JP2001358984A - 動画像処理カメラ - Google Patents

動画像処理カメラ

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JP2001358984A
JP2001358984A JP2000180030A JP2000180030A JP2001358984A JP 2001358984 A JP2001358984 A JP 2001358984A JP 2000180030 A JP2000180030 A JP 2000180030A JP 2000180030 A JP2000180030 A JP 2000180030A JP 2001358984 A JP2001358984 A JP 2001358984A
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moving
frame rate
image
camera
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JP2000180030A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kuroda
淳 黒田
Tetsuya Tomonaka
哲也 塘中
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被写体の状態に拘わらず常にその被写体を精度
よく撮像できる安価で小型化が可能な動画像処理カメラ
を提供する。 【解決手段】イメージセンサ10からの動画像に基づい
て被写体の状態を検知するデータ処理部20と、このデ
ータ処理部20での検知結果に基づいて、イメージセン
サ10から単位時間に出力されるフレーム数を表すフレ
ームレートを変更する制御手段11、とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画を撮像する動
画像処理カメラに関し、特に移動体を高精度で検出する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば定点に設置されて視野角内
の移動体を監視するカメラが知られている。このカメラ
は、光学系から入力された光(像)を、固体撮像デバイ
スで光電変換することにより画像データを生成し、例え
ば30枚/秒の標準フレームレートで出力する。
【0003】なお、フレームレートを可変可能にしたカ
メラの一例として、特開平10−341377号公報
は、「固体撮像素子の駆動装置、撮像信号の検波方法お
よびこれらを用いたカメラ」を開示している。この公報
に開示された技術では、検波モードにおいて、垂直リセ
ットパルスの周期を任意に設定可能とし、CCDイメー
ジセンサを垂直転送駆動する際のリセット周期をフィー
ルド周期より短く設定すると共に、そのリセット周期の
一部の区間でCCDイメージセンサの垂直転送を高速駆
動し、通常速度の垂直転送駆動の際にCCDイメージセ
ンサから出力される撮像信号を検波対象とすることによ
りフレームレートを上げる。
【0004】また、特開平10−304250号公報
は、「固体撮像素子、これを用いたカメラおよび固体撮
像装置の駆動方法」を開示している。この公報に開示さ
れた固体撮像装置は、全画素の信号電荷を同一時刻に読
み出す全画素読み出しモードと、垂直方向の一部の画素
列のみから信号電荷を読み出す間引き読み出しモードと
を選択的にとり得る固体撮像素子と、この固体撮像素子
の駆動周波数を動作モードに応じて可変させる周波数可
変手段とを備えている。そして、モニタリング時は間引
きモードで動作させることにより、フレームレートの低
下を防ぎつつ、CCD固体撮像素子の消費電力を低減す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラでは、30枚/秒という一定の標準フレームレー
トを使用しているため、高速で移動する移動体を撮像し
ようとする場合に、その移動体を捉えることができない
場合がある。即ち、移動体が所定速度以下で移動する場
合は、図9(A)に示すように、その移動体の全体像を
捉えることができるが、高速で移動する場合は、図9
(B)に示すように、その一部しか捉えることができな
い場合が発生する。
【0006】高速で移動する移動体を撮像する場合、高
いフレームレートでイメージセンサを動作させることに
よりその全体像を捉えることができるが、イメージセン
サを常に高いフレームレートで動作させると消費電力が
大きくなり、運転コストが高くなる。また、消費電力が
大きくなると発熱量が大きくなるのでカメラの小型化が
困難になり、高価になる。
【0007】また、フレームレートが一定のカメラで
は、1フレーム分の画像データを生成するための露光時
間は一定である。その結果、移動体が暗闇を移動してい
るときは露光量が不足し、その移動体を捉えることがで
きないという問題がある。
【0008】本発明は上述した問題を解消するためにな
されたものであり、その目的は、被写体の状態に拘わら
ず常にその被写体を精度よく撮像できる安価で小型化が
可能な動画像処理カメラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る動画像処理
カメラは、上記目的を達成するために、撮像により得ら
れた動画像をフレーム毎に出力するイメージセンサと、
該イメージセンサからの動画像に基づいて被写体の状態
を検知するデータ処理部と、該データ処理部での検知結
果に基づいて、前記イメージセンサから単位時間に出力
されるフレーム数を表すフレームレートを変更する制御
手段、とを備えている。
【0010】この動画像処理カメラによれば、イメージ
センサからの動画像に基づいて検知された被写体の状態
に応じてフレームレートが変更されるので、被写体の状
態に適したフレームレートで撮像を行うことができる。
その結果、被写体を常に精度よく撮像できる。また、フ
レームレートは被写体の状態に応じて変動し、常に高い
訳ではないので消費電力が低減され、運転コストを低減
できる。また、消費電力が低減されるので、特別の発熱
対策を施す必要がなく、動画像カメラの小型化及び低価
格化が可能である。
【0011】この動画像処理カメラにおいては、データ
処理部は、イメージセンサからの動画像に含まれる移動
体の画像に基づいて該移動体の移動速度を検出する速度
検出手段、を含み、制御手段は、速度検出手段で検出さ
れた移動体の移動速度が所定値以下の時はイメージセン
サを標準フレームレートで動作させ、所定値より大きい
時は標準フレームレートより高いフレームレートで動作
させるように構成できる。
【0012】この場合、標準フレームレートとしては、
ビデオカメラで一般に使用されている30枚/秒という
フレームレートを用いることができる。また、速度検出
手段では、2つの動画像の差分値から移動体の移動速度
を検出方法、オプティカルフローを用いて移動体の移動
速度を検出する方法等を用いることができる。この構成
によれば、動画像処理カメラは、通常は標準フレームレ
ートで動作し、高速で移動する移動体が検出されたとき
に高いフレームレートで動作するので、高速で移動する
移動体を精度よく検出できる。
【0013】また、この動画像処理カメラにおいては、
データ処理部は、イメージセンサからの動画像に含まれ
る移動体の明るさを検出する明るさ検出手段、を含み、
制御手段は、明るさ検出手段で検出された明るさが所定
値より大きい時はイメージセンサを標準フレームレート
で動作させ、所定値以下の時は標準フレームレートより
低いフレームレートで動作させるように構成できる。
【0014】この場合も、標準フレームレートとして
は、ビデオカメラで一般に使用されている30枚/秒と
いうフレームレートを用いることができる。また、明る
さ検出手段では、動画像全体の輝度レベルの平均を調べ
ることによって明るさを検出する方法を用いることがで
きる。この構成によれば、動画像処理カメラは、通常は
標準フレームレートで動作し、動画像の明るさが所定値
より小さい場合、例えば暗闇の移動体を撮像するような
場合は低いフレームレートで動作するので、暗闇で移動
する移動体を精度よく検知できる。
【0015】また、この動画像処理カメラにおいては、
データ処理部は、イメージセンサからの動画像に含まれ
る移動体の画像の位置を検出する位置検出手段を含み、
制御手段は、この位置検出手段で検出された位置に応じ
てフレームレートを変更するように構成できる。
【0016】一般に、カメラで移動体を撮像した場合、
得られた動画像上における移動体の画像の移動速度と現
実の移動体の移動速度との比は、移動体の画像の動画像
上における位置によって異なる。従って、フレームレー
トが一定であれば、動画像上における移動体像の位置に
よっては、その移動体を撮像できない場合がある。しか
しながら、この構成によれば、動画像処理カメラは、動
画像上における移動体像の位置に応じてフレームレート
を変更しながら撮像を行うので、移動体を常に精度よく
撮像できる。
【0017】また、この動画像処理カメラは、周囲の状
態を検出するセンサ、を更に備え、前記制御手段は、前
記センサの検出結果に応じてフレームレートを変更する
ように構成できる。
【0018】上記センサとしては、超音波センサ、音セ
ンサ、焦電センサ等を用いることができる。この構成に
よれば、センサで検出された周囲の状態に応じてフレー
ムレートが変更される。従って、イメージセンサからの
動画像を処理することによっては検出できない周囲の状
態をも検出可能になり、この検出結果に応じてフレーム
レートが変更されるので、周囲の種々の状態に応じて移
動体を精度よく撮像できる。また、センサから検知結果
に応答してフレームレートを低速から高速へ徐々に変化
させながら撮像を行うように構成できる。この構成によ
れば、例えば、センサは検出できるが、イメージセンサ
からの動画像に基づいては検知できない状態が発生し、
その原因を即座に判断できないような場合に、或るフレ
ームレートで対象を撮像できる可能性が高いので、通常
フレームレートでは撮像できない対象を捉えることがで
きる。
【0019】また、この動画像処理カメラにおいては、
データ処理部は、イメージセンサからの動画像を圧縮す
る圧縮手段を更に備え、この圧縮手段で圧縮された動画
像を外部に送出するように構成できる。この構成によれ
ば、この動画像処理カメラから外部に送出する動画像の
データ容量を小さくできるので通信量を低減できる。そ
の結果、動画像を短時間で外部装置に供給できるので、
この動画像処理カメラが適用された画像処理システムの
リアルタイム性を向上させることができる。
【0020】また、この動画像処理カメラは、ズームを
制御するためのズーム制御部、を更に備え、前記制御手
段は、前記ズーム制御部によってズームアップが指示さ
れていない時は前記イメージセンサを標準フレームレー
トで動作させ、ズームアップが指示されている時は前記
標準フレームレートより高いフレームレートで動作させ
るように構成できる。この構成によれば、例えば移動体
が検知されることによってズームアップが指示された時
は、例えば動画像内で移動体が占める割合が大きくなる
ので、移動体の移動速度が見かけ上速くなるが、ズーム
アップと同時にフレームレートが高速フレームレートに
変更されるので、移動体の全体像を正確に撮像すること
ができる。
【0021】また、この動画像処理カメラは、パン及び
チルトを制御するパン・チルト制御部、を更に備え、該
パン・チルト制御部は、前記データ処理部の前記速度検
出手段で検知された移動速度に基づいて該移動体を追随
すようにパン及びチルトを制御するように構成できる。
この構成によれば、例えば高速で移動する移動体が検出
された場合に、移動体を追跡しながら高フレームレート
で撮影が行われるので、移動体を連続的に最適なスピー
ドで追跡できる。
【0022】更に、この動画像処理カメラは、動画像を
一時的に記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶する動
画像を圧縮し且つ該記憶手段から読み出した圧縮された
動画像を伸長するデータ圧縮/伸長手段、とを更に備
え、前記データ処理部は、前記イメージセンサからの動
画像を前記データ圧縮/伸長手段によってその時点のフ
レームレートに応じた圧縮率で圧縮して前記記憶手段に
格納し、且つ、前記記憶手段から読み出されて前記デー
タ圧縮/伸長手段で伸長された動画像に基づいて被写体
を検知するように構成できる。
【0023】この構成によれば、動画像データを記憶手
段に格納する際はフレームレートに応じた圧縮率で圧縮
されて格納されるので、例えば、高フレームレートが設
定されることによりイメージセンサから得られる動画像
データが膨大な量になって記憶手段がオーバーフローす
るという事態を回避できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0025】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
係る動画像処理カメラは、高速で移動する移動体を撮像
するのに適する。この動画像処理カメラは、イメージセ
ンサからの動画像に含まれる移動体の画像に基づいて移
動体の移動速度を検出し、この検出された移動速度が所
定値以下の時はイメージセンサを30枚/秒の標準フレ
ームレートで動作し、所定値より大きい時は標準フレー
ムレートより高いフレームレート(以下、これを「高速
フレームレート」という)で動作する。
【0026】図1は、本発明の実施の形態1に係る動画
像処理カメラの電気的な構成を示すブロック図である。
この動画像処理カメラは、大別すると、光学系1、カメ
ラヘッド2及び画像処理部3から構成されている。
【0027】なお、この動画像処理カメラの物理的な構
造は図示を省略したが、カメラヘッド2と画像処理部3
とは一体若しくは近接して配置されている。従来のカメ
ラはカメラヘッドのみから構成され、撮像のみが行われ
る。従って、この従来のカメラで撮像された画像に基づ
いてカメラを制御する場合は、画像処理装置を別途用意
し、この画像処理装置とカメラとを接続する必要がある
ので、撮像された画像に基づいてカメラを制御すること
が難しかった。
【0028】これに対し、この実施の形態1の構造によ
れば、カメラヘッド2と画像処理部3とが一体若しくは
近接して配置されているので、画像処理部3で処理した
結果に基づいてカメラヘッド2を制御することが容易に
なっている。また、上記一体若しくは近接して配置する
構造により、例えば後段のコンピュータに対しては画像
データは送らず、検出された移動体の座標や速度情報の
みを伝送することができる。その結果、通信量を減らす
ことができるので、複数台のカメラから成る画像処理シ
ステムの構築が容易になる。
【0029】光学系1は、図示は省略されているが、レ
ンズ、プリズム、光学フィルタといった光学素子から構
成されている。この光学系1は、被写体の光学像をカメ
ラヘッド2内のイメージセンサ10上に結像させる。
【0030】カメラヘッド2は、イメージセンサ10、
駆動回路11及びA/D変換器12から構成されてい
る。
【0031】イメージセンサ10は、CCD形デバイス
から構成されている。なお、イメージセンサ10として
は、CCD形デバイスに限らず、MOS形デバイス、そ
の他の固体撮像デバイスを用いることができる。このイ
メージセンサ10は、駆動回路11からの駆動信号によ
って制御される。
【0032】駆動回路11は、画像処理部3内のデータ
処理部20からのフレームレート信号に基づいて駆動信
号を生成する。この駆動信号には、イメージセンサ10
から単位時間に出力されるフレーム数を規定するため
の、例えばドットクロック信号、水平同期信号(H
D)、垂直同期信号(VH)等が含まれる。
【0033】A/D変換器12は、イメージセンサ10
から出力されるアナログ動画像信号をデジタル動画像信
号に変換する。このA/D変換器12から出力されるデ
ジタル動画像信号は、動画像データとして画像処理部3
に供給される。
【0034】画像処理部3は、データ処理部20、メモ
リ21、D/A変換器22、通信インタフェース(I/
F)23及び中央処理装置(CPU)24から構成され
ている。
【0035】データ処理部20は、FPGA、ASI
C、汎用CPU等によって構成できる。このデータ処理
部20は、カメラヘッド2内のA/D変換器12から送
られてくる動画像データを処理することにより最適なフ
レームレートを算出する。この算出されたフレームレー
トは、フレームレート信号として、上述したように、カ
メラヘッド2の駆動回路11に送られる。このデータ処
理部20における処理の詳細は後述する。
【0036】メモリ21は、データ処理部20の制御に
下に、A/D変換器12から送られてきた動画像データ
を一時格納する。このメモリ21は、数フレーム分の動
画像データを格納できる容量を有する。データ処理部2
0は、このメモリ21に格納された動画像データに対し
て種々の処理を実行する。また、このメモリ21は、デ
ータ処理部20で処理途中の中間結果や処理結果を格納
するためにも使用される。
【0037】D/A変換器22は、データ処理部20か
ら送られてくる動画像データをアナログ動画像信号に変
換する。このD/A変換器22から出力されるアナログ
動画像信号は、図示しないモニタに供給される。ユーザ
は、このモニタを見ることによって、動画像処理カメラ
が捉えている被写体を確認できる。なお、このD/A変
換器22を省略し、デジタル動画像信号をそのまま外部
に送出するように構成することもできる。この場合、モ
ニタとしては、デジタル動画像信号に応答して動作可能
な液晶モニタ、デジタルCRT等を使用することができ
る。
【0038】通信インタフェース23は、データ処理部
20からの動画像データをローカルアリアネットワーク
(LAN)に送出する。この通信インタフェース23に
より、この動画像処理カメラをLANに接続できる。従
って、この動画像処理カメラは、LANによって複数の
機器に接続可能であり、画像処理システムを構築するの
に好適である。なお、通信インタフェース23として
は、LANに接続するためのインタフェースに限らず、
IEEE1394、USB、RS232Cといった種々
のインタフェースを用いることができる。
【0039】CPU24は、バス25によってデータ処
理部20に接続されている。このCPU24は、データ
処理部20で行われる処理以外の画像処理を実行する。
また、このCPU24は、データ処理部20に種々の動
作指令(コマンド)を与えるためにも使用される。ま
た、バス25は、通信インタフェース23にも接続され
ており、CPU24で処理した結果を、通信インタフェ
ース23を介してLANに送出することができるように
なっている。
【0040】次に、以上のように構成される動画像処理
カメラで、高速で移動する移動体を撮像する場合の動作
を説明する。なお、ここで説明する動作は一例であり、
この動画像処理カメラでは、その他の撮像動作も可能で
あることは勿論である。
【0041】通常の状態では、駆動回路11は、イメー
ジセンサ10を標準フレームレートで動作させるための
駆動信号を生成し、イメージセンサ10に供給する。こ
れにより、イメージセンサ10は、1/30秒毎に1フ
レーム分のアナログ動画像信号を出力する。このアナロ
グ動画像信号はA/D変換器12でデジタル動画像信号
に変換され、動画像データとして画像処理部3内のデー
タ処理部20に供給される。
【0042】データ処理部20は、A/D変換器12か
ら受け取った動画像データを順次メモリ21に格納す
る。この際、T=n・(1/30)(nは2以上の整
数)秒の周期で受け取った動画像データは、背景画像と
してメモリ21の背景画像エリアに格納され、T秒の周
期以外のタイミングで受け取った動画像データは入力画
像としてメモリ21の入力画像エリアに格納される。
【0043】次いで、データ処理部20は、A/D変換
器12から入力画像を受け取る毎に移動体検知処理を実
行する。この移動体検知処理では、先ず、その時点でメ
モリ21の背景画像エリアに格納されている動画像デー
タと入力画像エリアに格納した動画像データとの差を算
出する。この算出により、図2に示すように、背景画像
には存在せず、入力画像に新たに出現した移動体の画像
が抽出される。
【0044】次いで、前回の移動体検知処理で上記と同
様にして抽出された移動体の画像と今回の移動体検知処
理で抽出された移動体の画像との動画像データ上におけ
る距離が算出される。そして、この算出された距離とそ
の時点におけるフレームレートとに基づいて移動体の実
際の移動速度が求められる。
【0045】次いで、上記のようにして求められた実際
の移動速度が所定値以下であれば、データ処理部20
は、標準フレームレートに対応するフレームレート信号
を生成して駆動回路11に供給する。従って、その時点
で標準フレームレートで動作中であればフレームレート
は変更されず、高速フレームレートで動作中であれば、
標準フレームレートに変更される。以後、動画像処理カ
メラは、標準フレームレートで動作する。
【0046】一方、上記実際の移動速度が所定値より大
きければ、データ処理部20は、高速フレームレートに
対応するフレームレート信号を生成して駆動回路11に
供給する。従って、その時点で標準フレームレートで動
作中であれば高速フレームレートに変更され、高速フレ
ームレートで動作中であれば、フレームレートは変更さ
れない。以後、動画像処理カメラは、高速フレームレー
トで動作する。
【0047】また、データ処理部20は、上記移動体検
知処理と並行して、メモリ21に格納されている動画像
データを順次読み出してD/A変換器22に供給する。
D/A変換器22は、この動画像データをアナログ動画
像信号に変換し、図示しないモニタに供給する。これに
より、ユーザは、現在動画像処理カメラで撮影されてい
る画像を見ることができる。
【0048】更に、データ処理部20は、上記移動体検
知処理と並行して、メモリ21に格納されているデジタ
ルの動画像データを順次読み出して通信インタフェース
23に供給する。通信インタフェース23は、このデー
タ処理部20からのデジタル動画像データを図示しない
LANに送出する。これにより、LANに接続された種
々の機器は、動画像処理カメラで撮影された動画像を取
り込むことができる。
【0049】なお、上述した移動体検知処理では、背景
画像と入力画像との差分から移動体の実際の移動速度を
検出するように構成したが、移動ベクトルの画面上の分
布、即ちオプティカルフローを利用して時空間勾配法や
照合法等を用いて移動体の実際の移動速度を検出するよ
うに構成することもできる。
【0050】以上の構成によれば、データ処理部20
は、イメージセンサ10からの動画像に含まれる移動体
の画像に基づいて移動体の移動速度を検出し、この検出
結果が所定値以下の時はイメージセンサ10を標準フレ
ームレートで動作させ、所定値より大きい時は高速フレ
ームレートで動作させる。その結果、動画像処理カメラ
は、通常は標準フレームレートで動作し、高速で移動す
る移動体が検出されたときに高速フレームレートで動作
するので、高速で移動する移動体を精度よく検出でき
る。
【0051】次に、本発明の実施の形態1に係る動画像
処理カメラの第1変形例を説明する。この第1変形例に
係る動画像処理カメラは、暗闇の移動体を撮像するのに
適する。この動画像処理カメラは、イメージセンサから
の動画像全体の明るさを検出し、この検出された明るさ
が所定値より大きい時は30枚/秒の標準フレームレー
トで動作し、所定値以下の時は標準フレームレートより
低いフレームレート(以下、これを「低速フレームレー
ト」という)で動作する。
【0052】この第1変形例に係る動画像処理カメラの
構成は、画像処理部3内のデータ処理部20で実行され
る処理内容を除けば、図1に示した実施の形態1に係る
動画像処理カメラの構成と同じである。データ処理部2
0における処理の詳細は後述する。
【0053】次に、この第1変形例に係る動画像処理カ
メラで、暗闇を移動する移動体を撮像する場合の動作を
説明する。なお、以下では、実施の形態1に係る動画像
カメラの動作と異なる部分のみを説明する。
【0054】この第1変形例に係る動画像処理カメラに
おいても、上述した実施の形態1と同様にして、移動体
が検知される。即ち、通常の状態では、イメージセンサ
10は、1/30秒毎にアナログ動画像信号を出力す
る。このアナログ動画像信号はA/D変換器12でデジ
タル動画像信号に変換され、動画像データとして画像処
理部3内のデータ処理部20に供給される。
【0055】データ処理部20は、A/D変換器12か
ら受け取った動画像データを順次メモリ21に格納す
る。この際、T秒毎に受け取った動画像データは、背景
画像としてメモリ21の背景画像エリアに格納され、T
秒の周期以外のタイミングで受け取った動画像データは
入力画像としてメモリ21の入力画像エリアに格納され
る。次いで、データ処理部20は、A/D変換器12か
ら入力画像の動画像データを受け取る毎に移動体検知処
理を実行し、上述した実施の形態1と同様に、移動体の
画像のみを抽出する。
【0056】次いで、動画像の明るさが検出される。こ
の動画像の明るさは、動画像全体の輝度レベルの平均、
即ち輝度データの平均を調べることによって検出するこ
とができる。なお、動画像の明るさは、照度センサを別
途設け、この照度センサを用いて検出するように構成し
てもよい。そして、このようにして検出された明るさが
所定値より大きければ、データ処理部20は、標準フレ
ームレートに対応するフレームレート信号を生成して駆
動回路11に供給する。従って、その時点で標準フレー
ムレートで動作中であればフレームレートは変更され
ず、低速フレームレートで動作中であれば、標準フレー
ムレートに変更される。以後、動画像処理カメラは、標
準フレームレートで動作する。
【0057】一方、上記検出された明るさが所定値以下
であれば、データ処理部20は、低速フレームレートに
対応するフレームレート信号を生成して駆動回路11に
供給する。従って、その時点で標準フレームレートで動
作中であれば低速フレームレートに変更され、低速フレ
ームレートで動作中であれば、フレームレートは変更さ
れない。以後、動画像処理カメラは、低速フレームレー
トで動作する。
【0058】以上の構成によれば、データ処理部20
は、イメージセンサ10からの動画像の明るさを検出
し、この検出結果が所定値より大きい時はイメージセン
サ10を標準フレームレートで動作させ、所定値以下の
時は低速フレームレートで動作させる。その結果、動画
像処理カメラは、通常は標準フレームレートで動作し、
暗闇の移動体を撮像するような場合は低速フレームレー
トで動作するので、暗闇で移動する移動体を精度よく検
知できる。
【0059】次に、本発明の実施の形態1に係る動画像
処理カメラの第2変形例を説明する。この第2変形例に
係る動画像処理カメラは、明るい情景の中を移動する移
動体を撮像するのに適する。この動画像処理カメラは、
イメージセンサからの動画像の明るさが所定値より小さ
い時は標準フレームレートで動作し、所定値より大きい
時は高速フレームレートで動作する。ここで、上記所定
値は、イメージセンサ10を構成する固体撮像デバイス
が飽和した時に得られる輝度データの値(以下、「飽和
値」という)である。
【0060】この第2変形例に係る動画像処理カメラの
構成は、画像処理部3内のデータ処理部20で実行され
る処理内容を除けば、図1に示した実施の形態1に係る
動画像処理カメラの構成と同じである。データ処理部2
0における処理の詳細は後述する。
【0061】次に、この第2変形例に係る動画像処理カ
メラで暗闇の移動体を撮像する場合の動作を説明する。
なお、以下では、実施の形態1に係る動画像カメラの動
作と異なる部分のみを説明する。
【0062】通常の状態では、イメージセンサ10は、
1/30秒毎にアナログ動画像信号を出力する。このア
ナログ動画像信号はA/D変換器12でデジタル動画像
信号に変換され、動画像データとして画像処理部3内の
データ処理部20に供給される。データ処理部20は、
A/D変換器12から受け取った動画像データを順次メ
モリ21に格納する。
【0063】次いで、データ処理部20は、A/D変換
器12から動画像データを受け取る毎に飽和検知処理を
実行する。即ち、メモリ21に格納した動画像データか
ら複数画素を抽出し、飽和値以上の輝度データを有する
画素の割合を調べる。そして、この割合が所定値より小
さければ、データ処理部20は、標準フレームレートに
対応するフレームレート信号を生成して駆動回路11に
供給する。従って、その時点で標準フレームレートで動
作中であればフレームレートは変更されず、高速フレー
ムレートで動作中であれば、標準フレームレートに変更
される。以後、動画像処理カメラは、標準フレームレー
トで動作する。
【0064】一方、上記割合が所定値以上であれば、デ
ータ処理部20は、高速フレームレートに対応するフレ
ームレート信号を生成して駆動回路11に供給する。従
って、その時点で標準フレームレートで動作中であれば
高速フレームレートに変更され、高速フレームレートで
動作中であれば、フレームレートは変更されない。以
後、動画像処理カメラは、高速フレームレートで動作す
る。
【0065】以上の構成によれば、データ処理部20
は、イメージセンサ10からの動画像データに基づいて
飽和している画素の割合を検出し、この割合が所定値以
下であれば、イメージセンサ10を標準フレームレート
で動作させ、所定値より大きければ高速フレームレート
で動作させる。その結果、動画像処理カメラは、通常は
標準フレームレートで動作し、例えば雪景色や快晴時の
屋外といった極端に明るい背景の中を移動する移動体を
撮像する場合は高速フレームレートで動作するので、撮
像された画像全体が白っぽくなってしまうことを避ける
ことができ、移動体を精度よく検知できる。
【0066】上述した第1及び第2の変形例では、動画
像の明るさに応じてフレームレートを変更するように構
成したが、全体の感度に関しては、フレームレートの他
に、カメラのゲイン、アイリス、絞り、シャッタースピ
ード等といった要因が関係するため、フレームレートに
限らず、撮影対象の明るさに合わせてこれらの要因を制
御するように構成できる。
【0067】以上説明したように、この実施の形態1に
係る動画像処理カメラによれば、イメージセンサ10か
らの動画像に基づいて検知された被写体の状態に応じて
フレームレートが変更されるので、被写体の状態に適し
たフレームレートで撮像を行うことができる。その結
果、被写体を常に精度よく撮像できる。また、フレーム
レートは被写体の状態に応じて変動し、常に高い訳では
ないので特別の発熱対策を施す必要がなく、動画像カメ
ラの小型化及び低価格化が可能である。
【0068】なお、上記第1及び第2変形例に係る動画
像処理カメラは、実施の形態1に係る動画像処理カメラ
を変形することにより構成されるものとして説明した
が、実施の形態1に係る動画像処理カメラに第1及び第
2変形例に係る動画像処理カメラの機能を組み合わせて
動画像処理カメラを構成することもできる。この構成に
よれば、フレームレートを変更するための条件が増加す
るので、動画像処理カメラを多機能化することができ
る。
【0069】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係る動画像処理カメラは、通信インタフェースからLA
Nに送出する動画像データを圧縮するようにしたもので
ある。
【0070】図3は、本発明の実施の形態2に係る動画
像処理カメラの電気的な構成を示すブロック図である。
この実施の形態2に係る動画像処理カメラは、図1に示
した構成に、データ圧縮回路26が追加されることによ
り構成されている。
【0071】データ圧縮回路26は、データ処理部20
からの動画像データを圧縮する。圧縮方式としては、周
知の種々の方式を使用できる。このデータ圧縮回路26
で圧縮された動画像データは、通信インタフェース23
を開始してLANに送出される。その他の構成及び動作
は、上述した実施の形態1に係る動画像処理カメラと同
じである。
【0072】この実施の形態2に係る動画像処理カメラ
によれば、外部に送出する動画像のデータ容量を小さく
できるので通信量を低減できる。その結果、動画像を短
時間で外部装置に供給できるので、この動画像処理カメ
ラが適用された画像処理システムのリアルタイム性を向
上させることができる。
【0073】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
係る動画像処理カメラは、センサを備え、このセンサで
周囲の状態を検出し、この検出結果に応じてフレームレ
ートを変更する。
【0074】図4は、本発明の実施の形態3に係る動画
像処理カメラの電気的な構成を示すブロック図である。
この実施の形態3に係る動画像処理カメラは、図1に示
した構成に、センサ4が追加されることにより構成され
ている。
【0075】センサ4としては、超音波センサ、音セン
サ、焦電センサ等を用いることができる。このセンサ4
は、移動体、人、異常等を検知する。このセンサ4から
の検知信号はデータ処理部20及びCPU24に供給さ
れる。データ処理部20及びCPU24は、センサ4の
種類やセンサ4からの検知信号に応答して実行する処理
内容に応じて処理を分担する。なお、センサ4からの検
知信号はデータ処理部20及びCPU24の何れか一方
に供給されるように構成してもよい。
【0076】データ処理部20は、センサ4からの検知
信号又はセンサ4からCPU24を経由して送られてく
る信号に応答してフレームレート信号を生成し、駆動回
路11に送る。駆動回路11は、このデータ処理部20
からのフレームレート信号に基づいて駆動信号を生成
し、イメージセンサ10に送る。これにより、イメージ
センサ10は、センサ4からの検知信号に応じたフレー
ムレートで動作する。
【0077】また、センサ4から検知信号が得られた場
合に、フレームレートを低速から高速へ徐々に変化させ
ながら撮像を行うように構成できる。この構成によれ
ば、例えば、センサ4は検出できるが、イメージセンサ
10からの動画像に基づいては検知できない状態が発生
し、その原因を即座に判断できないような場合に、或る
フレームレートで対象を撮像できる可能性が高い。その
結果、通常フレームレートでは撮像できない対象を捉え
ることができるという利点がある。
【0078】この実施の形態3に係る動画像処理カメラ
によれば、センサ4で検出された周囲の状態に応じてフ
レームレートが変更される。従って、センサ4からの検
知信号に応じて低速フレームレートにすることにより、
感度を必要とする目的物を検知したり、高速フレームレ
ートにすることにより通常では捉えることのできない高
速で移動する移動体を撮像することができる。また、イ
メージセンサ10からの動画像を処理することによって
は検出できない周囲の状態をも検出してフレームレート
を可変できるので、周囲の種々の状態に応じて移動体を
精度よく撮像できる。
【0079】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
係る動画像処理カメラは、撮像された動画像の中におけ
る移動体の画像の位置を検出し、この検出結果に応じて
フレームレートを変更する。
【0080】一般に、カメラで移動体を撮像した場合、
得られた動画像上における移動体の画像の移動速度と現
実の移動体の移動速度との比は、移動体の画像の動画像
上における位置によって異なる。例えば、図5に示すよ
うに、カメラが斜め下を撮像するように設置されている
場合、移動体が一定速度で移動していても、A点では動
画像上での移動速度は遅いがB点では速くなる。従っ
て、フレームレートが一定であれば、動画像上における
移動体像の位置(例えばB点)によっては、その移動体
を撮像できない場合がある。
【0081】本発明の実施の形態4に係る動画像処理カ
メラの構成は、画像処理部3内のデータ処理部20で実
行される処理内容を除けば、図1に示した実施の形態1
に係る動画像処理カメラの構成と同じである。データ処
理部20における処理の詳細は後述する。
【0082】次に、この実施の形態4に係る動画像処理
カメラで撮像する場合の動作を説明する。なお、以下で
は、実施の形態1に係る動画像カメラの動作と異なる部
分のみを説明する。
【0083】通常の状態では、イメージセンサ10は、
1/30秒毎にアナログ動画像信号を出力する。このア
ナログ動画像信号はA/D変換器12でデジタル動画像
信号に変換され、動画像データとして画像処理部3内の
データ処理部20に供給される。データ処理部20は、
A/D変換器12から受け取った動画像データを順次メ
モリ21に格納する。
【0084】次いで、データ処理部20は、A/D変換
器12から動画像データを受け取る毎に、実施の形態1
で説明したと同様の移動体検知処理を実行する。そし
て、移動体が検知された場合に位置検出処理を実行す
る。この位置検出処理では、検知された移動体の動画像
上での位置が算出される。
【0085】次いで、算出された位置に応じたフレーム
レート信号が生成される。動画像上での移動体の画像の
位置とフレームレートとの関係は、予めテーブルに記憶
させておくことができる。このテーブルには、例えば図
5に示した例では、移動体がA点からB点に移動するに
従ってフレームレートが徐々に高くなるようなデータが
記憶される。データ処理部20は、このテーブルを参照
することにより、動画像上の移動体の画像の位置に応じ
たフレームレート信号を生成し、駆動回路11に供給す
る。
【0086】なお、動画像上での移動体の画像の位置と
フレームレートとの関係をテーブルに記憶させておく代
わりに、動画像上での移動体の画像の位置における速度
ベクトルを画像処理によって逐次算出し、算出された速
度ベクトルに応じたフレームレートを設定するように構
成することもできる。この構成によれば、テーブルを設
ける必要がないという利点がある。
【0087】この実施の形態4に係る動画像処理カメラ
によれば、動画像上における移動体像の位置に応じてフ
レームレートを変更しながら撮像を行うので、移動体の
位置に拘わらず該移動体を常に精度よく撮像できる。ま
た、手前(B点)の画像はより距離の近い画像となるた
め、後段でより複雑な識別処理に利用できる。従って、
多数撮像するメリットがある。
【0088】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
係る動画像処理カメラはズーム機構を備え、ズームアッ
プ及びズームダウン動作に同期してフレームレートを変
更するようにしたものである。なお、ズーム機構の構造
自体は周知であるので図示及び説明は省略する。
【0089】この実施の形態5に係る動画像処理カメラ
の構成を図6に示す。この動画像処理カメラは、カメラ
ヘッド2にズーム制御部13が追加されている点を除け
ば、図1に示した構成と同じである。
【0090】ズーム制御部13は、データ処理部20か
らのズームアップ/ダウン信号に応答して作動し、光学
系1に含まれる図示しないズーム機構を駆動する。
【0091】データ処理部20は、図示しないスイッチ
又はLANから通信インタフェース23を介してズーム
アップを指示する信号を受け取ると、駆動回路11及び
ズーム制御部13にズームアップ信号を送る。これによ
り、駆動回路11は、イメージセンサ10を高速フレー
ムレートで動作させる。また、ズーム制御部13は、ズ
ーム機構を駆動してズームアップ動作を行わせる。
【0092】一方、データ処理部20は、図示しないス
イッチ又はLANから通信インタフェース23を介して
ズームダウンを指示する信号を受け取ると、駆動回路1
1及びズーム制御部13にズームダウン信号を送る。こ
れにより、駆動回路11は、イメージセンサ10を標準
フレームレートで動作させる。また、ズーム制御部13
は、ズーム機構を駆動してズームダウン動作を行わせ
る。
【0093】この実施の形態5に係る動画像処理カメラ
によれば、最初はズームアップせずに移動体を検知す
る。この場合、画角を広くとれるので、広範囲な監視が
可能である。一方、移動体が検知されるとズームアップ
する。その結果、動画像内で移動体が占める割合が大き
くなるので、移動体の移動速度が見かけ上速くなる。し
かし、ズームアップと同時にフレームレートが高速フレ
ームレートに変更されるので、移動体の全体像を正確に
撮像することができる。
【0094】なお、上述した構成では、ズームアップ又
はズームダウンの指示はスイッチ又はLANから通信イ
ンタフェース23を介して送られてくる信号に応答して
行うように構成したが、移動体が検知された時に自動的
にズームアップし、移動体が画面上から消えた時にズー
ムダウンするように構成することもできる。この構成に
よれば、人手を煩わすことなく、自動的に移動体を撮像
できる。
【0095】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
係る動画像処理カメラは、パン機構及びチルト機構を備
え、移動体を追跡できるようにしたものである。なお、
パン機構及びチルト機構の構造自体は周知であるので図
示及び説明は省略する。
【0096】この実施の形態6に係る動画像処理カメラ
の構成を図7に示す。この動画像処理カメラは、カメラ
ヘッド2にパン・チルト制御部14が追加されている点
を除けば、図1に示した構成と同じである。
【0097】パン・チルト制御部14は、データ処理部
20からのパン制御信号及びチルト制御信号に応答して
作動し、図示しないパン機構及びチルト機構を駆動す
る。
【0098】データ処理部20は、上述した実施の形態
1で説明したようにして移動体を検知すると、その移動
速度及び移動方向を検出する。移動方向は例えば移動ベ
クトルを利用して検出することができる。そして、実施
の形態1と同様に、検出された移動速度に基づいてフレ
ームレートを変更する。また、検出された移動方向に基
づいてパン及びチルトを制御するパン・チルト制御信号
を生成し、パン・チルト制御部14に送る。これによ
り、パン・チルト制御部14は、図示しないパン機構及
びチルト機構を駆動し、この動画像処理カメラをパン・
チルト制御信号で指示された角度だけ上下左右方向に回
動させる。
【0099】この実施の形態6に係る動画像処理カメラ
によれば、例えば高速で移動する移動体が検出された場
合に、移動体を追跡しながら高フレームレートで撮影が
行われるので、移動体を連続的に最適なスピードで追跡
できる。
【0100】なお、上述した構成では、パン及びチルト
の指示は、データ処理部20が移動体を検出した時に行
うように構成したが、スイッチ又はLANから通信イン
タフェース23を介して送られてくる信号に応答してパ
ン及びチルトの指示を行うように構成できる。この構成
によれば、手動又は外部の装置からパン及びチルトを制
御できるので、動画像処理カメラの応用範囲が広がる。
【0101】(実施の形態7)本発明の実施の形態7に
係る動画像処理カメラは、イメージセンサから得られる
動画像データをメモリに格納する際に圧縮し、読み出す
際に伸長するようにしたものである。
【0102】この実施の形態7に係る動画像処理カメラ
の構成を図7に示す。この動画像処理カメラは、画像処
理部3にデータ圧縮/伸長回路27が追加されている点
を除けば、図1に示した構成と同じである。
【0103】データ圧縮/伸長回路27は、データ処理
部20からの動画像データを圧縮し、メモリ21に格納
する。また、データ圧縮/伸長回路27は、メモリ21
に格納された圧縮された動画像データを伸長してデータ
処理部20に供給する。このデータ圧縮/伸長回路27
には、データ処理部20からフレームレートを表す信号
が入力されている。このデータ圧縮/伸長回路27は、
データ処理部20からのフレームレートを表す信号、つ
まり、その時点で設定されているフレームレートに応じ
た圧縮率で圧縮する。
【0104】この実施の形態7に係る動画像処理カメラ
によれば、動画像データをメモリ21に格納する際はフ
レームレートに応じた圧縮率で圧縮されて格納されるの
で、例えば、高フレームレートが設定されることにより
イメージセンサ10から得られる動画像データが膨大な
量になってメモリ21がオーバーフローするという事態
を回避できる。
【0105】以上説明した各実施の形態では、主に移動
体を検知してフレームレートを変更するというアプリケ
ーションに適用した場合について説明したが、本発明
は、以下のような監視装置も適用できる。この監視装置
では、予め撮像してメモリ21に保存してある背景画像
と、撮像によってリアルタイムに得られる動画像とを常
時比較し、異なる部分が存在する場合に異常が発生した
と判断する。この構成によれば、プラント内での煙の発
生、水漏れや油漏れの発生といった異常を検知できる。
また、工場や鉄道の軌道上への工具等の置き忘れを検知
することもできる。
【0106】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
被写体の状態に拘わらず常にその被写体を精度よく撮像
できる安価で小型化が可能な動画像処理カメラを提供で
きる。
【0107】より詳しくは、本発明に係る動画像処理カ
メラによれば、イメージセンサからの動画像に基づいて
検知された被写体の状態に応じてフレームレートが変更
されるので、被写体の状態に適したフレームレートで撮
像を行うことができる。その結果、被写体を常に精度よ
く撮像できる。また、フレームレートは被写体の状態に
応じて変動し、常に高い訳ではないので特別の発熱対策
を施す必要がなく、動画像カメラの小型化及び低価格化
が可能である。
【0108】また、本発明に係る動画像処理カメラによ
れば、イメージセンサからの動画像に含まれる移動体の
画像に基づいて該移動体の移動速度を検出し、この検出
された移動速度が所定値以下の時は標準フレームレート
で動作し、所定値より大きい時は標準フレームレートよ
り高いフレームレートで動作するので、高速で移動する
移動体を精度よく検出できる。
【0109】また、本発明に係る動画像処理カメラによ
れば、通常は標準フレームレートで動作し、動画像の明
るさが所定値より小さい場合、例えば暗闇の移動体を撮
像するような場合は低いフレームレートで動作するの
で、暗闇で移動する移動体を精度よく検知できる。
【0110】また、本発明に係る動画像処理カメラによ
れば、動画像上における移動体像の位置に応じてフレー
ムレートを変更しながら撮像を行うので、移動体を常に
精度よく撮像できる。
【0111】また、本発明に係る動画像処理カメラによ
れば、センサで検出された周囲の状態に応じてフレーム
レートが変更されるので、イメージセンサからの動画像
を処理することによっては検出できない周囲の状態をも
検出可能になり、周囲の種々の状態に応じて移動体を精
度よく撮像できる。
【0112】また、本発明に係る動画像処理カメラによ
れば、イメージセンサからの動画像を圧縮して外部に送
出するので、動画像のデータ容量が小さくなり通信量を
低減できる。その結果、動画像を短時間で外部装置に供
給できるので、この動画像処理カメラが適用された画像
処理システムのリアルタイム性を向上させることができ
る。
【0113】また、この動画像処理カメラによれば、例
えば移動体が検知されることによってズームアップが指
示された時は、例えば動画像内で移動体が占める割合が
大きくなるので、移動体の移動速度が見かけ上速くなる
が、ズームアップと同時にフレームレートが高速フレー
ムレートに変更されるので、移動体の全体像を正確に撮
像することができる。
【0114】また、この動画像処理カメラによれば、例
えば高速で移動する移動体が検出された場合に、移動体
を追跡しながら高フレームレートで撮影が行われるの
で、移動体を連続的に最適なスピードで追跡できる。
【0115】更に、この動画像処理カメラによれば、動
画像データを記憶手段に格納する際はフレームレートに
応じた圧縮率で圧縮されて格納されるので、例えば、高
フレームレートが設定されることによりイメージセンサ
から得られる動画像データが膨大な量になって記憶手段
がオーバーフローするという事態を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る動画像処理カメラ
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した動画像処理カメラの動作を説明す
るための図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る動画像処理カメラ
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態3に係る動画像処理カメラ
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態4に係る動画像処理カメラ
の動作を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態5に係る動画像処理カメラ
の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態6に係る動画像処理カメラ
の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態7に係る動画像処理カメラ
の構成を示す図である。
【図9】従来のカメラを説明するための図である。
【符号の説明】
1 光学系 2 カメラヘッド 3 画像処理部 4 センサ 10 イメージセンサ 11 駆動回路 12 A/D変換器 13 ズーム制御部 14 パン・チルト制御部 20 データ処理部 21 メモリ 22 D/A変換器 23 通信インタフェース 24 CPU 25 バス 26 データ圧縮回路 27 データ圧縮/伸長
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 H04N 7/13 Z Fターム(参考) 5C022 AA14 AB63 AB64 AB66 AC27 AC42 AC69 AC78 5C024 CX37 CX41 CX51 CX66 CX67 CY45 EX13 GY01 GZ32 HX22 HX58 JX35 5C059 KK33 NN01 PP04 SS06 SS14 TB04 TC37 UA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像により得られた動画像をフレーム毎
    に出力するイメージセンサと、 該イメージセンサからの動画像に基づいて被写体の状態
    を検知するデータ処理部と、 該データ処理部での検知結果に基づいて、前記イメージ
    センサから単位時間に出力されるフレーム数を表すフレ
    ームレートを変更する制御手段、とを備えた動画像処理
    カメラ。
  2. 【請求項2】 前記データ処理部は、 前記イメージセンサからの動画像に含まれる移動体の画
    像に基づいて該移動体の移動速度を検出する速度検出手
    段、を含み、 前記制御手段は、前記速度検出手段で検出された前記移
    動体の移動速度が所定値以下の時は前記イメージセンサ
    を標準フレームレートで動作させ、前記所定値より大き
    い時は前記標準フレームレートより高いフレームレート
    で動作させる請求項1に記載の動画像処理カメラ。
  3. 【請求項3】 前記データ処理部は、 前記イメージセンサからの動画像の明るさを検出する明
    るさ検出手段、を含み、 前記制御手段は、前記明るさ検出手段で検出された明る
    さが所定値より大きい時は前記イメージセンサを標準フ
    レームレートで動作させ、前記所定値以下の時は前記標
    準フレームレートより低いフレームレートで動作させる
    請求項1又は2に記載の動画像処理カメラ。
  4. 【請求項4】 前記データ処理部は、 前記イメージセンサからの動画像に含まれる移動体の画
    像の位置を検出する位置検出手段、を含み、 前記制御手段は、前記位置検出手段で検出された位置に
    応じてフレームレートを変更する請求項1に記載の動画
    像処理カメラ。
  5. 【請求項5】 周囲の状態を検出するセンサ、を更に備
    え、 前記制御手段は、前記センサの検出結果に応じてフレー
    ムレートを変更する請求項1に記載の動画像処理カメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 前記データ処理部は、前記イメージセン
    サからの動画像を圧縮する圧縮手段を更に備え、 該圧縮手段で圧縮された動画像を外部に送出する請求項
    1乃至4の何れか1項に記載の動画像処理カメラ。
  7. 【請求項7】 ズームを制御するためのズーム制御部、
    を更に備え、 前記制御手段は、前記ズーム制御部によってズームアッ
    プが指示されていない時は前記イメージセンサを標準フ
    レームレートで動作させ、ズームアップが指示されてい
    る時は前記標準フレームレートより高いフレームレート
    で動作させる請求項1乃至6の何れか1項に記載の動画
    像処理カメラ。
  8. 【請求項8】 パン及びチルトを制御するパン・チルト
    制御部、を更に備え、 該パン・チルト制御部は、前記データ処理部の前記速度
    検出手段で検知された移動速度に基づいて該移動体を追
    随すようにパン及びチルトを制御する請求項2乃至7の
    何れか1項に記載の動画像処理カメラ。
  9. 【請求項9】 動画像を一時的に記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶する動画像を圧縮し且つ該記憶手段か
    ら読み出した圧縮された動画像を伸長するデータ圧縮/
    伸長手段、とを更に備え、 前記データ処理部は、前記イメージセンサからの動画像
    を前記データ圧縮/伸長手段によってその時点のフレー
    ムレートに応じた圧縮率で圧縮して前記記憶手段に格納
    し、且つ、前記記憶手段から読み出されて前記データ圧
    縮/伸長手段で伸長された動画像に基づいて被写体を検
    知する請求項1乃至8の何れか1項に記載の動画像処理
    カメラ。
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