JP2001340416A - 超音波美容器 - Google Patents

超音波美容器

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JP2001340416A
JP2001340416A JP2000167555A JP2000167555A JP2001340416A JP 2001340416 A JP2001340416 A JP 2001340416A JP 2000167555 A JP2000167555 A JP 2000167555A JP 2000167555 A JP2000167555 A JP 2000167555A JP 2001340416 A JP2001340416 A JP 2001340416A
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cosmetic
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JP2000167555A
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Taeko Kuroishi
妙子 黒石
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 超音波美容器は、超音波プローブと、超
音波プローブの駆動手段と、各種パラメータを入力する
ための入力手段と、施術者に対する指示を表示するため
の表示手段と、入力手段によって入力されたパラメータ
または予めインストールしたプログラムにしたがって駆
動手段を制御し且つ表示手段に表示される指示を決定す
るためのマイクロコンピュータを含む制御手段とを備え
る。 【効果】 施術者個々人に合致した超音波美容のコー
ス、整肌のコースを熟練を要さない施術者だけで設定で
きる。肌にブラックライトランプを照射することによ
り、肌の状態を確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の肌に超音波
を作用させて、新陳代謝の促進、血行促進、脂肪の分
解、洗顔作用を促す等のための超音波美容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の肌に超音波を作用させて、
美容を行うものとして、超音波振動子の先端に平面形状
の肌当接面を備え且つ振動駆動機構により作動させられ
るプローブを有した超音波美容器が使用されている。こ
のような超音波美容器にて美容施術を行うためには、プ
ローブの肌当接面または美容施術を行うべき肌に直接ジ
ェル等の振動媒介物を塗布した状態でプローブを肌に当
てて超音波を照射するようにするのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の超音波
美容器では、超音波美容、その後の整肌を行う場合、施
術者が、装置の取り扱い説明書にしたがって、または、
独自の知識に基づいて、照射する超音波の出力の値、超
音波を照射する顔肌および身体の部位、超音波振動子
(プローブ)を動かす速度、超音波を照射する時間等か
らなる超音波美容のコース、また超音波美容終了後、顔
および身体に塗布する化粧品の種類やその化粧品を塗布
する部位等を自分自身で決定していた。これでは、初め
て使用する人は勿論のこと、かなり経験を積んだ人で
も、自分自身の肌等にとって必ずしも最適な設定にて施
術を行っていない場合も考えられる。したがって、折角
の美容施術であっても、全く結果が認められない場合も
あり、最悪の場合、例えば、過剰な出力、使用時間、化
粧品の選択ミス等をした場合には、肌に悪影響を及ぼし
てしまうことや、歯の弾力繊維が壊れ歯肉が減ったり、
眼精疲労が起こったり、耳の回りの脂肪がそげ、耳の機
能が低下してしまうことも考えられる。また、身体にお
いては、プローブを一部分に停止すると骨が破壊された
り、やけどの心配もでてくる。さらにまた、出力が大き
い場合、毛細血管が損傷することも考えられる。
【0004】このような不適切な美容施術を行ってしま
うことを避けるため、装置の能力、人体の肌への深い知
識を持った人材を育成して指導者とし、その指導者が施
術者に対し、正しい超音波美容のコースや整肌のコース
の策定や教育を行う必要がある等の問題があった。
【0005】また、従来のこの種の装置では、施術前や
施術後において、施術者の肌の状態を確認する手だても
なかった。したがって、施術前に施術者の肌状態を確認
してどこを重点的に美容施術すればよいのかを判断でき
ず、ただ闇雲に美容施術を行うという無駄が生じ易く、
また、施術後にその結果を確認することもできなかっ
た。
【0006】さらにまた、超音波プローブの作動には発
熱を伴うものであり、従来のこの種の装置における超音
波プローブの温度制御は、十分なものでなく、安全性の
点で問題のある場合もあった。
【0007】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消しうるような超音波美容器を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による超音波美容
器は、美容施術を行うべき部位に超音波振動を加えるた
めの超音波プローブと、該超音波プローブの駆動手段
と、施術者が美容施術に必要な年令、性別、身体のサイ
ズ等の各種パラメータを入力するための入力手段と、施
術者に対する指示を表示するための表示手段と、前記入
力手段によって入力されたパラメータまたは予めインス
トールしたプログラムにしたがって前記駆動手段を制御
し且つ前記表示手段に表示される指示を決定するための
マイクロコンピュータを含む制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0009】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
制御手段は、前記部位の肌の状態、水分脂分量、前記マ
イクロコンピュータによるカウンセリングのうちの少な
くとも1つを基に該マイクロコンピュータが演算を行
い、前記部位の肌質に合った照射する超音波の出力の
値、超音波を照射する肌の部位、超音波振動子を動かす
速度、超音波を照射する時間等からなる超音波美容のコ
ース、または超音波美容終了後、該部位に塗布する化粧
品の種類、該化粧品を塗布する部位の指示等からなる整
肌のコースを決定する。
【0010】本発明の別の実施の形態によれば、前記制
御手段は、前記入力手段によって入力された年令、性
別、身体のサイズ等のパラメータを基に前記マイクロコ
ンピュータが演算を行い、該身体にあった照射する超音
波出力の値、超音波を照射する身体の部位、超音波を照
射する時間等からなる超音波美容のコースを決定する。
【0011】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記決定されたコースは、前記表示手段に表示され、施
術者が正規の超音波美容のコース、整肌のコースにそっ
た超音波の照射、化粧品の塗布を行えるようにしてい
る。
【0012】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
美容施術を行うべき部位の肌の状態または美容施術後の
肌の状態を確認できるように該部位を照明するためのブ
ラックライトランプを更に備えている。
【0013】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記制御手段は、前記ブラックライトランプの点灯時間
または時期を前記マイクロコンピュータまたはタイマー
にて管理する。
【0014】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記制御手段は、前記ブラックライトランプの点灯時間
を前記マイクロコンピュータにて管理し、該ブラックラ
イトランプの消耗度を演算処理し、該ブラックライトラ
ンプの交換時期を指示する。
【0015】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記超音波プローブには、該プローブの肌当接面とは反
対側の超音波振動子の面に接触させるようにして温度セ
ンサが設けられており、前記制御手段は、前記温度セン
サによる温度検知値に応じて前記マイクロコンピュータ
が演算を行い、前記超音波振動子の温度、照射する超音
波の出力の値、超音波を照射する時間を制御する。
【0016】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記制御手段は、前記入力手段によって入力された各種
パラメータを個人別に前記マイクロコンピュータに付属
しているメモリに確保しておき、該マイクロコンピュー
タによる再演算の必要を減少させ、施術者による美容施
術結果の確認を可能としている。
【0017】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記表示手段は、それ単独またはブザー等の警鐘器を伴
って、施術者に対して、超音波の照射する顔肌または身
体の部位の切り替わりを通知する。
【0018】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記超音波プローブは、別々とされた顔面用超音波プロ
ーブと身体用超音波プローブとからなり、前記顔面用超
音波プローブおよび前記身体用超音波プローブは、それ
ぞれ前記駆動手段に固定的に接続されている。
【0019】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
全体としてブリーフケースの形態とされ、ケース全体が
2つ割とされていて、本体ケース部と、該本体ケース部
に対してヒンジ接続された開きケース部とを備え、前記
超音波プローブは、前記本体ケース部の上面内に収納可
能とされており、前記駆動手段および制御手段は、前記
本体ケース部内に配設され、前記入力手段および前記表
示手段は、前記本体ケース部の上面に配設されている。
【0020】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記開きケース部には、美容施術すべき身体の部位を映
し見ることができるようにする鏡が配設されており、さ
らにまた、該鏡の周辺にブラックライトランプが配置さ
れている。
【0021】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記本体ケース部には、取手が設けられており、該取手
は、本体ケース部に対して回動自在とされており、該超
音波美容器の持ち運びの際には手に提げるに適し且つ該
超音波美容器の使用の際には前記本体ケース部の外郭線
内へと凹んだ形に収納されるに適した形状とされてい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態および実施例について、本発明をより詳
細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例としての手に提
げて携行しうるような可搬式超音波美容器を、使用に際
して開いた状態で示す概略外観斜視図である。図1に示
すように、この実施例の超音波美容器は、全体として見
ればブリーフケースの如き形態のもので、ケース全体が
2つ割とされていて、本体ケース部10と、開きケース
部20とを備えている。開きケース部20は、本体ケー
ス部10に対して開閉自在となるように、ヒンジ部30
を介して奥側にて接続されている。本体ケース部10に
は、手前側に取手11が設けられている。この超音波美
容器は、開きケース部20を本体ケース部10に対して
閉じてロックした状態にて、取手11を手で持つことに
より、手に提げて持ち運ぶことができるものとされてい
る。この取手11の部分の詳細構造については、後で詳
述する。
【0024】図1の状態において、本体ケース部10の
上面には、手前側のほぼ中央部に、液晶表示画面12が
配設されており、この液晶表示画面12のさらに手前
に、4つの操作キー13が配設されている。また、本体
ケース部10の上面には、液晶表示画面12の右側の部
分に凹所14が形成されていて、この凹所14内に、比
較的に小型の顔用超音波プローブ15が収納できるよう
になっている。さらにまた、本体ケース部10の上面に
は、液晶表示画面12の奥側の部分に凹所16が形成さ
れていて、この凹所16内に、比較的に大型の身体用超
音波プローブ17が収納できるようになっている。ま
た、本体ケース部10の上面には、手前左側に、電源ス
イッチ18が配設されている。
【0025】一方、開きケース部20の前面のほぼ中央
部には、施術者の顔等を映せるように鏡21が配設され
ており、この鏡21の左右および下側に合計3本のブラ
ックライトランプ(紫外線ランプ)22が配設されてい
る。
【0026】本体ケース部10の内部には、電源装置、
顔用超音波プローブ15および身体用超音波プローブ1
7のための超音波発振回路、ブラックライトランプ22
のためのブラックライト点灯回路並びに超音波発振回
路、ブラックライト点灯回路および液晶表示画面等のた
めの制御回路等を含む電気回路部が配設されている。図
2は、このような電気回路部の一例を略示するブロック
図である。
【0027】図2に例示する電気回路部は、電源スイッ
チ18を介して外部の100ボルト交流電源に接続され
る3.3ボルト直流電源装置41と、15ボルト直流電
源装置42と、顔用超音波プローブ15および身体用超
音波プローブ17を付勢するための超音波発振回路43
と、ブラックライトランプ22を付勢するためのブラッ
クライトオン/オフスイッチを含むブラックライト点灯
回路44と、内部に記憶した制御プログラムおよび操作
キー13等からの入力等に基づいて超音波発振回路4
3、ブラックライト点灯回路44および液晶表示画面1
2の作動を制御するためのマイクロコンピュータ等を含
む制御回路45とを主として含んでいる。
【0028】次に、電気回路部の各部の詳細構成および
詳細動作について説明する。図3は、制御回路45に含
まれるCPU45Aによって制御される超音波発振回路
43およびブラックライト点灯回路44と、顔用超音波
プローブ15および身体用超音波プローブ17並びにブ
ラックライトランプ22との接続関係を示す詳細図であ
る。先ず、ブラックライトランプ22の点灯、消灯の制
御について説明するに、ブラックライトランプ22は、
本発明により、美容施術前または後において施術者の肌
の状態を確認し易いようにするために設けられたもので
ある。ブラックライトランプ22は、点灯時に紫外光領
域の波長の光を発するものであり、後述するように、施
術者の肌に照射されると、その肌の状態を視覚的に捕ら
え易くする性質を有したものである。その一方、ブラッ
クライトランプ22の光を大量に肌に照射すると、日焼
け、やけど等肌に悪影響を及ぼしてしまう危険もあるも
のである。このため、ブラックライトランプ22を点灯
するときには、目の回りを見るとき以外はサングラスを
するのが好ましい。したがって、紫外線カットのサング
ラスをオプションとして付属させておくとよい。また、
ブラックライトランプ22を切り忘れたり、装置をその
ままにしておくとその熱で、樹脂で形成した本体ケース
が変形し、ひいては火災発生の原因となったりしてしま
う等の危険もある。したがって、ブラックライトランプ
22の点灯、消灯の動作は、厳密に制御されなければな
らない。また、ブラックライトランプ22等の蛍光灯等
照明器具は、電気の入り切りの繰り返しにより消耗する
ことが確認されており、ブラックライトランプ22にお
いても、入り切りを頻繁に行うと照度が失われてしま
う。照度の低いブラックライトランプ22を使用して
も、肌の状態を正しく判断することができなくなってし
まう。ブラックライトランプ22がどの程度消耗してい
るかは、施術者が判断できないため、間違った診断を行
ってしまう危険があるので、安全のためにその寿命を監
視して適切な時期に交換できるようにする必要もある。
【0029】図3によく示されるように、ブラックライ
ト点灯回路44と電源装置との間にブラックライトオン
/オフスイッチ44Aが設けられている。このスイッチ
44Aは、制御回路45(CPU45Aを含むマイクロ
コンピュータ)の管理のもとで、限定された期間におい
て施術者によってオン、オフさせることができる他、自
動的にオフとされるようになっている。詳述すると、ス
イッチ44Aは、マイクロコンピュータによって設定さ
れた所定の時期に、施術者によってオンとされるときに
ブラックライト点灯回路44を通してブラックライトラ
ンプ22が点灯されうるように作動する。ブラックライ
トランプ22の点灯後は、マイクロコンピュータによっ
て管理されるタイマまたはマイクロコンピュータの演算
によって設定されたタイマの作動により、所定時間後に
自動的にブラックライトランプ22が消灯させられるよ
うにすることにより、施術者による消し忘れを防止でき
るようにしている。また、このタイマの設定時間は、操
作キー13により液晶表示画面12上に施術者が設定表
示させた時間とすることもできる。また、ブラックラア
イトランプ22の寿命監視については、CPU45Aが
点灯毎にメモリーに点灯回数を書き込み、例えば、50
0回を越えたら、ランプの交換する旨の画面を液晶表示
画面12に表示するようにしておく。また、例えば、6
00回を越えたら、警告を液晶表示画面に表示し、美容
施術が出来ないようにしてしておく(この場合には、超
音波もでないし、顔の診断もできない)。
【0030】次に、顔用超音波プローブ15および身体
用超音波プローブ17の作動および温度制御について詳
述する。各プローブ15および17と超音波発振回路4
3との間には、プローブ切替器43Aが配設されてい
る。そして、施術者が後述するようにして操作キー13
にて顔施術コースを選択するときには、CPU45Aか
らの指令により超音波発振回路43に顔用超音波プロー
ブ15が接続されるようにプローブ切替器43Aが切り
替えられる。一方、施術者が後述するようにして操作キ
ー13にて身体施術コースを選択するときには、CPU
45Aからの指令により超音波発振回路43に身体用超
音波プローブ17が接続されるようにプローブ切替器4
3Aが切り替えられるようになっている。
【0031】図3に示されているように、温度制御を行
うために顔用超音波プローブ15および身体用超音波プ
ローブ17にはそれぞれ半導体温度センサ15Aおよび
17Aが設けられている。図4の概略部分断面図に示す
ように、顔用超音波プローブ15は、ステンレス製のプ
ローブハウジングの肌当接面15Bの裏面に超音波振動
子15Cを接触させるようにして備えており、更に、こ
の超音波振動子15Cの肌当接面15Bとは反対側の面
に接触させるようにして半導体温度センサ15Aを備え
ている。身体用超音波プローブ17の構成もこれと同様
である。プローブハウジングは、ステンレス製に限らな
いが、ステンレス製とする方が、アルミニウム製等より
安定性があり好ましい。温度センサとしては、半導体温
度センサに限られないが、半導体温度センサは、温度感
知の遅れが考えられるが、温度感知精度は高い。
【0032】超音波振動子は、その作動に伴い発熱する
ものであり、プローブの肌当接面を肌に接触させない状
態(空作動状態)で作動させると、その肌当接面等を過
熱してしまう恐れのあるものである。このようにプロー
ブの肌当接面が過熱された状態で美容施術を行う場合に
は、やけど等の危険性がある。そこで、本発明では、温
度センサ15Aにより超音波振動子15Cの温度を検出
し、マイクロコンピュータにて演算を行うことにより、
プローブの肌当接面15Bの温度制御を行うようにして
いる。すなわち、図3に示すように、温度センサ15A
または17Aによって発生される温度信号を、アンプ4
6およびA/D変換器47を通してCPU45Aへと送
り、プローブの肌当接面の温度が適切な温度となるよう
な温度制御が行われるようにしている。CPU45A
は、A/D変換された温度信号をA/D変換器47から
受け取り、その温度信号に応じて出力用可変電源48を
制御して超音波プローブを付勢する超音波発振回路43
の超音波出力値を制御したり、超音波の照射時間を制御
したりする。
【0033】このような温度制御の一実施例を、図5に
例示している。この図5から分かるように、超音波プロ
ーブの肌当接面の温度を最初は暖かめとなるように超音
波発振回路43を発振させ(発振間隔20ms:10m
s)、次に、超音波プローブの肌当接面の温度が上がる
につれて、超音波発振回路43の発振間隔を、10m
s:10msから10ms:20msにし、最後に停止
するようにしている。
【0034】顔用超音波プローブ15および身体用超音
波プローブ17に設ける超音波振動子としては、セラミ
ック振動子(PZT振動子、共振周波数約1MHz)が
好ましく、顔用超音波プローブ15および身体用超音波
プローブ17に使用する振動子としては、基本的仕様は
同じで、サイズが異なるだけである。例えば、顔用に使
用する振動子は、直径28φのものであるのに対し、身
体用に使用する振動子は、直径50φである。これは、
身体は顔に比べて超音波をかける面積が大きいので、身
体用は、サイズを大きくした方が超音波振動がかけ易く
なるからである。また、制御回路のマイクロコンピュー
タにインストールする内部プログラムにて、顔用の振動
子にはあまり高い出力がかからないようにしている。こ
れは、身体には顔よりも高出力を与えないと作用が上が
らない部位があるので身体用の振動子には比較的に高い
出力がかけられるようにしておく必要があるが、一方、
顔にあまり高い出力をかけるとトラブルの元になるから
である。
【0035】図6は、図1に示した超音波美容器の本体
ケース部10に設けられる取手11の形状および取付け
部の詳細を示す部分図である。この図6に示す状態は、
取手11を持ってこの超音波美容器を持ち運ぶことがで
きるように、取手11を外側へ出っ張るように回転させ
た状態である。この図6によく示されているように、取
手11の全体形状は、ほぼ浅いUの字状とされている。
一方、本体ケース部10の取手取付け部19の全体形状
は、ほぼ浅い逆Uの字状とされている。取手11の両端
は、取手取付け部19の対応する部分に対して、枢軸ロ
ッド11Aを介して取手11が回動しうるように取り付
けられている。図6に示した状態では、取手11の凹部
と取手取付け部19の凹部とが対向した状態で、それら
凹部の間に手の指を入れるに十分な空間が作り出されて
いる。したがって、取手11を把持してこの超音波美容
器を持ち運ぶのになんら支障が無い。
【0036】一方、この超音波美容器を、開きケース部
20を開いた状態で美容施術を行う場合、もし、取手1
1が図6に示すように手前側に出っ張った状態である
と、施術者の腹部に取手11の出っ張りがつかえて施術
し難い。開きケース部20の鏡21を覗き込もうとして
前屈みになるような場合に、特にそうである。そこで、
施術者が、図6に示すようなの状態から取手11を回動
させて、図1に示すような引っ込み状態へと、取手11
をしまい込むようにすることができるようにしている。
図1のような取手11のしまい込み状態においてこの超
音波美容器を使用する場合には、取手11の手前側が凹
んだ状態となっているので、施術者の腹部がそこに当た
って施術し難いようなことはなくなる。
【0037】次に、前述したようなハードウエアを有し
た超音波美容器の制御回路45のマイクロコンピュータ
にインストールされる各種の制御プログラムについて説
明する。
【0038】先ず、メーカー設定プログラムについて説
明するに、このプログラムによれば、この超音波美容器
のメーカーが製品の出荷時に各美容器の初期設定を、そ
の目的に応じて容易に行うことができる。図7は、この
メーカー設定プログラムにしたがって液晶表示画面12
に表示される各種画面を例示している。メーカの設定者
が初期設定を行なうため所定の操作キーを作動させる
と、先ず、液晶表示画面12に、図7においてA1−0
1の画面が表示される。この画面上で、設定者が利用者
設定のメニューを選択すると、液晶表示画面12には、
A2−01の画面が表示され、サロンコースおよびユー
ザーコースの設定を行うことができる。A1−01の画
面上プローブ温度制御のメニューを選択すると、A3−
01およびA3−02の画面が表示され、設定者は、図
5に示したような顔用および身体用超音波プローブ15
および17の温度制御における、各プローブ温度制御ポ
イントを設定することができる。A1−01の画面上
で、設定者が自己診断のメニューを選択すると、A4−
01の画面が表示され、設定者は、自己診断項目を設定
していくことができる。さらに、A1−01の画面上
で、別項目のメニューを繰って行くことにより、例え
ば、A5−01の化粧品設定の画面、A6−01のブラ
ックライトマニュアルの画面を表示させることができ、
それら画面上で、使用する化粧品の種類やブラックライ
トランプの点灯時間や強度等を初期設定していくことが
できる。
【0039】次に、ユーザ設定プログラムについて説明
するに、このプログラムによれば、この超音波美容器の
ユーザが美容施術の前に各種項目を設定することができ
る。図8は、このユーザ設定プログラムにしたがって液
晶表示画面12に表示される各種画面を例示している。
ユーザがユーザ設定を行なうため所定の操作キーを作動
させると、先ず、液晶表示画面12に、図8においてB
1−01の画面が表示される。この画面上で、ユーザが
ブラックライト点灯時間設定、ブラックライト点灯積算
値クリア、HELP機能設定、ブザー音設定、ブラック
ライト点灯等のメニューを選択すると、それぞれB2−
01、B3−01、B3−02、B4−01、B5−0
1、B6−01等の画面が表示される。ユーザは、これ
らの画面上で、ブラックライトランプの点灯時間や、ブ
ラックライト点灯積算値をクリアするのか否かや、ヘル
プ機能を設定するのか否かや、ブザー音を設定するのか
否かや、ブラックライトランプを点灯すのか否かや等を
設定していくことができる。ブラックライト点灯時間を
示す数値等の入力は、4つの操作キー13を所定の手順
で操作することによって行うことができる。このような
操作キーの操作手順については公知のものでよいので、
ここでは詳述しない。
【0040】次に、使用開始プログラムについて説明す
るに、このプログラムによれば、ユーザは、これから行
う美容施術に関して必要な事項について入力することが
できる。図9は、この使用開始プログラムにしたがって
液晶表示画面12に表示される各種画面を例示してい
る。ユーザが使用開始するため所定の操作キー13を作
動させると、先ず、液晶表示画面12に、図9において
C1−01の画面が表示され、次いで、C1−02の画
面が表示される。ユーザは、この画面にて美容施術に際
しての注意事項について知ることができる。ついで、ユ
ーザは、C1−03の画面にて、新たにデータ登録をす
るのか、既に登録されたデータを選択するのか等を選ぶ
ことができる。新たにデータ登録をする場合には、C1
−04の画面上にて、自己の生年月日や性別や体重、身
長、年令、体脂肪率、ウエスト等の数値を入力すること
により登録することができる。この場合の入力も、4つ
の操作キー13である操作キー1、2、3および4(図
2参照)を用いて行われる。入力内容としては、身体の
サイズ(体重、身長、年令、ウエスト等)の他、顔の水
分脂分量等数字を入力する画面が表示される。この画面
については、例えば、操作キー1を操作すると、数字が
大きくなり、操作キー2を操作すると、数字が小さくな
り、操作キー3を操作すると数字を確定できる等のよう
に画面に表示し、それにしたがって操作してもらうよう
にする。また、「タバコを吸いますか?」等のYES/
NOの質問であれば、操作キー1がYES、操作キー2
がNOと同様に画面に表示し、それにしたがって操作し
てもらうようにする。次いで、C1−06の画面上に
て、顔登録、身体登録、顔実行(トリートメント)、身
体実行(トリートメント)等の選択を行えるようにして
いる。
【0041】顔登録を選択する場合には、図10および
図11に示すような各種画面が液晶表示画面12に表示
され、各画面の指示にしたがって、ユーザは、顔の皮膚
のチェックを行い、マイクロコンピュータによる皮膚の
診断結果を知り、どのような顔のトリートメントを行う
べきかを画面上で知り、それを登録することができる。
【0042】身体登録を選択する場合には、図12に示
すような各種画面が液晶表示画面12に表示され、各画
面の指示にしたがって、ユーザは、身体のチェックを行
い、身体トリートメントのコースを設定し、登録するこ
とができる。
【0043】顔トリートメントを選択する場合には、図
13および図14に示すような各種画面が液晶表示画面
12に表示され、施術すべきコースを知り選択して、画
面上の指示にしたがって施術を行っていく。施術後は、
さらに液晶表示画面12上に表示される画面上の指示に
したがって施術後の作用をチェックし、使用すべき化粧
品の種類や使い方の指示にしたがって肌の手入れをし
て、顔のトリートメントを終了する。
【0044】身体トリートメントを選択する場合には、
図15に示すような各種画面が液晶表示画面12に表示
され、施術すべきコースを知り選択して、画面上の指示
にしたがって施術を行っていき、そのトリートメントを
終了する。
【0045】図16は、前述したような顔トリートメン
トのうちの美顔コースの手順をまとめて示すフローチャ
ートであり、図17は、前述したような身体トリートメ
ントのうちの痩身コースの手順をまとめて示すフローチ
ャートである。
【0046】図18は、図10のD1−01の画面にて
スキンチェックを行っていく場合に、液晶表示画面12
に表示される画面の一例を示している。図19は、図8
のB2−01の画面を拡大して示している。図20は、
図10のD2−02の画面に対応する画面を拡大して示
している。施術者は、ブラックライト22を点灯し、鏡
21に映し出された自分の顔色と、液晶表示画面12に
表示された図20のような画面とを見比べることによ
り、自己の肌状態を知り入力することができる。
【0047】前述したことから分かるように、施術者
は、制御回路45のマイクロコンピュータにインストー
ルされた制御プログラムによって液晶表示画面12に表
示される画面上の指示にしたがって、顔用超音波プロー
ブ15または身体用超音波プロブ17を使用して美容施
術を行うことができるので、熟練せずとも、自分にあっ
た効率的な施術を行うことができる。このような画面上
の指示にしたがった施術の具体的な態様について、いく
つかの例について説明しておく。
【0048】図21は、顔トリートメントのうちのスペ
シャルコースの指導画面の例を示している。前述したよ
うな施術者の肌状態の診断結果や肌の水分脂分量、マイ
クロコンピュータによるカウンセリング結果に基づいて
マイクロコンピュータが演算を行い、施術者の顔の肌質
に合った照射する超音波の出力の値、超音波を照射する
顔肌の部位、超音波プローブを動かす速度、超音波を照
射する時間等を決定する。超音波を照射する顔肌の部
位、超音波プローブを動かす速度等については、例え
ば、図21に示すように、画面上に標準的な顔形を表示
し、プローブを動かすべき顔の部位を太線Aで示す。そ
して、太線Aの表示速度を超音波プローブを動かすべき
速度に合わせるようにしておけば、施術者は、このよう
な太線Aの表示速度に合わせるようにして、プローブを
自己の肌にそって動かすことにより適切な施術を行うこ
とができる。肌の部位毎の超音波の出力強度は、マイク
ロコンピュータによって予め設定された適切な値に自動
的に制御されるようになっている。図21に示すよう
に、部位毎の施術時間や施術のトータル時間も表示され
るので、施術者は、これを見て常に適切な施術時間にて
トリートメントを終了することができる。
【0049】図22は、スペシャルコース動作中に表示
される別の顔の部位のトリートメントの指示画面を示す
図21と同様の図である。この指示画面においても、施
術者は、太線Bの表示速度に合わせるようにして、顔用
超音波プローブ15を顔の肌にそって動かすことによっ
て、適切な施術を完了することができる。
【0050】図23は、図12のE2−01の画面に対
応する液晶表示画面12上に表示される画面の例を示す
図である。施術者は、このような画面上にて、操作キー
13を駆使することにより、自己の身長、体重、体脂肪
率等の身体サイズを数値入力することができる。
【0051】図24は、身体トリートメントのうちのふ
くらはぎコースの指導画面の例を示している。前述した
ようにして入力された身体サイズ、年令、性別等を基に
マイクロコンピュータが演算を行い、施術者にあった照
射する超音波出力の値、超音波を照射する身体の部位、
超音波を照射する時間等を決定する。超音波を照射する
顔肌の部位、超音波プローブを動かす速度等について
は、例えば、図24に示すように、画面上に標準的な脚
形を表示し、プローブを動かすべきふくらはぎの部位を
太線矢印Cで示す。そして、太線矢印Cの表示速度を超
音波プローブを動かすべき速度に合わせるようにしてお
けば、施術者は、このような太線矢印Cの表示速度に合
わせるようにして、プローブを自己の肌にそって動かす
ことにより適切な施術を行うことができる。肌の部位毎
の超音波の出力強度は、マイクロコンピュータによって
予め設定された適切な値に自動的に制御されるようにな
っている。図24に示すように、部位毎の施術時間や施
術のトータル時間も表示されるので、施術者は、これを
見て常に適切な施術時間にてトリートメントを終了する
ことができる。
【0052】図25は、身体トリートメントのうち右肩
コース動作中に表示される指示画面を示す図24と同様
の図である。この指示画面においても、施術者は、太線
矢印Dの表示速度に合わせるようにして、身体用超音波
プローブ17を肩から首側面、そして顔へとそって動か
すことによって、適切な施術を完了することができる。
【0053】
【発明の効果】今までの経験並びに資料を整理し、マイ
クロコンピュータにて演算することによって指導者と同
等の能力を移植することができ、施術者個々人に合致し
た超音波美容のコース、整肌のコースを熟練を要さない
施術者だけで設定できる。
【0054】また、顔の美容については、施術者が施術
(または美容)を行った後、定量的、定性的に結果を確
認することができ、さらにまた、確認した結果を、その
後の超音波美容のコース、整肌のコースの設定に際して
フィードバックすることもできる。
【0055】肌にブラックライトランプを照射すること
により、肌の状態を確認することができる。また、その
資料をコース設定の際に付け加えることにより、より効
率的な超音波美容のコース、整肌美容のコースの設定が
できる。
【0056】身体の痩身についても、前述したのと同様
の結果を得ることができる。
【0057】年令、身体のサイズ、性別を基に施術者に
合致した超音波美容のコースを、熟練を要さない施術者
だけで設定できる。
【0058】超音波プローブを動かす場所や超音波プロ
ーブを動かす速度等が適切に指示されるので、熟練を要
さない施術者でも効率的な美容施術を行うことができ
る。
【0059】表示画面に超音波照射のコース、整肌のコ
ースが表示されるので、施術者が独自に判断することな
く、診断結果に基づいた超音波美容、整肌を確実に実施
できる。
【0060】温度センサにて超音波振動子の温度を検出
し、マイクロコンピュータにて演算を行うことによっ
て、超音波振動子の温度制御、超音波の出力値、照射時
間を温度と既存のコースから再演算することによって、
施術者が安全に超音波美容を行うことができる。
【0061】マイクロコンピュータの演算やタイマによ
って、ブラックライトランプの点灯できる時期や点灯時
間を限定できるので、ブラックライトランプの切り忘れ
を防止でき、むやみに肌に紫外光を当てることを防止で
きる。また、ブラックライトランプによる過熱により樹
脂製のケース本体が変形してしまったり、火災が起きて
しまうようなことを防止できる。
【0062】ブラックライトランプの入切回数をマイク
ロコンピュータにて記憶しておくことにより、ブラック
ライトランプの消耗度を演算にて判断し、交換時期を施
術者に通知することができるので、常に十分な照度でブ
ラックライトランプを使用することを確実にし、ひいて
は肌の状態を常に正しく判断できるようにすることがで
きる。
【0063】施術者の個人資料だけでなく、その資料か
ら演算処理されたコース等の資料を記憶しておくことに
よって、超音波美容コースの再設定の煩雑さを施術者か
ら取り除き、施術者に対して、痩身、美肌の過去からの
傾向を示すことができる。
【0064】持ち運びに便利な取手を設けたにもかかわ
らず、使用に際してその取手が邪魔にならないようにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての可搬式超音波美容器
を、使用に際して開いた状態で示す概略外観斜視図であ
る。
【図2】図1の可搬式超音波美容器に設けられる電気回
路部の一例を略示するブロック図である。
【図3】図2の電気回路部の制御回路に含まれるCPU
によって制御される超音波発振回路、ブラックライト点
灯回路と、顔用超音波プローブおよび身体用超音波プロ
ーブ並びにブラックライトランプとの接続関係を示す詳
細図である。
【図4】超音波プローブに設けられる温度センサを示す
概略部分断面図である。
【図5】温度センサによる温度制御の一実施例を例示す
る図である。
【図6】図1に示した超音波美容器の本体ケース部に設
けられる取手の形状および取付け部の詳細を示す部分図
である。
【図7】図1の超音波美容器にインストールされたメー
カー設定プログラムを説明するための図である。
【図8】メーカー設定プログラムにしたがって液晶表示
画面に表示される各種画面を例示する図である。
【図9】図1に示した超音波美容器にインストールされ
た使用開始プログラムを説明するための図である。
【図10】図1に示した超音波美容器において顔登録を
行う場合に液晶表示画面に表示される各種画面を例示す
る図である。
【図11】図1に示した超音波美容器において顔登録を
行う場合に液晶表示画面に表示される各種画面を例示す
る図である。
【図12】図1に示した超音波美容器において身体登録
を行う場合に液晶表示画面に表示される各種画面を例示
する図である。
【図13】図1に示した超音波美容器において顔トリー
トメントを選択する場合に液晶表示画面に表示される各
種画面を例示する図である。
【図14】図1に示した超音波美容器において顔トリー
トメントを選択する場合に液晶表示画面に表示される各
種画面を例示する図である。
【図15】図1に示した超音波美容器において身体トリ
ートメントを選択する場合に液晶表示画面に表示される
各種画面を例示する図である。
【図16】顔トリートメントのうちの美顔コースの手順
をまとめて示すフローチャート図である。
【図17】身体トリートメントうちの痩身コースの手順
をまとめて示すフローチャート図である。
【図18】図10のD1−01の画面にてスキンチェッ
クを行って行く場合に液晶表示画面に表示される画面の
一例を示す図である。
【図19】図8のB2−01の画面を拡大して示す図で
ある。
【図20】図10のD2−02の画面に対応する画面を
拡大して示す図である。
【図21】顔トリートメントのうちのスペシャルコース
の指導画面の例を示す図である。
【図22】スペシャルコース動作中に表示される別の顔
の部位のトリートメントの指示画面を示す図21と同様
の図である。
【図23】図12のE2−01の画面に対応する液晶表
示画面上に表示される画面の例を示す図である。
【図24】身体トリートメントのうちのふくらはぎコー
スの指導画の例を示す図である。
【図25】身体トリートメントのうち右肩コース動作中
に表示される指示画面を示す図24と同様の図である。
【符号の説明】
10 本体ケース部 11 取手 12 液晶表示画面 13 操作キー 14 凹所 15 顔用超音波プローブ 15A 半導体温度センサ 17A 半導体温度センサ 15B プローブハウジングの肌当接面 15C 超音波振動子 16 凹所 17 身体用超音波プローブ 18 電源スイッチ 20 開きケース部 21 鏡 22 ブラックライトランプ 30 ヒンジ 41 3.3ボルト直流電源装置 42 15ボルト直流電源装置 43 超音波発振回路 43A 切替器 44 ブラックライト点灯回路 44A スイッチ 45 制御回路 45A CPU 46 アンプ 47 A/D変換器 48 出力用可変電源

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 美容施術を行うべき部位に超音波振動を
    加えるための超音波プローブと、該超音波プローブの駆
    動手段と、施術者が美容施術に必要な年令、性別、身体
    のサイズ等の各種パラメータを入力するための入力手段
    と、施術者に対する指示を表示するための表示手段と、
    前記入力手段によって入力されたパラメータまたは予め
    インストールしたプログラムにしたがって前記駆動手段
    を制御し且つ前記表示手段に表示される指示を決定する
    ためのマイクロコンピュータを含む制御手段とを備えた
    ことを特徴とする超音波美容器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記部位の肌の状態、
    水分脂分量、前記マイクロコンピュータによるカウンセ
    リングのうちの少なくとも1つを基に該マイクロコンピ
    ュータが演算を行い、前記部位の肌質に合った照射する
    超音波の出力の値、超音波を照射する肌の部位、超音波
    振動子を動かす速度、超音波を照射する時間等からなる
    超音波美容のコース、または超音波美容終了後、該部位
    に塗布する化粧品の種類、該化粧品を塗布する部位の指
    示等からなる整肌のコースを決定する請求項1に記載の
    超音波美容器。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記入力手段によって
    入力された年令、性別、身体のサイズ等のパラメータを
    基に前記マイクロコンピュータが演算を行い、該身体に
    あった照射する超音波出力の値、超音波を照射する身体
    の部位、超音波を照射する時間等からなる超音波美容の
    コースを決定する請求項1に記載の超音波美容器。
  4. 【請求項4】 前記決定されたコースは、前記表示手段
    に表示され、施術者が正規の超音波美容のコース、整肌
    のコースにそった超音波の照射、化粧品の塗布を行える
    ようにした請求項2または3に記載の超音波美容器。
  5. 【請求項5】 美容施術を行うべき部位の肌の状態また
    は美容施術後の肌の状態を確認できるように該部位を照
    明するためのブラックライトランプを更に備えている請
    求項1または2または3または4に記載の超音波美容
    器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記ブラックライトラ
    ンプの点灯時間または時期を前記マイクロコンピュータ
    またはタイマーにて管理する請求項5に記載の超音波美
    容器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記ブラックライトラ
    ンプの点灯時間を前記マイクロコンピュータにて管理
    し、該ブラックライトランプの消耗度を演算処理し、該
    ブラックライトランプの交換時期を指示する請求項5ま
    たは6に記載の超音波美容器。
  8. 【請求項8】 前記超音波プローブには、該プローブの
    肌当接面とは反対側の超音波振動子の面に接触させるよ
    うにして温度センサが設けられており、前記制御手段
    は、前記温度センサによる温度検知値に応じて前記マイ
    クロコンピュータが演算を行い、前記超音波振動子の温
    度、照射する超音波の出力の値、超音波を照射する時間
    を制御する請求項1から7のうちのいずれか1項に記載
    の超音波美容器。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記入力手段によって
    入力された各種パラメータを個人別に前記マイクロコン
    ピュータに付属しているメモリに確保しておき、該マイ
    クロコンピュータによる再演算の必要を減少させ、施術
    者による美容施術結果の確認を可能とした請求項1から
    8のうちのいずれか1項に記載の超音波美容器。
  10. 【請求項10】 前記表示手段は、それ単独またはブザ
    ー等の警鐘器を伴って、施術者に対して、超音波の照射
    する顔肌または身体の部位の切り替わりを通知する請求
    項1から9のうちのいずれか1つに記載の超音波美容
    器。
  11. 【請求項11】 前記超音波プローブは、別々とされた
    顔面用超音波プローブと身体用超音波プローブとからな
    り、前記顔面用超音波プローブおよび前記身体用超音波
    プローブは、それぞれ前記駆動手段に固定的に接続され
    ている請求項1から10のうちのいずれか1つに記載の
    超音波美容器。
  12. 【請求項12】 全体としてブリーフケースの形態とさ
    れ、ケース全体が2つ割とされていて、本体ケース部
    と、該本体ケース部に対してヒンジ接続された開きケー
    ス部とを備え、前記超音波プローブは、前記本体ケース
    部の上面内に収納可能とされており、前記駆動手段およ
    び制御手段は、前記本体ケース部内に配設され、前記入
    力手段および前記表示手段は、前記本体ケース部の上面
    に配設されている請求項1から11のうちのいずれか1
    つに記載の超音波美容器。
  13. 【請求項13】 前記開きケース部には、美容施術すべ
    き身体の部位を映し見ることができるようにする鏡が配
    設されており、さらにまた、該鏡の周辺にブラックライ
    トランプが配置されている請求項12に記載の超音波美
    容器。
  14. 【請求項14】 前記本体ケース部には、取手が設けら
    れており、該取手は、本体ケース部に対して回動自在と
    されており、該超音波美容器の持ち運びの際には手に提
    げるに適し且つ該超音波美容器の使用の際には前記本体
    ケース部の外郭線内へと凹んだ形に収納されるに適した
    形状とされている請求項12または13に記載の超音波
    美容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030070756A (ko) * 2002-02-26 2003-09-02 김경희 피부 맛사지 기기
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