JP2001332347A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001332347A
JP2001332347A JP2000150807A JP2000150807A JP2001332347A JP 2001332347 A JP2001332347 A JP 2001332347A JP 2000150807 A JP2000150807 A JP 2000150807A JP 2000150807 A JP2000150807 A JP 2000150807A JP 2001332347 A JP2001332347 A JP 2001332347A
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JP
Japan
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connector housing
connector
male connector
panel
elastic piece
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Application number
JP2000150807A
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English (en)
Inventor
Yasuo Matsushita
靖生 松下
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雌雄のコネクタのがたつきをなくす。 【解決手段】 雄コネクタハウジング11の底面壁11
Cには取付支柱14が下向きに突設され、その下端に形
成した一対の弾性係合爪14Aを利用してパネル30に
取り付けることができる。一方、雄コネクタハウジング
11の背面壁11Aには上側を自由端とした弾性片17
が形成され、自然状態では上端部が背面壁11Aよりも
内側に突出した状態にある。雌コネクタハウジング21
を雄コネクタハウジング11内に挿入して完全嵌合状態
とすると、弾性片17が弾性変形して雄コネクタハウジ
ング11に対してその挿入方向とは反対側に弾発力が作
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車体パネル
等に固定されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとしては、例えば実開
平6−80282号公報に記載のものが公知である。こ
れは、相互に嵌合する雌雄のコネクタのうちの一方のコ
ネクタハウジングに、車両のパネルに形成した係合孔に
係合する係止突起片を設け、この係止突起片をパネルの
係合孔に係合させてコネクタハウジングを車両側に固定
し、ここにワイヤハーネスから延びる他方のコネクタを
嵌合する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成では、車両の振動が加わると、ワイヤハーネス側の
コネクタと車体側に固定されたコネクタとが相互に異な
る振動数で振動するために、両コネクタハウジングが嵌
合のクリアランスの範囲内で細かく当たり合って異音を
発したり、両コネクタハウジングに取り付けた端子相互
が擦れ合って異常な摩耗が生じたりするという問題があ
る。
【0004】そこで、本発明は、両コネクタハウジング
の相対的な振動を極力防止することができるコネクタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、相互に嵌合する雌雄のコネクタ
の少なくとも一方のコネクタハウジングに車両等のパネ
ルに取り付けるための取付部材を設けたものにおいて、
前記コネクタハウジングのうちの少なくとも一方に、前
記両コネクタの嵌合状態で相手方のコネクタのコネクタ
ハウジングに対して弾接する弾性片を設けたところに特
徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、車両側のパネルに取り
付けられるコネクタハウジングに、その取付部材の近傍
に前記パネルに弾接する弾性片を一体に設けたところに
特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1のコネクタによれば、
両コネクタが嵌合状態にあるとき、弾性片によって相手
側のコネクタハウジングが付勢されるため、嵌合のクリ
アランスが消された状態になる。従って、仮に車両の振
動を受けても、両コネクタハウジングは相対的な振動を
起こさず、異音発生や端子の異常摩耗を防止することが
できる。また、請求項2のコネクタによれば、車体側に
取り付けられるコネクタハウジングにも車両側のパネル
に弾接する弾性片が設けられているから、そのコネクタ
ハウジングとパネルとの係合上のクリアランスも消され
ており、このコネクタハウジングとパネルとの間での異
音の発生も防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>図1ないし図4
は本発明の第1実施形態を示す。図1の左側に示した雄
コネクタ10は、背面壁11Aによって一端側を閉じた
角筒フード状をなす雄コネクタハウジング11を備えて
おり、その背面壁11Aに複数本の雄端子金具(図示省
略)を圧入により固定してその雄コネクタハウジング1
1内に突出させている。この雄コネクタハウジング11
の上面壁11Bには奥端部(図示左端)から開口端部
(図示右端)にかけて直線状に係合スリット12が形成
されている。なお、この係合スリット12に沿って両側
にガイドリブ13が左右方向に延びて形成されている。
【0009】また、雄コネクタハウジング11の底面壁
11Cには、図3及び図4に示すように、取付部材に相
当する取付支柱14が下向きに突設され、その下端に一
対の弾性係合爪14Aが両側に形成されている。この弾
性係合爪14Aは上端側を自由端として取付支柱14側
に寄るように弾性変形可能であって、車両のパネル30
に形成した取付孔31内に押し込み可能である。そし
て、上記取付支柱14の上端近くには弧状をなす弾性片
15が左右に羽根を広げるように設けられ、弾性係合爪
14Aをパネル30の取付孔31内に押し込んでその開
口縁に係合させたときに、弾性片15がパネル30の上
面に弾接するようになっている。
【0010】一方、図1の右側には雌コネクタ20を描
いてある。これは前記雄コネクタハウジング11内に挿
入可能な角筒状をなす雌コネクタハウジング21を備
え、この雌コネクタハウジング内に複数本の雌端子金具
(図示省略)を周知の係合手段によって抜け止め状態で
収容して構成してなる。この雌コネクタハウジング21
の上面には、先端部(図1中左側端部)から立ち上がっ
て、後ろ向きに延びるロックアーム22が一体成型され
ている。
【0011】ロックアーム22の中間部にはロック突起
23が突設され、先端には押さえ部24が形成されてい
る。図1の矢印Aに示すように雌コネクタハウジング2
1を雄コネクタハウジング11内に挿入すると、このロ
ックアーム22が雄コネクタハウジング11のガイドリ
ブ13,13間にぴったりと嵌合して直線状に案内さ
れ、ロック突起23が雄コネクタハウジング11の開口
端に当接してロックアーム22が矢印B方向に回動して
雌コネクタハウジング21が更に深く挿入される。そし
て、ロック突起23が係合スリット12に合致するよう
になると、ロックアーム22が矢印Bとは反対方向に回
動してロック突起23が係合スリット12内に嵌り込ん
で両コネクタ10,20が完全嵌合状態に抜け止めされ
る(図2参照)。
【0012】さて、図3に示すように、雄コネクタハウ
ジング11の背面壁11Aにはその上半部分に下向きに
開放するコ字型をなすスリット16が形成され、これに
て上側を自由端とした弾性片17が形成されている。こ
の弾性片17は、図1に示すように、自然状態では上端
側を雄コネクタハウジング11の内側に向けた傾斜状態
とされ、上端部が背面壁11Aよりも内側に突出した状
態にある。従って、雌コネクタハウジング21を雄コネ
クタハウジング11内に挿入して完全嵌合状態とする
と、図2に示すように弾性片17が雄コネクタハウジン
グ11の挿入方向側に向けて弾性変形し、これにより、
弾性片17から雄コネクタハウジング11に対してその
挿入方向とは反対側に弾発力が作用することになる。こ
の結果、ロックアーム22のロック突起23が係合スリ
ット12の端部内壁に押し付けられ、雄コネクタハウジ
ング11と雌コネクタハウジング21との間のクリアラ
ンスが消された状態となる。
【0013】従って、本実施形態によれば、雄コネクタ
10がパネル30に取り付けられ、そこに雌コネクタ2
0が嵌合された状態で車両の走行振動を受けたとして
も、両コネクタのコネクタハウジング11,21間のク
リアランスが消されているから、これらが互いに衝突し
て異音を発することがなく、また、端子金具相互が異常
摩耗を来すようなこともない。しかも、特に本実施形態
では、雄コネクタハウジング11とパネル30との間に
は弾性片15が設けられており、これがパネル30に押
し付けられて弾性係合爪14Aとパネル30との間のク
リアランスも消される状態としているから、雄コネクタ
10とパネル30との間のがたつきもなく、異音発生を
確実に防止することができる。
【0014】<第2実施形態>
【0015】図5ないし図7は本発明の第2実施形態を
示す。前記第1実施形態との相違は、雄コネクタハウジ
ング11の左右両側壁部11Dに上下一対のスリット1
8を形成することで、そのスリット18間を弾性片19
としたところにあり、その他は前記第1実施形態と同様
である。従って、第1実施形態と同一部分には同一符号
を付して重複する説明を省略する。
【0016】上記弾性片19には雄コネクタハウジング
11内側に突出する突起19Aが形成してあり、その雄
コネクタハウジング11の開口端側を傾斜面としてあ
る。この構成によれば、図6の矢印Cに示すように雌コ
ネクタハウジング21を雄コネクタハウジング11内に
挿入すると、その雌コネクタハウジング21の先端が左
右の両弾性片19の各突起19Aに当接し、各弾性片1
9が図7に示すように横に広がるように弾性変形して雌
コネクタハウジング21のがたつきが防止される。
【0017】<他の実施形態>
【0018】本発明は上記記述及び図面によって説明し
た実施の形態に限定されるものではなく、例えば次のよ
うな実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【0019】(1)上記各実施形態では、雄コネクタ1
0をパネル30に取り付ける構成としたが、これは逆
に、雌コネクタをパネルに取り付けてここに雄コネクタ
を嵌合する構成としてもよい。 (2)上記各実施形態では、雄コネクタ10を弾性係合
片14Aを備えた取付支柱14によってパネル30に取
り付ける構成としたが、これに限らず、例えばパネル側
に設けた突片状のブラケットをコネクタ側に設けた係合
ホルダに係合させてコネクタを取り付ける構成であって
もよい。
【0020】(3)雄コネクタと雌コネクタとの間に設
ける弾性片は、必ずしも上記実施形態のように雄コネク
タ側に設けずとも、逆に雌コネクタ側に設ける構成であ
ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す嵌合前の縦断面
【図2】 同じく嵌合後の縦断面図
【図3】 雄コネクタの背面図
【図4】 雄コネクタの正面図
【図5】 本発明の第2実施形態を示す雄コネクタの斜
視図
【図6】 同じく嵌合前の横断面図
【図7】 同じく嵌合後の横断面図
【符号の説明】
10……雄コネクタ 11……雄コネクタハウジング 14……取付支柱 14A……弾性係合爪 15……弾性片 17……弾性片 19……弾性片 20……雌コネクタ 21……雌コネクタハウジング 22……ロックアーム 30……パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に嵌合する雌雄のコネクタの少なく
    とも一方のコネクタハウジングに車両等のパネルに取り
    付けるための取付部材を設けたものにおいて、前記コネ
    クタハウジングのうちの少なくとも一方に、前記両コネ
    クタの嵌合状態で相手方のコネクタのコネクタハウジン
    グに対して弾接する弾性片を設けたことを特徴とするコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記取付部材を設けたコネクタハウジン
    グには、その取付部材の近傍に前記パネルに弾接する弾
    性片が一体に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107571813A (zh) * 2016-07-05 2018-01-12 福特环球技术公司 用于车辆的连接组件、线束夹组件及内饰组件
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JP2020107576A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 古河電気工業株式会社 コネクタカバー及びコネクタ付コネクタカバー
JP2023119872A (ja) * 2022-02-17 2023-08-29 いすゞ自動車株式会社 車両のコネクタ固定構造
JP7449819B2 (ja) 2020-08-25 2024-03-14 古河電気工業株式会社 コネクタホルダおよび該コネクタホルダを備えたワイヤハーネス

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