JP2001355893A - 空気調和機およびその制御方法 - Google Patents

空気調和機およびその制御方法

Info

Publication number
JP2001355893A
JP2001355893A JP2000177893A JP2000177893A JP2001355893A JP 2001355893 A JP2001355893 A JP 2001355893A JP 2000177893 A JP2000177893 A JP 2000177893A JP 2000177893 A JP2000177893 A JP 2000177893A JP 2001355893 A JP2001355893 A JP 2001355893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
sensor
room temperature
control device
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000177893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Sonoda
浩則 薗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000177893A priority Critical patent/JP2001355893A/ja
Publication of JP2001355893A publication Critical patent/JP2001355893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機本体と、この空気調和機本体から
離れたリモコンとにそれぞれ室内の温度を検出するセン
サを内蔵し、これら両方のセンサのいずれか一方のセン
サの検出値に基づいて運転を制御する空気調和機におい
て、運転に使用している一方のセンサが故障した場合、
故障表示するとともに運転を継続できるような空気調和
機を提供する。 【解決手段】 空気調和機本体6に室内の温度を検出す
る第1のセンサ15aを設け、空気調和機本体6と離れ
たリモコン20に室内の温度を検出する第2のセンサ1
5bを設け、これら両センサ15a、15bのいずれか
一方から検出される値に基づいて運転を制御する空気調
和機1において、運転に使用している一方のセンサに異
常が生じた場合、他方のセンサに切り換えて運転を継続
するとともに、センサに異常が発生していることを報知
する報知手段55を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に関し、
特に空気調和機本体と空気調和機本体から離れたリモコ
ンとに、ほぼ同一の機能を有する制御装置、または温度
および/または湿度を検出するセンサを設けた空気調和
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば空気調和機の中には、空気
調和機本体と、この空気調和機本体から離れたリモコン
とにそれぞれ室温センサ等のセンサを内蔵し、これら両
方のセンサのいずれか一方のセンサの検出値に基づいて
空気調和機の運転を制御するようにしたものがある。
【0003】この空気調和機のリモコンには前記2つの
センサのどちらを用いるかを切り換えて選択する選択切
換スイッチと選択されたセンサを表示する表示部とが設
けられている。そして、リモコンの設置場所が室内の温
度を制御するのにふさわしい所であれば、選択切換スイ
ッチでリモコンにあるセンサを選択し、リモコンの設置
場所が室内の温度を制御するにふさわしくない場所であ
れば、選択切換スイッチで空気調和機本体内にあるセン
サを選択し、選択された方の室温センサの検出値に基づ
いて空気調和機を運転制御できるようにしている。
【0004】ここで、空気調和機の運転に使用している
一方のセンサが故障したときには、リモコン表示部に警
報表示をするとともに、空気調和機の運転を異常停止し
て対応していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、顧客
(使用者)が警報表示に気付き、サービスセンタ等に修
理を依頼しサービスマンが現場に来て修理を完了するま
で空気調和機が使用できないという問題があった。ま
た、異常停止してから空気調和機が運転使用できるまで
の時間が長いという問題があった。
【0006】本発明は上述のような従来の問題点を解消
したものであり、空気調和機本体と、この空気調和機本
体から離れたリモコンとにそれぞれ室内の温度および/
または湿度を検出するセンサを内蔵し、これら両方のセ
ンサのいずれか一方のセンサの検出値に基づいて運転を
制御する空気調和機において、運転に使用している一方
のセンサが故障した場合、故障したことを表示するとと
もに運転を継続できるような空気調和機を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、空気調和機本体にこの空気調和
機の運転を制御する第1の制御装置を設け、前記空気調
和機本体と離れたリモコンに前記空気調和機の運転を制
御する第2の制御装置を設け、これら両制御装置のいず
れか一方を使用して運転を制御する空気調和機におい
て、運転に使用している一方の前記制御装置に異常が生
じた場合、他方の前記制御装置に切り換えて運転を継続
するとともに、前記制御装置に異常が発生していること
を報知する報知手段を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、空気調和機本体に室内
の温度および/または湿度を検出する第1のセンサを設
け、前記空気調和機本体と離れたリモコンに室内の温度
および/または湿度を検出する第2のセンサを設け、こ
れら両センサのいずれか一方から検出される値に基づい
て運転を制御する空気調和機において、運転に使用して
いる一方の前記センサに異常が生じた場合、他方の前記
センサに切り換えて運転を継続するとともに、前記セン
サに異常が発生していることを報知する報知手段を設け
たことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の空気調和機において、前記報知手段は音声で知らせる
音声出力手段であることを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1〜3いずれか
に記載の空気調和機において、前記報知手段はサービス
センタに報知する手段であることを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項1〜4いずれか
に記載の空気調和機において、運転に使用している一方
の前記制御装置または前記センサに異常が生じた場合、
他方の前記制御装置または他方の前記センサに自動的に
切り換える切換スイッチを設けたことを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、空気調和機本体にこの
空気調和機の運転を制御する第1の制御装置を設け、前
記空気調和機本体と離れたリモコンに前記空気調和機の
運転を制御する第2の制御装置を設け、これら両制御装
置のいずれか一方を使用して運転を制御する空気調和機
において、運転に使用している一方の前記制御装置に異
常が生じた場合、他方の前記制御装置に自動的に切り換
えて運転を継続するとともに、前記制御装置に異常が発
生していることを報知する報知手段を設けたことを特徴
とする空気調和機の制御方法である。
【0013】請求項7の発明は、空気調和機本体に室内
の温度および/または湿度を検出する第1のセンサを設
け、前記空気調和機本体と離れたリモコンに室内の温度
および/または湿度を検出する第2のセンサを設け、こ
れら両センサのいずれか一方から検出される値に基づい
て運転を制御する空気調和機において、運転に使用して
いる一方の前記センサに異常が生じた場合、他方の前記
センサに自動的に切り換えて運転を継続するとともに、
前記センサに異常が発生していることを報知する報知手
段を設けたことを特徴とする空気調和機の制御方法であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】本発明の一実施形態における空気調和機1
は、室内機と室外機とリモコンとを有し、例えばインバ
ータ駆動の圧縮機、四方弁、室内ファンを対向配置した
室内熱交換器、膨張弁、室外ファンを対向配置した室外
熱交換器等を冷媒管によりこの順に順次接続して冷媒を
可逆的に循環させる冷凍サイクルを構成している。
【0016】図1は本発明の一実施形態における空気調
和機を設置した状態を示す断面図である。図1におい
て、1は天井埋込形の空気調和機の室内機であり、この
室内機1は天井空間5内に設置される室内機本体6と天
井10の下面に取り付けられる化粧パネル9とワイヤー
ドリモコン(以下単にリモコンという)20とを備えて
おり、室内機本体6内には室内ファン2、室内熱交換器
3および電装箱4を内蔵し、化粧パネル9は吸込口7と
吹出口8と本体表示部11等を有している。
【0017】吸込口7と遠心型送風機2との間の吸込口
通路中には室温を検出する第1の室温センサ15a、室
内熱交換器3には室内熱交センサ(図示せず)が設けら
れ、電装箱4には、例えば室外機との信号のやり取りを
するシリアル送信回路および受信回路、室内ファン2等
を制御する室内制御装置等が設けられている。
【0018】一方、室外機31には圧縮機32、室外熱
交換器33、室外ファン34等を備え、他に、室外熱交
センサ、シリアル受信回路、圧縮機32を駆動するドラ
イブ回路、送風機34等を制御する室外制御装置(図示
せず)が設けられている。
【0019】リモコン20は配線13を介して室内機本
体6につながれており、このリモコン20には、図2に
示すように、室温を検出する第2の室温センサ15b、
運転/停止スイッチ22、冷暖運転切換スイッチ23、
温度設定スイッチ24、風速切換スイッチ25等の操作
部26と、設定温度や冷房暖房の表示を示す表示部27
等が設けられている。
【0020】ここで室内機1に内蔵された第1の室温セ
ンサ15aまたはリモコン20に内蔵された第2の室温
センサ15bとの使用切換は次のようにして行う。
【0021】一般的に室内機1の吸込温度を室温とする
ために、室内機1の工場出荷時は第1の温度センサ15
aで室内機1(空気調和機)の運転が制御されるように
設定されている。しかしながら、顧客(使用者)の要望
あるいは室内機1の設置場所などによりリモコン20の
設置場所が室内の温度を制御するのにふさわしい所であ
れば、リモコン20にある第2の室温センサ15bを選
択する。この場合、例えば、図2に示すリモコン20の
点検スイッチ70とセットスイッチ71と取消スイッチ
72を同時に所定時間押した後、温度設定スイッチ2
4、タイマースイッチ73を押すと、第2の室温センサ
15bによる運転制御が行えるようになる。この際、表
示部27に「リモコンセンサ」という液晶表示が出る。
【0022】リモコン20の表示部27には冷房・暖房
等の運転内容や風向・風速や設定温度等の液晶表示がな
され、第1の室温センサ15aまたは第2の室温センサ
15bのどちらが選択されているかを表示している。さ
らに、前記室温センサ15a、15bの中の運転に使用
している室温センサが故障した場合には、例えばF1、
F2等のコード表示で警報表示をするようにしている。
【0023】なお、図2において、図示していないが自
動切換スイッチを設けておき、このスイッチをONにし
ておけば、第1の室温センサ15aが故障した場合は、
第2の室温センサ15bによる運転制御に切り換えるこ
とができる。
【0024】このような構成において、前記室内制御装
置21は室内の第1または第2の室温センサ15a、1
5b等の検出値を読み込み、これらの各検出値とリモコ
ン20で設定された各設定値との差から圧縮機32の運
転周波数を演算し、その運転周波数を指令する信号等を
シリアル送信回路により室外制御装置(図示せず)にシ
リアル受信回路を介して送信させるものである。
【0025】前記室内制御装置には室温センサが故障し
たとき製品の故障修理や点検等のサポートを行っている
サービスセンタへ連絡する通信機能が備えられている。
図3は本発明の一実施形態におけるサービスセンタへの
連絡処理を行う制御ブロック構成図である。
【0026】図3において、51は空気調和機1から遠
隔地にあるサービスセンタである。このサービスセンタ
51と空気調和機本体6とは無線あるいは有線で結ばれ
ており、空気調和機本体6にはサービスセンタ51とデ
ータ通信が可能な通信手段が設けられている。この通信
手段52は衛星通信システムや電話回線、専用回線等で
あっても良い。
【0027】2つの室温センサ15a、15bにはこの
センサの断線または短絡を検知する故障検知手段53が
接続され、この故障検知手段53からの信号を受けて警
報することを決定する警報決定手段54が接続されてい
る。警報決定手段54はさらにリモコン表示部27と通
信手段52に警報を発信させるための報知手段55とに
接続されている。
【0028】以上のように構成された制御装置におい
て、故障検知手段53で空気調和機1の運転制御に使用
されている室温センサ15aまたは15bに断線または
短絡が検知されると、警報決定手段54に信号が送ら
れ、リモコン表示部27に警報表示されるとともに、報
知手段55と通信手段52とによってサービスセンタ5
1への報知がなされる。この報知によりサービスセンタ
51では故障したことがわかり、対応することができ
る。
【0029】このように、室温センサ15aまたは15
bが故障した場合、すぐにサービスセンタ51へ報知さ
れるので、たとえ顧客(使用者)が故障に気付かなかっ
たとしても故障に対する対応が遅れるようなことはな
い。
【0030】次に、室温センサが故障した場合の動作を
説明する。図4は本発明の一実施形態における室温セン
サ故障時のセンサの切換を示すフローチャート図であ
る。
【0031】図4では選択切換スイッチが第1の室温セ
ンサを選択しており、第1の室温センサに基づいて空調
運転の制御がなされる。なお、図中室温センサは単にセ
ンサとしている。
【0032】まず、S1で運転/停止スイッチが押され
ると、第1の室温センサ15aにより室温の検出がなさ
れる(ステップS2)。次にステップS3に移行し、検
出された温度値が所定範囲内にあるかどうかを判断す
る。室温センサ15a、15bにはサーミスタ等の抵抗
素子が用いられており、室温センサ15a、15bが接
続された回路から断線または短絡していれば検出された
温度値が所定範囲外になり、故障検知手段53で故障と
判断される。第1の室温センサ15aが正常と判断され
れば第1の室温センサ15aによる検出温度とリモコン
20で設定された設定温度との差に基づいて通常の空調
運転が行われる(ステップS4)。
【0033】ステップS3において、第1の室温センサ
15aが故障と判断されれば、警報決定手段54を介し
てステップS5に移行し、リモコン表示部27に第1の
室温センサ15aの警報表示がされる。
【0034】次にステップS6において、自動切換スイ
ッチがONになっているかどうかが確認され、ONにな
っていると判断されれば、報知手段55と通信手段52
とを介して故障したことがサービスセンタ51に報知さ
れる(ステップS7)。次に、センサが第1の室温セン
サ15aから第2の室温センサ15bに切り換えられる
(ステップS8)。しかも、この切換動作を空気調和機
1の運転を継続したまま自動的に迅速に行うことができ
る。ステップS9において第2の室温センサ15bによ
り温度検出がなされる。ステップS10では、検出され
た温度値が所定範囲内にあるかどうかを故障検知手段5
3で判断し、所定範囲内にあれば正常と判断して第2の
室温センサ15bによる検出温度とリモコン20で設定
された設定温度との差に基づいて通常の空調運転が行わ
れる(ステップS11)。
【0035】ステップS10において、第2の室温セン
サ15bが故障と判断されれば、ステップS12に移行
し、リモコン表示部27に表示されている第1の室温セ
ンサ15aの警報表示が解除され、第2の室温センサ1
5bの警報表示がされる。そして、ステップS13に移
行して空気調和機1が運転を停止する。なお、この表示
は2つの室温センサの内、後から故障した室温センサの
故障を表示するようにしている。
【0036】また、ステップS6において、自動切換ス
イッチがONになっていない場合にはステップS13に
移行し、第1の室温センサ15aの警報表示がされた状
態で空気調和機1が運転を停止する。
【0037】なお、図4のフローチャートにおいては、
空気調和機1の運転開始時に第1の室温センサ15aが
選択されているが、第2の室温センサ15bを選択して
運転を開始するようにしても良く、その場合には、図4
のフローチャートにおける第1のセンサ15aと第2の
センサ15bとの文字を入れ換えれば、運転開始時に第
2の室温センサ15bが選択された場合のフローチャー
トになる。
【0038】このように、自動切換スイッチがONにな
っていれば、始めに選択されていた室温センサ15aが
故障したとき、自動的にサービスセンタ51に連絡さ
れ、かつ他方の室温センサ15bに切り換わり空気調和
機1の運転を継続できるので、サービスマンが到着して
修理が行われる直前まで空調運転が続けられる。さら
に、リモコン表示部27にコード表示で警報表示がされ
ているので、サービスマンが直ぐに故障箇所を特定でき
修理時間の短縮を図ることができる。
【0039】図5は本発明の一実施形態におけるセンサ
故障時の警報表示と空調運転の制御パターン処理表であ
る。
【0040】第1、第2の室温センサ15a、15bと
もに正常の場合には、処理パターンIに示すように、通
常の空調運転がなされる(図4のステップS3〜ステッ
プS4)。
【0041】第1の室温センサ15aが故障して第2の
室温センサ15bが正常の場合には、処理パターンII示
すように、リモコン表示部27に第1の室温センサ15
aの警報表示がされ、第2の室温センサ15bにより検
出された温度と設定温度との差に基づいた空調運転がな
される(図4のステップS5〜ステップS11)。
【0042】逆に、第1の室温センサ15aが正常で、
第2の室温センサ15bが故障した場合には、処理パタ
ーンIIIに示すように、第2の室温センサ15bの警報
表示がされ、第1の室温センサ15aにより検出された
温度と設定温度との差に基づいた空調運転がなされる。
【0043】第1、第2の室温センサ15a、15bと
もに故障した場合には、処理パターンIV示すように、後
から故障したセンサの警報表示がされ、空気調和機1の
運転が停止される(図4のステップS12〜ステップS
13)。
【0044】このように、本実施形態において、第1、
第2の室温センサ15a、15bは取付場所の違いはあ
るが、センサの目的はほぼ同一なため、相互補完が可能
と判断し、一方の室温センサが故障した場合でも故障し
てない方の室温センサに切り換え、継続して運転が可能
である。
【0045】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0046】本実施形態ではリモコンをワイヤードリモ
コンで説明しているが、ワイヤレスリモコンであっても
良く、また、空気調和機1を分離型の天井埋込形空気調
和機1で説明しているが、壁掛形、天井カセット形、床
置形等の空気調和機であっても良く、一体型の空気調和
機でも良い。
【0047】また、本実施形態では警報表示をリモコン
表示部27に表示しているが、この警報表示は本体表示
部11等にLED等を点灯させて表示しても良く、顧客
(使用者)が見て分かるような所であればリモコン表示
部27または本体表示部11以外の場所であっても良
い。
【0048】また、この警報表示は表示でなく音声出力
であっても良く、スピーカーやブザー等を設けて音声に
よる警報であっても良い。
【0049】また、本実施形態においては、2つの室温
センサを有し、これらの室温センサがほぼ同一な目的で
使用され、いずれか一方の室温センサを使用して空気調
和機1の運転を制御し、使用している一方の室温センサ
が故障したとき他方の室温センサに切り換えて運転を継
続するようにしているが、これらの室温センサの代りに
制御装置であっても良い。空気調和機1に2つの制御装
置を設け、これら2つの制御装置がほぼ同一な機能、ほ
ぼ同一な目的で使用される制御装置であった場合に使用
している一方の制御装置が故障したときに故障してない
他方の制御装置に切り換えて空気調和機1の運転を継続
するようにしても良い。また、2つの室温センサの代り
に2つの湿度センサであっても良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、2つのセンサを有
し、これらのセンサがほぼ同じ目的で使用される空気調
和機において、使用している一方の室温センサ等のセン
サが故障しても、故障してない他方のセンサに切り換え
て空調運転を継続することができるので、修理依頼の連
絡をしてサービスマンが到着し修理を始める直前まで空
調運転をすることができ、空気調和機の故障時の対応が
向上し、利便性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における空気調和機を設置
した状態を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態における空気調和機のリモ
コンを示す正面図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるサービスセンタへ
の連絡処理を行う制御ブロック構成図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるセンサ故障時のセ
ンサの切換を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の一実施形態におけるセンサ故障時の警
報表示と制御のパターン処理表である。
【符号の説明】 1 天井埋込形空気調和機(室内機) 2 室内ファン 3 熱交換器 4 電装箱 5 天井空間 6 室内機本体(空気調和機本体) 7 吸込口 8 吹出口 9 化粧パネル 10 天井 11 本体表示部 13 配線 15a 第1の室温センサ 15b 第2の室温センサ 20 リモコン 21 制御装置 22 運転/停止スイッチ 23 冷暖運転切換スイッチ 24 温度設定スイッチ 25 風速切換スイッチ 26 操作部 27 表示部 31 室外機 32 圧縮機 33 室外熱交換器 51 サービスセンタ 52 通信手段 55 報知手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機本体にこの空気調和機の運転
    を制御する第1の制御装置を設け、前記空気調和機本体
    と離れたリモコンに前記空気調和機の運転を制御する第
    2の制御装置を設け、これら両制御装置のいずれか一方
    を使用して運転を制御する空気調和機において、 運転に使用している一方の前記制御装置に異常が生じた
    場合、他方の前記制御装置に切り換えて運転を継続する
    とともに、前記制御装置に異常が発生していることを報
    知する報知手段を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 空気調和機本体に室内の温度および/ま
    たは湿度を検出する第1のセンサを設け、前記空気調和
    機本体と離れたリモコンに室内の温度および/または湿
    度を検出する第2のセンサを設け、これら両センサのい
    ずれか一方から検出される値に基づいて運転を制御する
    空気調和機において、 運転に使用している一方の前記センサに異常が生じた場
    合、他方の前記センサに切り換えて運転を継続するとと
    もに、前記センサに異常が発生していることを報知する
    報知手段を設けたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は音声で知らせる音声出力
    手段であることを特徴とする請求項1または2記載の空
    気調和機。
  4. 【請求項4】 前記報知手段はサービスセンタに報知す
    る手段であることを特徴とする請求項1〜3いずれかに
    記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 運転に使用している一方の前記制御装置
    または前記センサに異常が生じた場合、他方の前記制御
    装置または他方の前記センサに自動的に切り換える切換
    スイッチを設けたことを特徴とする請求項1〜4いずれ
    かに記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 空気調和機本体にこの空気調和機の運転
    を制御する第1の制御装置を設け、前記空気調和機本体
    と離れたリモコンに前記空気調和機の運転を制御する第
    2の制御装置を設け、これら両制御装置のいずれか一方
    を使用して運転を制御する空気調和機において、 運転に使用している一方の前記制御装置に異常が生じた
    場合、他方の前記制御装置に自動的に切り換えて運転を
    継続するとともに、前記制御装置に異常が発生している
    ことを報知する報知手段を設けたことを特徴とする空気
    調和機の制御方法。
  7. 【請求項7】 空気調和機本体に室内の温度および/ま
    たは湿度を検出する第1のセンサを設け、前記空気調和
    機本体と離れたリモコンに室内の温度および/または湿
    度を検出する第2のセンサを設け、これら両センサのい
    ずれか一方から検出される値に基づいて運転を制御する
    空気調和機において、 運転に使用している一方の前記センサに異常が生じた場
    合、他方の前記センサに自動的に切り換えて運転を継続
    するとともに、前記センサに異常が発生していることを
    報知する報知手段を設けたことを特徴とする空気調和機
    の制御方法。
JP2000177893A 2000-06-14 2000-06-14 空気調和機およびその制御方法 Pending JP2001355893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000177893A JP2001355893A (ja) 2000-06-14 2000-06-14 空気調和機およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000177893A JP2001355893A (ja) 2000-06-14 2000-06-14 空気調和機およびその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001355893A true JP2001355893A (ja) 2001-12-26

Family

ID=18679417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000177893A Pending JP2001355893A (ja) 2000-06-14 2000-06-14 空気調和機およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001355893A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008089215A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Daikin Ind Ltd 加湿制御装置、加湿制御システム、加湿制御方法及び加湿制御プログラム
JP2008249172A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mitsubishi Electric Corp 空調制御システム
JP2009085550A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Daikin Ind Ltd 空気調和機用リモートコントローラ
JP2011089662A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2012042122A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Panasonic Corp 発熱体収納装置用冷却システム
WO2013038704A1 (ja) * 2011-09-16 2013-03-21 パナソニック株式会社 空気調和機
JP5843227B1 (ja) * 2015-03-27 2016-01-13 Toto株式会社 設備機器システム
US10310524B2 (en) 2004-09-28 2019-06-04 Daikin Industries, Ltd. Environmental control apparatus, environmental control system, environmental control method, and environmental control program
JP2020176797A (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 ダイキン工業株式会社 空調システム
CN113310180A (zh) * 2020-02-27 2021-08-27 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调及其控制方法
WO2023148828A1 (ja) * 2022-02-01 2023-08-10 三菱電機株式会社 空気調和システム
CN117739566A (zh) * 2024-01-04 2024-03-22 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种冷水机组的备份控制方法、控制装置和冷水机组

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10310524B2 (en) 2004-09-28 2019-06-04 Daikin Industries, Ltd. Environmental control apparatus, environmental control system, environmental control method, and environmental control program
JP4569550B2 (ja) * 2006-09-29 2010-10-27 ダイキン工業株式会社 加湿制御装置、加湿制御システム、加湿制御方法及び加湿制御プログラム
JP2008089215A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Daikin Ind Ltd 加湿制御装置、加湿制御システム、加湿制御方法及び加湿制御プログラム
JP2008249172A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mitsubishi Electric Corp 空調制御システム
JP2009085550A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Daikin Ind Ltd 空気調和機用リモートコントローラ
JP2011089662A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2012042122A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Panasonic Corp 発熱体収納装置用冷却システム
WO2013038704A1 (ja) * 2011-09-16 2013-03-21 パナソニック株式会社 空気調和機
JP2016186392A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 Toto株式会社 設備機器システム
JP5843227B1 (ja) * 2015-03-27 2016-01-13 Toto株式会社 設備機器システム
JP2020176797A (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 ダイキン工業株式会社 空調システム
WO2020217799A1 (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 ダイキン工業株式会社 空調システム
CN113310180A (zh) * 2020-02-27 2021-08-27 青岛海尔空调器有限总公司 一种空调及其控制方法
WO2023148828A1 (ja) * 2022-02-01 2023-08-10 三菱電機株式会社 空気調和システム
CN117739566A (zh) * 2024-01-04 2024-03-22 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种冷水机组的备份控制方法、控制装置和冷水机组

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3130862B1 (en) Air conditioner and method of operating the same
EP1674804B1 (en) Apparatus and method for monitoring a multi-zone air conditioner
JP2001355893A (ja) 空気調和機およびその制御方法
JP5582989B2 (ja) 空気調和装置
JPH09243138A (ja) 空気調和機の制御方法
JP2002349940A (ja) 空気調和システム
JP2000230737A (ja) 空気調和機
WO2015053347A1 (ja) 空気調和機
JP2003166740A (ja) 空気調和装置
KR101203576B1 (ko) 공기조화기용 테스터 및 그 방법
JP3270993B2 (ja) 空気調和機
JP3960786B2 (ja) 空気調和装置
JPH0674528A (ja) 空気調和機
JPH0486444A (ja) 空気調和機
JP2970393B2 (ja) マルチ型空気調和機
JPH06281301A (ja) 空気調和機
JP4168212B2 (ja) 空気調和機の制御装置および同制御装置を備えた空気調和機
JP2924794B2 (ja) 空気調和機
JP3075767B2 (ja) 空気調和機の故障診断方法
JP2001182995A (ja) 冷凍空調機の運転状況の表示方法及びその装置
JPS62190344A (ja) 分離形空気調和装置
KR19990012526A (ko) 공조기기 및 그 제어방법
WO2001040716A1 (en) Multiple air conditioners
KR100826601B1 (ko) 시스템 에어컨 및 그 제어 방법
JP2719005B2 (ja) 空気調和機