JP2001327717A - 遊技盤脱着式弾球遊技機 - Google Patents

遊技盤脱着式弾球遊技機

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JP2001327717A
JP2001327717A JP2000154936A JP2000154936A JP2001327717A JP 2001327717 A JP2001327717 A JP 2001327717A JP 2000154936 A JP2000154936 A JP 2000154936A JP 2000154936 A JP2000154936 A JP 2000154936A JP 2001327717 A JP2001327717 A JP 2001327717A
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JP2000154936A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Nakatani
吉博 中谷
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技盤の交換作業が容易に行えるように改良さ
れた遊技盤脱着式弾球遊技機を提供すること。 【解決手段】ベース3の前面に形成された収容凹部20
に、遊技盤を保持するための保持部23が、ベース3に
対して回動自在に設けられている。遊技盤16をベース
3の前面から保持部23に挿入した後、遊技盤16をは
ベース3の前面に形成された収容凹部20に押し入れる
とともに、一対のストッパ部材26を回動させて遊技盤
16をベース3に取り付ける。遊技盤16の取り外し
は、ストッパ部材28を外して、遊技盤16を手前側に
引き出した後に、遊技盤16を保持部23から抜き出す
ことによって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技
機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関し、特に、遊
技盤を交換可能な遊技盤脱着式の弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機の代表例であるパチンコ遊技
機においては、遊技盤を交換可能な遊技盤脱着方式のも
のが主流である。遊技盤はたとえば外枠(固定枠)に開
閉自在に取り付けられた開閉枠に装着されるものであ
り、遊技盤の着脱は、この開閉枠に対して裏側から行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、開閉枠
の背面には玉受け部や玉寄せ部材も配設されており、遊
技盤を着脱する際には、開閉枠にたとえばネジ止めされ
ている玉受け部や玉寄せ部材を取り外さなければなら
ず、着脱作業に時間を要していた。また、装着作業の際
には、遊技盤を開閉枠に対して位置決めして行わなけれ
ばならないが、遊技盤が比較的重いことも相俟って、そ
の位置決めが面倒であった。
【0004】特に、遊技盤上には電動役物、飾りランプ
等の電気的に作動される部材が備えられているものが多
く、遊技盤の裏側にはこれら電気的作動部材から電気配
線がばらばらに延び出しており、それぞれ所定の中継基
板や主基板に接続されている。このため、遊技盤を交換
する場合にはこれらの電気配線を全て取り外してから交
換しなければならないという課題もあった。この発明
は、かかる背景の下でなされたものであり、遊技盤の交
換作業が容易に行えるように改良された遊技盤脱着式弾
球遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上述の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技盤を
保持するための保持部が本体に回動可能に設けられてお
り、当該保持部は、遊技盤の一縁部を受けるための受け
口を有し、遊技盤を、本体の前面側から受け口に挿入し
た後、本体側に押し入れることによって、本体に対する
遊技盤の装着が行え、遊技盤を手前側に引き出した後、
保持部から遊技盤を抜き取ることによって本体に対する
遊技盤の取外しが行えるようになっていることを特徴と
する遊技盤脱着式弾球遊技機である。
【0006】請求項1記載の発明の構成によれば、遊技
盤を本体の前面側から保持部に挿入した後、本体側に押
し入れることによって、本体に装着することができ、ま
た遊技盤を手前側に引き出した後、遊技盤を保持部から
抜き取ることによって本体から取り外すことができる。
このように、本体の前面側から遊技盤の着脱を行うの
で、着脱作業時に本体の背面に取り付けられた玉受け部
や玉寄せ部材を取り外す必要がない。これにより、簡単
な着脱作業が容易に行える。
【0007】さらに、遊技盤の装着時においては、遊技
盤の端部を保持部の受け口に挿入することで、遊技盤の
本体への位置決めがなされ、別途位置決め作業が必要な
い。これにより、遊技盤の本体への装着がより容易に行
える。また、請求項2のように、上記保持部は、鉛直方
向の回動軸を中心として回動可能とされており、上記遊
技盤の上記受け口への挿入、抜取りは、遊技盤を本体に
対して横開きにした状態で行えるようにされていること
が望ましい。この場合には、遊技盤を横開きにした状態
で遊技盤の保持部への挿入、抜き取りを行えるので、遊
技盤の着脱作業がより簡単に行える。
【0008】なお、請求項3のように、上記保持部は、
水平方向の回動軸を中心として回動可能とされており、
上記遊技盤の上記受け口への挿入、抜取りは、遊技盤を
本体に対して縦開きにした状態で行えるようにされてい
てもよい。つまり、遊技盤を本体に対して上開きまたは
下開きにして着脱作業を行ってもよい。請求項4記載の
遊技盤脱着式弾球遊技機は、請求項1ないし3のいずれ
かに記載の遊技盤脱着式弾球遊技機において、上記本体
の前面には、上記遊技盤を収容するための収容凹部が形
成されており、上記保持部は、当該収容凹部内に配置さ
れ、上記遊技盤を上記受け口に挿入した状態で上記本体
側に押し入れるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項4記載の発明の構成によれば、本体
への装着後には、遊技盤が収容凹部に収容される。この
ため、遊技盤の本体への装着後に、遊技盤の前面が本体
前面にほぼ面一とすることも可能であり、この場合には
遊技盤装着後の本体が取り扱いやすい。なお、本体に装
着された状態で、遊技盤は収容凹部に完全に収容される
ものであってもよいし、部分的に収容され一部が突出す
るものであってもよい。
【0010】また、請求項5のように、上記保持部の受
け口は溝形状を有していることが望ましい。この場合に
は、溝形状の受け口によって遊技盤の一縁部が受けられ
るので、遊技盤挿入後、遊技盤が保持部にしっかり保持
される。また、受け口の大きさを、遊技盤の端部が遊ぶ
ことがない大きさとすれば、遊技盤の本体にしっかりと
位置決めすることも可能である。請求項6記載の遊技盤
脱着式弾球遊技機は、請求項1ないし5のいずれかに記
載の遊技盤脱着式弾球遊技機において、上記本体の前面
側には、上記本体に装着された遊技盤が手前側に回動す
ることを防止するためのストッパ部材が設けられている
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項6記載の発明の構成によれば、本体
に装着された遊技盤が手前側に回動することが防止さ
れ、遊技盤をしっかりと本体に固定させておくことがで
きる。なお、このストッパ部材は、本体の前面側におい
て、保持部が配置される側と反対側(受け口によって受
けられていない側)の端部に配設されていることが好ま
しい。この場合には、遊技盤の自由端側にストッパ部材
が作用するので、より確実に遊技盤の抜出しを防止する
ことができる。
【0012】請求項7記載の遊技盤脱着式弾球遊技機
は、請求項1ないし6のいずれかに記載の遊技盤脱着式
弾球遊技機において、上記遊技盤には、遊技に関連して
電気的に作動される部材が備えられており、当該電気的
作動部材の配線は、上記遊技盤の背面側所定位置に配置
される第1中継基板と接続されていることとを特徴とす
るものである。遊技に関連して電気的に作動される部材
とは、遊技盤に備えられる図柄表示器、電動役物、飾り
ランプ等のほか、各入賞口に配設された近接スイッチも
含む趣旨である。
【0013】請求項7記載の発明の構成によれば、電気
的作動部材と、これらを制御するための遊戯制御基板と
の電気的接続が第1中継基板によってすっきりまとめら
れているから、遊技盤を交換する際に、遊技盤と制御基
板との電気的な接続を容易にはずすことができる。ま
た、遊技盤背面側の所定位置に電気的作動部材の配線が
集約されているので、遊技盤と本体側に備えられた制御
基板との接続/取り外しを容易に行える。
【0014】したがって、遊技盤と遊技盤電気的作動部
材を制御する制御基板との接続/取り外しを本体の前面
側から行えるので、遊技盤の着脱作業時に本体を開ける
必要がない。これにより、より容易に遊技盤の着脱を行
うことができる。請求項8記載の遊技盤脱着式弾球遊技
機は、請求項7記載の遊技盤脱着式弾球遊技機におい
て、上記本体は、固定枠と、固定枠に対して開閉可能に
取り付けられ、上記遊技盤が装着されるベースとを有し
ており、上記電気的作動部材を制御する制御基板が上記
固定枠側に取り付けられており、各制御基板は、上記ベ
ースの背面側所定位置に配置される第2中継基板を介し
て電気的作動部材と電気的に接続されていることを特徴
とすものである。
【0015】請求項8記載の発明の構成によれば、遊技
盤に備えられた電気的作動部材と、これらを制御するた
めの制御基板との電気的接続が第2中継基板によってす
っきりまとめられるので、ベースを固定枠に対して開い
た時に、制御基板から配線が邪魔になりにくい。さら
に、第2中継基板に対してコネクタを挿脱することによ
り、遊技盤と本体側に備えられた制御基板との接続/取
り外しを行うこともでき、この場合には、より容易に遊
技盤と本体側に備えられた制御基板との接続/取り外し
を行うことができる。
【0016】ベースに配置される第2中継基板は、上記
保持部に隣接して配設されていることが好ましい。この
場合には、ベースを本体に対して開いた時に、制御基板
から配線がほとんど邪魔にならない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
に係るパチンコ遊技機1を、添付図面を参照して詳細に
説明する。この発明の一実施形態として、パチンコ遊技
機について説明するが、この発明は、パチンコ遊技機の
他、アレンジボール機その他の弾球遊技機にも適用する
ことができるものである。
【0018】図1は、パチンコ遊技機1の背面側から見
た分解斜視図である。図2は、パチンコ遊技機1の正面
図である。図1および図2を参照して説明する。パチン
コ遊技機1は、固定枠としての外枠2と、外枠2の正面
側に開閉自在に取り付けられたベース3とを有する。ベ
ース3は、正面側から見て左側片が外枠2の左側辺に、
支点5を中心に回動自在に連結されていて、ベース3の
右辺側が開くようになっている。
【0019】また、ベース3の前面は、外枠2に対して
開閉可能に取り付けられた前面扉4によって覆われてい
る。この前面扉4は、正面側から見て左側片が外枠2の
左側辺に、支点6を中心に回動自在に連結されていて、
前面扉4の右辺側が開くようになっている。前面扉4に
は、正面視で丸形の窓7が形成されていて、この窓7を
通して遊技盤16が視認できるようになっている。前面
扉4の背面には、ガラス板を保持するガラス保持部8が
窓7の後方を覆うように取り付けられている。また、前
面扉4の前面には、遊技玉がたとえば後述する始動入賞
口35に入球したことを報知するための報知ランプ9、
後述する玉受け部18に遊技玉が貯留されていないこと
を報知するための玉切れ報知ランプ10、遊技の雰囲気
を盛り上げるための飾りランプ11,12が備えられて
いる。
【0020】前面扉4の正面下方には、上受け皿13が
備えられ、その下方には下受け皿14が配置されてい
る。また、前面扉4の下方右側には、遊技の際に玉を発
射するための操作ハンドル15が設けられている。ベー
ス3には、その前面に、遊技盤16を収容するための収
容凹部20(後述する。図3参照)が形成されており、
この収容凹部20に遊技盤16が収容されるようになっ
ている。
【0021】外枠2には、遊技盤16等に備えられた後
述する電気的作動部材32〜37、およびランプ9〜1
2を制御する制御基板17Aをそれぞれ収容した基板ボ
ックス17が4つ備えられている。また、ベース3の背
面には、図示しない玉供給装置から供給される玉を受け
入れる玉受け部18、および玉受け部18に受けられた
玉を受け皿13,14に誘導する玉寄せ部材19が取り
付けられている。
【0022】なお、前面扉4は、図1および図2に示す
ように、一枚物からなるものであってもよいが、パチン
コ遊技機1の前面の上半分を構成する上前面扉と、下半
分を構成する下前面扉とに分けられるものであってもよ
い。この実施形態の特徴は、遊技盤16の着脱方式にあ
る。図3は、遊技盤16をベース3に着脱する様子を示
す斜視図である。ベース3の前面には、遊技盤16を収
容するための収容凹部20が形成されている。この収容
凹部20の正面形状は、矩形形状のものである。
【0023】その収容凹部20の側端部(図3で示す左
奥側)には、遊技盤16を保持するための保持部23が
取り付けられている。この保持部23は、上下方向に延
びる長手のものであり、上下端に設けられた回動軸25
によりベース3に対して回動自在にされている。保持部
23は、遊技盤16の側縁部16A(図3で示す左奥
側)を受けるための受け口24を有している。受け口2
4は、断面コ字状の溝形状のものであり、その長手方向
の長さが遊技盤16の縦方向の長さとほぼ等しくされて
いるとともに、その幅が遊技盤16の厚みとほぼ等しく
されている。保持部23は、受け口24がベース3の前
面に沿う方向に開く姿勢と、ベース3の前面に対してほ
ぼ直交する方向(前後方向)に開く姿勢との間で、回動
自在とされている。
【0024】なお、このストッパ部材26は、ベース3
の収容凹部20のうち、保持部23が配置される側と反
対側の端部に配設されている。また、ベース3の前面に
は、収容凹部20の保持部23が配置される側と反対側
(図3で示す右手前側)の端部に隣接する位置に、上下
一対のストッパ部材26がそれぞれ回動可能に取り付け
られている。また、ベース3の収容凹部20の後方に
は、収容凹部20とベース3の背面側とを貫通する開口
27が形成されている。開口27は、正面形状が矩形と
されており、その大きさは収容凹部20の正面視でのサ
イズより若干小さい程度に設定されている。
【0025】遊技盤16は、円弧状に配設されたレール
31によって遊技領域が区画されており、この遊技領域
には、図柄表示器32、大入賞口33、一対の入賞ゲー
ト34、始動入賞口35および飾りランプ36,37が
配設されている。遊技盤16をベース3に装着する際に
は、まず、遊技盤16の側縁部16A(図3で示す左奥
側)を受け口24にあてがって、遊技盤16を保持部2
3に挿入する。上述のように受け口24のその長手方向
の長さが遊技盤16の縦方向の長さとほぼ等しくされて
いるとともに、その幅が遊技盤16の厚みとほぼ等しく
されているため、保持部23への挿入後は、遊技盤16
は保持部23によって保持される。また、この遊技盤1
6の保持部23への挿入によって、遊技盤16の収容凹
部20への位置決めが達成される。
【0026】この状態で、遊技盤16は保持部23の回
動軸25を中心として回動自在となっており、次に、遊
技盤16の自由端側の端部(受け口24によって受けら
れていない側。図3で示す右手前側)をたとえば手でベ
ース3側に押してベース3側に回動させ、ベース3の前
面に形成された収容凹部20に押し入れる。遊技盤16
を収容凹部20に押し入れた後、収容凹部20の周縁部
に設けられた一対のストッパ部材26を回動させると、
図4に示すように遊技盤16を収容凹部20に固定する
ことができる。
【0027】ストッパ部材26は、たとえばベース3の
前面から一段奥まった段部29に取り付けられている。
このため、ベース3への装着後は、遊技盤16の前面が
ベース3前面より一段奥まった位置、言い換えれば、ベ
ース3の前面とほぼ面一となった状態で収容される。ま
た、ストッパ部材26は、収容凹部20の保持部23が
配置される側と反対側(図3で示す右手前側)の端部に
隣接する位置に設けられているので、遊技盤の自由端側
にストッパ部材26が作用し、より確実に遊技盤16の
抜出しを防止することができる。
【0028】図5は、保持部23に遊技盤16がセット
されたは状態におけるベース3を背面側から見た斜視図
である。この図5では、玉受け部18び玉寄せ部材19
を取り外した状態を示しており、またベース3の上方部
を一部切り欠いて示している。図5を参照して、遊技盤
16の背面側には、大入賞口33、一対の入賞ゲート3
4および始動入賞口35にそれぞれ配設された近接スイ
ッチ33A〜35A、図柄表示器32、ならびに飾りラ
ンプ36,37等の電気的に作動される部材から延び出
した電気配線41が布線されている。
【0029】一方、遊技盤16の背面の左下(図5で示
す右下)の位置には第1中継基板44が配置されてい
る。第1中継基板44にはコネクタ43が備えられてい
る。電気的作動部材から延び出した電気配線41は全て
第1中継基板44に集約され、それらの電気配線41の
外部回路への接続部としてコネクタ45が設けられてい
る。上述のように正面視での開口27の大きさは、遊技
盤16を収容できる収容凹部20の正面視でのサイズよ
り若干小さい程度であるので、遊技盤16が保持部23
に挿入された状態では、第1コネクタ45がこの開口2
7を通してベース3の背面側に臨むようになっている。
ベース3の開口27の周縁部[ベース3の左下方部(図
5で示す右下方部)]の背面側には、第2中継基板46
が配置されている。第2中継基板46は、図5のように
玉寄せ部材19によって覆われる部分であってもよい
し、玉受け部18や玉寄せ部材19によって覆われる部
分を除いて配置されていてもよい。
【0030】第2中継基板46には第2コネクタ47が
設けられている。遊技盤16の第1中継基板44に備え
られた第1コネクタ45と、第2中継基板46に備えら
れた第2コネクタ47とは、両端にコネクタを有する配
線ケーブル48によって電気的に接続されている。ま
た、第2中継基板46は、外枠2に配置された4つの主
基板ボックス17と配線ケーブル49を介して接続され
ており、これにより電気的作動部材32〜37の制御が
行えるようになっている。
【0031】なお、この実施形態では、ベース3に開口
27が形成されており、この開口27から配線ケーブル
48を通すものとして説明したが、遊技盤16の背面に
配設された第1中継基板44と、ベース3の背面に配置
された第2中継基板46との接続が保たれれば、開口で
なくともよい。したがって、遊技盤16を保持部23に
挿入した後、横開き状態の遊技盤16とベース3との間
に手を入れ、第2中継基板46に接続された配線ケーブ
ル48を第1中継基板44に接続すると、遊技盤16と
制御基板17Aとの電気的接続が達成される。
【0032】一方、遊技盤16をベース3から取り外す
ときには、上述のようにストッパ部材26を回動させた
後、遊技盤16を手前側に引き出す。そして、引き出し
た遊技盤16とベース3との間から手を入れ、第1中継
基板44に接続された配線ケーブル48を外し、遊技盤
16と主基板ボックス17内の図示しない制御基板17
Aとの接続を解除した後に、遊技盤16を保持部23か
ら抜き出す。なお、遊技盤16やベース3には、収容凹
部20を遊技盤16から引き出し易いように、指を掛け
るための溝が形成されていてもよい。あるいはその端部
には把手が備えられていてもよい。
【0033】以上により、この実施形態によれば、ベー
ス3の前面側から遊技盤16の着脱を行うので、着脱作
業時にベース3の背面に取り付けられた玉受け部18や
玉寄せ部材19を取り外す必要がない。これにより、簡
単な着脱作業が容易に行える。さらに、遊技盤16の端
部を保持部23の受け口24に挿入することで、遊技盤
16のベース3への位置決めがなされるので、別途位置
決め作業が必要なく、ベース3への装着がより容易に行
える。
【0034】さらにまた、遊技盤16を引き出した状態
で、遊技盤16とベース3との間から手を差し込んで第
1中継基板44から、第1コネクタ45を着脱すること
で、遊技盤16と制御基板17Aとの接続/取り外しを
行うことができる。これにより、ベース3が外枠2に対
して開閉可能に取り付けられている場合に、ベース3を
開くことなく、容易に遊技盤16の着脱を行うことがで
きる。以上の実施形態では、回動軸25が鉛直方向に延
びる保持部23について説明した。しかし、これに限ら
れず、回動軸がベース3の上縁部または下縁部に沿って
左右方向に延びるものであってもよい。図6にこの一例
を示す。
【0035】図6を参照して、収容凹部20の下端部に
は、長手の保持部23Aが水平方向に延びる回動軸25
Aを介して回動自在に取り付けられており、この保持部
23Aの受け口24Aが遊技盤16の下縁部16Bを受
けることができるようになっている。このため、遊技盤
16を回動軸25Aを中心として上開きすることがで
き、遊技盤の着脱時には、受け口24Aに差し込むだけ
で遊技盤16が保持部23Aに完全に保持される。これ
により、遊技盤16の挿脱作業が簡単に行える。また、
保持部23が遊技盤16の上縁部16Cを受けるもので
あってもよいのはもちろんのことである。
【0036】さらに、保持部の受け口は溝形状であると
説明したが、その他の形状であってもよい。また、保持
部の受け口を、遊技盤の側縁部および下縁部の両方を受
けるものとしてもよい。この場合には、遊技盤を保持部
への挿入状態において、より確実に保持することができ
る。その他、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変更
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の
正面図である。
【図2】この発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の
背面側から見た分解斜視図である。
【図3】遊技盤の保持部への挿入の仕方を表す前面側か
ら見た斜視図である。
【図4】遊技盤を装着した状態を示すパチンコ遊技機の
正面図である。
【図5】遊技盤が保持部に挿入された状態をベースの背
面側から見たときの斜視図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るパチンコ遊技機の
構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 外枠(固定枠) 3 ベース(本体) 16 遊技盤 16A 側縁部(一縁部) 16B 下縁部(一縁部) 16C 上縁部(一縁部) 20 収容凹部 23,23A 保持部 24,24A 受け口 25,25A 回動軸 26 ストッパ部材 32 図柄表示器(電気的作動部材) 33 大入賞口(電気的作動部材) 34 入賞ゲート(電気的作動部材) 35 始動入賞口(電気的作動部材) 36 飾りランプ(電気的作動部材) 44 第1中継基板 46 第2中継基板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤を保持するための保持部が本体に回
    動可能に設けられており、 当該保持部は、遊技盤の一縁部を受けるための受け口を
    有し、 遊技盤を、本体の前面側から受け口に挿入した後、本体
    側に押し入れることによって、本体に対する遊技盤の装
    着が行え、遊技盤を手前側に引き出した後、保持部から
    遊技盤を抜き取ることによって本体に対する遊技盤の取
    外しが行えるようになっていることを特徴とする遊技盤
    脱着式弾球遊技機。
  2. 【請求項2】上記保持部は、鉛直方向の回動軸を中心と
    して回動可能とされており、上記遊技盤の上記受け口へ
    の挿入、抜取りは、遊技盤を本体に対して横開きにした
    状態で行えるようにされていることを特徴とする請求項
    1記載の遊技盤脱着式弾球遊技機。
  3. 【請求項3】上記保持部は、水平方向の回動軸を中心と
    して回動可能とされており、上記遊技盤の上記受け口へ
    の挿入、抜取りは、遊技盤を本体に対して縦開きにした
    状態で行えるようにされていることを特徴とする請求項
    1記載の遊技盤脱着式弾球遊技機。
  4. 【請求項4】上記本体の前面には、上記遊技盤を収容す
    るための収容凹部が形成されており、 上記保持部は、当該収容凹部内に配置され、上記遊技盤
    を上記受け口に挿入した状態で上記本体側に押し入れる
    ようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の遊技盤脱着式弾球遊技機。
  5. 【請求項5】上記保持部の受け口は溝形状を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    遊技盤脱着式弾球遊技機。
  6. 【請求項6】上記本体の前面側には、上記本体に装着さ
    れた遊技盤が手前側に回動することを防止するためのス
    トッパ部材が設けられていることを特徴とする請求項1
    ないし5記載の遊技盤脱着式弾球遊技機。
  7. 【請求項7】上記遊技盤には、遊技に関連して電気的に
    作動される部材が備えられており、 当該電気的作動部材の配線は、上記遊技盤の背面側所定
    位置に配置される第1中継基板と接続されていることを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の遊技盤
    脱着式弾球遊技機。
  8. 【請求項8】上記本体は、固定枠と、固定枠に対して開
    閉可能に取り付けられ、上記遊技盤が装着されるベース
    とを有しており、 上記電気的作動部材を制御する制御基板が上記固定枠側
    に取り付けられており、各制御基板は、上記ベースの背
    面側所定位置に配置される第2中継基板を介して電気的
    作動部材と電気的に接続されていることを特徴とする請
    求項7記載の遊技盤脱着式弾球遊技機。
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