JP2005304622A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技物を有する遊技盤を前枠に対して取り付け、取り外しを容易に行えるようにする。
【解決手段】 遊技機PMは、前面に遊技領域が設けられた遊技盤20と、前面側で遊技盤を着脱可能に収容する収容部が設けられた枠部材と、を備え、遊技領域に遊技球を打ち出して遊技を行うように構成されており、遊技盤の下部に突設された下向き軸42と、下向き軸を受け入れ可能かつ案内可能に収容部の内面下部に形成さられた下部溝44と、を備えている。
【選択図】 図10

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、特に、遊技部品を有する遊技盤を枠部材としての前枠に対して組み込み作業と取り外し作業を容易に行えるようにした遊技機に関する。
従来、遊技機、例えばパチンコ機は、外枠と、風車、各種入賞具等の遊技部品を設けてある遊技盤を有して外枠に開閉可能に枢着された前枠と、遊技盤を覆うガラスを有して前枠に対して開閉可能なガラス扉、及びガラス扉の下部で前枠に対して開閉する球皿と、を備えている。そして、遊技盤は、前枠に対して着脱できるようになっている。着脱を可能にする機構として、施錠装置がある(特許文献1参照)。
この施錠装置は、組み立て作業者が遊技盤固定装置を持って、遊技盤の四隅に設けた固定具の軸部を前枠内面の四隅に設けた保持部の軸孔口部に挿入することによって、遊技盤が前枠に取り付けられるようになっている。
特開2000−288215号公報
しかし、従来の遊技機における遊技盤固定装置は、組み立て作業員が遊技盤を持って、固定具の軸部を保持部の軸孔口部に狙いを定めて挿入するため、軸部を軸孔口部に挿入するのが困難であり、遊技盤を前枠に組み込みにくい問題があった。
また、最近の遊技の多様化、複雑化にともなって、遊技盤が、各種遊技部品や制御基板等を多数有して、重量が重いため、従来の施錠装置では、組み立て作業員による組み込み作業が困難であるという問題があった。
さらに、遊技盤は、遊技部品を設けてある前面を手前側にして前枠に組み込まれるため、組み立て作業員が誤って遊技部品を持って、遊技部品を破損するという問題もあった。
本発明は、遊技部品を有する遊技盤を前枠に対して組み込み作業と取り外し作業を容易に行えるようにした遊技機を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、前面に遊技領域(PA)が設けられた遊技盤(20)と、前面側で前記遊技盤(20)を着脱可能に収容する収容部(10)が設けられた枠部材(2)と、を備え、前記遊技領域(PA)に遊技球を打ち出して遊技を行うように構成された遊技機(PM)において、前記遊技盤(20)の下部に突設された下向き軸(42)と、前記下向き軸(42)を受け入れ可能かつ案内可能に前記収容部(10)の内面下部に形成された下部溝(44)と、を備えたことを特徴とする遊技機(PM)である。
請求項2に係る発明は、前記遊技盤(20)の上部に突設された上向き軸(41)と、前記下向き軸(42)を受け入れ可能かつ案内可能に前記収容部(10)の内面上部に形成された上部溝(43)と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機(PM)である。
請求項3に係る発明は、前記枠部材(2)の一端に枢着部(7a、7b)によって開閉自在に設けられて前記遊技盤(20)を覆うガラス扉を備え、前記上向き軸(41)及び前記下向き軸(42)が、前記枢着部(7a、7b)側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機(PM)である。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、実施の形態との対応を容易にして、発明の理解を助ける便宜的なものであり、本願特許請求の範囲の記載に何ら影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る発明は、下向き軸を下部溝に係合させて、遊技盤を枠部材に支持させた状態で枠部材に対して着脱できるようになっているので、遊技盤が多少重くても、枠部材に対する遊技盤の組み込み作業と取り外し作業とを速やかに、かつ容易に行うことができる。
請求項2に係る発明は、上向き軸を上部溝に係合させ、下向き軸を下部溝に係合させて、遊技盤の上下を枠部材に支持させた状態で枠部材に対して着脱できるようになっているので、遊技盤が多少重くても、枠部材に対する遊技盤の組み込み作業と取り外し作業とを速やかに、かつ容易に行うことができる。また、遊技盤の上部と下部がスライド固定されるので、下部だけをスライト固定するときよりも安定した遊技盤の組み込み作業と取り外し作業とを速やかに行うことができる。さらに、遊技盤が前後方向に倒れにくくなり、安定して遊技盤を組み込むことができる。
請求項3に係る発明は、上向き軸及び下向き軸を、枠部材に対する枢着部側に設けてあるので、ガラス扉を開いた状態でガラス扉がほとんど邪魔になることなく、遊技盤の組み込み、取り外しを容易に行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお実施例では、前枠の正面奥部に遊技盤が収容保持された形態のパチンコ機に本発明を適用した場合を主として説明する。
図1は、本発明の実施形態の遊技機において、ガラス扉と球皿を開いて遊技盤を前枠から取り外したときの正面図である。図2は、図1に示す遊技盤の背面図である。図3は、遊技盤を前枠に組み込んでガラス扉と球皿を閉じたときのパチンコ機において、外枠と前枠を切断した図である。図4は、上向き軸と下向き軸を遊技盤の背面側から見た図である。図5は、上向き軸と下向き軸の図である。(a)は、上向き軸の平面図である。(b)は、下向き軸の底面図である。図6は、上向き軸と下向き軸の他の実施形態の取り付け構造の図である。図7は、図3の状態からガラス扉5と球皿を開いた状態の上向き軸周辺の平面図である。図8は、前枠に組み込まれた遊技盤の上向き軸周辺の部分正面図である。図9は、前枠に組み込まれた遊技盤の下向き軸周辺の部分正面図である。図10は、遊技盤を前枠に組み込むときの動作説明用の軸と溝の概略図である。
まず、パチンコ機PMの概要構成を図1および図2を参照して要約説明する。パチンコ機PMは、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1と、外枠1の大きさに合わせて方形枠サイズに形成されて、外枠1の開口前面に開閉自在に搭載された枠部材としての前枠2等で構成されている。前枠1は、外枠1との互いの正面左側上下に配設されたヒンジ機構3a,3bによって横開き開閉および着脱が可能に外枠1に取り付けられて、正面右側に設けられたダブル錠と称される施錠装置4によって常には外枠1と係合された閉鎖状態で外枠1に保持されている。
前枠2の前面側には、前枠2の前面域に合わせた方形状の前面扉としてのガラス扉5および球皿6が、正面左側に設けられたヒンジ機構7a,7b,7cで横開き開閉および着脱が可能に取り付けられて、正面右側に設けられた施錠装置4および球皿施錠装置を利用して前枠2の前面を覆う閉鎖状態に保持されている。球皿6の右側下部にはパチンコ球の発射操作を行う不図示の操作ハンドルが取り付けられている。前枠2の上部には方形枠状の収容部としての収容枠10が前枠2と一体に成型されており、この収容枠10に遊技盤固定装置FSを利用して遊技盤20が着脱可能に立設保持されている。
遊技盤20は、所定板厚の積層合板の表面にセルを貼り付け、これを所定形状にルーター加工した化粧板(「ベニヤ」とも称される)21を基板として構成されている。化粧板21の前面側には、上下2分割のレール飾り22,23がビス止めされてその内側に略円形の遊技領域PAが区画形成されている。この遊技領域PAには、多数本の遊技釘とともに風車や各種入賞具24、遊技の進行状況に応じて所定の図柄を表示する図柄表示装置25などの遊技構成部品が取り付けられている。遊技領域PAの下端部には入賞具24に入賞せずに落下したパチンコ球を遊技盤20の裏面側に排出させるアウト口27が設けられている。
遊技盤20の背面(図2参照)には、主制御基板32、補助制御基板31、パチンコ球の球処理通路33等を設けてある。
球皿6の背後に位置する前枠2の下部領域には遊技補助盤と称される補助機構部が形成されている。この補助機構部の遊技補助盤の各部には、操作ハンドルの回動操作に基づいて遊技盤20にパチンコ球を打ち出す遊技球発射装置28や、遊技の展開状態に応じて効果音を発生させる音響装置29などが設けられている。
前枠2の裏面側には、中央に前後連通する開口を有して前枠2よりもやや小型の方形枠状に形成された裏セット盤30が着脱可能にセット保持されている。裏セット盤30の各部には、詳細図示省略するが、パチンコ球を貯留する球貯留タンクや球貯留タンクから供給されたパチンコ球を整列させる整列通路、遊技盤20における入賞状態等に基づいてパチンコ球を払い出す球払出装置、球払出装置から払い出されたパチンコ球を球皿6に導く球払出通路などの賞球機構が設けられるとともに、遊技盤20の裏面側に排出されたパチンコ球を集合させて遊技施設の回収バケットに排出させる排出通路などが設けられている。また裏セット盤30の裏面側には、電源基盤や各種回路基盤および電子部品等が取り付けられ、これらがワイヤーハーネスで接続されて遊技可能に構成される。
パチンコ機PMは、前枠2、ガラス扉5および球皿6がともに閉止され施錠された状態で遊技に供され、球皿6にパチンコ球を貯留させて操作ハンドルを回動操作することにより遊技が開始される。操作ハンドルが回動操作されると、球皿6に貯留されたパチンコ球が1球ずつ遊技球発射装置に送り出され、遊技球発射装置のハンマにより遊技盤20の遊技領域PAに打ち出されて、以降パチンコゲームが展開される。
以上のように概要構成されるパチンコ機PMにあって、遊技盤20は前枠2の前方から収容枠10に着脱可能に収容され、遊技盤固定装置FSを利用して収容枠10内の所定位置に固定保持される。
遊技盤20を交換のとき、例えば、盤面替えと称される機種を変更するとき、遊技盤20は、前面に上記の風車や各種入賞具を有して、前枠2内に組み込まれるようになっている。
本実施形態のパチンコ機PMは、遊技盤20が重くても、遊技盤20をパチンコ機PMの前枠2に容易に組み込むことができるようになっている。
すなわち、本パチンコ機PMは、図1に示す遊技盤20の背面側に設けられて遊技盤20の上縁20a及び下縁20bから突出した上向き軸41及び下向き軸42と、上向き軸41及び下向き軸42を受け入れ可能かつ案内可能に前枠2の収容枠10の内面上部2a及び内面下部2bに形成された上部溝43(図10参照)及び下部溝44とを備えている。上部溝43と下部溝44は、上下に対向して互いに平行に形成されている。また、溝43,44の幅は、上向き軸41及び下向き軸42の太さより若干広く、かつ一定である。
図4、図5に示すように、遊技盤20の背面の上端部には、上部取り付け基板48を設けてある。上部取り付け基板48の上下には、上部取り付け基板48を切り起こして形成した1対の上下突片50を設けてある。上下突片50には、L字形状の上向き軸41を上下動自在に設けてある。また、上部取り付け基板48を切り起こして形成した切り起こし突片53と上向き軸41とには、上向き軸41を遊技盤20の上縁20aから上方に突出させる引っ張りばね46を掛け渡してある。
上部取り付け基板48は、遊技盤20の背面20cから前面20d側に切り欠かれた凹みである逃げ凹部20eに設けられている。逃げ凹部20eの背面20cから前面20d側に向けての深さは、切り起こして形成した上下突片47や、引っ張りばね46等が背面20cから突出しない程度の深さに設定してある。また、上部取り付け基板48の上端48aは、遊技盤20の上縁20aから上方に突出しないようになっている。さらに、上部取り付け基板48の脇は、遊技盤20の脇から側方に突出しないようになっている。これによって、上向き軸41以外の上部取り付け基板48等が遊技盤20から突出しないように逃げ凹部20e内に収められて、遊技盤20からの突起物を少なくし、遊技盤20を前枠2に組み込みや、取り外しを容易に行えるようにしている。
図4、図5に示すように、遊技盤20の背面20cの下端部には、下部取り付け基板49を設けてある。下部取り付け基板40には、下向き軸42を下向きに突設してある。下向き軸42は下部取り付け基板49の折り曲げ片54に固定してある固定軸である。
下部取り付け基板49も、遊技盤20の背面20cから前面20d側に切り欠かれた凹みである逃げ凹部20fに設けられている。逃げ凹部20fの背面20cから前面20d側に向けての深さは、折り曲げ片54が背面20cから突出しない程度の深さに設定してある。また、下部取り付け基板49の下端49aは、遊技盤20の下縁20bから下方に突出しないようになっている。さらに、下部取り付け基板49の脇は、遊技盤20の脇から側方に突出しないようになっている。これによって、下向き軸42以外の下部取り付け基板49等が遊技盤20から突出しないように逃げ凹部20f内に収められて、遊技盤20からの突起物を少なくし、遊技盤20を前枠2に組み込みや、取り外しを容易に行えるようにしている。
なお、上向き軸41と下向き軸42は、図6に示すように、共通の取り付け基板45を介して遊技盤20の背面に設けてもよい。
取り付け基板45は、遊技盤20の背面に形成した逃げ凹部20gに遊技盤20の縦方向長さとほぼ同じ長さを有して縦長に設けてある。取り付け基板45の上部に切り起こして形成された上下突片47に上向き軸41が上下動自在に設けてある。上向き軸41は、取り付け基板45と上向き軸41とに掛け渡した引っ張りばね46によって、常時上方に付勢されている。取り付け基板45の下端には、下向き軸42が下向きに突設してある。下向き軸42は取り付け基板45の折り曲げ片55に固定してある固定軸である。
逃げ凹部20gの背面20cから前面20d側に向けての深さは、上下突片47と折り曲げ片55とが背面20cから突出しない程度の深さに設定されている。また、取り付け基板45の上下端は、遊技盤20の上縁20aと下縁20bから上下方向に突出しないようになっている。さらに、取り付け基板45の脇は、遊技盤20の脇から側方に突出しないようになっている。これによって、上向き軸41と下向き軸42と以外の取り付け基板45全体が、遊技盤20から突出しないようにして、遊技盤20からの突起物を少なくし、遊技盤20を前枠2に組み込みや、取り外しを容易に行えるようにしている。また、この構成の場合、上向き軸41と下向き軸42とを、一直線上に的確に位置決めされて配設することができる。
次に、遊技盤20を前枠2に組み込む手順を説明する。先ず、図10に示すように、遊技盤20を背面20c側から持って、下向き軸42を下部溝44の前枠2の開閉端側(図10において右側)に挿入して、前枠2に遊技盤20を支持させる。下向き軸42は、下部溝44の長手方向に沿った方向から挿入することができるので、下部溝44に容易に挿入することができる。
その後、上向き軸41を、一旦、引っ張りばね46に抗して下方に引っ張ってから、上部溝44に挿入する。これによって、遊技盤20は、上下端が前枠2に仮支持されたことになる。
このようにして、上向き軸41及び下向き軸42を、上部溝43及び下部溝44に挿入することによって、遊技盤20は、前枠2に仮支持されたことになり、遊技盤20が重くても、この後の組み込み作業が楽になる。また、遊技盤20をこのように仮支持させるとき、遊技盤20の背面20cを手前側にして行うことができるので、作業員が誤って風車や各種入賞具を掴んで、風車や各種入賞具を傷つけたり壊したりするようなことがない。
さらに、作業員は、背面20cを手前側にして、重量のある各種制御基板31,32等が多く配置された重量のある遊技盤を保持することが(持つことが)できるので、遊技盤20を安定した状態で保持して、前枠2の収容枠10に容易に、かつ簡単に、しかも安全に組み込むことができる。
なお、遊技盤20(図2参照)の表面の対角の位置に、支持凹部34(図2参照)を形成してもよい。支持凹部34を形成するとすれば、指先を掛けやすい形状に形成するのが好ましい。この支持凹部34を設けた場合、遊技盤20が持ちやすくなるとともに、後側の遊技部品に触れることなく作業することができる。
その後、上向き軸41及び下向き軸42を、上部溝43及び下部溝44に案内させて、遊技盤20をガラス扉5の前枠2に対する枢着部としてのヒンジ機構7a,7b側に移動させる。移動の途中において、遊技盤20の向きを裏向きから表向きに変える(前面20dを手前側にする)。そして、遊技盤20を収容枠10の左側に移動させる。
収容枠10の内側角10a(図7参照)に対向する遊技盤20の角は、切除されて逃げ部20hになっている。このため、遊技盤20は、収容枠10に邪魔されることなく、所定の位置に収まるようになっている。
これによって、遊技盤20は、上向き軸41、下向き軸42によって、前枠2に開閉自在に設けられたことになる。最後に、遊技盤20は、後述する係止機構61(図1参照)と、後述する押圧片65とによって、前枠2の収容枠10に確実に保持される。なお、遊技盤20を係止機構61と押圧片65とによって前枠2に保持させるとき、後述する開放補助部材64の弾性に抗して、遊技盤20を収容枠10に押し込む必要がある。
係止機構61は、図1に示すように、遊技盤20に形成した縦長の係止開口62と、前枠2と一体の収容枠10に回転自在に設けてある細長い回転レバ−63とを有して、遊技盤20の四隅(2つは図示省略)近くに設けてある。したがって、係止機構61は、向きを縦にした回転レバ−63に係止開口62を挿入して、回転レバ−63を横向きに回転させると、回転レバ−63が、係止開口62と交差して、遊技盤20が前枠2から離脱しないように前枠2に保持することができる。
押圧片65は、図3、図7乃至図9に示すように、保持枠10の左側の上下に、保持枠10とで遊技盤20を受け入れるように設けてあり、弾性を備えている。すなわち、遊技盤20が、保持枠10に組み込まれるとき、押圧片65の弾性に抗して保持枠10と押圧片65との間を押し広げるようにして、その間に、遊技盤20が押し込まれるようになっている。したがって、遊技盤が上記間に押し込まれると、押圧片65が、弾力によって、遊技盤20を保持枠10に押し付けて、遊技盤20の浮き上がりを防止する。
開放補助部材64は、平面視、概略クランク状に折り曲げられた弾性を有する板状の部材であり、遊技盤20の背面を受け止めて遊技盤20をガラス扉5側に常時付勢するようになっている。
前枠2からの遊技盤20を取り外すには、先ず、係止機構61による遊技盤保持を解除する。すると、遊技盤20は、開放補助部材64に弾性に押されて、上向き軸41、下向き軸42を中心にして該軸に対して反対側が手前に回動して、収容枠10から僅かに浮き上がり、前枠2から取り外しやすくなる。その後、遊技盤20は、前枠2の収容枠10と押圧片65との間から抜き取り、前枠2に組み込むときの手順とは逆の手順によって前枠2から取り外すことができる。
なお、上向き軸41は、遊技盤20に対して上下動自在になっているが、遊技盤20に固定されていてもよい。この場合、遊技盤20は、組み込み時に、前枠2に対して斜めにして上部溝43下部溝44に沿って移動させて、上向き軸41を上部受け入れ孔48に入れた後、下向き軸42を下部受け入れ孔49に挿入する必要がある。また、取り外し時には、下向き軸42を下部受け入れ孔49から抜いてから、上向き軸41を上部受け入れ孔48から抜き取って、遊技盤20を前枠2から取り外す必要が生じるが、遊技盤20に対して上下動自在にした場合とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
さらに、上向き軸41と、上部溝43は、必ずしも必要としない。すなわち、下向き軸42を下部溝44に係合させて遊技盤20を前枠2に支持させ、図2の左右方向に移動させて遊技盤20を前枠2に組み込んだり、前枠2から取り外したりしてもよい。
なお、図10に示すように、上部溝43及び下部溝44内に上部受け入れ孔52及び下部受け入れ孔51を設けても良い。この場合、上向き軸41及び下向き軸42を、上部溝43及び下部溝44に案内させた後、遊技盤20をガラス扉5の前枠2に対する枢着部側すなわちヒンジ機構7a,7b側に移動させる。移動の途中において、遊技盤20の向きを裏向きから表向きに変える。そして、下向き軸42を下部溝44の端に形成してある下部受け入れ孔51に落とし込む。このとき、上向き軸41は、上部溝43の端に形成してある上部受け入れ孔52に対向して、引っ張りばね46によって上方に引っ張られて上部受け入れ孔52に嵌入される。
こうすることによって、下向き軸42と下部受け入れ孔49が係合し、上向き軸41と上部受け入れ孔48が係合し、この係合部を中心として、遊技盤20が前枠2に対して回転可能な状態となり、遊技盤20を取り外す脱着作業においては、遊技盤20を閉止位置から容易に回転させて遊技盤20を裏側にすることが可能となる。さらにこうすることによって、遊技盤20が収容枠10に収容保持されている状態において、遊技盤20の移動を規制することができ、確実に遊技盤20を収容枠10に収容保持することが可能となる。
本発明の実施形態の遊技機において、ガラス扉と球皿を開いて遊技盤を前枠から取り外したときの正面図である。 図1に示す遊技盤の背面図である。 遊技盤を前枠に組み込んでガラス扉と球皿を閉じたときのパチンコ機において、前枠を切断した図である。 上向き軸と下向き軸を遊技盤の背面側から見た図である。 上向き軸と下向き軸の図である。(a)は、上向き軸の平面図である。(b)は、下向き軸の底面図である。 他の実施形態の上向き軸と下向き軸の図である。 図3の状態からガラス扉と球皿を開いた状態の上向き軸周辺の平面図である。 前枠に組み込まれた遊技盤の上向き軸周辺の部分正面図である。 前枠に組み込まれた遊技盤の下向き軸周辺の部分正面図である。 遊技盤を前枠に組み込むときの動作説明用の軸と溝の概略図である。
符号の説明
PM パチンコ機(遊技機)
PA 遊技領域
1 外枠
2 前枠(枠部材)
2a 前枠の内面上部
2b 前枠の内面下部
3a ヒンジ機構
3b ヒンジ機構
5 ガラス扉
6 球皿
7a ヒンジ機構(枢着部)
7b ヒンジ機構(枢着部)
7c ヒンジ機構
10 収容枠(収容部)
20 遊技盤
41 上向き軸
42 下向き軸
43 上部溝
44 下部溝

Claims (3)

  1. 前面に遊技領域が設けられた遊技盤と、
    前面側で前記遊技盤を着脱可能に収容する収容部が設けられた枠部材と、を備え、
    前記遊技領域に遊技球を打ち出して遊技を行うように構成された遊技機において、
    前記遊技盤の下部に突設された下向き軸と、
    前記下向き軸を受け入れ可能かつ案内可能に前記収容部の内面下部に形成された下部溝と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技盤の上部に突設された上向き軸と、前記下向き軸を受け入れ可能かつ案内可能に前記収容部の内面上部に形成された上部溝と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記枠部材の一端に枢着部によって開閉自在に設けられて前記遊技盤を覆うガラス扉を備え、
    前記上向き軸及び前記下向き軸が、前記枢着部側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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