JP2001325992A - ラミネートシートを外装ケースとする電池の製造方法 - Google Patents

ラミネートシートを外装ケースとする電池の製造方法

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JP2001325992A
JP2001325992A JP2000142510A JP2000142510A JP2001325992A JP 2001325992 A JP2001325992 A JP 2001325992A JP 2000142510 A JP2000142510 A JP 2000142510A JP 2000142510 A JP2000142510 A JP 2000142510A JP 2001325992 A JP2001325992 A JP 2001325992A
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welding
sheet
laminate
concave groove
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Toyohide Kubo
豊秀 久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ確実に、しかも能率よく電解液を注
入しながら溶着面の漏れを極減する。 【解決手段】 電池の製造方法は、第1ラミネートシー
ト1Aの溶着面4に、発電要素2の収納室3に連通する
凹状溝10を設ける成形工程と、第2ラミネートシート
1Bの溶着面4に、凹状溝10に連通される貫通孔11
を設ける開口工程と、第1ラミネートシート1Aと第2
ラミネートシート1Bの間に発電要素2を配設して、凹
状溝10を第2ラミネートシート1Bの溶着面4に溶着
することなく第1ラミネートシート1Aと第2ラミネー
トシート1Bの溶着面4を熱溶着する溶着工程と、貫通
孔11と凹状溝10から収納室3に電解液を注入する注
入工程と、凹状溝10の内面を第2ラミネートシート1
Bの溶着面4に熱溶着する密閉工程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラミネートシート
の間に発電要素を配設して気密に収納している電池、す
なわち、ラミネートシートを外装ケースとする電池の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ラミネートシートを外装ケースとする電
池は、軽くて薄くできる特長がある。この構造の電池
は、正極板と負極板とを積層している発電要素を、2層
のラミネートシートの間に配設し、ラミネートシートを
発電要素の外周で熱溶着して製造される。この構造の電
池の製造方法は、たとえば、特開平11−224652
号公報、特開平10−270059号公報、特開平10
−270060号公報等に記載される。
【0003】特開平10−270060号公報に記載さ
れる方法は、独特の方法で、2層のラミネートシートの
間の収納室に電解液を供給する。この公報に記載される
方法は以下の工程で電池を製作する。 (1) 2枚のラミネートシートの間に発電要素を配設す
る。 (2) 2枚のラミネートシートの溶着面に、電解液を注
入するパイプを配設する。 (3) 2枚のラミネートシートを発電要素の外周で熱溶
着する。 (4) パイプでもって、ラミネートシートの間に電解液
を注入する。 (5) パイプを引き抜いた後、2枚のラミネートシート
を溶着面で熱溶着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の工程で電池を製
造する方法は、発電要素を収納するラミネートシートの
内部に、能率よく電解液を注入できる。しかしながら、
この方法は、2層のラミネートシートの決められた位置
に正確にパイプを配設するので、パイプを挿入する工程
が複雑になる。とくに、電池は自動組立機で製造される
ので、組立機がパイプを正確な位置に配設するための構
造が複雑になる。
【0005】さらに、電解液を注入した後、パイプを2
層のラミネートシートの間から引き抜くので、このとき
にラミネートシートの内面を擦って損傷をあたえること
がある。内面が損傷されたラミネートシートは、その後
の熱溶着工程で、漏れが発生しないように確実に溶着で
きなくなることがある。ラミネートシートの溶着不良
は、電池を最終の組み立て工程で不良品としてしまうの
で、製造工程における経済的な弊害が極めて大きくな
る。
【0006】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単
かつ確実に、しかも能率よく電解液を注入しながら溶着
面の漏れを極減できるラミネートシートを外装ケースと
する電池の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のラミネートシー
トを外装ケースとする電池の製造方法は、第1ラミネー
トシート1Aと第2ラミネートシート1Bの間に発電要
素2を配設し、第1ラミネートシート1Aと第2ラミネ
ートシート1Bを、発電要素2の周囲の溶着面4で熱溶
着して、第1ラミネートシート1Aと第2ラミネートシ
ート1Bの内部に発電要素2を収納している。
【0008】さらに、本発明の請求項1の電池の製造方
法は、第1ラミネートシート1Aの溶着面4に、発電要
素2の収納室3に連通する凹状溝10を設ける成形工程
と、第2ラミネートシート1Bの溶着面4に、第1ラミ
ネートシート1Aの凹状溝10に連通される貫通孔11
を設ける開口工程と、凹状溝10を設けている第1ラミ
ネートシート1Aと、貫通孔11を設けている第2ラミ
ネートシート1Bの間に発電要素2を配設して、凹状溝
10を第2ラミネートシート1Bの溶着面4に溶着する
ことなく第1ラミネートシート1Aと第2ラミネートシ
ート1Bの溶着面4を熱溶着する溶着工程と、貫通孔1
1と凹状溝10から収納室3に電解液を注入する注入工
程と、凹状溝10の内面を第2ラミネートシート1Bの
溶着面4に熱溶着する密閉工程とからなる。
【0009】さらに、本発明の請求項2の電池の製造方
法は、第1ラミネートシート1Aの溶着面4に、発電要
素2の収納室3に連通する凹状溝10を設ける成形工程
と、凹状溝10を設けている第1ラミネートシート1A
と、第2ラミネートシート1Bの間に発電要素2を配設
して、凹状溝10を第2ラミネートシート1Bの溶着面
4に溶着することなく、第1ラミネートシート1Aと第
2ラミネートシート1Bの溶着面4を熱溶着する溶着工
程と、第2ラミネートシート1Bの溶着面4に、第1ラ
ミネートシート1Aの凹状溝10に連通される貫通孔1
1を設ける開口工程と、貫通孔11と凹状溝10から収
納室3に電解液を注入する注入工程と、凹状溝10の内
面を第2ラミネートシート1Bの溶着面4に熱溶着する
密閉工程とからなる。
【0010】本発明の電池の製造方法は、第1ラミネー
トシート1Aと第2ラミネートシート1Bに、好ましく
は、アルミニウム箔と熱可塑性樹脂シートを積層してい
るシートを使用する。
【0011】さらに、本発明の請求項4の電池の製造方
法は、第1ラミネートシート1Aの溶着面4に、発電要
素2の収納室3に連通する凹状溝10を設ける成形工程
と、第2ラミネートシート1Bの溶着面4に、第1ラミ
ネートシート1Aの凹状溝10に連通される貫通孔11
を設ける開口工程と、凹状溝10を設けている第1ラミ
ネートシート1Aと、貫通孔11を設けている第2ラミ
ネートシート1Bの間に発電要素2を配設して、凹状溝
10を第2ラミネートシート1Bの溶着面4に溶着する
ことなく第1ラミネートシート1Aと第2ラミネートシ
ート1Bの溶着面4を熱溶着する溶着工程と、貫通孔1
1と凹状溝10から収納室3に電解液を注入する注入工
程と、凹状溝10の内面を第2ラミネートシート1Bの
溶着面4に熱溶着する密閉工程と、第1ラミネートシー
ト1Aと第2ラミネートシート1Bの溶着面4を貫通孔
11よりも内側で裁断する裁断工程とからなる。
【0012】さらに、本発明の請求項5の電池の製造方
法は、第1ラミネートシート1Aの溶着面4に、発電要
素2の収納室3に連通する凹状溝10を設ける成形工程
と、凹状溝10を設けている第1ラミネートシート1A
と、第2ラミネートシート1Bの間に発電要素2を配設
して、凹状溝10を第2ラミネートシート1Bの溶着面
4に溶着することなく、第1ラミネートシート1Aと第
2ラミネートシート1Bの溶着面4を熱溶着する溶着工
程と、第2ラミネートシート1Bの溶着面4に、第1ラ
ミネートシート1Aの凹状溝10に連通される貫通孔1
1を設ける開口工程と、貫通孔11と凹状溝10から収
納室3に電解液を注入する注入工程と、凹状溝10の内
面を第2ラミネートシート1Bの溶着面4に熱溶着する
密閉工程と、第1ラミネートシート1Aと第2ラミネー
トシート1Bの溶着面4を貫通孔11よりも内側で裁断
する裁断工程とからなる。
【0013】本発明の電池の製造方法は、好ましくは、
第1ラミネートシート1Aに発電要素2を収納する収納
凹部9を設けて、この収納凹部9に連通するように凹状
溝10を設け、収納凹部9に発電要素2を入れて、第1
ラミネートシート1Aの溶着面4に平面状の第2ラミネ
ートシート1Bの溶着面4を溶着する。
【0014】さらに、本発明の電池の製造方法は、第1
ラミネートシート1Aと第2ラミネートシート1Bに発
電要素2を収納する収納凹部9を設け、第1ラミネート
シート1Aの収納凹部9に連通して凹状溝10を設け、
収納凹部9に発電要素2を入れて、第1ラミネートシー
ト1Aと第2ラミネートシート1Bの溶着面4を溶着す
ることもできる。
【0015】さらに、本発明の電池の製造方法は、第1
ラミネートシート1Aと第2ラミネートシート1Bを、
連続する1枚のラミネートシートで構成することもでき
る。この製造方法は、第1ラミネートシート1Aと第2
ラミネートシート1Bとを互いに積層する状態に折り返
して、第1ラミネートシート1Aと第2ラミネートシー
ト1Bの間に発電要素2を配設する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための電池の製造方法を例示す
るものであって、本発明は電池の製造方法を下記の方法
に特定しない。
【0017】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0018】図1の分解斜視図は、第1ラミネートシー
ト1Aと第2ラミネートシート1Bとを外装ケース1と
する電池であって、第1ラミネートシート1Aと第2ラ
ミネートシート1Bの間の収納室3に発電要素2を収納
している。発電要素2は、正極板と負極板をセパレータ
を介して積層したもので、正極板と負極板にリード板1
4を接続している。リード板14は、第1ラミネートシ
ート1Aと第2ラミネートシート1Bの溶着面4に気密
に密着されて、外部に引き出されている。
【0019】本発明は、ラミネートシートを外装ケース
とする電池の製造方法であるが、製造する電池のタイプ
を特定しない。電池は、たとえば、リチウムポリマ二次
電池やリチウムイオン二次電池等の二次電池である。電
池のタイプによって、発電要素の材質と電解液の成分が
異なる。リチウムポリマ二次電池は、正極板をマンガン
酸リチウムや酸化バナジウムとし、負極板をグラファイ
ト系炭素やリチウム合金とする。リチウムイオン二次電
池は、正極板をコバルト酸リチウムやニッケル酸リチウ
ムとし、負極板をグラファイト系炭素やコークス系炭素
とする。
【0020】発電要素2は、正極板と負極板とをセパレ
ータを介して積層したものを渦巻状とし、その後、これ
を平面状にプレスして製作される。ただ、発電要素は、
複数枚の正極板と負極板をセパレータを介して積層して
製作することもできる。
【0021】第1ラミネートシート1Aと第2ラミネー
トシート1Bは、図2の拡大断面図に示すように、アル
ミニウム箔等の金属箔5の内面側である溶着面4に、熱
溶着フィルム6を接着して、金属箔5の表面側には、金
属箔5を保護する保護フィルム7を接着している。熱溶
着フィルム6は、加熱して溶着できる熱可塑性樹脂フィ
ルムで、たとえば、ポリエチレンフィルムを使用する。
ただ、この熱可塑性樹脂フィルムには、ポリプロピレン
フィルム等も使用できる。さらに、熱可塑性樹脂フィル
ムは、単層で金属箔5に接着され、あるいは異なる複数
種の熱可塑性樹脂フィルムが積層されて金属箔に接着さ
れる。
【0022】保護フィルム7には、金属箔5の表面を保
護できる全ての合成樹脂フィルム、たとえば、PETフ
ィルムが使用できる。図2に示す第1ラミネートシート
1Aと第2ラミネートシート1Bは、保護フィルム7を
ウレタン系の接続材8で金属層に接着している。
【0023】図1に示す電池は、第1ラミネートシート
1Aにのみ収納凹部9を設けて、第2ラミネートシート
1Bを平面状としている。この電池は、第2ラミネート
シート1Bを平面状とするので、第2ラミネートシート
1Bの成形加工を簡単にできる。ただ、本発明の製造方
法は、図3に示すように、第1ラミネートシート1Aと
第2ラミネートシート1Bの両方に収納凹部9を設ける
こともできる。この構造の電池は、厚い発電要素を収納
して第1ラミネートシート1Aの収納凹部9を浅くでき
る。
【0024】図1と図3に示す電池は、2枚のラミネー
トシートである第1ラミネートシート1Aと第2ラミネ
ートシート1Bとを積層して、発電要素2の周囲の4辺
で溶着面4を溶着して、内部に収納室3を設けて発電要
素2を収納している。ただ、本発明の製造方法は、第1
ラミネートシートと第2ラミネートシートとを、必ずし
も2枚のラミネートシートとする必要はない。図4と図
5に示すように、連続する1枚のラミネートシートで、
第1ラミネートシート1Aと第2ラミネートシート1B
を構成することもできる。
【0025】図4と図5に示す電池は、1枚のラミネー
トシートを中間で二つの領域に分けて第1ラミネートシ
ート1Aと第2ラミネートシート1Bとしている。この
電池は、その境界部分で互いに積層する状態に折り返し
て、これらの間に発電要素2を配設している。この電池
は、図において下側のシートを第1ラミネートシート1
Aとして収納凹部9を設け、上側のシートを第2ラミネ
ートシート1Bとしている。この構造の電池は、ラミネ
ートシートの折り返し部分を溶着することなく、発電要
素2の周囲の3辺を溶着して第1ラミネートシート1A
と第2ラミネートシート1Bの内部に発電要素2を収納
できる。この構造の電池は、外形を小さくできる特長が
ある。
【0026】ただ、1枚のラミネートシートを中間で折
り返して、内部に発電要素を収納する電池は、第1ラミ
ネートシートと第2ラミネートシートの両方に収納凹部
を設けることも、両方に収納凹部を設けることなく袋状
に周囲を溶着して内部に収納室を設けることもできる。
【0027】
【実施例】[実施例1]図1と図3に示す電池は、以下
の工程で製作される。 [第1ラミネートシートの成形工程]図1に示すよう
に、第1ラミネートシート1Aの溶着面4に、発電要素
2の収納室3に連通して外周縁の途中まで延長してなる
凹状溝10を設ける。凹状溝10は、溶着面4の外周縁
まで延長して設けない。ただ、凹状溝を溶着面の外周縁
まで延長して設け、第1ラミネートシートに第2ラミネ
ートシートを溶着する工程で、凹状溝の内面を溶着面の
外周縁に溶着することもできる。
【0028】図1と図3に示す第1ラミネートシート1
Aは、発電要素2を収納する収納凹部9を成形して設け
ると共に、この収納凹部9に連通するように凹状溝10
を設けている。第1ラミネートシート1Aは、加熱した
後、真空成形して収納凹部9と凹状溝10を金型で成形
して設ける。あるいは、加熱した第1ラミネートシート
1Aを金型で挟着して、収納凹部9と凹状溝10を成形
する。収納凹部9は、発電要素2を嵌入できる大きさ、
すなわち、発電要素2の外形よりも多少大きな内形に成
形される。図1の電池は、第1ラミネートシート1Aの
収納凹部9に発電要素2を入れて、平面状の第2ラミネ
ートシート1Bを溶着している。したがって、この電池
の第1ラミネートシート1Aは、発電要素2の厚さにほ
ぼ等しい深さの収納凹部9を成形する。
【0029】図3の電池は、第1ラミネートシート1A
と第2ラミネートシート1Bに収納凹部9を設けてい
る。したがって、この電池の第1ラミネートシート1A
は、発電要素の厚さの約半分の深さの収納凹部9を成形
する。
【0030】薄い発電要素を収納する電池は、第1ラミ
ネートシートと第2ラミネートシートに収納凹部を成形
することなく、外周の溶着面を熱溶着するときに、溶着
面の内周部を伸長して内部に収納室を設けることができ
る。この製造方法は、第1ラミネートシートと第2ラミ
ネートシートに収納凹部を設ける必要がないので、より
能率よく多量生産できる。
【0031】[貫通孔の開口工程]第2ラミネートシー
ト1Bの溶着面4に貫通孔11を設ける。貫通孔11
は、第1ラミネートシート1Aの凹状溝10に連通する
位置に開口される。貫通孔11は、図6と図7に示すよ
うに、第2ラミネートシート1Bの一部を除去して開口
し、あるいは、図8に示すように、貫通孔11の一部を
残して開口する。一部を残して開口している貫通孔11
は、異物の侵入を阻止できる特長がある。
【0032】[第1ラミネートシートと第2ラミネート
シートの溶着工程]凹状溝10を設けた第1ラミネート
シート1Aと、貫通孔11を設けた第2ラミネートシー
ト1Bの間に発電要素2をセットし、第1ラミネートシ
ート1Aと第2ラミネートシート1Bの溶着面4を熱溶
着する。第1ラミネートシート1Aと第2ラミネートシ
ート1Bの溶着面4は、図9の断面図に示すように、第
1ラミネートシート1Aと第2ラミネートシート1Bの
外側面を、加圧加熱具13で押圧して熱溶着される。加
圧加熱具13は、この工程において、凹状溝10の内面
を、第2ラミネートシート1Bの溶着面4に溶着しない
ように、凹状溝10を案内する溝13Aを押圧加熱面に
設けている。したがって、この工程で溶着された第1ラ
ミネートシート1Aと第2ラミネートシート1Bは、図
6ないし図8に示すように、第1ラミネートシート1A
と第2ラミネートシート1Bの溶着面4の間に、収納室
3に連通して電解液を注入する注入路12ができる。こ
の注入路12は、第2ラミネートシート1Bの貫通孔1
1で外部に開口されている。
【0033】[電解液の注入工程]貫通孔11から注入
路12に、電解液を挿入する注入ノズルの先端を挿入
し、注入ノズルで電解液を収納室3に注入する。電解液
は、収納室3の内部を減圧してより速やかに注入でき
る。
【0034】[密閉工程]電解液を注入した後、第1ラ
ミネートシート1Aと第2ラミネートシート1Bを、加
圧加熱具で加圧状態で加熱して、凹状溝10の内面を第
2ラミネートシート1Bの溶着面4に熱溶着する。この
状態で収納室3は気密に密閉される。
【0035】[実施例2]以上の実施例1の製造方法
は、貫通孔11を設けた第2ラミネートシート1Bを第
1ラミネートシート1Aに熱溶着するが、貫通孔11
は、第1ラミネートシート1Aと第2ラミネートシート
1Bを熱溶着した後に開口することもできる。この製造
方法は以下のようにして電池を製造する。
【0036】[第1ラミネートシートの成形工程]実施
例1と同じ。
【0037】[第1ラミネートシートと第2ラミネート
シートの溶着工程]貫通孔を設けていない第2ラミネー
トシート1Bを使用して、実施例1と同じように、第1
ラミネートシート1Aと第2ラミネートシート1Bの溶
着面4を熱溶着する。この工程においても、凹状溝10
の内面は、第2ラミネートシート1Bの溶着面4に溶着
されない。この工程で溶着された第1ラミネートシート
1Aと第2ラミネートシート1Bは、第1ラミネートシ
ート1Aと第2ラミネートシート1Bの溶着面4の間
に、収納室3に連通する注入路12ができる。ただ、こ
の注入路12は、第2ラミネートシート1Bに貫通孔を
開口していないので、外部には連通されない。
【0038】[貫通孔の開口工程]第1ラミネートシー
ト1Aに積層している第2ラミネートシート1Bを切断
して、貫通孔11を設ける。貫通孔11を設ける刃物
は、第1ラミネートシート1Aを切断することなく第2
ラミネートシート1Bのみを切断する。貫通孔11は、
第1ラミネートシート1Aに設けている凹状溝10に連
通する位置に開口する。この貫通孔11も、実施例1と
同じように、図6に示すように、第2ラミネートシート
1Bの一部を除去して開口し、あるいは、図8に示すよ
うに、貫通孔11の一部を残して開口する。
【0039】その後、[電解液の注入工程]と[密閉工
程]を実施例1と同様にして電池を製作する。
【0040】[実施例3]以上の実施例の製造方法は、
第1ラミネートシートと第2ラミネートシートを2枚の
ラミネートシートとしているが、第1ラミネートシート
と第2ラミネートシートは、図4に示すように、連続す
る1枚のラミネートシートで構成することもできる。こ
の製造方法は、以下のようにして電池を製造する。
【0041】[第1ラミネートシートの成形工程]連続
する1枚のラミネートシートを中央で二つの領域に分け
て、一方の領域を第1ラミネートシート1Aとし、他方
を第2ラミネートシート1Bとする。第1ラミネートシ
ート1Aの溶着面4に、発電要素2の収納室3に連通し
て外周縁の途中まで延長してなる凹状溝10を設ける。
凹状溝10は、溶着面4の外周縁まで延長して設けな
い。図に示す第1ラミネートシート1Aは、第2ラミネ
ートシートを折り返す折曲部と対向する位置にある溶着
面4に凹状溝10を設けている。ただ、凹状溝は、第1
ラミネートシートと第2ラミネートシートの折曲部と隣
合う位置にある溶着面に設けることもできる。
【0042】図4に示すラミネートシートは、半面の第
1ラミネートシート1Aに発電要素2を収納する収納凹
部9を成形する共に、この収納凹部9に連通するように
凹状溝10を設けている。収納凹部9と凹状溝10は、
実施例1と同様にして成形することができる。図示しな
いが、電池は、第1ラミネートシートと第2ラミネート
シートの両方に収納凹部を設けることもできる。さら
に、電池は、第1ラミネートシートと第2ラミネートシ
ートに収納凹部を成形することなく、折曲して互いに積
層される第1ラミネートシートと第2ラミネートの外周
の溶着面を熱溶着して内部に収納室を設けることもでき
る。
【0043】[貫通孔の開口工程]実施例1と同じ。
【0044】[第1ラミネートシートと第2ラミネート
シートの溶着工程]図4の矢印で示すように、1枚のラ
ミネートシートを、第1ラミネートシート1Aと第2ラ
ミネートシート1Bの境界部分で折り返して積層する。
このとき、第1ラミネートシート1Aと第2ラミネート
シート1Bの間に発電要素2をセットする。第1ラミネ
ートシート1Aと第2ラミネートシート1Bの溶着面4
を熱溶着する。二つ折りにして積層されたラミネートシ
ートは、発電要素の周囲であって、折曲部を除く3辺
で、第1ラミネートシート1Aと第2ラミネートシート
1Bの溶着面4を熱溶着する。第1ラミネートシート1
Aと第2ラミネートシート1Bの溶着面4は、実施例1
と同じようにして熱溶着される。この工程において、凹
状溝10の内面は、第2ラミネートシート1Bの溶着面
4に溶着されない。この工程で溶着された第1ラミネー
トシート1Aと第2ラミネートシート1Bは、図5に示
すように、第1ラミネートシート1Aと第2ラミネート
シート1Bの溶着面4の間に、収納室3に連通する注入
路12ができる。この注入路12は、第2ラミネートシ
ート1Bの貫通孔11で外部に開口されている。
【0045】その後、[電解液の注入工程]と[密閉工
程]を実施例1と同様にして電池を製作する。
【0046】この実施例は、第1ラミネートシートに凹
状溝を成形し、第2ラミネートシートに貫通孔を開口し
た後に、第1ラミネートシートと第2ラミネートシート
を溶着面で溶着している。ただ、第2ラミネートシート
に設けられる貫通孔は、実施例2と同じように、第1ラ
ミネートシートと第2ラミネートシートを溶着した後に
開口することもできる。
【0047】[実施例4]以上の実施例で製作された電
池は、図10に示すように、第1ラミネートシート1A
と第2ラミネートシート1Bの溶着面4を、貫通孔11
よりも内側で裁断することもできる。
【0048】
【発明の効果】本発明の電池の製造方法は、簡単かつ確
実に、しかも能率よく電解液を注入しながら溶着面の漏
れを極減できる特長がある。それは、本発明の電池の製
造方法が、第1ラミネートシートと第2ラミネートシー
トの溶着面を熱溶着して内部に発電要素を収納してお
り、第1ラミネートシートの溶着面に、発電要素の収納
室に連通する凹状溝を設けると共に、第2ラミネートシ
ートの溶着面に、第1ラミネートシートの凹状溝に連通
される貫通孔を設けて、貫通孔と凹状溝から収納室に電
解液を注入できるようにしているからである。本発明の
製造方法は、第1ラミネートシートに設けた凹状溝の内
面を、第2ラミネートシートの溶着面に溶着することな
く第1ラミネートシートと第2ラミネートシートの溶着
面を熱溶着することによって、電解液を注入する注入路
を設けている。したがって、従来のように、溶着面にパ
イプを配設することなく、自動組立機で簡単に組み立て
して電解液を能率よく内部に注入できる。この製造方法
は、パイプのコストやパイプを挿入する工程を皆無にで
きるので、電池を安価に多量生産できる特長が実現でき
る。
【0049】さらに、電池の製造方法は、電解液を注入
後は、凹状溝の内面を第2ラミネートシートの溶着面に
熱溶着して極めて簡単に、しかも確実に密閉できる。こ
のため、従来のパイプを使用する製造方法のように、パ
イプを抜く工程で溶着面に損傷等を生じさせることな
く、また、これに起因する電解液等の漏れを皆無にでき
る。したがって、本発明の電池の製造方法は、溶着面に
おける漏れを極減して、不良品の発生を低減できる優れ
た特長が実現できる。
【0050】さらに、本発明の請求項4と5の電池の製
造方法は、第1ラミネートシートと第2ラミネートシー
トの溶着面を貫通孔よりも内側で裁断しているので、外
観を良くして外形を小さくできる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の製造方法で製造される電池の
分解斜視図
【図2】図1に示す電池のラミネートシートの拡大断面
【図3】本発明の他の実施例にかかる電池の斜視図
【図4】本発明の他の実施例の製造方法で製造される電
池の分解斜視図
【図5】図4で示す電池の垂直断面図
【図6】本発明の実施例の電池の垂直断面図
【図7】図6に示す電池のA−A線断面図
【図8】本発明の他の実施例の電池の垂直断面図
【図9】本発明の実施例の電池の製造方法の溶着工程を
示す断面図
【図10】本発明の他の実施例の電池の製造方法の裁断
工程を示す斜視図
【符号の説明】
1…外装ケース 1A…第1ラミネートシート 1B…第2ラミネートシート 2…発電要素 3…収納室 4…溶着面 5…金属箔 6…熱溶着フィルム 7…保護フィルム 8…接続材 9…収納凹部 10…凹状溝 11…貫通孔 12…注入路 13…加圧加熱具 13A…溝 14…リード板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネ
    ートシート(1B)の間に発電要素(2)を配設し、第1ラミ
    ネートシート(1A)と第2ラミネートシート(1B)を、発電
    要素(2)の周囲の溶着面(4)で熱溶着し、第1ラミネート
    シート(1A)と第2ラミネートシート(1B)の内部に発電要
    素(2)を収納するラミネートシートを外装ケースとする
    電池の製造方法において、 第1ラミネートシート(1A)の溶着面(4)に、発電要素(2)
    の収納室(3)に連通する凹状溝(10)を設ける成形工程
    と、 第2ラミネートシート(1B)の溶着面(4)に、第1ラミネ
    ートシート(1A)の凹状溝(10)に連通される貫通孔(11)を
    設ける開口工程と、 凹状溝(10)を設けている第1ラミネートシート(1A)と、
    貫通孔(11)を設けている第2ラミネートシート(1B)の間
    に発電要素(2)を配設して、凹状溝(10)を第2ラミネー
    トシート(1B)の溶着面(4)に溶着することなく、第1ラ
    ミネートシート(1A)と第2ラミネートシート(1B)の溶着
    面(4)を熱溶着する溶着工程と、 貫通孔(11)と凹状溝(10)から収納室(3)に電解液を注入
    する注入工程と、凹状溝(10)の内面を第2ラミネートシ
    ート(1B)の溶着面(4)に熱溶着する密閉工程とからなる
    ラミネートシートを外装ケースとする電池の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネ
    ートシート(1B)の間に発電要素(2)を配設し、第1ラミ
    ネートシート(1A)と第2ラミネートシート(1B)を、発電
    要素(2)の周囲の溶着面(4)で熱溶着し、第1ラミネート
    シート(1A)と第2ラミネートシート(1B)の内部に発電要
    素(2)を収納するラミネートシートを外装ケースとする
    電池の製造方法において、 第1ラミネートシート(1A)の溶着面(4)に、発電要素(2)
    の収納室(3)に連通する凹状溝(10)を設ける成形工程
    と、 凹状溝(10)を設けている第1ラミネートシート(1A)と、
    第2ラミネートシート(1B)の間に発電要素(2)を配設し
    て、凹状溝(10)を第2ラミネートシート(1B)の溶着面
    (4)に溶着することなく、第1ラミネートシート(1A)と
    第2ラミネートシート(1B)の溶着面(4)を熱溶着する溶
    着工程と、 第2ラミネートシート(1B)の溶着面(4)に、第1ラミネ
    ートシート(1A)の凹状溝(10)に連通される貫通孔(11)を
    設ける開口工程と、 貫通孔(11)と凹状溝(10)から収納室(3)に電解液を注入
    する注入工程と、凹状溝(10)の内面を第2ラミネートシ
    ート(1B)の溶着面(4)に熱溶着する密閉工程とからなる
    ラミネートシートを外装ケースとする電池の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネ
    ートシート(1B)に、アルミニウム箔と熱可塑性樹脂シー
    トを積層しているシートを使用する請求項1または2に
    記載されるラミネートシートを外装ケースとする電池の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネ
    ートシート(1B)の間に発電要素(2)を配設し、第1ラミ
    ネートシート(1A)と第2ラミネートシート(1B)を、発電
    要素(2)の周囲の溶着面(4)で熱溶着し、第1ラミネート
    シート(1A)と第2ラミネートシート(1B)の内部に発電要
    素(2)を収納するラミネートシートを外装ケースとする
    電池の製造方法において、 第1ラミネートシート(1A)の溶着面(4)に、発電要素(2)
    の収納室(3)に連通する凹状溝(10)を設ける成形工程
    と、 第2ラミネートシート(1B)の溶着面(4)に、第1ラミネ
    ートシート(1A)の凹状溝(10)に連通される貫通孔(11)を
    設ける開口工程と、 凹状溝(10)を設けている第1ラミネートシート(1A)と、
    貫通孔(11)を設けている第2ラミネートシート(1B)の間
    に発電要素(2)を配設して、凹状溝(10)を第2ラミネー
    トシート(1B)の溶着面(4)に溶着することなく、第1ラ
    ミネートシート(1A)と第2ラミネートシート(1B)の溶着
    面(4)を熱溶着する溶着工程と、 貫通孔(11)と凹状溝(10)から収納室(3)に電解液を注入
    する注入工程と、凹状溝(10)の内面を第2ラミネートシ
    ート(1B)の溶着面(4)に熱溶着する密閉工程と、 第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネートシート(1B)
    の溶着面(4)を貫通孔(11)よりも内側で裁断する裁断工
    程とからなるラミネートシートを外装ケースとする電池
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネ
    ートシート(1B)の間に発電要素(2)を配設し、第1ラミ
    ネートシート(1A)と第2ラミネートシート(1B)を、発電
    要素(2)の周囲の溶着面(4)で熱溶着し、第1ラミネート
    シート(1A)と第2ラミネートシート(1B)の内部に発電要
    素(2)を収納するラミネートシートを外装ケースとする
    電池の製造方法において、 第1ラミネートシート(1A)の溶着面(4)に、発電要素(2)
    の収納室(3)に連通する凹状溝(10)を設ける成形工程
    と、 凹状溝(10)を設けている第1ラミネートシート(1A)と、
    第2ラミネートシート(1B)の間に発電要素(2)を配設し
    て、凹状溝(10)を第2ラミネートシート(1B)の溶着面
    (4)に溶着することなく、第1ラミネートシート(1A)と
    第2ラミネートシート(1B)の溶着面(4)を熱溶着する溶
    着工程と、 第2ラミネートシート(1B)の溶着面(4)に、第1ラミネ
    ートシート(1A)の凹状溝(10)に連通される貫通孔(11)を
    設ける開口工程と、 貫通孔(11)と凹状溝(10)から収納室(3)に電解液を注入
    する注入工程と、凹状溝(10)の内面を第2ラミネートシ
    ート(1B)の溶着面(4)に熱溶着する密閉工程と、 第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネートシート(1B)
    の溶着面(4)を貫通孔(11)よりも内側で裁断する裁断工
    程とからなるラミネートシートを外装ケースとする電池
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 第1ラミネートシート(1A)に発電要素
    (2)を収納する収納凹部(9)を設けて、この収納凹部(9)
    に連通するように凹状溝(10)を設け、収納凹部(9)に発
    電要素(2)を入れて、第1ラミネートシート(1A)の溶着
    面(4)に平面状の第2ラミネートシート(1B)の溶着面(4)
    を溶着する請求項1、2、4、5のいずれかに記載され
    るラミネートシートを外装ケースとする電池の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネ
    ートシート(1B)に発電要素(2)を収納する収納凹部(9)を
    設け、第1ラミネートシート(1A)の収納凹部(9)に連通
    して凹状溝(10)を設け、収納凹部(9)に発電要素(2)を入
    れて、第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネートシー
    ト(1B)の溶着面(4)を溶着する請求項1、2、4、5の
    いずれかに記載されるラミネートシートを外装ケースと
    する電池の製造方法。
  8. 【請求項8】 第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネ
    ートシート(1B)を連続する1枚のラミネートシートで構
    成しており、第1ラミネートシート(1A)と第2ラミネー
    トシート(1B)とを互いに積層する状態に折り返して、第
    1ラミネートシート(1A)と第2ラミネートシート(1B)の
    間に発電要素(2)を配設してなる請求項1、2、4、5
    のいずれかに記載されるラミネートシートを外装ケース
    とする電池の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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