＩＩ）に示す構造により表される上記化合物中のＧがスルホン酸であるときには、Ｒ₃₁とＲ₃₃ は水素以外のものである。本発明の実施に有用な式（ＸＩＩ）のアミン置換有機酸の非限定例としては、オクチルアミノビスメチレンホスホン酸及びドデシルアミノビスメチレンホスホン酸のアルカリ金属又はアンモニウム塩が挙げられる。本発明でＡ群の成分として有用な置換アミノ酸の例は式：により表され、式（ＸＩＩＩ）の化合物はＲ₃₄、Ｒ₃₅、Ｒ₃₆及びＲ₃₇が水素、アルキル、アリール、官能化アルキル、官能化アリール、アルカノール、ポリアルコキシ、アルケニル、硫黄含有部分及びリン含有部分であり得る拡張アミノ酸を表す。更に、Ｒ₃₄とＲ₃₆はプロリン等の環状アミノ酸のように共有結合していてもよい。Ｍは好ましくは水素、アルカリ金属カチオン、アンモニウム又は有機アンモニウム、その混合物等から選択される部分を表す。非置換酸の非限定例は式：Ｒ₃₈ＸＲ₃₉Ｇ（ＸＩＶ）により表され、Ｒ₃₈は６〜約２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル又はアルケニル基から選択され、Ｘは不在であるか、又は−ＣＨ₂−（メチレン）、酸素、硫黄、−Ｓ−Ｓ−及びアリールから構成される群から選択され、ここでアリールは非置換又は置換フェニルであり、Ｒ₃₉は不在であるか、又は１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の非置換又は置換アルキレンもしくはアルケニレン基から選択され、Ｇは−ＯＳＯ₃Ｍ、−ＳＯ₂ＯＭ、−ＯＰＯ（ＯＭ）₂又は−ＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、ＭはＨ、アルカル金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、アンモニウムから選択され、但し、１．Ｘがアリールであり且つＲ₃₅が不在の場合には、ＧはＳＯ₂ＯＭ以外のものであり、２．Ｘが不在であるか又はメチレンである場合には、ＧはＰＯ（ＯＭ）₂以外のものであり、３．Ｇがリン酸である場合には、Ｒ₃₈はリン酸で置換することができず、４．Ｘが不在であるか又はメチレンもしくは酸素である場合には、Ｇはリン酸以外のものであり、５．Ｇがリン酸である場合には、Ｒ₃₉は存在しなければならず且つＸはメチレン以外のものであり、６．Ｇが−ＳＯ₂ＯＭｇであり且つＸが不在であるか又はメチレンである場合には、Ｒ₃₈、Ｒ₃₉はアルキル又はアルキレン以外のものである（Ｍｇ＝マグネシウム）。Ａ群の成分として有用なメルカプトカルボン酸の非限定例は下式：により表され、式中、Ｒ₄₀はアルキルＣ_1-30及びカルボキシアルキルＣ_1-30であり、Ｍ＝Ｈ、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、アンモニウム、有機アンモニウム、その混合物等である。Ｂ群の成分の典型的な非限定例としては、任意リン酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸、硼酸、その混合物等が挙げられる。これらのリン酸、ホスホン酸、亜リン酸、次亜リン酸、オルト硼酸、メタ硼酸、ペンタ硼酸を本発明の組成物、使用方法及び工作法で使用すると、金属工作作業で極圧潤滑に有益な効果が得られる。Ｂ群の成分の還元形自体も有用であるし、空気又は他の酸化剤で現場で酸化してもよい。例えば、亜リン酸を酸化してリン酸としてもよい。このような有益な効果は上記Ａ群の有機化合物にこれらの成分を加えることにより増大する。最も好ましいリン酸の非限定例は、好ましくはカリウムもしくはナトリウム等のアルカリ金属又はアンモニウムもしくはアルキルアンモニウム（例えばトリエチルアンモニウム又はトリエタノールアンモニウム等）との１塩基、２塩基もしくは３塩基酸塩又は混合物等のオルトリン酸及びそれらの完全又は部分エステルであるが、所望により他の同様のリン酸も利用できる。オルトリン酸以外に、例えばピロリン酸、メタリン酸、亜リン酸、次亜リン酸、ポリリン酸、ホスホセリン、その混合物等のリン酸もその塩として使用することができる。本発明で有用なホスホン酸の一部又は大部分は好ましくは式：Ｒ₂₅（ＰＯ（ＯＲ₂₆）₂）_n （ＩＸ）により表すことができる化合物であり、式（ＩＸ）中、ｎは独立して１〜約５の整数であり、Ｒ₂₅は独立して有機部分及びホスホノ有機部分、アミン含有有機部分又はその混合物等であり、Ｒ₂₆は独立して１個以上の水素又はアルキル、アリール、ポリアルキレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、その混合物等を含む有機部分である。本発明で有用な好ましいホスホン酸の利用可能な非限定例としては、１−ヒドロキシエチリデン−１．１−ジホスホン酸、アミノトリ（メチレンホスホン酸）、ドデシルアミン、ホルムアルデヒド、亜リン酸及び塩化水素を反応させることにより製造可能なドデシルアミンビスメチレンホスホン酸、ヘキサメチレンジアミンテトラ（メチレンホスホン酸）、ジエチレントリアミンペンタ（メチレンホスホン酸）、Ｎ−ホスホノメチルグリシン、２−ホスホノ−１，２，４−ブタントリカルボン酸、ヒドロキシホスホノ酢酸、その塩、その混合物等が挙げられる。本発明の組成物（例えば金属工作用組成物）の製造において、例えばＡ群から選択される成分の量は一般に組成物全体の約０．１重量％〜約７５重量％以上、最も好ましくは組成物全体の約０．２５重量％〜約２５重量％以上である（本明細書を読了後の当業者に自明の通り、所望により前記以上又は以下の量又は濃度を使用しても所望の有益な潤滑効果が得られる）。例えば、Ａ群の成分とＢ群の成分を使用する場合には、Ｂ群の成分の使用量は例えば約０．１〜約６０重量％、好ましくは約０．２５〜約１５重量％である（実施例を含めた本明細書を読了後の当業者に自明の通り、前記以上又は以下の量を使用してもよい）。別の態様では、本明細書に記載する本発明の組成物を含む液体潤滑剤組成物の水溶液と被工作金属の表面又は工具の表面を接触させることを特徴とする、金属工作方法が提供される。所望により、特定用途に依存してＡ群及び／又はＢ群の２種以上の成分を使用してもよいし、更に、所望により高潤滑性を付与する付加物成分が同一分子内にカルボン酸部分とリン部分を含むようにＡ群の成分をＡ群とＢ群の成分の付加物としてもよい。表Ｉ参照。Ａ群の成分のみを使用する場合には、このような成分の使用量は一般に約０．１〜約７５％以上、好ましくは約０．２５％〜約２５％が有効潤滑量であるか、本明細書を読了後の当業者に自明の通り、前記以上又は以下の量を有効量として使用してもよい。上記に挙げたホスホン酸をＡ群の成分として使用すると、本発明の目的の１個以上を達成することができる。ホスホン酸をこのように使用する場合には、ホスホン酸の濃度は好ましくは約０．１〜約７５重量％以上、好ましくは約０．１０〜約１５重量％、最も好ましくは約０．１０〜約重量１０％であるが、これ以上又は以下の量を使用してもよい。本発明は更に、金属工作用水溶性潤滑剤組成物を必要とし且つ前記組成物を受容するのに適した金属に前記組成物を供給する方法にも関し、該方法は、アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル；スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸；置換アミノ酸；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム；硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１の群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合によりリン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２の群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、好ましくは水を残余とする液体潤滑剤組成物の水溶液の組成物を場合により希釈することにより金属工作用水溶性潤滑剤組成物の水溶液を調製し、前記金属工作用水溶性組成物を噴霧又は滴下することにより、金属の工作部に前記水溶性組成物を供給することを特徴とする。例えば、本発明を使用すると、被工作金属の表面及び／又は工具の表面を本発明の組成物で潤滑した潤滑金属表面が得られる。例えば、このような潤滑は滴下、湿潤等の適当な任意手段や、本発明の組成物を所定の好ましい方法で被工作金属の表面に他の方法で同様に提供又は供給することにより実施され、本発明によると前記組成物は金属工作部品を製造するためにも使用される。本発明の組成物を一般に塗布可能な温度は好ましくは当業者に達成可能な適当な温度であり、例えば液体中で測定した温度の非限定例は約３２°Ｆ〜約２１２ °Ｆ以上又は以下である。当業者に自明の通り、金属工作と工具及び被工作金属のゾーンにおける温度は金属工作中に必然的に有意に上昇する。所望により、本発明の組成物を使用して工具により金属を工作してもよく、その場合にはます金属を洗浄してから金属に本発明を実施する。当業者の自明の通り、本発明の組成物では種々の水溶性添加剤を使用して金属工作用途における組成物の使用に関する機能を拡張できるように性質を強化又は助長することができる。当業者に自明の型の添加剤としては、単純成膜潤滑剤及び／又は境界潤滑剤、腐食防止剤、酸化防止剤、洗剤及び分散剤、粘度指数向上剤、乳化調節剤、耐摩耗及び耐摩擦剤並びに抑泡剤が挙げられる。例えば、境界潤滑を強化するためには、摩耗防止剤、減摩剤、摩擦調節剤等の添加剤を使用することができる。このような添加剤の典型例は金属ジアルキルジチオホスフェート、金属ジアリールジチオホスフェート、アルキルホスフェート、トリクレシルホスフェート、２−アルキル−４−メルカプト−１，３，４−チアジアゾール、金属ジアルキルジチオカルバメート、金属ジアルキルホスホロジチオエート（金属は一般に亜鉛、モリブデン、タングステン又は他の金属である）、リン化脂肪及びオレフィン、硫化脂肪、オレフィン及びパラフィン、脂肪酸、ポリアルコキシル化脂肪酸、アルキレンオキシド、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、カルボン酸及びその塩、部分水解ヒマシ油等の脂肪酸のエステル、有機モリブデン化合物、二硫化モリブデン、グラファイト及び硼酸分散液である。このような境界潤滑添加剤は当業界で周知である。他の添加剤としては洗浄機能を提供する洗剤や分散剤が挙げられる。本発明の液体組成物は所定のｐＨ範囲で腐食防止剤として機能するが、別の成分が腐食防止剤として機能できないようなｐＨ範囲で機能する腐食防止剤を本発明の組成物で使用してもよい。腐食防止剤の利用可能な例としては、ポリアミノ酸やホスホン酸（例えばＣ₁₂Ｈ₂₅Ｎ（ＮＨ₂ＰＯ₃Ｈ）₂）が挙げられる。当業界で公知の腐食防止剤の典型例はベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、他の官能化ベンゾトリアゾール、クロム酸亜鉛、ジチオホスフェート（例えばジチオリン酸亜鉛）、アルカリ金属スルホネート、アルカノールアミン（例えばモノエタノールアミン及びトリエタノールアミン）及び種々の性質を提供するようにアルキル基の主鎖を置換した置換アルカノールアミン、アルキルアミン（例えばヘキシルアミン及びトリオクチルアミン）、硼酸化合物（例えば四硼酸ナトリウム、四硼酸カリウム又は五硼酸カリウム）、硼酸とアミンの混合物、高ｐＨ（約１０以上）のカルボン酸（例えばポリアスパラギン酸）及び硬水中で特に有用なアルキルアミノカルボン酸、モリブデン酸ナトリウム、硼酸エステル（例えば硼酸モノベンジル及び硼酸と種々のエタノールアミンのエステル（制生物剤としても機能））、カプリル酸、ノナン酸、安息香酸、安息香酸のニトロ誘導体、α，ω−二酸（例えばセバシン酸）、安息香酸アナモニウム、ムチン酸、ヒドロキシ安息香酸、安息香酸ナトリウム、カルボン酸とカルボキシメチルチオ基のトリエタノールアミン塩（例えば１−１−（カルボキシメチルチオ）ウンデカン酸トリエタノールアミン塩）である。他の腐食防止剤としては、１−メチルイミダゾール、１−（３−アミノプロピル）イミダゾール、１，２−ジメチルイミダゾール、その混合物等、アミン及び置換アミン（例えば２，２’−エチレンジオキシビス（エチルアミン）、トリス（２−アミノエチル）アミン、Ｎ，Ｎ，Ｎ ’，Ｎ’−テトラキス（２−ヒドロキシエチル）エチレンジアミン）、長鎖モノ、ジ及びトリアミン（例えば４−（アミノメチル）−１，８−オクタンジアミン、イミノビスプロピルアミン、ビスヘキサメチレントリアミン、トリオクチルアミン）及びポリエチレンイミン、その混合物等が挙げられる。別の類の防止剤は３−［Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチル）アミノ］−２−ヒドロキシプロパンスルホン酸等の生物緩衝剤である。更に、リジンやオルニチン等の塩基性アミノ酸を加えても腐食防止が得られる。リジンとオルニチンは非毒性で生分解性であり、環境に吸収され易い。腐食防止剤の詳細な説明はＣｏｒｒｏｓｉｏｎＲｅｖｉｅｗｓ，１１（１−２），１０５〜１２２頁，１９９３に所収のＡｒｕｎａＢａｈａｄｕｒ著“ＣｈｒｏｍａｔｅＳｕｂｓｔｉｔｕｔｅｓＦｏｒＣｏｒｒｏｓｉｏｎＩｎｈｉｂｉｔｏｒｓｉｎＣｏｏｌｉｎｇＷａｔｅｒＳｙｓｔｅｍｓ”に与えられており、この文献の内容全体を参考資料として本明細書の一部とする。これらの液体は所望により鉄及び非鉄金属の両者の金属工作プロセスで使用することができる。真鍮、銅、アルミニウム及びチタン等の非鉄金属の試験によると、工作物は変色性付着物がつきにくい。Ｋａｌｏｔａらの米国特許第４，９７１，７２４号に示されているように、ポリアスパラギン酸の塩の水溶液は鉄金属の腐食防止剤であることが認められている。従って、金属、特に鉄金属は有害な付着物がなく、実際に本発明の金属工作液により腐食から実質的に保護される。本発明の水性金属工作液組成物は、その水溶液が無臭又はほぼ無臭であるという点で特に有利である。更に、これらの液体は水性含油液に通常見られるように工具作業領域の周囲に霧を発生しないことが判明した。霧が形成されないため、作業領域は機械から放出された液体とほぼ無接触に保たれ、作業者も金属工作液の汚染を殆ど受けない。このような液体は環境上の問題がないため、代替廃棄手段となり、費用の利点は明白である。本発明の金属工作液は多種多様の金属の上述したような種々の金属工作用途で有用である。特に、鉄、鋼（炭素鋼及び低合金炭素鋼）及びステンレス鋼等の鉄金属とニッケル合金の工作に有用である。本発明の液体で工作可能な非鉄金属は銅、真鍮、アルミニウム、マグネシウム、ジルコニウム及びチタンである。更に、コバルト又はニッケル添加炭化タングステン等の材料から製造した合金又は複合材料も本発明の成分を使用して工作又は成形できる。アルミニウム金属を工作する場合には、Ｃ₁₂Ｈ₂₅Ｎ（ＣＨ₂ＰＯ₃Ｈ）₂（ドデシルアミンビスメチレンホスホン酸）をＢ群成分として使用すると好都合である。リシノール酸等の脂肪酸のポリアルキレンオキシド誘導体も使用できる。このような金属は本発明の水性液体により提供される減摩性により安全に工作される。切削作業における本発明の金属工作液の特に重要な機能は、工具と工作物の温度を低く保つ冷却機能である。このような制御は工具の摩耗と工作物の変形を最小限にするのに役立つ。本発明の金属工作液の別の機能は、切削作業中に生じる工具とチップ間等の摩擦を減らす潤滑と、工具と工作物の間の摩擦の低減である。種々の型の切削作業では、一般に金属小片のチップが生じるが、これらのチップは即座に工作物から除去され、切削工具に付着しないという利点がある。本明細書で使用する「水溶性」とは、非限定的な例として、物質が均質透明水溶液を形成する状態を意味する。本発明の組成物で有用な成分としては、Ａ群成分単独又はＡ群成分とＢ群成分の組み合わせが水溶性である場合が挙げられる。本明細書で使用する「金属工作」なる用語は、非限定的な例として切削、研削及び成形加工や同様の加工等が挙げられる。その開示内容全体を参考資料として本明細書の一部とするＭ．Ｃ．Ｓｈａｗ，“ＰｒｉｎｃｉｐｌｅｓｏｆＡｂｒａｓｉｖｅＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇ”，ＣｌａｒｅｎｄｏｎＰｒｅｓｓ，Ｏｘｆｏｒｄ，１９９６は所定の金属工作の側面について開示しているが、これによると、研削分野は「素材除去研削」と「成形及び仕上げ研削」の２分類に分けられる。第１の分類は加工後の表面の品質を考慮せずに不要な材料を除去することを主目的とする加工である。第２の分類は成形と仕上げを主目的とする作業であり、付着金属や摩耗面の少ない先鋭な切削縁部を提供するようにホイールを周期的に調整する必要がある。本発明は全種の研削及び成形を対象とする。例えば、研削種の例を挙げると、粗研削、精密研削、表面研削、円筒研削、心なし研削、内部研削、クリープフィード研削及び工具研削等である。金属切削又は金属除去作業の非限定例としては、旋削、フライス削り、ホーニング、孔あけ、のこ引き、リーマー仕上げ、ブローチ仕上げ、ねじ立て、平削り、中ぐり、ねじ切り等が挙げられる。非限定的な作業種の例は、その開示内容全体を参考資料として本明細書の一部とするＭ．Ｃ．Ｓｈａｗ，“ＭｅｔａｌＣｕｔｔｉｎｇＰｒｉｎｃｉｐｌｅｓ”，ＣｌａｒｅｎｄｏｎＰｒｅｓｓ，Ｏｘｆｏｒｄ，１９８４に記載されている。金属除去加工は、金属除去による１種の成形とみなされる。成形加工は一般に金属を除去せずに付形するものである。非限定例としては、特にコイニング、爆発チューブ成形、コギング、ロール成形、バー鍛造、チューブローリング、曲げ、スタンピング及び引き抜きが挙げられる。このような加工には、「工作」点で金属に可塑性を誘導すると考えられる高圧が一般に必要であり、その結果、高温を伴う。理論の裏付けはないが、パッケージの極圧部分は金属表面の前処理中又は金属工作作業中に金属表面と化学的に反応すると考えられる。また、化学的に反応した膜を接触により除去することにより潤滑が生じるとも考えられる。更に、膜はその後の反応により再生されるとも考えられる。技術文献Ｊ．Ｐ．Ｂｙｅｒｓ，“ＭｅｔａｌｗｏｒｋｉｎｇＦｌｕｉｄｓ”，ＭａｒｃｅｌＤｅｃｋｅｒ，Ｉｎｃ．，ＮＹ，１９９４はこの点について記載しており、その開示内容全体を参考資料として本明細書の一部とする。更に本明細書で使用する「金属工作」なる用語は、非限定例として部品に金属加工を実施する工具を使用する加工及び／又は工具の作用により金属工作される部品自体も意味する。本明細書で使用する「ポリカルボン酸」なる用語は、２個以上のカルボン酸部分を含むカルボン酸又はその塩もしくはエステルを意味する。本明細書で使用する不可機能効果とは、非限定例として夫々の成分単独で得られるよりも大きいＡ群及びＢ群成分の併用極圧潤滑効果を意味する。当業者に自明の通り、本発明の組成物及び方法では（種々のＡ群及びＢ群成分と共に）アニオンの対イオンとしてナトリウム、カリウム、アンモニウム、有機アンモニウム等のカチオンを使用し、これらのカチオンは理論の裏付けはないが、何らかの方法で性質の強化（例えば潤滑）に関与すると思われる。本発明は、アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まず、これらの酸は２−ヒドロキシ酪酸又は３−ヒドロキシ酪酸以外のものである）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル；スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸、塩及びエステル；アミン置換有機酸、塩及びエステル；置換アミノ酸、塩及びエステル；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム；硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分の混合物として使用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する潤滑有効量の液体潤滑剤組成物を潤滑剤として金属に提供することを特徴とする金属工作方法にも関する。本発明は更に、金属工作用水溶性潤滑剤組成物をその受容に適した金属に供給する方法に関し、該方法は、場合により前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物を希釈し、前記組成物を前記金属に有効に提供するように施用することにより金属の一部に場合により希釈するか又は希釈していない水溶性組成物を供給することを特徴とする。本発明は更に、アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル、スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；２−メルカプトカルボン酸；ケト酸、塩及びエステル；アミン置換有機酸又はその塩；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム；硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群(A)から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分を併用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する潤滑有効量の液体潤滑剤組成物を潤滑剤として金属に提供することを特徴とする金属工作用水溶性潤滑剤組成物の使用方法にも関する。本発明は更に、アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル；スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸、ケト酸、塩及びエステル；アミン置換有機酸又はその塩；有機スルホン酸；硫化ナトリウム；硫化水素ナトリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分の混合物として使用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する潤滑有効量の潤滑剤組成物を潤滑剤として金属に提供することを特徴とする金属工作方法にも関する。本発明は更に潤滑金属表面にも関し、被工作金属の前記表面は、アミド；ポリアミド：ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル、スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；有機スルホン酸；硫化ナトリウム、硫化水素ナトリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成され４る群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分の混合物として使用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する有効量の液体潤滑剤組成物を含む組成物と接触させている。本発明は更に、金属工作部品又は被工作金属部品にも関し、前記工作は、アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル、スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸、塩及びエステル；置換アミノ酸、塩又はエステル；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム；硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；ケト酸、酸及びエステル；アミン置換有機酸又はその塩；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、カルボン酸エステル、ケトン、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分の混合物として使用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する有効量の液体潤滑剤組成物を前記金属に接触又は提供して製品を製造することにより実施されている。本明細書に開示する組成物の製造及び使用方法は本明細書の読了後に当業者に自明である。請求項１の組成物においてＡ群成分は塩又はその混合物であるか、Ｂ群成分は塩又はその混合物であるか、Ａ群とＢ群の成分の両者が塩又はその混合物であるか、Ａ群とＢ群の成分のどちらも塩ではない。１，３，６−トリカルボキシヘキサンはトリシアノヘキサンを水中で水酸化カリウムで加水分解することにより製造した。トリシアノヘキサンはアクリロニトリルの電気水素化二量化の副生物として得た。本発明の組成物を製造する際に、当業者は一般にＡ群成分を場合によりＢ群成分に加え、選択量の水中で混合物を形成する。混合順序又は添加順序は問わない。組成物の製造温度は周囲温度でよく、圧力は標準大気圧でよい。水溶性成分の使用は必須である。当業者に自明の通り、本発明の目的を達成するためには、有効量のＡ群と場合によりＢ群の機能部分成分（潤滑剤）を本発明の組成物に加える。これは酸、塩、エステル又は混合形態、例えばイオン形態（例えば塩）で提供することができる。提供量は、本発明の組成物、使用方法又は製品に機能的潤滑有効量を提供するような量である。非限定的な例として潤滑剤の有効量は、当業者に自明の通り、例えば被工作金属又は金属を工作する工具の表面を十分に潤滑し、高晶質潤滑剤の目的を達成するような潤滑剤の量である。Ｂ群成分の不在下でＡ群成分を使用する場合には、当業者に自明の通り、有効潤滑量のＡ群成分を含む水溶液を被潤滑金属又は工具の表面に施用すればよい。本発明は、Ａ群成分とＢ群成分を併用する組成物も包含する。このような場合には有効潤滑量のＢ群成分を有効量のＡ群成分と併用する。実施例に記載する成分は特に指定しない限り、市販品である。実施例実施例１その開示内容全体を参考資料として本明細書の一部とするＡＳＴＭＤ２７８３，“ＳｔａｎｄａｒｄＭｅｔｈｏｄｆｏｒＭｅａｓｕｒｅｍｅｎｔｏｆＥｘｔｒｅｍｅ− ＰｒｅｓｓｕｒｅＰｒｏｐｅｒｔｉｅｓｏｆＬｕｂｒｉｃａｔｉｎｇＦｌｕｉｄｓ（Ｆｏｕｒ−ＢａｌｌＭｅｔｈｏｄ”の手順に従い、極圧四球試験を実施した。この試験を使用して定条件下の潤滑液の相対耐荷重性を格付けする。この試験では、３個の固定鋼球に対して１個の鋼球を荷重下に回転させる。下位の３個の球に試験潤滑剤を塗布する。試験の進行に伴って回転球に加える荷重を増し、溶接点以前の１０種の増加荷重について球の瘢痕直径を測定する。荷重摩耗指数（ｋｇｆ）、平均瘢痕直径（ｍｍ）及び溶接点（ｋｇｆ）としてデータを下表１に報告する。荷重摩耗指数は加荷重に対する廠痕直径から計算する。溶接点直前の１０種の最大荷重の補正加荷重（ヘルツ直径を相殺）を平均する。瘢痕直径は常に同一加荷重で測定し、指数を液体と金属の関数とする。全試験は同一金属種で実施し、荷重摩耗指数を使用して一連の潤滑剤が摩耗を最小にする能力を格付けする。表１は前記２試験を実施して得られた１組のデータであり、極圧四球試験の平均ヘルツ荷重、溶接荷重、非焼付荷重及び瘢痕直径として四球極圧試験のデータを報告し、摩擦係数のデータも報告する。最大荷重及びトルク値はＡＳＴＭ法Ｄ２７８３により測定した。これらのデータから明らかなように、本発明の組成物は金属成形及び金属工作作業で非常に有用である。その開示内容全体を参考資料として本明細書の一部とするＡＳＴＭ試験Ｄ３２３３Ｂ“ＳｔａｎｄａｒｄＴｅｓｔＭｅｔｈｏｄｓｆｏｒＭｅａｓｕｒｅｍｅｎｔｏｆＥｘｔｒｅｍｅＰｒｅｓｓｕｒｅＰｒｏｐｅｒｔｉｅｓｏｆＦｌｕｉｄＬｕｂｒｉｃａｎｔｓ（ＦａｌｅｘＰｉｎａｎｄＶｅｅＢｌｏｃｋＭｅｔｈｏｄｓ”を液体温度４９℃、２９０ｒｐｍで実施し、濃度は殆どの例で下記成分３６５ミリ当量／Ｌを提供する重量濃度とした。試験成分は一般に容器で水に３６５ミリ当量／Ｌに溶かし、場合によりオルトリン酸として濃度約０．７５％又は約１．５％のリン酸を添加し、組成物の残余は水とした。ＡＳＴＭＤ２７８３極圧四球試験及びＡＳＴＭＤ３２３３ＢＰｉｎａｎｄＶｅｅブロック試験を使用してこれらの試験材料を評価した。下表１は、金属工作用として本発明の実施に有用な種々の成分に関する。（本実施例で塩を使用する場合には、特に指定しない限りカリウム塩を使用した。ｐＨは一般に約９．５〜１０とした。）ＡＳＴＭＤ２７８３の結果の分析では、２５０〜４００ｋｇｆの溶接点を高極圧能とみなし、３１５を高極圧液体の平均値とする。５００ｋｇｆ以上の値は通常の高極圧性能よりも高いとみなす。試験の最大荷重は８００ｋｇｆである。実施例２ＡＳＴＭＤ２７８３及びＡＳＴＭ３２３３Ｂの手順を使用して一連の実験を実施し、数種の化合物から選択した組成物の極圧潤滑性を試験した。溶液のｐＨは一般に約１０に調整した。結果を図１〜１２に示す。図１はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下でポリグルタミン酸ナトリウムを使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図２はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下でポリアスパラギンを使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図３はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下でＬ−アスパラギン酸を使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図４はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下でＬ−アスパラギンを使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図５はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下でＬ−シスチンを使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図６はオルトリン酸カリウムの存在下及び干在下でＬ −シスチン及びＬ−システインを使用した場合の荷重に対するトルクを示す。図７はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下でジチオプロピオン酸を使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図８はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下で尿素を使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図９はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下で１−ヒドロキシエチリデン−１，１−ジホスホン酸を使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図１０はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下で２−ホスホノ−１，２，４−ブタントリカルボン酸を使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図１１はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下で硫化ナトリウムを使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図１２はオルトリン酸カリウムの存在下及び不在下で２−ホスホノ−１，２，４−ブタントリカルボン酸（ＰＢＴＣ）を使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図１４はオルトリン酸の存在下及び不在下でウシ血清アルブミンを使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図１５はリン酸の存在下及び不在下でポリ（２−エチル−２−オキサゾリン）を使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図１６はリン酸の存在下及び不在下でリンゴ酸を使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図１７はリン酸の存在下及び不在下でトリカルボキシヘキサンを使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。図１８はリン酸の存在下及び不在下でスクシナミン酸を使用した場合の加荷重に対する瘢痕直径を示す。実施例３１，２，３，４−ブタンテトラカルボン酸を水に溶かし、ｐＨを１０に調整することにより、試験溶液を調製した。四球極圧機を使用して溶液を試験した。瘢痕直径と溶接が生じた加荷重を測定した。図１３は四球極圧試験の結果を示す。高圧はＢ群成分の存在下又は不在下で使用可能なこの分子の独立潤滑性を示す。実施例４ウシソマトトロピン（ｂＳＴ）は例えばＡ群成分として本発明で使用可能な動物タンパク質である。ｂＳＴ溶液をＡＳＴＭＤ４１７２“ＷｅａｒＰｒｅｖｅｎｔａｔｉｖｅＣｈａｒａｃｔｅｒｉｓｔｉｃｏｆＬｕｂｒｉｃａｔｉｎｇＦｌｕｉｄｓ（四級試験）”によりアルミニウム球と鋼球で試験した。下表ＩＩに示す全３種のｂＳＴ濃度で試験中にノイズは発生しなかった。瘢痕直径と摩擦係数は液体が潤滑能をもつことを示す。図１４から明らかなように、ＡＳＴＭ法Ｄ２７８３Ｂによると、ｂＳＴとリン酸の混合物は相乗極圧潤滑効果を生じ、ｂＳＴ単独では溶接荷重２００ｋｇであったが、ｂＳＴとリン酸を併用すると溶接荷重は６２０ｋｇであった。実施例５７．５％ウシ血清アルブミン（ＢＳＡ）と５．０％リン酸（ＰＯ₄ ^-3）の水溶液（ｐＨ８．６０）を水で９：１に希釈し、鋼リングと炭素鋼ブロックを使用するＴｉｍｋｅｎ試験機で試験した処、０．２０の摩擦係数が得られた（条件：加えた法線力２ｌｂ）。使用したウシ血清アルブミンの起原は、熱衝撃法により分離したフラクションＶ材料とした（材料はＳｉｇｍａＣｈｅｍｉｃａｌＣｏｍｐａｎｙから入手）。３個の固定アルミニウム球と１個の回転鋼球を使用して四球試験機でＢＳＡの水溶液を試験した。７．５％ＢＳＡ溶液は瘢痕直径０．７ｍｍであり、試験中にノイズを発生しなかった。０．７５％ＢＳＡ溶液は瘢痕直径０．６ｍｍ(ｍｍ＝ミリメートル)であり、同様に試験中にノイズを発生しなかった。ＡＳＴＭ法Ｄ２７８３を使用すると、ＢＳＡとリン酸の混合物は相乗極圧潤滑効果を生じ、リン酸の不在下では溶接荷重２５０ｋｇであったが、リン酸を加えると溶接荷重６２０ｋｇであった。実施例６１重量％ドデシルアミノ−Ｎ，Ｎ−ビスメチレンホスホン酸水溶液をｐＨ約６に調整し、参考資料として本明細書の一部とするＡＳＴＭＤ４１７２“ＷｅａｒＰｒｅｖｅｎｔａｔｉｖｅＣｈａｒａｃｔｅｒｉｓｔｉｃｏｆＬｕｂｒｉｃａｔｉｎｇＦｌｕｉｄｓ（四級試験）”に記載されている試験法を使用してアルミニウム球と鋼球で試験した。瘢痕直径は鋼０．４５ｍｍ、アルミニウム０．５５ｍｍであり（下表ＩＩＩ参照）、試験中にノイズ（試験自体の雑音）は発生しなかった。これらの結果から明らかなように、液体は潤滑能をもつ。本実施例はＢ群成分を使用せすにＡ群成分のみを使用して本発明を実施した例である。実施例７１重量％オクチルスルホニル酪酸水溶液をｐＨ約９に調整し、参考資料として本明細書の一部とするＡＳＴＭＤ４１７２“ＷｅａｒＰｒｅｖｅｎｔａｔｉｖｅＣｈａｒａｃｔｅｒｉｓｔｉｃｏｆＬｕｂｒｉｃａｔｉｎｇＦｌｕｉｄｓ（四級試験）”に記載されている試験法を使用して６０６１アルミニウム球で試験した。アルミニウムの廠痕直径は０．４９ｍｍであり（下表ＩＩＩ参照）、試験中にノイズは発生しなかった。３５６アルミニウムブロックに２０１／４”の孔をあける方法を使用してこの溶液を更に試験した。孔あけ工程中にノイズは発生せず、過大な孔は認められなかった。これらの結果から明らかなように、液体は潤滑能をもつ。本実施例はＢ群成分を使用せずにＡ群成分のみを使用して本発明を実施した例である。本発明は特に限定するものでなく、本明細書の開示から明らかなように所期組成及び用途に応じて種々の組成物、使用及び有効な使用選択を含み、特定作業、組成又は使用に限定されず、当然のことながら用途と組成に応じて金属又は工具に例えば浸漬、ポンプ、霧吹き、噴霧等の当業者に公知の任意の有効な施用手段により組成物を塗布、接触又は有効に提供するような作業を含む。本明細書で使用する全ての部及び百分率は特に指定しない限り重量に基づく。以上、特定の態様について本発明を詳細に説明したが、以上の開示から他の態様及び作業方法も当業者に自明であるので、以上の記載は単に例示に過ぎず、本発明はこれらの態様に必ずしも限定されないと理解すべきである。従って、上記発明の精神の範囲内で実施可能な種々の変形が予想される。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】平成１０年１２月１７日（１９９８．１２．１７）【補正内容】請求の範囲１．（ａ）式：Ｒ₇ＣＯＮＲ₈Ｒ₉ （Ｖ）［式中、Ｒ₇、Ｒ₈及びＲ₉は独立して水素、アルキル、官能化アルキル基、アリール、官能化アリール基、アルキルもしくはアリール基を含む官能基、ＮＨ₂、ＮＨＲ₁₀又はＮＲ₁₁Ｒ₁₂であり、Ｒ₁₀、Ｒ₁₁及びＲ₁₂は独立して水素、アルキル、官能化アルキル、アリール又は官能化アリール基であり、但しＲ₈とＲ₉はポリエチレンイミン以外のものであり、Ｒ₇がＭＯＯＣ（ＣＨ₂）₈−であるとき、Ｒ₈ とＲ₉はＣ_1-4ヒドロキシアルキル以外のものであり、Ｒ₇がＣ_12-18アルキルであるとき、Ｒ₈とＲ₉はヒドロキシエチル以外のものであり、Ｒ₈とＲ₉の一方がＨであり、他方がＣ_3-30アルキルであるとき、Ｒ₇は−ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＯＯＨ、−ＣＨ＝ＣＨＣＯＯＨ又はオルトカルボキシフェニルから選択することができず、Ｒ₈ 又はＲ₉の一方がＨであり、他方がＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ（ＮＨ₂）ＣＯＯＨであるとき、Ｒ₇は炭素原子数８〜２２のアルキル基以外のものである］により表されるアミド；ポリアミド；アミノ酸及びその塩又はエステル；ポリアミノ酸及びその塩又はエステル；モノ又はポリカルボン酸であるカルボン酸及びその塩又はエステル｛但し（１）前記モノカルボン酸は炭素数１〜６であり、場合によりＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド又は官能化アミン塩及びその塩又はエステルから選択される官能基で官能化されており、前記モノカルボン酸は２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸を含まず、（２）前記カルボン酸は式：Ｒ₁ＣＯ₂Ｈ（Ｉ）［式（Ｉ）中、Ｒ₁は水素、Ｃ_1-6アルキル、Ｒ_aＯＲ_b−（式中、Ｒ_aはＣ_6-20直鎖又は分枝鎖アルキルであり、Ｒ_bはＣ_1-6直鎖又は分枝鎖アルキレンである）又はＲ_cＳＲ_d−（式中、Ｒ_cはＣ_1-20アルキルであり、Ｒ_dはＣ_1-6アルキレン又はヒドロキシアルキレンである）であり、Ｒ₁は３−カルボキシプロピル又は２− カルボキシメチル置換アルキル以外のものである］により表される｝；ケト酸及びその塩又はエステル；式：Ｒ₃₁Ｎ（Ｒ₃₃）Ｒ₃₂Ｇ（ＸＩＩ）［式中、Ｒ₃₁は水素、又は６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル、アルケニル、アルコキシル基から選択され、Ｒ₃₂は不在であるか、水素、又は１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキレン、アルケニレン、アルコキシルもしくはアルキルアミノ基から選択され、Ｒ₃₃は水素、又は６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキルもしくはアルケニル基から選択され、Ｇは−ＣＯ₂ Ｍ、−ＯＳＯ₃Ｍ、−ＳＯ₂ＯＭ、−ＯＰＯ（ＯＭ）₂又は−ＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、ＭはＨ、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン又はアンモニウムであり、但しＧがスルホン酸であるときには、Ｒ₃₁とＲ₃₃は水素以外のものである］により表されるアミン置換有機酸又はその塩；スルホン酸及びその塩；スルホン酸；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド又はポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸及びその塩又はエステル；置換アミノ酸及びその塩又はエステル；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム、硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸、又は場合によりスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、カルボン酸エステル、ケトン、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから選択される部分を含むその塩；硼酸；タンパク質；式：Ｒ₃₈ＸＲ₃₉Ｇ（ＸＩＶ）［式中、Ｒ₃₈は６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル又はアルケニル基から選択され、Ｘは不在であるか、又は−ＣＨ₂ −、酸素、硫黄、−Ｓ−Ｓ−及びアリールから構成される群から選択され、ここでアリールは非置換又は置換フェニルであり、Ｒ₃₉は不在であるか、１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の非置換又は置換アルキレンもしくはアルケニレン基又は（ＣＨ₂ＣＨ₂−Ｏ）_n（式中、ｎは１〜１０である）から選択され、Ｇは−ＯＳＯ₃Ｍ、−ＳＯ₂ＯＭ、−ＯＰＯ（ＯＭ）₂又は−ＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、ＭはＨ、アルカル金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン又はアンモニウムであり、但し、１．Ｘがアリールであり且つＲ３５が不在の場合には、ＧはＳＯ₂ＯＭ以外のものであり、２．Ｘが不在であるか又はメチレンである場合には、ＧはＰＯ（ＯＭ）₂以外のものであり、３．Ｇがリン酸である場合には、Ｒ₃₈はリン酸で置換することができず、４．Ｘが不在であるか又はメチレンもしくは酸素である場合には、Ｇはリン酸以外のものであり、５．Ｇがリン酸である場合には、Ｒ₃₉は存在しなければならず且つＸはメチレン以外のものであり、６．Ｇが−ＳＯ₂ＯＭｇであり且つＸが不在であるか又はメチレンである場合には、Ｒ₃₈とＲ₃₉はアルキル又はアルキレン以外のものである］により表される置換酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、（ｂ）リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含む潤滑機能有効量の液体潤滑剤組成物を含む金属工作用組成物。２．前記組成物が更に該組成物とその成分の会合又は被工作金属もしくは金属工作用工具もしくはその両者への前記組成物の施用による反応生成物を含む請求項１に記載の組成物。３．前記液体潤滑剤組成物が極圧、境界潤滑剤、単純膜もしくは耐摩耗又はその組み合わせから構成される群から選択される潤滑性をもつ請求項１に記載の組成物。４．前記液体潤滑剤組成物が極圧潤滑剤であり、前記（Ａ）群成分が場合によりＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン及びその塩又はエステルから選択される官能基で官能化された炭素原子数１〜６のモノカルボン酸である請求項１又は３に記載の組成物。５．前記液体潤滑剤組成物が極圧潤滑剤であり、前記（Ａ）群成分が化学構造Ｒ₁ ＣＯＯＨ（式中、Ｒ₁はＲ_aＯＲ_b又はＲ_cＳＲ_dであり、Ｒ_aはＣ_6-20直鎖又は分枝鎖アルキルであり、Ｒ_bはＣ_1-6直鎖又は分枝鎖アルキレンであり、Ｒ_cはＣ_1-2 ₀ アルキルであり、Ｒ_dはＣ_1-6アルキレン又はヒドロキシアルキレンである）をもつ請求項１又は３に記載の組成物。６．前記ポリカルボン酸がカルボン酸基を含む反復単位をもつポリマーを含む請求項１に記載の組成物。７．前記（Ａ）群成分がアミド又はポリアミドであり、該ポリアミドが２個以上のアミド基を含む分子であるか又はアミド基を含む反復単位をもつポリマーである請求項１又は３に記載の組成物。８．前記ポリアミドがアミド基を含む反復単位をもつポリマーであるか、又は前記アミドもしくはポリアミドが夫々水溶性アミドもしくは水溶性ポリアミドである請求項７に記載の組成物。９．前記アミドが式：Ｒ₇ＣＯＮＲ₈Ｒ₉ （Ｖ）により表され、窒素が置換していてもいなくてもよい化合物又はその塩である請求項７に記載の組成物。 10．前記アミドが（式中、ｎは独立して２〜１０の整数であり、Ｒ₄₂は水素又はＣ₁−Ｃ₂₀アルキルである）である請求項７に記載の組成物。 11．前記アミドがアスパラギン、マレアミン酸、尿素、ビウレット、ポリアスパラギン、グルタミン、ポリ尿素、Ｎ，Ｎ−ジメチルアセトアミド、オレオアミド、グアニジン、ピログルタミン酸、ポリアクリルアミド、ポリ（２−エチル−２ −オキサゾリン）、その塩及びその混合物から構成される群から選択される請求項７に記載の組成物。 12．前記アミドがアスパラギン、マレアミン酸、尿素、ポリアスパラギン、グルタミン、ピログルタミン酸、ポリアクリルアミド、ポリ（２−エチル−２−オキサゾリン）又はその塩及びその混合物から構成される群から選択される請求項11 に記載の組成物。 13．前記（Ａ）群成分が式：Ｒ₁ＣＯ₂Ｈ（Ｉ）及びＲ₂［（ＣＨ_x）_mＣＨＣＯ₂Ｈ］_n（ＣＨ_y）_oＲ₃ （ＩＩ）［式（ＩＩ）中、Ｒ₂及びＲ₃は独立して同一又は異なり、独立して水素、酸素、又はアルキル及び／又はアリール、メルカプト、チオもしくはジチオ有機部分、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキルもしくは芳香族を含む有機基であり、ｙは１又は２であり、ｍは０〜約４０であり、０は０〜約１８であり、ｎは１〜約５，０００又は７，０００以上であり、ｍ、ｎ及び０は独立した整数であり、但しＲ₁は３−カルボキシプロピル又はカルポキシメチル置換アルキル以外のものである］により表されるその酸又は塩としてのカルボン酸である請求項１に記載の組成物。 14．前記カルボン酸がＮ−ホスホノメチルグリシンと水溶性塩及びエステル；乳酸、ギ酸、グリコール酸、グリオキシル酸、グリセリン酸、オクチルチオ酪酸、オクチルチオプロパン酸、オクチルオキシプロパン酸、デシルオキシプロパン酸、ドデシルオキシプロパン酸、４−メチルチオ−２−ヒドロキシ酪酸とその塩及びエステル並びにその混合物から構成される群から選択される請求項13に記載の組成物。 15．前記カルボン酸がＮ−ホスホノメチルグリシンとその水溶性塩及びエステル、ギ酸とその塩及びエステル、乳酸とその塩及びエステル並びにその混合物から構成される群から選択される請求項14に記載の組成物。 16．前記カルボン酸がポリアクリル酸、ブタンテトラカルボン酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸、ウンデカンジオン酸、プロパントリカルボン酸、酒石酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、イタコン酸、シトラコン酸、リンゴ酸、アコニット酸、ブラシル酸及びトリカルボキシヘキサンとその塩及びエステルから構成される群から選択されるポリカルボン酸である請求項１に記載の組成物。 17．前記ポリカルボン酸がポリアクリル酸、ブタンテトラカルボン酸、蓚酸、コハク酸、酒石酸、クエン酸及びトリカルボキシヘキサンとその塩及びそのエステルから構成される群から選択される請求項16に記載の組成物。 18．前記ポリカルボン酸が１，３，６−トリカルボキシヘキサン酸もしくはその塩又は１，２，３，４−ブタンテトラカルボン酸もしくはその塩である請求項17 に記載の組成物。 19．前記（Ａ）群成分がアミノ酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 20．前記アミノ酸がカルボン酸基とアミン基を少なくとも各１個ずつ含む天然アミノ酸及び合成化合物の両者を含み、式：Ｒ₄（ＣＨＮＨ₂ＣＯ₂Ｈ）_r （ＩＩＩ）Ｒ₅[(ＣＨ_x)_m(ＣＨＮＨ₂ＣＯ₂Ｈ)]_o(ＣＨ_y)_pＲ₆ （ＩＶ）Ｒ₅[(ＣＨ_x)_m(ＣＨＮＨ₂(ＣＨ₂)zＣＯ₂Ｈ)_n]_o(ＣＨ_y)_pＲ₆ （ＩＶＡ）［式（ＩＩＩ）及び（ＩＶ）中、Ｒ₄、Ｒ₅及びＲ₆は独立して水素、アルキルもしくはアリール、カルボキシル、カルボキシメチル、ヒドロキシアルキル又はアミンであり、ｘ、ｙ及びｚは独立して同一又は異なり、１又は２であり、ｍ及びｐは独立して同一又は異なり、０〜６であり、ｒは独立して１〜１０の整数であり、但しｎと０は少なくとも１でなければならず且つ独立して１〜６の整数であり得る］により表されるアミノ酸、その塩又はエステルから選択される請求項19 に記載の組成物。 21．（Ａ）群成分がメチオニンヒドロキシ類似体、ポリアミノ酸、アミノ酸のホモポリマー、単一もしくは２個以上のアミノ酸もしくはその塩のランダムもしくはブロックコポリマーから選択される請求項20に記載の組成物。 22．前記（Ａ）群成分がポリアミノ酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 23．前記ポリアミノ酸がポリアスパラギン酸とその塩及びポリグルタミン酸とその塩並びにその混合物から選択される請求項22に記載の組成物。 24．前記ポリアミノ酸が合成により製造されるか、又は遊離ポリマーもしくは塩として水溶性の動物及び植物由来の天然タンパク質源から得られ、下式：Ｈ［ＮＨ（ＣＲ₂₃Ｒ₂₄）_mＣＯ］_nＯＨ（ＶＩＩＩ）［式（ＶＩＩＩ）中、ｍは独立して１〜１２の整数であり、ｎはアミノ酸が水溶性に保たれるように選択された独立して２〜約２０００の整数であり、Ｒ₂₃及びＲ₂₄は独立して同一又は異なり、１個のポリマー鎖内で異なってもよく、独立して水素、−ＣＯ₂Ｈ、−ＣＨ₂ＣＯ₂Ｈ、−ＣＨ₂ＣＨ₂−ＣＯ₂Ｈ、−ＣＨ₃、−ＣＨ₂ＣＨ₃、−ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₃、−ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₃、−ＣＨ（ＣＨ₃）₂、 −ＣＨ₂ＣＨ（ＣＨ₃）₂、−（ＣＨ₂）。Ｘ（式中、ｏ＝０〜２０であり、ＸはＲ₂₃ であり得る）、−ＯＨ、−ＳＨ、−ＳＳＣＨ₂ＣＨ（ＮＨ₂）、−ＣＯ₂Ｈ、− ＳＣＨ₃、フェニル、トリル、ヒドロキシフェニル、グアニジニル、ピロリジニル、ＮＨ₂、イミダゾイル、インドリル、アセトアミドから構成される］により表されるアミノ酸、その混合物である請求項22 に記載の組成物。 25．前記ポリアミノ酸成分がポリプロリン又はプロリンと別のアミノ酸もしくはその塩のコポリマー、又は酸性、塩基性もしくは中性アミノ酸又はその塩又はその混合物である請求項22に記載の組成物。 26．前記酸性アミノ酸が、アスパラギン酸及びグルタミン酸とその異性体及びラセミ体、Ｎ，Ｎ−ジ（２−カルボキシメチル）Ｎ−メチルホスホン酸、Ｎ−ホスホノメチルグリシン、その塩、誘導体及びエステル、Ｏ−ホスホセリン並びにその混合物から構成される群から選択される請求項19に記載の組成物。 27．前記塩基性アミノ酸が、アルギニン、ヒスチジン、オルニチン、トリプトファン及びその混合物から構成される群から選択される請求項19に記載の組成物。 28.前記アミノ酸が硫黄含有アミノ酸である請求項19に記載の組成物。 29．前記硫黄含有アミノ酸が、システイン、シスチン、メチオニンヒドロキシ類似体、ホモシステイン、フェリニン、ペニシラミン、メチオニン、イソバルチン、ビタミンＵ、その塩及びその混合物から構成される群から選択される請求項28に記載の組成物。 30．前記アミノ酸がアラニン、チロシン、アスパラギン、バリン、グルタミン、グリシン、ヒドロキシプロリン、イソロイシン、ロイシン、フェニルアラニン、セリン、トレオニン、チロキシン、ノルロイシン又はノルバリンから選択される請求項19に記載の組成物。 31．前記（Ａ）群成分が有機スルホン酸である請求項１に記載の組成物。 32．前記有機スルホン酸が式：［式（ＶＩＩ）中、Ｒ₂₂は独立してアルキル、アルコキシ、水素、アリール、アミノアルキル、アミン、カルボキシル、ヒドロキシル又はアミドであり、Ｍは独立して水素、アルカリ金属、アンモニウム及び有機アンモニウム又はその混合物である］により表される請求項31に記載の組成物。 33．前記有機スルホン酸が置換基をもつアルキル基をもつ請求項32に記載の組成物。 34．前記有機スルホン酸が、４−オクチルベンゼンスルホン酸、２−オクチルベンゼンスルホン酸、３−オクチルベンゼンスルホン酸、４−ノニルベンゼンスルホン酸、２−ノニルベンゼンスルホン酸、３−ノニルベンゼンスルホン酸、４− デシルベンゼンスルホン酸、２−デシルベンゼンスルホン酸、３−デシルベンゼンスルホン酸、４−ウンデシルベンゼンスルホン酸、２−ウンデシルベンゼンスルホン酸、３−ウンデシルベンゼンスルホン酸、４−ドデシルベンゼンスルホン酸、２−ドデシルベンゼンスルホン酸、３−ドデシルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属又はアンモニウム塩及びその塩から構成される群から選択される請求項 31に記載の組成物。 35．有機スルホン酸がアルカリ金属、アンモニウムもしくは有機アンモニウム塩又はその混合物として存在する請求項31に記載の組成物。 36．（Ａ）群又は（Ｂ）群のホスホン酸が式：Ｒ₂₅（ＰＯ（ＯＲ₂₆）₂）_n （ＩＸ）（式中、ｎは１〜約５の整数であり、Ｒ₂₅は独立して有機部分及びホスホノ有機部分、アミン含有有機部分又はその混合物であり、Ｒ₂₆は独立して水素又はアルキル、アリール、ポリアルキレングリコール、ポリプロピレングリコール、その混合物等を含む有機部分である）により表されるものから構成される群から選択される請求項１に記載の組成物。 37．前記ホスホン酸が１−ヒドロキシエチリデン−１，１−ジホスホン酸、アミノトリ（メチレンホスホン酸）、ドデシルアミノビスメチレンホスホン酸、ヘキサメチレンジアミンテトラ（メチレンホスホン酸）、ジエチレントリアミンペンタ（メチレンホスホン酸）、Ｎ−ホスホノメチルグリシン、２−ホスホノ−１，２，４−ブタントリカルボン酸、ヒドロキシホスホノ酢酸、その塩又はその混合物から選択される請求項36に記載の組成物。 38．Ａ群成分が式：Ｒ₂₇ＳＯ₂Ｒ₂₈Ｇ（Ｘ）［式中、Ｒ₂₇は６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル、アルケニル、アルコキシル又はアルキルアミノ基から選択され、Ｒ₂₈は不在であるか、又は１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキレンもしくはアルケニレン、アルコキシル又はアルキルアミノ基から選択され、ＧはＣＯ₂Ｍ、ＯＳＯ₃Ｍ、ＳＯ₂ＯＭ、ＯＰＯ（ＯＭ）₂又はＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、ＭはＨ、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、アンモニウム及びその混合物である］のスルホン酸である請求項１に記載の組成物。Ｂ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 39．スルホン酸がオクチルスルホニル酪酸、オクチルスルホニルプロパン酸、ドデシルスルホニル酪酸、ドデシルスルホニルプロパン酸、Ｎ−オクチルスルホニル−β−アラニン、ノニルアミノスルホニルプロパン酸、その塩又はその混合物から選択される請求項38に記載の組成物。 40．（Ａ）群成分が式：Ｒ₂₉（Ｃ＝Ｏ）Ｒ₃₀Ｇ（ＸＩ）［式中、Ｒ₂₉は水素、又は６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル、アルケニルもしくアルコキシル基から選択され、Ｒ₃₀は不在であるか、又は水素、１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキレン、アルケニレンもしくはアルコキシル基から選択され、ＧはＣＯ₂Ｍ、ＯＳＯ₃Ｍ、ＳＯ₂ＯＭ、ＯＰＯ（ＯＭ）₂又はＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、Ｍは水素、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン及びアンモニウム並びにその混合物である］のケト酸である請求項１に記載の組成物。Ｂ群成分がオルトリン酸である請求項１に記載の組成物。 41．前記ケト酸がモノオクチルコハク酸、モノドデシルコハク酸、５−オキソ− ヘキサデカン酸、その塩又はその混合物から選択される請求項40に記載の組成物。 42．（Ａ）群成分が式：（式中、Ｒ₄₀はアルキルＣ_1-30又はカルボキシアルキルＣ_1-30であり、Ｍは水素、アルカリ金属、アンモニウム又はその混合物から選択される）により表されるメルカプトカルボン酸である請求項１に記載の組成物。 43．（Ａ）群成分が式：Ｒ₃₁Ｎ（Ｒ₃₃）Ｒ₃₂Ｇ（ＸＩＩ）のアミン置換有機酸である請求項１に記載の組成物。 44．（Ａ）群成分が式：［式中、Ｒ₃₄、Ｒ₃₅、Ｒ₃₆及びＲ₃₇は独立して水素、アルキル、アリール、官能化アルキル、官能化アリール、アルカノール、ポリアルコキシ、アルケニル、硫黄含有部分又はリン含有部分であり、Ｒ₃₄とＲ₃₆は共有結合して環状アミノ酸を形成してもよく、Ｍは水素、アルカリ金属、アンモニウム、有機アンモニウム、又はその混合物から選択される］の置換アミノ酸である請求項１に記載の組成物。 45．前記成分がＬ−アスパルチル−Ｌ−フェニルアラニン又はその塩もしくはメチルエステルから選択されるアミノ酸である請求項44に記載の組成物。 46．Ａ群成分が式：Ｒ₃₈ＸＲ₃₉Ｇ（ＸＩＶ）の置換酸である請求項１に記載の組成物。 47．前記（Ａ）群成分がニトリロトリ酢酸もしくはその塩、コハク酸もしくはその塩、４−ヒドロキシ酪酸もしくはその塩、ジチオプロピオン酸もしくはその塩、ジヒドロキシアセトンダイマー、エトキシル化ポリエチレンイミン、ポリグリオキシル酸もしくはその塩、マレイン酸モノアンモニウム又はマレイン酸ジアンモニウムから選択される請求項１に記載の組成物。 48．前記成分がタンパク質である請求項１に記載の組成物。 49.前記タンパク質が天然タンパク質である請求項48に記載の組成物。 50．前記天然タンパク質がウシ血清アルブミン、ウシソマトトロピン、ゼラチン又はカゼインから選択される請求項49に記載の組成物。 51．前記（Ａ）群成分が有機酸である請求項１に記載の組成物。 52．前記有機酸が遊離酸又はその塩として存在するリン酸又はホスホン酸から選択される請求項51に記載の組成物。 53．グルタミン酸又はその塩と硼酸を含む２成分を（Ａ）群から使用する請求項１に記載の組成物。 54．ポリアスパラギン酸又はその塩とポリアクリル酸を含む２成分を（Ａ）群から使用する請求項１に記載の組成物。 55．ポリアスパラギン酸カリウムとポリアクリル酸を含む２成分を（Ａ）群から使用し、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸から選択される成分を（Ｂ）群から使用する請求項54に記載の組成物。 56．（Ｂ）群成分を使用する請求項１に記載の組成物。 57．前記（Ａ）群成分がポリアスパラギン、尿素、Ｎ−オクチルグルタミン酸又はその塩、スクシナミン酸又はその塩、ポリアクリルアミド、ポリ（２−エチル −２−オキサゾリン）、スクシンアミド、ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸、マレアミン酸、ピログルタミン酸及びその塩から選択されるアミド又はポリアミドである請求項56に記載の組成物。 58．前記（Ａ）群成分がアスパラギン酸、アスパラギン、アルギニン、グルタミン酸、オルニチン、ヒスチジン、セリン、グリシン、ポリグルタミン酸及びその塩から選択されるアミノ酸又はポリアミノ酸である請求項56に記載の組成物。 59．前記（Ａ）群成分が４−ヒドロキシ酪酸、オキサミン酸、ポリグリオキシル酸、１，３，６−トリカルボキシヘキサン、スクシナミン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、蓚酸、マレイン酸、１，２，３，４−ブタンテトラカルボン酸、Ｎ−ホスホノメチルグリシン、ポリアクリル酸、蟻酸又はその塩から選択されるカルボン酸又はポリカルボン酸である請求項56に記載の組成物。 60．前記（Ａ）群成分がウシソマトトロピン、ウシ血清アルブミン、グリセロール−２−リン酸又はその塩、２−メルカプトコハク酸又はその塩、ジヒドロキシアセトンダイマー、グルタミン、ジチオプロピオン酸、２，４，６−トリクロロフェノールから選択される請求項56に記載の組成物。 61．前記（Ｂ）群成分が硼酸である請求項56に記載の組成物。 62．前記（Ｂ）群成分がリン酸又はホスホン酸である請求項56に記載の組成物。 63．前記リン酸がオルトリン酸である請求項62に記載の組成物。 64．前記オルトリン酸がアルカリ金属、アンモニウム又はアルキルアンモニウムから選択されるカチオンをもつ１塩基、２塩基又は３塩基塩及びその混合物から構成される群から選択される請求項63に記載の組成物。 65．前記リン酸がピロリン酸、メタリン酸、次亜リン酸、亜リン酸、ポリリン酸及びその混合物から構成される群からその塩として選択される請求項62に記載の組成物。 66．（Ｂ）群成分が１−ヒドロキシエチリデン−１，１−ジホスホン酸、アミノトリ（メチレンホスホン酸）、ドデシルアミノビスメチレンホスホン酸、ヘキサメチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、ジエチレントリアミンペンタ（メチレンホスホン酸）、Ｎ−ホスホノメチルグリシン、２−ホスホノー１，２，４−ブタントリカルボン酸、ヒドロキシホスホノ酢酸、その塩又はその混合物から選択される請求項56に記載の組成物。 67．（Ａ）群成分がポリアスパラギン酸、アスパラギン酸、尿素、リジン、ポリ（２−エチル−２−オキサゾリン）、Ｌ−グルタミン酸、Ｌ−アスパラギン酸、クエン酸、リンゴ酸、１，３，６−トリカルボキシヘキサン、１，２，３，４− ブタンテトラカルボン酸又はその塩から選択される請求項61に記載の組成物。 68．前記（Ａ）群成分がポリアスパラギン酸又はその塩であり、（Ｂ）群成分が１−ヒドロキシエチリデン−１−ジホスホン酸、Ｋ₂Ｂ₁₀Ｏ₁₆もしくは硼酸又はその塩である請求項56に記載の組成物。 69．Ｋ₂Ｂ₁₀Ｏ₁₆、硼酸又はその塩から選択される（Ｂ）群成分を使用する請求項61に記載の組成物。 70．潤滑有効量の請求項１に記載の液体潤滑剤組成物を潤滑剤として金属に提供することを特徴とする金属工作方法。 71．前記金属工作が金属成形及び／又は研削及び／又は金属除去を含む全金属工作作業を含む請求項70に記載の金属工作方法。 72．前記金属工作が成形である請求項71に記載の金属工作方法。 73．前記金属工作が研削である請求項71に記載の金属工作方法。 74．金属工作用水溶性潤滑剤組成物を受容するのに有用な金属にこの組成物を供給する段階を含み、場合により前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物を希釈し、前記組成物を前記金属に有効に提供するように施用（噴霧又は滴下）することにより金属の一部に場合により希釈するか又は希釈していない水溶性組成物を供給することを特徴とする請求項70に記載の金属工作方法。 75．前記液体潤滑剤組成物が請求項４から69のいずれか一項に記載の組成物を含む請求項70に記載の方法。 76．１種以上の腐食防止剤を更に含む請求項１に記載の組成物。 77．腐食防止剤が２，２’−エチレンジオキシビス（エチルアミン）、トリオクチルアミン、トリス（２−アミノエチル）アミン、ポリエチレンイミン及びＮ，Ｎ，Ｎ’，Ｎ’−テトラキス（２−ヒドロキシエチル）エチレンジアミン、４−（アミノメチル）−１，８ −オクタンジアミン、イミノビスプロピルアミン又はビスヘキサメチレントリアミンから選択される長鎖置換モノ、ジ及びトリアミンである請求項76に記載の組成物。 78．腐食防止剤がリジン又はオルニチンである請求項76に記載の組成物。 79．腐食防止剤がＤＩＰＳＯ（３−［Ｎ，Ｎ−ビス（２−ヒドロキシエチル）アミノ］−２−ヒドロキシプロパンスルホン酸）である請求項76に記載の組成物。 80．腐食防止剤が１−メチルイミダゾール、１−（３−アミノプロピル）イミダゾール又は１，２−ジメチルイミダゾールから選択されるインダゾールである請求項76に記載の組成物。 81．腐食防止剤がトリエタノールアミンである請求項76に記載の組成物。 82．金属工作部品又は被工作金属部品を含む製品であって、前記工作が有効量の請求項１に記載の液体潤滑剤組成物を前記金属に接触させるか又は提供することにより実施される前記製品。 83.前記液体潤滑剤組成物が請求項４から69のいずれか一項に記載の組成物を含む請求項82に記載の製品。 84．被工作金属の前記表面をまず洗浄した後、前記液体潤滑剤組成物で潤滑した請求項82に記載の製品。 85．チタン又はその合金の金属工作中に工具摩耗を低減する方法であって、前記金属工作が請求項１に記載の組成物を使用して工具を使用する金属工作作業を含み、（Ａ）群成分がポリカルボン酸又はその塩もしくはエステルである前記方法。 86．前記ポリカルボン酸がポリアクリル酸、ブタンテトラカルボン酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸、ウンデカンジオン酸、プロパントリカルボン酸、酒石酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、イタコン酸、シトラコン酸、リンゴ酸、アコニット酸、ブラシル酸、トリカルボキシヘキサン又はその塩もしくはエステルから選択される請求項85に記載の組成物。 87．前記ポリカルボン酸が１，２，３，４−ブタンテトラカルボン酸、コハク酸又はその塩もしくはエステルから選択される請求項86に記載の方法。 88．（Ａ）群から選択される成分の量が組成物全体の約０．１〜約７５重量％である請求項１に記載の組成物。 89．（Ａ）群成分の濃度が組成物全体の約０．２５〜約２５重量％である請求項 88に記載の組成物。 90．（Ａ）群の成分と（Ｂ）群の成分を使用する場合に、（Ｂ）群から選択される成分の量が約０．１〜約６０重量％である請求項56に記載の組成物。 91．（Ｂ）群の成分の濃度が組成物全体の約０．２５〜約１５重量％である請求項90に記載の組成物。 92．（Ａ）群及び／又は（Ｂ）群の２種以上の成分を使用する請求項56に記載の液体組成物。 93．（Ｂ）群成分としてリン酸を使用し、リン酸の濃度が約０．０７５％〜約５０％である請求項62に記載の液体組成物。 94．リン酸の濃度が約０．１０〜約１５重量％である請求項93に記載の組成物。 95．リン酸の濃度が約０．１０〜約１０重量％である請求項94に記載の組成物。 96．（Ａ）群成分が塩又はその混合物であるか、（Ｂ）群成分が塩又はその混合物であるか、（Ａ）群成分と（Ｂ）群成分の両者が塩又はその混合物であるか、（Ａ）群成分と（Ｂ）群成分のどちらも塩ではない請求項１に記載の組成物。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＺＷ (72)発明者ハーゼル，チモシー・ケーアメリカ合衆国、ミズーリ・63108、セント・ルイス、ウエストミンスター・プレイス・4614 (72)発明者シルバーマン，デビツド・シーアメリカ合衆国、ミズーリ・63017、チエスターフイールド、ストローブリツジ・コート・14314 (72)発明者トウ，ジエイコブ・エスアメリカ合衆国、ミズーリ・63021、ボールウイン、ワインデイング・パス・709 (72)発明者チヨー，ウインザー・アールアメリカ合衆国、ミズーリ・63038、グレンコー、リツジウツズ・マノア・ドライブ・718

Claims

【特許請求の範囲】１．アミド；ポリアミド；アミノ酸、塩及びエステル；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；ケト酸、塩及びエステル；アミン置換有機酸又はその塩；スルホン酸及び塩、アミノ酸、塩及びエステル；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド又はポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸、塩又はエステル；置換アミノ酸、塩又はエステル；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム；硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、カルボン酸エステル、ケトン、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、相乗潤滑又は付加機能効果を提供する潤滑機能有効量の液体潤滑剤組成物を潤滑剤として金属又は金属工作用工具又はその両者に提供することを特徴とする金属工作用組成物。２．前記組成物が該組成物とその成分の会合又は被工作金属もしくは金属工作用工具もしくはその両者への前記組成物の施用による反応生成物を含む請求項１に記載の組成物。３．潤滑剤が極圧、境界潤滑剤、単純膜もしくは耐摩耗又はその組み合わせから構成される群から選択される潤滑性をもつ請求項１又は２に記載の組成物。４．前記潤滑剤が極圧潤滑剤であり、前記Ａ群成分が例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素原子数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステルであり、但し２− ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まず、Ａ群は２−ヒドロキシ酪酸又は３−ヒドロキシ酪酸を含まない請求項３に記載の組成物。５．前記潤滑剤が極圧潤滑剤であり、前記（Ａ）群成分が化学構造Ｒ₁ＣＯＯＨ［式中、Ｒ₁はＲ_aＯＲ_b（式中、Ｒ_aはＣ_6-20直鎖又は分枝鎖アルキルであり、Ｒ_b はＣ_1-6直鎖又は分枝鎖アルキレンである）又はＲ_cＳＲ_d（式中、Ｒ_cはＣ_1-20 アルキルであり、Ｒ_dはＣ_1-6アルキレン又はヒドロキシアルキレンである）］をもつ請求項３に記載の組成物。５．前記カルボン酸が２個以上のカルボン酸部分を含む請求項１又は２に記載の組成物。６．前記カルボン酸がカルボン酸基を含む反復単位をもつポリマーである請求項６に記載の組成物。７.前記Ａ群成分がアミド又はポリアミドであり、該ポリアミドが２個以上のアミド基を含む分子であるか又はアミド基を含む反復単位をもつポリマーである請求項１又は２に記載の組成物。９．前記ポリアミドがアミド基を含む反復単位をもつポリマーであるか、又は前記アミドもしくはポリアミドが夫々水溶性アミドもしくは水溶性ポリアミドである請求項６に記載の組成物。１０．前記アミドが式：Ｒ₇ＣＯＮＲ₈Ｒ₉ （Ｖ）［式（Ｖ）中、Ｒ₇、Ｒ₈及びＲ₉は独立してアルキル、官能化アルキル、アリール、官能化アリール、アルキルもしくはアリール基を含む官能基、ＮＨ₂、ＮＨＲ₁₀又はＮＲ₁₁Ｒ₁₂であり、Ｒ₁₀、Ｒ₁₁及びＲ₁₂は独立して同一又は異なり、水素、アルキル、官能化アルキル、アリール又は官能化アリール基であり、但しＲ₈ とＲ₉はポリエチレンイミン以外のものであり、Ｒ₇がＭＯＯＣ（ＣＨ₂）₈−であるとき、Ｒ₈とＲ₉はＣ_1-4ヒドロキシアルキル以外のものであり、Ｒ₇がＣ_12-1 ₈ アルキルであるとき、Ｒ₈とＲ₉はヒドロキシエチル以外のものである。更に、Ｒ₈とＲ₉の一方がＨであり、他方がＣ_3-30アルキルであるとき、Ｒ₇は−ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＯＯＨ、−ＣＨ＝ＣＨＣＯＯＨ又はオルトカルボキシフェニルから選択することができず、Ｒ₈又はＲ₉の一方がＨであり、他方がＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ（ＮＨ₂）ＣＯＯＨであるとき、Ｒ₇は炭素原子数８〜２２のアルキル基以外のものである］により表され、窒素が置換していてもいなくてもよい化合物又はその塩である請求項９に記載の組成物。 11．前記アミドが（式中、ｎは独立して２〜１０の整数であり、Ｒ₄₂＝Ｈ又はＣ₁−Ｃ₂₀アルキルである）である請求項10に記載の組成物。 12．前記アミドがアスパラギン、マレアミン酸、尿素、ビウレット、ポリアスパラギン、グルタミン、ポリ尿素、Ｎ，Ｎ−ジメチルアセトアミド、オレオアミド、グアニジン、ピログルタミン酸、ポリアタリルアミド及びポリ（２−エチル− ２−オキサゾリン）、塩及びその混合物から構成される群から選択される請求項９に記載の組成物。 13．前記アミドがアスパラギン、マレアミン酸、尿素、ポリアスパラギン、グルタミン、ピログルタミン酸、ポリアクリルアミド及びポリ（２−エチル−２−オキサゾリン）又はその塩から構成される群から選択される請求項９に記載の組成物。 14．前記Ａ群成分が式：Ｒ₁ＣＯ₂Ｈ（Ｉ）「式（Ｉ）中、Ｒ₁は水素、Ｃ_1-6アルキル、Ｒ_aＯＲ_b（式中、Ｒ_aはＣ_6-20直鎖又は分枝鎖アルキルであり、Ｒ_bはＣ_1-6直鎖又は分枝鎖アルキレンである）又はＲ_cＳＲ_d（式中、Ｒ_cはＣ_1-20アルキルであり、Ｒ_dはＣ_1-6アルキレン又はヒドロキシアルキレンである）である］及びＲ₂［（ＣＨ_x）_mＣＨＣＯ₂Ｈ］_n（ＣＨ_y）。Ｒ₃ （ＩＩ）［式（ＩＩ）中、Ｒ₂及びＲ₃は独立して同一又は異なり、独立して水素、酸素、又はアルキル及び／又はアリール、メルカプト、チオもしくはジチオ有機部分、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、アルケニルもしくはアルコキシ、アルコキシアルキルもしくは芳香族を含む有機基であり、ｘ及びｙは１又は２の数であり、ｍは０〜約４０であり、０は０〜約１８であり、ｎは１〜約５，０００又は７，０００以上であり、ｍ、ｎ及び０は独立した整数であり、但しＲ₁は３−カルボキシプロピル又はカルボキシメチル置換アルキル以外のものである］により表されるその酸又は塩としてのカルボン酸である請求項１又は２に記載の組成物。 15．前記カルボン酸がＮ−ホスホノメチルグリシンと水溶性塩及びエステル；乳酸、ギ酸、グリコール酸、グリオキシル酸、グリセリン酸、オクチルチオ酪酸、オクチルチオプロパン酸、オクチルオキシプロパン酸、デシルオキシプロパン酸、ドデシルオキシプロパン酸、４−メチルチオ−２−ヒドロキシ酪酸とその塩及びエステル並びにその混合物から構成される群から選択される請求項13に記載の組成物。 16．前記カルボン酸がポリアクリル酸、ブタンテトラカルボン酸、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、ドデカンジオン酸、ウンデカンジオン酸、プロパントリカルボン酸、酒石酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、イタコン酸、シトラコン酸、酒石酸、リンゴ酸、アコニット酸、ブラシル酸及びトリカルボキシヘキサンとその塩及びエステルから構成される群から選択されるポリカルボン酸である請求項 13に記載の組成物。 17．前記成分がアミノ酸又はその塩である請求項１又は２に記載の組成物。 18．前記アミノ酸がカルボン酸基とアミン基を少なくとも各１個ずつ含む天然アミノ酸及び合成化合物の両者を含み、式：Ｒ₄（ＣＨＮＨ₂ＣＯ₂Ｈ）_r （ＩＩＩ）Ｒ₅[(ＣＨ_x)_m(ＣＨＮＨ₂ＣＯ₂Ｈ)]_o(ＣＨ_y)_pＲ₆ （ＩＶ）Ｒ₅[(ＣＨ_x)_m(ＣＨＮＨ₂(ＣＨ₂)_zＣＯ₂H)_n]_o(ＣＨ_y)_pＲ₆ （ＩＶＡ）［式（ＩＩＩ）及び（ＩＶ）中、Ｒ₄、Ｒ₅及びＲ₆は独立して同一又は異なり、独立して水素、アルキルもしくはアリール、カルボキシル、カルボキシメチル、ヒドロキシアルキル又はアミンであり、ｘ、ｙ及びｚは独立して同一又は異なり、１又は２であり、ｍ及びｐは独立して同一又は異なり、０〜６であり、ｒは独立して１〜１０の整数であり、但しｎと０は少なくとも１でなければならず且つ独立して１〜６の整数であり得る］により表されるアミノ酸、その塩又はエステルから選択される請求項16に記載の組成物。 17．前記成分がメチオニンヒドロキシ類似体又はその塩である請求項17に記載の組成物。 18．前記Ａ群成分がポリアミノ酸又はその塩である請求項17に記載の組成物。 19．ポリアミノ酸成分がアミノ酸のホモポリマー、単一もしくは２個以上のアミノ酸もしくはその塩のランダムもしくはブロックコポリマーである請求項18に記載の組成物。 20．前記ポリアミノ酸成分が合成により製造されるか、又は遊離ポリマーもしくは塩として水溶性の動物及び植物由来の天然タンパク質源から得られ、下式：Ｈ［ＮＨ（ＣＲ₂₃Ｒ₂₄）_mＣＯ］_nＯＨ（ＶＩＩＩ）［式（ＶＩＩＩ）中、ｍは独立して１〜１２の整数であり、ｎはアミノ酸が水溶性に保たれるように選択された独立して２〜約２０００の整数であり、Ｒ₂₃及びＲ₂₄は独立して同一又は異なり、１個のポリマー鎖内で異なってもよく、独立して水素、−ＣＯ₂Ｈ、−ＣＨ₂ＣＯ₂Ｈ、−ＣＨ₂ＣＨ₂−ＣＯ₂Ｈ、−ＣＨ₃、−ＣＨ₂ＣＨ₃、−ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₃、−ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₂ＣＨ₃、−ＣＨ（ＣＨ₃）₂、 −ＣＨ₂ＣＨ（ＣＨ₃）₂、−（ＣＨ₂）。Ｘ（式中、ｏ＝０〜２０であり、ＸはＲ₂₃ である）、−ＯＨ、−ＳＨ、−ＳＳＣＨ₂ＣＨ（ＮＨ₂）、−ＣＯ₂Ｈ、−ＳＣＨ₃、フェニル、トリル、ヒドロキシフェニル、グアニジニル、ピロリジニル、ＮＨ₂、イミダゾイル、インドリル、アセトアミドから構成される］により表されるアミノ酸、その混合物等である請求項19に記載の組成物。 21．前記ポリアミノ酸成分がポリプロリン又はプロリンと別のアミノ酸もしくはその塩のコポリマーである請求項20に記載の組成物。 22．前記アミノ酸化合物が酸性アミノ酸又はその塩もしくは混合物である請求項16に記載の組成物。 23．前記アミノ酸化合物が塩基性アミノ酸又はその塩もしくは混合物である請求項16に記載の組成物。 24．前記アミノ酸化合物が中性アミノ酸又はその混合物である請求項18に記載の組成物。 25．前記酸性アミノ酸が、アスパラギン酸及びグルタミン酸とその異性体及びラセミ体、Ｎ，Ｎ−（２−カルボキシメチル）Ｎ−メチルホスホン酸、Ｎ−ホスホノメチルグリシン、塩、誘導体及びエステル、Ｏ−ホスホセリン並びにその混合物から構成される群から選択される請求項22に記載の組成物。 26．前記塩基性アミノ酸が、アルギニン、ヒスチジン、オルニチン及びトリプトファン並びにその混合物から構成される群から選択される請求項23に記載の組成物。 27．前記成分が硫黄含有アミノ酸である請求項１に記載の組成物。 28．前記硫黄含有アミノ酸が、システイン、シスチン、メチオニンヒドロキシ類似体、ホモシステイン、フェリニン、ペニシラミン、メチオニン、イソバルチン、ビタミンＵ並びにその塩及び混合物から構成される群から選択される請求項27 に記載の組成物。 29．前記成分がアラニン、チロシン、アスパラギン、バリン、グルタミン、グリシン、ヒドロキシプロリン、イソロイシン、ロイシン、フェニルアラニン、セリン、トレオニン、チロキシン、ノルロイシン及びノルバリンを含むアミノ酸から選択される請求項24に記載の組成物。 30．前記Ａ群成分が有機スルホン酸であるスルホン酸化合物である請求項１に記載の組成物。 31．前記Ａ群成分が［式（ＶＩＩ）中、Ｒ₂₂は独立してアルキル、アルコキシ、水素、アリール、アミノアルキル、アミン、カルボキシル、ヒドロキシル又はアミドであり、Ｍは独立して水素、アルカリ金属、アンモニウムもしくは有機アンモニウム又はその混合物等である］である請求項１に記載の組成物。 32．前記有機スルホン酸が置換基をもつアルキル基をもつ請求項30に記載の組成物。 33．前記有機スルホン酸が、４−オクチルベンゼンスルホン酸、２−オクチルベンゼンスルホン酸、３−オクチルベンゼンスルホン酸、４−ノニルベンゼンスルホン酸、２−ノニルベンゼンスルホン酸、３−ノニルベンゼンスルホン酸、４− デシルベンゼンスルホン酸、２−デシルベンゼンスルホン酸、３−デシルベンゼンスルホン酸、４−ウンデシルベンゼンスルホン酸、２−ウンデシルベンゼンスルホン酸、３−ウンデシルベンゼンスルホン酸、４−ドデシルベンゼンスルホン酸、２−ドデシルベンゼンスルホン酸、３−ドデシルベンゼンスルホン酸及び種々のアルキル鎖長を含む同様の化合物、その塩等から構成される群から選択される請求項30に記載の組成物。 34．有機スルホン酸がアルカリ金属、アンモニウムもしくは有機アンモニウム塩又はその混合物として存在する請求項33に記載の組成物。 35．Ｂ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 36．Ｂ群成分がオルトリン酸である請求項１に記載の組成物。 37．前記オルトリン酸がアルカリ金属、カリウムもしくはナトリウム又はアンモニウムもしくはアルキルアンモニウムから選択されるカチオンをもつ１塩基、２塩基もしくは３塩基酸塩又はその混合物から構成される群から選択される請求項36に記載の組成物。 38．ホスホン酸が式：Ｒ₂₅（ＰＯ（ＯＲ₂₆）₂）_n （ＩＸ）［式（ＩＸ）中、ｎは独立して１〜約５の整数であり、Ｒ₂₅は独立して有機部分及びホスホノ有機部分、又はアミン含有有機部分又はその混合物等であり、Ｒ₂₆ は独立して水素又はアルキル、アリール、ポリアルキレングリコール、ポリプロピレングリコール、その混合物等を含む有機部分である］により表されるものから構成される群から選択される請求項１に記載の組成物。 39．前記リン酸がピロリン酸、メタリン酸、次亜リン酸、亜リン酸、ポリリン酸及びその混合物から構成される群からその塩として選択される請求項38に記載の組成物。 40．Ｂ群成分がホスホン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 41．Ａ群成分が１−ヒドロキシエチリデン−１，１−ジホスホン酸、アミノトリ（メチレンホスホン酸）、ドデシルアミン、ホルムアルデヒド、亜リン酸及び塩化水素を反応させることにより製造可能なドデシルアミンビスメチレンホスホン酸、ヘキサメチレンジアミンテトラ（メチレンホスホン酸）、ジエチレントリアミンペンタ（メチレンホスホン酸）、Ｎ−ホスホノメチルグリシン、２−ホスホノ−１，２，４−ブタントリカルボン酸、ヒドロキシホスホノ酢酸、その塩又はその混合物等から選択される請求項１に記載の組成物。 42．Ａ群成分が式：Ｒ₂₇ＳＯ₂Ｒ₂₆Ｇ（Ｘ）［式中、Ｒ₂₇は６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル、アルケニル、アルコキシル、アルキルアミノ基から選択され、Ｒ₂₈は不在であるか、又は１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキレンもしくはアルケニレン、アルコキシル、アルキルアミノ基から選択され、ＧはＣＯ₂ Ｍ、ＯＳＯ₃Ｍ、ＳＯ₂ＯＭ、ＯＰＯ（ＯＭ）₂又はＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、ＭはＨ、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、アンモニウム及びその混合物である］のスルホン酸である請求項１に記載の組成物。 43．成分がオクチルスルホニル酪酸、オクチルスルホニルプロパン酸、ドデシルスルホニル酪酸、ドデシルスルホニルプロパン酸、Ｎ−オクチルスルホニル−β −アラニン、ノニルアミノスルホニルプロパン酸及びその塩又は混合物である請求項42に記載の組成物。 44．Ａ群成分が式：Ｒ₂₉（Ｃ＝Ｏ）Ｒ₃₀Ｇ（ＸＩ）［式中、Ｒ₂₉は水素、６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル、アルケニル、アルコキシル基から選択され、Ｒ₃₀は不在であるか、又は水素、１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキレンもしくはアルケニレン、アルコキシル基から選択され、ＧはＣＯ₂Ｍ、ＯＳＯ₃Ｍ、ＳＯ₂ ＯＭ、ＯＰＯ（ＯＭ）₂又はＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、Ｍは水素、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン及びアンモニウム並びにその混合物である］のケト酸である請求項１に記載の組成物。 45．Ａ群成分がモノオクチルコハク酸、モノドデシルコハク酸、５−オキソ−ヘキサデカン酸及びその塩又は混合物から構成される群から選択される請求項44に記載の組成物。 46．Ａ群成分が下式：（式中、Ｒ₄₀はアルキルＣ_1-30及びカルボキシアルキルＣ_1-30であり、ｘ＝０〜６、Ｍ＝Ｈ、アルカリ金属、アンモニウム、その混合物等である）により表されるメルカプトカルボン酸である請求項１に記載の組成物。 47．Ａ群成分が式：Ｒ₃₁Ｎ（Ｒ₃₃）Ｒ₃₂Ｇ（ＸＩＩ）［式中、Ｒ₃₁は水素、６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル、アルケニル、アルコキシル基から選択され、Ｒ₃₂は不在であるか、又は水素、１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキレンもしくはアルケニレン、アルコキシル、アルキルアミノ基から選択され、Ｒ₃₃は水素、又は６〜２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキルもしくはアルケニル基から選択され、Ｇは−ＣＯ₂Ｍ、−ＯＳＯ₃Ｍ、− ＳＯ₂ＯＭ、−ＯＰＯ（ＯＭ）₂又は−ＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、ＭはＨ、アルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、アンモニウムであり、但し式（ＸＩＩ）に示す構造により表される化合物中のＧがスルホン酸であるときには、Ｒ₃₁とＲ₃₃は水素以外のものである］のアミン置換有機酸である請求項１に記載の組成物。 48．Ａ群成分が式：［式（ＸＩＩＩ）の化合物はＲ₃₄、Ｒ₃₅、Ｒ₃₆及びＲ₃₇が水素、アルキル、アリール、官能化アルキル、官能化アリール、アルカノール、ポリアルコキシ、アルケニル、硫黄含有部分及びリン含有部分であり得る拡張アミノ酸を表す。更に、Ｒ₃₄とＲ₃₆はプロリン等の環状アミノ酸のように共有結合していてもよい。Ｍは好ましくは水素、アルカリ金属、アンモニウム又は有機アンモニウム、その混合物等から選択される部分を表す］の置換アミノ酸である請求項１に記載の組成物。 49．Ａ群成分が式：Ｒ₃₈ＸＲ₃₉Ｇ（ＸＩＶ）［式中、Ｒ₃₈は６〜約２０個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換アルキル又はアルケニル基から選択され、Ｘは不在であるか、又は−ＣＨ₂−（メチレン）、酸素、硫黄、−Ｓ−Ｓ−及びアリールから構成される群から選択され、ここでアリールは非置換又は置換フェニルであり、Ｒ₃₉は不在であるか、１〜６個の炭素原子と場合により１個以上の酸素原子を含む直鎖又は分枝鎖の非置換又は置換アルキレンもしくはアルケニレン基又は（ＣＨ₂ＣＨ₂−Ｏ）_n（式中、ｎは１〜１０である）から選択され、Ｇは− ＯＳＯ₃Ｍ、−ＳＯ₂ＯＭ、−ＯＰＯ（ＯＭ）₂又は−ＰＯ（ＯＭ）₂から選択され、ＭはＨ、アルカル金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン又はアンモニウムから選択され、但し、 1．Ｘがアリールであり且つＲ₃₅が不在の場合には、ＧはＳＯ₂ＯＭ以外のものであり、 2．Ｘが不在であるか又はメチレンである場合には、ＧはＰＯ（ＯＭ）₂以外のものであり、 3．Ｇがリン酸である場合には、Ｒ₃₈はリン酸で置換することができず、 4.Ｘが不在であるか又はメチレンもしくは酸素である場合には、Ｇはリン酸以外のものであり、 5．Ｇがリン酸である場合には、Ｒ₃₉は存在しなければならず且つＸはメチレン以外のものであり、 6．Ｇが−ＳＯ₂ＯＭｇであり且つＸが不在であるか又はメチレンである場合には、Ｒ₃₈、Ｒ₃₉はアルキル又はアルキレン以外のものである（Ｍｇ＝マグネシウム）］の置換酸である請求項１に記載の組成物。 50．Ａ群成分が乳酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 51．Ａ群成分が乳酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 52．Ａ群成分がポリアクリル酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 53．Ａ群成分がアスパラギン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 54．Ａ群成分がアスパラギン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 55．Ａ群成分がグルタミン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 56．Ａ群成分がグルタミン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 57．Ａ群成分がポリグルタミン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 58．Ａ群成分がポリグルタミン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 59．Ａ群成分がポリアスパラギンであり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 60．Ａ群成分がポリアスパラギンである請求項１に記載の組成物。 61．Ａ群成分がポリアスパラギン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 62．Ａ群成分がポリアスパラギン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 63．Ａ群成分がアスパラギン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 64．Ａ群成分がポリアスパラギン酸又はその塩であり且つＢ群成分が硼酸である請求項１に記載の組成物。 65．Ａ群成分がアスパラギン酸又はその塩であり且つＢ群成分が硼酸である請求項１に記載の組成物。 66．Ａ群成分が尿素であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 67．Ａ群成分がジチオプロピオン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 68．Ａ群成分がＮ−ホスホノメチルグリシン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 69．Ａ群成分がＮ−ホスホノメチルグリシン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 70．Ａ群成分がグリセロール−２−リン酸であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 71．Ａ群成分が１，３−ジヒドロキシアセトンダイマーであり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 72．Ａ群成分が２，４，６−トリクロロフェノールであり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 73．Ａ群成分がポリアスパラギン酸であり且つＢ群成分が１−ヒドロキシエチリデン−１，１−ジホスホン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 74．成分がポリアクリル酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 75．Ａ群成分がトリカルボキシヘキサン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 76．Ａ群成分が１，２，３，４−ブタンテトラカルボン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 77．Ａ群成分がシスチン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 78．Ａ群成分が硫化ナトリウムである請求項１に記載の組成物。 79．Ａ群成分がシステイン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 80．Ａ群成分が１−ヒドロキシエチリデン−１，１−ジホスホン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 81．Ｂ群のリン部分がドデシルアミノビスメチレンホスホン酸又はその塩により提供される請求項１に記載の組成物。 82．Ａ群成分がドデシルアミノビス（メチレンホスホン酸）又はその塩である請求項１に記載の組成物。 83．Ａ群成分が酒石酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 84．Ａ群成分がリンゴ酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 85．Ａ群成分がリンゴ酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 86．Ａ群成分がクエン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 87．Ａ群成分がクエン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 88．Ａ群成分が蓚酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 89．Ａ群成分が蓚酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 90．Ａ群成分が１，２，３，４−ブタンテトラカルボン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 91．Ａ群成分が１，３，６−トリカルボキシヘキサン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 92．Ａ群成分が１，３，６−トリカルボキシヘキサン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 93．Ａ群成分がポリアクリル酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 94．Ａ群成分が２−ホスホノ−１，２，４−ブタントリカルボン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 95．Ａ群成分がアスパラギン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 96．Ａ群成分がＬ−グルタミンン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 97．Ａ群成分がＮ−ココイルグルタミンン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 98．Ａ群成分がオルニチン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 99．Ａ群成分がアルギニン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 100．Ａ群成分がＬ−アスパラギン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 101．Ａ群成分がＬ−グルタミン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 102．Ａ群成分がフェニルアラニン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 103．Ａ群成分がグリシン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 104．Ａ群成分がグリシン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 105．Ａ群成分がポリグルタミン酸のアルカリ又はアンモニウム塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 106．Ａ群成分がポリアスパラギン酸であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 107．Ａ群成分がポリアスパラギン且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 108．Ａ群成分がポリアスパラギン酸であり且つＢ群成分が１−ヒドロキシエチリデン−１，１−ジホスホン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 109．Ａ群成分が１−ヒドロキシエチリデン−１，１−ジホスホン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 110．Ａ群成分がウシソマトトロピンホルモンであり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 111．Ａ群成分が尿素であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 112．Ａ群成分がポリアクリルアミドであり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 113．Ａ群成分がポリアクリルアミドである請求項１に記載の組成物。 114．Ａ群成分がポリ（２−エチル−２−オキサゾリン）である請求項１に記載の組成物。 115．Ａ群成分がポリ（２−エチル−２−オキサゾリン）であり且つＢ群成分がりン酸である請求項１に記載の組成物。 116．Ａ群成分がリジン又はその塩であり且つＢ群成分が硼酸である請求項１に記載の組成物。 117．Ａ群成分がスクシナミン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 118．Ａ群成分がスクシナミン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 119．Ａ群成分がマレアミン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 120．Ａ群成分がマレアミン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 121．Ａ群成分がポリグルタミン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 122．Ａ群成分がポリグルタミン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 123．Ａ群成分がＮ−ホスホノメチルグリシン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 124．Ａ群成分がＮ−ホスホノメチルグリシン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 125．Ａ群成分がＮ，Ｎ−ジ（２−カルボキシメチル）−Ｎ−メチルホスホン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 126．Ａ群成分がＯ−ホスホセリン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 127．Ａ群成分がＬ−グルタミン酸又はその塩と硼酸である請求項１に記載の組成物。 128．Ａ群成分がポリアスパラギン酸とポリアクリル酸である請求項１に記載の組成物。 129．Ａ群成分がポリアクリル酸カリウムである請求項１に記載の組成物。 130．Ａ群成分がポリアスパラギン酸カリウムとポリアクリル酸であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 131．Ａ群成分がポリアクリルアミドであり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 132．Ａ群成分がポリアクリルアミドである請求項１に記載の組成物。 133．Ａ群成分が蟻酸塩である請求項１に記載の組成物。 134．Ａ群成分が蟻酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 135．Ａ群成分が４−ヒドロキシ酪酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 136．Ａ群成分が４−ヒドロキシ酪酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 137．Ａ群成分がウシ血清アルブミンであり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 138．Ａ群成分が２−メルカプトコハク酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 139．前記Ｂ群成分がＫ₂Ｂ₁₀Ｏ₁₆である請求項１に記載の組成物。 140．前記Ｂ群成分がＫ₂Ｂ₁₀Ｏ₁₆であり且つ前記Ａ群成分がポリアスパラギン酸である請求項１に記載の組成物。１４１．前記Ａ群成分がポリ（２−エチル−２−オキサゾリン）であり且つ前記Ｂ群成分か硼酸である請求項１に記載の組成物。 142．前記Ａ群成分がＬ−グルタミン酸又はその塩であり且つ前記Ｂ群成分が硼酸である請求項１に記載の組成物。 143．前記Ａ群成分がＬ−アスパラギン酸又はその塩であり且つ前記Ｂ群成分が硼酸である請求項１に記載の組成物。 144．前記Ａ群成分がクエン酸又はその塩であり且つ前記Ｂ群成分が硼酸である請求項１に記載の組成物。 145．前記Ａ群成分がリンゴ酸又はその塩であり且つ前記Ｂ群成分が硼酸である請求項１に記載の組成物。 146．前記Ａ群成分が尿素であり且つ前記Ｂ群成分が硼酸である請求項１に記載の組成物。 147．前記Ｂ群成分が硼酸又はその塩であり且つ前記Ａ群成分がポリアスパラギン酸である請求項１に記載の組成物。 148．前記Ｂ群成分が硼酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 149．前記Ａ群成分がジチオプロピオン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 150．アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸はない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル；スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸、塩及びエステル；アミン置換有機酸、塩及びエステル：置換アミノ酸、塩及びエステル；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム；硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分を併用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する潤滑有効量の液体潤滑剤組成物を潤滑剤として金属に提供することを特徴とする金属工作方法。 151．Ａ群成分がＮ−ホスホノメチルグリシンとその水溶性塩、エステル及びその混合物である請求項１に記載の組成物。 152．成分がホスホノブタントリカルボン酸又はその塩である請求項108に記載の組成物。 153．Ａ群成分がタンパク質である請求項１に記載の組成物。 154．前記タンパク質が天然タンパク質である請求項154に記載の組成物。 155．前記天然タンパク質がウシ血清アルブミン、ウシソマトトロピン、ゼラチン又はカゼインから構成される群から選択される請求項155に記載の組成物。 156．Ａ群から選択される成分の量が組成物全体の約０．１〜約７５重量％である請求項１に記載の組成物。 157．Ａ群成分の濃度が組成物全体の約０．２５〜約２５重量％である請求項１に記載の組成物。 158．Ａ群の成分とＢ群の成分を使用する場合に、Ｂ群から選択される成分の量が約０．１〜約６０重量％である請求項１に記載の組成物。 159．Ｂ群の成分の濃度が好ましくは組成物全体の約０．２５〜約１５重量％である請求項１に記載の組成物。 160．Ａ群及び／又はＢ群の２種以上の成分を使用する請求項１に記載の液体組成物。 161．Ｂ群成分としてリン酸を選択し、リン酸の濃度が約０．０７５〜約５０％である請求項１に記載の液体組成物。 162．リン酸の好適濃度が組成物の約０．１０〜約１５重量％である請求項１に記載の組成物。 163．リン酸の濃度が約０．１０〜約１０重量％である請求項１に記載の組成物。 163．前記金属工作が研削及び成形を含む請求項１に記載の金属工作方法。 164．前記金属工作が成形である請求項163に記載の金属工作方法。 165．前記金属工作が研削である請求項163に記載の金属工作方法。 166．金属工作用水溶性潤滑剤組成物を受容するのに有用な金属にこの組成物を供給する方法であって、場合により前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物を希釈し、前記組成物を前記金属に有効に提供するように施用（噴霧又は滴下）することにより金属の一部に場合により希釈するか又は希釈していない水溶性組成物を供給することを特徴とする前記方法。 167．アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル、スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；２−メルカプトカルボン酸；ケト酸、塩及びエステル；アミン置換有機酸又はその塩；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム；硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分を併用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する潤滑有効量の液体潤滑剤組成物を潤滑剤として金属に提供することを特徴とする請求項166に記載の方法。 168．アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル；スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフイド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸、ケト酸、塩及びエステル；アミン置換有機酸又はその塩；有機スルホン酸；硫化ナトリウム；硫化水素ナトリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分を併用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する潤滑有効量の潤滑剤組成物を潤滑剤として金属に提供することを特徴とする金属工作方法。 169．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項３に記載の組成物である請求項166に記載の方法。 170．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項４に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 171．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項５に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 172．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項６に記載の組成物である請求項168に記載の方法。 173．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項７に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 174．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項８に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 175．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項９に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 176．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項11に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 177．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項12に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 178．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項13に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 179．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項14に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 180．前記金属工作用水溶性潤滑剤組成物が請求項14から149のいずれか一項に記載の組成物である請求項167に記載の方法。 181. アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル；スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；有機スルホン酸；硫化ナトリウム、硫化水素ナトリウム；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；ケト酸、塩及びエステル；アミン置換有機酸又はその塩；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ケトン、カルボン酸エステル、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分を併用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する有効量の液体潤滑剤組成物を含む組成物を被工作金属の表面に接触させたことを特徴とする潤滑金属表面。 182．前記被工作金属の前記表面を請求項２に記載の組成物で潤滑した請求項179 に記載の潤滑金属表面。 183．前記被工作金属の前記表面を請求項１に記載の組成物で潤滑した請求項179 に記載の潤滑金属表面。 184．前記被工作金属の前記表面をまず洗浄した後、請求項１に記載の組成物で潤滑した請求項179に記載の潤滑金属表面。 185．付加成分を加えて工作物又は装置に腐食保護を提供又は強化する請求項１に記載の方法。 186．腐食防止剤が２，２’−エチレンジオキシビス（エチルアミン）、トリオクチルアミン、トリス（２−アミノエチル）アミン、ポリエチレンイミン及びＮ，Ｎ，Ｎ’，Ｎ’−テトラキス（２−ヒドロキシエチル）エチレンジアミン、４ −（アミノメチル）−１，８−オクタンジアミン、イミノビスプロピルアミン、ビスヘキサメチレントリアミン等の長鎖置換モノ、ジ及びトリアミンである請求項144に記載の方法。 187．腐食防止剤がリジン又はオルニチン等の塩基性アミノ酸である請求項145に記載の方法。 188．腐食防止剤が非毒性で生分解性の生物緩衝剤ＤＩＰＳＯ（３−［Ｎ，Ｎ− ビス（２−ヒドロキシエチル）アミノ］−２−ヒドロキシプロパンスルホン酸）である請求項146に記載の方法。 189．腐食防止剤が１−メチルイミダゾール、１−（３−アミノプロピル）イミダゾール及び１，２−ジメチルイミダゾール等のイミダゾールである請求項１に記載の方法。 190．金属工作部品又は被工作金属部品を含む製品であって、前記工作が、アミド；ポリアミド；ポリアミノ酸、塩及びエステル；例えばＣ₁−Ｃ₂₀アルコキシ、スルホン、アルキレンホスホネート、スルフィド、官能化アミン等で官能化されているか又は官能化されていない炭素数１〜６のモノカルボン酸、塩及びエステル（但し２−ヒドロキシ酪酸と３−ヒドロキシ酪酸は含まない）；ポリカルボン酸、塩又はそのエステル；アミノ酸、塩及びエステル；スルホン酸及び塩；メルカプタン、スルフィド、ジスルフィド及びポリスルフィドから選択される硫黄化合物；メルカプトカルボン酸、塩及びエステル；置換アミノ酸、塩又はエステル；有機スルホン酸；硫化ナトリウム又は硫化カリウム；硫化水素ナトリウム又は硫化水素カリウム；ケト酸、酸及びエステル；アミン置換有機酸又はその塩；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分を含む有機酸；遊離酸又はその塩として存在するカルボン酸、硫酸、スルホン酸、リン酸及びホスホン酸から構成される群から選択される１種以上の部分と、更にスルホン、スルホンアミド、スルホン酸エステル、硫酸エステル、カルボン酸エステル、ケトン、アミド、アミン、エーテル、スルフィド、ジスルフィド又はアリールから構成される群から選択される部分を含む有機酸を含む第１群（Ａ）から選択される１種以上の水溶性成分と、場合により、リン酸、硼酸、ホスホン酸、亜リン酸及び次亜リン酸を含む第２群（Ｂ）から選択される１種以上の成分を含み、（Ａ）群及び（Ｂ）群の１種以上の成分の混合物として使用した場合に相乗潤滑又は付加機能効果を提供する有効量の液体潤滑剤組成物を前記金属に接触させるか又は提供して製品を製造することにより実施される前記製品。 191．前記組成物が請求項２に記載の組成物である請求項１に記載の製品。 192．前記組成物が請求項３に記載の組成物である請求項188に記載の製品。 193．前記組成物が請求項４に記載の組成物である請求項188 に記載の製品。 194．前記組成物が請求項５に記載の組成物である請求項188に記載の製品。 195．前記組成物が請求項６に記載の組成物である請求項188に記載の製品。 196．前記組成物が請求項７に記載の組成物である請求項153に記載の製品。 197．前記組成物が請求項８に記載の組成物である請求項154に記載の製品。 198．前記組成物が請求項９に記載の組成物である請求項155に記載の製品。 199．前記組成物が請求項10に記載の組成物である請求項156に記載の製品。 200．前記組成物が請求項11に記載の組成物である請求項157に記載の製品。 201．前記組成物が請求項12に記載の組成物である請求項158に記載の製品。 202．前記組成物が請求項13に記載の組成物である請求項159に記載の製品。 203．前記組成物が請求項14に記載の組成物である請求項160に記載の製品。 204．前記組成物が請求項15に記載の組成物である請求項161に記載の製品。 205．前記組成物が請求項３に記載の組成物である請求項１に記載の製品。 206．前記組成物が請求項３に記載の組成物である請求項４に記載の製品。 207．前記組成物が請求項４から149のいずれか一項に記載の組成物である請求項４に記載の製品。 208．請求項１に記載の組成物を使用する金属成形及び／又は研削及び／又は金属除去を含む全金属工作作業を含む金属工作方法。 209．Ａ群成分がコハク酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 210．Ａ群成分がコハク酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 211．Ａ群成分がＬ−アスパルチル−Ｌ−フェニルアラニン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 212．Ａ群成分がＬ−アスパルチル−Ｌ−フェニルアラニン、メチルエステル又はその塩である請求項１に記載の組成物。 213．Ｂ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 214．Ｂ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 215．Ａ群成分がニトリロトリ酢酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 216．Ａ群成分がヒスチジン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 217．Ａ群成分がヒスチジン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項に記載の組成物。 218．Ａ群成分がＬ−アスパラギン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 219．Ａ群成分がＬ−グルタミン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 220．Ａ群成分がＤ，Ｌ−セリン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 221．Ａ群成分がＤ，Ｌ−セリン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 222．Ａ群成分がオキサミン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 223．Ａ群成分がオキサミン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 224．Ａ群成分がメチオニンである請求項１に記載の組成物。 225．Ａ群成分がグリセロール−２−リン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 226．Ａ群成分がグリセロール−２−リン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 227．Ａ群成分がジヒドロキシアセトンダイマーである請求項１に記載の組成物。 228．Ａ群成分がジヒドロキシアセトンダイマーであり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 229．Ａ群成分がエトキシル化ポリエチレンイミンである請求項１に記載の組成物。 230．Ａ群成分がペニシラミン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 231．Ａ群成分がポリグリオキシル酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 232．Ａ群成分がポリグリオキシル酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 233．Ａ群成分がポリグリオキシル酸であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 234．Ａ群成分がマレイン酸又はその塩である請求項１に記載の組成物。 235．Ａ群成分がマレイン酸又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 236．Ａ群成分がマレイン酸モノアンモニウム又はその塩である請求項１に記載の組成物。 237．Ａ群成分がマレイン酸モノアンモニウム又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 238．Ａ群成分がＤ，Ｌ−セリン又はその塩である請求項１に記載の組成物。 239．Ａ群成分がＤ，Ｌ−セリン又はその塩であり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 240．Ａ群成分がマレイン酸ジアンモニウムであり且つＢ群成分がリン酸である請求項１に記載の組成物。 241．Ａ群成分がマレイン酸ジアンモニウムある請求項１に記載の組成物。 242．Ａ群成分が塩又はその混合物であるか、Ｂ群成分が塩又はその混合物であるか、Ａ群成分とＢ群成分の両者が塩又はその混合物であるか、Ａ群成分とＢ群成分のどちらも塩ではない請求項１に記載の組成物。 243．Ｎ−ホスホノメチルグリシン、その水溶性塩又はエステル又は誘導体をＡ群成分として使用する請求項１に記載の組成物。 244．前記塩がＮ−ホスホノメチルグリシンのイソプロピルアミン塩又はトリメチルスルホニウム塩である請求項243に記載の組成物。