JP2001341587A - 自動車用ウェザーストリップ - Google Patents

自動車用ウェザーストリップ

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JP2001341587A
JP2001341587A JP2000165281A JP2000165281A JP2001341587A JP 2001341587 A JP2001341587 A JP 2001341587A JP 2000165281 A JP2000165281 A JP 2000165281A JP 2000165281 A JP2000165281 A JP 2000165281A JP 2001341587 A JP2001341587 A JP 2001341587A
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JP
Japan
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flange
adhesive tape
double
weather strip
attached
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JP2000165281A
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English (en)
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Shiyuuji Kurusu
修司 来須
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】トランクリッド部、バックドア部或いはドア
開口部等のフランジに差込んで該フランジに両面粘着テ
ープにより接着されるソリッドゴム製の取付部と、スポ
ンジゴム製の中空なシール部よりなる自動車用のウェザ
ーストリップにおいて、フランジに段差等の凹凸があっ
ても粘着テープが凹凸に隙間なく接着して水洩れ等の不
具合を生じにくゝしたウェザーストリップを提供する。 【解決手段】ソリッドゴム製の取付部12にスポンジゴ
ムよりなる台座13を一体成形し、該台座13に両面粘
着テープ14を貼着する。フランジ11に段差があって
も台座13がこの段差によく追随して粘着テープ14を
該段差に貼着させ、段差での隙間cを小さくして水洩れ
等の不具合を生じにくゝする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、図1に示すような
自動車のA−A線におけるトランクリッド部又はバック
ドア部或いはB−B線におけるドア開口部等に取付けら
れるウェザーストリップに関する。
【0002】
【従来技術】この種のウェザーストリップは、車体開口
縁のフランジに差し込んで取付けられるソリッドゴム製
の取付部と、トランクリッド、バックドア或いはドア等
(以下、ドア等という)を閉めたとき、ドア等のパネル
に弾接して、パネルとの間の隙間をシールするスポンジ
ゴム製の中空なシール部よりなり、取付部には保持力を
増すため断面略U形状をなす金属製の芯金がインサート
され、また内側には爪片を突設してフランジを挟み込ん
で保持するようになっているが、芯金を省いて取付部を
フランジに両面粘着テープで貼着することも行われてい
る。図2は、図1のA−A線で示すトランクリッド部の
ウェザーストリップの取付構造を、図3は、図1のB−
B線で示すドア開口部のウェザーストリップの取付構造
をそれぞれ示すもので、いづれもソリッドゴム製の取付
部1又は6をフランジ2又は7に差し込んだ後、両面粘
着テープ3又は8で貼着して取付けている。図中、4又
は9はスポンジゴム製の中空なシール部であり、5又は
10は爪片である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】取付部を車体開口縁の
フランジに両面粘着テープを用いて取付ける場合、芯金
がない分ウェザーストリップを軽量化できること、爪片
のみでフランジを掴んで保持する場合、爪片の肉厚やサ
イズがばら付いて薄く或いは弱く形成されると、保持力
が弱くなるのに対し、両面粘着テープを用いると、十分
な保持力を持たせることができ、くゞり水防止対策にも
なる等の利点があるが、図4の継ぎ目部分のように、フ
ランジ2に段差がある場合、ウェザーストリップを取付
けると、図5に示すようにフランジ2又は7の低部分2
a又は7aに両面粘着テープ3又は8が接着されなくな
って大きな隙間cができる。この大きな隙間cができる
理由は、取付部1又は6がソリッドゴム製であるため硬
く、フランジ2又は7の段差部分に押し付けても変形し
にくいためである。こうして生ずる大きな隙間cが、水
洩れ等の不具合を生ずる原因となる。
【0004】本発明は、フランジに段差等の凹凸があっ
ても前述した隙間cが小さくなるように接着して水洩れ
等の不具合を生じにくゝした自動車用のウェザーストリ
ップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題の解決手段】請求項1に係わる発明は、ドア等の
車体開口縁のフランジに差し込まれるソリッドゴム製の
取付部と、ドア等を閉めたとき、ドア等のパネルに弾接
して、これらとの間の隙間をシールするスポンジゴム製
の中空なシール部と、上記取付部に貼着される両面粘着
テープよりなり、上記取付部をフランジに差し込んだ
後、取付部とフランジを両面粘着テープで貼着して取付
けてなる自動車用ウェザーストリップにおいて、上記両
面粘着テープを取付部に設けたスポンジゴム等の軟質材
よりなる台座上に貼着することを特徴とする。
【0006】本発明によると、フランジに段差等の凹凸
があっても、圧着時に両面粘着テープが凹凸によく追随
し、圧着後も軟質材よりなる台座の反発力により、面粘
着テープとフランジ間の隙間が小さくなって水洩れを生
じにくゝすることができる。
【0007】本発明における軟質材は、ウェザーストリ
ップとは別体に形成して別工程でウェザーストリップに
接着してもよいが、好ましくはシール部と同様、ウェザ
ーストリップの成形時に一体成形される。
【0008】請求項2に係わる発明は、請求項1に係わ
る発明における台座を表面が取付部内面に露出した状態
で取付部内に埋設したことを特徴とする。
【0009】本発明によると、取付部のソリッドゴム層
の肉厚の一部、例えば肉厚の半分程度が軟質材で置き換
えられるため、柔軟性が増して両面粘着テープの凹凸へ
の追随性がより向上し、両面粘着テープとフランジ間の
隙間cをより小さくすることができる。
【0010】請求項3に係わる発明は、請求項2に係わ
る発明における台座を取付部の内面より突出させたこと
を特徴とする。
【0011】本発明によると、軟質材よりなる台座が取
付部内に突出することにより、圧着時における台座の押
込量や圧着後の台座の反発力が増して凹凸によく追随す
るようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】図6は、トランクリッド部のフラ
ンジ11に取付けられるウェザーストリップを示すもの
で、フランジ11に差し込まれるソリッドゴム製取付部
12に軟質材のスポンジゴムよりなる台座13がその表
面を取付部12の内面と同一面上に位置させて埋設した
状態で一体成形され、該台座13に図示省略した剥離紙
を貼付した両面粘着テープ14を貼着している。図中、
15はスポンジゴム製のシール部であり、16はドアパ
ネルである。
【0013】図示するようにトランクリッド部のフラン
ジ11にウェザーストリップを取付けるときには、常法
のように取付部12をフランジ11に差し込み、取付部
12の粘着テープ14が貼着される側の脚を拡げた状態
で粘着テープ14の剥離紙を剥ぎ取り、フランジ11側
面に押し付けて貼着する。
【0014】本実施形態によると、取付部12は従来の
ソリッドゴム層の略半分を軟質材のスポンジゴムで置き
換えているため、柔軟性が著しく向上し、そのためフラ
ンジ11の継ぎ目部分に図4に示すような段差があって
も、圧着時に両面粘着テープ14が段差によく追随する
ようになり、圧着後は図7に示すように押込まれたスポ
ンジゴムよりなる台座13が反発して膨らむことにより
粘着テープ14がフランジ11の段差の低部分11aに
も接着されて両面粘着テープ14とフランジ11間の隙
間cが小さくなり、水洩れが発生しにくゝなる。
【0015】図8は、図6に示すウェザーストリップに
おいて、両面粘着テープ14が貼着されるスポンジゴム
よりなる台座18を取付部12の内側面より突出させた
ウェザーストリップを示すものである。
【0016】台座13表面を取付部12内面と同一面上
にして台座13を取付部内に埋設した図9に示すウェザ
ーストリップでは、台座13の両側端部が取付部12に
固定され、撓みを拘束されるため、外力Fが加えられた
ときの押込量はδとなるが、本実施形態による場合、図
10に示すように一点鎖線で示す取付部内面より突出す
る台座18は両側端部も撓みうるようになり、同じ外力
Fを加えたときの押込量はΔとなって、δより大とな
る。したがって圧着後、復元しようとする反発力も大と
なり、図11に示すようにスポンジゴムよりなる台座1
3の膨らみも増して凹凸への追随性がより向上する。ま
た取付部内面より突出する台座両側端部も凹凸に追随し
うるようになる。
【0017】図12は、ドア開口部のフランジ21に取
付けられるウェザーストリップを示すもので、フランジ
21に差し込まれるソリッドゴム製の取付部22には、
軟質材のスポンジゴムよりなる台座23が一体成形さ
れ、該台座23に剥離紙を貼着した両面粘着テープ24
を貼着している。図中、25はスポンジゴム製のシール
部である。
【0018】
【発明の効果】請求項1に係わる発明のウェザーストリ
ップによると、両面粘着テープが軟質材よりなる台座上
に貼着され、フランジに段差等の凹凸があっても台座が
柔軟性を有するため圧着時に粘着テープが凹凸に追随し
うるようになり、圧着後は台座の反発力により粘着テー
プが凹凸の凹部底面によく接着しうるようになり、これ
により凹部での隙間cを小さくして、水洩れ等の不具合
を生じにゝすることができる。
【0019】請求項2に係わる発明のウェザーストリッ
プによると、取付部のソリッドゴム層の一部が軟質材で
置き換えられるため、柔軟性が増して両面粘着テープの
凹凸への追随性がより向上し、凹部での隙間cをより小
さくすることができる。
【0020】請求項3に係わる発明のウェザーストリッ
プによると、圧着後、台座の反発力が大となることによ
り粘着テープの凹凸への追随性が粘着テープの側縁部を
含めてより向上し、凹部での隙間cをより小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の斜視図。
【図2】図1のA−A線における断面図。
【図3】図1のB−B線における断面図。
【図4】フランジの継ぎ目部分の斜視図。
【図5】図4に示すフランジの継ぎ目部分に粘着テープ
で貼着した取付部の断面図。
【図6】トランクリッド部のフランジに取付た本発明に
係わるウェザーストリップの断面図。
【図7】図6のC−C線断面図。
【図8】図6に示すウェザーストリップの別の態様を示
す断面図。
【図9】図6に示すウェザーストリップの台座の要部拡
大断面図。
【図10】図8に示すウェザーストリップの台座の要部
拡大断面図。
【図11】図8のD−D線断面図。
【図12】ドア開口部のフランジに取付た本発明に係わ
るウェザーストリップの断面図。
【符号の説明】
11、21・・フランジ 12、22・・取付部 13、18、23・・台座 14、24・・両面粘着テープ 15、25・・シール部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体開口縁のフランジ11、21に差し込
    まれるソリッドゴム製の取付部12、22と、トランク
    リッド、バックドア或いはドア等を閉めたとき、トラン
    クリッド、バックドア或いはドア等のパネルに弾接し
    て、これらとの間の隙間をシールするスポンジゴム製の
    中空なシール部15、25と、取付部12、22に貼着
    される両面粘着テープ14、24よりなり、取付部1
    2、22をフランジ11、21に差し込んだ後、取付部
    12、22とフランジ11、21を両面粘着テープ1
    4、24で貼着して取付けてなる自動車用ウェザースト
    リップにおいて、上記両面粘着テープ14、24を取付
    部12、22に設けた軟質材よりなる台座13、23上
    に貼着することを特徴とする自動車用ウェザーストリッ
    プ。
  2. 【請求項2】前記台座13、23を表面が取付部内面に
    露出した状態で取付部12、22内に埋設したことを特
    徴とする請求項1記載の自動車用ウェザーストリップ。
  3. 【請求項3】前記台座13、23を取付部12、22の
    内面より突出させたことを特徴とする請求項2記載の自
    動車用ウェザーストリプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007008311A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用ウエザストリップ
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