JP2001312478A - 共同作業オブジェクトのオーナ識別方法、コンピュータシステムおよびコンピュータ可読な記録媒体 - Google Patents

共同作業オブジェクトのオーナ識別方法、コンピュータシステムおよびコンピュータ可読な記録媒体

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JP2001312478A
JP2001312478A JP2000126622A JP2000126622A JP2001312478A JP 2001312478 A JP2001312478 A JP 2001312478A JP 2000126622 A JP2000126622 A JP 2000126622A JP 2000126622 A JP2000126622 A JP 2000126622A JP 2001312478 A JP2001312478 A JP 2001312478A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共同ワークエリア上に描画されつつある、あ
るいは描画されているオブジェクトのオーナを簡単に識
別する。特定のオーナによって描画されたオブジェクト
を選択的に識別し、オーナー単位でのオブジェクトの編
集操作を簡単に行う。 【解決手段】 ユーザシステムのノード識別コードとオ
ーナ識別子をユーザ管理テーブルに記憶し、ノード識別
コードとオブジェクト情報をオブジェクト管理テーブル
に記憶する。オブジェクトに対するイベント入力によ
り、オブジェクト管理テーブルのノード識別コードを取
得し、ユーザ管理テーブルのオーナ識別子を取得する。
このオーナ識別子をオブジェクトに関連付けて画面に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のクライアン
トを有するコンピュータシステムまたはコンピュータネ
ットワークを用いて行う共同作業環境を提供するシステ
ムに関し、特に、共同作業で生成されるオブジェクトの
オーナ識別に適用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータネットワーク技術の
進展に伴い、WWW(ワールドワイドウェブ)を業務、
取引、作業等に活用するニーズが増している。一般に業
務等を個人単独で行う例は少なく、むしろ複数人が同時
に情報を共有しつつ共同で作業を進めるのが一般的であ
る。
【0003】ウェブを用いた共同作業の環境を提供する
技術として、たとえば、特開平10−134461号公
報に記載の技術がある。同公報には、インターネットを
利用する二人以上のユーザが同時にHTML(Hyper Te
xt Markup Language)文書を参照しつつその移動変更等
を行えるシステムの提供を目的に、コンピュータシステ
ムおよび実行方法の発明が開示されている。このコンピ
ュータシステムでは、ソース側と受信側の共用クライア
ントコンピュータシステムにブラウザとウェブ共用マネ
ージャを有し、受信側共用クライアントのウェブ共用マ
ネージャがソース側のイベント・メッセージをソース側
のウェブ共用マネージャから受け取るように構成され
る。このため、イベント・メッセージがソース側と受信
側で共用され、共用クライアント上で同じウェブページ
の表示と制御が同時に実現される。
【0004】また、特開平5−113975号公報に
は、複数人あるいはグループで共用利用される文書の変
更箇所、変更内容をコメントと関連付けて表示すること
を目的とした共用文書処理システムが記載されている。
すなわち、文書コメント、版情報等を編集する各々のエ
ディタ部、あるいはこれらの各々の管理部を備えた複数
の端末に対し、編集文書、コメント、版情報を各々記憶
する記憶部を共通に設け、これら記憶された編集文書、
コメント、版情報等をリンクして記憶するとともに端末
から検索可能なように構成された技術が示されている。
このような構成により、ユーザは文書の変更箇所、変更
内容、変更理由等を関連を確認しながら見ることがで
き、作業グループ内での情報共有による意思疎通、共同
編集作業効率の向上が図れるとしている。
【0005】また、特開平10−134002号公報に
は、ファイル内の描画情報等の作成者に対し、任意の連
絡手段を用いてコンタクトできるようにすることを目的
とした共同作業支援システムが記載されている。この共
同作業支援システムでは、描画情報の作成者の識別情報
に対応させて少なくとも一種類の通信メディアにおける
作成者の連絡先を記憶しておき、描画情報を閲覧してい
るユーザの指示に応答して連絡先情報を取得し、作成者
の連絡先とユーザのコンピュータとを接続するように構
成されている。
【0006】これら公報記載の技術により、WWWを用
いた共同作業環境が提供され、また、文書に関する編
集、コメント、版情報が共通に参照でき、また、文書等
描画情報の作成者に速やかに連絡をとることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術に
よる共同作業の場合には、共同ワークエリア上の個々の
オブジェクト(描画図形、文書、文字、画像、動画映
像、音声、あるいはこれらの組み合わせ等作業環境内で
提供されるあらゆる対象が含まれる)にオーナーシップ
という概念がない。このため、複数人が共同作業に参加
している場合、現在描画されているオブジェクトや既に
描画され表示されているオブジェクトが誰によって描か
れているかの判別ができない。また、描画されたオブジ
ェクトの中で、あるオーナによるものだけを選択してこ
れに変更・修正・削除等の編集操作を加えたい場合があ
る。しかし、オーナーシップという概念のない従来技術
では、このような操作を一括して行うことはできない。
【0008】本発明の目的は、共同ワークエリア上に現
在描画されつつあるオブジェクト、あるいは、共同ワー
クエリア上に既に描画されているオブジェクトのオーナ
を識別できる技術を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、共同ワークエリア上
のオブジェクトの中からあるオーナによって描画された
オブジェクトを選択的に識別できる技術を提供すること
にある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、オーナー単位
でのオブジェクトの編集操作を簡単に行うことができる
技術を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願の発明の概略を説明
すれば、以下の通りである。すなわち、本発明のコンピ
ュータシステムは、各々が表示画面上に作業領域を表示
する複数のユーザシステムが接続されたコンピュータシ
ステムまたは複数のユーザシステムがコンピュータネッ
トワークを介して接続されたコンピュータシステムであ
って、各々の前記ユーザシステムは、前記ユーザシステ
ムに各々与えられたノード識別コードおよび前記ノード
識別コードに関連付けられたオーナ識別子を記録するユ
ーザ管理テーブルと、前記ノード識別コードに関連付け
られたオブジェクト情報を記録するオブジェクト管理テ
ーブルとを備える共同作業制御手段と、オブジェクトに
対するイベント入力により、前記オブジェクト管理テー
ブルを参照して前記オブジェクトに関連付けられている
前記ノード識別コードを取得し、前記ユーザ管理テーブ
ルを参照して前記取得されたノード識別コードに関連付
けられている前記オーナ識別子を取得し、前記取得され
たオーナ識別子を他のオーナ識別子のオブジェクトと識
別可能な態様でオブジェクトを前記画面に表示する手段
とを備える。
【0012】また、本願発明の共同作業オブジェクトの
識別方法は、複数のユーザシステムが接続されたコンピ
ュータシステムまたは複数のユーザシステムがコンピュ
ータネットワークを介して接続されたコンピュータシス
テムを用いた共同作業により生成されるオブジェクトの
識別方法であって、前記複数のユーザシステムのうち何
れかのユーザシステムが他のユーザシステムから共同作
業データを受信した時に、前記ユーザシステムが前記共
同作業データに含まれるノード識別コードを取得し、前
記ユーザシステムのユーザ管理テーブルを参照して前記
ノード識別コードに関連付けられたオーナ識別子を取得
するステップと、前記共同作業データに含まれるオブジ
ェクトデータを用いて前記ユーザシステムの画面にオブ
ジェクトを表示する時に、前記オーナ識別子を前記オブ
ジェクトの始点、終点その他前記オブジェクトを構成す
る点に重ねて表示するステップと、を含む。
【0013】また、本願発明の共同作業オブジェクトの
識別方法は、複数のユーザシステムが接続されたコンピ
ュータシステムまたは複数のユーザシステムがコンピュ
ータネットワークを介して接続されたコンピュータシス
テムを用いた共同作業により生成されたオブジェクトの
識別方法であって、前記ユーザシステムが他のユーザシ
ステムから受信した共同作業データに含まれるオブジェ
クトデータを前記他のユーザシステム毎のノード識別コ
ードに関連付けてオブジェクト管理テーブルに記憶し、
前記オブジェクトを前記ユーザシステムの画面に表示す
るステップと、前記画面に表示されている前記オブジェ
クトが選択された時に、前記オブジェクト管理テーブル
を参照して前記ノード識別コードを取得するステップ
と、前記取得されたノード識別コードに関連付けられた
オーナ識別子を前記ユーザシステムのユーザ管理テーブ
ルを参照して取得するステップと、前記オーナ識別子
を、前記選択されたオブジェクトの始点、終点その他前
記オブジェクトを構成する点に重ねて前記画面に表示す
るステップと、を含む。
【0014】このようなコンピュータシステムまたは識
別方法によれば、オブジェクトに関連付けてオーナ識別
子を表示するので、オブジェクトのオーナを簡単に識別
することができる。オーナ識別子としてはオーナ毎に定
義された文字・図形・絵文字(アイコン)等を例示でき
る。
【0015】ここで、前記イベント入力は、前記オブジ
ェクトの前記オーナによる描画操作または前記オブジェ
クトの前記オーナ以外のユーザによる選択操作とするこ
とができる。オーナによる描画操作の場合は、オブジェ
クトが描画されている状態、つまりオブジェクトが生成
されつつあるそのとき(リアルタイム)にオーナ識別子
が表示される。これにより複数人(特に3人以上)で共
同作業しているときに、リアルタイムにオブジェクトの
オーナを識別できる。オーナ以外のユーザによる選択操
作の場合は、選択操作されたときにオーナ識別子が表示
される。つまり、オブジェクトの描画後いつでもユーザ
の希望するときに個々のオブジェクトのオーナを識別で
きる。
【0016】選択操作には、たとえばタブキー等を用い
てオブジェクトを順次選択する操作、マウス等の入力デ
バイスを用いて画面(ワークエリア)上のポインタをオ
ブジェクト上に移動しマウス等をクリックする操作のほ
か、単にポインタをオブジェクト上に移動させて一定時
間その位置を維持する操作も含まれる。オーナ識別子が
表示される位置はオブジェクトの始点または終点その他
オブジェクトを構成する点に重なる位置を例示できる。
【0017】なお、本明細書においてオブジェクトが
「描画」と記載されている時には、特に明示しない限
り、「入力」「リンク」等、画面に表示されているオブ
ジェクトが生成される操作、動作を含む。つまり、前記
した通りオブジェクトは図形、画像に限られず、文字、
文書、動画、音声も含まれる。よってこれら文字、音声
等のオブジェクトがワークエリア上に表示されるような
操作を行うことも「オブジェクトが描画」される概念の
中に含まれる。
【0018】また、本発明のコンピュータシステムは、
複数のユーザシステムが接続されたコンピュータシステ
ムまたは複数のユーザシステムがコンピュータネットワ
ークを介して接続されたコンピュータシステムであっ
て、各々の前記ユーザシステムは、前記ユーザシステム
に各々与えられたノード識別コードが記録されるユーザ
管理テーブルと、前記ノード識別コードに関連付けられ
たオブジェクト情報が記録されるオブジェクト管理テー
ブルとを備える共同作業制御手段と、前記オーナを選択
する選択操作により、前記ユーザ管理テーブルを参照し
て前記選択されたオーナに係る前記ユーザシステムの前
記ノード識別コードを取得し、前記オブジェクト管理テ
ーブルを参照して前記取得されたノード識別コードに関
連付けられている前記オブジェクトを取得し、前記取得
されたオブジェクトとそれ以外のオブジェクトとを識別
して前記画面に表示する手段とを有する。
【0019】また、本願発明の共同作業オブジェクトの
識別方法は、複数のユーザシステムが接続されたコンピ
ュータシステムまたは複数のユーザシステムがコンピュ
ータネットワークを介して接続されたコンピュータシス
テムを用いた共同作業により生成されたオブジェクトの
識別方法であって、前記ユーザシステムが他のユーザシ
ステムから受信した共同作業データに含まれるオブジェ
クトデータを前記他のユーザシステム毎のノード識別コ
ードに関連付けてオブジェクト管理テーブルに記憶し、
前記オブジェクトを前記ユーザシステムの画面に表示す
るステップと、前記共同作業に参加するオーナのうち何
れかのオーナを選択したときに、前記選択されたオーナ
のユーザシステムに与えられたノード識別コードを前記
ユーザシステムのユーザ管理テーブルを参照して取得す
るステップと、前記取得されたノード識別コードに関連
付けられたオブジェクトを前記オブジェクト管理テーブ
ルを参照して取得するステップと、前記取得されたオブ
ジェクトの全てを他のオブジェクトと識別して前記画面
に表示するステップと、を含む。
【0020】このようなコンピュータシステムまたは識
別方法によれば、あるオーナに着目して、このオーナの
オブジェクトを他のオーナのオブジェクトと区別して表
示できる。これにより、共同作業中、共同作業後、ある
いは作業後に第三者によって作業がレビューされるよう
な場合にも共同ワークエリア上でのあるオーナによって
描画されたオブジェクトだけに注目することができる。
選択したオーナとその他のオーナとを区別して表示する
方法としては、たとえば選択オーナのオブジェクトをソ
リッドラインで表示し、その他のオーナのオブジェクト
をグレーアウトして表示する例を挙げることができる。
また、特定のオーナの選択の方法としては、ダイアログ
メニュー、共同ワークエリアのタイトルバー上に表示さ
れるメニュー等に共同作業に参加するメンバのリストを
表示してこれを選択する例を示すことができる。
【0021】上記の場合、取得されたオブジェクトに対
して、複写、移動、消去その他の編集操作を行う手段ま
たはステップを有することができる。これによりオーナ
単位でのオブジェクトの編集操作が可能になる。
【0022】また、この場合、ユーザ管理テーブルにノ
ード識別コードに関連付けられたセキュリティレベル情
報を記録し、編集操作が前記セキュリティレベル情報に
適合した範囲で許可されるようにすることができる。こ
れにより、権限のないオーナ以外の人の操作を制限して
オブジェクトの消去等共同作業結果の保全を図ることが
できる。
【0023】なお、上記した何れのコンピュータシステ
ムにおいても、画面に表示されるオーナ識別子または前
記取得されたオブジェクトとそれ以外のオブジェクトと
の識別表示が、タイマー操作により消去または解消され
る手段またはステップを有することができる。これによ
り、必要と思われる場合にのみオーナ識別子を表示し
て、限られた表示画面を有効に活用することができる。
【0024】また、前記コンピュータシステムには、前
記共同作業毎のセッションを制御する手段をさらに備
え、前記セッション制御手段には、前記セッションを識
別するセッション識別コードと、前記セッションに参加
するユーザを識別するユーザ識別コードと、前記ユーザ
の使用する前記ユーザシステムのノード識別コードとが
記録されたセッション管理テーブルを有し、前記セッシ
ョン制御手段は、前記セッション管理テーブルを参照
し、前記ユーザから送付されたデータに含まれるユーザ
識別コードが登録されたすべてのセッションについて、
そのセッションに参加する他のユーザシステムに前記デ
ータを送付することができる。このような構成により、
セッションマネージャ(セッションサーバ)を介した場
合においても本願発明を実施することが可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異
なる態様で実施することが可能であり、本実施の形態の
記載内容に限定して解釈すべきではない。なお、実施の
形態の全体を通して同じ要素には同じ番号を付するもの
とする。
【0026】以下の実施の形態では、主に方法またはシ
ステムについて説明するが、当業者であれば明らかなと
おり、本発明は方法、システムの他、コンピュータで使
用可能なプログラムコードが記録された媒体としても実
施できる。したがって、本発明は、ハードウェアとして
の実施形態、ソフトウェアとしての実施形態またはソフ
トウェアとハードウェアとの組合せの実施形態をとるこ
とができる。プログラムコードが記録された媒体として
は、ハードディスク、CD−ROM、光記憶装置または
磁気記憶装置を含む任意のコンピュータ可読媒体を例示
できる。
【0027】本実施の形態で利用できるコンピュータシ
ステムには、中央演算処理装置(CPU)、主記憶装置
(メインメモリ:RAM(Random Access Memory))、不
揮発性記憶装置(ROM(Read Only Memory))等を有
し、これらがバスで相互に接続される。バスには、その
他コプロセッサ、画像アクセラレータ、キャッシュメモ
リ、入出力制御装置(I/O)等が接続される。バスに
は、適当なインターフェイスを介して外部記憶装置、デ
ータ入力デバイス、表示デバイス、通信制御装置等が接
続されてもよい。その他、一般的にコンピュータシステ
ムに備えられるハードウェア資源を備えることが可能な
ことは言うまでもない。外部記憶装置は代表的にはハー
ドディスク装置が例示できるが、これに限られず、光磁
気記憶装置、光記憶装置、フラッシュメモリ等半導体記
憶装置も含まれる。なお、データの読み出しのみに利用
できるCD−ROM等の読み出し専用記憶装置もデータ
あるいはプログラムの読み出しにのみ適用する場合には
外部記憶装置に含まれる。データ入力デバイスには、キ
ーボード等の入力装置、マウス等ポインティングデバイ
スを備えることができる。データ入力デバイスには音声
入力装置も含む。表示装置としては、CRT、液晶表示
装置、プラズマ表示装置が例示できる。本実施の形態の
コンピュータシステムには、パーソナルコンピュータ、
ワークステーション、メインフレームコンピュータ等各
種のコンピュータが含まれる。
【0028】各コンピュータシステムで利用されるプロ
グラムは、他のコンピュータシステムに記録されていて
も良い。つまり、コンピュータシステムで利用する一部
のプログラムをリモートコンピュータで分散的に処理ま
たは実行できる。なお、他のコンピュータシステムに記
録されたプログラムをアドレスで参照する場合には、D
NS、URL等を用ることができる。
【0029】以下の実施の形態で説明するコンピュータ
システム間の通信には、複数のコンピュータシステムが
相互に接続されるLAN、WAN等を用いてもよく、ま
た、インターネットを用いてもよい。これら接続に用い
られる通信回線は、専用線、公衆回線の何れでも良い。
また本発明は、単一のコンピュータシステムで実現され
てもよい。
【0030】本明細書においてインターネットという用
語には、イントラネットおよびエクストラネットも含む
ものとする。インターネットへのアクセスという場合、
イントラネットやエクストラネットへのアクセスをも意
味する。コンピュータネットワークという用語には、公
的にアクセス可能なコンピュータネットワークと私的な
アクセスしか許可されないコンピュータネットワークと
の両方が含まれるものとする。
【0031】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態である共同作業システムの概要を示す概念図であ
る。本実施の形態の共同作業システム100では、セッ
ションマネージャ101を介してユーザシステムである
コラボレーションクライアント102A、102Bが接
続されている。各コラボレーションクライアントには、
ワークエリア103A、103Bが生成される。ワーク
エリア103A、103Bは、各々コラボレーションク
ライアント102A、102Bの画面に表示される領域
(エリア)であり、ソフトウエア的に実現される機能で
ある。各種の文書(たとえばHTML文書)の表示、編
集等が行える他、表示されている文書あるいは図形に重
ねて、任意の描画図形をアノテーションデータとして入
力、表示、編集等する機能を持つ。さらに、HTML文
書等の有するデータフィールドにデータを入力し、入力
されたデータを表示、編集等する機能を持つ。
【0032】なお、ここではコラボレーションクライア
ント(ユーザシステム)が2つの場合を例示している
が、それ以上のユーザシステムが接続できることは勿論
である。また、各コラボレーションクライアントは、各
々同様の構成を有し、機能的にも等価である。つまり、
その1つが共同作業データの発信側の場合にはその他は
共同作業データの受信側として機能するが、任意のコラ
ボレーションクライアントは送信側・受信側の何れのシ
ステムとしても機能が可能である。事実これら受信送信
の機能は煩雑に交代される。本明細書においてコラボレ
ーションクライアント102A、102Bを区別する必
要が無いときには、単にコラボレーションクライアント
102と表現する。
【0033】図2は、セッションマネージャの構成の一
例を示したブロック図であり、図3は、コラボレーショ
ンクライアントの構成の一例を示したブロック図であ
る。セッションマネージャ101には、セッション管理
テーブル104、セッション管理部105、通信部10
6を含み、コラボレーションクライアント102には、
通信部107、入力データ解析部108、外部イベント
入力部109、ユーザ管理部110、ユーザ管理テーブ
ル111、オブジェクト管理部112、オブジェクト管
理テーブル113、描画・出力部114を含む。
【0034】セッション管理部105は、あるユーザか
らデータを受信したとき、そのデータを同一セッション
に参加する他のユーザに転送する。データの送受信は通
信部106を介して行う。
【0035】受信したデータの転送先の判断には、セッ
ション管理テーブル104を参照する。図4は、セッシ
ョン管理テーブル104の一例を示した表図である。ス
テップ4に示すように、セッション管理テーブル104
には、セッション毎のセッションID(SID)、その
セッションに参加するユーザのID(UID)およびそ
のユーザのシステム(コラボレーションクライアント)
のノードID(NID)を記録する。セッション管理部
105は、受信したデータからセッションIDを取得
し、セッション管理テーブル104を参照してそのセッ
ションIDに含まれるユーザリストの他のユーザにデー
タを送信する。送信先の参照にはノードIDが参照され
る。
【0036】通信部106、107には、コンピュータ
システム間で通信できるあらゆる技術を適用できる。た
とえばTCP/IPプロトコルに適合したインターフェ
イスとモデム・ターミナルアダプタ等のデータターミナ
ル、LANインターフェイス等を例示できる。通信部1
06には、公知のSSL等暗号化技術を含めることがで
きる。
【0037】入力データ解析部108は、セッションマ
ネージャ101から通信部106、107を介して受信
したデータあるいは外部イベント入力部109からの入
力を解析する。たとえば受信データに含まれるノードI
D(NID)を取得し、後に説明するオーナ識別子、セ
キュリティレベル、オブジェクトデータ等を取得し、ユ
ーザ管理部110やオブジェクト管理部112に各デー
タを引き渡す。また、次に説明する外部イベント入力部
109からの入力に応じて適当な動作を発生させるよう
機能する。
【0038】外部イベント入力部109は、外部からの
入力、たとえばマウス等のポインティングデバイス等を
用いたオブジェクトの選択、あるいはキーボード等の入
力デバイスからの入力を受け付け、イベントとして入力
データ解析部108に引き渡す。
【0039】ユーザ管理部110では、共同作業に参加
するユーザを管理する。ユーザ管理部110でのユーザ
の管理には、ユーザ管理テーブル111を参照する。図
5は、ユーザ管理テーブル111の一例を示した表図で
ある。 ユーザ管理テーブル111には、共同作業に参
加しているユーザ毎に、ノードID(NID)、ユーザ
名(U)、オーナ識別子(OID)、セキュリティレベ
ル(S)が記録される。ノードIDは、前記の通りユー
ザが用いているユーザシステム(コラボレーションクラ
イアント102)を識別するコードである。ユーザ名
(U)は、ユーザの名称である。オーナ識別子(OI
D)はユーザに与えられた個別の識別子であり、そのユ
ーザを表示する文字、図形、絵文字(アイコン)等が例
示できる。セキュリティレベル(S)は、そのユーザに
オーナシップがあるオブジェクトに他のユーザが編集削
除等を加える場合に許容されるレベルを指定するコード
である。ユーザ管理テーブル111を参照したユーザ管
理部110の動作については、後に説明する識別方法の
説明において詳述する。
【0040】オブジェクト管理部112は、オブジェク
ト管理テーブル113を参照してユーザシステムに表示
されるオブジェクトを管理する。図6は、オブジェクト
管理テーブル113の一例を示した表図である。オブジ
ェクト管理テーブル113には、オブジェクトごとにオ
ブジェクトデータ、ノードID(NID)、グレーアウ
トフラグが記録される。オブジェクトデータは、たとえ
ばオブジェクトの種類(線、四角形等)、オブジェクト
の始点、終点のデータが含まれる。始点、終点のデータ
はたとえばx、y座標で与えられる。グレーアウトフラ
グは、オブジェクトがソリッドラインで表示されている
(フラグ=0)かグレーアウトして表示されているか
(フラグ=1)を示すフラグである。ここではグレーア
ウトを例示しているが、オブジェクトを識別して表示で
きるものであれば特にグレーアウトに限られるものでは
ない。たとえばオブジェクトの色を変える、オブジェク
トを立体的に装飾して表示する等他の表示形態を用いて
も良いことは勿論である。
【0041】描画・出力部114は、ユーザシステムの
表示装置にオブジェクトを表示する制御部である。描画
・出力部114で制御されて表示されるオブジェクトは
ワークエリア103に表示される。後に詳述するよう
に、オブジェクト、ユーザ識別子等が表示される。
【0042】次に、前記システムを用いた共同作業オブ
ジェクトの識別方法を説明する。図7は、共同作業が開
始されるときに送受信されるデータのフォーマットを示
した図である。共同作業が開始される際のデータには、
ユーザID(UAID)、ノードID、オーナ識別子、
セキュリティレベルが含まれる。また、図8は共同作業
中に送受信されるデータのフォーマットを示した図であ
る。共同作業中のデータにはユーザID(UAID)、
ノードID、オブジェクトデータが含まれる。オブジェ
クトデータは複数でも良い。
【0043】図9は、共同作業が開始される際の動作の
一例を示したフローチャートである。あるコラボレーシ
ョンクライアント102が共同作業を開始すると(ステ
ップ120)、他の共同作業者(コラボレーションクラ
イアント102)にオーナー識別子を含むデータを送信
する(ステップ121)。このデータは前記図7に示す
データフォーマットを持つ。なお、データの送信はセッ
ションマネージャ101に対して行われる。セッション
マネージャ101はデータに含まれるユーザID(UA
ID)を取得し、セッション管理テーブル104を参照
して、そのUAIDを含むセッションのノードリストN
ID(データの発信元は除く)にこのデータを送信す
る。
【0044】前記データを受けたコラボレーションクラ
イアント102は、ユーザ管理テーブル111に新しい
ユーザを追加する(ステップ122)。そして、ユーザ
管理テーブル111の新しいユーザの欄にノードID、
ユーザ名、オーナ識別子、セキュリティレベルを順次記
憶する(ステップ123〜126)。
【0045】次に、他の共同作業者から共同作業(コラ
ボレーション)開始のデータを受信しているか否かを判
断し(ステップ127)、受信している場合にはステッ
プ122に戻って処理を行い、受信していないときには
共同作業の処理を開始する(ステップ128)。
【0046】図10は、共同作業中の動作の一例を示し
たフローチャートである。あるコラボレーションクライ
アント102から共同作業データが送信されると、その
他のコラボレーションクライアント102は、そのデー
タを受信する(ステップ130)。このデータのフォー
マットは図8に示す通りである。
【0047】データを受信したコラボレーションクライ
アント102は、受信データの第1ブロックを取得し
(ステップ131)、データの終わりであるか否かを判
断する(ステップ132)。データの終わりであれば終
了操作を行ない(ステップ133)、データの終わりで
なければ次ステップ(ステップ134)に進む。なお、
第1ブロックにはUAID、ノードIDが含まれる。取
得したデータブロックがノードIDであるか否かを判断
し(ステップ134)、ノードIDであれば、取得した
ノードIDをNIDに代入し(ステップ135)、ユー
ザ管理テーブル111からNID(ノードID)に対応
するオーナ識別子(OID)を取得する。その後ステッ
プ148に進んで次ブロックを取得し(ステップ14
8)、ステップ132に戻る。
【0048】次に取得したデータブロックがノードID
でない場合(オブジェクトデータである場合)、オブジ
ェクト管理テーブル113に新たなオブジェクトを追加
する(ステップ137)。この新たなオブジェクトの欄
にオブジェクトの種類、始点、終点、NID(ノード識
別子)を各々記憶する(ステップ138〜141)。
【0049】次に、このノードIDに対応するオーナ識
別子(OID)が表示中であるか否かを判断し(ステッ
プ142)、表示中である場合にはこのオーナ識別子
(OID)を消去し(ステップ143)、表示タイマを
消去する(ステップ144)。その後、ステップ145
に進む。オーナ識別子(OID)が表示中でない場合に
は、ステップ143、144に進むことなくステップ1
45に進み、オブジェクトの始点にオーナ識別子(OI
D)を描画する(ステップ145)。オーナ識別子(O
ID)を表示した時点で表示タイマを始動させ(ステッ
プ146)、オブジェクトを描画する(ステップ14
7)。その後、次のデータブロックを取得し(ステップ
148)、ステップ132に戻って処理を継続する。ス
テップ132でデータブロックの終了が検出されると処
理を終了する(ステップ133)。
【0050】図11は、上記処理が行われた場合の表示
画面の一例を示す画面図である。図では、共同作業に参
加するユーザ「B」「C」「D」がほぼ同時にオブジェ
クトであるアノテーション画像を描画した場合を示して
いる。各オブジェクトに重ねて「B」「C」「D」のオ
ーナ識別子が表示され、各オブジェクトのオーナが誰で
あるかを識別することができる。また、本実施の形態で
は、上記のような処理ステップを経ることにより、表示
画面を見ているユーザには、他のユーザからのオブジェ
クトの入力(描画)とほぼ同時にオーナ識別子が表示さ
れる。つまりリアルタイムにオーナを識別することがで
きる。これにより共同作業オブジェクトのオーナを極め
て簡単に識別することができる。
【0051】なお、図12は、表示タイマの終了処理の
一例を示したフローチャートである。表示タイマが生成
され、表示が開始されてから、タイマで設定された時刻
が経過した時に表示タイマが終了する(ステップ14
9)。その後、表示中のオーナ識別子を消去し(ステッ
プ150)、表示タイマを消去する(ステップ15
1)。これにより、オブジェクトの表示は維持したま
ま、オーナ識別子(図11では「B」「C」「D」の表
示)のみが消去される。オーナ識別子の表示は本実施の
形態ではオブジェクトが描画されつつあるときにだけ一
定時間表示され、その後は消去される。オーナ識別子の
表示はユーザが認識したいであろうオブジェクトの描画
時にのみ表示され、その後はむしろ邪魔になる可能性が
ある。このような不必要な表示を消去して表示画面を有
効に活用できる。なお、ユーザは、後に説明するよう
に、必要なときにオブジェクトのオーナを表示すること
ができる。
【0052】また、本実施の形態では、オーナ識別子
(図11では「B」「C」「D」)を表示してオーナを
識別したが、オーナごとに定めた色、トーンで区分けし
てオブジェクトを表示しても良い。また、オーナごとに
ことなるパターンでオブジェクトを点滅させて識別して
も良い。その他オーナを識別できる態様で表示される表
示態様の全てを含むことができることは勿論である。
【0053】また、本実施の形態では、オーナ識別子を
オブジェクトの始点に表示したが、オブジェクトの終
点、その他オブジェクト上の何れの点に表示しても良
く、さらに、オブジェクトとの関連が明白である以上、
オブジェクトの近傍に表示してもかまわない。
【0054】(実施の形態2)図13は、本発明の他の
実施の形態である共同作業オブジェクトの識別方法の一
例を示したフローチャートである。本実施の形態の識別
方法は、実施の形態1におけるシステムと同じシステム
を用いて実施する。また、共同作業を開始する際の処理
も実施の形態1と同様である。
【0055】共同作業に参加している任意のユーザがオ
ブジェクトのオーナを識別したいと考えた時の処理を例
示する。まず、ユーザは、ワークエリア103に表示さ
れているオブジェクトを選択する(ステップ152)。
選択は、たとえば選択しようとするオブジェクトにポイ
ンティングデバイスのアイコン(たとえば矢印)を合わ
せ、この状態でマウスボタンをクリックすることにより
行う。その他、アイコンをオブジェクト上に一定時間
(数秒)留めることにより選択操作させても良い。
【0056】次に、選択されたオブジェクトに対応付け
られているノードIDをオブジェクト管理テーブル11
3から取得する(ステップ153)。その後、オブジェ
クト管理テーブル113からオブジェクトの始点を取得
し(ステップ154)、ユーザ管理テーブル111から
ノードIDに対応するオーナ識別子を取得する(ステッ
プ155)。次に、取得されたオーナ識別子を前記取得
したオブジェクトの始点に表示する(ステップ15
6)。その後タイマーを始動させ(ステップ157)、
処理を終了する(ステップ158)。 なお、始動され
たタイマの消去処理は実施の形態1と同様である。
【0057】図14は、前記処理を行ったときの表示画
面の一例を示す画面図である。ここでは、オブジェクト
「Important!」を選択した場合を示してい
る。オブジェクト「Important!」の始点にオ
ーナ識別子「C」が表示され、「Important
!」というオブジェクトのオーナがCであることが識別
できる。このように本実施の形態の識別方法であれば、
ユーザが望むときにいつでもオーナをオブジェクト上に
表示でき、簡便にオブジェクトのオーナを識別できる。
【0058】なお、ここではオーナ識別子をオブジェク
トの始点に表示する例を説明したが、オブジェクトの終
点その他オブジェクトを構成する点のいずれの点に重ね
て表示しても良い。また、オブジェクトとの関連性が明
白であるかぎり、オブジェクトに重ねて表示する必要は
なく、その近傍に表示しても良い。
【0059】(実施の形態3)図15は、本発明のさら
に他の実施の形態である共同作業オブジェクトの識別方
法の一例を示したフローチャートである。 本実施の形
態の識別方法は、実施の形態1におけるシステムと同じ
システムを用いて実施する。また、共同作業を開始する
際の処理も実施の形態1と同様である。
【0060】共同作業に参加している任意のユーザが特
定のオーナのオブジェクトを識別したいと考えた時の処
理を例示する。まず、ユーザは注目したいオーナを選択
する(ステップ159)。次に、ユーザ管理テーブル1
11から選択されたオーナのノードIDを取得する(ス
テップ160)。取得されたノードIDはN1として記
憶する。
【0061】次に、変数iに1を代入し、変数objNumに
オブジェクト数を代入する(ステップ161)。
【0062】次に、全オブジェクトについてループを形
成するために、変数iを判断し(ステップ162)、i
がobjNum以下の場合には、オブジェクト管理テーブル1
13からi番目のオブジェクト(O)を取得し(ステッ
プ163)、オブジェクト管理テーブル113からオブ
ジェクト(O)のノードID(N2)を取得する(ステ
ップ164)。さらに、オブジェクト管理テーブル11
3からオブジェクト(O)のグレーアウトフラグ(F)
を取得する(ステップ165)。
【0063】次に、注目しているオーナのノードID
(N1)が取得したノードID(N2)と等しいかを判
断し(ステップ166)、等しくない(対象とするオブ
ジェクトのオーナ(N2)が注目しているオーナ(N
1)と相違している)場合には対象オブジェクト(O)
をグレーアウト表示し(ステップ167)、フラグ
(F)を1(グレーアウト表示していることを示す)に
する(ステップ168)。その後iに1を加えて(ステ
ップ169)、ステップ162に戻る。
【0064】ステップ166で等しい(対象とするオブ
ジェクトのオーナ(N2)が注目しているオーナ(N
1)と一致している)と判断された場合には、グレーア
ウトフラグ(F)が1(グレー表示されている)でない
かを判断し(ステップ170)、グレーアウト表示され
ている(F=1)時にはオブジェクトを再描画(ステッ
プ171)した後、フラグを0にして(ステップ17
2)、ステップ169に進む。グレーアウト表示されて
いなければ(F!=1)、そのままステップ169に進
む。
【0065】ステップ169ではiに1が加えられ、i
+1番目のオブジェクトを対象に同様の操作が繰り返さ
れる。iがobjNum(オブジェクト数)を超えた段階でグ
レーアウトタイマが始動し(ステップ173)、処理を
終了する(ステップ174)。
【0066】図16は、この段階の表示画面の一例を示
す画面図である。ここでは、注目するオーナとして
「C」を選択した場合を示している。「C」以外のオー
ナのオブジェクトはグレーアウトして表示されている。
【0067】本実施の形態によれば、特定のオーナに着
目して、そのオーナとそれ以外のオーナのオブジェクト
を簡単に区別することができる。このような識別方法を
用いることにより、たとえば共同作業の後にリビューを
行うような場合に、特定のオーナに着目して、そのオー
ナが行った作業のみをわかりやすい形態で表示できる。
これによりリビューを効率的に行うことが可能になる。
【0068】なお、図17は、オーナの選択方法の例を
示す部分表示画面図である。すなわち、図17(a)に
示すように、各オーナをアイコンで表示するボタンをダ
イアログボックスに表示し、このダイアログ内のオーナ
を選択する方法を採用できる。また、図17(b)に示
すように、ワークエリアのメニュー領域に、各オーナを
アイコンで示するボタンを表示し、これを選択すること
ができる。また、図17(c)に示すように、実施の形
態2で説明したオーナの選択方法を採用することもでき
る。
【0069】また、図18は、グレーアウトタイマの終
了処理の一例を示すフローチャートである。グレーアウ
トタイマが生成され、グレーアウトが開始されてから、
タイマで設定された時刻が経過した時にグレーアウトタ
イマが終了する。その後、変数iに1を代入し、変数ob
jNumにオブジェクト数を代入する(ステップ175)。
全オブジェクトについてループを形成するために、変数
iを判断し(ステップ176)、iがobjNum以下の場合
には、オブジェクト管理テーブル113からi番目のオ
ブジェクト(O)を取得し(ステップ177)、オブジ
ェクト管理テーブル113からオブジェクト(O)のグ
レーアウトフラグ(F)を取得する(ステップ17
8)。次にグレーアウトフラグ(F)が1(グレー表示
されている)でないかを判断し(ステップ179)、グ
レーアウト表示されている(F=1)時にはオブジェク
トを再描画(ステップ180)した後、フラグを0にし
て(ステップ181)、ステップ182に進む。 グレ
ーアウト表示されていなければ(F!=1)、そのまま
ステップ182に進む。ステップ182ではiに1が加
えられ、i+1番目のオブジェクトを対象に同様の操作
が繰り返される。iがobjNum(オブジェクト数)を超え
た段階でグレーアウトタイマが消去し(ステップ18
3)、処理を終了する(ステップ184)。
【0070】また、本実施の形態では、さらにオーナ毎
のオブジェクトを一括して編集加工することができる。
図19は、本実施の形態の識別方法の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【0071】まず、オーナ識別子(OID)を選択する
ことにより注目するオーナを選択する(ステップ18
5)。次に、ユーザ管理テーブル111からそのオーナ
識別子に対応するセキュリティレベルを取得する(ステ
ップ186)。次に、取得したセキュリティレベルに合
わせて編集加工のポップアップメニューを表示する(ス
テップ187)。その後、編集加工を行い処理を終了す
る(ステップ189)。図20は、前記処理を行い、ポ
ップアップメニューを表示した段階の表示画面を例示す
る表示画面図である。
【0072】このような処理により、オーナ毎の一括し
た編集加工処理が可能になる。なお、図20の例では、
オブジェクトの削除(Delete)が可能なように表示され
ているが、セキュリティレベルにより削除が許可されて
いないときには、「Delete」がメニュー表示されないこ
とは勿論である。
【0073】また、ここでは、オーナ毎の一括編集処理
について説明したが、オブジェクトごとの編集加工が可
能なことは勿論である。
【0074】また、ここでは、選択されたオーナのオブ
ジェクト以外をグレーアウトして表示する例を説明した
が、選択オブジェクト以外を、色分け、点滅等により、
区分けして表示できることは勿論、選択オブジェクトの
全てに実施形態2で説明したようなオーナ識別子を表示
することも可能である。
【0075】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0076】たとえば、前記実施の形態では、セッショ
ンマネージャ101を介してコラボレーションクライア
ント102が接続されている例を説明したが、図21に
示すように、セッションマネージャを介さず、コラボレ
ーションクライアント102A、102Bが直接接続さ
れてもよい。この場合、共同作業開始の際のデータのフ
ォーマットは図22に示す通りであり、共同作業中のデ
ータのフォーマットは図23に示す通りである。図2
2、23に示すデータフォーマットでは、セッションマ
ネージャで用いるUAIDが必要なく、その他のデータ
は図7、8と同様である。
【0077】
【発明の効果】本願で開示される発明のうち、代表的な
ものによって得られる効果は、以下の通りである。
【0078】すなわち、共同ワークエリア上に現在描画
されつつあるオブジェクト、あるいは、共同ワークエリ
ア上に既に描画されているオブジェクトのオーナを簡単
に識別できる。また、共同ワークエリア上のオブジェク
トの中からあるオーナによって描画されたオブジェクト
を選択的に識別できる。また、オーナー単位でのオブジ
ェクトの編集操作を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である共同作業システム
の概要を示す概念図である。
【図2】セッションマネージャの構成の一例を示したブ
ロック図である。
【図3】コラボレーションクライアントの構成の一例を
示したブロック図である。
【図4】セッション管理テーブルの一例を示した表図で
ある。
【図5】ユーザ管理テーブルの一例を示した表図であ
る。
【図6】オブジェクト管理テーブルの一例を示した表図
である。
【図7】共同作業が開始されるときに送受信されるデー
タのフォーマットを示した図である。
【図8】共同作業中に送受信されるデータのフォーマッ
トを示した図である。
【図9】共同作業が開始される際の動作の一例を示した
フローチャートである。
【図10】共同作業中の動作の一例を示したフローチャ
ートである。
【図11】表示画面の一例を示す画面図である。
【図12】表示タイマの終了処理の一例を示したフロー
チャートである。
【図13】本発明の他の実施の形態である共同作業オブ
ジェクトの識別方法の一例を示したフローチャートであ
る。
【図14】表示画面の一例を示す画面図である。
【図15】本発明のさらに他の実施の形態である共同作
業オブジェクトの識別方法の一例を示したフローチャー
トである。
【図16】表示画面の一例を示す画面図である。
【図17】オーナの選択方法の例を示す部分表示画面図
である。
【図18】グレーアウトタイマの終了処理の一例を示す
フローチャートである。
【図19】本発明の一実施の形態である識別方法の他の
例を示すフローチャートである。
【図20】ポップアップメニューを表示した段階の表示
画面を例示する表示画面図である。
【図21】本発明の共同作業システムの他の例を示す概
念図である。
【図22】共同作業が開始されるときに送受信されるデ
ータのフォーマットを示した図である。
【図23】共同作業中に送受信されるデータのフォーマ
ットを示した図である。
【符号の説明】
100…共同作業システム、101…セッションマネー
ジャ、102…コラボレーションクライアント、103
…ワークエリア、104…セッション管理テーブル、1
05…セッション管理部、106、107…通信部、1
08…入力データ解析部、109…外部イベント入力
部、110…ユーザ管理部、111…ユーザ管理テーブ
ル、112…オブジェクト管理部、113…オブジェク
ト管理テーブル、114…描画・出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AE02 BE07 5B089 GA21 GB10 JA16 KA10 KA13 KC15 KC51 KG03 LB01 LB14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が表示画面上に作業領域を表示する
    複数のユーザシステムが接続されたコンピュータシステ
    ムまたは複数のユーザシステムがコンピュータネットワ
    ークを介して接続されたコンピュータシステムであっ
    て、 各々の前記ユーザシステムは、前記ユーザシステムに各
    々与えられたノード識別コードおよび前記ノード識別コ
    ードに関連付けられたオーナ識別子を記録するユーザ管
    理テーブルと、前記ノード識別コードに関連付けられた
    オブジェクト情報を記録するオブジェクト管理テーブル
    とを備える共同作業制御手段と、 オブジェクトに対するイベント入力により、前記オブジ
    ェクト管理テーブルを参照して前記オブジェクトに関連
    付けられている前記ノード識別コードを取得し、前記ユ
    ーザ管理テーブルを参照して前記取得されたノード識別
    コードに関連付けられている前記オーナ識別子を取得
    し、前記取得されたオーナ識別子を他のオーナ識別子の
    オブジェクトと識別可能な態様でオブジェクトを前記画
    面に表示する手段と、を備えるコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記イベント入力は、前記オブジェクト
    の前記オーナによる描画操作または前記オブジェクトの
    前記オーナ以外のユーザによる選択操作である請求項1
    記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記オーナ識別子が、前記オブジェクト
    の始点または終点その他前記オブジェクトを構成する点
    に重ねて表示される請求項1または2記載のコンピュー
    タシステム。
  4. 【請求項4】 前記取得されたオブジェクトに対して、
    複写、移動、消去その他の編集操作を行う手段を有する
    請求項3記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記ユーザ管理テーブルには、前記ノー
    ド識別コードに関連付けられたセキュリティレベル情報
    がさらに記録され、前記編集操作が前記セキュリティレ
    ベル情報に適合した範囲で許可される請求項4記載のコ
    ンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記画面に表示されるオーナ識別子また
    は前記取得されたオブジェクトとそれ以外のオブジェク
    トとの識別表示が、タイマー操作により消去または解消
    される手段を有する請求項1〜5の何れか一項に記載の
    コンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記コンピュータシステムには、前記共
    同作業毎のセッションを制御する手段をさらに備え、 前記セッション制御手段には、前記セッションを識別す
    るセッション識別コードと、前記セッションに参加する
    ユーザを識別するユーザ識別コードと、前記ユーザの使
    用する前記ユーザシステムのノード識別コードとが記録
    されたセッション管理テーブルを有し、 前記セッション制御手段は、前記セッション管理テーブ
    ルを参照し、前記ユーザから送付されたデータに含まれ
    るユーザ識別コードが登録されたすべてのセッションに
    ついて、そのセッションに参加する他のユーザシステム
    に前記データを送付する請求項1〜6の何れか一項に記
    載のコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 複数のユーザシステムが接続されたコン
    ピュータシステムまたは複数のユーザシステムがコンピ
    ュータネットワークを介して接続されたコンピュータシ
    ステムを用いた共同作業により生成されたオブジェクト
    の識別方法であって、 前記ユーザシステムが他のユーザシステムから受信した
    共同作業データに含まれるオブジェクトデータを前記他
    のユーザシステム毎のノード識別コードに関連付けてオ
    ブジェクト管理テーブルに記憶し、前記オブジェクトを
    前記ユーザシステムの画面に表示するステップと、 前記画面に表示されている前記オブジェクトが選択され
    た時に、前記オブジェクト管理テーブルを参照して前記
    ノード識別コードを取得するステップと、 前記取得されたノード識別コードに関連付けられたオー
    ナ識別子を前記ユーザシステムのユーザ管理テーブルを
    参照して取得するステップと、 前記オーナ識別子を、前記選択されたオブジェクトの始
    点、終点その他前記オブジェクトを構成する点に重ねて
    前記画面に表示するステップと、 を含む共同作業オブジェクトの識別方法。
  9. 【請求項9】 複数のユーザシステムが接続されたコン
    ピュータシステムまたは複数のユーザシステムがコンピ
    ュータネットワークを介して接続されたコンピュータシ
    ステムを用いた共同作業により生成されたオブジェクト
    の識別方法であって、 前記ユーザシステムが他のユーザシステムから受信した
    共同作業データに含まれるオブジェクトデータを前記他
    のユーザシステム毎のノード識別コードに関連付けてオ
    ブジェクト管理テーブルに記憶し、前記オブジェクトを
    前記ユーザシステムの画面に表示するステップと、 前記共同作業に参加するオーナのうち何れかのオーナを
    選択したときに、前記選択されたオーナのユーザシステ
    ムに与えられたノード識別コードを前記ユーザシステム
    のユーザ管理テーブルを参照して取得するステップと、 前記取得されたノード識別コードに関連付けられたオブ
    ジェクトを前記オブジェクト管理テーブルを参照して取
    得するステップと、 前記取得されたオブジェクトの全てを他のオブジェクト
    と識別して前記画面に表示するステップと、 を含む共同作業オブジェクトの識別方法。
  10. 【請求項10】 前記取得されたオブジェクトの前記画
    面への識別表示は、前記選択されたオーナに関連付けら
    れているオーナ識別子を前記オブジェクトの始点、終点
    その他前記オブジェクトを構成する点に重ねて表示する
    請求項9記載の共同作業オブジェクトの識別方法。
  11. 【請求項11】 前記取得されたオブジェクトに対し
    て、複写、移動、消去その他の編集操作を行うステップ
    をさらに有する請求項9または10記載の共同作業オブ
    ジェクトの識別方法。
  12. 【請求項12】 前記ユーザ管理テーブルには、前記ノ
    ード識別コードに関連付けられたセキュリティレベル情
    報がさらに記録され、前記編集操作が前記セキュリティ
    レベル情報に適合した範囲で許可される請求項11記載
    の共同作業オブジェクトの識別方法。
  13. 【請求項13】 前記共同作業オブジェクトの識別方法
    であって、さらに、前記複数のユーザシステムのうちの
    何れかのユーザシステムが共同作業を開始する時に、そ
    のノード識別コードおよびオーナ識別子を含むユーザ情
    報を他のユーザシステムに送信するステップと、 前記ユーザ情報を受信した他のユーザシステムが、前記
    ユーザ情報を各々のユーザ管理テーブルに記憶するステ
    ップと、 を有する請求項8〜12の何れか一項に記載の共同作業
    オブジェクトの識別方法。
  14. 【請求項14】 前記画面に表示されるオーナ識別子ま
    たは前記取得されたオブジェクトとそれ以外のオブジェ
    クトとの識別表示は、タイマー操作により消去または解
    消される請求項8〜13の何れか一項に記載の共同作業
    オブジェクトの識別方法。
  15. 【請求項15】 複数のユーザシステムが接続されたコ
    ンピュータシステムまたは複数のユーザシステムがコン
    ピュータネットワークを介して接続されたコンピュータ
    システムを制御するプログラムコードが記録されたコン
    ピュータ可読な記憶媒体であって、前記プログラムコー
    ドには、 前記ユーザシステムが他のユーザシステムから受信した
    共同作業データに含まれるオブジェクトデータを前記他
    のユーザシステム毎のノード識別コードに関連付けてオ
    ブジェクト管理テーブルに記憶し、前記オブジェクトを
    前記ユーザシステムの画面に表示するプログラムコード
    と、 前記画面に表示されている前記オブジェクトが選択され
    た時に、前記オブジェクト管理テーブルを参照して前記
    ノード識別コードを取得するプログラムコードと、 前記取得されたノード識別コードに関連付けられたオー
    ナ識別子を前記ユーザシステムのユーザ管理テーブルを
    参照して取得するプログラムコードと、 前記オーナ識別子を、前記選択されたオブジェクトの始
    点、終点その他前記オブジェクトを構成する点に重ねて
    前記画面に表示するプログラムコードと、 を含む記憶媒体。
  16. 【請求項16】 複数のユーザシステムが接続されたコ
    ンピュータシステムまたは複数のユーザシステムがコン
    ピュータネットワークを介して接続されたコンピュータ
    システムを制御するプログラムコードが記録されたコン
    ピュータ可読な記憶媒体であって、前記プログラムコー
    ドには、 前記ユーザシステムが他のユーザシステムから受信した
    共同作業データに含まれるオブジェクトデータを前記他
    のユーザシステム毎のノード識別コードに関連付けてオ
    ブジェクト管理テーブルに記憶し、前記オブジェクトを
    前記ユーザシステムの画面に表示するプログラムコード
    と、 前記共同作業に参加するオーナのうち何れかのオーナを
    選択したときに、前記選択されたオーナのユーザシステ
    ムに与えられたノード識別コードを前記ユーザシステム
    のユーザ管理テーブルを参照して取得するプログラムコ
    ードと、 前記取得されたノード識別コードに関連付けられたオブ
    ジェクトを前記オブジェクト管理テーブルを参照して取
    得するプログラムコードと、 前記取得されたオブジェクトの全てを他のオブジェクト
    と識別して前記画面に表示するプログラムコードと、 を含む記憶媒体。
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