JP6122347B2 - 保護ガラスの汚れ検出方法及びレーザ加工ヘッド - Google Patents

保護ガラスの汚れ検出方法及びレーザ加工ヘッド Download PDF

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本発明は、レーザ加工ヘッドに備えられた保護ガラスの汚れを検出する方法およびレーザ加工ヘッドに関する。さらに詳細には、保護ガラスの外周面から検出光を照射し、周面で反射して外周面から漏出した検出光の光量を検出することによって保護ガラスの汚れを検出する方法及びレーザ加工ヘッドに関する。
レーザ加工機におけるレーザ加工ヘッドには、レーザ発振器から発振されたレーザ光を集光してワークへ照射する集光レンズが備えられている。レーザ光をワークへ照射してワークのレーザ加工を行うと、レーザ加工時に発生したスパッタやヒュームが周囲に飛散し、前記集光レンズを汚染することがある。集光レンズにスパッタ等が付着して汚染されると、集光レンズの劣化が激しいものである。したがって、スパッタやヒュームなどの汚染物質から集光レンズを保護するために、レーザ加工ヘッド内に保護ガラスを備えている。
上述のように、保護ガラスを備えた構成においては、スパッタ等から集光レンズを保護することができるものの、前記保護ガラスが汚染されることになる。したがって、レーザ加工時に生じたスパッタやヒュームなどの汚染物質から保護ガラスを保護する手段が講じられると共に、保護ガラスの汚れを検出する手段が講じられている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−52440号公報
前記特許文献1に記載のレーザ加工ヘッドの構成は、図4に示すごとき構成である。すなわち、従来のレーザ加工ヘッド1は、例えばロボットアーム等のごとくX,Y,Z軸方向へ移動自在なヘッド支持部材3に、取付アタッチメント5を介して適宜に装着してある。すなわち、レーザ加工ヘッド1は、加工ヘッド本体7を備えており、この加工ヘッド本体7に備えた支持ブラケット9が前記取付アタッチメント5に連結してある。
前記加工ヘッド本体7の上端側には光ファイバーレシーバ11が備えられており、この光ファイバーレシーバ11には、レーザ発振器(図示省略)に一端側を接続した光ファイバFの他端部が接続してある。そして、前記光ファイバFの他端部と対向する位置には、光ファイバFから出射されたレーザ光LBを平行光線化するためのコリメートレンズ13が内装してある。
上記コリメートレンズ13によって平行光線化されたレーザ光LBは、加工ヘッド本体7内に備えられた第1反射鏡15によって内装した集光レンズ17方向へ屈曲されている。そして、集光レンズ17によって集光されたレーザ光LBは、加工ヘッド本体7に備えた第2反射鏡19によって、加工ヘッド本体7に備えたレーザノズル21方向へ屈曲されてワーク(図示省略)へ照射され、ワークのレーザ加工が行われる。
前記レーザノズル21の上側であって、前記第2反射鏡19の下側には、レーザ加工時に発生したスパッタ、ヒュームから前記第2反射鏡19、集光レンズ17を保護するための保護ガラス23が備えられている。そして、前記保護ガラス23の汚染を検出するために、前記第2反射鏡19の上方には、当該第2反射鏡19を透過して前記保護ガラス23を上方から照射すると共に、前記保護ガラス23を透過してレーザ加工位置を照射する照射手段25が備えられている。さらに、レーザ加工位置を撮像する撮像手段27が備えられている。
レーザ加工時に生じたスパッタやヒューム等の汚染物質から前記保護ガラス23を保護するために、当該保護ガラス23と前記レーザノズル21との間には、前記汚染物質を外部へ吹き飛ばすためのエアーカーテン形成手段29が備えられている。すなわち、前記保護ガラス23とレーザノズル21との間には、空洞の箱状のケーシング31が備えられており、このケーシング31には、エアー供給路33を接続したエアー噴出手段35が備えられている。
前記エアー噴出手段35は、レーザ光LBに対して直交する方向にエアーカーテンを形成して、レーザ加工位置から保護ガラス23の方向へ飛散するスパッタ、ヒュームをエアー排出口37から外部へ吹き飛ばす作用をなすものである。そして、前記保護ガラス23の外周面の一部には、スパッタやヒュームが付着したことを検出するために、前記スパッタ等から乱反射された反射光を検出するための光ファイバ39の端部が適宜に接続してある。
前記構成において、レーザ光LBをワークへ照射してワークのレーザ加工を行うと、レーザ加工位置においてスパッタやヒュームの汚染物質が発生する。そして、レーザ加工位置から保護ガラス23の方向へ飛散した汚染物質の大部分はエアーカーテン形成手段29におけるエアー噴出手段25から噴出されたエアーカーテンによってエアー排出口37から外部へ排出される。しかし、汚染物質の一部は保護ガラス23の下面に付着する。
上述のように、保護ガラス23に汚染物質が付着すると、前記照射手段25によって上方向から照射された光の一部が汚染物質によって乱反射され、保護ガラス23の外周面から外部へ出射される。この外部へ出射された反射光の一部が光ファイバ39に入射され、この入射光の光量が予め設定した設定値より大きくなると、保護ガラス23の交換が行われる。
既に理解されるように、保護ガラス23にスパッタ等が付着したことを検出するための光(検出光)は、保護ガラス23の上方から照射されている。したがって、検出光の大部分は保護ガラス23を透過する。そして、前記保護ガラス23の下面において内部へ反射され、かつ汚染物質によって乱反射されて保護ガラス23の外周面へ出射される光を検出しているものである。よって、僅かな光量を検出しているものであり、検出レベルが低いと共に、外部から入射される外乱の影響を受け易いものであり、さらなる改善が望まれていた。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、レーザ加工ヘッドに備えた保護ガラスの汚れ検出方法であって、前記保護ガラスの外周面から当該保護ガラス内へ検出光を入射し、前記保護ガラスの周面によって反射されると共に前記保護ガラスに付着した汚染物質によって乱反射されて外周面から漏出した検出光の光量を、前記保護ガラスの周面に備えた光検出手段によって検出することによって保護ガラスの汚れを検出することを特徴とするものである。
また、前記保護ガラスの汚れ検出方法において、前記光検出手段の検出指向方向と前記検出光の入射方向とのなす角度が45°以下の範囲において前記保護ガラスに対する検出光の入射を行うことを特徴とするものである。
また、集光レンズと当該集光レンズを保護する保護ガラスを備えたレーザ加工ヘッドであって、前記保護ガラスの汚れを検出するための検出光を前記保護ガラスの外周面から保護ガラス内へ入射するための検出光入射手段と、前記保護ガラスの周面によって反射されると共に前記保護ガラスに付着した汚染物質によって乱反射されて外周面から漏出した検出光の光量を検出する光検出手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、前記レーザ加工ヘッドにおいて、前記検出光入射手段による入射方向と前記光検出手段の検出指向方向とのなす角度は45°以下であることを特徴とするものである。
また、前記レーザ加工ヘッドにおいて、レーザ加工時に発生したスパッタ、ヒュームを吹き飛ばすためのエアーカーテン形成手段を前記保護ガラスの下側に備え、前記エアーカーテン形成手段によるエアーの流れの下流側に対応した前記保護ガラスの下流端側を照射する上流側の位置に前記検出光入射手段が配置してあることを特徴とするものである。
また、前記レーザ加工ヘッドにおいて、前記保護ガラスは、レーザ加工位置を照射する照射手段の上側に備えられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、保護ガラスの外周面から保護ガラス内へ検出光を入射するものであるから、入射された検出光は、保護ガラスの上下両内面及び内周面によって反射される。したがって、検出光の入射位置が1ヶ所であっても、保護ガラス内部の全体に亘って検出光が透過することになる。そして、スパッタ等が付着すると、スパッタ等によって検出光が乱反射され、保護ガラスの外周面から外部へ出射されると、光検出手段によって検出される。
したがって、光検出手段によって検出される光量は大きなものであり、スパッタ等の付着を確実に検出することができる。また、検出光の光量が大きいので、検出レベルを高くすることができると共に、外乱の影響を抑制することができるものである。
本発明の実施形態に係るレーザ加工ヘッドの主要部分の構成を示す断面説明図である。 保護ガラスに対する検出光の入射を行う構成の説明図である。 検出光入射手段と光検出手段との位置的関係を示す説明図である。 従来のレーザ加工ヘッドの構成を示す説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態に係るレーザ加工ヘッドの構成について説明するに、実施形態に係るレーザ加工ヘッドの大部分の構成は前述した従来のレーザ加工ヘッドと同様の構成である。したがって、レーザ加工ヘッドに備えた保護ガラスの汚れを検出する構成について説明する。なお、前述したレーザ加工ヘッドにおける構成要素と同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして重複した説明は省略する。
図1を参照するに、本発明の実施形態に係るレーザ加工ヘッド1Aは、前述した従来のレーザ加工ヘッドと同様に、集光レンズ(図示省略)を備えた加工ヘッド本体7を備えている。この加工ヘッド本体7の下側すなわちレーザノズル(図1には図示省略)側には、保護ガラス23を着脱可能に備えたガラスホルダユニット41が備えられている。このガラスホルダユニット41の下側には、前述した照射手段25に代わる照射手段43が備えられている。そして、この照射手段43の下側には、前述したケーシング31と同一構成のケーシング31Aが備えられている。
前記ガラスホルダユニット41は、前記加工ヘッド本体7の下側に取付けた環状のユニット本体45を備えている。このユニット本体45内には、円板状の前記保護ガラス23を備えた円筒形状のガラスホルダ46が備えられている。このガラスホルダ46において、後述する検出光入射手段、光検出手段に対応した位置には、入射光及び反射光が透過自在な光透過孔が備えられている。
前記ユニット本体45には、前記保護ガラス23の外周面から当該保護ガラス23内へ検出光を入射するための検出光入射手段の1例としてのLED47が備えられている。また、前記ユニット本体45には、前記保護ガラス23内において反射して、保護ガラス23の外周面から出射(漏出)した検出光を検出するための光検出手段の1例としての光ファイバ49が備えられている。
上記構成により、レーザ光LBをワーク(図示省略)へ照射してのレーザ加工時に生じたスパッタ、ヒューム等の汚染物が保護ガラス23に付着すると、前記LED47から入射された検出光が前記汚染物によって乱反射される。そして、この乱反射光が前記光ファイバ49によって検出されるものである。なお、保護ガラス23に対するスパッタ等の付着量が多くなると、前記光ファイバ49に入射される光量が多くなる。
したがって、光ファイバ49に入射された検出光を受光素子(図示省略)によって電圧に変換する。そして、予め設定した基準電圧と上記変換電圧とを電圧比較手段(図示省略)によって比較することにより、前記保護ガラス23に対するスパッタ等の付着量(汚染度合)を知ることができるものである。
前記照射手段43は、前記ユニット本体45の下面に取付けた筒状の照明ハウジング51を備えている。この照明ハウジング51内には、外周面にテーパ状の反射面53Fを備えた筒状の反射部材53が備えられている。そして、前記反射面53Fの周囲には、レーザ加工位置を照射する照明用の光源としての複数のLED55が備えられている。
したがって、前記LED55から照射される光は、テーパ状の反射面53Fによって下方向へ反射されて、レーザ加工位置の照明を行うことになる。よって、撮像手段(図示省略)によってレーザ加工位置を容易に撮像することができるものである。既に理解されるように、前記照射手段43は、保護ガラス23を備えたガラスホルダユニット41の下側に備えられており、かつテーパ状の反射面53Fによって照明光を下方向へ反射する構成であるから、前記LED55からの光が保護ガラス23に照射されるようなことはないものである。
前記照射手段43の下側に備えた前記ケーシング31Aは、前述した従来のケーシング31と同一構成であるから、レーザ加工位置から保護ガラス23方向へ飛散するスパッタやヒュームの大部分を、ケーシング31Aに備えたエアー排出口(図1には図示省略)から外部へ吹き飛ばすことができるものである。
ところで、既に理解されるように、保護ガラス23の汚れを検出するための検出光は、円板状の保護ガラスの外周面から保護ガラス23内に入射するものであるから、図2に概念的に示すように、入射された検出光DLは、保護ガラス23における内側の上下両面によって反射されると共に内周面によって反射されることになる。したがって、LED47から照射された多量の検出光DLが保護ガラス23の内部を走査することになる。よって、LED47は1個で充分である。そして、保護ガラス23の下面にスパッタ等が付着すると、多量の検出光DLがスパッタ等の汚染物質によって乱反射されることとなり、スパッタ等の汚染物質の付着の検出を容易に行うことができるものである。なお、光量が大きいので、外乱に対して左右されることはないものである。
なお、図2(B)に示すように、保護ガラス23の上方から保護ガラス23に対して検出光DLを照射すると、検出光DLの大部分は保護ガラス23を透過する。そして、保護ガラス23の内側下面において反射して保護ガラス23内へ入射される検出光DLの光量は極めて少ないものである。したがって、前記特許文献1に記載のように、保護ガラス23を全面的に照射する必要があり、多くのLEDを必要とするものである。
ところで、保護ガラス23の外周面から検出光DLを入射する場合、LED47は1個で充分であるか否か、及びLED47による検出光の入射方向と光ファイバ49による検出指向方向との望ましい位置的関係を調べた。すなわち、光ファイバ49に対向した位置AにLED47を配置して検出光の入射を行った場合の光量の検出レベル(受光レベル)を1000とする。そして、22.5°毎にLED47の位置を変更して検出光の入射を行った場合の検出レベルは、図3に示すとおりであった。
すなわち、対向した位置Aを間にして両方向へ45°の範囲(全体としては90°の範囲P1)において検出光の入射を行った場合の検出レベルは1000であった。したがって、前記光ファイバ49に対向した位置A付近にLED47を配置して検出光を保護ガラス23に入射した場合には、検出光が光ファイバ49に直接入射されるものである。したがって、検出光が光ファイバ49へ直接入射される範囲P1にLED49を配置すると、検出レベルが高く、検出光がスパッタ等において乱反射された反射光を検出する構成においては、受光レベルの変化が小さく望ましいものではない。
検出レベル(受光レベル)が1000の範囲を間にしての両側の90°の範囲P2において検出光の入射を行った場合の検出レベルは、図3に示すように300以下であって低い数値であった。すなわち、上記両側の90°の範囲P2においては、LED47から保護ガラス23内に入射された検出光の弱い間接光、散乱光が光ファイバ49に入射されるものである。そして、スパッタ等によって乱反射された反射光を検出する構成においては、検出レベルの変化が小さく、また、例えば外部照明等の外乱の影響を受け易いものである。したがって、光ファイバ49の配置位置に対して前記範囲P2内にLED47を配置することは望ましいものではない。
次に、光ファイバ49を間にして両側へ45°の範囲すなわち光ファイバ49を中心にして90°の範囲P3の範囲にLED47を配置した場合、光ファイバ49に入射される検出光の受光レベルは図3に示すとおりであった。すなわち受光レベルは400〜600の範囲であった。この範囲P3にLED47を配置して保護ガラス23内に入射すると、LED47に対向した内周面からの一時反射光が光ファイバ49に入射されるものである。そして、この範囲P3にLED47を配置した場合、保護ガラス23に付着したスパッタ等によって検出光が乱反射されて光ファイバ49に入射されるとき、入射光の変化が大きく望ましいものである。
前記構成において、レーザ加工ヘッド1Aに備えた集光レンズによってレーザ光LBを集光してワークに照射することにより、ワークのレーザ加工が行われる。そして、レーザ加工位置から保護ガラス23方向へ飛散するスパッタやヒュームの汚染物質の大部分は、ケーシング31Aに備えられているエアーカーテン形成手段において噴出されるエアーカーテンによって外部へ排出される。そして、前記汚染物質の一部は保護ガラス23の下面に付着することがある。
この場合、前記エアーカーテンによって下流側へ流されつつ保護ガラス23に付着することが多い。したがって、汚染物質は、前記エアーカーテンの流れ方向に見て、保護ガラス23の下流端側に付着する傾向にある。よって、前記LED47は、保護ガラス23の前記下流端側を照射する上流側の位置に備えることが望ましいものである。
以上のごとき説明より理解されるように、保護ガラス23に対して外周面からLED47によって検出光を入射する構成であるから、前記LED47から出射される検出光の大部分を保護ガラス23内に入射することができる。したがって、検出光用のLED47は1個でもよいこととなり、構成の簡素化を図ることができる。
また、保護ガラス23の外周面から検出光を入射することにより、入射された検出光は、保護ガラス23における上下の内面及び内周面によって反射される。したがって、保護ガラス23内に入射された検出光は反射によって保護ガラス23の全体に亘って照射されることになる。換言すれば、保護ガラス23の全体に亘って検出光の光量が大きく保持されるものである。そして、スパッタ等によって乱反射される検出光の光量を大きく保持することができ、検出レベルを高くすることができると共に、外乱の影響を抑制することができるものである。
すなわち、保護ガラス23の外周面から検出光を入射し、スパッタ等によって乱反射された反射光が保護ガラス23の外周面から出射されることを検出して、スパッタ等の付着を検出するものである。したがって、保護ガラス23の上面側又は下面側から検出光を照射して、汚染物質によって乱反射された反射光を外周面から出射させて検出する場合に比較して、スパッタ等の検出をより確実に行うことができるものである。
1A レーザ加工ヘッド
23 保護ガラス
41 ガラスホルダユニット
43 照射手段
45 ユニット本体
47 LED(検出光入射手段)
49 光ファイバ(光検出手段)
51 照明ハウジング
55 LED(光源)

Claims (6)

  1. レーザ加工ヘッドに備えた保護ガラスの汚れ検出方法であって、前記保護ガラスの外周面から当該保護ガラス内へ検出光を入射し、前記保護ガラスの周面によって反射されると共に前記保護ガラスに付着した汚染物質によって乱反射されて外周面から漏出した検出光の光量を、前記保護ガラスの周面に備えた光検出手段によって検出することによって保護ガラスの汚れを検出することを特徴とする保護ガラスの汚れ検出方法。
  2. 請求項1に記載の保護ガラスの汚れ検出方法において、前記光検出手段の検出指向方向と前記検出光の入射方向とのなす角度が45°以下の範囲において前記保護ガラスに対する検出光の入射を行うことを特徴とする保護ガラスの汚れ検出方法。
  3. 集光レンズと当該集光レンズを保護する保護ガラスを備えたレーザ加工ヘッドであって、前記保護ガラスの汚れを検出するための検出光を前記保護ガラスの外周面から保護ガラス内へ入射するための検出光入射手段と、前記保護ガラスの周面によって反射されると共に前記保護ガラスに付着した汚染物質によって乱反射されて外周面から漏出した検出光の光量を検出する光検出手段とを備えていることを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  4. 請求項3に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、前記検出光入射手段による入射方向と前記光検出手段の検出指向方向とのなす角度は45°以下であることを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  5. 請求項3又は4に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、レーザ加工時に発生したスパッタ、ヒュームを吹き飛ばすためのエアーカーテン形成手段を前記保護ガラスの下側に備え、前記エアーカーテン形成手段によるエアーの流れの下流側に対応した前記保護ガラスの下流端側を照射する上流側の位置に前記検出光入射手段が配置してあることを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  6. 請求項3,4又は5に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、前記保護ガラスは、レーザ加工位置を照射する照射手段の上側に備えられていることを特徴とするレーザ加工装置。
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