JP2001334381A - レーザー加工機の出力ヘッド - Google Patents

レーザー加工機の出力ヘッド

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JP2001334381A
JP2001334381A JP2000156949A JP2000156949A JP2001334381A JP 2001334381 A JP2001334381 A JP 2001334381A JP 2000156949 A JP2000156949 A JP 2000156949A JP 2000156949 A JP2000156949 A JP 2000156949A JP 2001334381 A JP2001334381 A JP 2001334381A
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fume
housing
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Ichiro Arita
一郎 有田
Naoki Kato
直樹 加藤
Joji Hachisuga
譲二 蜂須賀
Makoto Yamazaki
誠 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザー加工機の出力ヘッドにおいて、集光
レンズ等の光学部品へスパッタ、ヒュームが付着するこ
とによる光学部品の故障を防止すること。 【解決手段】 レーザー加工機の出力ヘッド1におい
て、集光レンズ12,12と出力孔11bとの間のレー
ザー光の通過経路上に第1保護ガラス13及び第2保護
ガラス14とを配設する。被加工物31から発生するス
パッタ、ヒューム等は、第2保護ガラス14に付着する
ので、付着したスパッタ、ヒューム等から熱を受けて第
2保護ガラス14が割れても、第1保護ガラス13の存
在により集光レンズ12、12等の光学部品に直接スパ
ッタ、ヒューム等が付着することはない。従って、集光
レンズ12、12等の光学部品へスパッタ、ヒュームが
付着することによる光学部品の故障を防止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー加工機に
関し、特に、レーザー加工機の出力ヘッドの保護に係る
ものである。
【0002】
【従来の技術】レーザー加工装置は、図2に示すよう
に、レーザー発振機51から出力されたレーザー光52
がミラー53、集光レンズ54、54等の光学部品を経
由して被加工物55に照射され、加工を行う。その際、
被加工物55が溶融し、スパッタ、ヒュームが発生する
ので、これらから集光レンズ54等の光学部品を保護す
るため、集光レンズ54と被加工物55との間に保護ガ
ラス56をセットしている。この保護ガラス56は上記
スパッタ、ヒューム等が付着することで汚れていくが、
あまりにも汚れすぎると、保護ガラス56によってレー
ザー光が散乱して所定の出力が得られなくなるので、所
定の汚れに達するまでの期間を予測し、定期的に交換し
ていくのが一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように被加
工物から発生するスパッタ、ヒューム等は保護ガラスに
付着するが、保護ガラスに付着したこれらのスパッタ、
ヒュームは、保護ガラスを透過するレーザー光の障害と
なるばかりでなく。レーザー光のエネルギーを蓄積して
加熱する。これにより保護ガラスが加熱されて熱応力が
発生し、場合によっては保護ガラスが割れてしまう。保
護ガラスが割れてしまった場合には、スパッタ、ヒュー
ム等が直接集光レンズ等の光学部品に付着してしまい、
光学部品自身の故障を引き起こす。
【0004】故に、本発明は、上記実情に鑑みなされた
ものであり、集光レンズ等の光学部品へスパッタ、ヒュ
ームが付着することによる光学部品の故障を防止するこ
とを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るためになされた請求項1の発明は、レーザー源から出
力されるレーザー光を集光して被加工物に照射するレー
ザー加工機の出力ヘッドにおいて、該出力ヘッドは、レ
ーザー光を入光するための入口孔及びレーザー光を出光
するための出口孔とを有するハウジングと、該ハウジン
グ内に収容され該ハウジング内を通過するレーザー光の
通過経路上に配置された集光レンズと、該集光レンズと
前記出力孔との間の前記通過経路上に配設された第1保
護ガラスと、該第1保護ガラスと前記出力孔との間の前
記通過経路上に配設された第2の保護ガラスとを具備す
ることを特徴としている。
【0006】上記請求項1の発明によれば、出力ヘッド
は、集光レンズとハウジングの出力孔と間のレーザー光
の通過経路上に配設された第1保護ガラスと、第1保護
ガラスと出口孔との間のレーザー光の通過経路上に配設
された第2保護ガラスとを具備するものであるので、ハ
ウジングの入口孔から入光されたレーザー光は、集光レ
ンズ、第1保護ガラス、第2保護ガラスを通って出口孔
から出光され、被加工物に照射される。このため、被加
工物から発生するスパッタ、ヒューム等は、第2保護ガ
ラスに付着する。付着したスパッタ、ヒューム等から熱
を受けて第2保護ガラスが割れても、第1保護ガラスの
存在により集光レンズ等の光学部品に直接スパッタ、ヒ
ューム等が付着することはない。従って、集光レンズ等
の光学部品へスパッタ、ヒュームが付着することによる
光学部品の故障を防止することができる。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記第1保護ガラス、前記第2保護ガラス、
前記ハウジングによって画成された空間が形成されてい
るとともに、該空間の圧力を測定する圧力計が取り付け
られていることを特徴としている。
【0008】上記請求項2の発明によれば、出力ヘッド
内には、第1保護ガラス、第2保護ガラス及びハウジン
グによって画成された空間が形成されている。この空間
の圧力は圧力計によって測定されている。したがって、
スパッタ、ヒューム等によって第2保護ガラスが割れた
場合には、画成空間内のガスが外部に漏れ出し、空間内
の圧力が低下する。この圧力低下を圧力計によって検知
することで、作業者は第2保護ガラスが割れたことを察
知することができる。このため、第2保護ガラスの破損
や割れを速やかに察知して交換することができる。
【0009】第2保護ガラスの割れが察知できない場
合、第2保護ガラスが割れた状態でレーザー加工作業を
継続することになるが、この場合であると、スパッタ、
ヒューム等は第1保護ガラスに付着する。この状態では
第1保護ガラスの存在によりスパッタ、ヒューム等が集
光レンズ等の光学部品へ直接付着することはないが、第
1保護ガラスに付着したスパッタ、ヒュームの影響で、
いずれは第1保護ガラスも割れてしまうおそれがあり、
該第1保護ガラスも割れてしまうと、今度はスパッタ、
ヒューム等は光学部品へ直接付着し、光学部品の故障を
引き起こすこととなる。これに対し、本発明では、第2
保護ガラスが割れたことを察知できるので、割れた第2
保護ガラスを速やかに交換することができ、光学部品へ
の直接の付着を確実に防止することができる。
【0010】また、第2保護ガラスにひび割れが生じた
場合、レーザー光がこのひび割れ部分で散乱してしまう
ために被加工物への所定の出力が得られない場合が生
じ、加工不良が発生する。この場合、第2保護ガラスに
ひび割れが生じたことを察知できないと、延々と加工不
良品が製造されることとなる。これに対し、本発明で
は、第2保護ガラスがひび割れたことを察知できるの
で、加工不良品は第2保護ガラスがひび割れたときのも
ののみで済む。このため、加工不良品の多量の発生を防
止することができる。
【0011】
【実施の形態】以下、本発明を実施の形態により具体的
に説明する。
【0012】図1は、本例におけるレーザー加工装置の
出力ヘッド部分の概略断面図である。図に示すように、
レーザー加工装置の出力ヘッド1は、ハウジング11
と、ハウジング11内に収容された集光レンズ12、1
2と、第1保護ガラス13、と、第2保護ガラス14と
を具備する。
【0013】ハウジング11の図示頂部には、レーザー
光を入光するための入口孔11aが、図示底部には、レ
ーザー光を出光するための出口孔11bが形成されてい
る。尚、これらの入口孔11a、出口孔11bは、本例
ではそれぞれハウジング11の頂部及び底部に形成され
ているが、この形成位置は特に本例に限定されない。
【0014】集光レンズ12、12は、入口孔11aか
ら入射してきたレーザー光を屈折させて被加工物31の
表面上に焦点を合わせるためのものであり、図示せぬ固
定機構によってハウジング11内を通過するレーザー光
の通過経路上の所定位置に配置している。
【0015】第1保護ガラス13は、その端部がハウジ
ング11の内壁にOリング15、15を介して固定され
ており、集光レンズ12、12と出口孔11bとの間の
レーザー光の通過経路上に配設されている。第2保護ガ
ラス14は、その端部がハウジング11の内壁にOリン
グ16、16を介して固定されており、第1保護ガラス
13と出口孔11bとの間のレーザー光の通過経路上に
配設されている。従って、第1保護ガラス13は集光レ
ンズ12、12と第2保護ガラス14との間に配設され
ていることになり、入口孔11aから出口孔11bにか
けて、集光レンズ12、12、第1保護ガラス13、第
2保護ガラス14の順でレーザー光の通過経路上に配設
されていることになる。
【0016】また、本例では、第1保護ガラス13と第
2保護ガラス14とは所定間隔を隔てて配置されてい
る。したがって、第1保護ガラス13と、第2保護ガラ
ス14と、ハウジング11の内壁とで、画成空間17が
形成される。画成空間17には、通路23及び通路24
の一端が連通されており、通路23の他端には圧力計1
8が、通路24の他端にはガスボンベ等のガス源26が
接続されている。また、通路24の途中にはレギュレー
タ25及び圧力計19が取り付けられている。圧力計1
8は、画成空間17内の圧力を測定している。圧力計1
9は、画成空間17に付与する圧力を所定圧力に設定す
るために使用するものである。、また、画成空間17か
らの微小な漏れによる圧力低下を補うため、レギュレー
タ25を所定開度としてガス源26からのガスを常に画
成空間17内に供給し、画成空間17内の圧力が通常の
漏れ状態では一定となるように設定してある。ガス源2
6として、ドライエア、窒素、アルゴン等の不活性ガス
を使用することができるが、本例ではドライエアを使用
した。
【0017】上記構成の出力ヘッド1において、レーザ
ー源としてYAGレーザー等のレーザー発振器21から
出力されたレーザー光22は、ミラー27によってその
方向を変更された後に、ハウジング11の入口孔11a
から出力ヘッド1内に入光する。出力ヘッド1内に入光
したレーザー光は、集光レンズ12、12によって屈折
した後、第1保護ガラス13、第2保護ガラス14を透
過し、出口孔11bから出光する。そして、レーザー光
が目的とする被加工物31上に照射され、加工を行う。
このようなレーザー加工によって、被加工物31を切削
したり、溶接したり、改質したりすることができる。
【0018】被加工物31にレーザー光が照射される
際、被加工物31からスパッタ、ヒューム等が発生す
る。これらは第2保護ガラス14に付着する。このため
第2保護ガラス14はスパッタ、ヒューム等で汚染され
て汚れていくが、加工数とスパッタ等の付着量の関係か
ら設定された加工数毎に定期的に交換を行う。このよう
に第2保護ガラス14はスパッタ、ヒューム等に常に曝
される状態であり、比較的頻繁に交換する必要があるの
で、この第2保護ガラス14として、レーザー光の透過
率が92%程度の安価な通常のガラス(例えばソーダ石
灰ガラス)を使用する。
【0019】第2保護ガラス14に付着したスパッタ、
ヒューム等は、レーザー光のエネルギーを吸収し、加熱
する。このため第2保護ガラス14もそれに伴って加熱
される。この場合において、第2保護ガラス14の交換
直後の加工で、レーザー光のエネルギーを吸収しやすい
位置にスパッタ、ヒューム等が付着した場合、定期的な
交換回数に達する前に熱応力によって第2保護ガラス1
4が割れることもある。しかしながら、本例では、第2
保護ガラス14が割れた場合であっても、さらに第1保
護ガラス13が集光レンズ12、12と出口孔11bと
の間のレーザー光の通過経路上に配設されているので、
被加工物31から発生するスパッタ、ヒューム等はこの
第1保護ガラス13に付着するのみで、集光レンズ1
2、12等の光学部品にこれらが付着することはない。
本例ではこのようにして光学部品をスパッタ、ヒューム
等から保護することができる。
【0020】また、第2保護ガラスが割れた場合、画成
空間17のガスが外部に多量に漏れ出すので、画成空間
17の圧力が低下する。この圧力低下は圧力計18ある
いは19によって検出できる。したがって、圧力計18
あるいは19で測定される圧力値が所定以下となった場
合に警報等の異常表示等をするようにしておけば、作業
者は第2保護ガラス14が破損したことにすぐに気づ
き、第2保護ガラス14を速やかに交換することができ
る。このようにすれば第1保護ガラス13にスパッタ、
ヒューム等が多量に付着することをも防止できるので、
第1保護ガラス13の交換を不要とすることができる。
このため、第1保護ガラス13として、レーザー光の透
過率が約99.5%程度の高価なガラスを使用しても、
それを交換する必要がないことから、設備コストの増加
を極力押さえることができる。尚、第1保護ガラス13
としてレーザー光透過率が92%程度の安価なガラス、
つまり第2保護ガラス14と同じ程度の安価なガラスを
使用することもできるが、この場合は2枚のガラスの累
積的な透過率が85%程度となってしまい、被加工物3
1上での出力が低下してしまう。もともとのレーザー発
振器からの出力が大きい場合は問題ないが、出力低下を
防止するということが必要な場合であれば、第1保護ガ
ラス13はレーザー光透過率が高いものが好ましい。こ
のようなレーザー光透過率が高いものとして、低反射コ
ーティングが施されたガラスを選択することができる。
【0021】以上のように、本例に示すレーザー加工機
の出力ヘッド1は、レーザー光22を入光するための入
口孔11a及びレーザー光22を出光するための出口孔
11bとを有するハウジング11と、該ハウジング11
内に収容され該ハウジング内を通過するレーザー光の通
過経路上に配置された集光レンズ12,12と、該集光
レンズ12,12と出力孔11bとの間のレーザー光の
通過経路上に配設された第1保護ガラス13と、該第1
保護ガラス13と出力孔11bとの間のレーザー光の通
過経路上に配設された第2保護ガラス14とを具備した
構成であり、被加工物31から発生するスパッタ、ヒュ
ーム等は、第2保護ガラス14に付着するので、付着し
たスパッタ、ヒューム等から熱を受けて第2保護ガラス
14が割れても、第1保護ガラス13の存在により集光
レンズ12、12等の光学部品に直接スパッタ、ヒュー
ム等が付着することはない。従って、集光レンズ12、
12等の光学部品へスパッタ、ヒュームが付着すること
による光学部品の故障を防止することができる。
【0022】また、第1保護ガラス13、第2保護ガラ
ス14、ハウジング11によって画成された画成空間1
7が形成されているとともに、画成空間17の圧力を測
定する圧力計18(あるいは圧力計19)が取り付けら
れているため、スパッタ、ヒューム等によって第2保護
ガラス14が割れた場合には、画成空間17内のガスが
外部に漏れ出し、画成空間17内の圧力が低下する。こ
の圧力低下を圧力計18(あるいは圧力計19)によっ
て検知することで、作業者は第2保護ガラス14が割れ
たことを察知することができる。このため、第2保護ガ
ラス14の破損や割れを速やかに検知し、交換すること
ができる。
【0023】尚、第2保護ガラス14の割れが検知でき
ない場合であると、第2保護ガラス14が割れているに
もかかわらず加工作業が継続され、スパッタ、ヒューム
等は第1保護ガラス13に付着する。そして、第1保護
ガラス13に付着したスパッタ、ヒュームの影響で第1
保護ガラス13も割れてしまった場合、スパッタ、ヒュ
ーム等は光学部品へ直接付着し、光学部品の故障を引き
起こすこととなる。これに対し、本例では、第2保護ガ
ラス14が割れたことを察知できるので、割れた第2保
護ガラス14を速やかに交換することができ、光学部品
への直接の付着を確実に防止することができる。
【0024】また、第2保護ガラス14にひび割れが生
じた場合であると、レーザー光がこのひび割れ部分で散
乱してしまうために被加工物への所定の出力が得られな
い場合が生じ、加工不良となる。この場合、第2保護ガ
ラス14がひび割れたことを察知できないと、延々と加
工不良品が製造されることとなる。これに対し、本例で
は、第2保護ガラス14がひび割れたことを察知できる
ので、加工不良品は第2保護ガラス14がひび割れたと
きのもののみで済む。このため、加工不良品の多量の発
生を防止することができる。
【0025】尚、本発明は、上記実施の形態で示した構
成に限定されるものではない。例えば、上記実施形態で
は、集光レンズと出口孔との間のレーザー光通過経路上
に2枚の保護ガラス(第1保護ガラス13及び第2保護
ガラス14)を配設した例を示したが、2枚以上であれ
ば、本発明を実現することができる。従って、本例から
は、以下の技術的思想も把握できる。
【0026】レーザー源から出力されるレーザー光を集
光して被加工物に照射するレーザー加工機の出力ヘッド
において、該出力ヘッドは、レーザー光を入光するため
の入口孔及びレーザー光を出光するための出口孔とを有
するハウジングと、該ハウジング内に収容され該ハウジ
ング内を通過するレーザー光の通過経路上に配置された
集光レンズと、該集光レンズと前記出力孔との間の前記
通過経路上に配設された少なくとも2枚以上の保護ガラ
スとを具備することを特徴とするレーザー加工機の出力
ヘッド。
【0027】また、上記実施の形態では、第1保護ガラ
ス13及び第2保護ガラス14をOリング15、16を
介して固定しているが、ガス源26によって画成空間1
7に圧力を付与しているので、画成空間17を確実に気
密空間とする必要もない。したがって、必要であればこ
れらのOリングを除去してもよい。
【0028】また、上記実施の形態では、圧力計18と
圧力計19の二つの圧力計が取り付けられている例を示
したが、特に必要のない場合であれば、圧力計は一つで
も良い。上記実施の形態の場合であれば、圧力計18の
みが取り付けられた場合でも、本発明を達成することが
できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
集光レンズ等の光学部品へスパッタ、ヒュームが付着す
ることによる光学部品の故障を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における、レーザー加工機
の出力ヘッド付近の概略断面図である。
【図2】従来技術における、レーザー加工機の出力ヘッ
ド付近の概略断面図である。
【符号の説明】
1・・・出力ヘッド 11・・・ハウジング、 11a・・・入口孔、 11
b・・・出口孔 12・・・集光レンズ 13・・・第1保護ガラス 14・・・第2保護ガラス 17・・・画成空間(空間) 18、19・・・圧力計 21・・・レーザー発振器(レーザー源) 22・・・レーザー光 25・・・レギュレータ 26・・・ガス源 27・・・ミラー 31・・・被加工物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 誠 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 4E068 CD01 CD15 CG00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー源から出力されるレーザー光を
    集光して被加工物に照射するレーザー加工機の出力ヘッ
    ドにおいて、 該出力ヘッドは、レーザー光を入光するための入口孔及
    びレーザー光を出光するための出口孔とを有するハウジ
    ングと、該ハウジング内に収容され該ハウジング内を通
    過するレーザー光の通過経路上に配置された集光レンズ
    と、該集光レンズと前記出力孔との間の前記通過経路上
    に配設された第1保護ガラスと、該第1保護ガラスと前
    記出力孔との間の前記通過経路上に配設された第2の保
    護ガラスとを具備することを特徴とするレーザー加工機
    の出力ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1保護ガラス、前記第2保護ガラス、前記ハウジ
    ングによって画成された空間が形成されているととも
    に、該空間の圧力を測定する圧力計が取り付けられてい
    ることを特徴とするレーザー加工機の出力ヘッド。
JP2000156949A 2000-05-26 2000-05-26 レーザー加工機の出力ヘッド Pending JP2001334381A (ja)

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