JP2001325454A - データ配信システムおよびデータ配信方法 - Google Patents

データ配信システムおよびデータ配信方法

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JP2001325454A JP2000140875A JP2000140875A JP2001325454A JP 2001325454 A JP2001325454 A JP 2001325454A JP 2000140875 A JP2000140875 A JP 2000140875A JP 2000140875 A JP2000140875 A JP 2000140875A JP 2001325454 A JP2001325454 A JP 2001325454A
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Atsushi Yano
厚 矢野
Manabu Kusaka
学 草加
Miki Shindo
美希 進藤
Kiyoto Fukamatsu
清人 深松
Shintaro Kubo
伸太郎 久保
Kazuhiko Tezuka
一彦 手塚
Yukio Takahashi
幸雄 高橋
Toshio Toritsuka
利男 鳥塚
Yoshiaki Eguchi
義明 江口
Hirotaro Sato
大太郎 佐藤
Hiroshi Nakahama
博 中濱
Tatsuo Matsuoka
達雄 松岡
Takanobu Oshima
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    • H04H20/38Arrangements for distribution where lower stations, e.g. receivers, interact with the broadcast
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般の利用者に料金上の過剰な負担を強いる
ことがなく、利用者が必要とする品質で著作物に関する
データを配信することができるデータ配信システムおよ
びデータ配信方法を提供すること。 【解決手段】 配信要求受付処理部321は、図示しな
いネットワークを介して利用者からデータの配信要求を
受ける。データ検索処理部322は、コンテンツデータ
に関する属性データを参照してデータベースを検索し
て、利用者が配信を要求するコンテンツデータを取得す
る。データ加工処理部323は、利用者が提示する料金
の金額に応じてコンテンツデータの品質を加工する。デ
ータ配信部325は、品質が加工されたコンテンツデー
タを利用者に配信する。権利保護処理部324は、配信
に際し、著作物を保護するために必要とされるプロテク
ト処理をコンテンツデータに施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の利用者から
の要求に応じて、情報の供給元から提供された情報を配
信するデータ配信システムおよびデータ配信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークの急速な普及に伴
い、一般の利用者は、画像データ、音声情データ、文字
データなどの各種の著作物に関するデータをネットワー
クを介して入手することが可能となっている。また、著
作物の作者は、自己の著作物をネットワークで公開する
ことにより、例えば出版社や放送メディアなどを介する
ことなく、自己の著作物を容易に発表することが可能と
なっている。このように、ネットワークを媒体として著
作物の配信を行うことにより、利用者は、地理的、時間
的なハンディを伴うことなく、所望の著作物を入手する
ことができ、作者は、多くの資金を要することなく、作
品の発表を行うことができる。
【0003】利用者が、ネットワーク上で所望の著作物
を見つけ、これを入手しようとする場合、いわゆる電子
商取引により予め料金の支払いに関する手続きを行い、
この手続が済んだ後に著作物のデータをダウンロードし
て、そのデータを自己の端末に取り込む。また、作者が
自己の著作物を発表する場合、自己のWebページに著
作物の見出しなどを掲載する。そして、このWebペー
ジを閲覧した利用者から配信の要求があった場合、料金
に関する所定の手続が終了していることを条件とし、そ
の著作物のコンテンツデータを利用者に配信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のネッ
トワークを利用した従来のデータ配信方法によれば、一
般の利用者は、作者側から提供される著作物のデータの
全てをそのままダウンロードせざるを得ず、利用者が必
要とする形態でデータを配信することができなかった。
例えば、或る著作物の動画データを配信する場合、利用
者は、最初の15分間のデータがあれば足りる場合や、
画像が高品質である必要がない場合であっても、この著
作物のデータの全てが所定の品質で利用者に配信される
こととなる。したがって、利用者にしてみれば、過剰な
料金の支払いを強いられることとなる。また、著作物の
作者にしてみれば、著作物がネットワーク上で公開され
ることにより、第三者による盗用などの対象とされ、従
って著作権の侵害を有効に防止することができない。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、一般の利用者に料金上の過剰な負担を強いることが
なく、利用者が必要とする品質で著作物に関するデータ
を配信することができ、しかも、著作物の保護を有効に
図ることができるデータ配信システムおよびデータ配信
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成を有する。すなわち、この発明
にかかるデータ配信システムは、利用者からの要求に応
じて、著作物に関するデータを前記利用者に配信するデ
ータ配信システムであって、前記著作物のコンテンツデ
ータを格納するデータベースと、前記利用者の要求を受
ける受付処理部と、前記コンテンツデータに関する属性
データを参照して前記データベースを検索し、前記利用
者の要求に合致するコンテンツデータを取得する検索処
理部と、前記利用者の要求に応じて、前記検索処理部に
より検索されたコンテンツデータを加工する加工処理部
と、前記加工処理部により加工されたコンテンツデータ
を前記利用者に配信する配信処理部と、前記コンテンツ
データを配信するに際して、前記著作物を保護するため
に必要とされる処理を該コンテンツデータに施す権利保
護処理部と、を備えたことを特徴とする。
【0007】前記データ配信システムにおいて、前記著
作物の供給元から該著作物のコンテンツデータを受け付
け、該コンテンツデータを符号化して前記データベース
に登録すると共に、該コンテンツデータの属性データを
取得する登録処理部をさらに備えたことを特徴とする。
【0008】前記データ配信システムにおいて、前記デ
ータベースに格納されたコンテンツデータの利用状況を
解析し、該解析結果を反映させて前記コンテンツデータ
の属性データを利用者別または利用者群単位で修正する
修正処理部をさらに備えたことを特徴とする。
【0009】前記データ配信システムにおいて、前記検
索処理部は、前記修正処理部により利用者別または利用
者群単位で修正された属性データを前記コンテンツデー
タの利用者に適用して前記データベースを検索すること
を特徴とする。
【0010】前記データ配信システムにおいて、前記デ
ータベースに格納されたコンテンツデータの利用状況に
基づき、前記コンテンツデータの構成要素の組み合わせ
を変更して新たなコンテンツデータを生成するコンテン
ツ生成部をさらに備えたことを特徴とする。
【0011】前記データ配信システムにおいて、新たに
生成されたコンテンツデータに占める各構成要素の比率
および利用回数に基づき前記コンテンツデータの各構成
要素の情報価値を評価し、該評価の結果に基づき、前記
コンテンツデータの各構成要素の著作権および著作隣接
権を管理する上で必要とされる処理を実行する権利管理
処理部をさらに備えたことを特徴とする(後述する第1
の処理機能に相当する要素)。
【0012】前記データ配信システムにおいて、新たに
生成されたコンテンツデータに占める各構成要素の比率
および利用回数に基づき前記コンテンツデータの各構成
要素の情報価値を評価し、別に新規なコンテンツデータ
を加える場合に該コンテンツデータの将来的な価値を予
測し、前記評価および前記予測の結果に基づき前記コン
テンツデータの各構成要素の著作権および著作隣接権を
管理する上で必要とされる処理を実行する権利管理処理
部をさらに備えたことを特徴とする(後述する第2の処
理機能に相当する要素)。
【0013】前記データ配信システムにおいて、前記コ
ンテンツデータの利用状況に応じて、所定の規範に従
い、前記コンテンツデータを配信するために前記利用者
および供給元が負担すべき料金を決定し、前記利用者お
よび供給元に課金する課金処理部をさらに備えたことを
特徴とする。前記データ配信システムにおいて、前記課
金処理部は、課金の処理結果に基づき前記コンテンツデ
ータの権利者に対して権利料の支払代行処理を実行する
ことを特徴とする。
【0014】この発明にかかるデータ配信方法は、利用
者からの要求に応じて、著作物に関するデータを前記利
用者に配信するデータ配信方法であって、(a)前記利
用者の要求を受け、前記コンテンツデータに関する属性
データを参照して前記データベースを検索し、前記利用
者の要求に合致するコンテンツデータを取得する検索処
理ステップと、(b)前記利用者の要求に応じて、前記
検索されたコンテンツデータを加工する加工処理ステッ
プと、(c)前記加工されたコンテンツデータを前記利
用者に配信する配信処理ステップと、(d)前記コンテ
ンツデータを前記利用者に配信するに際して、前記著作
物を保護するために必要とされる処理を該コンテンツデ
ータに施す権利保護処理ステップと、を含むことを特徴
とする。
【0015】前記データ配信方法において、前記著作物
の供給元から該著作物のコンテンツデータを受け付け、
該コンテンツデータを符号化して前記データベースに登
録すると共に、該コンテンツデータの属性データを取得
するステップをさらに含むことを特徴とする。前記デー
タ配信方法において、前記データベースに格納されたコ
ンテンツデータの利用状況を解析し、該解析結果を反映
させて前記コンテンツデータの属性データを利用者別ま
たは利用者群単位で修正するステップをさらに含むこと
を特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 <実施の形態1>図1に、この発明の実施の形態1にか
かるデータ配信システムが適用されたネットワークの全
体を示す。図1において、符号100,600は、例え
ばインターネットワークなどのネットワーク、符号20
0は、テレビ局や映画会社などのコンテンツデータの供
給元に設置されたサーバである。符号300は、データ
配信事業側に設置されたデータ配信システムである。符
号400は、ネットワークサービス事業側に設置された
サーバ、符号500は、一般の利用者側に設置された端
末である。
【0017】同図に示すように、データ供給元に設置さ
れたサーバ200と、データ配信事業に設置されたデー
タ配信システム300と、ネットワークサービス事業側
に設置されたサーバ400は、ネットワーク100を介
して接続される。利用者側の端末500は、ネットワー
ク600を介してサーバ400に接続される。端末50
0から送信されたデータはサーバ400に一旦蓄積さ
れ、またはサーバ400を通過してネットワーク上に送
出される。図1では、データ供給元のサーバ200と利
用者側の端末500は、ネットワークを介して直接的に
接続されるように見えるが、供給元から提供されるコン
テンツデータは、データ配信システム300を経由して
利用者側に配信される。従って、コンテンツデータの配
信経路に着目すれば、データの供給元と利用者との間に
データ配信事業が介在することとなる。
【0018】図2に、データ配信システム300の構成
例を示す。同図において、符号310は、データベース
であり、コンテンツ用データベース311と属性データ
312,313から構成される。コンテンツ用データベ
ース311には、配信の対象とされる各種の著作物のコ
ンテンツデータが格納されており、動画や静止画などの
画像データ、音楽などの音声データ、小説などの文字デ
ータが登録される。コンテンツデータをコンテンツ用デ
ータベース311に登録する場合、予め著作権に関する
処理を済ませておく。具体的には、著作物の作者(コン
テンツデータの供給元)とデータ配信事業との間で締結
された契約に従った料金の配分比率等のデータを付随さ
せて供給元のコンテンツデータを311に登録し、その
付随データを属性データ312として登録する。
【0019】属性データ312は、コンテンツデータを
検索するために各利用者に共通に適用されるデータ(以
下、「共通属性データ」と称す)であり、属性データ3
13は利用者別に適用されるデータ(以下、「利用者別
属性データ」と称す)である。この属性データとして、
例えば「楽しい」、「嬉しい」、「怖い」等の主観的な
感情を表す情報(以下、「感情タグ」と称す)が、デー
タベース311のコンテンツデータを特定するコードと
対応づけられて規定される。共通属性データ312の内
容は、データの供給元の論理に従って判断され決定され
たもので、仮定的(暫定的)なものである。利用者別属
性データ313の内容は、後述するように、利用者側の
判断を共通属性データ312に反映させて得られる。
【0020】符号320は、利用者からの要求に応じ
て、著作物のコンテンツデータを配信する配信処理系で
ある。この配信処理系320は、配信要求受付処理部3
21、データ検索処理部322、データ加工処理部32
3、権利保護処理部324、およびデータ配信処理部3
25から構成される。このうち、配信要求受付処理部3
21、データ検索処理部322、データ加工処理部32
3、権利保護処理部324は、配信データ生成系320
Aを構成する。ここで、配信要求受付部321は、利用
者側に設置された端末500から発信された配信要求を
受け付けるためのものである。データ検索処理部322
は、上述の属性データ312,313を参照してコンテ
ンツ用データベース310を検索し、利用者の要求に合
致するコンテンツデータを取得するためのものである。
【0021】データ加工処理部323は、利用者の要求
に応じて、上述のデータ検索処理部322により取得さ
れたコンテンツデータを加工するためのものである。権
利保護処理部324は、コンテンツデータを利用者に配
信するに際し、配信対象の著作物を保護するために必要
とされる処理をコンテンツデータに施すためのものであ
る。データ配信処理部325は、データ加工処理部32
3により加工されたコンテンツデータを利用者に配信す
るためのものである。
【0022】次に、符号330はコンテンツ登録処理
部、符号340は属性データ修正処理部、符号350は
コンテンツ生成部、符号360は権利管理処理部、符号
370は課金処理部、符号380は、システム制御部で
ある。ここで、コンテンツ登録処理部330は、コンテ
ンツデータの供給元からコンテンツデータを受け付け、
このコンテンツデータを符号化してコンテンツ用データ
ベース310に登録する機能と、このコンテンツデータ
の属性データを取得する機能を有する。
【0023】属性データ修正処理部340は、データベ
ース310に格納されたコンテンツデータの利用状況を
解析し、該解析結果を反映させてコンテンツデータの属
性データを利用者別または利用者群単位で修正するもの
である。コンテンツ生成部350は、データベース31
0に格納されたコンテンツデータの利用状況に基づき、
コンテンツデータの構成要素の組み合わせを変更して新
たなコンテンツデータを生成したり、個々の利用者の利
用条件に合致するような新たなコンテンツデータを生成
するものである。
【0024】権利管理処理部360は、新たに生成され
たコンテンツデータに占める各構成要素の比率および利
用回数に基づき、コンテンツデータの各構成要素の情報
価値を評価し、該評価の結果に基づきこのコンテンツデ
ータの各構成要素の著作権および著作隣接権を管理する
上で必要とされる処理を実行する処理機能(第1の処理
機能)と、別に新規なコンテンツデータを加える場合に
該コンテンツデータの将来的な価値を予測し、前記評価
および前記予測の結果に基づき前記コンテンツデータの
各構成要素の著作権および著作隣接権を管理する上で必
要とされる処理を実行する処理機能(第2の処理機能)
を有する。
【0025】課金処理部370は、コンテンツデータの
利用状況に応じて、所定の規範に従い、コンテンツデー
タを配信するために利用者および供給元が負担すべき料
金を決定し、利用者および供給元に課金するものであ
る。ここで、上述の所定の規範として、例えば、情報の
現在価値、情報の現在価値の強含み・弱含みベクトル情
報、類似データの評価に基づく新たなデータの将来価値
などの決定規範がある。また、この課金処理部370
は、課金の処理結果に基づき前記コンテンツデータの権
利者に対して権利料の支払代行処理を実行する。
【0026】以下、この実施の形態の動作を説明する。
まず、図3に示すフローに沿って、利用者の要求を受け
て著作物のコンテンツデータを配信するための処理を説
明する。なお、以下の一連の処理に関する各種の制御
は、図1に示すシステム制御部380により行われる。
ステップS10:データ配信システム300の配信要求
受付部321は、利用者から配信要求を受けると、この
利用者に対してデータの要求方法についての選択を促
す。
【0027】このデータの要求方法として、利用者が明
示的または黙示的にデータを要求する方法と、上述の感
情タグを使用する方法がある。データを明示的に要求す
る方法では、各コンテンツデータにコードを1対1に対
応づけて付与しておき、利用者がこのコードを指定する
ことにより、所望のコンテンツデータを特定する。ま
た、データを黙示的に要求する方法では、利用者が何も
アクションを起こさないことがデータを要求することの
意思の現れとして擬制される。例えば、計算問題に関す
るプログラムデータを利用者に配信し、利用者がこのプ
ログラムに従って計算問題を解き進める過程において不
正解が発生した場合、利用者が何もアクションを起こさ
ないでいると、正解に関する情報を黙示的に要求してい
るものと判断し、この利用者に対して例えば公式などの
データを配信する。
【0028】この例では、利用者から直接的に要求がな
い場合であっても、それまでの経過から、何もアクショ
ンがない状態を、利用者が不正解だったことについて思
い悩んでおり、正解に関する情報を要求していると判断
する。このように、データを黙示的に要求する方法で
は、それまでの一連の手続の流れから、利用者がデータ
を必要としているか否かを判断し、利用者が要求を発し
ているかを判断する。そして、データの配信を要求して
いると判断した場合、すなわち何もアクションを起こさ
ない場合には、必要とするデータを利用者に配信する。
感情タグを使用する方法では、利用者により指定された
感情タグに基づきコンテンツデータを特定する。なお、
上述の明示的・黙示的に要求する方法と、感情タグを用
いて要求する方法とを併用してデータの配信要求を行う
ものとしてもよい。
【0029】また、利用者は、データの配信要求と共
に、料金の支払いに関する情報(支払情報)と、データ
の品質に関する情報(品質情報)を送信する。例えば映
画などの画像データであれば、支払情報として希望料金
を送信し、品質情報としてデータ区間(例えば最初の3
0分間の映像区間)やデータ圧縮方式に関する情報をを
送信する。なお、支払情報のみを送信するものとしても
よく、品質情報のみを送信するものとしてもよい。支払
情報のみを送信した場合には、この支払情報により提示
された料金に応じて画像の品質が決定される。また、品
質情報のみが送信された場合には、この品質情報で提示
された画像品質を満足するデータが配信される。
【0030】ここで、図3のフローに説明を戻す。 ステップS11:続いて、配信要求受付処理部321
は、利用者の要求内容を解析し、利用者が要求するコン
テンツデータのコードまたは感情タグを取得すると共
に、その品質を決定する。具体的には、利用者が明示的
な要求を行った場合、その要求にかかるコンテンツデー
タのコードを取得する。また、利用者が黙示的な要求を
行った場合、この要求内容の解析結果に応じたコンテン
ツデータのコードを取得する。さらに、利用者が感情タ
グを使用した場合、属性データ312を参照して、この
属性タグに対応するコンテンツデータのコードを取得す
る。品質の決定は、支払情報および品質情報に基づいて
行われる。例えば、料金が低額な場合は、ビット抜きや
画面抜きの対象とし、必要に応じてデータ圧縮方式を変
更する。また、料金が高額な場合は、コンテンツデータ
を加工の対象とせず、そのままとする。
【0031】ステップS12:続いて、データ検索処理
部322は、上述の配信要求受付部321で取得された
コンテンツデータのコードに基づき、コンテンツ用デー
タベース311を検索する。 ステップS13:続いて、データ検索処理部322は、
コンテンツ用データベース311に、該当するコンテン
ツデータがあるか否かを判断する。 ステップS14:ここで、該当するコンテンツデータが
ない場合(ステップS13:NO)、その旨をレポート
として出力し、利用者に報知する。
【0032】ステップS15:また、該当するコンテン
ツデータがある場合(ステップS13:YES)、デー
タ加工処理部323は、上述のステップS11での解析
結果に基づいて、上述のステップS12で検索されたコ
ンテンツデータの品質を加工する。具体的には、上述の
支払情報や品質情報に応じて、検索により得られたコン
テンツデータに対し、「ビット抜き」、「画面抜き」、
「変換種類の変更」等の処理を施し、利用者の要求に応
じた品質に加工する。このとき、必要に応じて、該当す
る複数のコンテンツデータを選択して合成する処理も行
う。
【0033】ステップS16:続いて、権利保護処理部
324は、品質が加工されたコンテンツデータに対し、
著作権および著作隣接権などの権利保護および管理に必
要な電子的処理を施す。具体的には、不当な複製を防止
するためのプロテクト(ガード)処理などを施す。 ステップS17:続いて、データ配信処理部325は、
上述のステップS16で電子的処理が施されたコンテン
ツデータを利用者に向けて配信する。以上により、一連
のデータ配信処理が行われる。
【0034】次に、図4に示すフローに沿って、コンテ
ンツ登録処理部330の動作(コンテンツデータの登録
処理)を説明する。著作物の権利者(コンテンツデータ
の供給元)は、以下に説明するように、サーバ200か
らデータ配信システム300のコンテンツ用データベー
ス311に、配信の対象とすべきコンテンツデータを登
録する。この登録に関する処理は、以下に説明するよう
に、コンテンツ登録処理部330が行う。
【0035】ステップS20:コンテンツデータを登録
するにあたって、コンテンツ登録処理部330は、著作
物の権利者、すなわちデータ供給元に対し、配信を許諾
するための条件である許諾条件の設定を要求する。具体
的には、データの使途、媒体、圧縮/エンコード方法、
有効期限、コピー条件、伝送経路、データベース化の可
否などの各項目について回答を求める。データ配信事業
は、この許諾条件の範囲でしか、権利者のコンテンツデ
ータを処分することができない。
【0036】ステップS21:上述の許諾条件の設定
後、コンテンツ登録処理部330は、データ供給元のサ
ーバ200からコンテンツデータを受信し、これを符号
化する。また、コンテンツ登録処理部330は、コンテ
ンツデータに加え、このコンテンツデータの内容を表す
感情タグも併せてサーバ200から受信する。 ステップS22:続いて、コンテンツ登録処理部330
は、符号化されたコンテンツデータをコンテンツ用デー
タベース311に登録し、このコンテンツデータの感情
タグを属性データ312として保持する。このとき、コ
ンテンツ登録処理部330は、識別用のコードをコンテ
ンツデータに付与し、このコードと感情タグを対応づけ
て属性データ312とする。 以上により、データ供給元から随時コンテンツデータ
が、データ配信システム300のデータベースとして蓄
積される。
【0037】次に、図5(a)に示すフローに沿って、
共通属性データ312の修正処理を説明する。上述のデ
ータ配信処理(ステップS10〜S17)では、データ
の供給元の論理で決定された属性データ312を使用し
てデータベースを検索することとしたが、この属性デー
タ312に規定された感情タグが必ずしも利用者側の感
情と一致しない場合がある。そこで、以下のように、デ
ータの配信を受けた利用者の判断を反映させて共通属性
データを適宜修正する。
【0038】ステップS30:属性データ修正処理部3
40は、利用者の反応に基づいて利用者の満足度を評価
する。一例として、利用者が最後まで視聴した場合の時
間やデータ量に対して、利用者が実際に視聴した時間や
データ量の比率を求め、例えばこの比率が70パーセン
トを越えた場合に利用者の満足が得られたと評価する
(間接的な評価方法)。また、他の例として、明示また
は黙示に表現された利用者の満足度に関する情報を収集
する(直接的な評価方法)。
【0039】ステップS31:続いて、満足度の評価結
果に基づいて、利用者が配信された著作物を鑑賞して抱
いた主観的感情と、この著作物のコンテンツデータに付
された共通属性データ312の感情タグが表す内容との
合致度を評価する。具体的には、利用者ごとに、合致度
を表す情報(以下、「合致情報」と称す)を取得して蓄
積する。そして、蓄積された複数の利用者の合致情報に
対して統計的な処理を施し、データ供給元の論理で一方
的に決定された共通属性データ312の内容と、実際に
利用者が抱く感情との間の食い違いを把握する。
【0040】ステップS32:続いて、上述のステップ
S31での合致度の評価結果に基づいて、共通属性デー
タ312の修正が必要か否かを判断する。すなわち、デ
ータ供給元の論理で決定された共通属性データ312の
感情タグが、この属性データが付与されたコンテンツデ
ータの利用者が抱く感情と異なる場合、共通属性データ
312の内容が妥当とは言えない。従って、データ供給
元の論理で決定された共通属性データ312の内容と、
実際に利用者が抱く感情とが大きく食い違う場合には、
共通属性データ312の修正の必要有りと判断する。
【0041】ステップS33:ここで、共通属性データ
の修正の必要有りと判断された場合(ステップS32:
YES)、利用者の主観的感情と共通属性データ312
の内容とが合致するように、共通属性データ312の感
情タグを変更し、この共通属性データ312を修正す
る。また、修正の必要がないと判断された場合、このス
テップS33の処理を省き、共通属性データを修正しな
い。
【0042】修正の必要があるか否かの判断基準につい
ては、複数の感情タグについて統計的な手法を適用する
ことにより、同一の感情を表現するもの同士を予めグル
ープ化しておく。そして、同一のグループに属するもの
であれば、修正の必要がないと判断し、互いに異なるグ
ループに属するものであれば、修正の必要があると判断
する。例えば、感情タグを、「喜」、「怒」、「哀」、
「楽」の4つのグループに分類し、例えば「怒」のグル
ープに、「恐い」に関連する感情タグが属し、「楽」の
グループに「楽しい」に関連する感情タグが属し、
「哀」のグループに「悲しい」に関連する感情タグが属
し、「楽」のグループに「楽しい」に関連する感情タグ
が属する。
【0043】ここで、例えば、共通属性データの感情タ
グが「恐い」を表すものであり、実際に利用者が抱いた
感情が「悲しい」であった場合、これらは互いに異なる
グループに属するので、共通属性データの感情タグを修
正する必要があると判断する。また、例えば、共通属性
データの感情タグが「楽しい」を表すものであり、実際
に利用者が抱いた感情が、同じグループに属する「愉
快」であった場合、共通属性データの感情タグを修正す
る必要はないと判断する。以上により、共通属性データ
312の感情タグが利用者の感情と一致するように修正
される。
【0044】次に、利用者別属性データ313の作成に
ついて説明する。上述の共通属性データは、不特定の利
用者に対して適用されるものであり、その意味において
最大公約数的に決定される。しかしながら、個人によっ
て抱く感情は千差万別であり、少ない頻度ではあるが、
共通属性データでは対応できない場合が生じ得る。そこ
で、頻繁にアクセスする利用者については、専用の属性
データを利用者別属性データ313として準備してお
く。
【0045】以下、図5(b)に示すフローに沿って、
利用者別属性データ313の作成処理を説明する。 ステップS40:属性データ修正処理部340は、前述
のステップ30での処理と同様に、利用者の満足度を評
価する。 ステップS41:続いて、前述のステップS31と同様
に、満足度の評価結果に基づいて、利用者が配信された
著作物を鑑賞して抱いた主観的感情と、この著作物のコ
ンテンツデータに付された共通属性データ312の感情
タグが表す内容との合致度を評価する。ただし、この場
合、利用者ごとに合致情報を蓄積して統計的な処理を施
し、共通属性データ312の内容と、実際に利用者が抱
く感情との間の食い違いを把握する。
【0046】ステップS42:続いて、利用者の主観的
感情と合致するように、共通属性データ312の一部の
感情タグを修正して、これを利用者別属性データ313
として登録する。上述のステップS40〜S42の一連
の処理は、利用者のアクセスがある度に実行され、該当
する利用者別属性データ313の内容が更新される。以
上により、個々の利用者に最適な属性データが得られ、
データベースを検索する際のヒット率が向上する。シス
テム制御部380は、上述のステップS31,S41に
おいて得られた合致情を、必要に応じて外部に出力す
る。データ供給元の例えば放送局では、この合致情報を
利用することにより、視聴率を把握したり、番組制作の
ヒントを得ることができる。
【0047】次に、コンテンツ生成部350の動作を説
明する。このコンテンツ生成部350は、上述の属性デ
ータ修正処理部340により得られた合致情報に基づい
て、新たなコンテンツデータを作成する。例えば、コン
テンツデータが、音楽データと画像データからなり、さ
らに画像データが、キャラクタデータと背景データを合
成して構成されている場合、これらの構成要素を選択し
て編集し直し、新たなコンテンツデータとする。すなわ
ち、利用者の感情が反映された合致情報に基づき、デー
タ供給元が作成した当初のコンテンツデータから必要な
構成要素を抽出して新たなコンテンツデータとして合成
する。これにより、利用者の感情に一層適合したコンテ
ンツデータを配信することが可能となる。
【0048】次に、権利管理処理部360の動作を説明
する。この権利管理処理部360は、上述の合致情報を
反映させてデータ供給元が新たに制作する著作物のコン
テンツデータや、上述のコンテンツ生成部350で生成
された新たなコンテンツデータについて、著作権および
著作隣接権に関する処理を実行する。
【0049】以下、コンテンツデータの各著作権者に分
配される金額を決定するための権利処理を例として、権
利管理処理部360の動作を説明する。まず、新たに生
成されたコンテンツデータの各構成要素(音楽、背景、
人物のキャラクタなど)がこのコンテンツデータの全体
に対して占める比率を求める。この比率は、これまでに
利用者に利用された実績(以下、「利用実績」と称す)
を反映させて修正される。すなわち、物理的なデータの
比率を、各構成要素の実際の人気度に応じて修正し、こ
れを人気データとする。例えば、多くの利用者は特定の
人物のキャラクタに大きな関心をもっている場合、この
キャラクタは、商品という観点からすれば大きな価値を
有しており、この価値に応じて上述の比率を大きな値に
修正する。
【0050】続いて、コンテンツデータの各構成要素の
利用ボリュームを表す利用実績ボリュームデータを蓄積
する。利用者が配信を希望したコンテンツデータの各構
成要素の利用回数などを蓄積する。続いて、上述の人気
データと利用実績ボリュームデータとから各種の権利処
理を実行する。具体的には、人気データで表される比率
と、利用実績ボリュームデータで表される例えば利用回
数と乗算する。この乗算結果は、コンテンツデータの各
構成要素の評価データとされ、著作物の制作者に分配さ
れる金額を決定する際に使用される。以上により、各種
の権利処理が行われる。
【0051】次に、課金処理部370の動作を説明す
る。この課金処理部370は、このデータ配信システム
を利用する上で必要とされる利用料金を、このシステム
を利用する者に対して課金するものである。まず、予め
定めた規範に従って、コンテンツデータの利用者(需要
者)が支払うべき金額と、コンテンツデータの供給元が
支払うべき金額を決定する。ここで、この金額は、コン
テンツデータの利用状況を踏まえて決定される。例え
ば、利用頻度の低いコンテンツデータについては、この
コンテンツデータの供給元が負担し、このデータの利用
を喚起する。また、利用頻度の高いコンテンツデータに
ついては、データの利用者が負担する。人気の高いコン
テンツデータほど、利用者は高額な料金を負担する。
【0052】続いて、上述の金額の決定に関し、上述の
合致情報と利用実績ボリュームデータに基づき、新規の
コンテンツの投資対効果規範を生成し、このコンテンツ
の配信料金に反映させる。例えば、若手の著作物を売り
出す場合、プロモーションに要する資金が市場側に流れ
る。逆に、この著作物が売れ出した場合、市場側からプ
ロモータ側に利益が還元される。
【0053】最後に、システム制御部380は、上述の
権利処理部360により処理された権利関係と、課金処
理部370で決定された金額に基づき、決済(振り込み
など)の指示にかかる電子情報を、データの利用者およ
びデータの供給元に送信し、処理完了の確認を行う。
【0054】以下、この実施の形態にかかるデータ配信
システムの特徴な効果をまとめる。 (a)売れないコンテンツは、供給元が料金を支払って
利用を呼びかけ、利用を喚起することができる。 (b)売れるコンテンツは、利用者から料金をとって利
用権を貸与することができる。 (c)データの利用者側は、人気が高く希少性が確保さ
れたコンテンツに対しては「高額な」料金を支払い、あ
るいは薄利多売型で人気が高い商品ほど「低額な」料金
を支払うなど、市場原理に応じて利用料金が決定され
る。
【0055】(d)売れないコンテンツのエンコーディ
ングの品質を低くし、利用料金を抑えることができる。 (e)売れるコンテンツは、エンコーディングの品質を
高くし、利用料金を高く設定することができる。 (f)低い料金を提示した利用者に対しては、低い品質
でエンコーディングしたコンテンツを配信することがで
きる。 (g)高い料金を提示した利用者に対しては、高い品質
でエンコーディングしたコンテンツを配信することがで
きる。
【0056】(h)不正な複製を防止することができ、
著作権を有効に保護することができる。 (i)データのエンコーディング方式、通信の利用帯域
などを、データの利用金額に反映させることができる。 (j)市場原理に基づいてデータの利用料金を設定する
ことができる。例えば、若手の著作物を売り出す場合、
プロモーションに要する資金を市場側に流すことができ
る。著作物が売れ出した場合、市場側からプロモータ側
に利益を還元させることができる。
【0057】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、この実施の形態に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本
発明に含まれる。例えば、上述の実施の形態は、ネット
ワークとしてインターネットを使用することができる
が、これに限定されることなく、どのようなネットワー
クを利用するものとしてもよい。また、ネットワーク1
00とネットワーク600を別々に表記したが、これら
のネットワークは互いに独立したものであってもよく、
また、同一のものであってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
著作物のコンテンツデータを格納するデータベースと、
利用者の要求を受ける受付処理部と、コンテンツデータ
に関する属性データを参照してデータベースを検索する
検索処理部と、利用者の要求に応じてコンテンツデータ
を加工する加工処理部と、加工されたコンテンツデータ
を利用者に配信する配信処理部と、著作物を保護するた
めに必要とされる処理をコンテンツデータに施す権利保
護処理部とを備えたので、一般の利用者に料金上の過剰
な負担を強いることがなく、利用者が必要とする適切な
品質で著作物に関するデータを配信することができ、し
かも、著作物の保護を有効に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るデータ配信システ
ムが適用されたネットワークの全体を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るデータ配信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るデータ配信システ
ムのデータ配信処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】 本発明の実施の形態に係るデータ配信システ
ムのデータ登録処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図5】 本発明の実施の形態に係るデータ配信システ
ムの属性データ修正処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
100:ネットワーク 200:サーバ(データ供給側) 300:データ配信システム(データ配信事業側) 400:サーバ(ネットワークサービス事業側) 500:端末(利用者側) 310:データベース 311:コンテンツ用データベース 312:共通属性データ 313:利用者別属性データ 320:配信処理系 320A:配信データ生成系 321:配信要求受付処理部 322:データ検索処理部 323:データ加工処理部 324:権利保護処理部 325:データ配信処理部 330:コンテンツ登録処理部 340:属性データ修正処理部 350:コンテンツ生成部 360:権利管理処理部 370:課金処理部 380:システム制御部 S10〜S17,S20〜S22,S30〜S33,S
40〜S42:ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 110 G06F 17/30 110F 120 120A H04H 1/00 H04H 1/00 F (72)発明者 矢野 厚 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 (72)発明者 草加 学 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 (72)発明者 進藤 美希 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 (72)発明者 深松 清人 東京都千代田区大手町2−2−2 アーバ ンネット大手町ビル 株式会社エヌ・テ ィ・ティエムイー内 (72)発明者 久保 伸太郎 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ 放送網株式会社内 (72)発明者 手塚 一彦 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ 放送網株式会社内 (72)発明者 高橋 幸雄 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ 放送網株式会社内 (72)発明者 鳥塚 利男 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ 放送網株式会社内 (72)発明者 江口 義明 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ 放送網株式会社内 (72)発明者 佐藤 大太郎 東京都千代田区二番町14番地 日本テレビ 放送網株式会社内 (72)発明者 中濱 博 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 松岡 達雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 尾島 隆伸 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC05 CC08 CC36 DD05 EE05 FF09 GG04 GG07 GG08 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND08 ND12 ND14 ND18 ND23 ND30 ND40 NK10 NK13 NK24 NK46 NR05 NR12 PQ02 PQ05 PR03 UU40

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者からの要求に応じて、著作物に関
    するデータを前記利用者に配信するデータ配信システム
    であって、 前記著作物のコンテンツデータを格納するデータベース
    と、 前記利用者の要求を受ける受付処理部と、 前記コンテンツデータに関する属性データを参照して前
    記データベースを検索し、前記利用者の要求に合致する
    コンテンツデータを取得する検索処理部と、 前記利用者の要求に応じて、前記検索処理部により検索
    されたコンテンツデータを加工する加工処理部と、 前記加工処理部により加工されたコンテンツデータを前
    記利用者に配信する配信処理部と、 前記コンテンツデータを配信するに際して、前記著作物
    を保護するために必要とされる処理を該コンテンツデー
    タに施す権利保護処理部と、 を備えたことを特徴とするデータ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記著作物の供給元から該著作物のコン
    テンツデータを受け付け、該コンテンツデータを符号化
    して前記データベースに登録すると共に、該コンテンツ
    データの属性データを取得する登録処理部をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1に記載されたデータ配信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記データベースに格納されたコンテン
    ツデータの利用状況を解析し、該解析結果を反映させて
    前記コンテンツデータの属性データを利用者別または利
    用者群単位で修正する修正処理部をさらに備えたことを
    特徴とする請求項1または2の何れかに記載されたデー
    タ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記検索処理部は、 前記修正処理部により利用者別または利用者群単位で修
    正された属性データを前記コンテンツデータの利用者に
    適用して前記データベースを検索することを特徴とする
    請求項3に記載されたデータ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記データベースに格納されたコンテン
    ツデータの利用状況に基づき、前記コンテンツデータの
    構成要素の組み合わせを変更して新たなコンテンツデー
    タを生成するコンテンツ生成部をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1ないし4の何れかに記載されたデータ
    配信システム。
  6. 【請求項6】 新たに生成されたコンテンツデータに占
    める各構成要素の比率および利用回数に基づき前記コン
    テンツデータの各構成要素の情報価値を評価し、該評価
    の結果に基づき、前記コンテンツデータの各構成要素の
    著作権および著作隣接権を管理する上で必要とされる処
    理を実行する権利管理処理部をさらに備えたことを特徴
    とする請求項5に記載されたデータ配信システム。
  7. 【請求項7】 新たに生成されたコンテンツデータに占
    める各構成要素の比率および利用回数に基づき前記コン
    テンツデータの各構成要素の情報価値を評価し、別に新
    規なコンテンツデータを加える場合に該コンテンツデー
    タの将来的な価値を予測し、前記評価および前記予測の
    結果に基づき前記コンテンツデータの各構成要素の著作
    権および著作隣接権を管理する上で必要とされる処理を
    実行する権利管理処理部をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項5に記載されたデータ配信システム。
  8. 【請求項8】 前記コンテンツデータの利用状況に応じ
    て、所定の規範に従い、前記コンテンツデータを配信す
    るために前記利用者および供給元が負担すべき料金を決
    定し、前記利用者および供給元に課金する課金処理部を
    さらに備えたことを特徴とする請求項1ないし7の何れ
    かに記載されたデータ配信システム。
  9. 【請求項9】 前記課金処理部は、課金の処理結果に基
    づき前記コンテンツデータの権利者に対して権利料の支
    払代行処理を実行することを特徴とする請求項8に記載
    されたデータ配信システム。
  10. 【請求項10】 利用者からの要求に応じて、著作物に
    関するデータを前記利用者に配信するデータ配信方法で
    あって、 (a)前記利用者の要求を受け、前記コンテンツデータ
    に関する属性データを参照して前記データベースを検索
    し、前記利用者の要求に合致するコンテンツデータを取
    得する検索処理ステップと、 (b)前記利用者の要求に応じて、前記検索されたコン
    テンツデータを加工する加工処理ステップと、 (c)前記加工されたコンテンツデータを前記利用者に
    配信する配信処理ステップと、 (d)前記コンテンツデータを前記利用者に配信するに
    際して、前記著作物を保護するために必要とされる処理
    を該コンテンツデータに施す権利保護処理ステップと、 を含むことを特徴とするデータ配信方法。
  11. 【請求項11】 前記著作物の供給元から該著作物のコ
    ンテンツデータを受け付け、該コンテンツデータを符号
    化して前記データベースに登録すると共に、該コンテン
    ツデータの属性データを取得するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項10に記載されたデータ配信方
    法。
  12. 【請求項12】 前記データベースに格納されたコンテ
    ンツデータの利用状況を解析し、該解析結果を反映させ
    て前記コンテンツデータの属性データを利用者別または
    利用者群単位で修正するステップをさらに含むことを特
    徴とする請求項10に記載されたデータ配信システム。
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