JPH08307842A - 電子会議システム - Google Patents

電子会議システム

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JPH08307842A
JPH08307842A JP7104922A JP10492295A JPH08307842A JP H08307842 A JPH08307842 A JP H08307842A JP 7104922 A JP7104922 A JP 7104922A JP 10492295 A JP10492295 A JP 10492295A JP H08307842 A JPH08307842 A JP H08307842A
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JP
Japan
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shared
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mark
shared window
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Application number
JP7104922A
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Inventor
Shigeru Fukunaga
茂 福永
Akihiro Fujii
明宏 藤井
Toshihisa Nakai
敏久 中井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子会議システムにおいて、複数の共有ウィ
ンドウに対して所有権を視覚的に明示する。 【構成】 参加者を表すマークや複数の共有ウィンドウ
にそれぞれ対応させたホワイトボードを表示する複数共
有ウィンドウ書き込み権入力表示手段6と、参加者を表
すマークのホワイトボードに対する位置関係から、各ホ
ワイトボード毎に書き込み権の要求あるいは放棄を検出
する複数共有ウィンドウ書き込み権判定手段4と、他の
端末へ書き込み権の要求あるいは放棄を伝達する送信手
段2と、他の端末の書き込み権の要求あるいは放棄を受
ける受信手段3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子会議システムに関
するものであり、端末に表示されるウィンドウに対する
書き込み権に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークの発達と、企業や組
織の分散化が進み、地理的に離れた場所にいる人々が、
それぞれのコンピュータの情報を共有しながら共同作業
を行う、いわゆるCSCW(Computer Suported Cooper
ative Work)の必要性が高まっている。
【0003】このような技術が、「阪田史郎:“分散会
議システム”,テレビジョン誌,45,8,pp.92
6−930(1991)」に開示されている。代表的な
CSCW支援の仕組みが共有ウィンドウである。共有ウ
ィンドウは、複数の端末上に同じ画面を表示して、各端
末から自由に書き込みができるものであり、実際の会議
でのホワイトボードの役目をする。手書きによる文字や
線の入力以外に、文章等のデータを表示したり、編集し
たりできるものもある。
【0004】表示されたデータの内容を参加者間で同一
に保つために、共有ウィンドウにデータを書き込む権利
(消去する権利も含む)を排他的に制御する必要があ
る。従来は、書き込み権の移行に以下に示す4つのモー
ドを用意し、会議の性質や参加人数によって選択できる
ようにしている。すなわち、議長の指名により書き込み
権が移動する議長指名モード、書き込み権保有者が権利
を放棄した時に、書き込み権を要求している人の内、も
っとも早く要求した人に移行する要求順モード、現在の
書き込み権保有者が次の書き込み者を指名できるバトン
モード、全ての人が常に操作できる非制御モードの4つ
のモードが用意されている。
【0005】ここで、非制御モードの場合は、同時に書
き込みできるので、参加者の注意が必要となる。また、
誰がどの文字や線を書き込んでいるかを表すために、そ
れぞれ異なる色で表示することとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子会議システ
ムであると、現在誰が書き込み権を有し、誰が書き込み
権を要求しているかを名前等で表示している。しかし、
文字の表示だけでは、権利の移動を明確に表すことが困
難である。また、書き込み権を複数の人が要求している
場合、現在何人要求しており、誰が何番目なのかがわか
り難い。
【0007】さらに、非制御モードでは、誰が何色を使
用中であるかを常に念頭に入れておく必要がある。ま
た、線や文字を消す時は、誰が消しているかが明示でき
ない。実際の会議では、ホワイトボード上に誰が書いて
いるかは、見ればすぐわかることであり、このようなこ
とに注意を払う必要はない。そこで、電子会議システム
の効果を上げるためには、深く注意しなくても誰が書き
込んでいるかが感覚的にわかる必要がある。
【0008】そこで、共有ウィンドウの他に、書き込み
権所有者や要求者、複数の書き込み者を視覚的に明示し
たウィンドウを画面に表示する方法が提案されている
が、共有ウィンドウが1面の場合にしか対応できないも
のであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、自端末のデータを他の端末に送信し、
他の端末からのデータを自端末に取り込み、前記端末間
で送受されるデータを各端末にて共有ウィンドウに表示
する電子会議システムで、上記共有ウィンドウに対する
データの書き込みまたは消去のための書き込み権を生成
し、自端末の書き込み権の情報を他の端末に送信し、こ
の書き込み権情報を用いて共有ウィンドウへのデータの
書き込みまたは消去を行いながら会議を行う電子会議シ
ステムにおいて、複数の共有ウィンドウを表示し、端末
間で送受されるデータを所望の共有ウィンドウに表示す
る共有データ表示手段と、複数面の共有ウィンドウにそ
れぞれ対応させたマークと、会議参加者を表すマークを
表示する複数共有ウィンドウ書き込み権情報表示手段
と、前記書き込み権情報として、共有ウィンドウに対応
したマークに対する参加者を表すマークの位置情報を得
て、共有ウィンドウに対応したマークに対する参加者を
表すマークの重なりから、書き込み権の有無を判断する
複数共有ウィンドウ書き込み権判定手段とを備えたもの
である。
【0010】
【作用】上述した構成を有する本発明は、画面上に複数
面の共有ウィンドウにそれぞれ対応させたマークを表示
し、このマークの所へ参加者を表すマークを移動させる
ことで、書き込み権要求・放棄を行う。自分の端末で自
分に対応した参加者を表すマークを移動すると、この情
報は他の端末に伝達され、他の参加者の端末では該当す
る参加者に対応するマークが移動する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の電子会議システムに用いられ
る端末のブロック図である。以下に、第1の実施例にお
ける電子会議システムを説明する。図1において、共有
データ制御手段1は、自分の権利情報に従って入力され
たデータを送信手段2に選択的に送る手段である。
【0012】この送信手段2は、どの共有ウィンドウの
データであるかを記したヘッダを付加して共有データと
権利・位置情報をサーバに送信する手段である。受信手
段3は、サーバから共有データと権利・位置情報を受け
取り、権利・位置情報を複数共有ウィンドウ書き込み権
利判定手段4に、共有データを共有データ表示手段5に
送る手段である。
【0013】この複数共有ウィンドウ書き込み権判定手
段4は、サーバから得た権利・位置情報より、複数の共
有ウィンドウに対して書き込み権利の有無を判定する。
また、前記共有データ表示手段5は、共有データの文字
や線をヘッダを基に分類し、それぞれ所望の共有ウィン
ドウ上に表示する手段であり、縮小表示(簡易表示)用
の共有データを複数共有ウィンドウ書き込み権入力表示
手段6に送る。
【0014】この複数共有ウィンドウ書き込み権入力表
示手段6は、複数共有ウィンドウの書き込み権等の操作
ウィンドウを表示する。参加者全員が仮想的なひとつの
場所(会議室)に集まっているものとして表示し、複数
共有ウィンドウ書き込み権情報の入力および表示をする
手段である。まず、使用者から入力される位置データを
前記複数共有ウィンドウ書き込み権判定手段4に送り、
該複数共有ウィンドウ書き込み権判定手段4から他の参
加者の位置データを受け取る。さらに、位置データを基
に各参加者を仮想の会議室上に表示する。
【0015】図2は電子会議システムの全体ブロック図
で、図1で説明した端末7がサーバ8に接続されるもの
で、サーバ8には複数の端末7(7a〜7d)が接続さ
れる。各端末7a〜7dは、1つのサーバ8との間で共
有データや書き込み権の情報を送受信する。そして、サ
ーバ8は、書き込み権の所有端末や各端末7a〜7dか
らの書き込み権の要求、放棄情報を管理し、権利の移動
制御を行う。また、共有データを各端末7a〜7dに送
信する。
【0016】図3はサーバのブロック図で、受信手段9
は各端末7a〜7dからの共有データや権利情報を受信
し、共有データは配送手段10、権利情報は書き込み権
制御手段11に送る。配送手段10は、共有データや権
利情報を各端末7に送る。書き込み権制御手段11は、
各端末からの権利要求や放棄の情報を受け取り、権利所
有端末や要求順序の管理を行い、制御モードに従って権
利の移動を行う。さらに、移動後の権利情報を配送手段
10へ送る。
【0017】図4は本発明の操作ウィンドウの一例を表
す説明図である。端末に設けられるディスプレイ上を仮
想の会議室として、A,B,C,Dの4人の参加者がテ
ーブルの周りに位置しているような表示を行う。なお、
この例では円に記号で各参加者を表しているが、形状は
矩形でもよく、各参加者の名前や似顔絵、顔画像を会議
室上に表示することでも実現できる。
【0018】また、テーブルの向こうにホワイトボード
が置いてあるような表示を行い、参加者とホワイトボー
ドとの位置関係で書き込み権の入力・表示を行う。ここ
で、本発明では、ホワイトボードを分割して表示するも
ので、分割されたホワイトボードはそれぞれ別々の共有
ウィンドウに対応する。図4は4分割した例であり、4
つまでの共有ウィンドウを制御でき、使用する共有ウィ
ンドウの数が多い場合は、多く分割すればよい。
【0019】図5は本発明のホワイトボードの他の分割
例を表す説明図で、1方向に帯状に分割して表示しても
よい。また、ホワイトボード上には、共有ウィンドウの
画面(共有データ)を縮小または簡略化して表示しても
よい。図6は共有ウィンドウに名前をつけた例を表す説
明図で、それぞれ対応する共有ウィンドウの名前を表示
してもよい。この場合、名前が表示されていないホワイ
トボードは、対応する共有ウィンドウが動作していない
ことを表すようにしてもよい。
【0020】また、対応する共有ウィンドウが動作中の
ホワイトボードは、それぞれ異なる色で表示しても良
い。図7は共有ウィンドウに色を付けた例を表す説明図
で、枠部分のみを色付けしても良く、共有ウィンドウの
名前を同時に表示することも可能である。図1で説明し
た複数共有ウィンドウ書き込み権判定手段4は、各参加
者とホワイトボード等との位置関係から、複数共有ウィ
ンドウ書き込み権を判定する手段である。複数共有ウィ
ンドウ書き込み権入力表示手段6から自分の位置情報を
受け、権利の要求や放棄を行っているかどうか判定す
る。これは、各参加者の位置がホワイトボードに重なっ
ているかどうか、また、ホワイトボードをマウス等の入
力装置によりクリックしたかどうかで判定する。この場
合、分割されたホワイウトボードでそれぞれ判定する。
権利の要求や放棄を行っている場合は、自分の位置情報
とともに自分の権利情報を共有データ制御手段1と送信
手段2に送る。送信手段2から他の参加者の端末に自分
の位置情報とともに自分の権利情報が送られ、他の端末
で権利の有無を位置情報として表示される。また、受信
手段3から他の参加者の位置情報や権利情報を受け取
り、複数共有ウィンドウ書き込み権入力表示手段13へ
送り、他の参加者の表示を行うものである。
【0021】上記構成によると、複数の共有ウィンドウ
の書き込み権の要求や放棄操作は、すべて位置の移動に
より行い、各参加者の位置で、書き込み権の要求や所
有,放棄等を明示する。書き込み権を要求する場合は、
参加者を表すマークを目的の共有ウィンドウに対応した
ホワイトボード上に移動する。図8は書き込み権所有例
を表す説明図で、例えば参加者Aが「editor」
(文章編集ツール等)の書き込み権を要求した例であ
り、前書き込み権所有者がいない場合は、参加者「A」
を表すマークがホワイトボードの「editor」上に
移動して、すぐに書き込み権が参加者Aに移動する。こ
のとき、他の参加者は参加者Aがホワイトボード上に移
動した表示により、参加者Aが書き込み権を要求して獲
得したことを視覚的に認識できる。なお、他の参加者の
場合も同じである。
【0022】また、書き込み権所有者Aはホワイトボー
ドから離れることで、書き込み権が放棄される。図9は
多人数の書き込み権所有例を表す説明図で、多人数の書
き込み権所有を認める共有ウィンドウでは、図9のよう
に、複数の参加者がホワイトボード上の所定の共有ウィ
ンドウに移動することで、それぞれの参加者が書き込み
権を獲得できる。
【0023】また、多人数の書き込み権所有を認めない
排他処理の必要な共有ウィンドウでは、後から移動した
参加者へはすぐに書き込み権は移動せず、前書き込み権
所有者がホワイトボードから離れて書き込み権を放棄し
た時に、権利の移動が行われる。すなわち、複数共有ウ
ィンドウ書き込み権入力表示手段6は、後から移動した
参加者への権利の移動はすぐには行わず、前書き込み権
所有者がホワイトボードから離れて書き込み権を放棄し
た時に、後からの参加者を表すマークを移動して、権利
の移動を行うものである。
【0024】図10は複数共有ウィンドウの書き込み権
所有例を表す説明図で、参加者を表すマークを複数のホ
ワイトボードに重ねる位置に移動させることで、複数の
共有ウィンドウの書き込み権を同時に所有できる。以上
説明したように、第1の実施例では、権利の要求や放
棄、所有や移動が視覚的に表示されるので、特別な注意
を払わなくても誰に書き込み権があるかが一目でわか
り、より円滑な意思疎通を支援することができる。
【0025】また、自分の位置の移動だけで権利の要求
や放棄操作ができるので、より視覚的なインタフェース
が実現でき、議論中の思考を妨げずに操作を行うことが
可能となる。さらに、複数の共有ウィンドウを制御でき
るので、いろいろな会議形態に対応できる。
【0026】次に、第2の実施例における電子会議シス
テムの説明を行う。上述した第1の実施例では、参加者
を表すマークをホワイトボードに重ねることで、書き込
み権を所有するようにしたが、第2の実施例では、参加
者を表すマークに書き込み権を所有したことを表すマー
クを付加して書き込み権を所有することとする。なお、
端末の構造としては、図1で説明したものと同様であ
り、複数共有ウィンドウ書き込み権入力表示手段6に、
書き込み権を所有したことを表すマークを表示する機能
を付加し、複数共有ウィンドウ書き込み権判定手段4
に、書き込み権を所有したことを表すマークの有無で書
き込み権の有無を判定する機能を付加したものである。
【0027】図11はペン表示による書き込み権所有例
を表す説明図で、書き込み権の所有者をより明確に表示
するために、複数共有ウィンドウ書き込み権入力表示手
段6は、書き込み権所有者上に書き込み権を所有したこ
とを表すマークとしてペンの絵等を表示する。この場
合、ホワイトボードの色分けと同じ色でペンを表示した
り、共有ウィンドウ名をペン上に表示して、複数の共有
ウィンドウに対応するペンを区別する。
【0028】また、第1の実施例では、マークの位置移
動だけで書き込み権の操作を行ったが、第2の実施例で
は、複数の共有ウィンドウの書き込み権の要求や放棄操
作は、位置の移動とマウス等の入力装置によるホワイト
ボードへのクリックの2段階操作により行なうようにし
ても良い。この場合は、各参加者の位置とペン表示によ
り、書き込み権の要求や所有,放棄等を明示する。
【0029】書き込み権を要求する場合は、図11で表
すように、所望の共有ウィンドウに対応したホワイトボ
ード上に参加者を表すマーク(ここでは参加者A)を移
動し、さらにマウス等の入力装置によりホワイトボード
をクリックする。これにより、ペンの表示が現れ、書き
込み権が参加者Aに移動する。この第2の実施例では、
第1の実施例のように参加者を表すマークをホワイトボ
ード上に移動しただけでは、書き込み権の移動は起こら
ない。
【0030】また、書き込み権所有者は、ホワイトボー
ドから離れることでは書き込み権を放棄しない。図12
は参加者を表すマークの位置によらない書き込み権所有
例を表す説明図で、第2の実施例では、書き込み権要求
が参加者を表すマークの位置のみに依存しないので、図
12で表すように、他の参加者が書き込み権の要求を行
わない限りどこへ移動しても書き込み権を所有し続ける
ようにしてもよい。この場合は、書き込み権を所有して
いるが、いつでも放棄して良い状態と見なす。また、強
制的に権利を放棄したい時は、再度ホワイトボードをク
リックすると放棄できるようにしても良い。
【0031】図13はペン表示による多人数の書き込み
権所有例を表す説明図で、多人数の書き込み権所有を認
める共有ウィンドウでは、図13のように、同じ色のペ
ンを複数の参加者を表すマークに対応させて表示するこ
とで、それぞれの参加者が書き込み権を所有できる。多
人数の書き込み権所有を認めない排他処理の必要な共有
ウィンドウでは、現所有者がホワイトボードから離れて
いる場合のみ、後から要求した参加者へすぐに書き込み
権が移動する。また、現所有者がホワイトボード上に位
置している場合は、権利の移動は発生しない。これによ
り、現所有者が書き込み権を放棄したくないない場合を
設定できる。この場合は、現所有者がホワイトボードか
ら離れて、権利を放棄してもよい状況になった後に、他
の参加者が権利要求を再度行うことで、権利の移動が行
われる。
【0032】図14はペン表示による複数共有ウィンド
ウの書き込み権所有例を表す説明図で、マウス等の入力
装置により所望の複数のホワイトボードをクリックする
ことで、色の異なるペンが並べて表示され、これによ
り、複数の共有ウィンドウの書き込み権を同時に所有で
きる。以上説明した第2の実施例によれば、ペンの絵等
で書き込み権の所有者を表示するので、視覚的にわかり
易い。
【0033】また、書き込み権の要求を例えば位置移動
とマウスクリックの2段階の操作で行うので、仮想の会
議室表示上を自由に移動することができる。さらに、書
き込み権の要求を2段階の操作で行うので、複数の共有
ウィンドウの書き込み権を獲得する際に、不要な権利ま
で獲得してしまうことがない。また、他参加者が要求を
行うまで書き込み権の放棄をしないので、権利所有中で
も仮想の会議室表示上を自由に移動することができる。
【0034】また、他参加者が要求を行うまで書き込み
権の放棄をしないので、現所有者は権利を持続したいか
放棄しても良いかの意思表示を行うことができる。な
お、第2の実施例では各参加者の位置移動とペン表示に
より、書き込み権の所有状態を表すこととしたが、これ
に限定するものではない。各参加者の色を変えることで
も表示できる。また、ペンだけではなく対応する共有ウ
ィンドウの種類によって絵を変えるようにしてもよい。
例えば、文章編集ツールならペン、作図ツールなら筆、
端末ならキーボードやマウス等のように、対応する共有
ウィンドウを連想できる絵にすると判別しやすい。
【0035】また、多人数の書き込み権所有を認める共
有ウィンドウと多人数の書き込み権所有を認めない排他
処理の必要な共有ウィンドウに分けて説明したが、これ
に限定するものではない。例えば、文章編集ツール等
で、文章の編集は排他処理が必要であるが、文章が表示
されているウィンドウに文字や記号を上書きするのは多
人数の書き込みを認めているツールもある。この場合に
は、編集のみを書き込み権の排他制御し、上書き等は書
き込み権がなくても全員が書き込めるようにしてもよ
い。
【0036】また、第1の実施例および第2の実施例で
は、ホワイトボードに参加者を表すマークが重なること
で書き込み権要求の判定を行ったがこれに限定するもの
ではない。ホワイトボードではなく、ノート等別の絵で
もよく、また、通常の機能ボタンでもよい。また、重な
らなくても、ある閾値より近づいたことを判定基準とし
ても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、画面上
に複数面の共有ウィンドウにそれぞれ対応させたマーク
を表示し、このマークの所へ参加者を表すマークを移動
させることで、書き込み権要求・放棄を行うこととした
ので、複数の共有ウィンドウに対して参加者の誰が所有
権を持ち誰が所有権を持たないかが視覚的に明確にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子会議システムに用いられる端末の
ブロック図である。
【図2】電子会議システムの全体ブロック図である。
【図3】サーバのブロック図である。
【図4】本発明の操作ウィンドウの一例を表す説明図で
ある。
【図5】本発明のホワイトボードの他の分割例を表す説
明図である。
【図6】共有ウィンドウに名前をつけた例を表す説明図
である。
【図7】共有ウィンドウに色を付けた例を表す説明図で
ある。
【図8】書き込み権所有例を表す説明図である。
【図9】多人数の書き込み権所有例を表す説明図であ
る。
【図10】複数共有ウィンドウの書き込み権所有例を表
す説明図である。
【図11】ペン表示による書き込み権所有例を表す説明
図である。
【図12】参加者を表すマークの位置によらない書き込
み権所有例を表す説明図である。
【図13】ペン表示による多人数の書き込み権所有例を
表す説明図である。
【図14】ペン表示による複数共有ウィンドウの書き込
み権所有例を表す説明図である。
【符号の説明】
4 複数共有ウィンドウ書き込み権判定手段 5 共有データ表示手段 6 複数共有ウィンドウ書き込み権入力表示手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自端末のデータを他の端末に送信し、他
    の端末からのデータを自端末に取り込み、前記端末間で
    送受されるデータを各端末にて共有ウィンドウに表示す
    る電子会議システムで、上記共有ウィンドウに対するデ
    ータの書き込みまたは消去のための書き込み権を生成
    し、自端末の書き込み権の情報を他の端末に送信し、こ
    の書き込み権情報を用いて共有ウィンドウへのデータの
    書き込みまたは消去を行いながら会議を行う電子会議シ
    ステムにおいて、 複数の共有ウィンドウを表示し、端末間で送受されるデ
    ータを所望の共有ウィンドウに表示する共有データ表示
    手段と、 前記書き込み権情報を基に複数の共有ウィンドウに対し
    て書き込み権の有無を判断する複数共有ウィンドウ書き
    込み権判定手段と、 前記書き込み権情報を複数の共有ウィンドウの表示に関
    連させて符号または図形情報で可視的に表示する複数共
    有ウィンドウ書き込み権情報表示手段とを備えたことを
    特徴とする電子会議システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子会議システムにおい
    て、 前記複数共有ウィンドウ書き込み権情報表示手段は、 複数面の共有ウィンドウにそれぞれ対応させたマーク
    と、会議参加者を表すマークを表示し、 前記複数共有ウィンドウ書き込み権判定手段は、 前記書き込み権情報として、共有ウィンドウに対応した
    マークに対する参加者を表すマークの位置情報を得て、
    共有ウィンドウに対応したマークに対する参加者を表す
    マークの重なりから、書き込み権の有無を判断すること
    を特徴とする電子会議システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子会議システムにおい
    て、 前記複数共有ウィンドウ書き込み権情報表示手段は、 複数面の共有ウィンドウにそれぞれ対応させたマーク
    と、会議参加者を表すマークを表示と、共有ウィンドウ
    に対する書き込み権要求を表すマークを表示し、 前記複数共有ウィンドウ書き込み権判定手段は、 前記書き込み権情報として、共有ウィンドウに対応した
    マークに対する参加者を表すマークの位置情報と共有ウ
    ィンドウに対する書き込み権要求を表すマークの表示有
    無情報を得て、共有ウィンドウに対応したマークに対す
    る参加者を表すマークの重なりと共有ウィンドウに対す
    る書き込み権要求を表すマークの表示の有無から、書き
    込み権の有無を判断することを特徴とする電子会議シス
    テム。
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