JP2001328793A - クレーン装置 - Google Patents

クレーン装置

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JP2001328793A
JP2001328793A JP2000148335A JP2000148335A JP2001328793A JP 2001328793 A JP2001328793 A JP 2001328793A JP 2000148335 A JP2000148335 A JP 2000148335A JP 2000148335 A JP2000148335 A JP 2000148335A JP 2001328793 A JP2001328793 A JP 2001328793A
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JP2000148335A
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Koji Kimura
浩二 木村
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Kato Works Co Ltd
Kato Seisakusho Co Ltd
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Kato Works Co Ltd
Kato Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格納時のジブの分離を防止する。 【解決手段】 使用時にはブーム2の先端部から延設さ
れ,非使用時には着脱装置によってブーム2に並列且つ
近接状態で格納されるジブ3を備えるクレーン装置1に
おいて、着脱装置4を、ブーム2側とジブ3側とに分か
れて装備される係止機構41と被係止部材42とを含む
構成とし、係止機構41が被係止部材42に対する着脱
動作を行う係止部材44を有すると共に、ジブ3に,当
該ジブ3の格納動作によって係止部材44の着脱動作を
規制する配置となる着脱規制部材6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン装置に係
り、特に、ジブの使用に好適なクレーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13に示すように、従来からクレーン
装置100では、必要に応じて、起伏回動するブーム1
01の先端部にさらに片持ち梁状のジブ102を継ぎ足
し、当該ジブ102の先端部からフック103を吊下し
作業を行う場合がある。
【0003】このジブ102は、非使用時には、図14
に示すように、ブーム101の側面側において当該ブー
ム101に並列した状態で着脱装置104によって着脱
自在に格納されている。この着脱装置104は、ジブ1
02の先端部(基端部と反対側の端部)の近傍と中間部
との二箇所に設けられている。図15は、図14におけ
るX−X線に沿った端面の図示であり、図16は図15
のY方向から見たジブ先端部近傍の着脱装置104を示
す。
【0004】これら図15,16によれば、着脱装置1
04は、ブーム101に設けられた枠体105と、この
枠体105によってブーム101の長手方向に沿って往
動自在に保持されたロックピン106と、このロックピ
ン106をロック状態に付勢(図16における左方に押
圧する)するコイルバネ107と、ジブ102に固定装
備された被係止部材108とを備えている。
【0005】この被係止部材108は、ジブ102のブ
ーム101に対する対向面上から立設されており、その
先端部には係合穴が穿設されている。そして、この係合
穴にロックピン106の先端部が嵌挿されることにより
ブーム101とジブ102との連結が図られるようにな
っている。また、ジブ102のブーム101からの取り
外しは、ロックピン106をコイルバネ107の弾性力
に抗して右方に移動させ、被係止部材108とロックピ
ン106の係合を解除することによって行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記着脱装置104
は、ロックピン106の解除方向への移動操作のみによ
り被係止部材108が解除されてしまうため、ブーム1
01からのジブ102の不慮の解除を防止するために、
ロックピン106の移動を防止するための安全装置が必
要不可欠であった。この安全装置としては、ロックピン
106と枠体105に設けられた各挿通穴に同時に挿入
してロックピン106の移動を固定する手動式の固定ピ
ンが一般的であった。
【0007】しかしながら、この様な固定ピンにより解
除防止を図る場合であっても、当該固定ピンの装着を忘
れないように常に細心の注意を要し、また固定ピンの装
着と解除は作業の繁雑性を伴うものであった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、作業の繁雑性の解消並びにジブの着脱作業に
ついてより高い信頼性を有するクレーン装置を提供する
ことを、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、使用時にはブームの先端部から延設され,非使用時
には着脱装置によってブームに並列且つ近接状態で格納
されるジブを備えるクレーン装置において、着脱装置
を、ブーム側とジブ側とに分かれて装備される係止機構
と被係止部材とを含む構成とする。
【0010】そして、係止機構が、被係止部材に対する
着脱動作を行う係止部材を有すると共に、ブーム又はジ
ブのいずれか一方に,ジブの格納動作により係止部材の
着脱動作を規制する配置となる着脱規制部材を設ける、
という構成を採っている。
【0011】上述の構成では、係止機構がブームに、被
係止部材がジブに装備されている場合と、係止機構がジ
ブに、被係止部材がブームに装備されている場合のいず
れであっても良い。ここでは、係止機構がブームに、被
係止部材がジブに装備されている場合を例にして説明す
る。
【0012】ジブの格納に際しては、当該ジブはブーム
先端から外され、ブームに並列且つ近接するように着脱
装置がジブの保持を行う。そして、係止機構の係止部材
が一定の着脱動作を行うことで被係止部材と結合し、こ
れらを介してジブがブームに連結されることにより格納
が実現する。
【0013】そしてこのとき、一定の格納位置にジブが
納まると、ブーム又はジブに設けられている着脱規制部
材が係止部材の着脱動作を妨げる配置に位置することと
なる。従って、ジブが一定の格納位置にある限り係止部
材は着脱動作が行えず、ジブはブームとの連結状態を有
効に維持することとなる。また、ジブを外すためには、
当該ジブを一定の格納位置からずらして着脱規制部材の
配置を変え、係止部材の着脱動作を可能にならしめる。
これにより、係止部材と被係止部材との係合状態が解除
され、ジブがブームから外される。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の構成に加えて、着脱装置は、ジブをブームの下面
側から側面側までの間で移動自在に保持すると共に、そ
の移動を付勢する付勢手段を有し、着脱規制部材を、ジ
ブがブームの側面側にあるときのみ係止部材の着脱動作
を規制する配置とする、という構成を採っている。
【0015】かかる構成では、ブームの下面側におい
て、係止部材が着脱動作により被係止部材を係止し、ブ
ームとジブの連結を図る。そして、付勢手段により、か
かる連結状態のまま、ジブをブームの下面側から側面側
に移動させると、着脱規制部材が係止部材の着脱動作規
制位置に位置することとなり、ジブがブームの側面側に
位置する限り、係止部材が被係止部材を係止し、ジブと
ブームの連結状態は維持される。
【0016】また、ジブを取り外す場合には、付勢手段
によりジブをブームの側面側から下面側に移動させ、係
止部材の着脱動作を可能にし、被係止部材の係止状態を
解除する。これにより、ジブがブームから取り外され
る。
【0017】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の構成に加えて、係止機構は、係止部材を被
係止部材の係止位置から解除位置の間で移動自在に保有
しており、着脱規制部材は、ジブの格納時の配置への移
動に伴い、係止位置よりも解除位置側に位置している係
止部材に当接すると共に当該係止部材を係止位置に押圧
する当接部を備える、という構成を採っている。
【0018】上記構成にあっては、係止部材が係止位置
にあるときには被係止部材を係止し、解除位置にあると
きには被係止部材の係止状態を解除している。即ち、係
止機構は、これら二つの位置を係止部材が移動すること
で被係止部材の係止と解除とを行っている。
【0019】そして、係止部材が充分に被係止部材を係
止していなかった場合、当該係止部材は、解除位置から
係止位置の途中に位置することとなる。かかる構成で
は、上述のように途中に位置する係止部材と当接する当
接部を着脱規制部材が備えているので、ジブを格納位置
に格納するに際して、不十分な係止状態にあった係止部
材をその係止位置まで押圧する。従って、かかる構成で
は、上記各構成と同様の動作が行われると共に、ジブの
格納完了までに係止部材は被係止部材の係止を常に行う
こととなる。
【0020】本発明は、上述した各構成によって前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態] (クレーン装置の全体構成)本発明の第1の実施形態を
図1乃至図7に基づいて説明する。図1は、本実施形態
たるクレーン装置1の要部を開示した斜視図である。こ
のクレーン装置1は、図示を省略した走行車量に搭載さ
れており、使用時にブーム2の先端部に延設され,非使
用時には着脱装置4,5を介してブーム2に格納される
梁状のジブ3を備えている。
【0022】上記ブーム2は、操縦席を備える上部旋回
体10に支持され、起伏回動を自在に行う。一方、ジブ
3は、使用時において、その基端部がブーム2の先端部
に連結され、当該ブーム2の長手方向に沿って延長する
方向或いは一定の鋭角範囲内で屈曲した状態で延設され
る(図13参照)。また、非使用時には図1に示すよう
に、通常ブーム2の側面側に並列且つ近接状態で格納さ
れる。
【0023】さらに、このジブ3は、着脱装置4,5に
よって、ブーム2に対してその側面側から下面側(図1
の矢印の方向)に自在に移動することが可能である。そ
して、かかる移動の後に当該ジブ3の基端部をブーム2
の先端部にある取付部21に連結し、ジブ3全体をブー
ム2を含んだ垂直平面に沿って大きく回動させることに
よって参照図面図13に示す使用状態の配置とすること
を可能としている。
【0024】(着脱装置)ジブ3は、二つの着脱装置
4,5を介してブーム2に連結されている。一方の着脱
装置4はジブ3の先端部(ブーム2の基端部)側に設け
られており、他方の着脱装置5はジブ3の中間部に設け
られている。これら着脱装置の配置についてはブーム2
の長手方向に沿っていればいずれの配置でも良いが、着
脱装置の個体数は二以上であることが望ましい。
【0025】これらの着脱装置4,5はいずれもブーム
2に対するジブ3の移動を自在としてこれらを連結し、
また必要な際(例えば、前述したブーム2の下面側から
先端部にジブを回動させる場合)にはブーム2からのジ
ブ3の分離も自在としている。
【0026】以下、これら着脱装置4と着脱装置5とは
主要な構造は同様であるので、着脱装置4について主に
説明し、着脱装置5については異なる部分についてのみ
説明するものとする。
【0027】図2(A)は、ジブ3がブーム2の下面側
に位置している状態において図1の矢印W方向から見た
着脱装置4を示している。この図2(A)に示すよう
に、着脱装置4は、ブーム2に装備された係止機構41
と、ジブ3に装備されると共に係止機構41に係止され
る被係止部材42とを備えている。さらに、係止機構4
1は、ブーム2の側面上に設けられた枠体43と、この
枠体43によってブーム2の長手方向に沿って往動自在
に保持された係止部材としてのロックピン44と、この
ロックピン44をロック状態に付勢(図2(A)におけ
る左方に押圧する)するコイルバネ45と、ロックピン
44による被係止部材42の係止状態を解除する解除機
構46(図1参照)とを備えている。
【0028】上記ロックピン44は、棒状を呈してお
り、コイルバネ45により自らの一端部側(図2(A)
における左方)に位置している状態が被係止部材42を
係止し得る係止位置であり、解除機構46により自らの
他端部側(図2(A)における右方)に位置している状
態が解除位置である。
【0029】このロックピン44は、一端部が略楔状に
斜面が形成されており、他端部には解除機構46のワイ
ヤが接続されている。また、他端部側近傍には、後述す
る着脱規制部材6と係合するための突起47が自らの長
手方向と直交する方向に沿って立設されている。
【0030】解除機構46は、ロックピン44に接続さ
れたワイヤと、ブーム2の基端部近傍に配設された操作
レバーとから構成され、操作レバーを操作するとワイヤ
を介してロックピン44をコイルバネ45の張力に抗し
て解除位置へ移動させることができる。従って、係止機
構41を遠隔操作することを可能としている。なお、こ
の解除機構46はワイヤではなくロッドやロープにより
張力を付する構成としても良い。
【0031】また、コイルバネ45に替えてソレノイド
や油圧又は空圧シリンダ機構等によってロックピン44
を係止位置に付勢する構成としても良く、その場合、解
除機構46は、ソレノイド又はシリンダ機構の操作回路
が使用される。
【0032】一方、被係止部材42は、ジブ3のブーム
2に対する対向面上から立設された板状のブラケットで
あり、図2(B)に示すように、その先端近傍には係合
穴42aが穿設されている。そして、この係合穴42a
にロックピン44の先端部が嵌挿されることにより係止
状態となってブーム2とジブ3との連結が図られるよう
になっている。また、図3に示すように、ロックピン4
4が解除機構46により解除位置側に引っ張られ、ロッ
クピン44の先端部が係合穴42aから抜脱されると、
係合状態が解かれ、ジブ3をブーム2から分離すること
が可能となる。
【0033】また、着脱装置4は、ジブ3をブーム2の
格納時の配置へ移動させる動作に連動してロックピン4
4が被係止部材42を自動的に係止する自動ロック構造
となっている。即ち、被係止部材42は、その先端部の
縁が楔状に形成されており、これに対してロックピン4
4の先端部も楔状に形成されていることは前述した通り
である。そして、ジブ3をブーム2に接近させるに従っ
て、互いの先端部の傾斜面が当接するように互いの先端
形状が設定されている。
【0034】かかる自動ロック動作を図4に基づいて説
明する。図4(A)は、ジブ3がブーム2に向かって接
近しつつある状態を示す。次に、図4(B)では、被係
止部材42の先端がロックピン44の先端部に当接し、
被係止部材42に押圧されてロックピン44が後退を始
めた状態を示している。次に、図4(C)では、被係止
部材42がロックピン44を完全に後退させ、係止され
る手前の状態を示している。図4(D)では、ロックピ
ン44が係合穴42aに侵入して被係止部材42をロッ
クした状態を示している。
【0035】このように、着脱装置4は、ジブ3の格納
のために当該ジブ3がブーム2に接近する動作に伴い、
係止部材たるロックピン44が被係止部材42を係止す
るいわゆるオートロック構造を備えるので、上記作業を
手動で行う煩雑性が解消され、操作性の向上を図ること
が可能となっている。
【0036】また、着脱装置5は、着脱装置4,5とに
より保持された状態にあるジブ3のブーム2の下面側と
側面側との間における移動を付勢する付勢手段としての
油圧シリンダ機構58を備えている。従って、ブーム2
の下面側において連結されたジブ3を側面側に引き上げ
且つ当該側面側即ち格納位置に保持することが可能であ
り、また、必要に応じて下面側に緩やかな動作で降ろす
ことも可能である。
【0037】(着脱規制部材)さらに、クレーン装置1
は、ジブ3の格納動作によって、着脱装置4のロックピ
ン44の解除動作を規制する配置となる着脱規制部材6
を有している。この着脱規制部材6は、短冊状であっ
て、被係止部材42と同様ジブ3側においてブーム2と
の対向面上に立設装備されている。この着脱規制部材6
は、図2(A)に示すように、着脱装置4による連結状
態でジブ3がブーム2の下面側に位置するときには、ロ
ックピン44の突起47と同方向となるように延設され
ている。
【0038】また、着脱規制部材6のブーム2の長手方
向における配設位置は、係止状態にあるロックピン44
の突起47のすぐ解除位置寄り(図2(A)の矢印V
側)に位置している。厳密には、突起47の解除位置側
端部47aよりも僅かに着脱規制部材6の係止位置側端
部61が解除位置側寄りとなっている。
【0039】さらに、着脱規制部材6のロックピン44
を中心とする半径方向における配置を図5に基づいて説
明する。この図5は図2(A)におけるU−U線に沿っ
た端面図であり、二点鎖線によりジブ3がブーム2の側
面側に移動した状態を示している。これに示すように、
着脱規制部材6は、その平板面がロックピン44の長手
方向に沿い且つ近接する配置を成している。また、ジブ
3はロックピン44を中心に回動するので、ブーム2の
下面側と側面側のいずれに位置する場合であっても同様
のことがいえる。
【0040】図6は図2(A)の矢印T方向からジブ3
がブーム2の側面側に位置する状態を示した平面図であ
る。着脱規制部材6はロックピン44に対して上述の配
置に設定されているので、ジブ3を側面側に回動させる
と、突起47の解除位置側端部47aのすぐ解除位置側
に着脱規制部材6は隣接することとなる。従って、着脱
規制部材6は、ジブ3ブーム2の下面側に位置するとき
は何ら妨げとならないが、ジブ3が側面側に位置すると
きには、ロックピン44の係止位置から解除位置側への
移動を妨げることとなる。
【0041】さらに、上記着脱規制部材6は、その立設
方向先端に、ジブ3の下面側から側面側への移動に伴
い、係止位置よりも解除位置側に位置しているロックピ
ン44の突起部47に当接すると共に当該ロックピン4
4を係止位置に押圧する当接部62を備えている。
【0042】この当接部62は、着脱規制部材6の先端
部が、基端部から先端部に向かうに従って係止位置から
解除位置に向かう方向(図6における右方向)に傾斜す
る方向に沿ってカッティングされて形成されている。こ
の当接部62は、係止状態にあるはずのロックピン44
が何らかの不慮の原因(ロックピン44と枠体43との
間のの摩擦)によって、係止位置よりも解除位置よりに
位置しているときに、これを係止位置間で押圧する機能
を有している。
【0043】図7は、着脱規制部材6によりロックピン
44が係止位置側に押圧される状態を示す説明図であ
る。これによると、解除位置寄りにロックピン44が位
置していると、ジブ3の下面側から側面側への回動に伴
って、突起部47が着脱規制部材6の先端部から基端部
側に徐々に当接し、これに伴いロックピン44を係止位
置側に押圧することとなる。
【0044】(第1の実施形態の動作)上記構成からな
るクレーン装置1のジブ3の格納動作を図1乃至図7に
基づいて説明する。
【0045】使用状態にあるジブ3は、ブーム2の先端
の取付部21に当該ブーム2を延設する方向に装備され
ている(図13参照)。そして、格納の際には、取付部
21を支点にして垂直平面内に沿ってジブ3がほぼ180
[°]回動され、ブーム2下面においてジブ3はブーム2
に並列した状態で徐々に接近する。これにより、着脱装
置4では、被係止部材42が係止機構41に接近し、当
該被係止機構42の先端部がロックピン44を後退させ
て係止されるまで係止機構41の内部に侵入する(図4
参照)。また、着脱装置5でも同様の動作が行われる。
【0046】各着脱装置4,5が連結されると(図2
(A)参照)、ロックピン44を支点として、ジブ3は
油圧シリンダ機構58によってブーム2の下面側から側
面側に回動が付勢される(図5参照)。このとき、ロッ
クピン44の係止位置への移動が不十分な場合には、ジ
ブ3の回動に伴い、着脱規制部材6の当接部62が突起
部47を押圧し、ロックピン44を係止位置まで移動さ
せる(図7参照)。
【0047】これにより、ジブ3は格納位置に格納され
る。かかる配置において、着脱規制部材6は、ロックピ
ン44の突起部47のすぐ解除位置側に位置することと
なる(図6参照)ため、例えば誤操作により解除機構4
6の操作レバーが解除操作された場合でも、ロックピン
44は着脱規制部材6により解除方向への移動が遮られ
るので、不慮のジブ3の脱落が防止される。
【0048】また、ジブ3を再び使用する場合には、ま
ず油圧シリンダ機構58により、ジブを側面位置から他
面側に移動する。これにより、着脱規制部材6は、ロッ
クピン44の移動を遮る配置から退くため、解除機構4
6の操作レバーによりロックピン44を解除位置に移動
させ、ジブ3をブーム2から分離させることが可能とな
る(図3参照)。
【0049】(第1の実施形態の効果)クレーン装置1
は、以上のように、ジブ3の格納動作によって、ロック
ピン44の着脱動作を規制する配置となる着脱規制部材
6をジブ3に設けているので、ジブ3の格納と同時に独
立した操作を必要とすることなくロックピン44の解除
防止を図ることができる。従って、従来のような手作業
により付け外しを行う固定ピンのように付け忘れを生じ
る可能性がなく、また付け忘れに対する注意を払う必要
がなく、さらには固定ピンの装着の繁雑性を解消するこ
とが可能である。但し、ジブ3の不慮の解除をより厳重
に防止するためには、このような固定ピンと着脱規制部
材6とを併用する構成としても良い。
【0050】また、クレーン装置1では、ジブ3のブー
ム側面側への移動動作と共に着脱規制部材6がロックピ
ン44の動作規制位置にくるように配置を設定している
ので、ジブ3の格納時に着脱規制部材6は必ずロックピ
ン44の着脱動作の規制を行い、ジブ3の使用時に着脱
規制部材6は必ずロックピン44の着脱動作の解除を行
わしめることが可能である。
【0051】さらに、着脱規制部材6はロックピン44
を係止位置まで押圧する当接部62を備えているので、
ジブ3の格納が完了した時点で、ロックピン44がその
係止位置から解除位置側にずれていたり、不十分な係止
状態であることを有効に防止することができる。
【0052】なお、上述した着脱装置4では、係止機構
41をブーム2側に設け、被係止部材42をジブ3側に
設けているが、係止機構41をジブ3側に設け、被係止
部材42をブーム2側に設ける構成としても良い。この
場合、着脱規制部材6も被係止部材42と同様ブーム2
側に装備する。
【0053】[第2の実施形態]上述したクレーン装置1
では、ブーム2の先端部から延設されたジブ3を垂直面
に沿って回動させてブームの下面側に移動させ、さらに
ブームの側面側に格納するクレーン装置1を開示した
が、本発明の適用は、特にこのようなブームの下面から
側面に引き上げて格納する方式のクレーン装置に限定す
るものではない。
【0054】この第2実施形態では、ブーム2Aの先端
部から延設されたジブ3Aを、水平面(実際は水平面よ
りもブームの傾き角分だけ傾斜した平面)に沿って回動
させてブーム2の側面側に格納するクレーン装置1Aを
開示する。図8は、クレーン装置1Aを上方から見た図
を示している。
【0055】この図8のように、ジブ3Aはその基端部
をブーム2Aの先端部と略垂直方向を軸として回動自在
且つ着脱自在に連結されている。そして、ジブ3Aは折
り畳まれた状態で、着脱装置4Aを介してブーム2Aと
並列且つ近接して格納される(図9)。着脱装置4A
は、折り畳まれたジブ3Aとブーム2Aとの間に設けら
れ、これらの長手方向中間部に配設されている。
【0056】この着脱装置4Aは、ブーム2Aに装備さ
れた係止機構41Aと、ジブ3Aに装備されると共に係
止機構41Aに係止される被係止部材42Aとを備えて
いる。上述の係止機構41Aは、図10に示すように、
ブーム2Aの側面上に設けられた枠体43Aと、この枠
体43Aによって略垂直方向に沿って往動自在に保持さ
れた係止部材としてのロックピン44Aと、このロック
ピン44Aをロック状態に付勢(図10における上方に
押圧する)するコイルバネ45Aと、ロックピン44A
による被係止部材42Aの係止状態を解除する解除機構
(図示略)とを備えている。
【0057】上記ロックピン44Aは、棒状を呈してお
り、コイルバネ45Aにより上方に位置している状態が
被係止部材42Aを係止し得る係止位置であり、解除機
構により下方に位置している状態が解除位置である。こ
のロックピン44Aは、上端部が略楔状に斜面が形成さ
れており、下端部には解除機構のワイヤが接続されてい
る。また、下端部側近傍には、後述する着脱規制部材6
Aと係合するための突起47Aが自らの長手方向と直交
する方向に沿って立設されている。
【0058】解除機構は、クレーン装置1の解除機構4
6と同様のものが使用されるが、このクレーン装置1A
の解除機構の場合には、解除の際にはロックピン44A
を下方に引き下げる点で異なっている。
【0059】一方、被係止部材42Aは、ジブ3Aのブ
ーム2Aに対する対向面上から立設された板状のブラケ
ットであり、その先端近傍には係合穴42Aaが穿設さ
れている。そして、この係合穴42Aaにロックピン4
4Aの先端部が嵌挿されることにより係止された状態と
なってブーム2Aとジブ3Aとの連結が図られるように
なっている。また、ロックピン44Aが解除機構により
解除位置側に引っ張られ、ロックピン44Aの先端部が
係合穴42Aaから抜脱されると、係合状態が解かれ、
ジブ3Aをブーム2Aから分離することが可能となる。
【0060】また、ロックピン44Aの先端部が楔状と
なるように傾斜面が形成されているので、クレーン装置
1の着脱装置4と同じように、ジブ3Aをブーム2Aの
格納時の配置へ移動させる動作に連動してロックピン4
4Aが被係止部材42Aを自動的に係止する自動ロック
構造となっている。
【0061】ところで、ジブ3Aは、図9に示すよう
に、その先端部において、ブーム2Aと連結する固定支
持手段7Aにより最終的に連結されて格納される。この
固定支持手段7Aによりジブ3Aとブーム2Aとを連結
するためには、図8の状態からブーム2Aの先端部とジ
ブ3Aの基端部との連結状態を解除し、ロックピン44
Aを中心にジブ3Aの先端部がブーム2Aの側面に接近
するようにジブ3Aを回動させる必要がある。
【0062】このクレーン装置1Aでは、かかるロック
ピン44Aを軸とした回動動作を利用して当該ロックピ
ン44Aの解除動作(下方に引き下げる動作)を規制す
る状態に切り替わる着脱規制部材6Aを備えている。
【0063】この着脱規制部材6Aは、一端部がジブ3
A側に屈曲し、他端部がロックピン44Aの突起部47
Aよりもブーム2Aの側面寄りに接近した配置で、ブー
ム2Aの側面上に装備されている。さらに、着脱規制部
材6Aは、その中間部においてブーム2Aの側面上に略
垂直方向を軸として回動自在に支持されており、ジブ側
を向いた一端部は、コイルバネ61Aにより常時ジブ3
A側に押圧されている。
【0064】図11は図8の状態における着脱装置4A
及び着脱規制部材6Aの拡大図を示し、図12は図9の
状態における着脱装置4A及び着脱規制部材6Aの拡大
図を示す。図11,12中の符号48Aはロックピン4
4Aの受け部材である。
【0065】ジブ3Aが固定支持手段7Aにより未だブ
ーム2Aに連結されていない状態にあっては、図11の
如く、着脱規制部材6の一端部はブーム2Aから離間し
た状態にある。かかる状態あってはロックピン44Aの
解除位置側への移動を遮るものはない。
【0066】さらに、ジブ3Aの基端部をブーム2Aの
先端部から分離し、固定支持手段7Aを連結すると、ジ
ブ3Aはコイルバネ61Aに抗して着脱規制部材6Aの
一端部をブーム2A側に押圧し、これと共に着脱規制部
材6Aの他端部がロックピン44Aの突起部47Aの真
下に移動する(図12(B))。従って、ロックピン4
4Aは、解除位置側への移動ができなくなり、ジブ3A
の分離が生じ得ない状態となる。
【0067】また、ジブ3Aを再びブーム2Aの先端に
装着する場合には、固定支持手段7Aの連結を解除し、
ジブ3Aの基端部とブーム2Aの先端部とを連結すれ
ば、着脱規制部材6Aがコイルバネ61Aの押圧方向に
回動して、その他端部がロックピン44Aの突起部47
Aの下方から退くので、係止機構41Aは被係止部材4
2Aを係止状態から解除することが可能となる。
【0068】このように、上述の構成からなるクレーン
装置1Aにあっても、ジブ3Aの格納動作に連動して着
脱規制部材6Aがロックピン44Aの解除動作を規制す
る配置となるため、手動による固定ピンのような付け忘
れが生じ得ず、また煩雑な着脱作業を解消することが可
能である。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ジブの格納動
作によって係止部材の着脱動作を規制する配置となる着
脱規制部材を備えているので、ジブの格納と同時に他の
操作を必要とすることなく係止部材をロックすることが
できる。従って、従来のような手作業により付け外しを
行う固定ピンのように付け忘れを生じる可能性がなく、
また付け忘れに対する注意を払う必要がなく、さらには
固定ピンの装着の繁雑性を解消することが可能である。
【0070】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明と同様の効果を有すると共に、ジブがブーム側面に
あるときに、着脱規制部材が係止部材の着脱動作規制位
置となるように配置設定しているため、特に本発明のよ
うなジブをブームの下面から側面に引き上げる方式のク
レーン装置の場合に好適である。
【0071】また、着脱規制部材の解除は、ジブのブー
ム下面側への移動と共に行われるので、独立した解除操
作を不要とし、操作性のさらなる向上が図られている。
【0072】請求項3記載の発明では、上述した効果を
備えると共に、着脱規制部材が解除位置側に位置してい
る係止部材を係止位置に押圧する当接部を備えているの
で、ジブの格納時において、係止部材がその係止位置か
ら解除位置側にずれていたり、不十分な係止状態であっ
たときに、着脱規制部材が当接部によって係止部材を係
止位置に押圧移動させ、ジブの保持状態を有効に維持す
ることが可能である。
【0073】本発明は以上のように構成され機能するの
で、これによると、従来にない優れたクレーン装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す部分斜視図であ
る。
【図2】図2(A)はジブがブームの下面側に位置して
いる状態において図1の矢印W方向から見た着脱装置を
示し、図2(B)は図2(A)の左方から見た被係止部
材を示す。
【図3】図2(A)の状態からロックピンが解除位置側
に移動した状態を示す動作説明図である。
【図4】図4は被係止部材が係止機構に係止されるまで
の動作を示す動作説明図であり、図4(A)はジブがブ
ームに向かって接近しつつある状態を示し、図4(B)
は被係止部材に押圧されてロックピンが後退を始めた状
態を示し、図4(C)は被係止部材が係止される手前の
状態を示し、図4(D)はロックピンが被係止部材をロ
ックした状態を示している。
【図5】図2(A)におけるU−U線に沿った端面図で
ある。
【図6】図6は図2(A)の矢印T方向からジブがブー
ムの側面側に位置する状態を示した平面図である。
【図7】着脱規制部材によりロックピンが係止位置側に
押圧される状態を示す説明図である。
【図8】第2の実施形態の平面図であって、ジブの格納
位置手前の状態を示す。
【図9】第2の実施形態の平面図であって、ジブの格納
状態を示す。
【図10】図8に開示した着脱装置及び着脱規制部材の
斜視図を示す。
【図11】図11(A)は図8の状態における着脱装置
及び着脱規制部材の拡大図を示し、図11(B)は図1
1(A)のR−R線に沿った断面図を示す。
【図12】図12(A)は図9の状態における着脱装置
及び着脱規制部材の拡大図を示し、図12(B)は図1
2(A)のS−S線に沿った断面図を示す。
【図13】従来のクレーン装置のジブを示す斜視図であ
る。
【図14】従来のクレーン装置の部分斜視図である。
【図15】図14のX−X線に沿った端面図を示す。
【図16】図15のY方向から見た着脱装置の平面図で
ある。
【符号の説明】
1,1A クレーン装置 2,2A ブーム 3,3A ジブ 4,4A,5 着脱装置 6,6A 着脱規制部材 41,41A 係止機構 42,42A 被係止部材 44,44A ロックピン(係止部部材) 58 油圧シリンダ機構(付勢手段) 62 当接部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時にはブームの先端部から延設さ
    れ,非使用時には着脱装置によって前記ブームに並列且
    つ近接状態で格納されるジブを備えるクレーン装置にお
    いて、 前記着脱装置を、前記ブーム側と前記ジブ側とに分かれ
    て装備される係止機構と被係止部材とを含む構成とし、 前記係止機構が、前記被係止部材に対する着脱動作を行
    う係止部材を有すると共に、 前記ブーム又はジブのいずれか一方に,前記ジブの格納
    動作によって前記係止部材の着脱動作を規制する配置と
    なる着脱規制部材を設けたことを特徴とするクレーン装
    置。
  2. 【請求項2】 前記着脱装置は、前記ジブを前記ブーム
    の下面側から側面側までの間で移動自在に保持すると共
    に、その移動を付勢する付勢手段を有し、 前記着脱規制部材を、前記ジブが前記ブームの側面側に
    あるときのみ前記係止部材の着脱動作を規制する配置と
    することを特徴とする請求項1記載のクレーン装置。
  3. 【請求項3】 前記係止機構は、前記係止部材を前記被
    係止部材の係止位置から解除位置の間で移動自在に保有
    しており、 前記着脱規制部材は、前記ジブの格納時の配置への移動
    に伴い、前記係止位置よりも前記解除位置側に位置して
    いる前記係止部材に当接すると共に当該係止部材を前記
    係止位置に押圧する当接部を備えることを特徴とする請
    求項1又は2記載のクレーン装置。
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