JP2001337627A - 発光表示装置 - Google Patents

発光表示装置

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JP2001337627A
JP2001337627A JP2000154462A JP2000154462A JP2001337627A JP 2001337627 A JP2001337627 A JP 2001337627A JP 2000154462 A JP2000154462 A JP 2000154462A JP 2000154462 A JP2000154462 A JP 2000154462A JP 2001337627 A JP2001337627 A JP 2001337627A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光表示装置の上下の位置関係を簡単に認識
することができると共に、発光表示装置を何個も並べて
表示装置を構成する場合にも、その隙間から光が漏れて
表示を誤認させることや、チューブなどに入れて搬送す
る場合にも、表示面が擦れて塗装などが剥がれることの
ない構造の発光表示装置を提供する。 【解決手段】 表示画像の一部である数字の各セグメン
トごとにLEDチップ2がリード1の一端部に設けられ
て発光部が形成されている。各セグメントに対応するよ
うに導光部32が形成される反射ケース3が、前述のL
EDチップ2をそれぞれの導光部32内に内包するよう
に設けられている。その導光部32内および複数のリー
ド1の一端部側を固着するように、反射ケース3内に透
光性樹脂4が充填されている。そして、反射ケース3の
外周側壁部の少なくとも一部に凹凸部が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば自動販売
機の金額表示などに用いられる、LEDなどの発光素子
を用いて、7セグメントやドットマトリクス構造の数字
や文字などのキャラクタを表示する発光表示装置に関す
る。さらに詳しくは、回路基板などに取りつける際に、
その上下向きなどを簡単に見分けることができ、実装を
容易にすることができると共に、何個も並べた場合にそ
の間から光が漏れないようにして誤認し難い構造の発光
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の7セグメント構造の発光表示装置
は、たとえば図6に示されるような構造になっている。
すなわち、反射ケース3に7セグメントを構成する導光
部が形成され、各セグメントごとに図示しない発光素子
(以下、LEDという)がリードにダイボンディングお
よびワイヤボンディングされてその導光部内に透光性の
樹脂4が充填されることにより形成されている。LED
は、陽極と陰極とを有し、各セグメントごとに2本のリ
ードが必要となるが、陽極か陰極の一方のリードは、各
セグメントで共通にすることができ、1桁の数字に対し
てリードとしては8〜10本で形成されており(小数点
の表示用もある)、縦方向の2つの長い辺(表示方向の
両横側)または上下両側の辺に沿って複数本のリード1
が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この数字などの発光表
示装置は、小数点のないものは上下逆転しても同じ外見
であるが、リードの接続は必ずしも対称ではなく、その
向きを正確に認識して実装しなければならない。しか
し、外形が全く対称であり、その認識が非常に難しいと
いう問題がある。
【0004】また、数字表示器のような発光表示装置
は、同じものを横に数個並べて桁数の多い表示がなされ
る。その場合、横には隙間なく並べる必要があるが、発
光表示装置の製造段階における公差の許容から、また、
実装段階における取付の公差などを考慮しなければなら
ず、少なくとも0.1mm以上の隙間を設けて設計さ
れ、隣接する発光表示装置間での隙間を完全になくする
ことはできない。一方、前述の構造のように、ケースの
裏面まで樹脂で被覆される発光表示装置では、LEDで
発光した光が樹脂を介してケースの裏面側に漏れ、その
漏れた光が隣接する発光表示装置間の隙間から漏れ、数
字の間に“1”を表示しているような誤認を生じさせや
すいという問題がある。
【0005】さらに、この種の発光表示装置は、たとえ
ば数字の各セグメント以外の表面を黒色などにして見栄
えを良くしているが、LED近傍の導光部はできるだけ
光を吸収しないように白色にすることが表示輝度を向上
させることができるため好ましい。そのため、白色系の
プラスティックによりケースを形成し、その表示面側お
よび必要によりその側面に黒色などの塗装を施すことに
より形成されている。一方、この発光表示装置を搬送す
る場合、プラスティック製のチューブ(スティック)に
何十個も入れて搬送されるが、その出し入れの際、また
は内部に余裕がある場合にはその搬送中に表示面がチュ
ーブ内で擦られるこにより、塗装が剥がれて、表示品位
を低下させるという問題がある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、発光表示装置の上下の位置関係を簡
単に認識することができる構造の発光表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】本発明の他の目的は、発光表示装置を何個
も並べて表示装置を構成する場合にも、その隙間から光
が漏れて表示を誤認させることのない発光表示装置を提
供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、チューブなど
に入れて搬送する場合にも、表示面が擦れて表示面の塗
装などが剥がれ、表示品位を低下させることのないよう
な構造の発光表示装置を提供することにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、数字表示器の
ように同じ発光表示装置を何個か並べて1つの表示装置
を構成する場合に、予め必要な個数並べた状態で回路基
板などに実装することができる構造の発光表示装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による発光表示装
置は、表示画像の一部をそれぞれ点灯する複数の発光素
子と、該発光素子が一端部にダイボンディングまたはワ
イヤボンディングされる複数のリードと、前記表示画像
の一部に対応する導光部が形成されると共に、前記ボン
ディングされる部分を被覆する反射ケースと、該反射ケ
ースの導光部がそれぞれ前記発光素子を内包し、かつ、
前記複数のリードの一端部側を固着するように前記反射
ケース内に充填される透光性樹脂とからなり、前記反射
ケースの外周側壁部の少なくとも一部に凹凸部が形成さ
れている。
【0011】ここに表示画像とは、数字や文字、キャラ
クタなどの表示状態を変化させ得る画像を意味し、表示
画像の一部とは、たとえば数字を7セグメントにより表
示する場合の1セグメントなどを意味する。また、凹凸
部とは、凹部と凸部の両方を具備するものに限らず、凹
部または凸部のいずれか一方のみが形成されたものも含
む意味である。
【0012】この構造にすることによって、ケースの外
形により発光表示装置の向きを認識することができるた
め、カメラなどによる自動認識でも、またはマニュアル
による人間の手によっても触覚で簡単に正しい方向を認
識することができ、回路基板などへの実装が非常に容易
になる。さらに、この凹凸部が表示向きに対して上部と
下部または左側と右側でそれぞれ逆方向の段差を有する
ように形成されることにより、上下方向および/または
横方向にこの発光表示装置を並べる場合にも、その段差
部をオーバラップさせることにより、裏面側に漏れた光
が隣接する発光表示装置の隙間から漏れて表示数字など
と誤認させることがなくなる。さらに、たとえば上下ま
たは左右に凹凸部を形成し、その凹凸部が搬送用のチュ
ーブ内に設けられる棒状突起部と勘合するように形成さ
れることにより、チューブ内で発光表示装置の表示面が
擦られることなく、また、リードを変形させることなく
収納され、表示面の塗装剥れなどを生じさせることがな
い。
【0013】たとえば前記反射ケースが、前記表示画像
の表示面における形状がほぼ四角形で、前記表示向きに
関して少なくとも左右の側壁に段差が形成されることに
より、横に並べられる発光表示装置同士で前記反射ケー
スの一部がオーバラップして並べられるように形成され
たり、前記表示向きに関して少なくとも上部と下部、ま
たは左右に前記凹凸部が形成され、発光表示装置を搬送
するチューブ内の側壁に形成される1または複数本の直
線状突起部と係合し得るように前記凹凸部が形成され
る。ここに表示画像の表示向きに関して左右または上部
と下部とは、たとえば数字や文字を表示する場合、その
数字や文字を普通に視認する状態での左右または上下を
意味する。
【0014】前記反射ケースが、前記表示画像の表示面
における形状がほぼ四角形で、前記表示向きに関して少
なくとも左右に凹凸部が形成され、前記凹凸部が、隣接
する発光表示装置同士で、それぞれ勘合し得るように前
記左右の凹部と凸部とが形成されれば、たとえば何個も
横に並べて表示装置を構成する場合に、凹凸部を勘合さ
せることにより一体化した後に、一括して回路基板など
に実装することができ、簡単に実装することができると
共に、隣接する発光表示装置の境界部からの光漏れを遮
断することができ、表示品位を向上させることができ
る。
【0015】前記複数のリードは、前記表示画像の表示
向きに関して前記反射ケースの上部と下部に導出され、
かつ、前記ボンディングされる面に対してほぼ直角方向
に折り曲げられると共に、その他端部側でさらに前記ボ
ンディングされる面とほぼ平行になるように折り曲げら
れることにより、通常は横に並べられる発光表示装置を
横に密着して並べることができながら、リードの接触な
どの問題は全然生じない。その結果、リードフレームを
用いて製造することができ、しかもリードの先端部(他
端部)を表面実装できるように折り曲げる場合でも、内
側(樹脂の下側)に折り曲げなくても外側に折り曲げる
ガルウィング形状の表面実装型にもすることができ、ハ
ンダ付け状態の確認をしやすい構造にすることもでき
る。なお、ボンディングされる面に対してほぼ直角方向
に折り曲げられるとは、完全な直角方向を意味するので
はなく、折曲げ方向の大部分の成分が直角方向であるこ
とを意味する。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の発光表示装置に
ついて、図面を参照しながら説明をする。本発明による
発光表示装置は、その一実施形態の正面斜視図、底面斜
視図、および(a)のC−C線断面説明図が図1に示さ
れるように、表示画像の一部である数字の各セグメント
ごとに発光素子(LEDチップ)2がリード1の一端部
に設けられ、各リード1の一端側はLEDチップ2がダ
イボンディングされるかワイヤボンディングされて発光
部が形成されている。表示画像の一部である各セグメン
トに対応するように導光部32が形成される反射ケース
3が、前述のLEDチップ2をそれぞれの導光部32内
に内包するように設けられている。そして、その導光部
32内および複数のリード1の一端部側を固着するよう
に、反射ケース3内に透光性樹脂4が充填されている。
本発明では、反射ケース3の外周側壁部の少なくとも一
部に凹凸部が形成されている。図1に示される例では、
上下の側壁にそれぞれ凸部3aが形成されている。
【0017】発光部は、従来の構造と同じであるが、た
とえば図1(c)に(a)のC−C線の断面説明図が、
図2にリードフレームの一例がそれぞれ示されるよう
に、複数のリード1を有するリードフレーム10のサイ
ドレール11部が図2に示されるように、直角方向に折
り曲げられた後、リードフレーム10における1本のリ
ード1端部に、複数個のLEDチップ2がダイボンディ
ングされ、それぞれのLEDチップ2の上部電極が他の
リード1の一端部と金線21などによりワイヤボンディ
ングされることにより形成されている。なお、図2に示
される例では、表示する数字の上下方向に各リード1が
導出されるようにリードフレームが形成されている。ま
た、各セグメントを構成するLEDチップ2は全て同じ
リード1上にダイボンディングされて共通電極とされて
おり、LEDチップ2の他方の電極がそれぞれ別々のリ
ードにワイヤボンディングされているが、逆の接続にし
ても構わない。
【0018】リード1の他端部は、後述する透光性樹脂
4による固着後に、リードフレーム10から分離され
て、ボンディング面と平行になるようにフォーミング加
工が施される。このフォーミング加工は、回路基板など
に載置してそのままハンダリフローなどによりハンダ付
けすることができるようにするもので、ボンディング面
とほぼ平行になるように折り曲げられる。したがって、
その先端部がほぼ平行になるように折り曲げられれば、
その途中の形状は、種々の形状に形成し得る。また、図
1に示されるように、その先端部が反射ケース3の外側
に折り曲げられれば、通常のガルウィング形状になる
が、反射ケース3の内側に折り曲げられてもよい。
【0019】前述の発光部が表示画像(数字)の各セグ
メントごとに設けられており、この発光部がそれぞれセ
グメントを構成する導光部32内に入るように反射ケー
ス3が被せられている。反射ケース3は、たとえば高耐
熱スーパーエンプラ(たとえば液晶ポリマーなど)で、
光を反射しやすい白色系の材料による射出成形品からな
っており、表示面の外形が、たとえば四角形状に形成さ
れている。耐熱性樹脂を使用するのは、ハンダリフロー
による温度にも耐え得るようにするためである。なお、
反射ケース3の表示面側(7セグメントの導光部(発光
部)の周囲)には、視認性を向上させるため、黒色塗装
が施されている。
【0020】この反射ケース3のリード1が導出されな
い側面、すなわち数字などの表示向きに対して、左右の
両横側の中央部には、脚部34が形成されている。この
脚部34は、高さの位置決めには必要ないが、外力に対
してこの脚部34により保持し得るように形成されてい
る。そのため、その高さは、リード1の先端部の折曲げ
部とほぼ面一になる程度の高さか、それより若干(たと
えば0.5mm程度)低く形成される。また、その幅は
リード1に余り近づき過ぎない限り広い方が安定である
が、とくに限定はされない。
【0021】反射ケース3の表示面側の構造は従来の構
造と同様で、図1(c)に示されるように、導光部32
がセグメントなどの表示画像の一部を構成するように形
成されており、その導光部32内に各発光部が内包され
るように発光部が形成されたリードフレームが挿入され
ると共に、その内部および各リード1のボンディング部
の反射ケース3内に透光性樹脂4が充填されることによ
り表示部が形成されている。透光性樹脂4は、透明でな
くても光を透過させるものであればよく、たとえば赤色
発光のLEDチップ2であれば、透光性樹脂に赤色の染
料を混入させておいても、赤色の光を遮ることはなく、
表示しないときに外部から見ても赤色の発光表示装置で
あることがすぐ分り好都合である。
【0022】つぎに、この発光表示装置の製法について
説明をする。図2に示されるような表示画像の一部(各
セグメント)を構成するようにLEDチップ2の配置パ
ターンが形成されると共に、リード1が全て表示画像の
上部と下部に導出されるようにリードフレームを形成
し、図2に示されるように、ボンディング面と直角にな
るようにその両サイドのサイドレール11側を折り曲げ
る。そして、LEDチップ2をダイボンディングし、上
面側の電極をワイヤボンディングする。その後、各セグ
メントの導光部が形成されると共に、外周部側壁に凹凸
部が形成された反射ケース3の表示面側にテープを貼着
して樹脂が漏れないようにし、反射ケース3を裏返し
て、反射ケース3内にLEDチップ2がボンディングさ
れたリードフレームのボンディング部を挿入し、樹脂を
充填する。予め樹脂を充填しておいてからリードフレー
ムを挿入してもよい。
【0023】その後、加熱することにより樹脂を硬化さ
せ、リードフレームのサイドレール11部分を切断除去
し、各リード1を分離する。そして、透光性樹脂4から
露出するリード1の根元部に治具を挿入してリード1を
固定し、その先端部を折り曲げる。この治具によりリー
ド1を固定しながら折り曲げ加工を施すことにより、透
光性樹脂4にクラックを入らせないと共に、常に一定の
位置で折り曲げることができる。
【0024】本発明によれば、たとえば反射ケースの下
部のみに凸部が形成され、上部の外周壁には凸部が形成
されていないため、自動認識によっても、または人間の
触覚によってもその上下方向を簡単に認識することがで
きる。その結果、向きを誤ることなく、正確に、かつ、
簡単に実装することができる。また、図1に示される例
では、リードフレームを用いながら、その各リードを数
字などの表示向きに対して上部と下部とに導出している
ため、表示装置を何個も横に並べて使用する場合でも、
隣同士の表示装置間でリードが接触するなどの干渉事故
を引き起こすことがない。そのため、リードの先端をガ
ルウィング形状などにフォーミングするこができ、実装
する場合に、回路基板などのスルーホールにリードを挿
入することなく、簡単にハンダ付けすることができる。
【0025】なお、先端の折曲げ部を反射ケースの外側
に向けて折り曲げることにより、ハンダ付けを一目で確
認することができ、内側に折り曲げることにより、横方
向に並べるだけでなく、上下にも並べることができ、コ
ンパクトな実装をすることができる。さらに、この種の
表示装置では、透光性樹脂が脆く、クラックなどが入り
やすく、クラックが入ると表示状態も劣化するが、リー
ドの根元を固定してフォーミングすることにより、その
ような問題も生じない。
【0026】図3は、反射ケース3の外周壁に設けられ
る凹凸部が、表示向きに対して左右の側壁に段差部3
b、3cを有し、横にこの発光表示装置を並べて配置し
た場合に、その段差部3bと3cが相互にオーバーラッ
プするように設けられている例である。このような形状
でも、下部の出っ張り部3cが右側ということを示し、
その向きを簡単に識別することができる。なお、図1と
同じ部分には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0027】一方、図3(a)に示されるように、発光
表示装置が数字表示器である場合に、桁数を増やすた
め、横方向に数個並べて使用される場合が多い。このよ
うな場合、樹脂4の底部側に漏れた光が並べられた隣接
する発光表示装置との間隙部から表示面側に漏れること
がある。しかし、図3(a)に示されるような段差部3
b、3cが形成されていることにより、図3(b)に示
されるように、その段差部3b、3cをオーバーラップ
させて配列することができる。このようにオーバーラッ
プするように配列されることにより、たとえ底面側に光
が漏れてもその間隙部は段差部3bにより遮光され、間
隙部から表示面側に光が漏れることはなくなり、非常に
表示品質を向上させることができる。この段差部は、図
3に示される例では表示方向に対して左右の側面に設け
られているが、縦方向にも並べる場合には上下の側壁に
も段差部が設けられることが好ましい。
【0028】図4(a)〜(b)は、反射ケース3の上
下の外周壁に凸部3a、3dが形成されている例であ
る。この例では、上部の外周壁に設けられる凸部3dは
2本の凸部からなっており、下部の外周壁に設けられる
凸部は1本であるため、発光表示装置5の向きの確認
は、凸部の数を認識することにより、その上下を確認す
ることができる。なお、図1と同じ部分には同じ符号を
付してその説明を省略する。
【0029】一方、この種の発光表示装置は、細長いプ
ラスティック製のチューブ内に何十個単位で挿入して搬
送されるが、従来反射ケースの表示面側の端部およびそ
の底面の端部で支えながら行われているため、表示面の
端部が擦られてその面に塗装されている黒色塗料などが
剥れて、表示品位を低下させるという問題がある。しか
し、図4に示される例によれば、図4(c)にチューブ
6内に発光表示装置5が挿入された状態の断面説明図が
示されるように、外周壁の下部に設けられる凸部3aが
チューブ6の一内壁に設けられた突起部61、62によ
り挟まれ、外周壁の上部に設けられる2個の凸部3dの
間にチューブ6の別の対向する内壁に設けられる直線状
の突起部63が嵌め合うように形成されることにより、
表示面とは全然関係のない側壁部で発光表示装置を保持
することができる。
【0030】図5は、凹凸部の形状を変えたさらに別の
実施形態を示す図で、この例は、反射ケース3の中間部
が上下および左右方向にずれた形状に形成されている。
すなわち、図5に示される例では、反射ケース3の中間
部において、上部が凸部3fに、下部が凹部3eに形成
され、さらに左側が凸部3fに、右側が凹部3eになる
ように形成されている。このような凹凸部でも、上部ま
たは左側の凸部を認識することにより、その向きを直ち
に知ることができる。一方、このような凹凸部が形成さ
れていることにより、横方向または上下方向にこの発光
表示装置を並べる場合に、その凸部3fと隣接する発光
表示装置の凹部3eとを勘合させることができ、予め必
要な桁数の数の数字表示器を嵌め合せることにより、一
体物とすることができ、そのまま回路基板などに実装す
ることができる。
【0031】なお、必要により凸部3fおよび凹部3e
をテーパ状に形成しておくことにより、より一層しっか
りと嵌め合せることができる。また、上下にも並べる場
合には、図では上下方向に導出された各リード端部をガ
ルウィング形状の外側に折り曲げる形状になっている
が、内側にフォーミングする必要がある。しかし、横方
向にだけ並べる場合には、その必要はなく、また、凹凸
部の形成も、左右の横方向のみに形成されればよい。さ
らに、このような嵌め合せ構造にすることによっても、
前述の隣接する発光表示装置間の光漏れを遮断し、光漏
れによる表示誤認を防止することもできる。なお、図5
において、図1と同じ部分には同じ符号を付してその説
明を省略する。
【0032】前述の各例では、各リードが表示面に対し
て上下に導出される例であったが、左右に導出される構
造の発光表示装置でも同様であり、また、図6に示され
るような従来構造においても、反射ケースの外表面に凹
凸部が設けられることにより、その上下関係を容易に判
別することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、外形的に殆ど点対称に
なりやすい発光表示装置の上下向きを非常に簡単に認識
することができ、回路基板などへの実装が非常に容易に
なる。さらに、その凹凸を段差部により形成したり、搬
送用チューブ内の突起部と対応するように形成したり、
隣接する発光表示装置同士で嵌合し得るように形成する
ことにより、隣接する発光表示装置間の間隙部からの光
漏れによる誤表示を防止することができ、搬送時に表示
面への傷を防止することができる。
【0034】さらに、各リードが上下方向に導出され、
その先端部がボンディング面と平行になるように折り曲
げられることにより、リードフレームを用い、安価に製
造しながら、横方向に並べて実装する場合でも、表面実
装型に形成されるため、回路基板などに組み込む場合
に、自動機による装着が可能となり、生産性が高く、低
コストで、基板に実装することができる。また、スルー
ホールの場合のようにリードとスルーホールとの間隙部
が大きすぎるとハンダ付けが完全には行われないという
問題もなくなり、ハンダ付けの信頼性が非常に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発光表示装置の一実施形態を説明
する図である。
【図2】図1に示される表示装置のリードフレームの一
例である。
【図3】本発明による発光表示装置の他の実施形態を説
明する図である。
【図4】本発明による発光表示装置のさらに他の実施形
態を説明する図である。
【図5】本発明による発光表示装置のさらに他の実施形
態を説明する図である。
【図6】従来の発光表示装置を説明するための斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 リード 2 LEDチップ 3 反射ケース 3a、3d 凸部 3b、3c 段差部 4 透光性樹脂

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画像の一部をそれぞれ点灯する複数
    の発光素子と、該発光素子が一端部にダイボンディング
    またはワイヤボンディングされる複数のリードと、前記
    表示画像の一部に対応する導光部が形成されると共に、
    前記ボンディングされる部分を被覆する反射ケースと、
    該反射ケースの導光部がそれぞれ前記発光素子を内包
    し、かつ、前記複数のリードの一端部側を固着するよう
    に前記反射ケース内に充填される透光性樹脂とからな
    り、前記反射ケースの外周側壁部の少なくとも一部に凹
    凸部が形成されてなる発光表示装置。
  2. 【請求項2】 前記反射ケースが、前記表示画像の表示
    面における形状がほぼ四角形で、前記表示向きに関して
    少なくとも左右の側壁に段差が形成されることにより、
    横に並べられる発光表示装置同士で前記反射ケースの一
    部がオーバラップして並べられるように形成されてなる
    請求項1記載の発光表示装置。
  3. 【請求項3】 前記反射ケースが、前記表示画像の表示
    面における形状がほぼ四角形で、前記表示向きに関して
    少なくとも上部と下部、または左右に前記凹凸部が形成
    され、発光表示装置を搬送するチューブ内の側壁に形成
    される1または複数本の直線状突起部と係合し得るよう
    に前記凹凸部が形成されてなる請求項1記載の発光表示
    装置。
  4. 【請求項4】 前記反射ケースが、前記表示画像の表示
    面における形状がほぼ四角形で、前記表示向きに関して
    少なくとも左右に凹凸部が形成され、前記凹凸部が、隣
    接する発光表示装置同士で、それぞれ勘合し得るように
    前記左右に凹部と凸部とが形成されてなる請求項1記載
    の発光表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のリードは、前記表示画像の表
    示向きに関して前記反射ケースの上部と下部に導出さ
    れ、かつ、前記ボンディングされる面に対してほぼ直角
    方向に折り曲げられると共に、その他端部側でさらに前
    記ボンディングされる面とほぼ平行になるように折り曲
    げられてなる請求項1、2、3または4記載の発光表示
    装置。
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