JP2001504060A - 流体反力を改善したブースト式ブレーキ装置 - Google Patents

流体反力を改善したブースト式ブレーキ装置

Info

Publication number
JP2001504060A
JP2001504060A JP52325398A JP52325398A JP2001504060A JP 2001504060 A JP2001504060 A JP 2001504060A JP 52325398 A JP52325398 A JP 52325398A JP 52325398 A JP52325398 A JP 52325398A JP 2001504060 A JP2001504060 A JP 2001504060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
pressure
boost
brake device
master cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP52325398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4131423B2 (ja
JP2001504060A5 (ja
Inventor
フェルナンド サクリスタン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Systems de Freinage
Original Assignee
Bosch Systems de Freinage
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Systems de Freinage filed Critical Bosch Systems de Freinage
Publication of JP2001504060A publication Critical patent/JP2001504060A/ja
Publication of JP2001504060A5 publication Critical patent/JP2001504060A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4131423B2 publication Critical patent/JP4131423B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
    • B60T13/46Vacuum systems
    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
    • B60T13/573Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by reaction devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ブレーキ流体の圧力(P1)を増大させるようになっている主流体ピストン(30)を備えたマスターシリンダと、三方弁(24)の開放を制御するプランジャ(28)に一体の制御ロッド(26)に入力(F2)を加えることにより制御される空気圧ブースタ(100)とを包含し、ブースタが、少なくとも1つの可動隔壁(16)によって少なくとも2つの室(12,14)に密封態様で区分された剛性ケーシング(10)を包含し、可動隔壁が、三方弁(24)の開放から生じる2つの室(12,14)の圧力差によって作用され、三方弁(24)を支持しブースト力(F1)を少なくともマスターシリンダ(200)の主流体ピストン(30)に伝達できる空気圧ピストン(22)を駆動でき、この主流体ピストン自体が中空可動シリンダ(32)を含み、この可動シリンダ内では、少なくとも入力(F2)を受け得る反動ピストン(34)が密封態様で軸線方向に摺動するようになっている自動車用ブースト式ブレーキ装置に関する。本発明によると、反動ピストン(34)はプランジャ(28)と一体をなし、圧力調整装置(50,64)を介してマスターシリンダ(200)の内部容積室(V)に連通する反動室(36)を可動シリンダ(32)内に画定する。

Description

【発明の詳細な説明】 流体反力を改善したブースト式ブレーキ装置 本発明は、車両のブレーキに接続された流体回路内の流体圧力を制御するマス ターシリンダを包含し、車両の運転者がブレーキペダルを踏み込んだ時にこのマ スターシリンダを空気圧ブースタによって駆動でき、このペダルに反力を流体的 に伝達するようにした、自動車用ブースト式ブレーキ装置に関する。 慣例的に、マスターシリンダは、ブレーキ流体を満たされ、且つ、共に軸線方 向に作用する入力とブースト力とから成る駆動力を受けるようになっている主流 体ピストンを備えている。 また、空気圧ブースタは、弁の開放をプランジャを介して制御する制御ロッド に入力を加えることにより制御されて、マスターシリンダの主流体ピストンに駆 動力を発揮でき、このブースタは、可動隔壁によって2つの室に密封態様で区分 された剛性ケーシングを包含し、可動隔壁は、弁の開放から生じる2つの室の圧 力差によって作用され、弁を支持しケーシングに対して移動可能な空気圧ピスト ンを駆動でき、この空気圧ピストンは、ブースト力を伝達するのに少なくとも寄 与する。 流体反力を備えたブレーキ装置では、マスターシリンダの主流体ピストン自体 は、ブースト力の少なくとも一部を受けマスターシリンダに連通する中空可動シ リンダを含み、この可動シリンダ内では、少なくとも入力を受け得る反動ピスト ンが密封態様で軸線方向に摺動し、少なくとも1つの開口が可動シリンダに形成 されてこの可動シリンダの内部をマスターシリンダの内部に連通するようになっ ている。 このような装置が、例えば、文献EP−B−0,443,886に記載されてい る。 流体反力を備えたこれらの装置は、ブレーキペダルに発揮された力によるブレ ーキ流体の圧力を最適に制御するとともに、作動の状態とは無関係に、ブレーキ ペダルに発揮された入力の関数としてマスターシリンダに圧力を与える作動特性 曲線が一定であるという利点を有する。 しかしながら、これらの装置は、反動ピストンがプランジャに接触してこのプ ランジャに反力を伝える際、この接触が入力の作用速度に因り幾分急激に行われ 、プランジャに一体の制御ロッド及びこの制御ロッドに関節連結されたブレーキ ペダルに伝達され、車両の運転者にはかえって不快な感覚として感じられるとい う欠点がある。さらに、プランジャと反動ピストンとの間でのこれらの衝撃は、 プランジャ及び/又は反動ピストンを損傷し、ブレーキ装置の正確な作動を損ね 、あるいは、いずれにしてもその寿命を短縮させ得るものである。 本発明はこれに関連するもので、その目的は、ブレーキペダルを踏み込んだ時 に運転者により感じられる感覚が改善され、さらに、あらゆる状況のもとで高い 信頼性をもって作動する一方、低コストとした、ブースト式ブレーキ装置を提案 することにある。 この目的のため、本発明は、一方において、ブレーキ流体を満たされ、共に軸 線方向に作用する入力とブースト力とから成る駆動力を受けてブレーキ流体の圧 力を増大させるようになっている主流体ピストンを備えたマスターシリンダと、 他方において、三方弁の開放を制御するプランジャに一体の制御ロッドに入力を 加えることにより制御されて主流体ピストンに駆動力を発揮できる空気圧ブース タとを包含し、ブースタが、少なくとも1つの可動隔壁によって少なくとも2つ の室に密封態様で区分された剛性ケーシングを包含し、可動隔壁が、三方弁の開 放から生じる2つの室の圧力差によって作用され、三方弁を支持しブースト力を 少なくとも伝達できケーシングに対して移動可能な空気圧ピストンを駆動でき、 マスターシリンダの主流体ピストン自体が、ブースト力の少なくとも一部を受け る中空可動シリンダを含み、この可動シリンダ内では、少なくとも入力を受け得 る反動ピストンが密封態様で軸線方向に摺動するようになっている自動車用ブー スト式ブレーキ装置を提案している。 このようなブースト式ブレーキ装置は、例えば前記文献から知られている。 本発明によると、反動ピストンはプランジャと一体をなし、圧力調整装置を介 してマスターシリンダの内部容積室に連通する反動室を可動シリンダ内に画定す る。 この構成により、反力の変化は連続的で、物理的パラメータすなわち反動室に 流通する流体圧力の変化から生じており、マスターシリンダに流通する圧力を受 けてプランジャに当接するようになるピストンから反力が生じる前記文献におけ る場合のように、不連続的ではない。 有益的には、圧力調整装置は、マスターシリンダの内部容積室に流通する圧力 と反動室に流通する圧力との一定の差を生起する。 有益な実施例によると、圧力調整装置は、第1弾性装置により前方へ押圧され 第1停止部と第2停止部との間で移動できる浮動ピストンを包含し、この浮動ピ ストンは、反動室からマスターシリンダの内部容積室への連通を許容するが逆方 向の連通を阻止する常閉の逆止弁を含み、この逆止弁は、所定値を超えるマスタ ーシリンダの内部容積室内の圧力の作用のもとで浮動ピストンが後方へ移動され た時に開放する。 本発明の更なる目的、特徴及び利点は、非限定的な例として添付図面を参照し て行う一実施例の下記説明から明らかとなるであろう。 図1は、本発明に従って製作したブースト式ブレーキ装置の断面図である。 図2は、図1のブレーキ装置の中央部分の拡大断面図である。 図3は、ブレーキペダルに加えられた力の関数としてマスターシリンダにより 発生された圧力の変化を表す、本発明によるブースト式ブレーキ装置の作動特性 曲線図である。 本発明が空気圧ブースト式ブレーキ装置に対してなした改良にのみ関し、ま たこのような装置の全体構成及び作動が当業者にはよく知られているので、これ らのブレーキ装置は、ここでは本発明が提供する改良を十分に理解できるように 簡単に記載することとする。 概略的に、この型式のシステムは、ブースタ100と、ブレーキモータ(図示 しない)を駆動するようになっているマスターシリンダ200とを包含する。 ブースタ100は、車両のエンジン室をこの車両の乗員室から分離する防火壁 (図示しない)に通常の態様で固定され、この乗員室内に位置されているブレー キペダルPによって駆動されるように設計されている。車両の流体ブレーキ回路 を制御するマスターシリンダ200は、ブースタ100の前方壁に固定される。 慣例により、マスターシリンダ200に向かって指向するブースタ/マスター シリンダ組立体の部分を“前方”と称し、ブレーキペダルに向かって指向するこ の組立体の部分を“後方”と称する。従って、図1及び2において、前方が左側 で、後方が右側である。 ブースタ100自体は、可動隔壁16によって前方室12と後方室14とに密 封態様で区分されている剛性ケーシング10を包含しており、この可動隔壁は隔 膜18と剛性スカート20とから成り、ケーシング10の内部を移動できる空気 圧ピストン22を駆動することができる。 マスターシリンダ200により前面を密封態様で閉鎖された前方室12は、接 続部15を介して部分真空源に常時接続されている。後方室14内の圧力は、制 御ロッド26により制御される三方弁24によって制御され、この制御ロッドは ブレーキペダルPに連結され、プランジャ28に一体である。 制御ロッド26が右方に向けて引張られている休止位置にある時、弁24はブ ースタの2つの室12及び14の連通を確立する。後方室14は前方室12と同 じ部分真空を受けているので、ピストン22はスプリング25によって休止位置 へ右方に向けて押し戻される。 左方に向かう制御ロッド26の駆動は、まず第1に、室12及び14を互いに 隔離するように弁24を変位させる作用をなし、次いで第2に、後方室14を大 気圧に開放するようにこの弁を変位させる作用をなす。 隔膜18によって感知される2つの室12及び14の圧力差は、ピストン22 を駆動しながら可動隔壁16を左方に向けて変位させようとするスラストをこの 隔壁に発揮し、そしてこのピストンがスプリング25を圧縮しながら変位する。 従って、可動隔壁16のスラストから生じるブレーキ倍力F1又は“ブースト 力”及び制御ロッド26に発揮されるブレーキ力F2又は“入力”は、マスター シリンダ200の方向へブースタ100の軸線X−X’方向に一緒に加えられ、 マスターシリンダへの駆動力を形成するように連合される。 より詳細には、ブレーキ技術分野においてよく知られているように、ブースト 力F1はマスターシリンダの主流体ピストン30に加えられて、該ピストンを( 図1及び2中)左方へ移動させ、この移動が、マスターシリンダ200の内部容 積室V内に存在するブレーキ流体の圧力の上昇及びこの室に接続されたブレーキ モータの駆動を導くこととなる。 図2からよくわかるように、主流体ピストン30は実際には複合体であり、一 方において中空可動シリンダ32と、他方において可動シリンダ32内を密封態 様で摺動する反動ピストン34とを包含する。反動ピストン34は、図1に示さ れているようにプランジャ28と一体にされているか、あるいは、図2に示され ているようにプランジャ自体から成っている。 中空可動シリンダ32の内部容積室33は、壁38(図1)に形成した開口を 介してマスターシリンダ200の内部容積室Vに連通しており、この壁には、マ スターシリンダの主ピストンを構成する可動シリンダ32とマスターシリンダの 副ピストン42との間の離間を調整する装置40が固定される。 反動ピストン34は、可動シリンダ32内に反動室36を画定する環状シール 44により、可動シリンダ32内を密封態様で摺動できる。さらに、反動ピスト ン34は制御ロッド26に一体のプランジャ28と一体であるので、反動ピスト ン34は、図2に概略的に示されているように、制御ロッド26に発揮された入 力F2を少なくとも受ける。 可動シリンダ32は、リング46を介して剛性スカート20に連結されていて 、この剛性スカート20により発揮されるブースト力F1の少なくとも一部を受 ける。 浮動ピストン50が可動シリンダ32内に配設されていて、例えば止め輪によ り形成された第1停止部52と後述する第2停止部54との間で変位することが できる。浮動ピストン50は、可動シリンダ32の肩部又は図示のように停止部 54に対して休止する第1スプリング56によって前方へ押圧されるとともに、 可動シリンダ32に一体の停止部60上に休止する第2スプリング58によって 後方へ押圧されている。 第1スプリング56の休止時での予負荷R1は、第2スプリング58の休止時 での予負荷R2よりも大きく、このことは、休止時に浮動ピストンが第1停止部 52上に休止することを意味している。 浮動ピストン50は中空であり、その内部には、図示の例ではボール弁により 形成された逆止弁62を含んでおり、この逆止弁のボール64はスプリング66 によって浮動ピストン50の弁座68の方向に押圧されている。第2停止部54 は、この停止部54の各側でブレーキ流体を自由に流通させ得る開口53と、浮 動ピストン50が後方へ変位した時にボール64をその弁座68から持ち上げる ようにこのボールに相互作用できる中央突起72とを形成されており、休止時ボ ール64と中央突起72の前方端部との間には間隙Jが存在する。最後に、浮動 ピストン50は、可動シリンダ32の断面積Sの孔55内を環状シール70によ り密封態様で摺動する。 次に、ここまで述べたブースト式ブレーキ装置の作動について説明する。 休止時、多数の可動部品は図1及び2に示した位置を占めており、特に、浮動 ピストン50は、スプリング58の作用を差し引いたスプリング56の作用のも とで、可動シリンダ32の停止部52に対し前方に向かって当接し、逆止弁62 は閉じている。さらに、弁24は2つの室12及び14の連通を許容し、従って 、これらの室は同じ低圧力にある。 ブレーキペダルへの初期の力は、制御ロッド26のスプリングの予負荷を克服 して、2つの室12及び14を互いに隔離する位置へ弁24をもたらすように働 く。従って、ブレーキペダルへのこの力の増大はマスターシリンダ内の圧力を増 大させることはなく、ブースト式ブレーキ装置の無効行程として知られているも のに相当する。これが図3の曲線上でセグメントOAで表されている。制御ロッ ド26のスプリングの休止時での予負荷を調整することは、無効行程そしてセグ メントOAの長さを所望の値に設定することを可能にしている。 制御ロッド26がこの所定の距離を移動した後、弁24は後方室14を大気に 開放し、ブースタの2つの室12及び14の間で圧力差が確立される。この圧力 差は、剛性スカート20及び可動シリンダ32を前進させるブースト力F1を生 じさせる。 従って、マスターシリンダ200の内部容積室V内の流体圧力P1は上昇し、 管(図示しない)によって車両のブレーキ伝達される。この圧力P1はまた中空 可動シリンダ32の内部容積室33にも伝達され、浮動ピストン50の断面積S に発揮される。 まず第1に、断面積Sに発揮されたこの圧力P1によって発生される力は、浮 動ピストンが受ける予負荷R、すなわち、スプリング56及び58の休止時での 予負荷の差R=(R1−R2)を超えることはなく、このことは、浮動ピストン5 0が可動シリンダ32に対して不動状態に保たれ、ボール64がその弁座68に 対して休止しているため反動室36内の圧力P2が不変のままであることを意味 している。従って、ブレーキペダルには反力は感知されない。この作動の第1位 相は図3の曲線のセグメントABで表されており、ここでは、入力の変化を伴う ことなしに、マスターシリンダ200及びブレーキ内の圧力P1の増大が生じる 。セグメントABの長さはブースタの“ジャンプ”と称されている。 ブースタのジャンプは、浮動ピストン50が受ける休止時での予負荷を調整す ることによって、所望の値に設定されてよい。例えば、図2に示されているよう に、停止部60にねじを設けて可動シリンダ32に形成したタッピング内へ螺入 すればよい。 このように、可動シリンダ32内へ停止部60を螺入又は螺出することは、ス プリング58を圧縮又は弛緩し、従って浮動ピストン50にこのスプリングが発 揮する予負荷R2を増大又は減少させる作用、すなわちジャンプの値をさらに増 大又は減少させる作用を有する。 作動の第2位相において、容積室33内で流体圧力P1が上昇し、浮動ピスト ン50の断面積Sに加えられた時に予負荷Rを克服するに十分となる所定の値に 達する。従って、浮動ピストン50は後方へ変位する。浮動ピストンは、図3の 曲線の点Bで示されているように、ボール64が突起72に対して休止するため の距離Jをまず最初に変位する。 圧力P1の付加の増大は浮動ピストン50の付加の後方変位を生じさせ、その 結果、ボール64がその弁座68から持ち上げられ、容積室33が反動室36に 連通せしめられる。従って、反動室36内の圧力P2が上昇して、反動ピストン 34の断面積S2に発揮され、それから、この反動ピストンは後方へ指向する反 力を受け、この反力を制御ロッド26を介してブレーキペダルに伝達する。 反動室36内の圧力のこの上昇から生じる反力の変化は、物理的パラメータす なわち反動室36に流通する流体圧力の変化に一致するため、急激且つ連続的で ある。前記文献におけると同様に、マスターシリンダに流通する圧力を受けてプ ランジャに対して休止するようになるピストンから反力が生じる場合には、この 反力は急激ではない。 こうして、ブレーキペダルで運転者により感じられる感覚が良好となる結果と なり、この感覚は、弾性材料製の反動ディスクを装備したブースタにより与えら れる感覚に匹敵し得るものである。 それから、反動ピストン34は、その断面積S2に、反動室36に流通する流 体圧力P2を受け、この圧力P2は、容積室33及びマスターシリンダの容積室V に流通する圧力P1の関数であり、 このように、突起72と相互作用できるボール64を備えた弁を含み予負荷R を受ける浮動ピストン50は、マスターシリンダ200の内部容積室Vに流通す る圧力P1と反動室36に流通する圧力P2との一定の差を生起する圧力調整装置 を構成する。 次に、上記圧力は反動ピストン34に反力を生じさせ、この反力は入力F1に 抵抗し、従って、図3の曲線のセグメントBCで表されているように、マスター シリンダ及び車両のブレーキ内の流体圧力を制御すること可能にしている。 このセグメントBCの傾斜はブレーキ装置のブースト比を表している。このブ ースト比はまた、反動ピストン34の断面積S2に対する可動シリンダ32の断 面積S1の比に等しい。 ブースタの後方室14内の圧力が大気圧に達すると、ブースト力はその最大値 に達し、従ってさらに増大することはできない。図3の曲線上の点Dで表され飽 和として知られている現象が起こる。 点Dを越えて、すなわちセグメントCDでは、ブースト力F1は一定のままで あり、車両の減速度の増加は、入力F2の相応した増大によって得られる。 上述したブレーキ装置の作動は、制御ロッド26に対する入力の作用速度とは 無関係に、各制動作用毎に繰り返される。運転者が力を釈放すると、前方及び後 方室間で弁24を介して再確立された連通は、スプリング25の作用のもとで可 動隔壁16及び可動シリンダ32を後方へ移動させ、マスターシリンダの内部容 積室V内の圧力P1を低下させる作用を有する。 従って、浮動ピストン50は、スプリング58の作用を差し引いたスプリング 56の作用のもとで戻り移動して停止部52上に休止でき、反動室36内の圧力 P2は、流体を反動室36から可動シリンダ32の内部容積室33及びマスター シリンダの内部容積室Vに向けて流通できるボール64を備えた弁を介して、低 下し得る。それから、多数の可動部品が図1及び2に示されているそれらの休止 位置へ戻る。 このように、本発明によると、流体反力を備えたブースト式ブレーキ装置は、 ブレーキペダルへの衝撃を感じることなしに、車両の運転者がブレーキ流体の圧 力を非常に正確に制御できるため、改善された作動特性を呈することを達成して いる。この結果を得るのに用いられる手段は、比較的簡単で低コストであり、あ らゆる状況において高い信頼性をもって作動する。 勿論、本発明は、当業者には明白で且つ本発明の範囲内にある多数の変形例を も包含できるものである。従って、例えば、本発明は、同等の容易さをもって、 図示したような単一のブースタにも、タンデムに装着されたブースタにも適用で きる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月7日(1998.9.7) 【補正内容】 明細書 流体反力を改善したブースト式ブレーキ装置 本発明は、車両のブレーキに接続された流体回路内の流体圧力を制御するマス ターシリンダを包含し、車両の運転者がブレーキペダルを踏み込んだ時にこのマ スターシリンダを空気圧ブースタによって駆動でき、このペダルに反力を流体的 に伝達するようにした、自動車用ブースト式ブレーキ装置に関する。 より詳細には、本発明は、一方において、ブレーキ流体を満たされ、共に軸線 方向に作用する入力とブースト力とから成る駆動力を受けてブレーキ流体の圧力 を増大させるようになっている主流体ピストンを備えたマスターシリンダと、他 方において、三方弁の開放を制御するプランジャに一体の制御ロッドに入力を加 えることにより制御されて主流体ピストンに駆動力を発揮できる空気圧ブースタ とを包含し、ブースタが、少なくとも1つの可動隔壁によって少なくとも2つの 室に密封態様で区分された剛性ケーシングを包含し、可動隔壁が、三方弁の開放 から生じる2つの室の圧力差によって作用され、三方弁を支持しブースト力を少 なくとも伝達できケーシングに対して移動可能な空気圧ピストンを駆動でき、マ スターシリンダの主流体ピストン自体が、ブースト力の少なくとも一部を受ける 中空可動シリンダを含み、この可動シリンダ内では、少なくとも入力を受け得る 反動ピストンが密封態様で軸線方向に摺動し、反動ピストンがプランジャと一体 をなして、マスターシリンダの内部容積室に連通する反動室を可動シリンダ内に 画定するようにした自動車用ブースト式ブレーキ装置に関する。 このような装置が、例えば、文献DE−3,933,636に記載されている。 流体反力を備えたこれらの装置は、ブレーキペダルに発揮された力によるブレ ーキ流体の圧力を最適に制御するとともに、作動の状態とは無関係に、ブレーキ ペダルに発揮された入力の関数としてマスターシリンダに圧力を与える作動特性 曲線が一定であるという利点を有する。 しかしながら、これらの装置は、反動ピストンがプランジャに反力を伝える際 、入力の作用速度に依存して起こる幾分急激な衝撃が、プランジャに一体の制御 ロ ッド及びこの制御ロッドに関節連結されたブレーキペダルに伝達され、車両の運 転者にはかえって不快な感覚として感じられるという欠点がある。さらに、これ らの衝撃はプランジャ及び/又は反動ピストンを損傷し、ブレーキ装置の正確な 作動を損ね、あるいは、いずれにしてもその寿命を短縮させ得るものである。 本発明はこれに関連するもので、その目的は、ブレーキペダルを踏み込んだ時 に運転者により感じられる感覚が改善され、さらに、あらゆる状況のもとで高い 信頼性をもって作動する一方、低コストとした、ブースト式ブレーキ装置を提案 することにある。 この目的のため、上記序文における記載に一致する本発明によるブースト式ブ レーキ装置は、本質的に、反動室とマスターシリンダの内部容積室との間に圧力 調整装置が挿設され、この圧力調整装置を介して反動室がマスターシリンダの内 部容積室に連通することを特徴としている。 この構成により、反力の変化は漸進的で、物理的パラメータすなわち反動室に 流通する流体圧力の変化から生じており、前記文献に記載した装置の場合のよう に急激ではない。 有益的には、圧力調整装置は、マスターシリンダの内部容積室に流通する圧力 と反動室に流通する圧力との一定の差を生起する。 有益な実施例によると、圧力調整装置は、第1弾性装置により前方へ押圧され 第1停止部と第2停止部との間で移動できる浮動ピストンを包含し、この浮動ピ ストンは、反動室からマスターシリンダの内部容積室への連通を許容するが逆方 向の連通を阻止する常閉の逆止弁を含み、この逆止弁は、所定値を超えるマスタ ーシリンダの内部容積室内の圧力の作用のもとで浮動ピストンが後方へ移動され た時に開放する。 本発明の更なる目的、特徴及び利点は、非限定的な例として添付図面を参照し て行う一実施例の下記説明から明らかとなるであろう。 図1は、本発明に従って製作したブースト式ブレーキ装置の断面図である。 図2は、図1のブレーキ装置の中央部分の拡大断面図である。 図3は、ブレーキペダルに加えられた力の関数としてマスターシリンダにより 発生された圧力の変化を表す、本発明によるブースト式ブレーキ装置の作動特性 曲線図である。 本発明が空気圧ブースト式ブレーキ装置に対してなした改良にのみ関し、ま たこのような装置の全体構成及び作動が当業者にはよく知られているので、これ らのブレーキ装置は、ここでは本発明が提供する改良を十分に理解できるように 簡単に記載することとする。 概略的に、この型式のシステムは、ブースタ100と、ブレーキモータ(図示 しない)を駆動するようになっているマスターシリンダ200とを包含する。 ブースタ100は、車両のエンジン室をこの車両の乗員室から分離する防火壁 (図示しない)に通常の態様で固定され、この乗員室内に位置されているブレー キペダルPによって駆動されるように設計されている。車両の流体ブレーキ回路 を制御するマスターシリンダ200は、ブースタ100の前方壁に固定される。 請求の範囲 1 一方において、ブレーキ流体を満たされ、共に軸線方向(X−X’)に作用 する入力(F2)とブースト力(F1)とから成る駆動力(F)を受けてブレーキ 流体の圧力(P1)を増大させるようになっている主流体ピストン(30)を備 えたマスターシリンダ(200)と、他方において、三方弁(24)の開放を制 御するプランジャ(28)に一体の制御ロッド(26)に入力(F2)を加える ことにより制御されて主流体ピストン(30)に駆動力(F)を発揮できる空気 圧ブースタ(100)とを包含し、ブースタが、少なくとも1つの可動隔壁(1 6)によって少なくとも2つの室(12,14)に密封態様で区分された剛性ケ ーシング(10)を包含し、可動隔壁が、三方弁(24)の開放から生じる2つ の室(12,14)の圧力差によって作用され、三方弁(24)を支持しブース ト力(F1)を少なくとも伝達できケーシング(10)に対して移動可能な空気 圧ピストン(22)を駆動でき、マスターシリンダ(200)の主流体ピストン (30)自体が、ブースト力(F1)の少なくとも一部を受ける中空可動シリン ダ(32)を含み、この可動シリンダ内では、少なくとも入力(F2)を受け得 る反動ピストン(34)が密封態様で軸線方向に摺動し、反動ピストン(34) がプランジャ(28)と一体をなして、マスターシリンダ(200)の内部容積 室(V)に連通する反動室(36)を可動シリンダ(32)内に画定するように した自動車用ブースト式ブレーキ装置において、反動室(36)とマスターシリ ンダ(200)の内部容積室(V)との間に圧力調整装置(50,64,72) が挿設され、この圧力調整装置を介して反動室(36)がマスターシリンダ(2 00)の内部容積室(V)に連通することを特徴とするブースト式ブレーキ装置 。 2 請求項1記載のブレーキ装置において、圧力調整装置(50,64,72) が、マスターシリンダ(200)の内部容積室(V)に流通する圧力(P1)と 反動室(36)に流通する圧力(P2)との一定の差を生起することを特徴とす るブースト式ブレーキ装置。 3 請求項2記載のブレーキ装置において、圧力調整装置(50,64,72) が、第1弾性装置(56,58)により前方へ押圧され第1停止部(52)と第 2停止部(54)との間で移動できる浮動ピストン(50)を包含し、この浮動 ピストンが、反動室(36)からマスターシリンダ(200)の内部容積室(V )への連通を許容するが逆方向の連通を阻止する常閉の逆止弁(64,68)を 含み、この逆止弁(64,68)が、所定値を超えるマスターシリンダ(200 )の内部容積室(V)内の圧力(P1)の作用のもとで浮動ピストン(50)が 後方へ移動された時に開放することを特徴とするブースト式ブレーキ装置。 4 請求項3記載のブレーキ装置において、逆止弁(64,68)がボール弁を 包含し、このボール弁のボール(64)が第2弾性装置(66)により浮動ピス トン(50)に形成した弁座(68)に向けて押圧されていることを特徴とする ブースト式ブレーキ装置。 5 請求項4記載のブレーキ装置において、第2停止部(54)が、この第2停 止部(54)に向けて浮動ピストン(50)が移動される時にボール(64)を その弁座(68)持ち上げることができる突起(72)を含んでいることを特徴 とするブースト式ブレーキ装置。 6 請求項3記載のブレーキ装置において、第1弾性装置が、浮動ピストン(5 0)を第1停止部(52)に対して休止する休止位置へ前方に押圧するスプリン グ(56)を含んでいることを特徴とするブースト式ブレーキ装置。 7 請求項3記載のブレーキ装置において、第1弾性装置が、浮動ピストン(5 0)を第1停止部(52)に対して休止する休止位置へ前方に押圧する第1スプ リング(56)と、浮動ピストン(50)を後方へ押圧する第2スプリング(5 8)とを含んでおり、第1スプリング(56)の休止時での予負荷(R1)が第 2スプリング(58)の休止時での予負荷(R2)よりも大きいことを特徴とす るブースト式ブレーキ装置。 8 請求項7記載のブレーキ装置において、第2スプリング(58)の休止時で の予負荷(R2)が調整可能であることを特徴とするブースト式ブレーキ装置。 9 請求項8記載のブレーキ装置において、第2スプリング(58)が、可動シ リンダ(32)内にその軸線方向位置を調整できるように形成された第3停止部 (60)と浮動ピストン(50)との間の配設されていることを特徴とするブー スト式ブレーキ装置。 10 請求項9記載のブレーキ装置において、第3停止部(60)がねじを設けら れ、可動シリンダ(32)に形成したタッピング内へ螺入することを特徴とする ブースト式ブレーキ装置。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 整装置(50,64)を介してマスターシリンダ(20 0)の内部容積室(V)に連通する反動室(36)を可 動シリンダ(32)内に画定する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方において、ブレーキ流体を満たされ、共に軸線方向(X−X’)に作用 する入力(F2)とブースト力(F1)とから成る駆動力(F)を受けてブレーキ 流体の圧力(P1)を増大させるようになっている主流体ピストン(30)を備 えたマスターシリンダ(200)と、他方において、三方弁(24)の開放を制 御するプランジャ(28)に一体の制御ロッド(26)に入力(F2)を加える ことにより制御されて主流体ピストン(30)に駆動力(F)を発揮できる空気 圧ブースタ(100)とを包含し、ブースタが、少なくとも1つの可動隔壁(1 6)によって少なくとも2つの室(12,14)に密封態様で区分された剛性ケ ーシング(10)を包含し、可動隔壁が、三方弁(24)の開放から生じる2つ の室(12,14)の圧力差によって作用され、三方弁(24)を支持しブース ト力(F1)を少なくとも伝達できケーシング(10)に対して移動可能な空気 圧ピストン(22)を駆動でき、マスターシリンダ(200)の主流体ピストン (30)自体が、ブースト力(F1)の少なくとも一部を受ける中空可動シリン ダ(32)を含み、この可動シリンダ内では、少なくとも入力(F2)を受け得 る反動ピストン(34)が密封態様で軸線方向に摺動するようになっている自動 車用ブースト式ブレーキ装置において、反動ピストン(34)がプランジャ(2 8)と一体をなし、圧力調整装置(50,64,72)を介してマスターシリン ダ(200)の内部容積室(V)に連通する反動室(36)を可動シリンダ(3 2)内に画定することを特徴とするブースト式ブレーキ装置。 2 請求項1記載のブレーキ装置において、圧力調整装置(50,64,72) が、マスターシリンダ(200)の内部容積室(V)に流通する圧力(P1)と 反動室(36)に流通する圧力(P2)との一定の差を生起することを特徴とす るブースト式ブレーキ装置。 3 請求項2記載のブレーキ装置において、圧力調整装置(50,64,72) が、第1弾性装置(56,58)により前方へ押圧され第1停止部(52)と第 2停止部(54)との間で移動できる浮動ピストン(50)を包含し、この浮動 ピストンが、反動室(36)からマスターシリンダ(200)の内部容積室(V ) への連通を許容するが逆方向の連通を阻止する常閉の逆止弁(64,68)を含 み、この逆止弁(64,68)が、所定値を超えるマスターシリンダ(200) の内部容積室(V)内の圧力(P1)の作用のもとで浮動ピストン(50)が後 方へ移動された時に開放することを特徴とするブースト式ブレーキ装置。 4 請求項3記載のブレーキ装置において、逆止弁(64,68)がボール弁を 包含し、このボール弁のボール(64)が第2弾性装置(66)により浮動ピス トン(50)に形成した弁座(68)に向けて押圧されていることを特徴とする ブースト式ブレーキ装置。 5 請求項4記載のブレーキ装置において、第2停止部(54)が、この第2停 止部(54)に向けて浮動ピストン(50)が移動される時にボール(64)を その弁座(68)持ち上げることができる突起(72)を含んでいることを特徴 とするブースト式ブレーキ装置。 6 請求項3記載のブレーキ装置において、第1弾性装置が、浮動ピストン(5 0)を第1停止部(52)に対して休止する休止位置へ前方に押圧するスプリン グ(56)を含んでいることを特徴とするブースト式ブレーキ装置。 7 請求項3記載のブレーキ装置において、第1弾性装置が、浮動ピストン(5 0)を第1停止部(52)に対して休止する休止位置へ前方に押圧する第1スプ リング(56)と、浮動ピストン(50)を後方へ押圧する第2スプリング(5 8)とを含んでおり、第1スプリング(56)の休止時での予負荷(R1)が第 2スプリング(58)の休止時での予負荷(R2)よりも大きいことを特徴とす るブースト式ブレーキ装置。 8 請求項7記載のブレーキ装置において、第2スプリング(58)の休止時で の予負荷(R2)が調整可能であることを特徴とするブースト式ブレーキ装置。 9 請求項8記載のブレーキ装置において、第2スプリング(58)が、可動シ リンダ(32)内にその軸線方向位置を調整できるように形成された第3停止部 (60)と浮動ピストン(50)との間の配設されていることを特徴とするブー スト式ブレーキ装置。 10 請求項9記載のブレーキ装置において、第3停止部(60)がねじを設けら れ、可動シリンダ(32)に形成したタッピング内へ螺入することを特徴とする ブースト式ブレーキ装置。
JP52325398A 1996-11-19 1997-08-27 流体反力を改善したブースト式ブレーキ装置 Expired - Fee Related JP4131423B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR96/14032 1996-11-19
FR9614032A FR2755929B1 (fr) 1996-11-19 1996-11-19 Systeme de freinage assiste a reaction hydraulique amelioree
PCT/FR1997/001527 WO1998022321A1 (fr) 1996-11-19 1997-08-27 Systeme de feinage assiste a reaction hydraulique amelioree

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001504060A true JP2001504060A (ja) 2001-03-27
JP2001504060A5 JP2001504060A5 (ja) 2005-05-12
JP4131423B2 JP4131423B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=9497719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52325398A Expired - Fee Related JP4131423B2 (ja) 1996-11-19 1997-08-27 流体反力を改善したブースト式ブレーキ装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6076351A (ja)
EP (1) EP0939715B1 (ja)
JP (1) JP4131423B2 (ja)
DE (1) DE69723288T2 (ja)
ES (1) ES2202638T3 (ja)
FR (1) FR2755929B1 (ja)
WO (1) WO1998022321A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2782047B1 (fr) * 1998-08-04 2000-11-10 Bosch Sist De Frenado Sl Maitre-cylindre a reaction hydraulique evolutive en pression
FR2818222B1 (fr) * 2000-12-14 2003-02-14 Bosch Gmbh Robert Dispositif de freinage assiste a valve d'urgence avec saut eleve, et servomoteur pour un tel dispositif
FR2834266B1 (fr) * 2001-12-31 2004-02-27 Bosch Gmbh Robert Dispositif de commande de frein a servomoteur d'assistance pneumatique a freinage
DE102010001941A1 (de) * 2010-02-15 2011-08-18 Robert Bosch GmbH, 70469 Verfahren zum Betreiben eines bremskraftverstärkten hydraulischen Bremssystems eines Fahrzeugs und Steuervorrichtung für ein bremskraftverstärktes hydraulisches Bremssystem eines Fahrzeugs

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3470695A (en) * 1967-09-18 1969-10-07 Teves Gmbh Alfred Vacuum-assist power brake
US3910046A (en) * 1974-10-02 1975-10-07 Bendix Corp Two stage servomotor
DE3919216A1 (de) * 1988-07-01 1990-12-20 Teves Gmbh Alfred Betaetigungseinheit fuer eine blockiergeschuetzte kraftfahrzeugbremsanlage
DE3933636A1 (de) * 1989-06-13 1991-04-11 Teves Gmbh Alfred Betaetigungseinheit fuer eine blockiergeschuetzte kraftfahrzeugbremsanlage
DE4429439C2 (de) * 1994-08-19 1998-07-02 Lucas Ind Plc Hauptbremszylinder

Also Published As

Publication number Publication date
FR2755929A1 (fr) 1998-05-22
WO1998022321A1 (fr) 1998-05-28
JP4131423B2 (ja) 2008-08-13
DE69723288T2 (de) 2004-04-22
EP0939715B1 (fr) 2003-07-02
EP0939715A1 (fr) 1999-09-08
US6076351A (en) 2000-06-20
FR2755929B1 (fr) 1998-12-18
DE69723288D1 (de) 2003-08-07
ES2202638T3 (es) 2004-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6216580B1 (en) Reaction mechanism for booster
US5921084A (en) Power-assisted braking device with a variable assistance ratio
KR100298465B1 (ko) 은폐된이동을하는승압브레이크장치
US6085522A (en) Boosted braking device with variable boost ratio and reduced hysteresis
US8210091B2 (en) Quick booster
US6203118B1 (en) Braking system
JP3823257B2 (ja) 隠し行程を有し安全性を増したブースト式ブレーキ装置
JPH0211451A (ja) ブレーキブースタ
US5038564A (en) Pulsator-operated valving with reaction chamber accumulator for hydraulic booster system
US6782794B2 (en) Negative pressure boosting device
JP2001504060A (ja) 流体反力を改善したブースト式ブレーキ装置
US5029515A (en) Pneumatic booster
US6318081B1 (en) Hydraulic reaction master cylinder with enhanced input force
US5941071A (en) Boosted braking device with hydraulic reaction and improved safety
JP2004525034A (ja) 固定ジャンプ及び可変ジャンプの二つの異なるジャンプを持つブースター
US20090115245A1 (en) Motor vehicle rapid braking brake booster
US6244049B1 (en) Brake system
JPH10505803A (ja) 空気圧ブレーキブースタ
WO2014118803A1 (en) A vaccum booster
JP3700069B2 (ja) 倍力装置の反力機構
US6023931A (en) Master cylinder with dynamic reaction regulated by a difference in cross section
JP3911652B2 (ja) タンデム型気圧式倍力装置
JPH09323640A (ja) 気圧式倍力装置
JPH0986399A (ja) 気圧式倍力装置
JP2001018787A (ja) 倍力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040826

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070517

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070702

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070619

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080415

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080516

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees