JP2001340348A - 骨接合用螺子 - Google Patents
骨接合用螺子Info
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- JP2001340348A JP2001340348A JP2000204376A JP2000204376A JP2001340348A JP 2001340348 A JP2001340348 A JP 2001340348A JP 2000204376 A JP2000204376 A JP 2000204376A JP 2000204376 A JP2000204376 A JP 2000204376A JP 2001340348 A JP2001340348 A JP 2001340348A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- rod
- spine
- screws
- connecting portion
- Prior art date
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- Pending
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/84—Fasteners therefor or fasteners being internal fixation devices
- A61B17/86—Pins or screws or threaded wires; nuts therefor
- A61B17/8605—Heads, i.e. proximal ends projecting from bone
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 骨を連結固定することにおいて、連結棒（ロ
ッド）との位置の適合を調節できる接合用螺子を提供す
る。 【解決手段】 骨接合用螺子において連結棒（３）との
連結部分（２）の中心軸が螺子部分（１）の中心軸より
ずれていることを特徴とする。
ッド）との位置の適合を調節できる接合用螺子を提供す
る。 【解決手段】 骨接合用螺子において連結棒（３）との
連結部分（２）の中心軸が螺子部分（１）の中心軸より
ずれていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は脊椎に用いられる骨接合
用螺子に関するものであり、螺子と連結棒（ロッド）と
の連結の操作において連結部分の位置調節機能を持つ骨
接合用螺子に関するものである。
用螺子に関するものであり、螺子と連結棒（ロッド）と
の連結の操作において連結部分の位置調節機能を持つ骨
接合用螺子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、脊椎に用いられる骨接合用螺子は
まず、螺子を脊椎に刺入固定した後に螺子間を連結棒
（ロッド）によって連結し脊椎の固定を行っていた。螺
子とロッドとの連結操作は刺入された螺子のロッドとの
連結部分に適切に沿うようにロッドを曲げてから、連結
用器具で連結した。
まず、螺子を脊椎に刺入固定した後に螺子間を連結棒
（ロッド）によって連結し脊椎の固定を行っていた。螺
子とロッドとの連結操作は刺入された螺子のロッドとの
連結部分に適切に沿うようにロッドを曲げてから、連結
用器具で連結した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来は、脊椎に用いら
れる骨接合用螺子では連結棒（ロッド）との連結部分は
螺子部分の延長上につくられており螺子の連結部分と螺
子部分とは同一の中心軸を持っていた。脊椎用螺子はい
くつかの螺子をロッドにより連結することで椎体間の固
定をはかるものであるが、螺子とロッドとを連結するた
めにはロッドを螺子の連結部分に沿うように適切に曲げ
て形を整えた後に連結用器具にて連結していた。しか
し、脊椎用螺子は刺入する部位が神経を内在する椎弓根
及び椎体であるためにその刺入点、方向ともに著しく制
限されている。手術操作としては螺子を適切な位置に刺
入固定した後に、螺子の連結部分に沿うようにロッドを
曲げてゆくこととなる。したがって、ロッドの曲げる程
度も各症例によって大きく異なる。ロッドは固定性を得
るためにある程度の硬さがあり、螺子の間隔が少なくか
つ大きく位置がずれている場合はロッドを十分に曲げる
ことができない場合もあり、力を加えて螺子とロッドを
沿わせようとする操作により骨粗鬆症の強い症例では螺
子のゆるみを生じることもある。また、ロッドを螺子の
配列に合わせて曲げてゆくことは熟練を要し時間のかか
る操作でもある。本発明はこれらの欠点を解決するため
のものである。
れる骨接合用螺子では連結棒（ロッド）との連結部分は
螺子部分の延長上につくられており螺子の連結部分と螺
子部分とは同一の中心軸を持っていた。脊椎用螺子はい
くつかの螺子をロッドにより連結することで椎体間の固
定をはかるものであるが、螺子とロッドとを連結するた
めにはロッドを螺子の連結部分に沿うように適切に曲げ
て形を整えた後に連結用器具にて連結していた。しか
し、脊椎用螺子は刺入する部位が神経を内在する椎弓根
及び椎体であるためにその刺入点、方向ともに著しく制
限されている。手術操作としては螺子を適切な位置に刺
入固定した後に、螺子の連結部分に沿うようにロッドを
曲げてゆくこととなる。したがって、ロッドの曲げる程
度も各症例によって大きく異なる。ロッドは固定性を得
るためにある程度の硬さがあり、螺子の間隔が少なくか
つ大きく位置がずれている場合はロッドを十分に曲げる
ことができない場合もあり、力を加えて螺子とロッドを
沿わせようとする操作により骨粗鬆症の強い症例では螺
子のゆるみを生じることもある。また、ロッドを螺子の
配列に合わせて曲げてゆくことは熟練を要し時間のかか
る操作でもある。本発明はこれらの欠点を解決するため
のものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】骨接合用螺子の連結棒
（ロッド）（３）との連結部分（２）の中心軸が螺子部
分（１）の中心軸よりずらして取り付ける。これによ
り、螺子を回転させると螺子の連結部分（２）は螺子部
分の中心軸を中心とし、連結部分の中心軸と螺子部分
（１）の中心軸との距離を半径として回転する。本発明
は以上のような構成よりなる骨接合用螺子である。
（ロッド）（３）との連結部分（２）の中心軸が螺子部
分（１）の中心軸よりずらして取り付ける。これによ
り、螺子を回転させると螺子の連結部分（２）は螺子部
分の中心軸を中心とし、連結部分の中心軸と螺子部分
（１）の中心軸との距離を半径として回転する。本発明
は以上のような構成よりなる骨接合用螺子である。
【０００５】
【発明の実施と形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図１は脊椎用螺子の全体を示す側面図であ
り、螺子部分（１）と連結部分（２）の中心軸がずれて
いる。螺子を脊椎内に回転させて刺入してゆくと連結部
分（２）は螺子部分（１）の中心軸を中心に回転移動す
る。たとえば、図３のように螺子の外径６ｍｍ螺子部分
の中心軸と連結部分の中心軸のずれが３ｍｍとし、連結
棒（ロッド）（３）の直径を６ｍｍとした場合、螺子を
回転してゆくと連結部分の中心は半径３ｍｍの円周上を
動く。ロッド（３）と螺子の連結部分（２）を接触させ
るとき螺子の螺子の中心部６ｍｍをのぞく前後６ｍｍ、
合計１２ｍｍの範囲で螺子を回転させることによりロッ
ドと螺子の連結部分を接触させることができる。図４は
螺子５本を固定した場合の上から見た図を示す。ロッド
（３）は螺子と接触させるために正確に曲げる必要があ
る。図５は本発明の螺子を図４と同じ配列で固定した場
合の上から見た図を示す。ロッド（３）を曲げることな
く螺子の連結部分（２）とロッド（３）を接触させるこ
とができる。実際の脊椎での螺子の方向は立体的に変化
するが螺子の軸方向の調節は螺子の刺入の深さにより微
調節される。図６は脊椎において使用されたひとつの例
の状態を示す説明図である。脊椎を背側から見ている。
右側に従来の螺子を固定し、左側に本発明に係る螺子を
固定し、ロッド（３）が螺子に沿うように調節した図で
ある。図４および図５で説明したごとく、背側から見た
状態で、従来の螺子ではロッド（３）は螺子に沿って湾
曲を示すが、本発明に係る螺子ではロッド（３）ほとん
ど湾曲していない。また、連結部分（２）と螺子部分
（１）の中心軸は平行とすることが基本であるが、この
２つの中心軸が交差するように構成した螺子は螺子の回
転により連結部分（２）は２つの軸が平行なものとは異
なる動きをするので応用例として使用できる。
て説明する。図１は脊椎用螺子の全体を示す側面図であ
り、螺子部分（１）と連結部分（２）の中心軸がずれて
いる。螺子を脊椎内に回転させて刺入してゆくと連結部
分（２）は螺子部分（１）の中心軸を中心に回転移動す
る。たとえば、図３のように螺子の外径６ｍｍ螺子部分
の中心軸と連結部分の中心軸のずれが３ｍｍとし、連結
棒（ロッド）（３）の直径を６ｍｍとした場合、螺子を
回転してゆくと連結部分の中心は半径３ｍｍの円周上を
動く。ロッド（３）と螺子の連結部分（２）を接触させ
るとき螺子の螺子の中心部６ｍｍをのぞく前後６ｍｍ、
合計１２ｍｍの範囲で螺子を回転させることによりロッ
ドと螺子の連結部分を接触させることができる。図４は
螺子５本を固定した場合の上から見た図を示す。ロッド
（３）は螺子と接触させるために正確に曲げる必要があ
る。図５は本発明の螺子を図４と同じ配列で固定した場
合の上から見た図を示す。ロッド（３）を曲げることな
く螺子の連結部分（２）とロッド（３）を接触させるこ
とができる。実際の脊椎での螺子の方向は立体的に変化
するが螺子の軸方向の調節は螺子の刺入の深さにより微
調節される。図６は脊椎において使用されたひとつの例
の状態を示す説明図である。脊椎を背側から見ている。
右側に従来の螺子を固定し、左側に本発明に係る螺子を
固定し、ロッド（３）が螺子に沿うように調節した図で
ある。図４および図５で説明したごとく、背側から見た
状態で、従来の螺子ではロッド（３）は螺子に沿って湾
曲を示すが、本発明に係る螺子ではロッド（３）ほとん
ど湾曲していない。また、連結部分（２）と螺子部分
（１）の中心軸は平行とすることが基本であるが、この
２つの中心軸が交差するように構成した螺子は螺子の回
転により連結部分（２）は２つの軸が平行なものとは異
なる動きをするので応用例として使用できる。
【０００６】
【発明の効果】本発明の螺子では連結棒（ロッド）
（３）と螺子の連結する過程において螺子にも位置を調
節する機能があり、脊椎を螺子にて固定する操作上、ロ
ッドを曲げる程度を軽減することができる。また、ロッ
ドと螺子との間の微細な調節ができるので脊椎の螺子に
よる固定が容易かつ安全にできる。
（３）と螺子の連結する過程において螺子にも位置を調
節する機能があり、脊椎を螺子にて固定する操作上、ロ
ッドを曲げる程度を軽減することができる。また、ロッ
ドと螺子との間の微細な調節ができるので脊椎の螺子に
よる固定が容易かつ安全にできる。
【図１】本発明に係る骨接合用螺子の全体を示す側面図
である。
である。
【図２】骨接合用螺子の連結部分を上にしてみた説明図
である。
である。
【図３】骨接合用螺子と連結棒（ロッド）との関係を示
す説明図である。
す説明図である。
【図４】５本従来の螺子に対して連結棒（ロッド）を固
定した説明図である。
定した説明図である。
【図５】図４と同じ配列の本発明に係る螺子に対する連
結棒（ロッド）の状態を示す説明図である。
結棒（ロッド）の状態を示す説明図である。
【図６】脊椎において右側に従来の螺子、左側に本発明
に係る螺子を固定したときの連結棒（ロッド）の状態を
示す説明図である。
に係る螺子を固定したときの連結棒（ロッド）の状態を
示す説明図である。
１ 螺子部分 ２ 連結部分 ３ 連結棒（ロッド） ４ 連結用器具
Claims (1)
- 【請求項１】骨接合用螺子の連結棒（ロッド）との連結
部分（２）の中心軸が螺子部分（１）の中心軸よりずれ
て取り付けられたことを特徴とした骨接合用螺子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000204376A JP2001340348A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 骨接合用螺子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000204376A JP2001340348A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 骨接合用螺子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001340348A true JP2001340348A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18701647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000204376A Pending JP2001340348A (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | 骨接合用螺子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001340348A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007502692A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-02-15 | グローバス メディカル インコーポレイティッド | 脊椎安定化システム |
| EP2740424A1 (en) * | 2012-12-10 | 2014-06-11 | Biedermann Technologies GmbH & Co. KG | Anchoring member suitable for use in a polyaxial bone anchoring device and polyaxial bone anchoring device with an enlarged pivot angle to one side |
| KR20180059899A (ko) * | 2015-09-30 | 2018-06-05 | 상하이 산유 메디컬 씨오., 엘티디. | 횡방향 시프팅 나사 꼬리, 횡방향 조절 가능한 척추 나사 및 이식 방법 |
-
2000
- 2000-06-01 JP JP2000204376A patent/JP2001340348A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007502692A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-02-15 | グローバス メディカル インコーポレイティッド | 脊椎安定化システム |
| EP2740424A1 (en) * | 2012-12-10 | 2014-06-11 | Biedermann Technologies GmbH & Co. KG | Anchoring member suitable for use in a polyaxial bone anchoring device and polyaxial bone anchoring device with an enlarged pivot angle to one side |
| CN103860247A (zh) * | 2012-12-10 | 2014-06-18 | 比德尔曼技术有限责任两合公司 | 适用于多轴型骨锚固装置的锚固部件及具有向一侧的扩大枢转角度的多轴型骨锚固装置 |
| US9750543B2 (en) | 2012-12-10 | 2017-09-05 | Biedermann Technologies Gmbh & Co. Kg | Anchoring member suitable for use in a polyaxial bone anchoring device and polyaxial bone anchoring device with an enlarged pivot angle to one side |
| US10070896B2 (en) | 2012-12-10 | 2018-09-11 | Biedermann Technologies Gmbh & Co. Kg | Anchoring member suitable for use in a polyaxial bone anchoring device and polyaxial bone anchoring device with an enlarged pivot angle to one side |
| KR20180059899A (ko) * | 2015-09-30 | 2018-06-05 | 상하이 산유 메디컬 씨오., 엘티디. | 횡방향 시프팅 나사 꼬리, 횡방향 조절 가능한 척추 나사 및 이식 방법 |
| KR102240675B1 (ko) | 2015-09-30 | 2021-04-14 | 상하이 산유 메디컬 씨오., 엘티디. | 횡방향 시프팅 나사 꼬리, 횡방향 조절 가능한 척추 나사 및 이식 방법 |
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