JP2001505258A - 弾性を有する多層編地 - Google Patents

弾性を有する多層編地

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JP2001505258A JP51211998A JP51211998A JP2001505258A JP 2001505258 A JP2001505258 A JP 2001505258A JP 51211998 A JP51211998 A JP 51211998A JP 51211998 A JP51211998 A JP 51211998A JP 2001505258 A JP2001505258 A JP 2001505258A
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フリードリッヒ ロエル
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レカロ ゲーエムベーハー ウント コンパニー
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Abstract

(57)【要約】 順次連続する− 大部分の能動針で編目が形成される第1編目列と、− 大部分が少なくとも2本の能動針の間隔に相当する長さのフロートを首する第2編目列を有し、編地の所要の横方向弾性及び横方向安定性に応じて第1及び第2編目列の配列が選択され、第1編目列が横方向弾性編地領域に占める割合が横方向安定編地領域に占める割合よりも高い、少なくとも1層の平編みを含むことを特徴とする、横方向安定性と横方向弾性を適切に調整できる(特に多層の)編地の製法。

Description

【発明の詳細な説明】 弾性を有する多層編地 本発明は、安定性が高く、多様な模様及びデザインが可能であり、所定の弾性 を具える単層または多層編地及びその製法に係わる。 このような編地は特に高い機械的負荷能力と所要の弾性が要求される用途を念 頭に置いたものである。好ましい用途は椅子である。着座面としてテキスタイル を利用して椅子を構成する技術は既に古くから、原則として織物の形態を取るテ キスタイルを両側からばねによって固定したフレームを利用することで実施され ている。固く織ったテキスタイルは高い機械的負荷能力を有し、弾性はこのテキ スタイルをばねを介してフレームに固定することによって達成した。 新しいシート・カバーの着想として、ばねの使用に代わるものを見つけたい。 なぜなら、ばねは椅子の外観に著しく影響するからである。その上、ばねの使用 する場合、軽い衣服がばねまたはばね懸架手段に引っ掛かるおそれがある。他方 、固い織地は限られたいくつかの身体部位には適合するが、例えば、背中のよう な重要な部位には適合できない。 そこで、本発明の目的は、多様な材料、特に弾性材を使用することによって、 高い機械的強度のみならず、部位ごとに異なる弾性とデザインを有する。機械的 に安定な編地の製法を提供することにあ る。 この製法を請求の範囲第1項及び第2項に記述し、好ましい実施態様を従属請 求の範囲に記述した。 適切に調整可能な横方向の安定性と横方向の弾性を有する(特に多層)編地の 第1製法においては、複数の編目列から成り、各編目列の大部分が少なくとも2 本の能動針の問隔に相当する長さの複数のフロートを有する連続する編目列にお けるフロートを互いに位置ずれさせた少なくとも1層の平編みで形成する。横方 向安定性は1つにはフロートの長さを変化させることで、さらに加えて編地の種 々の部位に多少の弾性材を使用することによって調整することができる。 適切に調整可能な横方向安定性と横方向弾性を有する(特に多層)編地の第2 製法においては、第1及び第2編目列を連続して含む少なくとも1層から成る平 編みを採用し、第1編目列では能動針の大部分に編目を形成し、第2編目列では その大部分に、少なくとも2本の能動針の間隔に相当する長さのフロートを形成 する。編地に必要な弾性と横方向安定性に応じて第1及び第2編目列の配列を適 当に選択することにより、編地の部位ごとに異なる弾性及び安定性を調整するこ とができる。横方向弾性の高い編地部位においては、第1編目列が占める割合が 横方向安定性の編地部位よりも大きい。横方向弾性、横方向安定性という場合、 ここでは針床の方向を横方向とする。第1及び第2編目列の配列だけでなく、フ ロートの長さによっても調整することができ、フロート長さが大きいほど横方向 安定性が高くなり、縦方向安定性が低くなる。ただし、縦方向安定性は経糸を組 み込むことで高めることができる。 編地は少なくとも2層の平編みを含むことが好ましく、しかも平形横編機の少 なくとも前後列針床で別々に編むことが好ましい。各層は能動針の少なくとも大 部分で編目が形成される第1編目列と、フロートが形成される第2編目列とを交 互に含む。フロートは最も高い頻度では1本置きの能動針で形成されるから、形 成されたフロートの展さは最も短い場合で能動針2本の間隔に相当する長さを有 する。第1編目列は少なくともほぼすべての能動針で編むことが好ましい。 第1編目列だけでは、編地固有の弾性が得られるだけであるが、第2編目列に よって横方向安定性、即ち、針床方向または編目列方向の安定性が高められる。 この安定性はフロートが長ければ長いほど、また編地における第2編目列の配列 が密であればあるほど高くなる。反面、フロートが長ければ長いほど、縦方向安 定性、即ち、管軸方向の安定性が低くなる。ただし、縦横方向の強度は適当な経 糸を組み込むことで高めることができる。 第1及び第2編目列の配列及び列数を設定することによって、例えば、1列の 第1編目列の次に2列の第2編目列が続くようにするか、または1列ずつ交互に 第1及び第2編目列が現れるようにするかによって編地の所要の性質、例えば、 高い弾性または高い横方向安定性を、任意の態様で、特に部位ごとに異なる材料 を選択して調整することができる。既に述べたように、第2編目列中のフロート 長さによってこの調整が可能である。 平編みでは4列の編目列を交互に配置するのが好ましい。最初の2列について は既に述べた。第2編目列の次には、第1編目列と同様に形成された第3編目列 が続き、第3編目列の次には、第2編目列と同様に形成された第4編目列が続く 。ただし、第4編目列のフロートを、第2編目列のフロートに対して位置ずれさ せる。こうすることで編地の全体的な安定性が高められる。 多くの場合、2つの編地層が前後列針床で別々に編まれる。従って、最終的に は別々に分離した2つの層が得られ、縁端部において互いに編み合わせるか、ま たはその他の方法で連結することになる。このようにすれば、大きい筒状など、 フレームに張架するだけでよい形状が得られる。従って、編地に特別な固定素子 を取り付ける必要はない。ただし、補助的に、または代替え手段として固定素子 を設けてもよい。 極めて安定した構造においては、互いに重なり合う2層における第2及び第4 編目列のフロートも互いに位置ずれしており、このことも建築物外壁のクリンカ ータイルを位置ずれさせるのと同様に、編地全体の安定性を寄与している。 平編みの2層をパイル糸などのような連結手段によって互いに連結することも 可能であり、これも編地強度及びその他のパラメータ、例えば、剛性に影響を及 ぼす。 比較的高い弾性を必要とする部位では、例えばネット編みのような1種類また は2種類以上の異なる方式で編み、この部位内で平編 みの構造の2層を互いに連結することにより、極めて丈夫で、しかも弾性にすぐ れ、目の粗い構造を形成することが好ましい。この部位では、編み方及び材料を 適当に選択することによっても弾性と強度を制御することができる。この構造を 椅子の背凭れに採用するのが好ましい。なぜなら、背凭れには弾力性と共にすぐ れた通気性が要求されるからである。このネット編みの特徴として、第1編目列 ではすべての能動針に目が形成されるが、編糸は一定の針間隔で少なくとも1列 の第2針床にタックされる。これに続く1列または2列以上の編目列では、第1 針床で別にフロートが形成され、第2編目列が複数列重なっている場合には、個 々の第2編目列のフロートが互いに位置ずれしている。続く第3編目列では第1 編目列と同じ構造が編まれる。最後の第4編目列において、第2針床の針から第 1針床へタックを掛け戻すことによってネット構造の孔を形成する。この第4編 目列を順次編むことによってネット構造を形成する。第2針床へのタック間隔及 び場合によっては第2編目列の繰り返しによってネット構造の目の大きさを任意 に調整することができる。その他のパラメータ、例えば、選択された針、タック 間隔、掛け替えられる針の選択などによってもネット構造を調整できることはい うまでもない。通常は目を拡げる、即ち、目の掛け替えによって大きい孔を形成 する。安定化のためには、特に孔の縁端に経糸を挿入すればよい。フロートを適 当に重ねたり、編み込んだ場合、フロートは安定化要素としてのみ機能し、外観 にさほど影響しない。安定性を高めるため、両層の間にパイル糸を介在させても よい。 平編み構造とネット構造を組み合わせることによって編地に意のままの構造を 与えることもできる。また、特定の部位、例えば、着座面や背凭れにおいて平編 み構造に適宜ネット構造を組み込むことによって、弾性にすぐれた目の粗い部位 が得られる。限定的に一特に部分的に、かつ順序よく平編みと、種々の(編目) 強度、及び弾性を有する材料から成る補完的な編み構造、好ましくはネット構造 とを組み合わせることによって利用者の体重に対応し得る自力支持性の、しかも 模様のあるシート・カバーを製造できいることはいうまでもない。 以上に述べた編地構造は自力支持性構造のシート・カバー製造に好適であり、 自力支持性の上張り編地によって機械的性質が顧慮されるだけでなく、外観が美 しく、構造も任意に選択できるだけに光学的性質も顧慮される。従って、安定性 だけでなく、すぐれた着座感も実現され、このことは従来不可能とされてきたこ とである。上記編地から製造されるこのようなシート・カバーは2次元的、2・ 1/2次元的または3次元的構造として製造することができる。特に縁端部位に おいて、補助的な固定用素子によって編地をフレームに固定できることはいうま でもない。ただし、筒状構造を選択して、編地と支持パイプフレームの間に固定 用素子を別設しなくてもよいようにすることが好ましい。 添付の図面に沿って本発明の実施例を以下に説明する。添付の図面において: 図1は本発明の編物における平編みのニードル・パターンを示し ; 図2は本発明の編物におけるネット編みのニードル・パターンを示し; 図3は椅子の背凭れにおける平編み構造及びネット編み構造の利用例を示し; 図4は図3に示した背凭れのルール線における断面図である。 図1は本発明の編物における平編みの構成を示す。 図1a)のステップにおいて、前列針床のすべての能動針に目がに形成される 。同じ編目列において、図1b)のステップにおいても、後列針床のすべての能 動針に目が形成される。図1c)及び1d)は第2編目列の形成を示す。図1c )のステップでは、前記針床にフロートが形成され、その場合、目を形成する糸 は1本置きの針にループを形成する。1本置きではなく、2本置き、3本置きな ど、任意の間隔を置いた針にループを形成してもよい。さらにまた、上記のよう な所定間隔の針にループを形成するのではなく、タックすることによってフロー トを形成することも可能である。同様に、図1d)のステップでは、後列針床に フロートを形成し、これら後列針床のフロートが前列針床のフロートとは食い違 うようにする。図1c)及び1d)に示すこれらのフロートはその長さと配列に 応じて平編みの編地に、針床長手方向の高い安定性を与える。ステップe)及び f)では、再び、先ず、前列針床の、次いで後列針床のすべての能動針に目が形 成される。ステップg)及びh)において、第4編目列に再びフロートが形成さ れ、ここでも編糸を1本置 、3本置き、5本置き、7本置き、9本置きなどの針に掛けられる。尚、ステッ プg)及びh)において、第4編目列に形成されるフロートはステップc)及び d)において第2編目列に形成されたフロートに対して針1本分ずつ食い違って いる。ループ形成とフロート形成の配列を任意に選択できることはいうまでもな い。例えば、ステップa),b)及びe)及びf)における第1及び第3編目列 をそれぞれ続けて2回ずつ形成すること及び/または段階c),d)及びg), h)におけるフロート形成をそれぞれ続けて複数間、即ち、続けて複数列に亘っ て行うことも可能である。この配列を適当に選沢し、ステップc),d)及びg ),h)におけるフロートの長さを選択することによって編地の弾性及び安定性 がそれぞれ所要の値に調整される。ステップc),d)及びg),h)における フロートを針にループを形成するのではなく、タックすることによって形成すれ ば、安定性をさらに高めることができる。平編み構造を、ステップc+d,g+ hによる食い違いフロートだけで構成することも可能である。 図2は、例えば、図3に示すように平編み構造に挿入することができるネット 編みにおけるニードル・パターンを示す。ネット編みによって、何よりも先ず高 い安定性を有し、支持構造として機能する平編みよりも、目が粗く、かつ弾性の 高い構造が得られる。ネット編みは互いに連結している2層構造である。 図2aに示すステップでは、第1編目列において、後列針床のすベての能動針 にループを形成する一方、前列針床の針に一定間隔で 、図示例の場合は針2本の間隔で編糸をタックする。次いで、2つの連続する第 2編目列と考えることができる第2及び第3編目列の後列針床に、針6本分の間 隔に相当する長さのフロートを形成し、第2及び第3編目列のフロートを互いに ほぼ1.1の比で食い違い配列させる。図2dに示すステップでは、第4編目列 において図2aのステップを再び実施し、図2eに示すステップでは、続く第5 編目列においてタックを掛け戻す。ステップf)〜k)において、上記5つの編 目列形成を繰り返し、ステップg)及びh)で形成された第7及び第8編目列の フロートがステップb)及びc)で形成されたフロートに対して位置がずれるよ うにする。ステップe)及びk)において前列針床から後列針床へタックを掛け 戻すことによってネット状の構造が得られる。タックの形成、針の選択、フロー トの長さと固定、及び針とタックの掛け替えは任意に選択できる。 図3は管状フレームに張架されたシートカバー10の背凭れ部分を示す。表裏 両面のシート・カバーは単層または2層の形態に編むことができる。管状フレー ム12は好ましくはラッカー塗装またはクロムメッキした鋼管またはその他の貴 金属、プラスチック、軽金属またはこれらの複合材から成る。シート・カバー1 0はベース領域14の全体、特にサスペンション領域を図1に示す平編みによっ て形成する。背凭れ領域にはネット編みで編んだ複数のネット領域16を設ける 。このネット領域16においては編み方の性質上、弾性が高くなる。その上、こ のネット領域16における編地は目が粗く、背中が当たる部分の通気が高められ る。このネット領域16に 別の編み方を組み込むことによって種々の形態の象眼模様を形成することができ る。従って、シート・カバー10は見た目の体裁もよく、同時にすぐれた機能性 をも有する。カバーの縁端領域13はゴム糸で加工されている。これによって、 上縁端を形成する際に、円弧または半円形が段状になるのをうまく解消すること ができる。ゴム糸で編んだ縁端領域はシート・カバーに加わる高い機械的負荷を 吸収するショックアブソーバとしても機能する。これによって、縁端領域も耐衝 重的に構成することができる。シート・カバーの下端領域ではシート・カバーを 固定するための補強された穴あき枠または穴あき縁枠17をクロスバーと一体化 すればよい。溶融糸を利用することにより、シート・カバーを穴あき縁枠17に 正しく結合することができる。即ち、加熱された2つの穴あき縁枠部分でシート ・カバーを挟持すれば、穴あき縁枠領域において編物構造が溶融するから、穴の 領域では個々の編目または編目列に過剰な負荷がかかることはない。穴あき縁枠 17とフレーム12の間の領域15は好ましくはかがるか、または溶融糸で編み 、この領域15を加熱すると編地構造が溶融してすっきりした、機械的に強力な 縁端部が得られるようにする。 シート・カバーの下縁端では、固定用の枠がシート・カバーに組み込まれてい る。 図4は図3のルール線における断面図である。該図から明らかなように、2つ の層18,12から成る平編みは椅子フレームのチューブ12の間のベース領域 14に張架される。同じく該図から明ら かなように、平編みの2つの層18,20はネット編み16の領域において互い に連結され、このネット領域は背凭れ面の通気性を配慮した領域である。 図5はシート・カバーの縁端域13,15に使用できる糸を示す。図5a)に 示す糸28はPES/PA−ベース糸30に一定の収縮性を有する感熱糸32を 巻着したものである。このような糸28で編んだ領域15を加熱すると、編地が 一定の態様で収縮し、場合によってはある程度、溶融するから、フレーム12に 密着するか、または該当領域15に一定の緊張が与えられて平滑な縁が得られる 。図5b)はPES/PA−ベース糸34にゴム糸36を巻着した弾性糸36を 示す。このような糸を採用すればシートがフレームに密着し、円弧状であるべき 段状領域(背凭れ縁端部)を体裁よく仕上げることができる。フレーム領域13 にこの糸を使用すれば、この糸33で編んだ領域が緩衝機能をも果たす。 図6はネット構造42における孔40の形成を示す。この孔は編目44を矢印 に示すように外方へ掛け替え、編目を編み合わせることによって形成される。孔 の縁辺領域に2本の経糸46,48を通して、孔に高い安定性を与える。こうし て大きい孔のある安定したネット構造が得られ、目で見た通り、シート・カバー の一部に使用するのに必要なすぐれた通気性が確保される。 図7は円弧状縁端部を平滑に編む方法を示す。このため、単数または複数の編 目列をゴム糸で編む。次いで、こうして形成されたゴム縁部50を、通常糸で編 んだ領域と段階的に連結する。先ず、ゴ ム縁部50に中間領域52を編み継ぐが、中央領域52の高さは単数または複数 編目列に相当する。次いで、中央領域52に隣接する領域54を編み足す。この 領域54も単数または複数編目列に相当する高さを有する。編み継がれる領域は 領域56及び58に及び、最終的には、ゴム縁部50の全幅に亘って通常糸で編 み進むことになる。こうして滑らかに湾曲した縁端部が形成され、この縁端部は ゴム糸、例えば、図5に示したゴム糸33を利用することでフレームに弾性的に 密着する。 図8は平編みの4編目列A〜Dに相当する長さと、4編目1〜4に相当する幅 を有する部分を示す。この平編みの編目列A〜Dは点1〜4においてループを形 成し、互いに位置の食い違うフロートを含む。フロートはこれらの点にタックし てもよい。異なる糸材及び異なるフロート長さを選択することにより、各編目列 A〜D及びすべてのループ形成点1〜4における平編みの弾性及び安定性をそれ ぞれ個別に調整することができる。 図3及び4から明らかなように、平編みとネット編みだけで編地の個々の点に おける弾性と安定性がそれぞれ決定されるだけでなく、平編み領域14内にネッ ト編み領域16を適当に配置することに選択することも有効である。この場合、 ネット編み領域を配置することによって得られる高い機能とこの配置による装飾 効果とを組み合わせることができる。 本発明では以上に述べた実施態様に限定されるものではない。例えば、挿入/ 編み込みされたパイル糸を介して第1(表面)層と第 2(裏面)層とを連結することができる。縦方向(ウェール方向)または横方向 に編地を安定させるには、部分的/連続的に、特に強度の高い材料から成る経糸 を挿入/縫い付ける方法も考えられる。 第1層は第2層とは関係なく、任意の強度及び材料で編むことができる。当然 のことながら、両層を部分的に異なる強度、異なる材料または混合材料(特に弾 性的または収縮性)、または異なる編み構造で構成することも可能である。収縮 性のテキスタイル糸を使用する場合、先ず、編地をフレームを張架し、次いで収 縮させることにより、外見上編地をフレームに、場合によっては段状が判らない 程度に密着させることができる。 目減らし/目増やしの際に縁端領域に現れる”段上/ギザギザ”は弾性材を使 用することによっても隠すことができ、”ゴム糸編目列”は水平/垂直縁端領域 においてショックアブソーバとして機能する。 種々のネット構造と共に、性質の似た他の編み構造を組み込んでもよい。 丈夫な穴あき縁枠はシート・カバーをウェール方向に固定し、緊張させる継手 として機能する。さらに他の固定素子を直接組み込んでもよいことはいうまでも ない。 4層編機で、2つの両面編地から丈夫な”管状カバー”を製造すれば、種々の 編み構造によって簡単に、経済的に、かつ持続的に所要の安定性/弾性が達成さ れるという点で有益である。 2層編みの場合、a+b針でやや固めのパスを、a針だけで伸縮 性のパスをそれぞれ簡単に形成することができる。 目を卦け替えることでも大きいネット穴を形成することができる。縁端領域を 安定させるには補足糸を編み込めばよい。 多様なネット構造またはこれに似た編地だけでなく、公知の象眼技術で効果的 に模様を編み込むこともでき、糸は弾性糸であることが好ましい。 必然的に開口状態にある継手縁端はかがり連結するか、または溶融糸によって シールする。 弾性材を使用して管状カバーを製造することも可能である。その場合、この管 状カバーを発砲材コアに張り付ける。 平編みは弾性糸を使用してすべての針及び弾性糸なしで特定の針をいろいろ組 み合わせるか、またはフロートを含むネット構造とフロートのない平編み構造を いろいろ組み合わせることによってその弾性及び安定性を設定することができる 。 弾性領域において、編目及び経糸を所定の伸縮性を有する弾性糸でそれぞれ形 成、編み込みすることができる。これにより、編地カバーの緊張を適切に調整す るか、または縁端部を、フレームに密着するように加工することができる。 シート・カバーの編地は多層構造から成ることが好ましい。編地を円筒状凸面 または凹面に変形させるには、各層を異なる編目及び/またはウェール数で編め ばよい。 好ましくは多層構造から成るカバーを有する椅子を製造する。その場合、それ ぞれの層に異なる機能を割り当てることが好ましい。 例えば、下層を支持層として構成し、シート面側の層が透かし領域または吸湿性 のような耐候機能を有するようにする。これらの層は編み合わせるか、またはパ イル糸によって互いに連結すればよい。 本発明の1実施態様では、弾性管状編地から成るカバーを椅子に取り付ける。 この管状弾性編地をフレームに張架し、自動的にフレームに固定する。材料とし てはスパンデックス・ファイバーまたは弾性成分を含む複合材を利用することが できる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月3日(1998.11.3) 【補正内容】 新規請求の範囲1及び2: 1.複数の編目列から成り、各編目列の大部分が少なくとも能動針2本分の間隔 に相当する長さの複数フロートを有し、連続する編目列におけるフロートが互い に位置ずれしている少なくとも1層から成る平編みを含む、横方向安定性と横方 向弾性を適切に調整できる編地を平形横編機で形成する製法において、 横方向弾性の異なる領域を形成するため編地内の一部におけるフロート長さを 変化させることを特徴とする製法。 2.順次連続する − 大部分の能動針で編目が形成される第1編目列と、 − 大部分が少なくとも能動針2本分の間隔に相当する長さのフロートを有する 第2編目列 を有する少なくとも1層から成る平編みを含み、横方向安定性と横方向弾性を適 切に調整できる(特に多層の)編地を平形横編機で形成する製法において、 編地の所要の横方向弾性及び横方向安定性に応じて第1及び第2編目列の配列 を選択し、第1編目列が横方向弾性編地領域に占める割合を横方向安定編地領域 に占める割合よりも高くすることを特徴とする製法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.横方向安定性と横方向弾性を適切に調整できる(特に多層の)編地の製法に おいて、 複数の編目列から成り、各編目列の大部分が少なくとも2本の能動針の間隔に 相当する長さの複数のフロートを有し、連続する編目列におけるフロートが互い に位置ずれし、一部のフロートの長さを変えることで横方向安定性が調整される 少なくとも1層から成る平編みを含むこと を特徴とする、特に多層の編地の製法。 2.順次連続する − 大部分の能動針で編目が形成される第1編目列と、 − 大部分が少なくとも2本の能動針の間隔に相当する長さのフロートを首する 第2編目列 を有し、編地の所要の横方向弾性及び横方向安定性に応じて第1及び第2編目列 の配列が選択され、第1編目列が横方向弾性編地領域に占める割合が横方向安定 編地領域に占める割合よりも高い、少なくとも1層の平編みを含むことを特徴と する、横方向安定性と横方向弾性を適切に調整できる(特に多層の)編地の製法 。 3.弾性編地領域において、例えば、ゴムまたはスパンデックス・ファイバーの ような弾性糸で編むことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の製法 。 4.横方向安定領域において、第2編目列だけで編み、各列のフロ ートを互いに位置ずれさせることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の製法。 5.第2編目列のフロート長さによって横方向安定性を適切に調整することを特 徴とする請求の範囲第2項に記載の製法。 6.横方向安定領域において、フロート長さを長くすることによって弱められる 編地の縦方向安定性を経糸を挿入することによって補償することを特徴とする請 求の範囲第1項または第5項に記載の製法。 7.編地中の平編みの一部の代わりに、他の編み方を採用することを特徴とする 請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記載の製法。 8.他の編み方として、 a)第1編目列において、少なくとも1つの第1針床のすべての針に編糸がルー ピングされ、一定の針間隔で編糸が少なくとも1つの第2針床の針にタックされ 、 b)第2編目列において、第1針床に長いフロートが形成され、 c)任意にステップb)を繰り返し、互いに隣接する第2編目列のフロートが互 いに位置ずれしており、 d)第3編目列において、ステップa)を繰り返され、 e)第4編目列において、第2針床の針から第1針床へタックを掛け戻され、第 1,第2,第3及び第4編目列が上記パターンにおいて順次連続する 構造を有するネット編みと前記他の編み方として採用することを特 徴とする請求の範囲第7項に記載の製法。 9.ネット編み層間にパイル糸を設け、ループ形成またはタックによって所定間 隔で前記パイル糸を両層と交互に連結することを特徴とする請求の範囲第8項に 記載の製法。 10.平編み及びネット編みを所定の光学模様に従って配分することを特徴とす る請求の範囲第8項または第9項に記載の製法。 11.ネット編みまたは他の透かし構造を弾性編地領域に及び/または耐候性ゾ ーンとして設けることを特徴とする請求の範囲第8項から第10項までのいずれ か1項に記載の製法。 12.多層平編みの両層間にパイル糸を設け、該パイル糸を、ルーピングまたは タックすることによって、一定間隔で両層と交互に連結することを特徴とする請 求の範囲第1項から第11項までのいずれか1項に記載の製法。 13.ネット編み及び/または平編みにおける多層のフロートを(特に1×1で )位置ずれさせながらルーピングまたはタックすることを特徴とする請求の範囲 第1項から第12項までのいずれか1項に記載の製法。 14.ネット編み及び/または平編みにおける連続する編目列のフロートを(特 に1×1で)位置ずれさせながらルーピングまたはタックすることを特徴とする 請求の範囲第1項から第13項までのいずれか1項に記載の製法。 15.請求の範囲第1項から第14項までのいずれか1項に記載の編地。 16.異なる編目数及び/またはウェール数でそれぞれの層を編んだ多層構造か ら成ることを特徴とする請求の範囲第15項に記載の編地。 17.編地の表層がロゴや模様素子を組み込むための象眼編みを含むことを特徴 とする請求の範囲第15項または第16項に記載の編地。 18.フレームに固定された、自重支持シート・カバーの形成を目的とする請求 の範囲第15項から第17項までのいずれか1項に記載の編地の利用。 19.支持部材間に、請求の範囲第15項から第17項までのいずれか1頃に記 載の自重支持編地を着座面及び/または背凭れとして張架したことを特徴とする フレーム式の椅子。 20.着座面及び背凭れの外側領域を平編みによって形成し、背凭れ及び/また は着座面の複数の中央領域をネット編みで形成したことを特徴とする請求の範囲 第19項に記載の椅子。 21.平編み及び/またはネット編みの特定部分を収縮性及び/または弾性材ま たはこれらの混合材で形成したことを特徴とする請求の範囲第19項または第2 0項に記載の椅子。 22.カバーが支持層と着座面側にあって耐候機能を有するシート層との多層構 造から成り、両層が特にパイル糸によって互いに連結されていることを特徴とす る請求の範囲第19項から第21項までのいずれか1項に記載の椅子。 23.カバーが弾性管状編地から成り、フレームに張架されている ことを特徴とする請求の範囲第19項から第22項までのいずれか1項に記載の 椅子。
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