JP2000113066A - ディジタルコンテンツの流通管理方法およびシステム - Google Patents

ディジタルコンテンツの流通管理方法およびシステム

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JP2000113066A
JP2000113066A JP28841398A JP28841398A JP2000113066A JP 2000113066 A JP2000113066 A JP 2000113066A JP 28841398 A JP28841398 A JP 28841398A JP 28841398 A JP28841398 A JP 28841398A JP 2000113066 A JP2000113066 A JP 2000113066A
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Yuzuru Tanaka
譲 田中
Yasuji Okamoto
泰次 岡本
Kazuyuki Tanaka
一之 田中
Toyoaki Suzuka
豊明 鈴鹿
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Fujitsu Ltd
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作権者の権利を保護しつつ、またディジタ
ルコンテンツの利用者に対し確実な課金トレースを行い
つつ、ディジタルコンテンツの再利用・再編集を可能に
する。 【解決手段】 管理対象のディジタルコンテンツをその
著作権保護処理手段と利用権管理処理手段とを内包した
プログラム部品で構成されるコンテナに格納して配付
し、該コンテナに格納されたディジタルコンテンツをユ
ーザコンピュータで利用するに際しては、該ユーザコン
ピュータが保有する利用権情報を送信させ、その利用権
情報により当該ユーザコンピュータが正当な利用権を有
しているか否かを前記利用権管理処理手段で判定し、正
当な利用権を有している条件でのみコンテナ内のディジ
タルコンテンツの使用を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタルコンテン
ツデータのライセンスを管理し、ディジタルコンテンツ
の2次利用にも確実に課金を行うなど、ディジタルコン
テンツの正常な流通を保証し、促進することができるデ
ィジタルコンテンツの流通管理方法およびシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、パーソナルコンピュータとインタ
ーネットの急激な普及に伴い、ディジタルコンテンツが
ネットワーク上で流通、販売されてる。教育器材をはじ
めとする百科事典や、国語、英語の辞書などが、テキス
ト情報だけでなく、画像、動画像、さらに音声が付加さ
れたマルチメディアがディジタルコンテンツとして情報
化されて、市場に多く出回っている。これらのディジタ
ルコンテンツは複製を繰り返しても劣化せず、オリジナ
ルな情報を保持するいう性質上、2次利用されることで
新たなコンテンツが作成されるケースが多い。
【0003】しかしながら、ディジタルコンテンツの2
次利用には以下のような課題が存在する。 (a) ディジタルコンテンツに対する課金の問題、特に
ネットワークによる流通形態における課金の問題 (b) ディジタルコンテンツの権利保護の問題、特にコ
ンテンツの著作権の問題 である。まず、(a)のディジタルコンテンツに対する
課金に関しては、電子商取引をその目標として開発され
た技術等により、解決の目処はある程度立っているが、
確実に課金のトレースを行える手法は未だ確立されてい
ない。
【0004】一方、(b)のディジタルコンテンツの権利
保護の問題は、各種の方策が提案されているものの、技
術的に解決への見通しはたっているものとは言えない。
例えば、上述した電子化された百科事典から、有名な絵
画の画像、古典音楽のサウンドデータ、映画などの動画
像データがたやすく抜き出して、勝手にあるいは不正に
再利用できてしまうことが挙げられる。特に、(b)の著
作権保護を技術的観点から見た場合、最近では「電子透
かし技術」が提案され、利用されるようになっている。
「電子透かし技術」は、画像データ等に対し暗号化され
た著作者のユニークなセキュリテイ情報を埋め込むこと
により、ディジタルコンテンツの違法な複製が行われた
場合などにディジタルコンテンツの著作権者を特定する
ことが出来るという意味で抑止力としては有効な技術で
ある。しかしながら、違法な複製自体を防止することは
出来ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ディジタルコンテンツ
は蓄積、流通、再利用されることにより、一種の社会的
財産、いわいる著作権をはじめとする知的財産権として
認知されることが多い。現在の社会、特に流通において
は、この財産(権利)を守るという意味での著作権管理
と同時に、権利を守りながらディジタルコンテンツを流
通し再利用させる技術、つまり、コンテンツ保護とコン
テンツ利用を同時に成立させるための技術が必要とされ
ている。
【0006】しかしながら、上述の通り、ディジタルコ
ンテンツは劣化が起きないという性質を有するために、
至るところで2次利用、3次利用にと加工される可能性
がある。本来ならば、2次、3次利用されたとしても、
正式に著作権使用に伴う使用料金を支払う義務が発生す
るが、ネットワークやフロッピーディスク(FD)、コ
ンパクトディスク(CD)といったどのように頒布され
たかを知ることのできない形態で配布されることが多い
ため、何処で誰が、どのようにディジタルコンテンツを
2次利用、さらに3次利用しているのかどうかを追跡す
ることができず、そのため、課金を行うこともできない
という問題点がある。さらに、ディジタルコンテンツの
再利用・再編集といった観点から見た場合、現在開発さ
れている技術やメカニズムはディジタルコンテンツの保
護のみが着目されているため、ディジタルコンテンツを
容易に再利用・再編集することができないといった問題
点もある。
【0007】本発明の第1の目的は、著作権者の権利を
保護しつつ、ディジタルコンテンツの再利用・再編集を
可能とする方法及びシステムを提供することにある。本
発明の第2の目的は、ディジタルコンテンツの利用者に
対し確実な課金トレースを行いつつ、ディジタルコンテ
ンツの再利用・再編集を可能とする方法及びシステムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、管理対象のディジタルコンテンツ
をその著作権保護処理手段と利用権管理処理手段とを内
包したプログラム部品で構成されるコンテナに格納して
配付し、該コンテナに格納されたディジタルコンテンツ
をユーザコンピュータで利用するに際しては、該ユーザ
コンピュータが保有する利用権情報を送信させ、その利
用権情報により当該ユーザコンピュータが正当な利用権
を有しているか否かを前記利用権管理処理手段で判定
し、正当な利用権を有している条件でのみコンテナ内の
ディジタルコンテンツの使用を許可することを特徴とす
る。
【0009】また、管理対象のディジタルコンテンツを
その著作権保護処理手段と利用権管理処理手段とを内包
したプログラム部品で構成されるコンテナに格納して配
付し、該コンテナに格納されたディジタルコンテンツを
ユーザコンピュータで利用するに際しては、該ユーザコ
ンピュータが保有する利用権情報を送信させ、その利用
権情報により当該ユーザコンピュータが正当な利用権を
有しているか否か、当該コンテナに設定されている対価
に対する課金処理が成功したか否かを前記利用権管理処
理手段で判定し、正当な利用権を有し、課金処理が成功
した条件でのみコンテナ内のディジタルコンテンツの使
用を許可することを特徴とする。
【0010】また、コンピュータ間におけるディジタル
コンテンツの流通を管理するシステムは、コンテナ制作
コンピュータ内に配置され、管理対象のディジタルコン
テンツをその著作権保護処理手段と利用権管理処理手段
とを内包したプログラム部品で構成されるコンテナに格
納して配付するコンテンツ配付手段と、ディジタルコン
テンツの著作権を管理する管理サーバ内に配置され、デ
ィジタルコンテンツを格納するための前記コンテナを交
付すると共に、該コンテナに格納された状態で流通経路
に配付されるディジタルコンテンツの著作権を管理する
手段と、ディジタルコンテンツを利用するユーザコンピ
ュータ内に配置され、前記コンテナに格納されたディジ
タルコンテンツを利用するに際して、ユーザコンピュー
タ自身が保有する利用権情報を利用対象のコンテナに送
信し、コンテナ内のディジタルコンテンツの利用許諾を
受け、当該ディジタルコンテンツを利用可能にする手段
と、を備えることを特徴とする。
【0011】さらに、コンテナ制作コンピュータ内に配
置され、管理対象のディジタルコンテンツをその著作権
保護処理手段と利用権管理処理手段とを内包したプログ
ラム部品で構成されるコンテナに格納して配付するコン
テンツ配付手段と、ディジタルコンテンツの著作権を管
理する管理サーバ内に配置され、ディジタルコンテンツ
を格納するための前記コンテナを交付すると共に、該コ
ンテナに格納された状態で流通経路に配付されるディジ
タルコンテンツの著作権及び利用権を管理する手段と、
ディジタルコンテンツを利用するユーザコンピュータ内
に配置され、前記コンテナに格納されたディジタルコン
テンツを利用するに際して、ユーザコンピュータ自身が
保有する利用権情報を利用対象のコンテナに送信し、か
つ当該コンテナに設定されている対価に対する課金処理
を経てコンテナ内のディジタルコンテンツの利用許諾を
受け、当該ディジタルコンテンツを利用可能にする手段
と、を備えることを特徴とする。
【0012】また、コンピュータ間においてディジタル
コンテンツを流通させるシステムは、管理対象のディジ
タルコンテンツをその著作権保護処理手段と利用権管理
処理手段とを内包したプログラム部品で構成されるコン
テナに格納して配付するコンテナ制作コンピュータと、
ディジタルコンテンツを格納するための前記コンテナを
交付すると共に、該コンテナに格納された状態で流通経
路に配付されるディジタルコンテンツの著作権を管理す
る管理サーバと、該コンテナに格納されたディジタルコ
ンテンツを利用するに際して、自身が保有する利用権情
報を利用対象のコンテナに送信し、コンテナ内のディジ
タルコンテンツの利用許諾を受け、当該ディジタルコン
テンツを利用するユーザコンピュータと、を備えること
を特徴とする。
【0013】なお、この発明において、ディジタルコン
テンツとは、テキスト情報、静止画像、動画像、音声デ
ータまたはこれらの組み合わせから成るデータの他に、
コンピュータで実行させる各種のプログラムコード等を
含むものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の一
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の流通管
理方法を適用したディジタルコンテンツの流通機構の全
体概要を示す図である。本実施形態の流通機構には、ク
リエータ101、デイストリビュータ102、ユーザ1
03、クリアリングハウス104が存在する。これら
は、流通機構における役割を機能的に表現したものであ
り、ディジタルコンテンツの流通に際しては、それぞれ
の機構に配置されたコンピュータを用いて、ディジタル
コンテンツの作成または2次加工、利用料金の設定、清
算等の処理が行われる。
【0015】クリエータ101は、コンピュータグラフ
ィック(CG)デザイナー、プログラマ、作家、出版社
等のディジタルコンテンツの制作、編集をコンピュータ
を使用して行う集合体名を示すものである。ディストリ
ビュータ102は、コンテナ化されたディジタルコンテ
ンツを、CGデザイナーやプログラマ、出版社などのユ
ーザに有償または無償で配付する集合体を示すものであ
る。クリエータ101は、コンピュータを用いて自ら作
成したディジタルコンテンツの権利を保護するために、
そのディジタルコンテンツ105を著作権管理用のコン
テナ111に格納して、他者が勝手にディジタルコンテ
ンツ105を取り出せないように加工し、また作品や作
者を特定できるように著作物IDや著作者IDといった
識別子を付与する。また、正当な対価を確保するために
利用料金などの利用条件を含むライセンス情報を設定す
る。そして、ディストリビュータ102に販売委託を行
い、製作したディジタルコンテンツの対価を売り上げ代
金という形態でディストリビュータ102から回収す
る。この場合、ディジタルコンテンツ105を格納する
ためのコンテナ111はクリアリングハウス104から
ダウンロードする形式で配付してもらう。クリアリング
ハウス104は、空のコンテナの交付要求をクリアリン
グハウス101から受けた場合、その空のコンテナ11
1に格納するディジタルコンテンツの著作物IDを生成
し、この著作物IDをクリアリングハウス104内の著
作物管理データベースに登録した後、その登録した著作
物IDと共に空のコンテナ111をクリアリングハウス
101に配付する。
【0016】ここで、コンテナとは、ディジタルコンテ
ンツを格納する入れ物であり、図7(a)に示すよう
に、ディジタルコンテンツ701を直接に格納する著作
権保護用のコンテナ702と、図7(b)に示すよう
に、ディジタルコンテンツ701を格納したコンテナ7
02を格納する課金用のコンテナ703とを用意し、著
作権保護と課金処理とを区分して実現する形態と、1種
類のコンテナで著作権保護と課金処理とを兼用して実現
する形態がある。ここでいうコンテンツとはデジタルデ
ータ全般をさすもので、オブジェクト形式などのプログ
ラムでも構わない。
【0017】2つのディジタルコンテンツを組み合わせ
て作成した2次加工コンテンツの場合、図7(c)に示
すように、それぞれのディジタルコンテンツ701a,
701bが著作権保護用のコンテナ702a,702b
に格納され、さらに課金用のコンテナ703a,703
bに格納されているので、これらのコンテナ703a,
703bを2次加工者の著作権保護用のコンテナ702
cに格納し、さらに課金用のコンテナ703cに格納し
て流通経路に載せることになる。著作権保護用のコンテ
ナおよび課金用のコンテナのいずれも、その内部をプロ
グラム処理で密封したのと同じ形態で配付され、利用料
金の支払いを済ませた正当な利用者のみが課金用のコン
テナを開き、その内部のディジタルコンテンツを利用す
ることが可能になっている。いずれのコンテナもデータ
部分と処理部分とから構成されるオブジェクト指向技術
を利用したプログラムあるいはプログラム部品によって
構成されるものである。詳細については後述する。な
お、本発明の実施形態では、特に断らない限り、1種類
のコンテナで著作権保護と課金処理とを兼用して実現す
る形態を例に挙げて説明する。また、以下では、図7
(a),(b),(c)のように、ディジタルコンテン
ツを内部に格納したコンテナをメディアコンテナと言
う。
【0018】図1からわかるように、クリエータ101
の段階で作成されたコンテナ111には課金を行う処理
は内包されていないが、クリエータ101がデイストリ
ビュータ102を兼ねる場合にはコンテナ111に対し
て、クリアリングハウス104から課金用のコンテナ1
12をダウンロードし、コンテナ111を課金用のコン
テナ112に格納し、これをユーザ103に直接に販
売、流通させる形態をとることが可能である。課金設定
(ライセンス設定)が行われたメディアコンテナ112
は、図1のクリエータ101からデイストリビュータ1
02を経由し、ユーザ103に対して、販売、流通を行
う形態では1度しか使用されない。
【0019】クリエータもしくはデイストリビュータ側
が課金設定を行う場合に、1ユーザ1ライセンスの形で
指定するのかが、大前提であり、ユーザサイドで複数ユ
ーザが使用する場合には、再度クリエータもしくはデイ
ストリビュータにあらためて、販売要求を行う。しか
し、これでは面倒なケースがあるので、課金設定を行う
ときに、複数ユーザに対する使用許可と、課金請求の設
定を課金コンテナ内に設定しておき、ユーザの使用要求
に応じて、課金額とライセンスの数を変更する。ただ
し、ユーザ103で2次加工、3次加工された場合に
は、それらの2次加工コンテンツまたは3時加工コンテ
ンツを新たなコンテナに格納する場合があるので、その
時点でまた、別途課金用のコンテナを付加することがあ
り得る。
【0020】ディストリビュータ102は、クリエータ
101から委託されたメディアコンテナ111に対し、
デイストリビュータ自身の識別子とクリアリングハウス
を示す識別子を付与し、自らの手数料等を含むメディア
コンテナ111の価格付けを行い、そのコンテナ111
を課金用のコンテナに格納する。課金用のコンテナに格
納する場合、精算の利便性を考えて、精算業務を代行す
るクリアリングハウス104を予め選択しておく。流通
されるメディアコンテナ112には、課金を行う際の清
算業務を行うクリアリングハウス104が1つ以上指定
されている。したがって、複数のクリアリングハウス1
04が指定される可能性もある。この場合、複数のクリ
アリングハウス間に流通関係が(ネットワーク接続、企
業間や国間の契約など)あっても構わず、またその流通
関係はどこの国にあっても構わない。
【0021】ユーザ103は、対価を払ってメディアコ
ンテナ112を利用する集合体を示すもので、主にエン
ドユーザを示すものである。ユーザ103が使用するコ
ンピュータには予めライセンス管理プラットフォーム1
07(後述)が存在する環境でなければならない。具体
的には、ユーザ103が利用するクライアントコンピュ
ータにこのライセンス管理プラットフォーム107がイ
ンストールされてなければならない。ユーザ103は、
入手したメディアコンテナ112を、そのメディアコン
テナ112が内包している利用規定を承諾し、クリアリ
ングハウス101またはディストリビュータ102が指
定した対価を支払うことにより、当該メディアコンテナ
112を利用可能になる。ユーザ103が使用するコン
ピュータには、ライセンス管理プラットフォーム107
とライセンス管理機構108とライセンス管理データベ
ース109を含む構成となっている。
【0022】ライセンス管理プラットフォーム107
は、メディアコンテナ112のインストール状態やライ
センス付与状態、利用可能期間等の情報を管理する。メ
ディアコンテナ112が初めて利用されるときに、ライ
センス管理プラットフォーム107に自らのエントリの
登録を依頼する。以降、加入契約や課金システムの利用
契約などの許諾、代金の支払い、削除等のタイミングに
おいて、ライセンス管理プラットフォーム107に、自
らの管理情報の更新を依頼する。また、メディアコンテ
ナ112はユーザの指示によって利用される前に、ライ
センス管理プラットフォーム107にライセンス情報を
問い合わせ、自らが動作してよい状況か否かを確認す
る。
【0023】ライセンス管理プラットフォーム107
は、メディアコンテナ112の依頼に基づく記録に基づ
いて、必要に応じて、課金情報も更新する。さらにライ
センス管理プラットフォーム107は、クリアリングハ
ウス104が運用するライセンス管理サーバ110の要
求に基づいて、ユーザが使用したメディアコンテナ11
1のライセンス情報および課金情報をライセンス管理サ
ーバ110に送付する。ライセンス管理サーバ110
は、取得したライセンス情報および課金情報に基づい
て、メディアコンテナ11を使用したユーザの特定、製
作元に支払うべき対価の値を算定し、製作元に通知また
は支払いを行う。
【0024】サイバー工房106は、ライセンス管理プ
ラットフォーム107およびメディアコンテナ112が
保持する情報に基づいて、利用者にライセンス関連情報
および課金情報を表示する。ユーザ103は必要に応じ
て、サイバー工房106を利用することにより、自らの
ライセンス許諾情報、課金情報を閲覧し、再編集・再流
通に関わる条件等の情報を得ることができる。サイバー
工房106の最低限の閲覧範囲は、ユーザ103が利用
するクライアントコンピュータであるが、ネットワーク
を通じた拡張も考えられる。ユーザ103は許諾条件で
禁じられていない限り(正当な対価を支払う限り)、自
由にメディアコンテナ112を複製し、またその複製物
を、特定または不特定の他者に渡してもよい。
【0025】クリアリングハウス104は、クリエータ
101やディストリビュータ102に代わって、ユーザ
103のメディアコンテナ112の利用に応じた課金を
行う集合体であり、主に商社やクレジット会社、著作権
管理団体を示すものである。クリアリングハウス104
は、通常接続されていないユーザに対して、当該クリア
リングハウス固有の情報を保持したライセンス管理プラ
ットフォームの一部を提供し、代金の支払いやコンテナ
111のダウンロードといった適切なタイミングでユー
ザとの接続を行い、クリアリングハウス104が保有す
るライセンス管理サーバ110へ、ライセンス情報およ
び課金情報の複写を行う。クリアリングハウス104
は、収集した課金情報に含まれる利用状況に基づいて、
クリエータ101およびディストリビュータ102に対
価を分配する。図1は基本的な流通形態を示す図である
が、クリエータ102、デイストリビュータ103が同
一であっても構わないし、クリエータ102がユーザ1
04になっても構わない。
【0026】図2および図3は、本発明の全体の処理の
概要を示す図である。クリエータ101は、ディジタル
コンテンツを作成したならば、クリアリングハウス10
4との間で著作権管理契約を締結し、著作権IDの交付
を受け、空のコンテナを配付してもらい、自らが制作し
たディジタルコンテンツを空のコンテナに格納してメデ
ィアコンテナの形態に構成し(ステップ201)、デイ
ストリビュータ102にアップロードするか、クリエー
タ101自身で保持する。そして、デイストリビュータ
102もしくはクリエータ101でライセンス定義情報
を設定する(ステップ202)。ライセンス定義情報と
は、図14で後述するように、メディアコンテナの著作
権および利用権を管理するためのコンテンツID,クリ
エータID,使用に際してのライセンス金額などを定義
したものである。
【0027】クリエータ101が作成したディジタルコ
ンテンツをユーザ103が利用したい場合、ユーザ10
3はデイストリビュータ102またはクリエータ101
から課金情報等が設定されたメディアコンテンツをダウ
ンロードし、ユーザコンピュータ内のライセンス管理プ
ラットフォーム107にエントリ作成要求を出す(ステ
ップ203)。ユーザコンピュータ内のライセンス管理
プラットフォーム107では、ステップ203で出され
たエントリ作成要求を受け、ライセンス管理データベー
ス109にエントリを作成する(ステップ204)。次
に、ライセンス管理プラットフォーム107は、クリア
リングハウス104のライセンス管理サーバ110に対
して、課金要求を出す(ステップ205)。
【0028】これに対し、ライセンス管理サーバ110
は、課金要求と前払い金額を比較する(ステップ20
6)。このときに事前にライセンス管理サーバ110で
は、ユーザ103からの前払い金額に従い、前払い金額
ログファイルに登録を行っておく(ステップ207)。
【0029】ステップ206で前払い金額が要求額より
大きい場合、つまり、残高が発生する場合にはライセン
ス状態情報をユーザ103のライセンス管理プラットフ
ォーム107に送る(ステップ208)。ライセンス状
態情報とは、最終更新日時、ライセンス許諾状態、各種
セキュリテイ情報を有する。これに対し、ユーザ103
のライセンス管理プラットフォーム107は、取得した
ライセンス状態情報をライセンス管理データベース10
9に登録する(ステップ209)。一方、前払い金額が
要求課金がより、小さい場合、つまり、残高が足りない
場合にはメディアコンテナを利用することができないの
でそのまま、終了する。
【0030】サイバー工房106では、ユーザ103の
持つライセンスの一覧表示を行うために、ユーザ103
から要求を受け、ライセンス管理プラットフォーム10
4に問い合わせを行う(ステップ301)。これに対
し、ライセンス管理プラットフォーム104では、現在
受け付けているライセンス情報をサイバー工房106に
返す(ステップ302)。ライセンス情報とは、そのコ
ンテナを正式に利用するための課金をおこなったかどう
かを示す情報であり、通常は1ユーザ1ライセンスであ
るが、クリエータ、デイストリビュータの設定によって
は1つのライセンスで複数のユーザの使用許可を認可す
る情報を含めることもある。
【0031】サイバー工房106では、ユーザ103か
ら指定された表示項目で表示を行う(ステップ30
3)。
【0032】メディアコンテナ内で行われる処理では、
ユーザがディジタルコンテンツを利用する際にディジタ
ルコンテンツ利用編集要求を出すと(ステップ30
4)、ライセンス管理プラットフォーム107にライセ
ンス情報を問い合わせる(ステップ305)。ライセン
ス管理プラットフォーム107では、ライセンス状態情
報を返す(ステップ306)。返されたライセンス状態
情報をチェックし(ステップ307)、編集許可がおり
ているならば、ユーザに利用編集機能を提供し(ステッ
プ308)、許可されていない場合はそのまま、終了す
る。
【0033】サイバー工房106は、ユーザ103から
料金支払い状況についてユーザ103からの要求を受け
た場合、ライセンス管理プラットフォーム107に問い
合わせを行う(ステップ309)。ライセンス管理プラ
ットフォーム107は、その問い合わせに対して、前払
い情報、課金状態情報を返し(ステップ310)、ユー
ザ103が指定する項目の表示を行う(ステップ31
1)。
【0034】次に図4、図5、図6を用いてメディアコ
ンテナについて詳細に説明する。メディアコンテナと
は、動画(静止画も含める)、テキスト(プログラムの
ソースコード等を含む)のいずれかのディジタルコンテ
ンツを有する1つもしくは複数のプログラム部品と、こ
のディジタルコンテンツにライセンス管理機構を含めた
ものと定義する。メディアコンテナ300は大別して、
コンテンツ管理機能部401とライセンス管理機能部4
02とから構成されている。
【0035】コンテンツ管理機能部401は、クリエー
タ101が設定したテキスト、動画、シップドコンテン
ツをディジタルコンテンツとしてメディアコンテナ内に
保持し、またユーザ103からの利用要求を受け取り、
ライセンス定義情報管理機能部406にライセンス確認
要求を渡し、ライセンス確認結果情報を受け取り、ディ
ジタルコンテンツを再生、表示、編集できるようにする
ものであるが、図4に示すように、クリエータ101が
設定したテキスト、動画、シップドコンテンツをディジ
タルコンテンツ405として、メディアコンテナ300
内に保持すると共に、コンテンツ利用機能部404から
のコンテンツ利用要求を受け取り、ディジタルコンテン
ツ405をコンテンツ利用機能部404に引き渡すコン
テンツ保持機能403と、ユーザ103からの利用要求
を受け取り、ライセンス定義情報管理機能部406にラ
イセンス確認要求を渡し、ライセンス確認結果情報を受
け取り、受け取った利用可否情報が「利用可」であれ
ば、コンテンツ保持機能部403にコンテンツ取出要求
を出力し、その取出要求に応じてコンテンツ保持機能部
403からディジタルコンテンツ405を受け取り、デ
ィジタルコンテンツ405を再生、表示、編集するコン
テンツ利用機能部404とから構成されている。
【0036】ライセンス管理機能部402は、ライセン
ス定義情報管理機能部406と、ライセンス定義情報保
護機能部407と、ライセンス定義情報408と、ライ
センス管理プラットフォーム利用機能部409によって
構成される。ライセンス定義情報管理機能部406は、
当該メディアコンテナ400に対する不正な改竄からデ
ィジタルコンテンツを保護するため、ライセンス定義情
報を保護し、ロックする機能を有する。尚、当該ロック
機能は不可逆であるため、一度ロックしたメディアコン
テナのライセンス定義情報は変更できない。また、ライ
センス定義情報管理機能部406は各メディアコンテナ
のライセンス定義情報ダイアログ表示機能を呼び出すラ
イセンス定義情報表示機能を有する。これは選択された
利用許諾条件に関する情報の表示を行うものである。さ
らに利用許諾条件の変更要求、及びそれに伴う課金要求
をライセンス管理プラットフォーム107に行う利用許
諾条件変更機能を有する。
【0037】ライセンス定義情報保護機能部407は、
ライセンス定義情報408の改竄を防止するために暗号
化、復号化するために暗号化モジュールと、復号化モジ
ュールを呼び出す機能を有しており、ライセンス定義情
報管理機能部406からライセンス定義情報408の格
納要求を受け取り、ライセンス定義情報408を暗号化
し、メディアコンテナ400内に格納する。さらにライ
センス定義情報管理機能部406からライセンス定義情
報408の取出要求を受け取り、該当するライセンス定
義情報408を取り出し、復号化してライセンス定義情
報管理機能部406に出力する。また、ライセンス定義
情報保護機能部407は指定されたライセンス定義情報
408を設定する機能を有する。入力されるデータは各
ライセンス定義情報であり、出力されるデータは定義さ
れているデータが正しいかどうかの結果を出力する成否
情報となる。
【0038】ライセンス定義情報保護機能部407で設
定可能なライセンス定義情報408は以下のような情報
を含む。 (1)クリアリングハウス104が設定する情報である
「クリアリングハウス識別子/名称」、(2)クリエー
タ101が設定する情報である「クリエータ識別子/名
称」、「コンテンツ識別子/名称」、「コンテンツの種
別」、「利用条件・許諾情報」、(3)ディストリビュ
ータ102が設定する情報である「ディストリビュータ
識別子/名称」、「価格定義情報」、ライセンス管理プ
ラットフォーム利用機能部409は、ライセンス定義情
報管理機能部406から暗号化された情報を受け取り、
暗号化してセキュリティ機能に出力し、セキュリティ機
能から情報を受け取り、復号化して、ライセンス定義情
報管理機能部406に出力する。本機能はライセンス管
理プラットフォーム107との連結的な役割を担うもの
である。
【0039】ライセンス定義情報管理機能部406は各
メディアコンテナが共通に有するライセンス定義情報4
08を管理する機能であり、その詳細について図5のフ
ローチャートを用いて説明する。ライセンス定義情報管
理機能部406は、コンテンツ利用機能部404からラ
イセンス確認要求を受け取り、ライセンス管理プラット
フォーム利用機能部409にライセンス状態情報の参照
要求を出す(ステップ501)。
【0040】ライセンス管理プラットフォーム利用機能
部409から参照要求に対応するライセンス状態情報
と、ライセンス定義情報保護機能部407からのライセ
ンス定義情報408を入力として、ライセンス許諾情報
と利用許諾情報を用いて突き合わせ確認を行い、ライセ
ンス確認結果情報をコンテンツ利用機能部404に出力
する(ステップ502)。ユーザ103がシップドコン
テンツを最初にロードした際にライセンス登録要求を作
成し、ライセンス管理プラットフォーム利用機能部40
9に、自シップドコンテンツ向けのライセンス状態情報
のエントリ作成要求を出力する(ステップ503)。
【0041】次に、ユーザ103からライセンス同意を
受け取り、ライセンス管理プラットフォーム利用機能部
409にライセンス状態情報の更新要求を出力する(ス
テップ504)。ユーザ103からの課金同意を受け取
り、ライセンス管理プラットフォーム利用機能部409
に課金要求を出す(ステップ505)。次に、ライセン
ス管理プラットフォーム利用機能部409から課金成功
または課金失敗を受け取り、課金失敗の場合はユーザ1
03に対してその旨のメッセージを送り、表示させる
(ステップ506)。
【0042】次に、ユーザ103からライセンス定義情
報408の表示要求を受け取った場合、ライセンス定義
情報保護機能部407にシップドコンテンツのライセン
ス定義情報408の取出要求を出力する(ステップ50
7)。ライセンス定義情報保護機能部407からライセ
ンス定義情報408を受け取り、ユーザ103に対して
表示する(ステップ508)。ディストリビュータ10
2またはクリエータ101からのライセンス設定情報と
価格を受け取った場合、ライセンス定義情報保護機能部
407にライセンス定義情報の格納要求を出し(ステッ
プ509)、ライセンス定義情報を格納させる。
【0043】図6はメディアコンテナ400の機能構成
を示す図である。メディアコンテナ400は、コンテン
ツの種類別に以下のコンテンツ保持機能とコンテンツ利
用機能を有している。テキストメディアコンテナ601
はテキストコンテンツをディジタルコンテンツとして格
納するメディアコンテナである。テキストコンテンツ保
持機能部602は、テキストコンテンツの格納・保持を
行う機能を有する。入力されるデータはテキスト情報で
あり、出力するデータは格納、保持がうまくいったかど
うかの結果を示す成否情報となる。テキストコンテンツ
利用機能部603は、ライセンスレベルに合わせて表示
するディジタルコンテンツの詳細度(概要、全文)を変
更する機能を有する。これは場合に応じて、詳細を制限
する機能も合わせ持つ。入力されるデータはライセンス
状態情報であり、出力するデータはライセンスがされて
いるかどうかの結果を示す成否情報となる。
【0044】動画メディアコンテナ604は動画をディ
ジタルコンテンツとして格納するメディアコンテナであ
る。動画コンテンツ保持機能部605は動画コンテンツ
の格納・保持を行う機能である。入力されるデータは動
画情報であり、出力するデータは動画情報が格納された
かどうかの結果を表示する成否情報となる。
【0045】動画コンテンツ利用機能部606はライセ
ンスレベルに合わせて再生方法に対し制限を加える機能
である。入力されるデータはライセンス状態情報であ
り、出力するデータは許可されたレベルに応じた再生が
行えるかどうかの結果を示す成否情報となる。
【0046】合成メディアコンテナ607は上記テキス
トコンテナや動画コンテナなどの複数のコンテナから生
成される。メディアコンテンツ保持機能部608はメデ
ィアコンテナ607の格納を行う機能を有する。入力さ
れるデータはクリエータ用メディアコンテナに関する情
報である。メディアコンテンツ利用機能部609は各ク
リエータ用メディアコンテンツに対し、動作制限を加え
る機能を有し、入力されるデータはライセンス状態情報
であり、出力するデータは動作制限が許可されたレベル
で行われているかどうかの結果を示す成否情報となる。
【0047】ライセンス定義情報表示機能呼び出し機能
部610は、特定のイベントを契機にライセンス定義情
報の表示機能を呼び出す機能を有し、入力されるデータ
はイベントに関わる情報であり、出力するデータは選択
された利用許諾条件に関わる情報となる。
【0048】ライセンス定義情報ダイアログ表示機能部
611は、動画メディアコンテナ用のライセンス定義情
報ダイアログを表示する機能を有する。入力されるデー
タは現在選択されている利用許諾条件に関わる機能であ
り、出力するデータは選択された利用許諾条件に関わる
情報となる。ライセンス定義情報表示機能呼び出し機能
部610と、ライセンス定義情報ダイアログ表示機能部
611は各メディアコンテナに共有される。
【0049】図7(d)と図7(e)は合成されたメデ
ィアコンテナの具体例を示す図である。ここで例示する
メディアコンテナ710、720は、画像、イメージ情
報とテキスト情報が合成されているコンテナを示してい
る。画像の代わりに動画、テキストの代わりに音声、サ
ウンドなどを合成してもよい。
【0050】次に、メディアコンテナ400を作成する
ときの実装技術について説明する。なお、本発明のメデ
ィアコンテナ400は、特願平5−338166号「図
形を用いたプログラミングシステム」及び、特願平6−
235715号「図形を用いたオブジェクト指向プログ
ラミングシステムのプログラム処理方法およびシステ
ム」に開示されている技術を基本技術として利用するこ
とによって作成することができるので、ここでは、この
技術を利用した場合を例に挙げて説明する。上述2つの
特許出願では、対象製品として、「IntelligentPad」と
呼ばれるオブジェクト指向技術に関する製品がある。In
telligentPadは、データやプログラム等の全てのソフト
ウェア資源をコンピュータ上の仮想的な紙片(=パッド)
として、統一的に表現・利用することを可能とし、この
パッドには、複製・分解・合成・流通等のメディアとし
ての機能が予め規定されているため、パッケージ化され
たディジタルコンテンツを一種のパッドとして扱うこと
により、ディジタルコンテンツを容易に再利用・再編集
することが可能となる。本発明のメディアコンテナは、
この技術の他に、オブジェクト指向プログラム技術を利
用して作成することができる。
【0051】図8は、クリアリングハウス等でメディア
コンテナに設定する情報のデータ構造を示すものであ
り、メディアコンテナの各ベンダーはここで例示する項
目以外に任意の項目を追加することが可能である。メデ
ィアコンテナ400は、ライセンス管理に必要となる図
8に示すような情報を設定するスロットを備えている。
スロットとは、前述した特願平5−338166号「図
形を用いたプログラミングシステム」及び、特願平6−
235715号「図形を用いたオブジェクト指向プログ
ラミングシステムのプログラム処理方法およびシステ
ム」に開示されている技術で開示されているパッドとパ
ッドとの結合部に相当するものである。図8において、
801はクリアリングハウス情報、802はクリエータ
情報、803はコンテンツ情報、804はデイストリビ
ュータ情報、805はライセンス情報である。
【0052】図9〜図13は図8の各情報の設定画面を
示す図である。図9は、図8のクリアリングハウス情報
801の設定画面を示す図である。クリアリングハウス
104では、ベンダ(あるいは他のクリエータ)から提
供されたメディアコンテナにクリアリングハウス情報を
設定し、クリエータ101へ流通させる必要がある。設
定はメディアコンテナの「ClearingHouseInformation」
スロットを利用して行う。図9ではサンプルとして提供
する設定ユーティリティで設定する場合を示しており、
必要項目を記入したユーティリティのステージ901の
上に設定対象となるメディアコンテナ(MC)902を
置き、SETボタン903を押下すると,設定の確認ダ
イアログが表示された後に、図8(a)で示したクリア
リングハウスID等の情報がメディアコンテナ(MC)
902に設定される。設定が完了すると「ClearingHous
eInformationスロット」は削除され、情報の変更は行う
ことはできなくなる。
【0053】図10は、図8のクリエータ情報802の
設定画面を示す図である。クリエータ101は、クリア
リングハウス104から受け取ったメディアコンテナ1
002にクリエータ情報を設定する必要がある。設定は
「CreatorInformation」スロットを利用して行う。図1
0ではサンプルとして提供する設定ユーティリティで設
定する場合を示しており、必要項目を記入したユーティ
リティのステージ1001の上に設定対象となるメディ
アコンテナ1002を置き、SETボタン1003を押
下すると、設定の確認ダイアログが表示された後、図8
(b)に示したクリエータID等のクリエータ情報が設
定される。設定が完了すると、「CreatorInformation」
スロットは削除され、情報の変更は行うことができなく
なる。
【0054】図11は、図8のコンテンツ情報803の
設定画面を示す図である。クリエータ101は、クリア
リングハウス104から提供された空のメディアコンテ
ナ1104に対し保護対象となるコンテンツ1103を
格納し、流通経路に流すのであるが、その際に、保護対
象となるコンテンツ1103を識別するためのコンテン
ツ情報を設定する必要がある。設定は「ContentsInform
ation」スロットを利用して行う。図11では、サンプ
ルとして提供する設定ユーティリティで設定する場合を
示しており、必要項目を記入したユーティリティのステ
ージ1101の上に設定対象となるメディアコンテナ1
102を置き、SETボタン1105を押下すると設定
の確認ダイアログが表示された後、図8(c)に示した
コンテンツID等のコンテンツ情報が設定される。設定
が完了すると「ContentsInformation」スロットは削除
され、情報の変更は行うことができなくなる。コンテン
ツ情報が設定された後にメディアコンテナ1102がセ
ーブされる際、ディジタルコンテンツのデータはメディ
アコンテナ1102によって暗号化され、メディアコン
テナ内の合成メディアコンテナにコンテンツが取り込ま
れ、以降、コンテンツの変更は行うことができなくな
る。これらの設定の後に、クリエータ101はメディア
コンテナ1102をディストリビュータ102に渡す。
【0055】図12は、図8のデイストリビュータ情報
804の設定画面を示す図である。ディストリビュータ
102は、クリエータ101から受け取ったメディアコ
ンテナ1201に対しディストリビュータID等のディ
ストリビュータ情報を設定する必要がある。設定は「Di
stributorInformation」スロットを利用して設定する。
図12ではサンプルとして提供する設定ユーティリティ
で設定する場合を示しており、必要項目を記入したユー
ティリティのステージの上に設定対象となるメディアコ
ンテナ1201を置き、SETボタン1103を押下す
ると、設定の確認ダイアログが表示された後、図8
(d)に示したディストリビュータID等のディストリ
ビュータ情報が設定される。設定が完了すると、「Dist
ributorInformation」スロットは削除され、情報の変更
は行うことができなくなる。
【0056】図13は、図8のライセンス情報(利用許
諾条件情報)の設定画面を示す図である。ディストリビ
ュータ102は、図8(d)のディストリビュータ情報
を対象となるメディアコンテナ1301に設定した後、
利用許諾条件を設定する。設定は「LicensingInformati
onスロットを利用して設定する。図13ではサンプルと
して提供する設定ユーティリティで設定する場合を示し
ており、必要項目を記入したユーティリティのステージ
1302の上に設定対象となるメディアコンテナ130
1を置き、SETボタン1303を押下すると、設定の
確認ダイアログが表示された後、図8(e)で示したよ
うな試用モード等のライセンス情報が設定される。設定
が完了すると、「LicensingInformation」スロットは削
除され、情報の変更は行うことができなくなる。
【0057】設定する内容は利用許諾条件テーブルの設
定と、エンドユーザが初回ロード時にダイアログを表示
し、ライセンスの選択を要求するか、あるいは第1利用
条件を選択したものとして処理するかという設定の2種
類に分けることができる。
【0058】ディストリビュータ情報を設定後、メディ
アコンテナがセーブされたファイルは、ロードされると
メディアコンテナの操作保護の対象となるパッドとな
り、このファイルをエンドユーザに流通させることとな
る。
【0059】以上の設定情報により、メディアコンテナ
の各ライセンス定義情報は、上記スロット単位毎に設定
後、それぞれの内容を変更することができないようなロ
ック機能を有することになる。設定用に試用されたスロ
ットは順次消去される。上述の図9から図13で示す5
つのスロットに関しては常に表記順に設定されることを
要求する。違反した場合は、ダイアログを表示し、設定
要求を無視することとする。また、初期状態で主スロッ
トは第1スロットに設定されるが、スロットが消去され
る度に、順次、次のスロットに遷移する。メディアコン
テナの初回ロード時にはライセンス選択ダイアログを表
示し、それをユーザに選択させ、結果をライセンスプラ
ットホームに登録させる。図14は、ユーザが購入した
メディアコンテナのライセンス定義情報の一例を示す図
である。エンドユーザに渡ったメディアコンテナは、通
常(デフォルト設定がなされていなければ)初回ロード
時に表示されるライセンス定義情報表示ダイアログか
ら、いずれかの利用許諾条件を選択する必要がある。当
該ダイアログは、ライセンス定義情報が完全に設定され
ていない段階でも参照することができ、クリアリングハ
ウス、クリエータ、ディストリビュータもエンドユーザ
と同様にライセンス定義情報の確認が当該ダイアログを
参照することで可能となる。ただし、利用許諾条件の選
択は、全てのライセンス定義情報が設定された後に初め
て、参照が可能となる。
【0060】次に、図15を用いてユーザコンピュータ
内に組み込まれるライセンス管理プラットフォーム10
7について説明する。ユーザコンピュータ内に組み込ま
れるライセンス管理プラットフォーム107は、ライセ
ンス管理データベース109の入出力を中心とするデー
タベースアクセス機能部1504と、メディアコンテ
ナ、ライセンス管理サーバ110とサイバー工房106
との安全なデータ交換を行うセキュリテイインターフェ
ース機能部1505、1506から構成される。データ
ベースアクセス機能部1504は、大別して、データベ
ースコネクション、ライセンス状態情報入出力機能部、
課金状態情報入出力機能部、ライセンス実施機能部の4
つの機能から構成されている。上記機能部を用いて、デ
ータベースアクセス機能部1504は、ライセンス管理
プラットフォーム機能の1つで、メディアコンテナ格納
機能部1507、ライセンス管理サーバ機能部150
8、サイバー工房機能部1509とライセンス管理デー
タベース109との間の情報交換を行う。
【0061】データベースアクセス機能部1504は、
ライセンス状態情報1501に関する機能であり、セキ
ュリティ機能部1505からエントリ作成要求を受け取
った場合、ライセンス管理データベース109にライセ
ンス状態情報1501のエントリを追加する。また、セ
キュリティ機能部1505から更新要求を受け取った場
合、ライセンス管理データベース109のライセンス状
態情報1501の更新を行う。また、セキュリティ機能
部1505からの参照要求を受け取った場合、ライセン
ス管理データベース109内からシップドコンテンツ識
別子に該当するライセンス状態情報1501を検索し、
セキュリティ機能部1505に出力する。
【0062】さらに、課金要求の中継に関する機能とし
てセキュリティ機能1506からの課金要求を受け取っ
た場合、クリアリングハウス識別子に対応する課金状態
情報1502を取出し、得られた課金要求を出力する。
また、課金処理機能から課金成功または課金失敗を受け
取り、セキュリティ機能部1506に出力する。また、
課金記録に関する機能として、セキュリティ機能部15
06から課金状態情報を受け取った場合、ライセンス管
理データベース109内の該当するクリアリングハウス
の課金状態情報1502に追加及び更新を行う。また、
セキュリティ機能部1506から前払い情報参照要求を
受け取った場合、ライセンス管理データベース109内
の該当するクリアリングハウスの前払い情報を、セキュ
リティ機能部1506に出力する。さらに、セキュリテ
ィ機能部1506から前払い情報更新要求を受け取った
場合、ライセンス管理データベース109内の該当する
クリアリングハウスの前払い情報1503を更新する。
【0063】さらに、ライセンス管理サーバ110との
やり取りに関する機能として、セキュリティ機能150
6から回収要求を受け取った場合、ライセンス管理デー
タベース109から、クリアリングハウス識別子に対応
するクリアリングハウスの課金状態情報1502を取り
出し、セキュリティ機能部1506に出力する。また、
セキュリティ機能部1506から前払い追加要求を受け
取った場合、ライセンス管理データベース109内のク
リアリングハウス識別子に対応するクリアリングハウス
の前払い情報1503に対して前払い額を追加する。さ
らに、サイバー工房106とのやり取りに関する機能と
して用意されている一覧表示機能からの一覧表示要求を
受け取った場合、ライセンス状態情報1501の一覧を
出力する。また、一覧表示機能からの削除要求を受け取
った場合、シップドコンテンツ識別子に該当するライセ
ンス管理データベース109内のライセンス状態情報1
501を削除する。また、料金支払い情報ビュー機能か
らの支払情報表示要求を受け取った場合、課金状態情報
1502、前払い情報1503を出力する。
【0064】さらに、ライセンス管理データベース10
9を最初に生成するときに、コンピュータID取得モジ
ュールからコンピュータIDを受け取り、ライセンス管
理データベース109内に出力する。ライセンス管理デ
ータベース109をアクセスする時には、コンピュータ
ID取得モジュールからコンピュータIDを受け取り、
ライセンス管理データベース109の中に格納してある
コンピュータIDと一致しているかどうか比較して、一
致していればアクセスであるとみなして、処理を続行
し、一致していなければ不正利用が行われたと判断して
処理を中断する。
【0065】図16を用いてデータベースアクセス機能
部1504について詳細に説明する。まず、データベー
スコネクション1601について説明する。
【0066】データベース(DB)コネクション160
1は、ODBCインタフェースによるデータベースファイル
とのデータ結合1605を行う。また、データベースの
格納内容を不正複写されないための暗号化機能1606
を有する。さらに、データベースとの接続、切断を行う
データベースコネクションの開設・終了の入出力制御機
能1607を有する。この入出力制御制御機能1607
を用いて、データベースファイル上のデータの抽出や更
新を行う。入力データとしてはデータソース名、パスワ
ード、接続状態である。
【0067】ライセンス状態情報入出力機能1602
は、シップドコンテンツ情報交換開始1608、ライセ
ンス状態情報参照1609、ライセンス状態情報登録1
610、ライセンス状態情報更新1611、ライセンス
状態情報一覧1612、ライセンス状態情報削除161
3の機能を有する。ライセンス状態情報入出力機能16
02はシップドコンテンツが、ライセンス管理データベ
ース109に格納されているライセンス状態情報150
1を入出力するために用いられる。シップドコンテンツ
情報交換開始1608は、ライセンス状態情報1501
の入出力におけるセキュリティ維持のための準備を行
う。特にシップドコンテンツからのデータベース入出力
においては、ライセンス状態情報参照1609、ライセ
ンス状態情報登録1610、ライセンス状態情報更新1
611、ライセンス状態情報一覧1612、ライセンス
状態情報削除機能1613の呼び出しに先立って、本機
能を実施する。
【0068】ライセンス状態情報参照1609は、ライ
センス管理データベース109中のライセンス状態情報
1501を検索して返す。入力を復号化し、データベー
ス109を検索し、結果を暗号化する。暗号化シップド
コンテンツ識別子は、復号して、開設時のシップドコン
テンツ識別子と同一かどうか検査する。暗号化パスワー
ドは、データベース109中のパスワードと比較して、
同一かどうか検査する。再暗号化シップドコンテンツ識
別子は、ライセンス管理プラットフォーム107が正当
なものであることを証明するためのものである。入力デ
ータは暗号化シップドコンテンツ識別子、暗号化パスワ
ードであり、出力データは再暗号化シップドコンテンツ
識別子、暗号化ライセンス状態となる。ライセンス状態
情報登録1610は、ライセンス管理データベース10
9に、ライセンス状態情報1501を新規に登録する。
指定されたシップドコンテンツ識別子に対応するレコー
ドがデータベース109中に無いことを確認し、パスワ
ード、シップドコンテンツ情報、ライセンス状態情報を
格納する。シップドコンテンツ情報は、シップドコンテ
ンツ名称、クリエータ名称等を含む。入力データは暗号
化シップドコンテンツ識別子、暗号化パスワード、シッ
プドコンテンツ情報、暗号化ライセンス状態であり、出
力データは再暗号化シップドコンテンツ識別子、ステー
タスとなる。
【0069】ライセンス状態情報更新1611は、ライ
センス管理データベース109中のライセンス状態情報
1501を変更する。データベース109中の当該レコ
ードのパスワードが一致していることを確認し、ライセ
ンス状態情報1501を上書きする。入力データは暗号
化シップドコンテンツ識別子、暗号化パスワード、暗号
化ライセンス状態であり、出力データは再暗号化シップ
ドコンテンツ識別子となる。ライセンス状態情報一覧1
612は、ライセンス管理データベース109にあるラ
イセンス状態情報1501を、サイバー工房106に向
けて一覧にして出力する。参照のみであるので、暗号化
による保護を行わない。また、情報一覧であるので出力
データはライセンス状態情報となる。ライセンス状態情
報削除1613は、ライセンス管理データベース109
から、該当するシップドコンテンツに関する情報を削除
する。本機能は、通常はサイバー工房経由で、利用者の
指示によって実施される。取得済みのライセンス状態情
報1501を不要でないのに削除することは、利用者に
とって不利なことであるので、暗号化による保護を行わ
ない。入力データはシップドコンテンツ識別子であり、
出力データはステータスとなる。
【0070】課金状態情報入出力機能1603はライセ
ンス管理サーバ110の課金処理機能が、ライセンス管
理データベース109に格納されている課金状態情報1
502を入出力するために、本機能を用いる。課金状態
情報1502はクリアリングハウス104ごとに1つ、
存在する現在高情報と、前払い及び課金の都度記憶され
る出納記録とを含む。課金状態情報入出力機能1603
はクリアリングハウス登録1614、クリアリングハウ
ス削除1615、現在高情報参照1616、現在高情報
更新1617、出納記録参照1618、出納記録更新1
619、出納記録削除1620、課金状態情報一覧16
21の各機能から構成される。
【0071】クリアリングハウス登録1614は、ライ
センス管理データベース109に、課金状態情報150
2を新規に登録する。新たな課金処理機能の使用開始時
に一度呼び出される。プリペイド方式の課金処理機能に
おける新規登録時の課金状態情報は、通常、ゼロ円の現
在高情報から成る。クリアリングハウス情報は、クリア
リングハウス名称を含む。入力データは暗号化クリアリ
ングハウス識別子、暗号化パスワード、クリアリングハ
ウス情報、暗号化現在高情報であり、出力データは再暗
号化クリアリングハウス識別子、ステータスである。ク
リアリングハウス削除1615は、ライセンス管理デー
タベース109中の課金状態情報1502を削除する。
クリアリングハウス104との契約を終了する際に呼び
出される。入力データは暗号化クリアリングハウス識別
子、暗号化パスワードであり、出力データは再暗号化ク
リアリングハウス識別子、ステータスとなる。現在高情
報参照1616は、プリペイド方式の課金処理機能に対
して、ライセンス管理データベース109中の現在高情
報を検索して返す。入力データは暗号化クリアリングハ
ウス識別子、暗号化パスワードであり、出力データは再
暗号化クリアリングハウス識別子、暗号化現在高情報と
なる。
【0072】現在高情報更新1617はプリペイド方式
の課金処理機能に対して、ライセンス管理データベース
109中の現在高情報を更新する。入力データは暗号化
クリアリングハウス識別子、暗号化パスワード、暗号化
現在高情報であり、出力データは再暗号化クリアリング
ハウス識別子である。出納記録登録は課金処理機能から
の要求にしたがって、ライセンス管理データベース10
9に出納記録を追加登録する。出納記録は、前払い金額
に関する情報又は課金に関する情報を含む。入力データ
は暗号化クリアリングハウス識別子、暗号化パスワー
ド、暗号化出納記録であり、出力データは再暗号化クリ
アリングハウス識別子となる。出納記録参照1618
は、課金処理機能に対して、ライセンス管理データベー
ス中の出納記録を、検索して返す。出納記録には売り上
げ分配のための情報も含まれるため、改変防止のための
暗号化を行う。入力データは暗号化クリアリングハウス
識別子、暗号化パスワードであり、出力データは再暗号
化クリアリングハウス識別子、暗号化出納記録、暗号化
レコード番号である。
【0073】出納記録更新1619は、ライセンス管理
データベース109中の出納記録を更新する。入力デー
タは暗号化クリアリングハウス識別子、暗号化パスワー
ド、暗号化レコード番号、暗号化出納記録であり、出力
データは再暗号化クリアリングハウス識別子となる。出
納記録削除1620は、ライセンス管理データベース1
09中の出納記録を削除する。削除しても売り上げ分配
等に差し支えないデータであることは、呼び出す側で確
認しなければならない。入力データは暗号化クリアリン
グハウス識別子、暗号化パスワード、レコード番号であ
り、出力データは再暗号化クリアリングハウス識別子と
なる。課金状態情報一覧1621は、ライセンス管理デ
ータベース109にある課金状態情報1502を、サイ
バー工房106に向けて一覧にして出力する。参照のみ
であるので、暗号化による保護を行わない。また、情報
一覧であるので出力データは課金状態情報1502とな
る。
【0074】ライセンス実施機能1604には代金引き
落とし依頼を行う処理があり、シップドコンテンツが、
ライセンス管理サーバ110に対してライセンスの実施
を要求する際に本機能を利用する。その後、ライセンス
管理プラットフォーム107は、シップドコンテンツか
らの要求を、各ライセンス管理サーバ110に対応する
課金処理機能へ中継する。代金引き落とし依頼1622
は、シップドコンテンツが希望するクリアリングハウス
104に対して、希望する対価を支払う。シップドコン
テンツは、出力ステータスに基づいて、ライセンス状態
情報入出力機能を用いてライセンス状態情報を登録する
ことができる。入力データは暗号化シップドコンテンツ
識別子、暗号化クリアリングハウス識別子、暗号化価格
情報であり、出力データは再暗号化シップドコンテンツ
識別子、暗号化ステータスとなる。
【0075】次に、ライセンス管理プラットフォーム1
07のもう1つのインターフェース機能であるセキュリ
テイ機能部について説明する。セキュリテイ機能部はそ
れぞれの各種機能に応じて、設けられている。ここでは
データベース保護機能、シップドコンテンツ組込みセキ
ュリティ機能、シップドコンテンツあてセキュリティ機
能、課金処理機能組込みセキュリティ機能、課金処理機
能あてセキュリティ機能について説明する。図17は、
セキュリテイ機能部の詳細を説明する図である。データ
ベース保護機能1701は、データベースファイルへの
入出力データに関して、不正な改変や複写から保護すべ
きレコードに対して、暗号化を行う。データベース入出
力機能の各機能から、共通機能として使用される。その
中のデータベースレコード暗号化1706は、データベ
ースファイルへ書き込むデータを暗号化する機能であ
り、入力データは元データであり、出力データは暗号化
データとなる。また、データベースレコード復号化17
07は、データベースファイルから読み出したデータを
復号する。入力データは暗号化データであり、出力デー
タは復号データとなる。マシン(コンピュータ)ID取
得1708は、他者への不正複写から保護するためにマ
シンIDを取得して返す機能であり、出力データはマシ
ンIDとなる。
【0076】シップドコンテンツ組込みセキュリティ機
能1702は、ライセンス状態情報入出力機能との受渡
し情報に対して、漏洩・改変防止用のデータ形式を作成
・復元するための機能を持ち、シップドコンテンツに組
み込んで使用される。本機能自体の入出力には、シップ
ドコンテンツが保護すべきライセンス状態情報が含まれ
るため、各シップドコンテンツの操作機能とは静的に結
合される。シップドコンテンツ組込みセキュリティ機能
1702は、シップドコンテンツ組込みキー設定170
9、シップドコンテンツ組込みメッセージ暗号化171
0、シップドコンテンツ組込みメッセージ復号化171
1から構成される。
【0077】シップドコンテンツ組込みキー設定170
9は、メッセージ暗号化のための要求側キーを設定して
返す機能であり、ここで設定されるキーは、固定部と可
変部とに分かれ、固定部には関数群のバージョン番号が
含まれる。可変部は、呼び出されるたびに乱数で設定さ
れる。出力データは第1キーとなる。シップドコンテン
ツ組込みメッセージ暗号化1710は、受渡し情報の漏
洩・改変を防ぐための暗号化を行う。暗号化に際して
は、入力された暗号キーをそのままは使わず、一定のア
ルゴリズムに従って変換して得た第3キーを用いる。そ
のアルゴリズムは、関数群のバージョンごとに異なる。
入力データは第2キー、元データであり、出力データは
暗号化データとなる。シップドコンテンツ組込みメッセ
ージ復号化1711は、暗号化された受渡し情報を復号
し、元データに復元する。復号に際しては、入力された
暗号キーそのままではなく、一定のアルゴリズムに従っ
て変換して得た第4キーを用いる。そのアルゴリズムは
関数群のバージョンごとに異なり、また、暗号化時のア
ルゴリズムとも異なる。入力データは第1キー、暗号化
データであり、出力データは元データとなる。ここでい
う第1キー、第2キー、第3キー、第4キーとは暗号、
復号するときに各自が決めたユニークなキー設定である
ので、特定なキーではなく、任意に設定することが可能
である。
【0078】シップドコンテンツ宛セキュリティ機能1
703は、シップドコンテンツとの受渡し情報に対し
て、漏洩・改変防止用のデータ形式を作成・復元するた
めの機能を持ち、ライセンス管理プラットフォームの中
の一つの機能単位である。
【0079】シップドコンテンツ宛セキュリティ機能1
713は、シップドコンテンツ用キー取得1712、シ
ップドコンテンツ宛キー設定1713、シップドコンテ
ンツ宛メッセージ暗号化1714、シップドコンテンツ
宛メッセージ復号化1713から構成される。シップド
コンテンツ用キー取得1712は、シップドコンテンツ
との新たな情報交換開始にあたり、シップドコンテンツ
からの要求側キーを解析して保管する。バージョンは、
第1キーの固定部から取り出しす。第4キーは、そのバ
ージョンに応じたアルゴリズムに従って、第1キーを変
換した結果である。入力データは第1キーとなり、出力
データはバージョン、第4キーとなる。
【0080】シップドコンテンツ宛キー設定1713
は、メッセージ暗号化のための応答側キーを設定して返
す。第2キーは、呼び出されるたびに乱数で設定され
る。第3キーは、バージョンに応じたアルゴリズムに従
って、第2キーを変換した結果である。入力データはバ
ージョンであり、出力データは第2キー、第3キーとな
る。シップドコンテンツ宛メッセージ暗号化1714
は、受渡し情報の漏洩・改変を防ぐための暗号化を行
う。入力データは第4キー、元データであり、出力デー
タは暗号化データとなる。シップドコンテンツ宛メッセ
ージ復号化1715は、暗号化された受渡し情報を復号
し、元データに復元する。入力データは第3キー、暗号
化データであり、出力データは元データとなる。
【0081】課金処理機能組込みセキュリティ機能17
04は、課金状態情報入出力機能との受渡し情報に対し
て、漏洩・改変防止用のデータ形式を作成・復元するた
めの機能を持ち、ライセンス管理サーバ110の課金処
理機能に組み込んで使用される。本機能自体の入出力デ
ータには、課金処理機能が保護すべき課金状態情報が含
まれるため、各課金処理機能は静的に結合される。課金
処理機能組込みセキュリティ機能1704は、課金処理
機能組込みキー設定1716、課金処理機能組込みメッ
セージ暗号化1717、課金処理機能組込みメッセージ
復号化1718から構成される。課金処理機能組込みキ
ー設定1716は、メッセージ暗号化のための応答側キ
ーを設定して返す。第2キーは、固定部と可変部とに分
かれ、固定部には関数群のバージョン番号が含まれる。
可変部は、呼び出されるたびに乱数で設定される。出力
データは第2キーとなる。
【0082】課金処理機能組込みメッセージ暗号化17
17は、受渡し情報の漏洩・改変を防ぐための暗号化を
行う。暗号化に際しては、入力された暗号キーをそのま
まは使わず、一定のアルゴリズムに従って変換して得た
第4キーを用いる。そのアルゴリズムは関数群のバージ
ョンごとに異なりうる。入力データは第1キー、元デー
タであり、出力データは暗号化データとなる。課金処理
機能組込みメッセージ復号化1718は、暗号化された
受渡し情報を復号し、元データに復元する。復号に際し
ては、入力された暗号キーそのままではなく、一定のア
ルゴリズムに従って変換して得た第3キーを用いる。そ
のアルゴリズムは関数群のバージョンごとに異なり、ま
た、暗号化時のアルゴリズムとも異なりうる。入力デー
タは第2キー、暗号化データであり、出力データは元デ
ータとなる。
【0083】課金処理機能宛セキュリティ機能1705
は、課金処理機能宛キー設定1719、課金処理機能宛
キー取得1720、課金処理機能宛メッセージ暗号化1
721、金処理機能宛メッセージ復号化1722から構
成される。課金処理機能宛キー設定1719はメッセー
ジ暗号化のための要求側キーを設定して返す。第1キー
は、呼び出されるたびに乱数で設定される。出力データ
は第1キーとなる。課金処理機能宛キー取得1720
は、課金処理機能との新たな情報交換開始にあたり、課
金処理機能からの応答側キーを解析して保管する。バー
ジョンは、第2キーの固定部から取り出す。第3キー及
び第4キーは、そのバージョンに応じたアルゴリズムに
従って、第2キー及び第1キーを変換した結果である。
入力データは第2キー、第1キーであり、出力データは
バージョン、第3キー、第4キーとなる。課金処理機能
宛メッセージ暗号化1721は、受渡し情報の漏洩・改
変を防ぐための暗号化を行う。入力は第3キー、元デー
タであり、出力データは暗号化データとなる。課金処理
機能宛メッセージ復号化1722は、暗号化された受渡
し情報を復号し、元データに復元する。入力データは第
4キー、暗号化データであり、出力データは元データと
なる。
【0084】図18〜図22は、各機能に対するセキュ
リテイ情報の詳細を示す図である。図18は、クリアリ
ングハウステーブルに対するセキュリテイ情報を示すテ
ーブルであり、クリアリングハウスIDをキーとしたク
リアリングハウスに関する処理を管理する元テーブルで
あり、課金情報に対する前払い情報の残高に関するデー
タも含まれる。図19は、前払い情報テーブルに対する
セキュリテイ情報を示すテーブルであり、レコードはク
リアリングハウスハウステーブルのクリアリングハウス
ID毎に管理される。図20は課金状態情報テーブルに
対するセキュリテイ情報を示すテーブルであり、レコー
ドはクリアリングハウスハウステーブルのクリアリング
ハウスID毎に管理される。図21は、ライセンス状態
情報テーブルに対するセキュリテイ情報を示すテーブル
であり、シップドコンテンツIDをキーとしたライセン
ス状態情報に関する処理を管理し、図18、図19、図
20の3つのテーブルとの連携はなく、独立している。
図22は、図18から図21までのセキュリテイフィー
ルドの具体的な例を示す図である。図23は、ライセン
ス管理プラットフォーム環境ファイルを示す図である。
【0085】ライセンスプラットフォーム環境ファイル
には、ライセンス管理データベース109のデータソー
ス名を定義する。ライセンス管理プラットフォーム10
7は、このファイルに定義されているデータソースをラ
イセンス管理データベースとしてアクセスする。なお、
「定義キー=値」とする。ライセンス管理プラットフォ
ーム107は、ライセンス管理データベース109へア
クセスするためのクラスライブラリを提供する。このク
ラスライブラリには、ライセンス管理データベースアク
セスクラスがあり、このクラスメソッドには、レコード
の参照・追加・更新・削除がある。ライセンス管理サー
バのデータベースの接続は起動時に行うので、その処理
の中でマシンIDのチェック処理も行う。
【0086】図24は、コンピュータ単位でのライセン
ス管理サーバのデータベースの不正利用を防ぐ処理を示
すフローチャートである。なお、マシンIDチェックの
為にマシンID用のテーブルを使用する(図示せず)。
テーブルの値を参照し(ステップ2401)、値がない
場合は初めてデータベースにアクセスしたものとみな
し、マシンIDをそのままテーブルに登録する(ステッ
プ2402)。値がある場合は、マシンID取得モジュ
ールで取得した値と照らし合わせる。値が一致しない場
合は、不正な処理が行われたものとみなし、データベー
ス109との接続を切断して異常終了する(ステップ2
403)。データベース109にはパスワードを設けて
おり、以降に接続処理は行わない為、この時点で正常終
了しない限りデータベース109にその後アクセスする
事は出来ない。
【0087】図25は、マシンIDチェック処理を示す
図である。マシンIDのチェックをマシンIDテーブル
を用いて行い(ステップ2501)、値がない場合はマ
シンIDをテーブルに登録し(ステップ2502)、値
がある場合にはマシンIDの値をマシンID取得モジュ
ールの値と照らしあわせ(ステップ2503)、マシン
IDが一致した場合はそのまま、処理を続行し、マシン
IDが不一致だった場合は不正な処理と判断し、データ
ベースとの接続を強制的に切断して異常終了する(ステ
ップ2504)。
【0088】図26、図27、図28はセキュリテイ機
能の後処理を示す図である。セキュリティ機能は、ライ
センス管理プラットフォーム107と通信を行うアプリ
ケーション2601に静的結合されるため、オブジェク
ト(またはライブラリ)形式で提供される。セキュリテ
ィ機能は、アプリケーション2601から通信依頼を受
けると、ライセンス管理プラットフォーム107との暗
号キーの交換を行う。以降、アプリケーション2601
は、この暗号キーを基にメーセージの暗号化を行う。同
様に、ライセンス管理プラットフォーム107から受信
した暗号化メッセージの復号も行う。ライセンス管理プ
ラットフォーム107は、通信相手を1つしかもつこと
ができないため、アプリケーション2601からセキュ
リティ機能を通じて、暗号化メッセージ通信を開設する
と、他のアプリケーションからの暗号化メッセージ通信
依頼を拒否する。したがって、セキュリティ機能を利用
するアプリケーション2601は、暗号化メッセージ通
信のやりとりが終了した後は、必ず後処理をしておく必
要がある。まず、ライセンス管理プラットフォーム10
7との暗号化メッセージ通信を開設する。そして、ラン
ダムに要求キーkey1を生成し、ライセンス管理プラット
フォーム107とキーの交換を行う。ライセンス管理プ
ラットフォーム107から返却される応答キーkey2を管
理する。key1とkey2の管理はこのクラス以外の静的フィ
ールドで管理する。これにより、本クラスのオブジェク
トをメッセージ通信することになっても、キーがメッセ
ージに含まれることを防ぐことが可能となる。
【0089】次に、セキュリテイ機能の共通関数につい
て説明する。まず、要求キー設定はメッセージ暗号化の
ための要求キーを設定して返し,内部にも持ち、要求キ
ーは固定部と可変部とに分かれ,固定部には本共通関数
群のバージョン番号が含まれる。可変部は,呼び出され
るたびに乱数で設定される。
【0090】出力データは要求キーとなる。応答キー設
定は設定済みの要求キーと、入力の応答キーから暗号キ
ーを算出して内部に持ち、入力は応答キーである。ただ
し、暗号キーの算出方法は,非公開とする。
【0091】暗号化は元データを一定の方式で暗号化し
て出力する。入力データは元データの長さ、元データ、
暗号化データの格納アドレスであり、出力データは暗号
化データとなる。暗号化データの領域は,(元データ長+
7)&(-8)+8バイト以上必要である。
【0092】復号化は暗号化データを復号して出力する
機能であり、入力データは暗号化データ、復元データの
最大長、復元データの格納アドレスであり、出力データ
は復元データ(正常終了時のみ参照可能)、復元データ
の実際の長さとなり、メッセージ出力としてはエラー種
別、正常終了、復元しようとしたデータが最大長を超え
るのいずれかを表示する。
【0093】次に、図29を用いてライセンス管理サー
バ110の機能関連について説明する。ライセンス管理
サーバ110は、ユーザがクリアリングハウス104
に、ユーザ登録するためのユーザ登録機能2901、シ
ップドコンテンツのライセンスを実施できるように、事
前に希望する金額を前払いしておくことを可能とする前
払い機能2902、実際にシップドコンテンツの支払い
を行うときに前払い金額から代金を引き落とせる課金処
理機能2904、支払い状況を回収し、売り上げ分配に
備える回収機能2903を有する。ユーザは、シップド
コンテンツのライセンス実施に先立って、プリペイドを
行うためのクリアリングハウスを決定しなければならな
い。決定後、Webブラウザ等を利用して、当該クリアリ
ングハウス104のサイトにアクセスし、サーバ110
上のユーザ登録機能2901を利用して、ユーザ情報フ
ァイル2905に登録を行うことでユーザ登録を行う。
この時、決済の方法として、例えば、クレジットカード
番号等を指定することになる。そのためにユーザ登録で
は、ユーザ識別子とパスワードを使用する。パスワード
は、前払いを行う人を確認するためのものである。
【0094】ユーザ登録機能2901にはクライアント
コンピュータ上で動作し、ユーザに、ユーザ名、パスワ
ードを入力させ、その情報をサーバ110に送信するユ
ーザ登録メニューがあり、入力データとしてはメニュー
画面から入力されたユーザ名、パスワードがあり、出力
データはとしてユーザ名、パスワードとなる。さらにユ
ーザ登録機能2901はサーバ110上で動作し、クラ
イアントコンピュータから受信したユーザ名に対するユ
ーザ識別子を生成し、パスワードと一緒に、サーバ11
0上にあるユーザ情報ファイル2905に登録するユー
ザ登録モジュールを有する。入力データとしてユーザ
名、パスワードがあり、出力データはユーザ情報ファイ
ル(ユーザ識別子、パスワードを含む)となる。
【0095】前払い機能2902は、ユーザがユーザ識
別子とパスワードを使用して、クリアリングハウス10
4のサイトにアクセスし、サーバ110上にある前払い
機能を利用して前払いができるようにするためのもので
ある。この時、指定された金額を蓄積していくためのレ
コードである前払い金額レコード2908をライセンス
管理データベース109とサーバ110上にある前払い
金額ログファイル2906に記録する。
【0096】前払い機能2902はクライアントコンピ
ュータ上で動作し、ユーザに、ユーザ識別子、パスワー
ド、前払い金額を入力させ、その情報をサーバ110に
送信する。サーバ110からの成否情報が正常であれ
ば、ライセンス管理プラットフォーム107に、クリア
リングハウス識別子、暗号化パスワード、前払い金額を
指定して、前払い金額レコード2908の作成を依頼
し、ライセンス管理プラットフォーム107からの成否
情報を待ち、レコードの作成が成功した場合はその旨の
成否情報をサーバ110に送信する。サーバ110には
課金レコード2909の回収のために、を呼び出す前払
いメニューを表示する機能があり、入力データはユーザ
識別子、パスワード、前払い金額であり、出力データは
前払い金額レコード(クリアリングハウス識別子、前払
い金額を含む)、成否情報2となる。
【0097】さらに前払い機能2902は前払い処理モ
ジュールを有する。前払い処理モジュールはサーバ11
0上で動作し、クライアントコンピュータから受信した
ユーザ識別子とパスワードをチェックするために、ユー
ザチェックモジュールを呼ぶ。エラーの場合は成否情報
をクライアントコンピュータに返す。正当なユーザであ
れば、前払い処理が正常終了した旨の成否情報をクライ
アントコンピュータに返し、クライアントコンピュータ
からの成否情報が正常であれば、処理日時等をログとし
てサーバ110上の前払い金額ログファイル2906に
格納する。入力データはユーザ識別子、パスワード、前
払い金額があり、出力データは成否情報、サーバ上に前
払い金額レコードのログ生成(処理日時を含む)とな
る。
【0098】さらに前払い機能2902にはサーバ11
0上で動作し、ユーザ識別子とパスワードで正規のユー
ザかどうかをチェックするユーザチェックモジュールが
ある。入力データはユーザ識別子、パスワード、ユーザ
情報ファイルであり、出力データは成否情報となる。
【0099】クライアントコンピュータでは、どのシッ
プドコンテンツのライセンスを実施したかが課金レコー
ド2909に記録されているので、これをクリアリング
ハウスのサーバ110が回収して、関係するクリエー
タ、ディストリビュータ等に売り上げ分配を行わなけれ
ばならない。売り上げの分配を行うにはクライアントコ
ンピュータ上のライセンス管理データベース109中に
ある未回収の課金レコード2909を回収し、サーバ1
10に送信し、サーバ110上でその情報を格納する。
回収は、ユーザが前払い処理を行うタイミングで行う。
すなわち、前払い処理時に、必ず未回収の課金レコード
2909を回収する処理を行う。
【0100】課金情報の回収機能2903には、クライ
アントコンピュータ上で動作し、ライセンス管理プラッ
トフォーム107に、課金レコード2909を順に読み
出してもらい、回収日の設定されていない(未回収の)課
金レコードであれば、サーバ110に送信し、サーバ1
10からの成否情報を待つ。正常終了した旨の成否情報
を受信した場合、当該課金レコード2909内の回収日
を設定し、ライセンス管理プラットフォーム107に課
金レコードを更新してもらう課金レコード回収モジュー
ルがある。この課金レコード回収モジュールでは、入力
データとして、課金レコードがあり、出力データとして
クライアント上の未回収の課金レコードに対して回収日
を設定する。
【0101】さらに課金情報の回収機能2903にはサ
ーバ110上で動作し、クライアントコンピュータから
受信した課金レコード2909を、ログとしてサーバ1
10上の課金ログファイル2097に格納し、成否情報
をクライアントコンピュータに返す課金レコード保存モ
ジュールがある。その入力データはユーザ識別子、課金
レコードであり、出力データは課金レコードのログファ
イルとなる。
【0102】ライセンス実施時の課金処理機能2904
は、ユーザが、シップドコンテンツのライセンスを実施
する場合は、どの前払い金額レコードから決済するかを
指定するために、クリアリングハウス識別子がシップド
コンテンツから指定される。シップドコンテンツから課
金処理の依頼を受けて、ライセンス管理プラットフォー
ム107は、クリアリングハウス識別子に対応する課金
処理機能を呼ぶことになる。課金が正しく行われると、
ライセンス管理データベース109中の課金状態情報の
1つであり、当該シップドコンテンツが課金済みである
ことを証明する課金レコードをライセンス管理データベ
ース109に追加する。
【0103】課金処理機能2904にはクライアントコ
ンピュータ上で動作し、ライセンス管理プラットフォー
ム107から、シップドコンテンツ識別子、課金額を受
け取り、前払い金額レコードの残額をチェックし、不足
の場合は、前払い催促のメッセージを出し、残額が十分
な場合は、残額から減算し、その結果をライセンス管理
プラットフォーム107に更新してもらう機能がある。
また、シップドコンテンツ識別子、課金額、課金日等を
格納した課金レコードを作成し、ライセンス管理プラッ
トフォーム107に、課金レコード生成を依頼する機能
がある。また、呼び出し元のライセンス管理プラットフ
ォーム107に成否情報を返す機能がある。なお、クリ
アリングハウス毎に作成される課金処理モジュールが、
ライセンス管理プラットフォーム107からクリアリン
グハウス識別子指定で正しく呼び出されるような仕組み
を提供する課金処理モジュールがある。このモジュール
の入力データとしては、シップドコンテンツから要求さ
れた金額、シップドコンテンツ識別子、前払い金額レコ
ードがあり、出力データは成否情報、残額更新、課金レ
コード(シップドコンテンツ識別子、課金額、課金日を
含む)となる。
【0104】次に、図30を用いてライセンス管理サー
バ110の機能部を詳細に説明する。クライアント側ユ
ーザ登録機能部3001は、ユーザの新規登録時にユー
ザからのユーザ識別子とパスワードを入力として、サー
バ側ユーザ登録機能部3002に渡す。またユーザ新規
登録以降の接続時には、ユーザ識別子、パスワード、並
びに接続要求を入力として、サーバ側ユーザ登録機能部
3002に渡す。サーバ側ユーザ登録機能部3002
は、ユーザの新規登録時に、クライアント側ユーザ登録
機能部3001からユーザ識別子とパスワードを受け取
り、ユーザ情報ファイル2905を出力する。またユー
ザ新規登録以降の接続時には、ユーザ識別子、パスワー
ド、並びに接続要求を受け取り、ユーザ情報ファイル2
905のユーザ識別子とパスワードによってユーザを確
認し、クライアント側回収機能部3006に、課金状態
情報の回収指示を出す。
【0105】クライアント側前払い機能部3003は、
ユーザからの前払い要求を入力として、サーバ側前払い
機能部3004に渡す。また、サーバ側前払い機能部3
004から前払い追加要求を受け取り、暗号化処理を行
い、セキュリティ機能に渡す。
【0106】サーバ側前払い機能部3004はクライア
ント側前払い機能部3003からの前払い要求を受け取
り、クライアント側前払い機能部3003に前払い追加
要求を出力する。さらに前払い金額ログファイル290
6に前払い履歴情報を出力する。課金処理機能部300
5は、データベースアクセス機能から課金要求を受け取
り、セキュリティ機能に前払い情報参照要求を出力す
る。またセキュリティ機能から前払い情報を受け取り、
復号化処理を行い、前払い情報の残高が課金額以上であ
れば課金成功を、前払い情報の残高が課金額未満であれ
ば、課金失敗を、データベースアクセス機能に出力し、
さらにシップドコンテンツ識別子に対応する課金状態情
報と前払い情報更新要求を暗号化処理を行いセキュリテ
ィ機能に出力する。
【0107】クライアント側回収機能部3006はサー
バ側ユーザ登録機能部3002からの課金状態情報の回
収指示を受け取り、セキュリティ機能に課金状態情報の
回収要求を暗号化処理を行って渡す。またセキュリティ
機能からの取出結果を受け取り、復号化処理を行い、サ
ーバ側回収機能部3007に送付する。サーバ側回収機
能部3007はクライアント側回収機能部3006から
取出結果を受け取り、課金ログファイル2907に課金
履歴情報を格納する。
【0108】次に、図31と図32を用いてユーザ登録
機能、および、前払い処理機能でユーザから必要な情報
を取得するための画面遷移を説明する。図31はユーザ
登録画面を示す図である。ユーザ登録画面では、次の3
段階の画面遷移を行う。入力画面3101はユーザか
ら、ユーザ識別子とパスワード、確認用パスワードを受
け付ける。
【0109】ユーザ識別子、パスワード、確認用パスワ
ードの入力行に文字列が入力された状態で、OKボタン
を押すと「登録エラー画面」3102、または「登録完
了画面」3103に遷移する。入力した文字列に間違い
があるか、ユーザ登録が出来なかった場合、「登録エラ
ー画面」3102に遷移する。入力された文字列が正し
く、かつ、ユーザ登録が行われた場合は、「登録完了画
面」3103に遷移する。キャンセルボタンを押すと、
ユーザ登録を行わずに処理を終了する。「登録エラー画
面」3102は登録できなかった原因を表示し、再び、
ユーザ識別子、パスワード、確認用パスワードを受け付
ける。ユーザ識別子、パスワード、確認用パスワードの
入力行に文字列が入力された状態で、OKボタンを押す
と「登録エラー画面」3102、または「登録完了画
面」3103に遷移する。入力した文字列に間違いがあ
るか、ユーザ登録が出来なかった場合、「登録エラー画
面」3102に遷移する。入力された文字列が正しく、
かつ、ユーザ登録が行われた場合は、「登録完了画面」
3103に遷移する。キャンセルボタンを押すと、ユー
ザ登録を行わずに処理を終了する。「登録完了画面」3
103はユーザ登録が完了したことを表示する。OKボ
タン、または、キャンセルボタンを押すことで、処理を
終了する。
【0110】図32は、前払い金額入力画面を示す図で
ある。前払い金額入力画面では、次の4段階の画面遷移
を行う。入力画面3201はユーザから、ユーザ識別
子、パスワード、前払いする金額を受け付ける。前払い
する金額は、リストに表示された、1000円、3000円、50
00円の項目の中から選択する。ユーザ識別子、パスワー
ドの入力行に文字列が入力された状態で、OKボタンを
押すと、「確認画面」3202に遷移する。キャンセル
ボタンを押すと、前払い処理を行わずに処理を終了す
る。「確認画面」3202はユーザにこれから前払いす
る金額を表示し、ユーザに確認をとる。OKボタンを押
すことで、「入力エラー画面」3203または、「前払
い完了画面」3204に遷移する。ユーザ識別子かパス
ワードに誤りがあり、クリアリングハウスが顧客確認が
出来なかった場合は、「入力エラー画面」3203に遷
移する。クリアリングハウスが顧客確認し、前払い処理
が成功すれば、「前払い完了画面」3204に遷移す
る。キャンセルボタンを押すと、前払い処理を行わずに
処理を終了する。
【0111】「入力エラー画面」3203はユーザに、
ユーザ識別子、または、パスワードに誤りがあったこと
を表示し、再び、ユーザ識別子、パスワード、前払い金
額の入力を受け付ける。ユーザ識別子、パスワードの入
力行に文字列が入力された状態で、OKボタンを押す
と、「 確認画面」3202に遷移する。キャンセルボ
タンを押すと、前払い処理を行わずに処理を終了する。
「前払い完了画面」3204は前払い処理が完了したこ
とを表示する。OKボタン、または、キャンセルボタン
を押すことで、処理を終了する。
【0112】図33は、ライセンス管理サーバ110の
有する機能を示す図である。クライアント部分ではユー
ザ登録アプレット3301、前払いアプレット330
2、課金処理機能DLL3303を有し、サーバとユー
ザ登録や課金処理を行うときにサーバの処理用CGIか
ら、自分の対応する処理を選んで処理を行う。また、ク
ライアント部分はライセンス管理プラットフォーム10
7を介して、ライセンス管理データベース109にアク
セスする。ここでの処理ではクライアント部分とサーバ
部分は、対になって構成される。図34は、図33で示
される処理を機能ごとに示す図であり、図30と同一部
分は同一符号で示している。図35で示される課金処理
機能部分3501は、クライアント部分とサーバー部分
と直接関係することがなく、独立して存在する。これ
は、ライセンス管理プラットフォーム107を通じて、
シップドコンテンツ3502から課金処理機能の一部と
して呼び出されるためである。
【0113】図36は、図1のユーザをクライアント部
分と想定し、クリアリングハウスをサーバ部分と想定し
た場合の本発明を実装するときの処理を示す図である。
【0114】WWWブラウザ3601はアプレット36
04を用いて、クリアリングハウス104があるライセ
ンス管理サーバ3607のWEBページ3602にアプ
レット3605を介してアクセスする。アプレット36
05をダウンロードして、アプレットからサーバアクセ
ス処理用のCGI3603にアクセスして、クリアリン
グハウス104のライセンス管理サーバのデータベース
3607を更新する。同時に、予めインストールされて
いるライセンス管理プラットフォーム107のネイテイ
ブコードにもアクセスする。サーバアクセス処理用CG
I3603からデータベース3607にアクセスし、ロ
グを残す。
【0115】アプレットは、ユーザ登録アプレットと前
払いアプレットの2つを作成する。ユーザ登録アプレッ
トは、クリアリングハウス104にユーザ登録する機能
を有する。また、前払いアプレットは、クリアリングハ
ウス104から前払い金額レコードを購入する機能と、
ライセンス管理データベース109に登録された課金レ
コードをクリアリングハウスへ回収する機能を有する。
【0116】サーバー部分は、クリアリングハウス10
4が提供するWWWサーバ上に、CGI、及び、そのC
GIから呼び出されるプログラムとして作成する。CG
Iは、クライアント側のアプレットから呼び出され、実
行される。CGIは、複数用意されており、ユーザ登録
アプレットと前払いアプレットから、適宜呼び出され
る。
【0117】図37は,課金処理機能のインターフェー
スの関係図を示す図である。ライセンス管理プラットフ
ォーム107とやり取りを行う場合には課金処理機能部
分を、クリアリングハウスが提供するダイナミックリン
クライブラリ(DLL)である課金処理機能DLLを共通
部分3701として作成する。
【0118】ライセンス管理プラットフォーム107か
ら課金レコード要求が課金処理機能DLLを経由し、課
金レコード作成に変換され、クリアリングハウス作成部
分3702に送られ、その結果、課金レコード登録を課
金処理機能DLL3701を経由してライセンス管理プ
ラットフォーム107に返す。DLLは、該当するシッ
プドコンテンツを利用する前に、予めインストールして
おかなければならない。インストール後は、ライセンス
管理プラットフォーム107から呼び出され、利用され
る。
【0119】図38は前払い金額レコードを示す図であ
る。前払い金額レコードは、ユーザがクリアリングハウ
ス104に一定の金額を前払いしたことを示す情報であ
り、ライセンス管理データベース109に記録される。
この情報には、登録日時、更新日時、クリアリングハウ
ス識別子、前払い日時、前払い金額、残高、その他の情
報が含まれる。
【0120】図39は課金レコードを示す図である。課
金レコードは、ユーザがシップドコンテンツを使用した
時に課金されたことを示す情報であり、ライセンス管理
データベース109に記録され、ライセンス管理サーバ
110の回収機能によって、クリアリングハウス104
に情報が転送される。クリアリングハウス104はこの
情報を元にクリエータ101及びディストリビュータ1
02に課金の分配を行う。この情報には、登録日時、更
新日時、クリアリングハウス識別子、課金額、シップド
コンテンツ識別子、クリエータ識別子、ディストリビュ
ータ識別子、コンテンツ識別子、残高、回収日時、その
他の情報が含まれる。
【0121】図40はユーザ情報ファイル2905を示
す図である。ユーザ情報ファイル2905はクリアリン
グハウス104に登録されたユーザを管理するためのフ
ァイルであり、ライセンス管理サーバ110のユーザ登
録機能から参照される。このファイル2905には、1
ユーザ当たり1行の文字列が記録され、その文字列の中
には、ユーザ識別子、パスワードの情報が含まれる。
【0122】図41は前払い金額ログファイル2906
を示す図である。前払い金額ログファイル2906はユ
ーザがクリアリングハウス104から前払い金額レコー
ドを購入したことを示す記録ファイルであり、ライセン
ス管理サーバ110の前払い機能が、前払い金額レコー
ドを作成した時にクリアリングハウス104に通知する
情報から作成される。このファイル2906には、前払
い金額レコード1件当たり1行の文字列が記録され、そ
の文字列の中には、ユーザ識別子、前払い日時、前払い
金額が含まれる。
【0123】図42は課金ログファイル2907を示す
図である。課金ログファイル2907はクリアリングハ
ウス104が、ユーザから課金レコードを回収したこと
を示す記録ファイルであり、ライセンス管理サーバ11
0の回収機能が、ライセンス管理データベース109か
ら回収した未回収状態の課金レコードの情報を元に作成
される。このファイル2907には、課金レコード1件
当たり1行の文字列が記録され、その文字列の中には、
ユーザ識別子、課金額、課金日時、シップドコンテンツ
識別子、クリアリングハウス識別子、クリエータ識別
子、ディストリビュータ識別子、コンテンツ識別子が含
まれる。
【0124】図43は、サイバー工房106の構成を示
す図である。メディアコンテナが数多く作られるように
なると、保有するメディアコンテナや外部から供給され
るメディアコンテナの数も自ずと増えてくる。これに伴
い、メディアコンテナを利用するユーザはメディアコン
テナの共通情報を整理・閲覧したり、所有する残金、支
払い状況といった情報を簡単な方法で閲覧したいという
要求が発生する。このようなニーズに対応して作られた
情報閲覧ツールを総称してサイバー工房と呼ぶ。ユーザ
によって扱うメディアコンテナ情報の閲覧方法はさまざ
まな形態が考えられるため、閲覧方法に決まった形は設
けず、ライセンス管理データベース109とメディアコ
ンテナから提供される情報だけを共通情報として規定す
る。本実施の形態ではライセンス管理データベース10
9とメディアコンテナからサイバー工房106に対して
提供される共通情報を規定し、これらの情報を用いて最
も代表的と思われる閲覧方法を説明する。ユーザの要求
により、サイバー工房の一覧表示機能4301はライセ
ンスプラットホーム107のデータベースアクセス機能
部1504をアクセスし、ライセンス状態情報150
1、課金状態情報1502、前払い情報1503のいず
れかを呼び出し、参照要求もしくは削除要求を行い、ユ
ーザに対して一覧表示を行う。または料金支払情報ビュ
ー機能4302はデータベースアクセス機能部1504
にアクセスし、課金状態情報1502、前払い情報15
03を呼び出し、前払い情報、課金状態の参照要求を行
い、ユーザに対して表示を行う。
【0125】まず、エントリ済みのメディアコンテナ共
通情報の表示、整理機能について説明する。ライセンス
管理データベース109からの情報の取得はメディアコ
ンテナがシステムにロードされると、メディアコンテナ
が持っている「メディアコンテナ名称」、「クリアリン
グハウス名称」等の各種情報がライセンス管理データベ
ース109に登録される。サイバー工房106では、こ
の登録された情報の中に含まれるメディアコンテナの共
通情報を利用する。不要となったエントリ情報の削除は
ユーザがメディアコンテナを入手していくに従い、使用
を検討したのだが結局、使わなかったものや、使用期限
が過ぎて使わなくなってしまったコンテナ等、今後使わ
ないことが明らかなものも増えてくる。これらは実際使
用していなくても、ライセンス管理データベース109
内には未使用の状態のメディアコンテナとして登録され
ており、サイバー工房106におけるエントリ済みのメ
ディアコンテナ表示でも常に対象として扱われることに
なる。ユーザにとって、このように不要となったメディ
アコンテナは登録を削除したくなる。そこで、ユーザイ
ンタフェースを有するサイバー工房106からこの操作
が出来るようにしておく必要がある。
【0126】外部から供給されるメディアコンテナ情報
の表示機能は外部からのメディアコンテナ共通情報の供
給形態として、メディアによる供給とインターネットに
よる供給の2通りが考えられる。両者とも、メディアコ
ンテナが数多く作られ、外部から供給されるようになっ
た際の最も一般的な供給形態と考えられるため、サイバ
ー工房106の機能としてこれらの情報を取り込み、閲
覧する機能が必要となる。そこで、特に、サイバー工房
106には、ユーザーが手元に保有するシップドコンテ
ンツの共通情報閲覧機能と、ライセンスを受けて課金さ
れた金額や残高に関する情報を表示する表示機能である
一覧表示機能4301と料金支払い情報ビュー機能43
02が設けられている。
【0127】次に、図44と図45を用いて、料金支払
い情報の表示例を説明する。ライセンス管理データベー
ス109には、各メディアコンテナに関する情報の他
に、残金や支払履歴といったユーザのお金に関する情報
も納められている。料金の支払いや残金に関する情報
は、ユーザにとってもっとも重要な情報であるため、サ
イバー工房106でその入出金状況の表示が行う。図4
4はシップドコンテンツ共通情報ビューを示す図であ
る。ユーザーがライセンス管理データベース109に登
録しているシップドコンテンツについて、それぞれのシ
ップドコンテンツに共通する情報を一覧で表示する。ま
た、不要となったシップドコンテンツをライセンス管理
データベース109から削除するためのユーザインタフ
ェースを持つ。
【0128】表示項目は次の通りである。シップドコン
テンツ名はシップドコンテンツの名称、クリエータ名は
シップドコンテンツのクリエータ名称を示す。クリアリ
ングハウス名は課金先のクリアリングハウス名称を示
す。許諾状態はシップドコンテンツの許諾状態の概略表
示を示す。コンテンツ種別はシップドコンテンツの種
別、テキスト、動画、合成 などを示す。入手日時は現
許諾状態の登録日時を示す。
【0129】この図44に対する機能・操作には、次の
ようなものが用意されている。 (1)一覧表示機能 シップドコンテンツ共通情報ビューを呼び出すと表示項
目が一覧で表示される。表示されるシップドコンテンツ
の順番は、ラインセンス管理プラットフォームから取得
した順である。 (2)スクロール ライセンス管理プラットフォーム107から取得したシ
ップドコンテンツが一定量を越えウィンドウに表示しき
れなくなった場合には、ビュー右側のスクロールバーを
用いて表示をスクロースさせる。 (3)ソート 各項目について、昇順・降順のソートが可能である。各
項目タイトルの上にある「△ボタン」、「▽ボタン」を
押すことにより、該当項目でのソートが行われ、一覧表
示が切り替わる。 (4)シップドコンテンツの登録削除 登録されているシップドコンテンツの登録を削除するに
は、該当するシップドコンテンツ表示の左端にあるチェ
ックボックスをチェックする。同様にして他の削除する
シップドコンテンツを指定した後、ビューの下にある
「登録削除ボタン」を押すことにより削除される(確認
のダイアログを出す)。
【0130】図45は料金支払い情報ビューの例を示す
図である。料金支払い情報ビューは、ユーザーがライセ
ンスを受け、シップドコンテンツに対して課金を受けた
額や前払い額の残高等を一覧で表示する。
【0131】クリアリングハウス名は課金先のクリアリ
ングハウス名称を示す。最終アクセス日は該当するクリ
アリングのライセンス管理サーバーに対してアクセスし
た最新の日付を示す。日時は課金、前払いが行われた日
時を示す。内容は課金を受けたシップドコンテンツ名か
「プリペイド」を示す。課金額は課金の場合の課金額
(前払い時は空白)を示す。前払い額は前払いの場合の
前払い額(課金の時は空白)を示す。残高は課金、前払
いが行われた時点までの前払い残高を示す。合計は課金
額、前払い額についての合計と、現残高を示す。
【0132】この図45に対する機能・操作として、次
のようなものが用意されている。 (1)一覧表示機能 料金支払い情報ビューを呼び出すと表示項目が一覧で表
示される。表示されるクリアリングハウスは、ラインセ
ンス管理プラットフォーム107から取得した順とな
る。 (2)スクロール ライセンス管理プラットフォーム107から取得した課
金・前払いの回数が一定量を越えウィンドウに表示しき
れなくなった場合には、ビュー右側のスクロールバーを
用いて表示をスクロースさせる。この際、合計欄はスク
ロール対象ではなく常に表示される。 (3)クリアリングハウスの切替え ビュー上部のクリアリングハウス名称左右のボタンを押
すことにより、クリアリングハウス104を切り替える
ことが出来る。切替えにより、最終アクセス日、一覧表
示も切り替わる。 (4)ソート 各項目について、昇順・降順のソートが可能である。各
項目タイトルの上にある△ボタン・▽ボタンを押すこと
により、該当項目でのソートが行われ、一覧表示が切り
替わる。残高項目は、この表示切替えに基づき再計算・
表示される。なお、クリエータ、ディストリビュータ、
ユーザ、クリアリングハウスのそれぞれで実行されるコ
ンピュータ処理は、CD−ROM等の記録媒体に格納し
て、あるいはインタネット等の通信媒体を経由して有償
で汎用のコンピュータにインストールして実行可能なよ
うに提供することが可能である。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
管理対象のディジタルコンテンツをその著作権保護処理
手段と利用権管理処理手段とを内包したプログラム部品
で構成されるコンテナに格納して配付し、該コンテナに
格納されたディジタルコンテンツをユーザコンピュータ
で利用するに際しては、該ユーザコンピュータが保有す
る利用権情報を送信させ、その利用権情報により当該ユ
ーザコンピュータが正当な利用権を有しているか否かを
前記利用権管理処理手段で判定し、正当な利用権を有し
ている条件でのみコンテナ内のディジタルコンテンツの
使用を許可するように構成したため、著作権者の権利を
保護しつつ、ディジタルコンテンツの再利用・再編集が
可能となり、ディジタルコンテンツの正当な利用を促進
することができる。
【0134】また、ディジタルコンテンツの利用者に対
し確実な課金トレースを行いつつ、ディジタルコンテン
ツの再利用・再編集が可能となり、著作権者への対価を
正当に保証しつつディジタルコンテンツの利用を促進す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流通管理方法を適用したディジタ
ルコンテンツの流通機構全体の一実施形態を示す構成図
である
【図2】本発明の全体の処理の概要を示す図である。
【図3】メディアコンテナの構成を示す図である。
【図4】メディアコンテナの処理を示すフローチャート
である。
【図5】合成コンテナの構成を示す図である。
【図6】メディアコンテナのサンプル例を示す図であ
る。
【図7】メディアコンテナのサンプル例を示す図であ
る。
【図8】各々のデータ構造を示す図である。
【図9】クリアリングハウスの設定項目を示す図であ
る。
【図10】クリエータの設定項目を示す図である。
【図11】コンテンツの設定項目を示す図である。
【図12】デイストリビュータの設定項目を示す図であ
る。
【図13】利用許諾条件設定項目を示す図である。
【図14】ユーザが購入したメディアコンテナのライセ
ンス定義情報を示す図である。
【図15】ライセンス管理プラットフォーム機能の構成
を示す図である。
【図16】データベースアクセス機能の詳細を示す図で
ある。
【図17】セキュリテイ情報の詳細を示す図である。
【図18】クリアリングハウステーブルに対するセキュ
リテイ情報を示すテーブルである。
【図19】前払い情報テーブルに対するセキュリテイ情
報を示すテーブルである。
【図20】課金状態情報テーブルに対するセキュリテイ
情報を示すテーブルである。
【図21】ライセンス状態情報テーブルに対するセキュ
リテイ情報を示すテーブルである。
【図22】セキュリテイフィールドの具体的な例を示す
図である。
【図23】ライセンス管理プラットフォーム環境ファイ
ルを示す図である。
【図24】コンピュータ単位でのデータベースの不正利
用を防ぐ処理を示すフローチャートである。
【図25】コンピュータIDチェック処理を示す図であ
る。
【図26】セキュリテイ機能の後処理を示す図である。
【図27】セキュリテイ機能の後処理を示す図である。
【図28】セキュリテイ機能の後処理を示す図である。
【図29】ライセンス管理サーバの機能関連について説
明する。
【図30】ライセンス管理サーバーの機能を詳細に説明
する。
【図31】ユーザ登録画面を示す図である。
【図32】前払い金額入力画面を示す図である。
【図33】ライセンス管理サーバーの有する機能を示す
図である。
【図34】各処理を機能ごとに示す図である。
【図35】課金処理機能のインターフェースを示す図で
ある。
【図36】クライアントサーバに実装するときの処理を
示す図である。
【図37】課金処理機能のインターフェースの関係図を
示す図である。
【図38】前払い金額レコードを示す図である。
【図39】課金レコードを示す図である。
【図40】ユーザ情報ファイルを示す図である。
【図41】前払い金額ログファイルを示す図である。
【図42】課金ログファイルを示す図である
【図43】サイバー工房を示す図である。
【図44】シップドコンテンツ共通情報ビューを示す図
である。
【図45】料金支払い情報ビューを示す図である。
【符号の説明】
101…クリエータ、102…ディストリビュータ、1
03…ユーザ、104…クリアリングハウス、105…
コンテンツ、106…サイバー工房、107…ライセン
ス管理プラットホーム、109…ライセンス管理データ
ベース、110…ライセンス管理サーバ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/54 G09C 1/00 660D 12/58 G06F 15/21 Z // G09C 1/00 660 H04L 11/20 101Z (72)発明者 岡本 泰次 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田中 一之 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 鈴鹿 豊明 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ間におけるディジタルコン
    テンツの流通を管理する方法であって、 管理対象のディジタルコンテンツをその著作権保護処理
    手段と利用権管理処理手段とを内包したプログラム部品
    で構成されるコンテナに格納して配付し、該コンテナに
    格納されたディジタルコンテンツをユーザコンピュータ
    で利用するに際しては、該ユーザコンピュータが保有す
    る利用権情報を送信させ、その利用権情報により当該ユ
    ーザコンピュータが正当な利用権を有しているか否かを
    前記利用権管理処理手段で判定し、正当な利用権を有し
    ている条件でのみコンテナ内のディジタルコンテンツの
    使用を許可することを特徴とするディジタルコンテンツ
    の流通管理方法。
  2. 【請求項2】 前記コンテナは、該コンテナに格納され
    た状態で流通経路に配付されるディジタルコンテンツの
    著作権を管理する管理サーバから管理対象のコンテナ単
    位に著作者識別情報と共にコンテナ制作コンピュータに
    交付することを特徴とする請求項1記載のディジタルコ
    ンテンツの流通管理方法。
  3. 【請求項3】 前記コンテナ制作コンピュータは、交付
    されたコンテナに対し、管理対象のディジタルコンテン
    ツを格納し、かつ管理サーバから交付された著作者識別
    情報を設定し、さらにディジタルコンテンツの利用条件
    を定めた利用条件情報を設定し、流通経路に配付するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のディジタルコン
    テンツの流通管理方法。
  4. 【請求項4】 前記利用権条件情報は、暗号化してコン
    テナ内に保持することを特徴とする請求項3記載のディ
    ジタルコンテンツの流通管理方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータ間におけるディジタルコン
    テンツの流通を管理する方法であって、 管理対象のディジタルコンテンツをその著作権保護処理
    手段と利用権管理処理手段とを内包したプログラム部品
    で構成されるコンテナに格納して配付し、該コンテナに
    格納されたディジタルコンテンツをユーザコンピュータ
    で利用するに際しては、該ユーザコンピュータが保有す
    る利用権情報を送信させ、その利用権情報により当該ユ
    ーザコンピュータが正当な利用権を有しているか否か、
    当該コンテナに設定されている対価に対する課金処理が
    成功したか否かを前記利用権管理処理手段で判定し、正
    当な利用権を有し、課金処理が成功した条件でのみコン
    テナ内のディジタルコンテンツの使用を許可することを
    特徴とするディジタルコンテンツの流通管理方法。
  6. 【請求項6】 前記コンテナは、該コンテナに格納され
    た状態で流通経路に配付されるディジタルコンテンツの
    著作権を管理する管理サーバから管理対象のコンテナ単
    位に、著作者識別情報と共にコンテナ制作コンピュータ
    に交付することを特徴とする請求項5記載のディジタル
    コンテンツの流通管理方法。
  7. 【請求項7】 前記コンテナ制作コンピュータは、交付
    されたコンテナに対し、管理対象のディジタルコンテン
    ツを格納し、かつ管理サーバから交付された著作者識別
    情報を設定し、さらにディジタルコンテンツの対価を含
    む利用条件を定めた利用条件情報を設定し、流通経路に
    配付することを特徴とする請求項5または6記載のディ
    ジタルコンテンツの流通管理方法。
  8. 【請求項8】 前記利用権条件情報は、暗号化してコン
    テナ内に保持することを特徴とする請求項7記載のディ
    ジタルコンテンツの流通管理方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータ間におけるディジタルコン
    テンツの流通を管理するシステムであって、 コンテナ制作コンピュータ内に配置され、管理対象のデ
    ィジタルコンテンツをその著作権保護処理手段と利用権
    管理処理手段とを内包したプログラム部品で構成される
    コンテナに格納して配付するコンテンツ配付手段と、 ディジタルコンテンツの著作権を管理する管理サーバ内
    に配置され、ディジタルコンテンツを格納するための前
    記コンテナを交付すると共に、該コンテナに格納された
    状態で流通経路に配付されるディジタルコンテンツの著
    作権を管理する手段と、 ディジタルコンテンツを利用するユーザコンピュータ内
    に配置され、前記コンテナに格納されたディジタルコン
    テンツを利用するに際して、ユーザコンピュータ自身が
    保有する利用権情報を利用対象のコンテナに送信し、コ
    ンテナ内のディジタルコンテンツの利用許諾を受け、当
    該ディジタルコンテンツを利用可能にする手段と、を備
    えることを特徴とするディジタルコンテンツの流通管理
    システム。
  10. 【請求項10】 前記コンテナは、前記管理サーバから
    管理対象のコンテンツ単位に、著作者識別情報と共にコ
    ンテナ制作コンピュータに交付されることを特徴とする
    請求項9記載のディジタルコンテンツの流通管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記コンテナ制作コンピュータは、交
    付されたコンテナに対し、管理対象のディジタルコンテ
    ンツを格納し、かつ管理サーバから交付された著作者識
    別情報を設定し、さらにディジタルコンテンツの利用条
    件を定めた利用条件情報を設定し、流通経路に配付する
    ことを特徴とする請求項9または10記載のディジタル
    コンテンツの流通管理システム。
  12. 【請求項12】 前記利用権条件情報を、暗号化してコ
    ンテナ内に保持する手段を備えることを特徴と請求項す
    る11記載のディジタルコンテンツの流通管理方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータ間においてディジタルコ
    ンテンツを流通させるシステムであって、管理対象のデ
    ィジタルコンテンツをその著作権保護処理手段と利用権
    管理処理手段とを内包したプログラム部品で構成される
    コンテナに格納して配付するコンテナ制作コンピュータ
    と、 ディジタルコンテンツを格納するための前記コンテナを
    交付すると共に、該コンテナに格納された状態で流通経
    路に配付されるディジタルコンテンツの著作権を管理す
    る管理サーバと、 該コンテナに格納されたディジタルコンテンツを利用す
    るに際して、自身が保有する利用権情報を利用対象のコ
    ンテナに送信し、コンテナ内のディジタルコンテンツの
    利用許諾を受け、当該ディジタルコンテンツを利用する
    ユーザコンピュータと、を備えることを特徴とするディ
    ジタルコンテンツの流通システム。
  14. 【請求項14】 コンピュータ間におけるディジタルコ
    ンテンツの流通を管理するシステムであって、 コンテナ制作コンピュータ内に配置され、管理対象のデ
    ィジタルコンテンツをその著作権保護処理手段と利用権
    管理処理手段とを内包したプログラム部品で構成される
    コンテナに格納して配付するコンテンツ配付手段と、 ディジタルコンテンツの著作権を管理する管理サーバ内
    に配置され、ディジタルコンテンツを格納するための前
    記コンテナを交付すると共に、該コンテナに格納された
    状態で流通経路に配付されるディジタルコンテンツの著
    作権及び利用権を管理する手段と、 ディジタルコンテンツを利用するユーザコンピュータ内
    に配置され、前記コンテナに格納されたディジタルコン
    テンツを利用するに際して、ユーザコンピュータ自身が
    保有する利用権情報を利用対象のコンテナに送信し、か
    つ当該コンテナに設定されている対価に対する課金処理
    を経てコンテナ内のディジタルコンテンツの利用許諾を
    受け、当該ディジタルコンテンツを利用可能にする手段
    と、を備えることを特徴とするディジタルコンテンツの
    流通管理システム。
  15. 【請求項15】 前記コンテナは、前記管理サーバから
    管理対象のコンテナ単位に、著作者識別情報と共にコン
    テンツ制作コンピュータに交付されることを特徴とする
    請求項14記載のディジタルコンテンツの流通管理シス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記コンテナ制作コンピュータは、交
    付されたコンテナに対し、管理対象のディジタルコンテ
    ンツを格納し、かつ管理サーバから交付された著作者識
    別情報を設定し、さらにディジタルコンテンツの利用条
    件を定めた利用条件情報を設定し、流通経路に配付する
    ことを特徴とする請求項14または15記載のディジタ
    ルコンテンツの流通管理システム。
  17. 【請求項17】 前記利用権条件情報を、暗号化してコ
    ンテナ内に保持する手段を備えることを特徴とする請求
    項16記載のディジタルコンテンツの流通管理方法。
  18. 【請求項18】 コンピュータ間においてディジタルコ
    ンテンツを流通させるシステムであって、 管理対象のディジタルコンテンツをその著作権保護処理
    手段と利用権管理処理手段とを内包したプログラム部品
    で構成されるコンテナに格納して配付するコンテナ制作
    コンピュータと、 ディジタルコンテンツを格納するための前記コンテナを
    交付すると共に、該コンテナに格納された状態で流通経
    路に配付されるディジタルコンテンツの著作権を管理す
    る管理サーバと、 該コンテナに格納されたディジタルコンテンツを利用す
    るに際して、自身が保有する利用権情報を利用対象のコ
    ンテナに送信し、かつ当該コンテナに設定されている対
    価の課金処理を経てコンテナ内のディジタルコンテンツ
    の利用許諾を受け、当該ディジタルコンテンツを利用す
    るユーザコンピュータと、を備えることを特徴とするデ
    ィジタルコンテンツの流通システム。
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