JP2003175005A - 健康管理装置及びこれに使用する体調管理モジュール装置 - Google Patents

健康管理装置及びこれに使用する体調管理モジュール装置

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JP2003175005A
JP2003175005A JP2001376156A JP2001376156A JP2003175005A JP 2003175005 A JP2003175005 A JP 2003175005A JP 2001376156 A JP2001376156 A JP 2001376156A JP 2001376156 A JP2001376156 A JP 2001376156A JP 2003175005 A JP2003175005 A JP 2003175005A
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management module
measurement
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module device
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JP2001376156A
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Toshihiro Nakamura
俊宏 中村
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 健康状態に関する測定値及びモード設定の管
理が容易に行え、または測定装置本体に電源を不要とす
ることができる健康管理装置及びこれに使用する体調管
理モジュール装置の提供。 【解決手段】 この健康管理装置は、体調管理モジュー
ル装置20が接続される接続手段11と、この体調管理
モジュール装置20からの体調に関する情報を記憶する
記憶手段13と、この体調に関する情報を基に時間情報
と関連付けたデータを生成する制御手段12と、このデ
ータを表示す表示手段14とを備えると共に、体調管理
モジュール装置20に対して電力を供給する電源供給手
段15を備える。 また、健康管理装置10と接続する
接続部21と、生体の体温を測定する測定部24と、こ
の測定値を記憶する記憶部23と、この測定部24によ
る測定値をこの健康管理装置10と接続時にこの健康管
理装置10に転送する制御部22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯に便利
な小型の体温計、体脂肪計、血圧計、低周波治療器の測
定値及び設定値等を管理する健康管理装置及びこれに使
用する体調管理モジュール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現代の生活環境は、一般に食事等による
カロリー摂取は過剰気味でありながら、一方で体を動か
す機会がないというのが実情である。また、個人個人の
生活習慣に立ち戻ってみると生活の規則性が乱れていた
り、食事における栄養摂取に片寄りがある等さまざまで
ある。之等が長期にわたり継続して行われると、心臓病
及び高血圧症等の生活習慣病やその他の病気の原因にな
る可能性が高くなると云われている。
【0003】生活習慣病等を避け個人個人が自己の健康
状態を保つためには、まず始めに現状の健康状態を把握
する必要がある。個人が自分の健康状態を把握する一つ
の手段としては、例えば、一般に市販されている体温
計、体脂肪計、血圧計等の各種測定器がよく知られてい
る。之等の各種測定器を使用して得られる測定値より簡
単に現状の健康状態を把握できると共に之等の測定値を
基に今後の健康管理を行う際の参考データ(情報)とす
ることができる。一般家庭においても、量販店を通じ手
軽に之等の測定器を購入できることもあって、各人の健
康に対する意識が高くなりつつある傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、このような状況
下において様々に改良が施された各種測定器が普及して
いる。例えば、体温計についてみると、検温結果を液晶
表示する液晶表示装置付きの安全かつ視認性のよい電子
体温計がある。さらに、検温終了を知らせるブザー音を
発するものなど、多機能の電子体温計が多く提案されて
いる。
【0005】然しながら、従来の電子体温計は体温の算
出機能及び表示機能のみで、計測数値は使用者が一度目
視で確認した後消去されてしまうか、若しくは計測数値
を例えばノート等に手写しして管理するしか方法がな
く、測定値の管理をする場合には非常に不便であった。
【0006】また、体脂肪計、血圧計等においても、同
様に各計測数値の算出機能及び表示機能のみであった。
【0007】そしてまた、例えば、体脂肪計の一つに体
脂肪計測機能付きの体重計が商品化されているが、測定
者に応じて身長、性別、年齢等の個人データの入力が必
要なため、測定できる人数に制限があったり、例えば公
共施設などに設置されているものは、誰でも自由に使え
るがその都度個人データ(情報)の入力が必要である煩
わしさがあった。
【0008】また一方で、現代社会は人間関係や仕事上
のストレス或いは生活環境が作用し、各人の身体に対し
肉体的に大きな負担を与えることとなり、慢性的に疲れ
やすい環境下にあるとも云われている。
【0009】このような身体の疲れを取り除いて健康状
態を回復する手段の一つに、各種磁気作用或いは電気刺
激装置等が利用されている。例えば、肩こりを緩和する
ためのマッサージを行う低周波治療器などが広く用いら
れている。
【0010】従来の低周波治療器は、単体での使用故に
電池等の電源を必要とするものであると共に、この電池
等の電源を搭載しているために装置の小型化に制限があ
った。また、予め低周波治療器に用意され設定された強
さ、時間、マッサージパターン等でしか使用することが
できず、例えば肩の凝り具合など個人の健康状態に合わ
せた適切な治療(マッサージ)が行うことができない不
都合があった。
【0011】本発明は斯かる点に鑑み、健康状態に関す
る測定値及びモード設定の管理が容易に行え、または測
定装置本体に電源を不要とすることができる健康管理装
置及びこれに使用する体調管理モジュール装置を提案す
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明健康管理装置は、
体調管理モジュール装置が接続される接続手段と、この
体調管理モジュール装置からの体調に関する情報を記憶
する記憶手段と、この体調に関する情報を基に時間情報
と関連付けたデータを生成する制御手段と、このデータ
を表示する表示手段とを備えたものであると共に、この
健康管理装置は、体調管理モジュール装置に対して電力
を供給する電源供給手段を備えるようにしたものであ
る。
【0013】また、本発明体調管理モジュール装置は、
健康管理装置と接続する接続部と、生体の体温を測定す
る測定部と、この測定値を記憶する記憶部と、この測定
部による測定値をこの健康管理装置と接続時にこの健康
管理装置に転送する制御部とを備えたものである。
【0014】斯かる本発明によれば、体調管理モジュー
ル装置の測定値データを健康管理装置に転送するように
したので、従来手写しによる管理方法しか無かった測定
値がデータベース化され容易にデータ管理が行える。
【0015】また、健康管理装置に電源供給手段を設
け、体調管理モジュール装置に電源を供給するようにし
たときには、電池等の電源部を不要とすることができ、
体調管理モジュール装置を小型化できる。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の例につき説明する。本例の体調管理モジュー
ル装置は、例えば体温計、体脂肪計、血圧計、低周波治
療器等に記憶媒体例えばメモリカードのスロット用の差
し込み部を設けて構成されるものである。
【0016】上述記憶媒体の一つであるメモリカード
は、半導体メモリと電子回路とが筐体に収納され、デー
タを記憶すると共に他機器に対してデータ交換ができる
小型のポータブルな記憶媒体である。
【0017】そして、このメモリカードのスロット部に
嵌合するメモリカード形状をした差し込み部に収納され
たメモリに、例えば測定値等のデータを蓄積させると共
に、このメモリカード形状の差し込み部を健康管理装置
のメモリカードのスロット部に挿入して健康管理装置と
の間でデータ(情報)の交換を行う如くするものであ
る。
【0018】図1Aに本例健康管理装置の実施の形態の
例の構成図を示す。この健康管理装置10において、1
1はスロット部を示し、後述する各種体調管理モジュー
ル装置の接続部であるメモリカード形状部の差し込み部
が挿入されて接続される如くする接続手段である。この
スロット部11は制御手段であるCPU12及び電源供
給手段である電源部15と接続される。
【0019】このスロット部11は、CPU12との間
で体調管理モジュール装置よりの測定値及び健康管理装
置よりのモード設定等のデータを交換すると共に、電源
部15から供給される電源をこのスロット部11を介し
て体調管理モジュール装置に供給する如くする。
【0020】この電源供給手段である電源部15は、ス
ロット部11、CPU12及び液晶表示装置(以下LC
Dという)14と接続され夫々に対し電源を供給する如
くする。
【0021】このCPU12は、例えば、体調管理モジ
ュール装置よりの体調に関する情報を基に、使用連続時
間、測定時刻及び使用間隔等の時間情報と関連付けて例
えばグラフや表を作成するために必要となるデータを生
成すると共に、時間情報及び個人基礎データより体調管
理モジュール装置の最適な使用頻度又は時間を割り出す
機能を有するものである。
【0022】上述個人基礎データは利用者の、例えば、
年齢、性別、身長、体重等の個人情報と、労働時間や睡
眠時間等のスケジュールからなるものである。
【0023】記憶手段であるメモリ13は、例えば、C
PU12を制御するプログラムや体調管理モジュール装
置のモード設定情報等が記憶されているROMと、上述
の時間情報と関連付けたデータを生成する処理において
生じたデータが記憶されているRAM、及び個人基礎デ
ータ等が記憶されているデータメモリ等とからなるもの
である。
【0024】表示手段であるLCD14はCPU12と
接続されており、例えばCPU12にて生成される時間
情報と関連付けたデータ等を表示する如くする。また、
CPU12により割り出された最適な使用頻度または時
間に基づき、体調管理モジュール装置に対して、接続あ
るいは測定するよう促す警告をLCD14に表示する如
くするものである。
【0025】また、このCPU12は上述メモリ13に
記録されたプログラムに従って、健康管理装置10に設
けられた例えばキーボード等のキー入力手段16からの
キー入力によって管理ソフトの立上げ、測定値データ等
の送受信及びLCD14の表示画面に表示されるメニュ
ーやグラフ等の切換え等を行う如くする。
【0026】次に、図1、図2、図3を参照して体調管
理モジュール装置の第1の実施の形態の例について説明
する。本例の体調管理モジュール装置は生体の温度(体
温)を測定する電子式体温計に適用されるもので、電子
式体温計に例えばメモリカードのスロット用の差し込み
部を備えたものである。この例においては、特に使用者
は妊娠、避妊等のための体温管理を必要とする女性を対
象として説明するものである。
【0027】図2に本例体調管理モジュール装置の外観
斜視図を示す。図2Aにおいて、20は体調管理モジュ
ール装置を示し、体温測定部とメモリカード形状の差し
込み部からなり、この体温測定部での体温測定方法は従
来周知の電子式体温計と同様である。
【0028】この体調管理モジュール装置20の本体先
端に検温部24aが設けられている。また、この本体の
上面には、測定開始及び電源入/切用の測定開始ボタン
27が設けられていると共に、この近傍に測定された体
温を表示する体温表示液晶25が配置されている。そし
て、検温部24aと反対の体温測定部本体の端部20a
に例えばメモリカードと略同一形状及び端子部21aを
有するメモリカードのスロット用の差し込み部21が設
けられている。この差し込み部21は必要に応じて脱着
可能となる如く構成されている。
【0029】28は差し込み部21を傷や埃等から保護
するために、差し込み部21が収まるように袋状に形成
された保護カバーである。例えば、健康管理装置10と
接続する場合には、この保護カバー28を外して、差し
込み部21を“▲”印の向き即ち端子部21a側より健
康管理装置10のスロット部11に挿入する如くするこ
とにより、健康管理装置10と体調管理モジュール装置
20とを接続することができる。
【0030】図2Bは、上述の図2A体調管理モジュー
ル装置20の差し込み部21に保護カバー28が取り付
けられた状態を示す斜視図である。例えば、体温を測定
するとき及び使用しないで放置しておくようなときは、
この保護カバー28を差し込み部21に取り付けて傷や
埃等保護するようにする。
【0031】図3A,3Bに本例体調管理モジュール装
置20を下面及び側面より見た図を示す。図2Aに示す
如く、体調管理モジュール装置20本体部分の下面の略
中央部に、例えばボタン型電池を収納するスペースが設
けられておりその上に蓋29が施されている。
【0032】次に、本例体調管理モジュール装置20の
構成について説明する。図1Bにおいて、21は前述の
健康管理装置10のスロット部11に挿入して体調管理
モジュール装置20と接続する、例えばメモリカード形
状の差し込み部21よりなる接続部である。この接続部
21を介して、制御部であるCPU22に、健康管理装
置10よりのモード設定等の情報を伝達すると共に体調
管理モジュール装置20に健康管理装置10の電源部1
5から供給される電源を供給する如くする。
【0033】24は体温を測定する体温測定回路を示
し、この体温測定回路24は、体調管理モジュール装置
20に設けられた検温部24aが生体と接触し測定が開
始されると、この温度を感知し、例えばA/D変換して
数値化する如く演算し体温を決定する。そして、この測
定値データが体温表示液晶25に供給され、体温表示液
晶25に体温が表示される。
【0034】また、例えばボタン型電池等よりなる電源
部26は、測定開始ボタン27よりの測定開始及び電源
入/切の操作によって、体温表示液晶25及びCPU2
2に対して電源を供給または断する如くする。
【0035】CPU22は、体温測定回路24の測定値
を計時部22aよりの時間情報と関連付けて記憶部であ
るメモリ23に記憶させると共に、体調管理モジュール
装置20と健康管理装置10とを接続時に、接続部21
を通じて健康管理装置10に体温測定回路24で測定さ
れた測定値データを転送する如くする。
【0036】このメモリ23は、例えばCPU22を制
御するプログラムを記憶するROM、及び体温測定回路
24の測定値と計時部22aよりの時間情報とを関連付
けて記憶するRAMより構成される。
【0037】上述の如く構成される本例の体調管理モジ
ュール装置20の動作について説明する。例えば、本例
では基礎体温を管理する女性を前提とし使用者は毎朝一
定の時間に体温を測定するものとして説明する。
【0038】前日の準備として、使用者は本例体調管理
モジュール装置20を寝る前に枕元に置いておき、朝目
覚めたらそのままの状態で図2に示す体調管理モジュー
ル20の測定開始ボタン27を押して電源オンすると共
に、例えば舌下の最深部に検温部24aを差し込んで測
定を開始し、所定時間待つ。
【0039】このとき、図1Bに示す如く測定開始ボタ
ン27より電源部26に対して体温測定を開始するよう
信号が送信されて、電源部26はCPU22及び体温表
示液晶25に電源を供給する。CPU22は体温測定回
路24に対して、測定を開始するよう信号を送信すると
同時に計時部22aを作動させ計時が開始される。
【0040】そして、計時部22aに設定された所定時
間、例えば実測式検温であれば5分後に計時部22aか
らCPU22にタイムアップの信号が送出され、ブザー
音が発せられる如くする。このとき体温測定回路24で
の体温計測作業は終了して、体温が決定されると共に体
温表示液晶25に体温が表示される。
【0041】その後、測定開始ボタン27を押すか又は
無操作状態で所定時間経過することで、電源部26の電
源が切られ体温の測定を終了する。このとき、メモリ2
3には今測定した体温の測定値が記憶され、測定する度
に測定値データがメモリ23に蓄積されていく。
【0042】次に、この体調管理モジュール装置20に
蓄積された測定値データを、健康管理装置10にて管理
する場合について説明する。
【0043】まず、体調管理モジュール20のメモリカ
ード形状の差し込み部21に取り付けられた保護カバー
28を外す。そして、メモリカードのスロット部11を
備えた健康管理装置10にこの体調管理モジュール装置
20の差し込み部21を挿入する如くして接続する。
【0044】そして、予め健康管理装置10にインスト
ールしておいた電子体温計に対応した管理ソフトを立ち
上げると、図1Aに示す健康管理装置10のCPU12
がスロット部11に体調管理モジュール装置20が接続
されているかどうかを判断する。接続されているなら
ば、体調管理モジュール20のメモリ23に蓄積されて
いる体温の測定値データが、接続部21及びスロット部
11を介して健康管理装置10に読み込まれ、CPU1
2が例えば最近20日分の基礎体温表を自動で作成して
LCD14に表示する如くする。
【0045】このLCD14に表示される表またはグラ
フ等は、キー入力16により他の表示例えば2ヶ月前の
基礎体温表を作成して表示したり、例えばLCD14上
に“次回***日”アイコンを配し、このアイコンを選択
するとCPU12は蓄積されている測定値データを基に
次回の***日を算出して表示する如くすることもでき
る。また、例えば、管理ソフトの変更によりお母さんに
よる赤ちゃんの体温管理等にも利用することができる。
【0046】このように、予めメモリ13のROMに記
憶させたプログラムに応じて測定値データを様々に加工
し表及びグラフ等に表示することができる。
【0047】斯かる本例によれば、従来手写しによりノ
ート等に基礎体温表等を作成するしか管理方法が無かっ
た体温の測定値がデータ化され、健康管理装置10にて
データ管理が容易に行える。
【0048】また、健康管理装置10に搭載する管理ソ
フトを対応させることによって、体温の測定値データを
様々なビジュアルに変換したり、好みのグラフが作成で
き多彩な分析に利用することができる。また、簡単に統
一フォーマットへの変換(書き直し)が行える。
【0049】また、例えば使用者の健康管理装置がネッ
トワーク機能を有していれば、例えばパーソナルコンピ
ュータ(PC)での患者の健康管理システムを導入して
いる産婦人科等医療機関に電子メールによって例えば基
礎体温表等を添付ファイルの形で送信する如くして、診
断または相談を受けることができる。
【0050】また、PCがなくてもメモリカード形状の
差し込み部21を取り外し病院等に持参するだけで、蓄
積されたデータに基づいてより詳細な診断または相談を
受けることができる。
【0051】また、例えば基礎体温表等の添付ファイル
及び差し込み部21を受け取った医療機関では、患者の
体温測定値データを一括管理することができると共に、
例えば、医療機関や公共機関がデータを集めることで、
総合的なデータ管理や特定の年代における健康状態の実
態把握など様々に利用することができる。
【0052】また、メモリカードのスロットの利用によ
り健康管理装置10と体調管理モジュール装置20との
結線の必要が無く、簡単にデータの読み取りが行える共
に、小型軽量であるので手軽に携帯することができ、い
つでも取り出して体温測定することができる。
【0053】以下図4、図5、図6を参照して本発明体
調管理モジュール装置の第2の実施の形態の例について
説明する。本例の体調管理モジュール装置は生体の体脂
肪率を測定する体脂肪計に適用されるもので、体脂肪計
に例えばメモリカードのスロット用の差し込み部を備え
たものである。
【0054】図5に本例体調管理モジュール装置の外観
斜視図を示し、図5Aはやや前方及び図5Bはやや後方
より見た図を示すものである。本例体調管理モジュール
装置は、体脂肪測定部とメモリカード形状の差し込み部
からなり、体脂肪測定部は測定用接点部34a、測定開
始ボタン37及び作動状況を示すLED35によって構
成され、裏面にはボタン型電池が格納される。この体脂
肪測定部での測定方法は従来周知の体脂肪測定方法と同
様である。
【0055】図5Aにおいて、30は体調管理モジュー
ル装置を示し、メモリカードのスロット用の差し込み部
31が収納されている状態を示すものである。この体調
管理モジュール装置30の上面には、左右両側に測定用
接点34a、略中央部近傍の紙面の向かって左側に測定
開始ボタン37及び同右側に作動状況表示LED3個が
設けられている。この測定用接点部34aは下面の左右
両側にも設けられており、体脂肪測定時に左右の親指と
人差し指にてそれぞれ上下から押さえるように計4個設
置されている。
【0056】この体調管理モジュール装置30は、図5
Aに示す如く、筐体の上面側30c及び筐体の下面側3
0dより構成されている。この筐体の上面側30c及び
筐体の下面側30d間の一方の側面部に差し込み部31
の側面より挿入して嵌合するように溝30aが設けられ
る如く構成され、例えば、測定時及び使用しないで放置
しておくようなときには差し込み部31が溝30aに収
納されて傷などから保護される如くなされている。
【0057】また、例えば、この筐体の下面側30dの
一方の側面部は直線状であるのに対して、筐体の上面側
30cの一方の側面部が湾曲して凹んでいる状態となっ
ている。したがって、上方から見た場合には、筐体の上
面側30cのこの湾曲部31bの凹みにより、差し込み
部31は溝30aに完全には収納されず若干はみ出る如
くなされる。このとき、下方より見た場合には、差し込
み部31は溝30aに隠れて見えなくなり、完全に収納
されている状態となる。そして、この差し込み部31に
は取り出し用の凹部31bが上述の湾曲部31bに対応
して設けられおり、指を引っ掛けて摘みやすいようにな
されている。
【0058】上述の差し込み部31の取り出し機構につ
いて説明する。図6Aは差し込み部31の可動領域を示
すものである。まず、差し込み部31の取り出し用の凹
部31b付近を指で摘んで“⇒”の方向に引いて溝30
aより引っ張り出す。そして、差し込み部31の端子部
31aの反対側近傍に設けられた図6Cに示す如き回転
軸30eを軸に回動する如くなされている。この差し込
み部31を180°回転させると、差し込み部31と健
康管理装置との接続準備が完了する。
【0059】図5Bは、体調管理モジュール装置30の
差し込み部31を収納した状態から180°回転させ、
差し込み部31を溝30aより完全に取り出した状態を
示す。図6Bは、図5Bの下方より見た図である。31
aは端子部、38は例えばボタン型電池等を収納するス
ペース上に設けられる蓋を示す。
【0060】次に、本例体調管理モジュール30の構成
について説明する。図4において、図1に対応する部分
には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。この図
4Aに示す健康管理装置10aは図1Aにて説明したも
のと基本構成を同一にするものである。但し、本例の健
康管理装置10aに予めインストールする管理ソフトは
体脂肪計に対応したものを使用する。
【0061】図4Bにおいて、31は前述のメモリカー
ド形状の差し込み部よりなり、健康管理装置10aのス
ロット部11に挿入して体調管理モジュール装置30と
接続する接続部である。この接続部31を介して、制御
部であるCPU32に、健康管理装置10aよりのモー
ド設定等の情報を伝達すると共に体調管理モジュール装
置30に健康管理装置10aの電源部15から供給され
る電源を供給する如くする。
【0062】34は体脂肪を測定する体脂肪測定回路を
示し、この体脂肪測定回路34の体脂肪の測定方法は、
例えば左右両側の測定用接点間のインピーダンスを測定
して体脂肪率を算出する如くする従来周知の体脂肪計と
同様である。
【0063】この体脂肪測定回路34にて体脂肪の測定
が開始されると作動状況表示LED35が例えば左から
一つずつ点灯し、最後にOKが点灯したら測定終了とな
る。そして、測定が終了すると、ボタン型電池等よりな
る電源部36は電源が自動的にオフする如くなされる。
この体脂肪測定回路34での測定値データは制御部であ
るCPU32に供給される。
【0064】このCPU32は、体脂肪測定回路34で
の測定値を記憶部であるメモリ33に記憶させるように
すると共に、体調管理もモジュール装置30と健康管理
装置10aとを接続時に、接続部31を通じて健康管理
装置10aに体脂肪測定回路34で測定された測定値デ
ータを転送する如くする。
【0065】このメモリ33は、例えばCPU32を制
御するプログラムを記憶するROM、及び体脂肪測定回
路34での測定値等を記憶するRAMより構成される。
【0066】上述の如く構成される本例の体調管理モジ
ュール装置30の動作について説明する。使用者はこの
体調管理モジュール装置30を、例えば図6に示す如き
体脂肪測定部の端部に設けられたリング部分39を利用
してキーホルダーのように手軽に持ち歩くことができ、
そして体重計で体重を測りその数値を憶えておく。それ
から、直立の姿勢で両腕を前に出し、差し込み部31が
収納された状態の体調管理モジュール装置30の測定用
接点部34aをそれぞれ両手の親指と人差し指で挟むよ
うにして持つと共に測定開始ボタン37を押す。
【0067】このとき、図4Bに示す如く測定開始ボタ
ン37より電源部36に対して測定開始の信号が送信さ
れて、電源部36はCPU32及び作動状況表示LED
35に電源を供給する。そして、CPU32は体脂肪測
定回路34に対して、測定を開始するよう信号を送信す
る如くする。
【0068】そして、上述体脂肪測定回路34での測定
の進捗状況に応じて、作動状況表示LED35が一つず
つ点灯されていき、最後にOK部分のLEDが点灯する
と測定終了となる。このとき、電源は自動的にオフする
如くなされる。
【0069】然して、メモリ33には今測定した体脂肪
に関する測定値データが記憶され、測定する度に測定値
データがメモリ33に蓄積されていく。
【0070】次に、この体調管理モジュール装置30に
蓄積された測定値データを、健康管理装置10aにて管
理する場合について説明する。
【0071】まず、図5Bに示す如く、体調管理モジュ
ール装置30のメモリカード形状の差し込み部31を溝
30aから引っ張り出し180°まで回転させ挿入準備
完了の状態にする。そして、メモリカードのスロット部
11を備えた健康管理装置10aにこの体調管理モジュ
ール装置30の差し込み部31を挿入する如くして接続
する。
【0072】そして、予め健康管理装置10aにインス
トールしておいた体脂肪計に対応した管理ソフトを立ち
上げ、前もって測っておいた体重の数値をキーボート等
により健康管理装置10aに入力する。そして、図4A
に示す健康管理装置10aのCPU12がスロット部1
1に体調管理モジュール装置30が接続されているかど
うかを判断する。接続されているならば、体調管理モジ
ュール30のメモリ33に蓄積されている体脂肪に関す
る情報が、接続部31及びスロット部11を介して健康
管理装置10aに読み込まれる。そして、CPU12は
読み込まれた体脂肪に関する情報と身長、体重等の個人
基礎データとによって体脂肪率を算出し、自動的にグラ
フ等を作成してLCD14に表示する如くする。使用者
はこのグラフを見て自分の体脂肪率変化の推移を把握す
ることができる。
【0073】斯かる本例によれば、従来手写しによりノ
ートにグラフや表等を作成するしか管理方法が無かった
体脂肪の測定値がデータ化され、健康管理装置10aに
てデータ管理が容易に行える。
【0074】また、本例体調管理モジュール装置30
は、体脂肪に関するデータを計測するのみであるので、
身長、体重等の数値の入力デバイス、数値の表示デバイ
スを省略することができ、小型化、低コストを実現でき
る。
【0075】その他、図1例と同様の作用効果が得られ
ることは容易に理解できよう。
【0076】以下、図7、図8、図9を参照して体調管
理モジュール装置の第3の実施の形態の例について説明
する。本例の体調管理モジュール装置は生体の血圧を測
定する血圧計に適用されるもので、例えば指用血圧計に
メモリカードのスロット用の差し込み部を備えたもので
ある。
【0077】図8に、本例体調管理モジュール装置の外
観斜視図を示す。本例体調管理モジュール装置40は血
圧測定部とメモリカード形状の差し込み部からなり、血
圧測定部と差し込み部とはコード48で結合されてい
る。測定データ及び電源の供給等はこのコード48を通
じて行われる如くする。この血圧測定部の血圧測定方法
は指より血圧を測定する従来の指用血圧計と同様であ
る。
【0078】血圧測定部は指を差し込んで計測するリン
グ40aより構成され、この所謂トンネルの如く設けら
れたリング40aの内周面には指を加圧するカフ40b
が設けられている。また、差し込み部41はメモリカー
ドと略同一形状の差し込み部分の端子部41aと反対側
にコード巻き取り部47が設けられており、血圧測定部
本体と差し込み部41とを結合するコード48を巻き取
る如くなされている。
【0079】図9Aは図8の側面図、図9Bは差し込み
部41のコード収納部47を血圧測定部40本体の側面
部に設けられたコード収納部収納穴40cに収納した状
態を示す図である。例えば、血圧を測定する際にはコー
ド48を伸ばして差し込み部41を健康管理装置10b
のメモリカードのスロット部11に挿入する如くする。
また、使わないときには図9Bに示す如く、コード48
を巻取りコード収納部47をコード収納部収納穴40c
に収納する如くしてコンパクトにすることができる。
【0080】また、上述の如くコード48を収納した状
態において、コード収納部47と差し込み部41との結
合部分は必要に応じて脱着可能に構成されている。
【0081】また、図9cに示す如く、底面からの高さ
h部分を若干高くし、差し込み部収納孔40dをリング
40aの下に通す如く設けて、コード収納部47と差し
込み部41とを血圧測定部本体に完全に収納する如くし
てもよい。端子部41a側から差し込み部収納孔40d
に挿入して、コード収納部47の凸部によって挿入が停
止されるようになされる。このようにすると差し込み部
41が完全に収納され体調管理モジュール40がコンパ
クトになると共に、差し込み部41を折れや損傷等から
防ぐことができる。取り出す際には、血圧測定部本体の
挿入した側と反対側に設けられた取り出し用穴40eよ
り、差し込み部41の端子部41a側の端部を押すこと
によって簡単に取り出すことができる。
【0082】次に、本例体調管理モジュール装置40の
構成について説明する。図7において、図1、図4に対
応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。この図7Aに示す健康管理装置10bにて説明した
ものと基本構成を同一にするものである。但し、本例の
健康管理装置10bに予めインストールする管理ソフト
は指用電子血圧測定計に対応したものを使用する。
【0083】図7Bにおいて、41は例えばメモリカー
ド形状の差し込み部よりなり、健康管理装置10bのス
ロット部11に挿入して体調管理モジュール装置40と
接続する接続部である。この接続部41を介して、制御
部であるCPU42と健康管理装置10bよりのモード
設定等の情報又は測定値データ等の交換を行う如くす
る。また、この接続部41を介して、電源部15より供
給される電源がCPU42及び電源回路46に供給され
る。
【0084】44は測定状況に応じてカフ40bを加圧
および減圧するカフ加圧/減圧部45を含む血圧測定手
段を示し、この血圧測定手段44の血圧測定方法は、例
えばカフ加圧/減圧部45で指の周囲のカフ40bを加
圧及び減圧し所定のパラメータを考慮して最高および最
低血圧値を得る如くする従来周知の指用電子血圧測定計
と同様である。この血圧測定手段44での測定値データ
は制御部であるCPU42に供給される。
【0085】このCPU42は上述の健康管理装置10
bと接続時に、接続部41を通じて健康管理装置10b
に血圧測定手段44で測定された測定値データを転送す
る如くすると共に、記憶部であるメモリ43に接続され
る。
【0086】このメモリ43は、例えばCPU42を制
御するプログラムを記憶するROM、及び血圧測定手段
44の測定値データを記憶するRAMより構成される。
【0087】電源回路46は、健康管理装置10bの電
源部15よりスロット部11及び接続部41を介して電
源が供給され、そしてこの電源回路46より血圧測定手
段44及びCPU42に電源を供給してそれぞれ駆動さ
せる如くする。
【0088】上述の如く構成される本例の体調管理モジ
ュール40の動作について説明する。まず、使用者はこ
の体調管理モジュール装置40の差し込み部41を
“▲”印の向きに健康管理装置10bのメモリカードの
スロット部11に挿入する如くして接続する。そして、
予め健康管理装置10bにインストールしておいた血圧
測定計に対応した管理ソフトを立上げる。
【0089】コード48を伸ばし、椅子に無理のない姿
勢で座り、デスクに腕を置いて、例えば人差し指を血圧
測定部のリング40aに差し込み、LCD14上で管理
ソフトに用意されたメニューから“測定開始”アイコン
をキー操作等により選択し血圧の測定を開始する如くす
る。
【0090】健康管理装置10bより体調管理モジュー
ル装置40に対し測定開始指令が出されると共に、カフ
加圧/減圧部45に対して電源回路46より電源が供給
される。カフ加圧/減圧部45が作動して図示しない内
蔵のモータ等によりカフ40bに空気圧が供給され、指
を圧迫する。カフ加圧が終了すると測定処理が行われ、
最高および最低血圧値が測定される如くする。
【0091】上述の測定処理と平行して体調管理モジュ
ール装置40から健康管理装置10bに測定値データが
読み込まれ、例えば健康管理装置10bのLCD14上
に測定終了の表示が出たら測定処理が終了する如くす
る。測定処理が終了すると、カフ加圧/減圧部45にて
カフ40bが急速減圧されると共に、このカフ加圧/減
圧部45への電源の供給が停止される。
【0092】そして、測定が終了したら、健康管理装置
10bの管理ソフトが自動的に体調管理モジュール装置
40より血圧の測定値データを読み込んでグラフや表等
を作成し、LCD14上に表示する如くする。
【0093】ところで、例えば、血圧測定を毎日同じ時
間に行うような場合、その時間に血圧測定を忘れたとき
には、健康管理装置10bのCPU12よりの指示で自
動的に管理ソフトが立ち上がり、体調管理モジュール4
0に対して血圧測定をするよう促す警告をLCD14に
表示することで、測定忘れをなくすことができる如くす
る機能を有する。
【0094】斯かる本例によれば、従来手写しによりノ
ートにグラフや表等を作成するしか管理方法が無かった
血圧の測定値がデータ化され、健康管理装置10bにて
データ管理が容易に行える。
【0095】また、健康管理装置10bより体調管理モ
ジュール装置40に供給するようにしたので、ボタン電
池等の電源部が不要となり装置全体を小型化できる。
【0096】その他、図1例及び図4例と同様の作用効
果が得られることは容易に理解できよう。
【0097】以下、図10、図11、図12を参照して
体調管理モジュール装置の第4の実施の形態の例につい
て説明する。本例の体調管理モジュール50は、例えば
生体の筋肉を適度に活動させて健康状態を保つ低周波治
療器(マッサージ器)等に適用されるもので、例えば低
周波治療器にメモリカードのスロット用の差し込み部を
備えたものである。
【0098】図11に、本例体調管理モジュール装置の
外観斜視図を示す。この体調管理モジュール装置50は
例えば生体に刺激信号を出力して電気的低周波刺激を与
える刺激信号伝達導子よりなる1対のマッサージ接点部
55、このマッサージ接点部55と幅が略等しいコード
収納部58、メモリカード形状の差し込み部51とから
なり、マッサージ接点部55とコード収納部58とはコ
ード57で結合されている。刺激信号及び電源の供給等
はこのコード57を通じて行われる如くする。生体への
刺激方法は従来周知の低周波治療器と同様である。
【0099】コード収納部58は、巻取り操作部58b
を手巻きで回動させコード57がこれと係合する如くし
て巻き取られて収納されるようになされている。そして
また、コード収納部58はマッサージ接点部55の動き
を決定する刺激信号の周波数、電圧値及び電流値等を制
御すると共に刺激信号を発生する如くする刺激信号制御
/発生手段54が格納されている。コード収納部58の
コード57が収納される測面と反対側の側面に差し込み
部51が接続されている。この差し込み部51は必要に
応じて着脱可能とする。
【0100】また、コード収納部58にはマッサージ接
点部55に設けられた凸部55aに対応した凹部58a
が設けられ、コード57を完全に巻き取った後に、マッ
サージ接点部55の生体接触面55bを重ね合わせた後
凸部55aをコード収納部58の凹部58aに嵌合する
如くしてコード収納部58とマッサージ接点部55とを
一体化してコンパクトにすることができる。
【0101】次に、本例体調管理モジュール装置50の
構成について説明する。図10において、図1、図4及
び図7に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説
明は省略する。この図10Aに示す健康管理装置10c
は図1Aにて説明したものと基本構成を同一にするもの
である。但し、本例の健康管理装置10cに予めインス
トールする管理ソフトは低周波治療器に対応したものを
使用する。
【0102】図10Bにおいて、51は例えばメモリカ
ード形状の差し込み部よりなり、健康管理装置10cの
スロット部11に挿入して体調管理モジュール装置40
と接続する接続部である。この接続部51を介して、制
御部であるCPU52に健康管理装置10cよりのマッ
サージモード設定等の情報を伝達する。また、この接続
部51を介して、電源部15より供給される電源がCP
U52及び電源回路56に供給される。
【0103】CPU52は健康管理装置10cよりのマ
ッサージモード設定等の情報に基づき刺激信号制御/発
生手段54に命令を送出する如くすると共に、このマッ
サージモード設定情報を後述のメモリ53に記憶させる
如くする。また、CPU52は体調管理モジュール装置
50を健康管理装置10cと接続時に、接続部51を通
じて例えばメモリ53に記憶された前回使用時のマッサ
ージモード設定情報を健康管理装置10cに転送する如
くする。
【0104】刺激信号制御/発生手段54はCPU52
よりの命令に基づき、刺激信号のマッサージ接点部55
に送出する刺激パルスを制御すると共に刺激パルスを発
生する如くする。
【0105】マッサージ接点部55は、接触面55bを
生体に接触させ刺激信号制御/発生手段54よりの例え
ば低周波電気信号等の刺激信号を接触面55bより生体
に出力して電気的低周波刺激を与え、筋肉に適度な収縮
運動等をさせる如くするものである。
【0106】電源回路56は、健康管理装置10cの電
源部15よりスロット部11及び接続部51を介して電
源が供給され、そしてこの電源回路56より刺激信号制
御/発生手段54及びCPU52に電源を供給する如く
する。
【0107】メモリ53は、例えばCPU52を制御す
るプログラムを記憶するROM、及びマッサージモード
設定情報等を記憶するRAMより構成される。
【0108】上述の如く構成される本例の体調管理モジ
ュール50の動作について説明する。まず、使用者はこ
の体調管理モジュール装置50の差し込み部51を
“▲”印の向きに健康管理装置10cのメモリカードの
スロット部11に挿入する如くして接続する。そして、
コード57を引き出して例えばマッサージ接点部55の
接触面55bを肩こり等を感じる部分にあてる。
【0109】そして、予め健康管理装置10cにインス
トールしておいた低周波治療器に対応した管理ソフトを
立上げ、例えばLCD14上に表示されるメニューから
マッサージの強さ、パターン及び時間等を選択し設定後
マッサージを開始する。健康管理装置10cによりマッ
サージの強さ、パターン、時間等を任意に設定できるた
め、使用者の好みに合わせたマッサージを行うことがで
きる。
【0110】また或いは、体調管理モジュール50のメ
モリ53に過去にマッサージしたときのマッサージモー
ド設定情報が記憶されている場合は、健康管理装置10
cにその情報を転送しこの過去のマッサージモード設定
情報に基づいて健康管理装置10cにて瞬時に使用者個
人の好みのマッサージモード設定を決定し、マッサージ
を行うようにしてもよい。
【0111】例えば、PC等を使用をしていて仕事に没
頭してしまい、目や肩が凝ったりするということがある
が、健康管理装置10cのCPU12では、例えば連続
稼動時間を算出して仕事を連続2時間したら疲労防止の
ためマッサージを10分間実施するよう促す警告を健康
管理装置10cのLCD14に表示する如くするように
する。これにより適度な時間間隔でマッサージを行うこ
とができ、体調管理に役立てることができる。
【0112】その後、マッサージが終了したならば、コ
ード57を巻取りコード収納部58に収納する如くすれ
ば、すっきり収納できコンパクトにすることができる。
【0113】斯かる本例によれば、体調管理モジュール
装置50の電源を健康管理装置10cから供給するよう
にしたので、体調管理モジュール50にボタン電池等の
電源部が不要となり小型化できる。
【0114】また、健康管理装置10cによりマッサー
ジの強さ、パターン、時間等を任意に設定できるため、
使用者の好みに合わせたマッサージができる。
【0115】また、体調管理モジュール装置50のメモ
リ53に記憶された過去のマッサージモード設定情報に
基づきマッサージモード設定を決定するようにしたの
で、逐一設定を行う煩わしさを解消でき、使用者個人の
好みにあったマッサージを提供することができる。
【0116】また、例えば、パーソナルコンピュータ
(PC)等に本例健康管理装置10cの機能を持たせこ
の体調管理モジュール装置50と接続すれば、PCを低
周波治療器として利用することができ、仕事の空き時間
を使ってマッサージを行ったり、PCで仕事をしながら
同時にマッサージを受けることができるので、健康状態
を保つ上で非常に有益である。
【0117】また、健康管理装置10cによる一括コン
トロールによって、複数対のマッサージ接点部による全
身治療器への応用が考えられる。
【0118】また、本例体調管理モジュール装置10c
は小型のため、例えば所謂ノート型PCと一緒に積極的
に持ち歩いていつでも使用することができる。
【0119】その他、図7例と同様の作用効果が得られ
ることは容易に理解できよう。
【0120】尚、本発明は上述した実施の形態の例に限
られることなく、例えば、携帯情報端末等に本発明健康
管理装置の機能を搭載したり、その他の記録媒体に対応
した体調管理モジュール装置を構成したり、体調管理モ
ジュール装置を尿等検査機器、塩分計及び万歩計(登録
商標)等に適用したりと、本発明の要旨を逸脱すること
なくその他種々の構成が取り得ることは勿論である。
【0121】
【発明の効果】斯かる本発明によれば、従来手写しによ
る管理方法しか無かった測定値がデータベース化され容
易にデータ管理が行え、ソフトの対応により、所望の表
及びグラフ等を作成したりして様々な分析に利用するこ
とができる利益がある。
【0122】また、個人の健康に関する各種測定値をデ
ータベース化することにより、医療機関その他におい
て、日常の個人データを管理及び把握できる利益があ
る。
【0123】また、健康管理装置から体調管理モジュー
ル装置に電源を供給するようにした場合、電池等の電源
部を不要とすることができるので、体調管理モジュール
装置を小型化でき、手軽に携帯できる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明健康管理装置及びこれに使用する体調管
理モジュール装置の第1の実施の形態の例の構成図であ
る。
【図2】図1例体調管理モジュール装置の外観を示す斜
視図である。
【図3】図2の下面図及びその側面図である。
【図4】本発明健康管理装置及びこれに使用する体調管
理モジュール装置の第2の実施の形態の例を示す構成図
である。
【図5】図4例体調管理モジュール装置の外観を示す斜
視図である。
【図6】図5の上面図、下面図及びその側面図である。
【図7】本発明健康管理装置及びこれに使用する体調管
理モジュール装置の第3の実施の形態の例を示す構成図
である。
【図8】図7例体調管理モジュール装置の外観を示す斜
視図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】本発明健康管理装置及びこれに使用する体調
管理モジュール装置の第4の実施の形態の例を示す構成
図である。
【図11】図10例体調管理モジュール装置の外観を示
す斜視図である。
【図12】図11の側面図及び上面図である。
【符号の説明】
10・・・・健康管理装置、11・・・・スロット部、12・・・・
CPU、13・・・・メモリ、14・・・・LCD、15・・・・電
源部、20, 30, 40, 50・・・・体調管理モジュール
装置、21, 31, 41, 51・・・・接続部、22, 3
2, 42, 52・・・・CPU、22a・・・・タイマー回路、
23, 33, 43, 53・・・・メモリ、24・・・・体温測定
回路、34・・・・体脂肪測定回路、44・・・・血圧測定手
段、55・・・・刺激信号制御/発生手段、46,56・・・・
電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61B 10/00 305 G01K 7/00 361D G01K 7/00 361 G06F 17/60 126W G06F 17/60 126 A61B 5/02 332C

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体調管理モジュール装置が接続される接
    続手段と、 前記体調管理モジュール装置からの体調に関する情報を
    記憶する記憶手段と、 前記体調に関する情報を基に時間情報と関連付けたデー
    タを生成する制御手段と、 前記データを表示する表示手段と、を備えることを特徴
    とする健康管理装置。
  2. 【請求項2】 前記体調管理モジュール装置に対して電
    力を供給する電源供給手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の健康管理装置。
  3. 【請求項3】 前記時間情報は、使用連続時間、測定時
    刻及び使用間隔の少なくとも一つよりなることを特徴と
    する請求項1記載の健康管理装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、年齢、性別、身長、体
    重、労働時間及び睡眠時間等の利用者の個人情報及びス
    ケジュールからなる個人基礎データを予め記憶している
    と共に、 前記制御手段は、前記時間情報及び個人基礎データに基
    づき前記体調管理モジュール装置の最適な使用頻度又は
    時間を割り出す機能を有し、 前記表示手段は、前記制御手段により割り出された最適
    な使用頻度又は時間に基づき、前記体調管理モジュール
    装置に対して、接続または計測を促す警告を前記表示手
    段に表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の健康管理装置。
  5. 【請求項5】 健康管理装置と接続する接続部と、 生体の体温を測定する測定部と、 該測定値を記憶する記憶部と、 前記測定部による測定値を前気健康管理装置と接続時に
    前記健康管理装置に転送する制御部と、 を備えることを特徴とする体調管理モジュール装置。
  6. 【請求項6】 タイマー機能を備え、 前記記憶部は、前記測定値を前記タイマー機能からの時
    間情報と関連付けて記憶するようにしたことを特徴とす
    る請求項5記載の体調管理モジュール装置。
  7. 【請求項7】 健康管理装置と接続する接続部と、 生体の体脂肪を測定する測定部と、 測定値を記憶する記憶部と、 前記測定値を前記健康管理装置との接続時に前記健康管
    理装置に転送する制御部と、 を備えることを特徴とする体調管理モジュール装置。
  8. 【請求項8】 健康管理装置と接続する接続部と、 生体の血圧を測定する測定部と、 測定値を記憶する記憶部と、 前記測定値を前記健康管理装置との接続時に前記健康管
    理装置に転送する制御部と、 を備えることを特徴とする体調管理モジュール装置。
  9. 【請求項9】 電源部を備え、 前記接続部を介して前記健康管理装置から前記電源部に
    対して電源が供給され、前記測定部に対してその測定期
    間中につき血圧測定のための空気圧が供給されるように
    したことを特徴とする請求項8記載の体調管理モジュー
    ル装置。
  10. 【請求項10】 健康管理装置と接続する接続部と、 低周波電圧を印加するマッサージ接点部と、 前記マッサージ接点部に対して、前記接続部を介して前
    記健康管理装置からの電源を供給する電源供給手段と、 前記電源供給手段から得られる電源を基に前記マッサー
    ジ接点部に対して供給電圧の周波数、電圧値及び電流値
    を制御すると共に刺激信号を発生する刺激信号制御/発
    生手段と、 前記マッサージ接点部の動作に関する情報を記憶する記
    憶部と、 前記マッサージ接点部の動作に関する情報を前記健康管
    理装置との接続時に前記健康管理装置に転送する制御部
    と、 を備えることを特徴とする体調管理モジュール装置。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、前記健康管理装置より
    のマッサージモードの設定に基づいて、刺激信号制御/
    発生手段を制御して刺激信号が供給され生体を刺激する
    マッサージ接点部の動作を制御するようにしたことを特
    徴とする請求項10に記載の体調管理モジュール装置。
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